JPH0747570Y2 - 建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツト - Google Patents
建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツトInfo
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- JPH0747570Y2 JPH0747570Y2 JP1992072245U JP7224592U JPH0747570Y2 JP H0747570 Y2 JPH0747570 Y2 JP H0747570Y2 JP 1992072245 U JP1992072245 U JP 1992072245U JP 7224592 U JP7224592 U JP 7224592U JP H0747570 Y2 JPH0747570 Y2 JP H0747570Y2
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建物の外壁にアンカーピ
ンを打込むための穿孔用ドリルビツトに関する。
ンを打込むための穿孔用ドリルビツトに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タイル張りやレンガ張りなどの
湿式工事されたモルタル外壁が、その建物のコンクリー
ト躯体から浮き上がったり、或いは剥げ落ちたりするこ
とを防ぐ外壁補修工法では、実開昭60−123415
号や特開昭60−261868号に見られるような中空
のアンカーピンが使用されている。
湿式工事されたモルタル外壁が、その建物のコンクリー
ト躯体から浮き上がったり、或いは剥げ落ちたりするこ
とを防ぐ外壁補修工法では、実開昭60−123415
号や特開昭60−261868号に見られるような中空
のアンカーピンが使用されている。
【0003】そして、そのアンカーピンをモルタル外壁
からコンクリート躯体に向かって穿孔したアンカーピン
打込み孔内へ打込んだ上、そのアンカーピンの中空内部
を通じて、モルタル外壁とコンクリート躯体との相互間
隙に至るまで、エポキン樹脂やポリマーセメントスラリ
ーなどの接着剤を、加圧状態のもとに注入・波及させて
いる。
からコンクリート躯体に向かって穿孔したアンカーピン
打込み孔内へ打込んだ上、そのアンカーピンの中空内部
を通じて、モルタル外壁とコンクリート躯体との相互間
隙に至るまで、エポキン樹脂やポリマーセメントスラリ
ーなどの接着剤を、加圧状態のもとに注入・波及させて
いる。
【0004】その場合、アンカーピンが上記公知品のよ
うに、その全体として単純な中空円筒型であると、注入
時の内圧を受けた接着剤が、アンカーピンのストレート
な外周面に沿って外部へ容易に逆流するほか、同じく注
入時の内圧を受けたモルタル外壁が、コンクリート躯体
から浮き上がるはらみ現象も起生するおそれがあり、そ
のため接着剤の注入圧を昂めることができず、その波及
領域も狭くならざるを得ない結果、コンクリート躯体に
単するモルタル外壁の耐久強度に富む結着力を得ること
ができない。
うに、その全体として単純な中空円筒型であると、注入
時の内圧を受けた接着剤が、アンカーピンのストレート
な外周面に沿って外部へ容易に逆流するほか、同じく注
入時の内圧を受けたモルタル外壁が、コンクリート躯体
から浮き上がるはらみ現象も起生するおそれがあり、そ
のため接着剤の注入圧を昂めることができず、その波及
領域も狭くならざるを得ない結果、コンクリート躯体に
単するモルタル外壁の耐久強度に富む結着力を得ること
ができない。
【0005】そこで、本出願人は特開平2−8462号
の第1〜6図と第15、16図において、所謂段付き形
態の中空アンカーピンを提案した。これによれば、アン
カー本体の基端位置に径大なヘツド部が張り出し形成さ
れているため、そのヘツド部と基準胴面との境界位置を
ストツパー段面として、上記接着剤の逆流現象やモルタ
ル外壁のはらみ現象に対する防止効果を達成することが
できた。
の第1〜6図と第15、16図において、所謂段付き形
態の中空アンカーピンを提案した。これによれば、アン
カー本体の基端位置に径大なヘツド部が張り出し形成さ
れているため、そのヘツド部と基準胴面との境界位置を
ストツパー段面として、上記接着剤の逆流現象やモルタ
ル外壁のはらみ現象に対する防止効果を達成することが
できた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記アンカ
ーピンに対応する段付き形態のアンカーピン打込み孔
は、2種のドリルビツトを用いて穿孔されている現状で
ある。
ーピンに対応する段付き形態のアンカーピン打込み孔
は、2種のドリルビツトを用いて穿孔されている現状で
ある。
【0007】つまり、先づ細いビツトを振動型の電気ド
リルやハンマードリルなどの駆動工具に装着使用して、
そのアンカーピンの全体長さと対応する深さの径小なア
ンカーピン打込み孔を穿孔した後、上記細いビツトを太
いビツトと交換装着して、その径小なアンカーピン打込
み孔の開口縁部に、上記ヘツド部と対応する深さの径大
な段付き孔を造形している。そのため、アンカーピンの
1個当りに2回づつ作業しなければならず、著しく面倒
であって、いたづらに多大の労力と時間を要する。
リルやハンマードリルなどの駆動工具に装着使用して、
そのアンカーピンの全体長さと対応する深さの径小なア
ンカーピン打込み孔を穿孔した後、上記細いビツトを太
いビツトと交換装着して、その径小なアンカーピン打込
み孔の開口縁部に、上記ヘツド部と対応する深さの径大
