JPH0753012Y2 - ゴムライニング逆止弁の弁棒封止構造 - Google Patents

ゴムライニング逆止弁の弁棒封止構造

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JPH0753012Y2
JPH0753012Y2 JP2419890U JP2419890U JPH0753012Y2 JP H0753012 Y2 JPH0753012 Y2 JP H0753012Y2 JP 2419890 U JP2419890 U JP 2419890U JP 2419890 U JP2419890 U JP 2419890U JP H0753012 Y2 JPH0753012 Y2 JP H0753012Y2
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tightly
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ゴムライニング逆止弁の弁棒封止構造に係
り、特に、逆方向流体圧(逆流流体圧)によって弁体の
シート部が弁箱のシート部に向けて押圧されることで、
弁体および弁棒に変位を生じても、回転自在に弁棒を軸
支している弁箱の軸支部を通って外部に流体が漏洩する
のを確実に防止する技術に関する。
[従来の技術] 従来のゴムライニング逆止弁は、第4図および第5図に
示すように、ゴムライニング層1aによって外面を覆われ
た弁体1が、ゴムライニング層2aによって内面を覆われ
た弁箱2の両側軸支部3A,3Bに回転自在かつ液密もしく
は気密に軸支されている弁棒4に固着され、弁箱2内の
順方向流体圧(第4図の矢印X1)による開弁方向回転
(第4図の反時計まわり)と、逆方向流体圧(第4図の
矢印X2)による閉弁方向回転(第4図の時計まわり)で
弁箱2の弾性シート部2Aに弁体1の弾性シート部1Aが離
接して開閉を行うように構成されており、弁棒4の軸方
向両端部は、弁箱2の両側軸支部3A,3Bにそれぞれ嵌合
されたブシュ5に回転自在に軸支され、スラストプレー
ト6を両端に当接させるとともに、両側軸支部3A,3Bを
サイドカバー7によって液密もしくは気密に閉塞した構
造になっている。
ところで、この種の逆止弁では、逆方向流体圧(矢印X
2)によって弁体1の弾性シート部1Aを弁箱2の弾性シ
ート部2Aに向けて押圧して密着させることによって、封
止性の高い閉弁状態が確保される。つまり、逆方向流体
圧によって弁体1および弁棒4を弁箱2の弾性シート部
2Aに向けて変位させ、弁体1の弾性シート部1Aを弁箱2
の弾性シート部2Aに向けて押圧させることによって封止
性の高い閉弁状態を確保するようにしている。
したがって、弁棒4の軸方向両端部と、弁箱2の両側軸
支部3A,3Bにそれぞれ嵌合されているブシュ5との間に
は、前述の変位を許容するクリアランスが形成されてい
る。
弁棒4の軸方向両端部と、ブシュ5との間にクリアラン
スが形成されていても、両側軸支部3A,3Bがサイドカバ
ー7によって液密もしくは気密に閉塞されている構造、
即ち、弁棒4が弁箱2の外部に突出していない構造であ
れば、弁箱2の軸支部3A,3Bを通って流体が外部に漏洩
するような不都合を生じない。
[考案が解決しようとする課題] しかし、例えば弁体1の閉方向トルクを大きくして速や
かに閉弁させ、流体の逆流を防止するために弁棒4にカ
ウンターウエイト(図示省略)を取付けた構造のゴムラ
イニング逆止弁では、弁棒4の少なくとも軸方向一端側
を、第6図のように弁箱2の軸支部3Aから外部に突出さ
せなければならない。
このように、弁棒4の軸方向一端側を弁箱2の軸支部3A
から外部に突出させた構造では、前述のサイドカバー7
に代えてグランドパッキン8とパッキン押え9を用い
て、弁棒4を回転自在かつ液密もしくは気密に軸支する
か、または第7図に示すように、Oリング10A,10Bを設
けた封止環11を用いて、弁棒4を回転自在かつ液密もし
くは気密に軸支するようにしている。
ところが、これらの弁棒封止構造では、逆方向流体圧に
よって弁体1および弁棒4が弁箱2の弾性シート部2Aに
向けてクリアランス分だけ変位することで、グランドパ
ッキン8、またはOリング10Aにおける弁棒4の変位方
向に相当する部分に、他の部分よりも過剰な径方向の圧
縮荷重が局部的に負荷されることになり、負荷部分に経
時的な応力緩和が生じてグランドパッキン8、またはO
リング10Aのシール性を低下させ、ここから外部に流体
が漏洩する原因になる。
本考案は、このような事情に鑑みなされたもので、弁体
および弁棒に変位が生じても、回転自在かつ液密もしく
