JPH0748825A - 暗渠排水管 - Google Patents
暗渠排水管Info
- Publication number
- JPH0748825A JPH0748825A JP17606994A JP17606994A JPH0748825A JP H0748825 A JPH0748825 A JP H0748825A JP 17606994 A JP17606994 A JP 17606994A JP 17606994 A JP17606994 A JP 17606994A JP H0748825 A JPH0748825 A JP H0748825A
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- JP
- Japan
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- woven fabric
- film
- drainage pipe
- pipe
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 目詰まりが生じることなく優れた濾過作用を
発揮すると共に長期の使用に耐えることができる暗渠排
水管を提供する。 【構成】 管壁の外層2は、延伸方向に多数の切目を入
れた合成樹脂延伸フイルムを2枚以上、互いに延伸方向
を直交させた状態にして重合融着してなり、切目の交差
によって形成された多数の細孔3を通じて泥水を円滑に
管内に流通させると共に、この外層2の内周面に内層と
して薄い不織布4を一体に重合して該不織布4により濾
過作用を行わせるように構成し、さらに、引張強度の大
なる上記延伸フイルムにより不織布4を保護して長期の
使用に耐えるようにしている。
発揮すると共に長期の使用に耐えることができる暗渠排
水管を提供する。 【構成】 管壁の外層2は、延伸方向に多数の切目を入
れた合成樹脂延伸フイルムを2枚以上、互いに延伸方向
を直交させた状態にして重合融着してなり、切目の交差
によって形成された多数の細孔3を通じて泥水を円滑に
管内に流通させると共に、この外層2の内周面に内層と
して薄い不織布4を一体に重合して該不織布4により濾
過作用を行わせるように構成し、さらに、引張強度の大
なる上記延伸フイルムにより不織布4を保護して長期の
使用に耐えるようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場や湿地帯、そ
の他の地中に埋設して使用される暗渠排水管に関するも
のである。
の他の地中に埋設して使用される暗渠排水管に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の排水管としては、実
公昭54ー27206号公報に記載されているように、
テープ状ネットを螺旋状に且つその側縁部同士が順次重
なるように巻回して内外層を形成すると共に、これらの
層間に不織布或いはガラス繊維その他の織布からなるフ
イルターを介在させ、さらに、樹脂管の内外周に補強条
片を螺旋状に融着固定してなる構造のものが知られてい
る。
公昭54ー27206号公報に記載されているように、
テープ状ネットを螺旋状に且つその側縁部同士が順次重
なるように巻回して内外層を形成すると共に、これらの
層間に不織布或いはガラス繊維その他の織布からなるフ
イルターを介在させ、さらに、樹脂管の内外周に補強条
片を螺旋状に融着固定してなる構造のものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような暗渠排水管
は、地面下に形成された暗渠内に敷設され、地面下に浸
透してくる泥水をフイルターによって濾過して排水管内
に導くものであるが、暗渠排水管の埋設場所には種々の
土質があり、例えば、泥土や粘土質或いは砂利質など多
種多様であって、上記の暗渠排水管ではこれら全ての土
質に対応できないものである。
は、地面下に形成された暗渠内に敷設され、地面下に浸
透してくる泥水をフイルターによって濾過して排水管内
に導くものであるが、暗渠排水管の埋設場所には種々の
土質があり、例えば、泥土や粘土質或いは砂利質など多
種多様であって、上記の暗渠排水管ではこれら全ての土
質に対応できないものである。
【0004】即ち、管の内外層を形成しているネット
は、管の保形並びに強度を維持する目的で用いられてい
るものであって、その網目が極めて粗く形成されている
