JPH0745065B2 - 巻取り機及び巻戻し機の張力制御方法及び装置 - Google Patents
巻取り機及び巻戻し機の張力制御方法及び装置Info
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- JPH0745065B2 JPH0745065B2 JP63100364A JP10036488A JPH0745065B2 JP H0745065 B2 JPH0745065 B2 JP H0745065B2 JP 63100364 A JP63100364 A JP 63100364A JP 10036488 A JP10036488 A JP 10036488A JP H0745065 B2 JPH0745065 B2 JP H0745065B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ストリップ等の被巻取り物の巻取り及び巻戻
しに用いられる機器の張力制御方法及び装置に関するも
のである。
しに用いられる機器の張力制御方法及び装置に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、ストリップ等の巻取り機用直流電動機は、特開昭
60−199524号公報等に示すように、巻取るストリップの
張力が一定となるように制御がなされている。
60−199524号公報等に示すように、巻取るストリップの
張力が一定となるように制御がなされている。
ストリップの張力Fは、電動機のトルクTとすると、 F=g・T/(D/2) ……(1) 但し、 g:電動機と巻取り機との間の減速機のギア比 D:ストリップが巻かれたコイルの径 トルクTは、 T=KφI ……(2) 但し、 K :定数 φ:界磁磁束 I :電機子電流 また、電動機の逆起電圧Eは、 E=V−IR ……(3) =kφN =kφ(v/(πD・g)) =k′(φ/D)・v ……(4) 但し、 N:電動機回転数 R:電機子抵抗 k,k′:定数 v:ストリップ巻取り速度 (1)式により、張力Fを一定するとトルクはコイルの
径Dに比例させればよく、トルクTは(2)式によりφ
・Iに比例し、(4)式により逆起電圧Eをストリップ
巻取り速度vに比例させることとすると、界磁磁束φが
コイルの径Dに比例して増大するから、結局、電機子電
流Iを一定にして界磁磁束φをコイルの径Dに比例させ
る制御を行う。この制御方法では、コイルの径Dの増加
に対してトルクT,張力F,電機子電流I,界磁磁束φ,逆起
電圧E及び巻取速度vの変化は特開昭59−186862号公報
(第1図)を参考にして示すと、第1図の破線のように
なる。横軸はコイルの径Dを示し、Doは巻取り開始時の
径,Dendは巻取り終了時の径である。張力Fは、従来技
術では巻取り開始後から巻取り終了手前まで一定であ
る。そのため、トルクTは(1)式によりコイルの径D
の増加に比例して増加する。界磁磁束φはコイルの径D
に比例して増加するので、(2)式より電機子電流Iは
一定となる。逆起電圧Eは通常定格電圧近傍で一定に制
御される。そして、界磁磁束φとコイルの径Dとの比
は、界磁磁束φがコイルの径Dに比例するので一定値と
なるため、巻取り速度は(4)式により一定となる。
径Dに比例させればよく、トルクTは(2)式によりφ
・Iに比例し、(4)式により逆起電圧Eをストリップ
巻取り速度vに比例させることとすると、界磁磁束φが
コイルの径Dに比例して増大するから、結局、電機子電
流Iを一定にして界磁磁束φをコイルの径Dに比例させ
る制御を行う。この制御方法では、コイルの径Dの増加
に対してトルクT,張力F,電機子電流I,界磁磁束φ,逆起
電圧E及び巻取速度vの変化は特開昭59−186862号公報
(第1図)を参考にして示すと、第1図の破線のように
なる。横軸はコイルの径Dを示し、Doは巻取り開始時の
径,Dendは巻取り終了時の径である。張力Fは、従来技
術では巻取り開始後から巻取り終了手前まで一定であ
る。そのため、トルクTは(1)式によりコイルの径D
の増加に比例して増加する。界磁磁束φはコイルの径D
に比例して増加するので、(2)式より電機子電流Iは
一定となる。逆起電圧Eは通常定格電圧近傍で一定に制
御される。そして、界磁磁束φとコイルの径Dとの比
は、界磁磁束φがコイルの径Dに比例するので一定値と
なるため、巻取り速度は(4)式により一定となる。
一方、従来技術(特開昭59−186862号公報,第2図)の
装置としては、第3図に示すように、巻取り機駆動用の
直流電動機1は電機子電流を設定する電機子電流指令部