な段付き孔を造形している。そのため、アンカーピンの
1個当りに2回づつ作業しなければならず、著しく面倒
であって、いたづらに多大の労力と時間を要する。
【0008】又、そのヘツド部と対応する径大な段付き
孔を、太いドリルビツトによって穿孔すると、先に穿孔
された径小なアンカーピン打込み孔との境界位置が、先
細り円錐面として造形されるために、上記アンカーピン
のストツパー段面による接着剤の逆流防止作用や、モル
タル外壁のはらみ防止機能を弱めてしまう結果となる。
孔を、太いドリルビツトによって穿孔すると、先に穿孔
された径小なアンカーピン打込み孔との境界位置が、先
細り円錐面として造形されるために、上記アンカーピン
のストツパー段面による接着剤の逆流防止作用や、モル
タル外壁のはらみ防止機能を弱めてしまう結果となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような課題
の改良を企図しており、そのための構成上胴部の基端位
置から径大なヘツド部が張り出された段付き円筒形態の
アンカーピンを、建物のモルタル外壁からコンクリート
躯体へ打込むための穿孔用ドリルビツトとして、先端切
刃が固着された穿孔作用部と、振動型電気ドリルやハン
マードリルなどの駆動工具に装着されるシヤンク部と、
その穿孔作用部とシヤンク部との中間に介在する切屑排
出部とを備え、上記穿孔作用部の長さをアンカーピンに
おける胴部のそれとほぼ等しく寸法化する一方、上記切
屑排出部の長さをアンカーピンにおけるヘツド部のそれ
よりも長く寸法化し、上記切屑排出部の直径を穿孔作用
部の直径よりも大きく形成して、その両外周面に相互の
連続する螺旋溝を付与すると共に、上記直径の相違変化
する穿孔作用部と切屑排出部との境界位置に中間切刃
を、その回転円の直径が切屑排出部の直径よりも大きな
張り出し状態として、且つ上記螺旋溝を閉塞しないよう
に固着して、その中間切刃により上記アンカーピンのヘ
ツド部を受け入れる径大な段付き孔を、一挙に穿孔でき
るように定めたことを特徴とするものである。
の改良を企図しており、そのための構成上胴部の基端位
置から径大なヘツド部が張り出された段付き円筒形態の
アンカーピンを、建物のモルタル外壁からコンクリート
躯体へ打込むための穿孔用ドリルビツトとして、先端切
刃が固着された穿孔作用部と、振動型電気ドリルやハン
マードリルなどの駆動工具に装着されるシヤンク部と、
その穿孔作用部とシヤンク部との中間に介在する切屑排
出部とを備え、上記穿孔作用部の長さをアンカーピンに
おける胴部のそれとほぼ等しく寸法化する一方、上記切
屑排出部の長さをアンカーピンにおけるヘツド部のそれ
よりも長く寸法化し、上記切屑排出部の直径を穿孔作用
部の直径よりも大きく形成して、その両外周面に相互の
連続する螺旋溝を付与すると共に、上記直径の相違変化
する穿孔作用部と切屑排出部との境界位置に中間切刃
を、その回転円の直径が切屑排出部の直径よりも大きな
張り出し状態として、且つ上記螺旋溝を閉塞しないよう
に固着して、その中間切刃により上記アンカーピンのヘ
ツド部を受け入れる径大な段付き孔を、一挙に穿孔でき
るように定めたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本考案の上記構成によれば、そのドリルビツト
のシヤンク部をコンクリート用の振動型電気ドリルやハ
ンマードリルなどの駆動工具に装着使用して、建物のモ
ルタル外壁からコンクリート躯体に向かって穿孔作業す
ることにより、目的とする段付き円筒型アンカーピンの
胴部に対応する深さの径小なアンカーピン打込み孔と、
同じくアンカーピンのヘツド部に対応する深さの径大な
段付き孔とを、一挙同時に穿孔することができるのであ
り、従来のように太さが異なる2種のドリルビツトを用
いて、上記アンカーピンの1個当りに2回の穿孔作業を
行なう必要がなく、その作業性に著しく優れる。
のシヤンク部をコンクリート用の振動型電気ドリルやハ
ンマードリルなどの駆動工具に装着使用して、建物のモ
ルタル外壁からコンクリート躯体に向かって穿孔作業す
ることにより、目的とする段付き円筒型アンカーピンの
胴部に対応する深さの径小なアンカーピン打込み孔と、
同じくアンカーピンのヘツド部に対応する深さの径大な
段付き孔とを、一挙同時に穿孔することができるのであ
り、従来のように太さが異なる2種のドリルビツトを用
いて、上記アンカーピンの1個当りに2回の穿孔作業を
行なう必要がなく、その作業性に著しく優れる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基いて本考案の具体的構成を詳
述すると、図1は建物の外壁補修用として、そのモルタ
ル外壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込もうと
する目的のアンカーピン(A)を例示しているが、これ
はステンレス鋼などの発錆しない金属材料から、所謂段
付き形態の中空円筒状に塑性加工されている。
述すると、図1は建物の外壁補修用として、そのモルタ
ル外壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込もうと
する目的のアンカーピン(A)を例示しているが、これ
はステンレス鋼などの発錆しない金属材料から、所謂段
付き形態の中空円筒状に塑性加工されている。
【0012】即ち、図1において、(11)はアンカー
ピン(A)の胴部であり、例えば約6mmの直径と約6
6mmの長さを備えていると共に、その胴部(11)の
基端位置からは接着剤注入用ノズル(N)を受け入れる