から、濾過作用を殆ど発揮し得ないものであり、フイル
ターとしての役目は不織布のみで行わせている構造とな
っている。従って、その不織布は比較的厚いものを使用
しなければならず、水の通過抵抗が大きくなると共に繊
維の絡み合いにより生じている繊維間の間隙部を通じて
濾過作用を行うものであるから、厚みが増すと、泥土の
微粒子を通過させることが困難となり、該微粒子がフイ
ルター表層部の繊維間に残留、堆積して目詰まりが発生
し、短期間で使用不能になるという問題点があった。
は、管の保形並びに強度を維持する目的で用いられてい
るものであって、その網目が極めて粗く形成されている
から、濾過作用を殆ど発揮し得ないものであり、フイル
ターとしての役目は不織布のみで行わせている構造とな
っている。従って、その不織布は比較的厚いものを使用
しなければならず、水の通過抵抗が大きくなると共に繊
維の絡み合いにより生じている繊維間の間隙部を通じて
濾過作用を行うものであるから、厚みが増すと、泥土の
微粒子を通過させることが困難となり、該微粒子がフイ
ルター表層部の繊維間に残留、堆積して目詰まりが発生
し、短期間で使用不能になるという問題点があった。
【0005】さらに、管の内外層を形成している前記ネ
ットは取扱時や配管時等における引張力によって容易に
伸びが生じ、その伸長力で不織布が破損して濾過作用を
奏することができず、排水管内に泥水が流入堆積する等
の問題があり、その上、不織布がネットの粗い網目を通
じて外部に露出した状態となっているので、土砂等との
摺擦によっても破損する虞れがあった。
ットは取扱時や配管時等における引張力によって容易に
伸びが生じ、その伸長力で不織布が破損して濾過作用を
奏することができず、排水管内に泥水が流入堆積する等
の問題があり、その上、不織布がネットの粗い網目を通
じて外部に露出した状態となっているので、土砂等との
摺擦によっても破損する虞れがあった。
【0006】又、細幅の偏平糸条により粗目に織成され
た織布をフイルターとして使用することも行われている
が、比較的目が粗いために砂土までも通過させる虞れが
あるばかりでなく、目ずれが生じて砂土の流入が一層激
しくなり、暗渠排水管としての使用に適さないものであ
る。本発明は土質に殆ど影響されることなく、目詰まり
の発生をなくして長期間、安定した排水能力を発揮する
ことができる暗渠排水管を提供するものである。
た織布をフイルターとして使用することも行われている
が、比較的目が粗いために砂土までも通過させる虞れが
あるばかりでなく、目ずれが生じて砂土の流入が一層激
しくなり、暗渠排水管としての使用に適さないものであ
る。本発明は土質に殆ど影響されることなく、目詰まり
の発生をなくして長期間、安定した排水能力を発揮する
ことができる暗渠排水管を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の暗渠排水管は、延伸方向に多数の並行な切
目をもつ合成樹脂延伸フイルムを2枚以上、その切目方
向が直交するように重合融着させることによって形成さ
れた多数の細孔を有するフイルムを管壁の外層とし、該
外層の内周面に厚さが0.5mm 以下の薄い不織布を内層と
して一体に重合してなる構造を有するものである。な
お、この管の外周面に補強条体を螺旋状に巻着しておい
てもよい。
に、本発明の暗渠排水管は、延伸方向に多数の並行な切
目をもつ合成樹脂延伸フイルムを2枚以上、その切目方
向が直交するように重合融着させることによって形成さ
れた多数の細孔を有するフイルムを管壁の外層とし、該
外層の内周面に厚さが0.5mm 以下の薄い不織布を内層と
して一体に重合してなる構造を有するものである。な
お、この管の外周面に補強条体を螺旋状に巻着しておい
てもよい。
【0008】
【作用】この暗渠排水管の管壁の外層は、多数の並行な
切目を有する延伸フイルムを2枚以上、その切目方向が
直交するように重合融着させてなる多数の細孔を設けた
重合フイルムより形成されているので、内層として配し
た不織布を全面的に被覆して保護し、薄く形成している
不織布が土砂との摺接によって破れるのを防止すること
ができると共に延伸フイルムよりなる重合フイルムは、
引張強度が極めて大きいために、暗渠内への敷設等の際
に管に張引作用が生じても不織布には殆ど引張力が作用
せず、従って、不織布の長期間の使用を可能にし得るも
のである。
切目を有する延伸フイルムを2枚以上、その切目方向が
