JPH074763Y2 - チップヒューズ - Google Patents

チップヒューズ

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JPH074763Y2
JPH074763Y2 JP1077292U JP1077292U JPH074763Y2 JP H074763 Y2 JPH074763 Y2 JP H074763Y2 JP 1077292 U JP1077292 U JP 1077292U JP 1077292 U JP1077292 U JP 1077292U JP H074763 Y2 JPH074763 Y2 JP H074763Y2
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JP
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fusible
chip fuse
conductive terminal
fusible body
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JP1077292U
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浩雄 蟻川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、チップヒューズに関す
るものであり、特にヒューズ組み立ての際、可溶体と導
電性端子部との間の電気的接続を予備半田により確実に
行える構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のチップヒューズとしては、図6に
示されるような構造を有するものが知られている(例え
ば、実開昭64−56135号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図6において、10は
角柱体の本体を、12は導電性端子、14は可溶体を示
す。本体10には、その両端面16間を貫通する貫通孔
18と、両端面16の側面に可溶体通し溝20とが設け
られている。導電性端子12は、本体10の両端面16
の側面に嵌合される凹部22を有し、該凹部22の内面
には予備半田24が施されている。このチップヒューズ
は、以下のように組立てられる。可溶体14が本体10
の貫通孔18に通され、可溶体14の両端はそれぞれ可
溶体通し溝20に係止される。次に、一方の導電性端子
12は、加熱されながら、その導電性端子12の凹部2
2が本体10の一方の端面16よりその側面に沿って嵌
合され、導電性端子12の凹部22の内面と可溶体14
の一方の端とが半田付けされる。さらに、他方の導電性
端子12も同様にして、他方の端面16より嵌合され、
導電性端子12の凹部22の内面と可溶体14の他方の
端が半田付けされ、チップヒューズは完成する。
【0004】ここで、上記他方の導電性端子12を本体
10の他方の端面16に嵌合する際、導電性端子12が
加熱されているため、本体10の貫通孔18内の空気も
加熱され膨張し、該膨張した空気は、嵌合している導電
性端子12の凹部22の側面と本体10の側面との間か
ら熔融した予備半田24を押し出してしまう。そのた
め、導電性端子12と可溶体14との半田付けが確実に
なされない場合が生じ、歩留まりの低下、あるいは信頼
性の低下等の問題を有していた。
【0005】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、貫通孔を有する本体に嵌合され
る導電性端子と、貫通孔に架張された可溶体とを、組立
ての際、予備半田により確実に電気的に接続できる構造
を備えるチップヒューズを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるチップヒューズは、耐熱絶縁材料か
ら成り、柱状体の形状を有する本体であって、その長手
方向の両端面間を貫通する貫通孔と、前記両端面の少な
くとも1つの端面の外周面に前記貫通孔と連通する開口
部とを有する本体と、前記貫通孔に架張される可溶体で
あって、その各端部が前記両端面とそれに接した前記外
周面とに沿って延在して係止されている可溶体と、前記
両端面の外周面に嵌合される凹部を有し、嵌合されたと
き前記凹部と前記可溶体の前記端部とが予備半田を介し
て電気的に接続され、かつ前記凹部が前記本体の開口部
を覆う1対の導電性端子部とを備えることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記のように構成されたチップヒューズは、前
述の従来のチップヒューズの組立てと同様の工程で組立
てられる。但し、1対の導電性端子を本体に嵌合させる
工程において、開口部を有する側の嵌合を最後に行う。
予備半田を熔融するほどに加熱された導電性端子の凹部
が本体の開口部を有する側の端面からその側面に沿って
嵌め合わされていく過程において、本体の貫通孔の空気
も加熱され膨張するが、該膨張した空気は開口部を介し
て外に逃がされる。そのため、膨張した空気により、熔
融した予備半田が、導電性端子の凹部と本体の側面との
嵌合面から押し出されないので、導電性端子と可溶体の
端部は予備半田により確実に接続される。
【0008】
【実施例】本考案の好適実施例を図面を参照して以下に
説明する。なお、図6の参照番号と同一の参照番号を付
した構成要素は、図6に示す従来のチップヒューズの構
成要素に相当する機能を有する。
【0009】図1は、本考案のチップヒューズの完成品
の斜視図である。図1において、10は本体を、12は
1対の導電性端子を示す。
【0010】図2は、図1に示す本体10の透視図であ
る。本体10は、例えばセラミック等の耐熱絶縁材料か
ら成り、角柱体の形状を有し、その長手方向に沿って両
端面16間を貫通する円筒状の貫通孔18を有してい
る。本体10には、その両端面16の近傍の対向する側
面で対角線状の位置に可溶体通し溝20が形成され、可
溶体通し溝20が設けられた側面と対向する側面から貫
通孔18まで両端面16に沿ってスリット状の空気抜き
切欠き26が形成されている。