径大なヘツド部(12)が、連続一体に張り出されてお
り、そのヘツド部(12)と胴部(11)との境界段差
位置が、ほぼ直角な制止肩面(13)として造形されて
いる。そのヘツド部(12)の直径は例えば約9mm、
同じく長さは約9mmである。
ピン(A)の胴部であり、例えば約6mmの直径と約6
6mmの長さを備えていると共に、その胴部(11)の
基端位置からは接着剤注入用ノズル(N)を受け入れる
径大なヘツド部(12)が、連続一体に張り出されてお
り、そのヘツド部(12)と胴部(11)との境界段差
位置が、ほぼ直角な制止肩面(13)として造形されて
いる。そのヘツド部(12)の直径は例えば約9mm、
同じく長さは約9mmである。
【0013】その場合、図例では上記ヘツド部(12)
の内周面にネジ(14)を刻成することにより、接着剤
注入用ノズル(N)を安定良く接続できるようになって
いるが、そのネジ(14)の設置を省略して、ヘツド部
(12)の内周面を例えば円錐面に造形しても良い。こ
れによっても、ノズル(N)を安定良く受け入れること
ができるからである。
の内周面にネジ(14)を刻成することにより、接着剤
注入用ノズル(N)を安定良く接続できるようになって
いるが、そのネジ(14)の設置を省略して、ヘツド部
(12)の内周面を例えば円錐面に造形しても良い。こ
れによっても、ノズル(N)を安定良く受け入れること
ができるからである。
【0014】(15)は上記アンカーピン(A)の胴部
(11)に、その先端位置から一定長さ分だけ切り割り
列設された向かい合う一対の条溝であり、アンカーピン
(A)における先端位置からの拡開作用と、その中空内
部から周囲に向かう接着剤の流出作用とを営なむ。
(11)に、その先端位置から一定長さ分だけ切り割り
列設された向かい合う一対の条溝であり、アンカーピン
(A)における先端位置からの拡開作用と、その中空内
部から周囲に向かう接着剤の流出作用とを営なむ。
【0015】又、(16)は同じくアンカーピン(A)
の中空内部に封入セツトされた拡開用のプラグであっ
て、弾丸型又は先細り円錐型の鋼塊から成り、上記胴部
(11)の内周面が段階的又は滑らかな先細り形態をな
すことによって、その先端位置から脱落せず、打込み棒
やハンマーなどの叩打工具(H)によって叩打された時
には、アンカーピン(A)をその先端部から拡開して、
コンクリート躯体(C)に喰い付き作用させる。
の中空内部に封入セツトされた拡開用のプラグであっ
て、弾丸型又は先細り円錐型の鋼塊から成り、上記胴部
(11)の内周面が段階的又は滑らかな先細り形態をな
すことによって、その先端位置から脱落せず、打込み棒
やハンマーなどの叩打工具(H)によって叩打された時
には、アンカーピン(A)をその先端部から拡開して、
コンクリート躯体(C)に喰い付き作用させる。
【0016】(17)は上記胴部(11)の内周面にお
ける中途位置から張り出されたストツパー突起であり、
プラグ(16)の背後を拘束することによって、そのア
ンカーピン(A)の基端位置から脱落することを防いで
いる。
ける中途位置から張り出されたストツパー突起であり、
プラグ(16)の背後を拘束することによって、そのア
ンカーピン(A)の基端位置から脱落することを防いで
いる。
【0017】図2〜5は本考案に係る穿孔用ドリルビツ
ト(B)を示しており、(18)は一定の長さ(L1)
と直径(D1)を備えた穿孔作用部であって、その長さ
(L1)が例えば約67mm、同じく直径(D1)が約
7mmとして、上記アンカーピン(A)における胴部
(11)のそれらとほぼ等しく寸法化されていると共
に、その先端位置には超硬チツプの先端切刃(19)が
ろう付けされていること、言うまでもない。
ト(B)を示しており、(18)は一定の長さ(L1)
と直径(D1)を備えた穿孔作用部であって、その長さ
(L1)が例えば約67mm、同じく直径(D1)が約
7mmとして、上記アンカーピン(A)における胴部
(11)のそれらとほぼ等しく寸法化されていると共
に、その先端位置には超硬チツプの先端切刃(19)が
ろう付けされていること、言うまでもない。
【0018】(20)は上記穿孔作用部(18)に後続
する切屑排出部であり、その長さ(L2)が例えば約5
5mmとして、上記アンカーピン(A)におけるヘツド
部(12)の長さよりも長く、且つ穿孔作用部(18)
の長さ(L1)よりも短かく寸法化されている。
する切屑排出部であり、その長さ(L2)が例えば約5
5mmとして、上記アンカーピン(A)におけるヘツド
部(12)の長さよりも長く、且つ穿孔作用部(18)
の長さ(L1)よりも短かく寸法化されている。
【0019】又、その切屑排出部(20)の直径(D
2)は上記穿孔作用部(18)のそれよりも大きく、例
えば約8.5mmに形成されている。(21)はその直
径(D1)(D2)の相違変化した両部分(18)(2
0)の境界位置を示唆している。
2)は上記穿孔作用部(18)のそれよりも大きく、例
えば約8.5mmに形成されている。(21)はその直
径(D1)(D2)の相違変化した両部分(18)(2
0)の境界位置を示唆している。
【0020】更に、(22)は上記切屑排出部(20)
に後続するシヤンク部であって、コンクリート用の振動
型電気ドリルやハンマードリルなどの駆動工具(E)
へ、互換的に装着使用されることとなる。そのシヤンク
部(22)の直径は上記切屑排出部(20)の直径(D
2)と等しく、穿孔作用部(18)の直径(D1)より
もやはり大きく形成されているため、ドリルビツト
(B)自身の耐久強度を昂めることができる。
に後続するシヤンク部であって、コンクリート用の振動
型電気ドリルやハンマードリルなどの駆動工具(E)