2,電機子電流制御部3及び界磁磁束制御部4とを有して
いる。電機子電流指令部2はポテンシオメータであり、
張力Fが一定になるように電機子電流Iの指令値を電機
子電流制御部3に送る。電機子電流制御部3では電流検
出用抵抗5より電機子電流Iがフィードバック信号とし
て加算器6へ入力され、電機子電流指令部2からの指令
電流値との差分が解消されるように自動電流調整機7で
電機子電流Iを制御する。8は電機子電流供給のための
電源回路である。
装置としては、第3図に示すように、巻取り機駆動用の
直流電動機1は電機子電流を設定する電機子電流指令部
2,電機子電流制御部3及び界磁磁束制御部4とを有して
いる。電機子電流指令部2はポテンシオメータであり、
張力Fが一定になるように電機子電流Iの指令値を電機
子電流制御部3に送る。電機子電流制御部3では電流検
出用抵抗5より電機子電流Iがフィードバック信号とし
て加算器6へ入力され、電機子電流指令部2からの指令
電流値との差分が解消されるように自動電流調整機7で
電機子電流Iを制御する。8は電機子電流供給のための
電源回路である。
加算器9において、直流電動機1の端子電圧Vから電機
子電流Iと電機子抵抗Rとの積を減じて逆起電圧Eを算
出する。加算器9は、さらに巻取り速度vに関連して定
まる分圧器10の出力とから得られる電機子電流補正部1
7′の出力と逆起電圧Eとの差を算出して、これを速度
制御のための信号として積分増幅回路12へ入力する。
尚、11はストリップの巻取り速度検出用のタコジェネレ
ータ等の回路であり、巻取り速度vの信号を分圧器10に
与えている。界磁磁束制御部4において、積分増幅回路
12から加算器13に対しては界磁制御のための信号が与え
られる。この加算器13には界磁巻線14に流れている電流
を検出して、界磁磁束φをフィードバック信号として取
入れ、両入力の差分を増幅して界磁電流制御回路15へ与
えるようにしている。
子電流Iと電機子抵抗Rとの積を減じて逆起電圧Eを算
出する。加算器9は、さらに巻取り速度vに関連して定
まる分圧器10の出力とから得られる電機子電流補正部1
7′の出力と逆起電圧Eとの差を算出して、これを速度
制御のための信号として積分増幅回路12へ入力する。
尚、11はストリップの巻取り速度検出用のタコジェネレ
ータ等の回路であり、巻取り速度vの信号を分圧器10に
与えている。界磁磁束制御部4において、積分増幅回路
12から加算器13に対しては界磁制御のための信号が与え
られる。この加算器13には界磁巻線14に流れている電流
を検出して、界磁磁束φをフィードバック信号として取
入れ、両入力の差分を増幅して界磁電流制御回路15へ与
えるようにしている。
上記のような従来技術での装置としては、被巻取り物の
張力を一定にして電機子電流I,界磁磁束φを制御しなが
ら巻取り速度vを決定するものに付け加えて、厚物・硬
質材対象の接点16a,中間材対象の接点16b及び薄物・軟
質材対象の接点16cを設けている点にある。
張力を一定にして電機子電流I,界磁磁束φを制御しなが
ら巻取り速度vを決定するものに付け加えて、厚物・硬
質材対象の接点16a,中間材対象の接点16b及び薄物・軟
質材対象の接点16cを設けている点にある。
即ち、特開昭59−186862号公報に記載された技術は、同
公報2頁4欄の記載から明らかなように張力を一定にす
る装置で、逆起電圧Eとストリップの巻取り速度vとの
比を変更するために、界磁磁束φを高めるべく界磁電流
を変更する接点16a,16b,16cに特徴がある。しかも手法
としては、厚物・硬質材においては、薄物・軟質材に比
べて逆起電圧Eを1/2にし、張力Fを2倍にして電動機
効率を高めるところにポイントをおいている。
公報2頁4欄の記載から明らかなように張力を一定にす
る装置で、逆起電圧Eとストリップの巻取り速度vとの
比を変更するために、界磁磁束φを高めるべく界磁電流
を変更する接点16a,16b,16cに特徴がある。しかも手法
としては、厚物・硬質材においては、薄物・軟質材に比
べて逆起電圧Eを1/2にし、張力Fを2倍にして電動機
効率を高めるところにポイントをおいている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように従来技術による巻取り機の張力制御方法
は、ストリップの張力Fを一定にして制御するという方
法を用いているため、逆起電圧Eが定格逆起電圧に達す
ると巻取り速度vを一定にし、界磁磁束φはコイルの径
Dに比例して制御する。従って、(1)式より張力Fを
一定とするとトルクTはコイルの径Dに比例し、(2)