【0011】図3は、図1に示すチップヒューズの組立
て前の部品構成図である。図3において、14は細長い
形状を有する可溶体を示す。図4は、図3に示すチップ
ヒューズの部品を組立てた後のチップヒューズを、可溶
体14、可溶体通し溝20及び空気抜き切欠き26を含
む面より見た断面図である。可溶体14は、組立ての
際、本体10の貫通孔18に通して架張され、可溶体1
4の両端は本体10のそれぞれの可溶体通し溝20に係
止される。導電性端子12は、例えば口金端子で構成さ
れ、直方体の外形を有し、その一面には本体10の端面
16からその側面に沿って圧入によって嵌合される凹部
22を有する。なお、可溶体通し溝20は、導電性端子
12を圧入する際、その凹部22の内壁と本体10の側
面とにより可溶体14の端部を傷つけたり、圧入方向に
可溶体14を引き伸ばしたりすることを防止する作用を
する。凹部22の内面には、予備半田24が施されてい
る。導電性端子12はプリント基板上の外部回路との電
気的接続機能を有し、導電性端子12の凹部22に対し
て直交する4つの外側面は、プリント基板上に実装され
る面を形成する。一方の導電性端子12は、予備半田2
4を熔融する程度に加熱された状態で、その凹部22が
可溶体14を架張した本体10の一方の端面16からそ
の側面に沿って圧入され、導電性端子12の凹部22と
可溶体14の端部は予備半田24により半田付けされ電
気的に接続される。このとき、本体10の貫通孔18の
空気も加熱した導電性端子12により加熱され膨張する
が、貫通孔18のもう一方の端面16側が開いているた
め、そこより膨張した空気は逃げる。次に、他方の導電
性端子12が、本体10のもう一方の端面16より、先
の導電性端子12のときと同様にして、加熱されながら
圧入される。このとき、本体10の貫通孔18の空気
は、加熱された他方の導電性端子12により加熱され膨
張する。この膨張した空気は、空気抜き切欠き26を介
して外部に逃がされる。従って、導電性端子12の凹部
22において熔融している予備半田24は、膨張した空
気により、導電性端子12の凹部22の内壁と嵌合して
いる本体10の側面との間から外に押し出されないの
で、熔融している予備半田24は導電性端子12の凹部
22に熔融した状態で留まる。そのため、導電性端子1
2と可溶体14の端部は、予備半田24により、図4に
示されるように確実に半田付けされる。空気抜き切欠き
26の切り込みの深さは、図4に示されるように導電性
端子12の圧入が完了したとき貫通孔18が封止される
ように、空気抜き切欠き26が導電性端子12の凹部2
2の内壁により覆われるようにされている。
【0012】なお、上記実施例においては、1対の導電
性端子12を本体10に圧入する順序を不同にして組立
て作業をし易くするために、1対の空気抜き切欠き26
が本体10の両端面16側に各1つ設けられているが、
空気抜き切欠き26を一方の端面16側のみに設け、空
気抜き切欠きの設けられてない方の端面16に導電性端
子12を先に圧入し、次に空気抜き切欠きの設けられて
いる方の端面16に導電性端子12を圧入するようにし
てもよい。更に、複数の空気抜き切欠きを一方の端面1
6あるいは両方の端面16に設けてもよい。
【0013】また、図1に示されるプリント基板上に実
装用のチップヒューズはサイズが小型のため、セラミッ
クの本体10は粉末成形、圧縮及び焼結という工程によ
り製作される。この製作工程において、製作を容易にす
るため、空気抜き切欠き26は、本体10の端面16を
切欠いた構造にしてある。しかし、要は、後から圧入さ
れる導電性端子12を本体10の端面16から加熱しな
がら圧入する際に、貫通孔18の熱膨張した空気を外部
に逃がす通気路で、導電性端子12の圧入完了時通気路
の出口が導電性端子12の凹部22の側壁により覆われ
る構造を有すればよい。従って、図2ないし図4に示さ
れるような空気抜き切欠き26の代わりに、端面16の
近傍の側面から貫通孔18に連通する開口部によっても
構成しうる。また、かかる通気路は、端面16の近傍で
可溶体通し溝20と重ならない側面の位置に設け得る。
【0014】さらに、本発明の好適実施例として図1を
参照して説明したチップヒューズの本体の形状は角柱体
であるが、本発明はこれに限定されるものでなく円筒体
等のいずれの柱状体でもよい。また、導電性端子の外形
も図1に示されるような角型に限らず円形でもよく、要
は導電性端子の凹部が本体に隙間を有さず嵌合される構
造のものであればよい。
【0015】図5は、可溶体通し溝を他方の端面まで延
在させた構造を有する本考案のチップヒューズの別の実
施例の部品構成図である。図5に示されるチップヒュー
ズは、小型のセラミックの本体10の製作を容易にする
ため、可溶体通し溝が他方の端面まで延在させている点
が図3の実施例と相違しており、他の点は同じである。
【0016】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。即
ち、本体の端面の近傍の側面に貫通孔と連通する空気抜
き開口部が形成されているので、加熱された導電性端子
を端面から嵌合する際、貫通孔の加熱膨張した空気が開
口部から排出できるため、導電性端子の凹部と可溶体と
の電気的接続をとる予備半田が、導電性端子の凹部の内
側面と本体の外周面との間から膨張した空気により押し
出されない。従って、導電性端子と可溶体との電気的接
続が確実に行われ、歩留まりの向上とチップヒューズの
信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のチップヒューズの完成品の斜視図。
【図2】図1に示す本体10の透視図。
【図3】図1に示すチップヒューズの組立て前の部品構
成図。
【図4】図3に示すチップヒューズの部品を組立てた後
のチップヒューズを、可溶体14、可溶体通し溝20及
び空気抜き切欠き26を含む面より見た断面図。
【図5】可溶体通し溝を他方の端面まで延在させた構造
を有する本考案のチップヒューズの別の実施例の部品構
成図。
【図6】従来のチップヒューズの部品構成図。
【符号の説明】
10:本体、12:導電性端子、14:可溶体、16:
端面、18:貫通孔 20:可溶体通し溝、22:凹部、24:予備半田、2
6:空気抜き切欠き