へ、互換的に装着使用されることとなる。そのシヤンク
部(22)の直径は上記切屑排出部(20)の直径(D
2)と等しく、穿孔作用部(18)の直径(D1)より
もやはり大きく形成されているため、ドリルビツト
(B)自身の耐久強度を昂めることができる。
【0021】そして、上記穿孔作用部(18)と切屑排
出部(20)の外周面には、その全体として滑らかに連
続する螺旋溝(23)が付与されており、上記先端切刃
(19)による穿孔作用後の切屑を、その螺旋溝(2
3)に沿って外部へ誘導させ得るようになっている。
出部(20)の外周面には、その全体として滑らかに連
続する螺旋溝(23)が付与されており、上記先端切刃
(19)による穿孔作用後の切屑を、その螺旋溝(2
3)に沿って外部へ誘導させ得るようになっている。
【0022】(24)は上記穿孔作用部(18)と切屑
排出部(20)との境界位置(21)に臨みつつ、その
螺旋溝(23)を閉塞しないように向かい合う一対とし
てろう付けされた超硬チツプの段付き孔用中間切刃であ
り、その先端部が鋭利に刃先加工されている。
排出部(20)との境界位置(21)に臨みつつ、その
螺旋溝(23)を閉塞しないように向かい合う一対とし
てろう付けされた超硬チツプの段付き孔用中間切刃であ
り、その先端部が鋭利に刃先加工されている。
【0023】その中間切刃(24)の長さ(L3)は、
上記アンカーピン(A)におけるヘツド部(12)のそ
れとほぼ等しく、例えば約8mmに寸法化されている。
又、同じく中間切刃(24)における回転円の直径(D
3)は、上記切屑排出部(20)の直径(D2)よりも
若干大きい例えば約9mmとして、アンカーピン(A)
におけるヘツド部(12)のそれとほぼ等しく寸法化さ
れている。その中間切刃(24)は上記穿孔作用部(1
8)の外周面から約1mmだけ張り出すと共に、切屑排
出部(20)の外周面から約0.25mmだけ張り出す
関係状態に付属一体化されているわけである。
上記アンカーピン(A)におけるヘツド部(12)のそ
れとほぼ等しく、例えば約8mmに寸法化されている。
又、同じく中間切刃(24)における回転円の直径(D
3)は、上記切屑排出部(20)の直径(D2)よりも
若干大きい例えば約9mmとして、アンカーピン(A)
におけるヘツド部(12)のそれとほぼ等しく寸法化さ
れている。その中間切刃(24)は上記穿孔作用部(1
8)の外周面から約1mmだけ張り出すと共に、切屑排
出部(20)の外周面から約0.25mmだけ張り出す
関係状態に付属一体化されているわけである。
【0024】その場合、図2、5から明白なように、上
記螺旋溝(23)を穿孔作用部(18)では細かいピツ
チ(P1)とし、切屑排出部(20)では荒いピツチ
(P2)として相違変化させることにより、上記中間切
刃(24)を可及的に大型の超硬チツプとしつつも、そ
の螺旋溝(23)を閉塞し難く、且つ安定・確固に付属
一体化させることができるように定めると共に、その切
屑排出部(20)での荒いピツチ(P2)に刻成された
螺旋溝(23)により、1回転当りの切屑排出移動距離
を長くかせいでいる。
記螺旋溝(23)を穿孔作用部(18)では細かいピツ
チ(P1)とし、切屑排出部(20)では荒いピツチ
(P2)として相違変化させることにより、上記中間切
刃(24)を可及的に大型の超硬チツプとしつつも、そ
の螺旋溝(23)を閉塞し難く、且つ安定・確固に付属
一体化させることができるように定めると共に、その切
屑排出部(20)での荒いピツチ(P2)に刻成された
螺旋溝(23)により、1回転当りの切屑排出移動距離
を長くかせいでいる。
【0025】但し、切屑を外部へ円滑に誘導排出できる
限り、穿孔作用部(18)と切屑排出部(20)の外周
面に均一なピツチの螺旋溝(23)を付与しても良い。
限り、穿孔作用部(18)と切屑排出部(20)の外周
面に均一なピツチの螺旋溝(23)を付与しても良い。
【0026】尚、図示の実施例では上記段付き孔用中間
切刃(24)を向かい合う2個一対として固着してお
り、これによれば螺旋溝(23)を閉塞せずに、極力大
型の中間切刃(24)を設置できる点で有益であるが、
その個数は2個以外に増減してもさしつかえない。
切刃(24)を向かい合う2個一対として固着してお
り、これによれば螺旋溝(23)を閉塞せずに、極力大
型の中間切刃(24)を設置できる点で有益であるが、
その個数は2個以外に増減してもさしつかえない。
【0027】上記のような段付き円筒形態のアンカーピ
ン(A)と、そのための本考案に係る穿孔用ドリルビツ
ト(B)を用いて、建物のモルタル外壁(M)を補修工
事するに当っては、そのドリルビツト(B)のシヤンク
部(22)を図6のように、コンクリート用の振動型電
気ドリルやハンマードリル、その他の駆動工具(E)に
装着した上、これを回転駆動することにより、モルタル
外壁(M)からコンクリート躯体(C)に向かって穿孔
作業する。
ン(A)と、そのための本考案に係る穿孔用ドリルビツ
ト(B)を用いて、建物のモルタル外壁(M)を補修工
事するに当っては、そのドリルビツト(B)のシヤンク
部(22)を図6のように、コンクリート用の振動型電
気ドリルやハンマードリル、その他の駆動工具(E)に
装着した上、これを回転駆動することにより、モルタル
外壁(M)からコンクリート躯体(C)に向かって穿孔
作業する。
【0028】そうすれば、そのドリルビツト(B)の穿
孔作用部(18)は、追って打込まれるアンカーピン
(A)の胴部(11)に対応する一定の長さ(L1)と
直径(D1)を備えており、その穿孔作用部(18)と
切屑排出部(20)との境界位置(21)には、同じく