直交するように重合融着させてなる多数の細孔を設けた
重合フイルムより形成されているので、内層として配し
た不織布を全面的に被覆して保護し、薄く形成している
不織布が土砂との摺接によって破れるのを防止すること
ができると共に延伸フイルムよりなる重合フイルムは、
引張強度が極めて大きいために、暗渠内への敷設等の際
に管に張引作用が生じても不織布には殆ど引張力が作用
せず、従って、不織布の長期間の使用を可能にし得るも
のである。
【0009】又、延伸フイルムの厚みが薄く且つ該フイ
ルムに設けた切目の交差、重合によって形成される上記
多数の細孔が常に所定の大きさ、形状を維持して管内に
向かって直通状態に連通するので、水の通過抵抗が極め
て小さくて土砂中の泥水は細孔を通じて素早く容易に流
通し、円滑な排水を可能にすると共に泥土の微粒子も泥
水と共に通過させて目詰まりの発生をなくし得るもので
あり、その上、例え砂礫で細孔が閉鎖されても、砂礫自
体は濾過作用を発揮するので、排水能力を低下させるこ
とがない。
ルムに設けた切目の交差、重合によって形成される上記
多数の細孔が常に所定の大きさ、形状を維持して管内に
向かって直通状態に連通するので、水の通過抵抗が極め
て小さくて土砂中の泥水は細孔を通じて素早く容易に流
通し、円滑な排水を可能にすると共に泥土の微粒子も泥
水と共に通過させて目詰まりの発生をなくし得るもので
あり、その上、例え砂礫で細孔が閉鎖されても、砂礫自
体は濾過作用を発揮するので、排水能力を低下させるこ
とがない。
【0010】さらに、前記細孔を通過しようとする大き
な土粒子は、該細孔を設けているフイルムの内周面側に
重合した不織布によって管内に通過するのを阻止され、
小さな微粒子のみを水と共に通過させることができ、こ
の際、不織布が薄いので、不織布の繊維間に微粒子が残
留することなく、容易に管内に通過して目詰まりも生じ
ないものである。なお、管の外周に補強条体を螺旋状に
巻着しておけば、管の捩り強度及び耐圧強度を維持し得
るものである。
な土粒子は、該細孔を設けているフイルムの内周面側に
重合した不織布によって管内に通過するのを阻止され、
小さな微粒子のみを水と共に通過させることができ、こ
の際、不織布が薄いので、不織布の繊維間に微粒子が残
留することなく、容易に管内に通過して目詰まりも生じ
ないものである。なお、管の外周に補強条体を螺旋状に
巻着しておけば、管の捩り強度及び耐圧強度を維持し得
るものである。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
図1、図2において、1は排水管主体を構成する円筒状
の管壁で、多数の方形状細孔3、3・・・3を有する重
合フイルム2を外層とし、その内周面に厚さが0.5mm 、
好ましくは0.2mm 以下の不織布4を内層として重ね合わ
せて部分的に接着、一体化してなるものであり、この管
壁1の外周面に一定ピッチ毎に補強条体5を螺旋状に巻
回し、融着一体化してある。
図1、図2において、1は排水管主体を構成する円筒状
の管壁で、多数の方形状細孔3、3・・・3を有する重
合フイルム2を外層とし、その内周面に厚さが0.5mm 、
好ましくは0.2mm 以下の不織布4を内層として重ね合わ
せて部分的に接着、一体化してなるものであり、この管
壁1の外周面に一定ピッチ毎に補強条体5を螺旋状に巻
回し、融着一体化してある。
【0012】上記管壁の外層を形成する重合フイルム2
は、一般に割り布と称されるものであり、厚みが0.07〜
0.15mm程度のポリエチレンフイルムなどのフイルムに、
その延伸方向に多数の切目を入れてなるスプリットフイ
ルムを使用し、この多数の切目を有するフイルムを少な
くとも2枚以上、その切目方向及び延伸方向を互いに直
交するように重合、融着することよって交差部に多数の
細孔3を形成してなるものであり、該細孔3の大きさは
切目間の幅によって適宜に変更可能であるが、1.0mm 以
下、0.2mm 前後が好ましい。
は、一般に割り布と称されるものであり、厚みが0.07〜
0.15mm程度のポリエチレンフイルムなどのフイルムに、
その延伸方向に多数の切目を入れてなるスプリットフイ
ルムを使用し、この多数の切目を有するフイルムを少な
くとも2枚以上、その切目方向及び延伸方向を互いに直
交するように重合、融着することよって交差部に多数の
細孔3を形成してなるものであり、該細孔3の大きさは