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱絶縁材料から成り、柱状体の形状を
    有する本体であって、その長手方向の両端面間を貫通す
    る貫通孔と、前記両端面の少なくとも1つの端面の外周
    面に前記貫通孔と連通する開口部とを有する本体と、 前記貫通孔に架張される可溶体であって、その各端部が
    前記両端面とそれに接した前記外周面とに沿って延在し
    て係止されている可溶体と、 前記両端面の外周面に嵌合される凹部を有し、嵌合され
    たとき前記凹部と前記可溶体の前記端部とが予備半田を
    介して電気的接続され、かつ前記凹部が前記本体の開口
    部を覆う1対の導電性端子部とを備えるチップヒュー
    ズ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチップヒューズにおい
    て、前記本体の開口部は前記端面に形成された切り欠き
    であるチップヒューズ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のチップヒューズに
    おいて、前記開口部が前記両端面の外周面に形成されて
    いるチップヒューズ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のチップヒューズにおい
    て、前記本体の両端面の外周面に可溶体通し溝が形成さ
    れ、前記可溶体の前記端部が前記可溶体通し溝に係止さ
    れ、前記開口部が前記可溶体通し溝と異なる位置に配置
    されるチップヒューズ。
JP1077292U 1992-03-04 1992-03-04 チップヒューズ Expired - Lifetime JPH074763Y2 (ja)

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JP2019533892A (ja) * 2016-11-15 2019-11-21 リテルヒューズ・インク 通気式ヒューズハウジング

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