アンカーピン(A)の径大なヘツド部(12)に対応す
る一定の長さ(L3)と回転直径(D3)を備えた段付
き孔用中間切刃(24)が張り出し設置されているた
め、そのアンカーピン(A)の全体長さに相応する深さ
分だけ、上記ドリルビツト(B)を押し進めることによ
り、図7のように径小なアンカーピン打込み孔(25)
と、その開口縁部に連通する径大な段付き孔(26)と
を、一挙同時に且つ正確に穿孔することができる。
孔作用部(18)は、追って打込まれるアンカーピン
(A)の胴部(11)に対応する一定の長さ(L1)と
直径(D1)を備えており、その穿孔作用部(18)と
切屑排出部(20)との境界位置(21)には、同じく
アンカーピン(A)の径大なヘツド部(12)に対応す
る一定の長さ(L3)と回転直径(D3)を備えた段付
き孔用中間切刃(24)が張り出し設置されているた
め、そのアンカーピン(A)の全体長さに相応する深さ
分だけ、上記ドリルビツト(B)を押し進めることによ
り、図7のように径小なアンカーピン打込み孔(25)
と、その開口縁部に連通する径大な段付き孔(26)と
を、一挙同時に且つ正確に穿孔することができる。
【0029】又、その穿孔作業時には図6から明白な通
り、螺旋溝(23)を備えたドリルビツト(B)の切屑
排出部(20)が、必らずやモルタル外壁(M)の表面
から外部に露出するため、その先端切刃(19)や中間
切刃(24)による穿孔作用後の切屑も、円滑に排出す
ることができる。中間切刃(24)が螺旋溝(23)を
閉塞しないように配設されているため、このような切屑
排出効果も完全に達成されるわけである。
り、螺旋溝(23)を備えたドリルビツト(B)の切屑
排出部(20)が、必らずやモルタル外壁(M)の表面
から外部に露出するため、その先端切刃(19)や中間
切刃(24)による穿孔作用後の切屑も、円滑に排出す
ることができる。中間切刃(24)が螺旋溝(23)を
閉塞しないように配設されているため、このような切屑
排出効果も完全に達成されるわけである。
【0030】そこで、上記穿孔されたアンカーピン打込
み孔(25)内へ、図8のように引き続きアンカーピン
(A)を打ち込んで、その中空内部に封入セツトされて
いるプラグ(16)を、打込み棒やハンマーなどの叩打
工具(H)により叩打し、上記アンカーピン(A)をそ
の先端部から拡開変形させて、アンカーピン打込み孔
(25)の内周面へ喰い付け固定させるのである。
み孔(25)内へ、図8のように引き続きアンカーピン
(A)を打ち込んで、その中空内部に封入セツトされて
いるプラグ(16)を、打込み棒やハンマーなどの叩打
工具(H)により叩打し、上記アンカーピン(A)をそ
の先端部から拡開変形させて、アンカーピン打込み孔
(25)の内周面へ喰い付け固定させるのである。
【0031】その場合、アンカーピン打込み孔(25)
の径大な段付き孔(26)は、予じめドリルビツト
(B)によってアンカーピン(A)のヘツド部(12)
と対応する大きさ・形状に穿孔されているため、上記打
込み完了状態ではアンカーピン(A)のヘツド部(1
2)も、その段付き孔(26)に正しく位置決め固定さ
れる結果となり、上記制止肩面(13)と対応する境界
段部を不正に形崩れさせるおそれがない。
の径大な段付き孔(26)は、予じめドリルビツト
(B)によってアンカーピン(A)のヘツド部(12)
と対応する大きさ・形状に穿孔されているため、上記打
込み完了状態ではアンカーピン(A)のヘツド部(1
2)も、その段付き孔(26)に正しく位置決め固定さ
れる結果となり、上記制止肩面(13)と対応する境界
段部を不正に形崩れさせるおそれがない。
【0032】次いで、上記アンカーピン(A)のヘツド
部(12)へ図9のように、外部から接着剤注入用ノズ
ル(N)を差し込んで、湿潤硬化タイプのエポキシ樹脂
やポリマーセメントスラリーなどの接着剤を、アンカー
ピン(A)の中空内部へ加圧注入するのである。
部(12)へ図9のように、外部から接着剤注入用ノズ
ル(N)を差し込んで、湿潤硬化タイプのエポキシ樹脂
やポリマーセメントスラリーなどの接着剤を、アンカー
ピン(A)の中空内部へ加圧注入するのである。
【0033】そうすれば、その接着剤はアンカーピン
(A)の胴部(11)に開口する条溝(15)を通じ
て、その胴部(11)の周囲やモルタル外壁(M)とコ
ンクリート躯体(C)との相互間隙(S)に波及し、そ
の結果コンクリート躯体(C)へ先に打込み固定された
アンカーピン(A)と、上記注入された接着剤との相乗
作用によって、モルタル外壁(M)がコンクリート躯体
(C)へ強固に結着一体化されることになり、その浮き
上がったり或いは剥げ落ちたりするおそれがない。
(Z)はその接着剤の波及領域を示している。
(A)の胴部(11)に開口する条溝(15)を通じ
て、その胴部(11)の周囲やモルタル外壁(M)とコ
ンクリート躯体(C)との相互間隙(S)に波及し、そ
の結果コンクリート躯体(C)へ先に打込み固定された
アンカーピン(A)と、上記注入された接着剤との相乗
作用によって、モルタル外壁(M)がコンクリート躯体
(C)へ強固に結着一体化されることになり、その浮き
上がったり或いは剥げ落ちたりするおそれがない。
(Z)はその接着剤の波及領域を示している。
【0034】そして、その接着剤の注入後には、上記ノ
ズル(N)を抜き出して、図10のように、モルタル外
壁(M)の表面に開口露呈するアンカーピン(A)のヘ
ツド部(12)を、上記接着剤との親和性に富むエポキ
シモルタルやその他の施栓(27)によって閉塞するの
であり、茲にモルタル外壁(M)の補修工事が完了す
る。
ズル(N)を抜き出して、図10のように、モルタル外