切目間の幅によって適宜に変更可能であるが、1.0mm 以
下、0.2mm 前後が好ましい。
【0013】なお、重合フイルム2としては、上記延伸
フイルムを切目を介して分離させた形状を有する偏平な
細幅帯状延伸糸によって織成し、縦横の偏平糸の交差部
を融着、一体化してなる構造のものであってもよい。一
方、管壁1の内層を形成する不織布4の空隙率は、上記
重合フイルム2の空隙率の2分の1以下であり、重合フ
イルム2の各細孔3の空隙部を通じて不織布4の繊維が
露呈している構造となっている。
フイルムを切目を介して分離させた形状を有する偏平な
細幅帯状延伸糸によって織成し、縦横の偏平糸の交差部
を融着、一体化してなる構造のものであってもよい。一
方、管壁1の内層を形成する不織布4の空隙率は、上記
重合フイルム2の空隙率の2分の1以下であり、重合フ
イルム2の各細孔3の空隙部を通じて不織布4の繊維が
露呈している構造となっている。
【0014】図3、図4は本発明の別な実施例を示すも
ので、上記不織布4を管壁の中間層とし、その内外に前
記多数の細孔3を有する延伸重合フイルム2、2'を配し
て一体に重ね合わせた状態で管壁1を形成したものであ
る。即ち、上記実施例において、不織布4の内周面側に
重合フイルム2'を配設して、内外フイルム2、 2' 間に
不織布4を挟み込ませた構造を有するものである。
ので、上記不織布4を管壁の中間層とし、その内外に前
記多数の細孔3を有する延伸重合フイルム2、2'を配し
て一体に重ね合わせた状態で管壁1を形成したものであ
る。即ち、上記実施例において、不織布4の内周面側に
重合フイルム2'を配設して、内外フイルム2、 2' 間に
不織布4を挟み込ませた構造を有するものである。
【0015】このような暗渠排水管を製造するには、図
5に示すように、上記管壁1を形成すべき重合フイルム
2と不織布4とを所望幅の帯状フイルム2aと帯状不織布
4aとし、これらの帯状フイルム2aと帯状不織布4aとを回
転成形軸(図示せず)上にその側縁部が順次重なるよう
に螺旋状に巻着一体化することによって得ることができ
る。
5に示すように、上記管壁1を形成すべき重合フイルム
2と不織布4とを所望幅の帯状フイルム2aと帯状不織布
4aとし、これらの帯状フイルム2aと帯状不織布4aとを回
転成形軸(図示せず)上にその側縁部が順次重なるよう
に螺旋状に巻着一体化することによって得ることができ
る。
【0016】詳しくは、回転成形軸上に、まず、帯状フ
イルム2aを、先に一巻き状態に巻きつけるフイルム部の
表面に次に巻き付けるフイルム部が1/2 の幅だけ重なる
ように、即ち、1/2 のピッチのずれでもって螺旋状に巻
き付けて行き、この際、該帯状フイルム2aの一端縁部上
に細幅のバインダー部材6を重ね合わせるように挿入す
ると共に該帯状フイルム2aの幅の一半部分上に該帯状フ
イルム2aの約1/2 の幅を有する前記帯状不織布4aを重ね
合わせた状態で螺旋状に巻き付け、バインダー部材6を
加熱溶融させることによって、帯状不織布4aの両端縁部
を帯状フイルム2aに一体に接着させて管壁を形成するも
のである。
イルム2aを、先に一巻き状態に巻きつけるフイルム部の
表面に次に巻き付けるフイルム部が1/2 の幅だけ重なる
ように、即ち、1/2 のピッチのずれでもって螺旋状に巻
き付けて行き、この際、該帯状フイルム2aの一端縁部上
に細幅のバインダー部材6を重ね合わせるように挿入す
ると共に該帯状フイルム2aの幅の一半部分上に該帯状フ
イルム2aの約1/2 の幅を有する前記帯状不織布4aを重ね
合わせた状態で螺旋状に巻き付け、バインダー部材6を
加熱溶融させることによって、帯状不織布4aの両端縁部
を帯状フイルム2aに一体に接着させて管壁を形成するも
のである。
【0017】さらに、この管壁の形成時において、外層
を形成する帯状フイルム2aの他端部上にバインダー部材
7を介して肉厚の硬質ポリエチレン樹脂等よりなる補強
条体5を同一ピッチで螺旋状に巻装し、バインダー部材
7を加熱溶融させることによって巻着一体化させるもの
である。
を形成する帯状フイルム2aの他端部上にバインダー部材
7を介して肉厚の硬質ポリエチレン樹脂等よりなる補強
条体5を同一ピッチで螺旋状に巻装し、バインダー部材
7を加熱溶融させることによって巻着一体化させるもの
である。
【0018】こうして得られた暗渠排水管は、帯状フイ
ルム2aの他半部が帯状不織布4a上に被覆した状態となっ
て管の外層を形成すると共に中間層に帯状不織布4aが配