式より界磁磁束φはコイルの径Dに比例するので電機子
電流Iは一定となる。通常、電機子電流Iは上記のよう
にストリップの張力Fを一定に制御すると、巻取り終了
前までは一定値制御のため定格電機子電流Ioよりもかな
り小さい。従って、巻取り機の処理能力を上げるため
に、直流電動機を定格電機子電流Ioで電流を流すことに
よって、巻取り速度を増加しようとしても、従来技術の
ようにストリップの張力を一定にして制御する手法では
不可能である。
は、ストリップの張力Fを一定にして制御するという方
法を用いているため、逆起電圧Eが定格逆起電圧に達す
ると巻取り速度vを一定にし、界磁磁束φはコイルの径
Dに比例して制御する。従って、(1)式より張力Fを
一定とするとトルクTはコイルの径Dに比例し、(2)
式より界磁磁束φはコイルの径Dに比例するので電機子
電流Iは一定となる。通常、電機子電流Iは上記のよう
にストリップの張力Fを一定に制御すると、巻取り終了
前までは一定値制御のため定格電機子電流Ioよりもかな
り小さい。従って、巻取り機の処理能力を上げるため
に、直流電動機を定格電機子電流Ioで電流を流すことに
よって、巻取り速度を増加しようとしても、従来技術の
ようにストリップの張力を一定にして制御する手法では
不可能である。
一方、従来技術による巻取り機の張力制御装置はストリ
ップの張力Fを一定とするために、第3図に示すように
電機子電流指令部2,電機子電流制御部3及び界磁磁束制
御部4を有している。従来技術である特開昭59−186862
号公報の記載では、第3図で接点16a,16b,16cを設けて
逆起電圧Eと巻取り速度vの比を三段階に分けることに
しているが、張力Fを一定にする装置構成なので、逆起
電圧Eと巻取り速度vとの比を三段階のうち1つに決め
た後は、張力一定制御で界磁磁束φはコイルの径Dに比
例する。界磁磁束φをコイルの径Dに単に比例制御させ
る機構では、電機子電流Iを定格電機子電流Ioまで増加
させて、巻取り機の処理能力即ち巻取り速度vを向上さ
せることはできないという問題がある。
ップの張力Fを一定とするために、第3図に示すように
電機子電流指令部2,電機子電流制御部3及び界磁磁束制
御部4を有している。従来技術である特開昭59−186862
号公報の記載では、第3図で接点16a,16b,16cを設けて
逆起電圧Eと巻取り速度vの比を三段階に分けることに
しているが、張力Fを一定にする装置構成なので、逆起
電圧Eと巻取り速度vとの比を三段階のうち1つに決め
た後は、張力一定制御で界磁磁束φはコイルの径Dに比
例する。界磁磁束φをコイルの径Dに単に比例制御させ
る機構では、電機子電流Iを定格電機子電流Ioまで増加
させて、巻取り機の処理能力即ち巻取り速度vを向上さ
せることはできないという問題がある。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、巻取り機用直流電動機の電機子電流を定格電機
子電流まで上げることを可能にすることによって、巻取
り機及び巻戻し機速度の増加を可能にし、巻取り機及び
巻戻し機の処理能力を向上させることのできる巻取機及
び巻戻し機の張力制御方法及び装置を提供することを目
的とする。
もので、巻取り機用直流電動機の電機子電流を定格電機
子電流まで上げることを可能にすることによって、巻取
り機及び巻戻し機速度の増加を可能にし、巻取り機及び
巻戻し機の処理能力を向上させることのできる巻取機及
び巻戻し機の張力制御方法及び装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、巻取り機または巻戻し機を駆動する直流電
動機の逆起電圧が定格逆起電圧で一定に制御される巻取
り機及び巻戻し機の張力制御方法において、電機子電流
は定格電機子電流近傍まで増加させ界磁磁束を一定とし
ながら、被巻取り物の巻取り速度または巻戻し速度は電
動機の定格巻取り速度または定格巻戻し速度を越えて、
巻取速度または巻戻し速度の最大速度まで増加し、電機
子電流は定格電機子電流近傍になった以降は一定値近傍
に制御させ、界磁磁束を被巻取り物の径に比例させなが
ら、被巻取り物の巻取り速度は上記の巻取り速度または
巻戻し速度の最大速度を一定に制御する方法及びその装
置である。
動機の逆起電圧が定格逆起電圧で一定に制御される巻取
り機及び巻戻し機の張力制御方法において、電機子電流
は定格電機子電流近傍まで増加させ界磁磁束を一定とし
ながら、被巻取り物の巻取り速度または巻戻し速度は電
動機の定格巻取り速度または定格巻戻し速度を越えて、
巻取速度または巻戻し速度の最大速度まで増加し、電機