壁(M)の表面に開口露呈するアンカーピン(A)のヘ
ツド部(12)を、上記接着剤との親和性に富むエポキ
シモルタルやその他の施栓(27)によって閉塞するの
であり、茲にモルタル外壁(M)の補修工事が完了す
る。
【0035】
【考案の効果】以上のように、本考案は胴部(11)の
基端位置から径大なヘツド部(12)が張り出された段
付き円筒形態のアンカーピン(A)を、建物のモルタル
外壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込むための
穿孔用ドリルビツト(B)として、先端切刃(19)が
固着された穿孔作用部(18)と、振動型電気ドリルや
ハンマードリルなどの駆動工具(E)に装着されるシヤ
ンク部(22)と、その穿孔作用部(18)とシヤンク
部(22)との中間に介在する切屑排出部(20)とを
備え、上記穿孔作用部(18)の長さ(L1)をアンカ
ーピン(A)における胴部(11)のそれとほぼ等しく
寸法化する一方、上記切屑排出部(20)の長さ(L
2)をアンカーピン(A)におけるヘツド部(12)の
それよりも長く寸法化し、上記切屑排出部(20)の直
径(D2)を穿孔作用部(18)の直径(D1)よりも
大きく形成して、その両外周面に相互の連続する螺旋溝
(23)を付与すると共に、上記直径(D1)(D2)
の相違変化する穿孔作用部(18)と切屑排出部(2
0)との境界位置(21)に中間切刃(24)を、その
回転円の直径(D3)が切屑排出部(20)の直径(D
2)よりも大きな張り出し状態として、且つ上記螺旋溝
(23)を閉塞しないように固着して、その中間切刃
(24)により上記アンカーピン(A)のヘツド部(1
2)を受け入れる径大な段付き孔(26)を、一挙に穿
孔できるように定めてあるため、冒頭に述べた従来技術
の課題を確実に解決できる効果がある。
基端位置から径大なヘツド部(12)が張り出された段
付き円筒形態のアンカーピン(A)を、建物のモルタル
外壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込むための
穿孔用ドリルビツト(B)として、先端切刃(19)が
固着された穿孔作用部(18)と、振動型電気ドリルや
ハンマードリルなどの駆動工具(E)に装着されるシヤ
ンク部(22)と、その穿孔作用部(18)とシヤンク
部(22)との中間に介在する切屑排出部(20)とを
備え、上記穿孔作用部(18)の長さ(L1)をアンカ
ーピン(A)における胴部(11)のそれとほぼ等しく
寸法化する一方、上記切屑排出部(20)の長さ(L
2)をアンカーピン(A)におけるヘツド部(12)の
それよりも長く寸法化し、上記切屑排出部(20)の直
径(D2)を穿孔作用部(18)の直径(D1)よりも
大きく形成して、その両外周面に相互の連続する螺旋溝
(23)を付与すると共に、上記直径(D1)(D2)
の相違変化する穿孔作用部(18)と切屑排出部(2
0)との境界位置(21)に中間切刃(24)を、その
回転円の直径(D3)が切屑排出部(20)の直径(D
2)よりも大きな張り出し状態として、且つ上記螺旋溝
(23)を閉塞しないように固着して、その中間切刃
(24)により上記アンカーピン(A)のヘツド部(1
2)を受け入れる径大な段付き孔(26)を、一挙に穿
孔できるように定めてあるため、冒頭に述べた従来技術
の課題を確実に解決できる効果がある。
【0036】即ち、本考案のドリルビツト(B)は段付
き円筒形態のアンカーピン(A)を、建物のモルタル外
壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込むための穿
孔用として、その穿孔作用部(18)がアンカーピン
(A)の胴部(11)に対応する一定の長さ(L1)と
直径(D1)を備えていると共に、その穿孔作用部(1
8)とこれに後続する切屑排出部(20)との境界位置
には、同じくアンカーピン(A)の径大なヘツド部(1
2)に対応する一定の長さ(L3)と回転直径(D3)
を備えた段付き孔用中間切刃(24)が、張り出し状態
に付属一体化されているため、そのドリルビツト(B)
のシヤンク部(22)をコンクリート用の振動型電気ド
リルやハンマードリル、その他の駆動工具(E)に装着
使用して、上記アンカーピン(A)の全体長さに相応す
る深さ分だけ押し進めることにより、その径小なアンカ
ーピン打込み孔(25)と、その開口縁部に連通する径
大な段付き孔(26)とを、一挙同時に正しく穿孔する
ことができ、従来のように太さが異なる2種のドリルビ
ツトを交換して、そのアンカーピンの1個当りに2回づ
つ作業する煩雑さがなくなり、その作業性が著しく改善
される。
き円筒形態のアンカーピン(A)を、建物のモルタル外
壁(M)からコンクリート躯体(C)へ打込むための穿
孔用として、その穿孔作用部(18)がアンカーピン
(A)の胴部(11)に対応する一定の長さ(L1)と
直径(D1)を備えていると共に、その穿孔作用部(1
8)とこれに後続する切屑排出部(20)との境界位置
には、同じくアンカーピン(A)の径大なヘツド部(1
2)に対応する一定の長さ(L3)と回転直径(D3)
を備えた段付き孔用中間切刃(24)が、張り出し状態
に付属一体化されているため、そのドリルビツト(B)
のシヤンク部(22)をコンクリート用の振動型電気ド
リルやハンマードリル、その他の駆動工具(E)に装着
使用して、上記アンカーピン(A)の全体長さに相応す
る深さ分だけ押し進めることにより、その径小なアンカ
ーピン打込み孔(25)と、その開口縁部に連通する径
大な段付き孔(26)とを、一挙同時に正しく穿孔する