設され、帯状フイルム2aの一半部が内層を形成すること
になって、上記図3に示した暗渠排水管となるが、図1
に示すような二重層からなる暗渠排水管を形成する場合
には、回転成形軸上に帯状不織布4aを、その両端縁部同
士を互いに重合、接着させながら螺旋状に巻き付け、こ
の帯状不織布4a上に帯状フイルム2aを同じく螺旋状に巻
き付けながら、適所を帯状不織布4aに適宜なバンイダー
を介して接着させればよい。このように構成された暗渠
排水管は、地面下の暗渠内に引き込み敷設され、上記排
水作用を行うものである。
ルム2aの他半部が帯状不織布4a上に被覆した状態となっ
て管の外層を形成すると共に中間層に帯状不織布4aが配
設され、帯状フイルム2aの一半部が内層を形成すること
になって、上記図3に示した暗渠排水管となるが、図1
に示すような二重層からなる暗渠排水管を形成する場合
には、回転成形軸上に帯状不織布4aを、その両端縁部同
士を互いに重合、接着させながら螺旋状に巻き付け、こ
の帯状不織布4a上に帯状フイルム2aを同じく螺旋状に巻
き付けながら、適所を帯状不織布4aに適宜なバンイダー
を介して接着させればよい。このように構成された暗渠
排水管は、地面下の暗渠内に引き込み敷設され、上記排
水作用を行うものである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の暗渠排水管によれ
ば、多数の並行な切目を有する延伸フイルムを2枚以
上、その切目方向が直交するように重合融着させてなる
多数の細孔を設けた重合フイルムを管壁の外層とし、該
外層の内周面に厚さが0.5mm 以下の薄い不織布を内層と
して一体に重合してなるものであるから、全体の厚みが
極めて薄くて取扱性が良好であるばかりでなく、優れた
屈曲性を有して敷設時における配管作業が容易となり、
その上、重合延伸フイルムによって内層として配した不
織布を全面的に被覆して保護し、薄く形成している不織
布が土砂との摺接によって破れるのを防止することがで
きると共に、延伸フイルムよりなる重合フイルムは、引
張強度が極めて大きいために、暗渠内への敷設等の際や
土圧等によって管に張引作用が生じても不織布には殆ど
引張力が作用せず、管壁の損傷をなくして長期の使用に
供することができるものである。
ば、多数の並行な切目を有する延伸フイルムを2枚以
上、その切目方向が直交するように重合融着させてなる
多数の細孔を設けた重合フイルムを管壁の外層とし、該
外層の内周面に厚さが0.5mm 以下の薄い不織布を内層と
して一体に重合してなるものであるから、全体の厚みが
極めて薄くて取扱性が良好であるばかりでなく、優れた
屈曲性を有して敷設時における配管作業が容易となり、
その上、重合延伸フイルムによって内層として配した不
織布を全面的に被覆して保護し、薄く形成している不織
布が土砂との摺接によって破れるのを防止することがで
きると共に、延伸フイルムよりなる重合フイルムは、引
張強度が極めて大きいために、暗渠内への敷設等の際や
土圧等によって管に張引作用が生じても不織布には殆ど
引張力が作用せず、管壁の損傷をなくして長期の使用に
供することができるものである。
【0020】又、延伸フイルムの厚みが薄く且つ該フイ
ルムに設けた切目の交差、重合によって形成される上記
多数の細孔が常に所定の大きさ、形状を維持して管内に
向かって直通状態に連通するので、水の通過抵抗が極め
て小さくて土砂中の泥水を細孔を通じて素早く容易に流
通させることができ、従って、円滑な排水を可能にする
と共に泥土の微粒子も泥水と共に通過させて目詰まりの
発生をなくし得るものであり、その上、例え砂礫で細孔
が閉鎖されても、砂礫自体は濾過作用を発揮するので、
排水能力を低下させることがない。
ルムに設けた切目の交差、重合によって形成される上記
多数の細孔が常に所定の大きさ、形状を維持して管内に
向かって直通状態に連通するので、水の通過抵抗が極め
て小さくて土砂中の泥水を細孔を通じて素早く容易に流
通させることができ、従って、円滑な排水を可能にする
と共に泥土の微粒子も泥水と共に通過させて目詰まりの
発生をなくし得るものであり、その上、例え砂礫で細孔
が閉鎖されても、砂礫自体は濾過作用を発揮するので、
排水能力を低下させることがない。
【0021】さらに、前記細孔を通過しようとする大き
な土粒子は、該細孔を設けているフイルムの内周面側に
重合した不織布によって管内に通過するのを阻止され、