子電流は定格電機子電流近傍になった以降は一定値近傍
に制御させ、界磁磁束を被巻取り物の径に比例させなが
ら、被巻取り物の巻取り速度は上記の巻取り速度または
巻戻し速度の最大速度を一定に制御する方法及びその装
置である。
[作用] この発明によれば、電機子電流を定格電機子電流近傍ま
で増加させることができるので、巻取り機及び巻戻し機
の速度を増加させることにより処理能力の向上を図るこ
とができる。
で増加させることができるので、巻取り機及び巻戻し機
の速度を増加させることにより処理能力の向上を図るこ
とができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて説明する。
第1図(イ)〜(ヘ)は本発明による張力制御方法を示
す特性曲線図であり、横軸にコイルの径Dを示し、縦軸
は各々電機子電流I(第1図(イ)),巻取り速度v
(第1図(ロ)),界磁磁束φ(第1図(ハ)),逆起
電圧E(第1図(ニ)),張力F(第1図(ホ))及び
トルクT(第1図(ヘ))を示す。尚、実線は本発明を
示し、点線は従来技術のものである。
す特性曲線図であり、横軸にコイルの径Dを示し、縦軸
は各々電機子電流I(第1図(イ)),巻取り速度v
(第1図(ロ)),界磁磁束φ(第1図(ハ)),逆起
電圧E(第1図(ニ)),張力F(第1図(ホ))及び
トルクT(第1図(ヘ))を示す。尚、実線は本発明を
示し、点線は従来技術のものである。
本発明による巻取り機の張力制御方法の特徴は第1図に
示すように、電機子電流Iを定格電機子電流Io近傍まで
増加させ、それ以降一定に制御する点にある。界磁磁束
φは電機子電流Iを定格電機子電流Io近傍まで増加する
際、一定値とし、それ以降はコイルの径Dに比例させて
制御させる。逆起電圧Eは定格逆起電圧Eoのまま一定に
制御すると、(4)式により巻取り速度vは界磁磁束φ
が一定の領域ではコイルの径Dに比例して巻取りの最大
速度Voverまで増加し、界磁磁束φがコイルの径Dに比
例する領域では巻取り速度vは巻取りの最大速度Vover
のまま一定に制御される。
示すように、電機子電流Iを定格電機子電流Io近傍まで
増加させ、それ以降一定に制御する点にある。界磁磁束
φは電機子電流Iを定格電機子電流Io近傍まで増加する
際、一定値とし、それ以降はコイルの径Dに比例させて
制御させる。逆起電圧Eは定格逆起電圧Eoのまま一定に
制御すると、(4)式により巻取り速度vは界磁磁束φ
が一定の領域ではコイルの径Dに比例して巻取りの最大
速度Voverまで増加し、界磁磁束φがコイルの径Dに比
例する領域では巻取り速度vは巻取りの最大速度Vover
のまま一定に制御される。
電機子電流Iは、本発明により定格電機子電流Ioで電流
を流すことが可能となり、その結果、巻取り速度vは定
格逆起電圧に達しても増加し、巻取り機の処理能力を高
めることが可能である。
を流すことが可能となり、その結果、巻取り速度vは定
格逆起電圧に達しても増加し、巻取り機の処理能力を高
めることが可能である。
一方、本発明による巻取り機の張力制御装置を第2図で
示す。直流電動機1を制御する電機子電流指令部2,電機
子電流制御部3及び電機子電流制御部4は従来技術のも
の(第3図のもの)と全く同じである。本発明の装置
は、電機子電流指令部2と電機子電流制御部3との間に
電機子電流補正部17を設けている。この電機子電流補正
部17は電機子電流補正係数テーブル部18からの信号と乗
算器19とからなり、電機子電流指令部2で設定された電
機子電流Iaに至った際、電機子電流は電機子電流補正係
数テーブル部18によって定格電機子電流Io近傍まで増加
させ、定格電機子電流Io近傍に至った以降は一定とす
る。
示す。直流電動機1を制御する電機子電流指令部2,電機
子電流制御部3及び電機子電流制御部4は従来技術のも
の(第3図のもの)と全く同じである。本発明の装置
は、電機子電流指令部2と電機子電流制御部3との間に
電機子電流補正部17を設けている。この電機子電流補正
部17は電機子電流補正係数テーブル部18からの信号と乗
算器19とからなり、電機子電流指令部2で設定された電
機子電流Iaに至った際、電機子電流は電機子電流補正係
数テーブル部18によって定格電機子電流Io近傍まで増加
させ、定格電機子電流Io近傍に至った以降は一定とす
る。
また、ストリップ巻取り速度制御部20は界磁磁束φとス
トリップが巻取られたコイルの径に関する検出器21から
得られるコイルの径Dと、逆起電圧Eとから(4)式に
よりストリップ巻取り速度vを演算し、その値とストリ
ップの巻取り速度検出器11での実績巻取り速度との差を