ことができ、従来のように太さが異なる2種のドリルビ
ツトを交換して、そのアンカーピンの1個当りに2回づ
つ作業する煩雑さがなくなり、その作業性が著しく改善
される。
【0037】その場合、上記中間切刃(24)は穿孔作
用部(18)と切屑排出部(20)との境界位置にあ
り、その回転円の直径(D3)が切屑排出部(20)の
直径(D2)よりも大きな寸法として、その境界位置の
外周面から張り出す状態に固着されているため、その回
転によって穿孔される径大な段付き孔(26)は、径小
なアンカーピン打込み孔(25)と言わば直角に交叉す
るフラツトな境界段面を備えた形態として造形されるこ
ととなり、従来のような先細り円錐面に造形されること
がない。
用部(18)と切屑排出部(20)との境界位置にあ
り、その回転円の直径(D3)が切屑排出部(20)の
直径(D2)よりも大きな寸法として、その境界位置の
外周面から張り出す状態に固着されているため、その回
転によって穿孔される径大な段付き孔(26)は、径小
なアンカーピン打込み孔(25)と言わば直角に交叉す
るフラツトな境界段面を備えた形態として造形されるこ
ととなり、従来のような先細り円錐面に造形されること
がない。
【0038】その結果、このような段付き孔(26)か
らアンカーピン打込み孔(25)内へ、追って上記アン
カーピン(A)を打込み使用した状態において、そのア
ンカーピン(A)の制止肩面(13)による接着剤の逆
流防止作用や、モルタル外壁(M)のはらみ防止機能を
ロスなく、効果的に営なませることができるのである。
らアンカーピン打込み孔(25)内へ、追って上記アン
カーピン(A)を打込み使用した状態において、そのア
ンカーピン(A)の制止肩面(13)による接着剤の逆
流防止作用や、モルタル外壁(M)のはらみ防止機能を
ロスなく、効果的に営なませることができるのである。
【0039】しかも、上記中間切刃(24)はドリルビ
ツト(B)の穿孔作用部(18)と切屑排出部(20)
に亘って連続する螺旋溝(23)を、閉塞しないように
位置決め固定されているため、上記切屑排出部(20)
の長さ(L2)がアンカーピン(A)におけるヘツド部
(12)のそれよりも長く寸法化され、必らずやモルタ
ル外壁(M)の表面から外部へ露出するようになってい
ることとも相俟って、上記穿孔作業中に発生する切屑を
確実・円滑に外部へ排出作用させ得るのであり、その意
味から中間切刃(24)が不慮に破損するおそれもな
い。
ツト(B)の穿孔作用部(18)と切屑排出部(20)
に亘って連続する螺旋溝(23)を、閉塞しないように
位置決め固定されているため、上記切屑排出部(20)
の長さ(L2)がアンカーピン(A)におけるヘツド部
(12)のそれよりも長く寸法化され、必らずやモルタ
ル外壁(M)の表面から外部へ露出するようになってい
ることとも相俟って、上記穿孔作業中に発生する切屑を
確実・円滑に外部へ排出作用させ得るのであり、その意
味から中間切刃(24)が不慮に破損するおそれもな
い。
【0040】又、切屑排出部(20)が穿孔作用部(1
8)の直径(D1)よりも大きな直径(D2)を備えた
ものとして、その穿孔作用部(18)の後続状態に連成
され ているため、ドリルビツト(B)自身の耐久強度を
ますます向上させることができる。
8)の直径(D1)よりも大きな直径(D2)を備えた
ものとして、その穿孔作用部(18)の後続状態に連成
され ているため、ドリルビツト(B)自身の耐久強度を
ますます向上させることができる。
【0041】特に、請求項2の構成を採用するならば、
その螺旋溝(23)がドリルビツト(B)の切屑排出部
(20)では荒いピツチ(P2)として刻成されている
ため、これにより1回当りの切屑排出移動距離を長く確
保でき、切屑を上記モルタル外壁(M)の外部へ一層円
滑に排出作用させ得るほか、上記中間切刃(24)とし
て可及的に大型品の超硬チツプを採用しつつも、これを
ドリルビツト(B)の外周面へますます安定良く確固
に、且つ上記螺旋溝(23)を閉塞しない関係状態とし
て容易に設置できる効果もある。
その螺旋溝(23)がドリルビツト(B)の切屑排出部
(20)では荒いピツチ(P2)として刻成されている
ため、これにより1回当りの切屑排出移動距離を長く確
保でき、切屑を上記モルタル外壁(M)の外部へ一層円
滑に排出作用させ得るほか、上記中間切刃(24)とし
て可及的に大型品の超硬チツプを採用しつつも、これを
ドリルビツト(B)の外周面へますます安定良く確固
に、且つ上記螺旋溝(23)を閉塞しない関係状態とし
て容易に設置できる効果もある。
【0042】更に、請求項3の構成を採用するならば、
極力大型の中間切刃(24)を穿孔作用部(18)と切
屑排出部(20)との境界位置(21)へ、その螺旋溝
(23)を閉塞することなく容易に、且つ安定良く固着
することができ、ドリルビツト(B)自身の耐久性と穿
孔作用にとって有益である。
極力大型の中間切刃(24)を穿孔作用部(18)と切
屑排出部(20)との境界位置(21)へ、その螺旋溝
(23)を閉塞することなく容易に、且つ安定良く固着
することができ、ドリルビツト(B)自身の耐久性と穿
孔作用にとって有益である。
【図1】本考案の目的とするアンカーピンを示す断面図
である。
である。
【図2】本考案のドリルビツトを示す側面図である。
【図3】図2の拡大正面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2の部分拡大平面図である。
【図6】アンカーピン打込み孔の穿孔作用状態を示す断
面図である。
面図である。
【図7】その穿孔完了状態を示す断面図である。