小さな微粒子のみを水と共に通過させることができ、こ
の際、不織布が薄いので、不織布の繊維間に微粒子が残
留することなく、容易に管内に通過して確実且つ良好な
排水作用を長期間に亘って奏することができるものであ
る。
な土粒子は、該細孔を設けているフイルムの内周面側に
重合した不織布によって管内に通過するのを阻止され、
小さな微粒子のみを水と共に通過させることができ、こ
の際、不織布が薄いので、不織布の繊維間に微粒子が残
留することなく、容易に管内に通過して確実且つ良好な
排水作用を長期間に亘って奏することができるものであ
る。
【図1】例1の一部切欠側面図、
【図2】その一部拡大断面図、
【図3】例2の一部切欠側面図、
【図4】その一部拡大断面図、
【図5】製造方法を説明するための断面図。
1 管壁 2 重合延伸フイルム 3 細孔 4 不織布
Claims (2)
- 【請求項1】 延伸方向に多数の並行な切目をもつ合成
樹脂延伸フイルムを2枚以上、その切目方向が直交する
ように重合融着させることによって形成された多数の細
孔を有するフイルムを管壁の外層とし、該外層の内周面
に厚さが0.5mm 以下の薄い不織布を内層として一体に重
合してなることを特徴とする暗渠排水管。 - 【請求項2】 前記フイルムを管壁の内外層とし、その
間に前記不織布を中間層として介在させていることを特
徴とする請求項記載の暗渠排水管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17606994A JP2603598B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 暗渠排水管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17606994A JP2603598B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 暗渠排水管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0748825A true JPH0748825A (ja) | 1995-02-21 |
| JP2603598B2 JP2603598B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=16007180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17606994A Expired - Fee Related JP2603598B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 暗渠排水管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603598B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005179896A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Ashimori Ind Co Ltd | 集排水部材及び集排水孔の形成方法 |
| KR20220141617A (ko) * | 2021-04-13 | 2022-10-20 | 조창건 | 지반 조성용 드레인 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP17606994A patent/JP2603598B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005179896A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Ashimori Ind Co Ltd | 集排水部材及び集排水孔の形成方法 |
| KR20220141617A (ko) * | 2021-04-13 | 2022-10-20 | 조창건 | 지반 조성용 드레인 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603598B2 (ja) | 1997-04-23 |
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