なくすように制御を行う。逆起電圧一定制御部22は、ス
トリップ巻取り速度制御部20での界磁磁束φ,巻取り速
度v及びコイルの径Dをもとにして逆起電圧Eを定格逆
起電圧のもとで一定に制御し、かつ界磁磁束制御部4に
対して界磁磁束の指令値を与える。
トリップが巻取られたコイルの径に関する検出器21から
得られるコイルの径Dと、逆起電圧Eとから(4)式に
よりストリップ巻取り速度vを演算し、その値とストリ
ップの巻取り速度検出器11での実績巻取り速度との差を
なくすように制御を行う。逆起電圧一定制御部22は、ス
トリップ巻取り速度制御部20での界磁磁束φ,巻取り速
度v及びコイルの径Dをもとにして逆起電圧Eを定格逆
起電圧のもとで一定に制御し、かつ界磁磁束制御部4に
対して界磁磁束の指令値を与える。
このようにして、本発明の装置は従来技術の装置に対し
て電機子電流補正部17,界磁磁束演算部,ストリップ巻
取り速度制御部20及び逆起電圧一定制御部22を設けるこ
とによって、逆起電圧Eを定格逆起電圧に一定にしなが
ら電機子電流Iを定格電機子電流Ioまで増大させ、界磁
磁束φを制御しながら巻取り速度vをVoverまで増大す
ることが可能である。
て電機子電流補正部17,界磁磁束演算部,ストリップ巻
取り速度制御部20及び逆起電圧一定制御部22を設けるこ
とによって、逆起電圧Eを定格逆起電圧に一定にしなが
ら電機子電流Iを定格電機子電流Ioまで増大させ、界磁
磁束φを制御しながら巻取り速度vをVoverまで増大す
ることが可能である。
この発明の実施例によると、巻取り機仕様が、 直流電動機:400kW,440V,909A 界磁電流:Iφ=8〜40A 回転数:N=400〜1600rpm であるとすると、従来技術のように張力一定制御を行う
と張力3060kgで巻取り速度は800m/minとなる。
と張力3060kgで巻取り速度は800m/minとなる。
本発明で、トルク一定制御とし電機子電流を定格電機子
電流まで上げることが可能となるので、張力は2448kg
で、巻取り速度は1000m/minとなり、従来技術に比べて2
5%増加することが可能となり、巻取り機の処理能力も
ほぼ25%増加する。
電流まで上げることが可能となるので、張力は2448kg
で、巻取り速度は1000m/minとなり、従来技術に比べて2
5%増加することが可能となり、巻取り機の処理能力も
ほぼ25%増加する。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明の巻取り機及び巻戻し機
の張力制御方法及び装置は電機子電流を定格電機子電流
まで上げることが可能となるので、従来に比較して増加
することができるので巻取り機の処理能力も増加すると
いう効果がある。
の張力制御方法及び装置は電機子電流を定格電機子電流
まで上げることが可能となるので、従来に比較して増加
することができるので巻取り機の処理能力も増加すると
いう効果がある。
第1図は本発明による張力制御方法を示す特性曲線図、
第2図は本発明による張力制御装置の概略を示す回路
図、第3図は従来技術の張力制御装置の概略を示す回路
図である。 図中. 1:直流電動機 2:電機子電流指令部 3:電機子電流制御部 4:界磁磁束制御部 5:電流検出用抵抗 6,9,13:加算器 7:自動電流調整器 8:電源回路 10:分圧器 11:タコジェネレータ 12:積分増幅回路 14:界磁巻線 15:界磁電流制御回路 16:接点 17:電機子電流補正部 18:電機子電流補正係数テーブル部 19:乗算器 20:ストリップ巻取り速度制御部 21:コイルの径検出器 22:逆起電圧一定制御部
第2図は本発明による張力制御装置の概略を示す回路
図、第3図は従来技術の張力制御装置の概略を示す回路
図である。 図中. 1:直流電動機 2:電機子電流指令部 3:電機子電流制御部 4:界磁磁束制御部 5:電流検出用抵抗 6,9,13:加算器 7:自動電流調整器 8:電源回路 10:分圧器 11:タコジェネレータ 12:積分増幅回路 14:界磁巻線 15:界磁電流制御回路 16:接点 17:電機子電流補正部 18:電機子電流補正係数テーブル部 19:乗算器 20:ストリップ巻取り速度制御部 21:コイルの径検出器 22:逆起電圧一定制御部
Claims (2)
- 【請求項1】巻取り機または巻戻し機を駆動する直流電
動機の逆起電圧が定格逆起電圧で一定に制御される巻取
り機及び巻戻し機の張力制御方法において、コイル径の
変化に応じて、巻取り速度または巻戻し速度を変化さ
せ、電機子電流は定格電機子電流近傍まで増加させ界磁
磁束を一定としながら、被巻取り物の巻取り速度または