【図8】アンカーピンの打込み作用状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図9】アンカーピンに対する接着剤の注入作用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図10】その接着剤の注入完了状態を示す断面図であ
る。
る。
(11)・胴部 (12)・ヘツド部 (18)・穿孔作用部 (19)・先端切刃 (20)・切屑排出部 (21)・境界位置 (22)・シヤンク部 (23)・螺旋溝 (24)・中間切刃 (25)・アンカーピン打込み孔 (26)・段付き孔 (A)・・アンカーピン (B)・・ドリルビツト (C)・・コンクリート躯体 (D1)・直径 (D2)・直径 (D3)・直径 (E)・・駆動工具 (L1)・長さ (L2)・長さ (L3)・長さ (M)・・モルタル外壁 (P1)・螺旋ピツチ (P2)・螺旋ピツチ
Claims (3)
- 【請求項1】胴部(11)の基端位置から径大なヘツド
部(12)が張り出された段付き円筒形態のアンカーピ
ン(A)を、建物のモルタル外壁(M)からコンクリー
ト躯体(C)へ打込むための穿孔用ドリルビツト(B)
として、 先端切刃(19)が固着された穿孔作用部(18)と、
振動型電気ドリルやハンマードリルなどの駆動工具
(E)に装着されるシヤンク部(22)と、その穿孔作
用部(18)とシヤンク部(22)との中間に介在する
切屑排出部(20)とを備え、 上記穿孔作用部(18)の長さ(L1)をアンカーピン
(A)における胴部(11)のそれとほぼ等しく寸法化
する一方、 上記切屑排出部(20)の長さ(L2)をアンカーピン
(A)におけるヘツド部(12)のそれよりも長く寸法
化し、 上記切屑排出部(20)の直径(D2)を穿孔作用部
(18)の直径(D1)よりも大きく形成して、その両
外周面に相互の連続する螺旋溝(23)を付与すると共
に、 上記直径(D1)(D2)の相違変化する穿孔作用部
(18)と切屑排出部(20)との境界位置(21)に
中間切刃(24)を、その回転円の直径(D3)が切屑
排出部(20)の直径 (D2)よりも大きな張り出し状
態として、且つ上記螺旋溝(23)を閉塞しないように
固着して、 その中間切刃(24)により上記アンカーピン(A)の
ヘツド部(12)を受け入れる径大な段付き孔(26)
を、一挙に穿孔できるように定めたことを特徴とする建
物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツ
ト。 - 【請求項2】螺旋溝(23)のピツチ(P1)(P2)
を穿孔作用部(18)では細かく、切屑排出部(20)
では荒く相違変化させたことを特徴とする請求項1記載
の建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリル
ビツト。 - 【請求項3】穿孔作用部(18)と切屑排出部(20)
との境界位置(21)に、中間切刃(24)の向かい合
う一対を固着したことを特徴とする請求項1記載の建物
の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992072245U JPH0747570Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992072245U JPH0747570Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628116U JPH0628116U (ja) | 1994-04-15 |
| JPH0747570Y2 true JPH0747570Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=13483719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992072245U Expired - Lifetime JPH0747570Y2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 建物の外壁に対するアンカーピン打込み用穿孔ドリルビツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0747570Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220064755A (ko) * | 2020-11-12 | 2022-05-19 | 이현지 | 앵커볼트 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0738568Y2 (ja) * | 1990-09-21 | 1995-09-06 | 株式会社ケー・エフ・シー | 建物の外壁補修用アンカーピン |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP1992072245U patent/JPH0747570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220064755A (ko) * | 2020-11-12 | 2022-05-19 | 이현지 | 앵커볼트 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0628116U (ja) | 1994-04-15 |
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