巻戻し速度は電動機の定格巻取り速度または定格巻戻し
速度を越えて、巻取り速度または巻戻し速度の最大速度
まで増加し、電機子電流は定格電機子電流近傍になった
以降は一定値近傍に制御させ、界磁磁束を被巻取り物の
径に比例させながら、被巻取り物の巻取り速度は上記の
巻取り速度または巻戻し速度の最大速度を一定に制御す
ることを特徴とする巻取り機及び巻戻し機の張力制御方
法。 - 【請求項2】張力が一定となるように電機子電流を設定
する電機子電流指令部,電機子電流制御部及び界磁磁束
制御部とを有する直流電動機駆動の巻取り機の張力制御
装置において、上記電機子電流指令部で設定された電機
子電流を指令する際、電機子電流は定格電機子電流近傍
まで増加させ、この定格電機子電流近傍に至った以降は
一定とするような電機子電流補正係数テーブル部と乗算
器とを有する電機子電流補正部を、上記電機子電流指令
部と上記電機子電流制御部との間に設け、逆起電圧,被
巻取り物の径及び前記電機子電流補正部で界磁磁束が一
定値から増加する起点を認識し、かつ界磁磁束が一定値
の領域では巻取り速度または巻戻し速度を被巻取り物の
径に比例して定格巻取り速度または定格巻戻し速度から
越えた巻取り速度または巻戻し速度の最大速度まで増加
させ、さらに界磁磁束が被巻取り物の径の増加に比例す
る領域では巻取り速度または巻戻し速度の最大速度を一
定に制御する速度制御部と、該速度制御部から得られる
巻取り速度または巻戻し速度,被巻取り物の径、及び界
磁磁束から逆起電圧を一定に制御しながら界磁磁束制御
部に界磁磁束の指令値を送る逆起電圧一定制御部とから
なることを特徴とする巻取り機及び巻戻し機の張力制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63100364A JPH0745065B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63100364A JPH0745065B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01273612A JPH01273612A (ja) | 1989-11-01 |
| JPH0745065B2 true JPH0745065B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=14272013
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63100364A Expired - Lifetime JPH0745065B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 巻取り機及び巻戻し機の張力制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745065B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4303721C2 (de) * | 1993-02-09 | 1995-04-27 | Sundwiger Eisen Maschinen | Aufwickelhaspel für Bänder, mit einem insbesondere ein Übersetzungsgetriebe aufweisenden elektromotorischen Antrieb |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59186861A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-23 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 巻取機の張力制御方法 |
| JPS6278094U (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-19 |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP63100364A patent/JPH0745065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01273612A (ja) | 1989-11-01 |
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