は気密に弁棒を軸支している弁箱の軸支部を通って外部
に流体が漏洩するのを確実に防止することのできるゴム
ライニング逆止弁の弁棒封止構造の提供を目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、ゴムライニング
層によって外面を覆われた弁体が、ゴムライニング層に
よって内面を覆われた弁箱の両側軸支部に回転自在かつ
液密もしくは気密に軸支されている弁棒に固着され、弁
箱内の順方向流体圧による開弁方向回転と逆方向流体圧
による閉弁方向回転で弁箱の弾性シート部に弁体の弾性
シート部が離接して開閉を行うゴムライニング逆止弁に
おいて、前記弁棒の少なくとも軸方向一端側を弁箱の前
記軸支部から外部に突出させ、この突出部に封止環が回
転自在かつ液密もしくは気密に外嵌されるとともに、封
止環と弁箱との間に弁棒を囲繞するベローズが介装され
たものである。
[作用] 本考案によれば、逆方向流体圧によって弁体および弁棒
が弁箱の弾性シート部に向けてクリアランス分だけ変位
しても、ベローズ固有の径方向自由度によって封止環の
径方向変位が許容されるので、径方向の圧縮荷重が封止
環における弁棒の変位方向に相当する部分に、局部的に
負荷されるようなことがない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案を適用したゴムライニング逆止弁の縦断
側面図、第2図は第1図におけるII−II線に沿う横断平
面図である。なお、本考案の特徴は弁棒4の封止構造に
係り、これを除く他の部材およびその構成は従来例と異
ならないので、第1図および第2図において第4図ない
し第7図と対応する部分にはそれぞれ同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
弁棒4の軸方向一端側が弁箱2の軸支部3Aから外部に突
出しており、この突出部に封止環12が回転自在かつ液密
もしくは気密に外嵌されている。即ち、封止環12には、
その径内部に環状溝12Aが形成され、この環状溝12Aに嵌
合したOリング13に弁棒4を挿通させることによって、
封止環12が弁棒4の突出部に回転自在かつ液密もしくは
気密に外嵌されている。
また、弁箱2における軸支部3A外端面には、弁棒4を遊
嵌した固定環14がOリング16を介在してボルトなどの締
結部材15によって液密もしくは気密に固定されており、
封止環12と固定環14とが例えばステンレス鋼板のような
非発錆性金属によってなるベローズ17によって液密もし
くは気密に互いに接続され、ベローズ17によって弁棒4
を囲繞している。
このような構成であれば、逆方向流体圧(矢印X2)によ
って弁体1の弾性シート部1Aを弁箱2の弾性シート部2A
に向けて押圧して密着させることによって、弁体1およ
び弁棒4が弁箱2の弾性シート部2Aに向けてクリアラン
ス分だけ変位しても、ベローズ17固有の径方向自由度に
よって封止環12の径方向変位が許容されるので、径方向
の圧縮荷重が封止環12のOリング13における弁棒4の変
位方向に相当する部分に、局部的に負荷されることがな
い。したがって、Oリング13に経時的な応力緩和が生じ
ないので、弁箱2の軸支部3Aを通って外部に流体が漏洩
するのを確実に防止できる。
第3図は、本考案の他の実施例を示し、封止環12には、
その径内部にパッキンボックス(スタフインボックス)
12Bが形成され、このパッキンボックス12Bにグランドパ
ッキン18を嵌合してパッキン押え19で封止するととも
に、グランドパッキン18に弁棒4を挿通させることによ
って、封止環12が弁棒4の突出部に回転自在かつ液密も
しくは気密に外嵌されている。このように構成しても前
記実施例と同様の作用効果を奏することができる。
なお、前記各実施例では、弁棒4の軸方向一端側を弁箱
2の軸支部3Aから外部に突出させて説明しているが、本
考案は前記実施例にのみ限定されるものではなく、弁棒
4の軸方向両端側を弁箱2の軸支部3A,3Bからそれぞれ
外部に突出させ、両突出部を前記と同様の構成で封止す
るようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、前述のように構成されているので、以下に記
載されるような効果を奏する。
即ち、逆方向流体圧によって弁体および弁棒が弁箱の弾
性シート部に向けてクリアランス分だけ変位しても、ベ
ローズ固有の径方向自由度によって封止環の径方向変位
が許容されるので、径方向の圧縮荷重が封止環における
弁棒の変位方向に相当する部分に、局部的に負荷される
ことがない。したがって、この部分に経時的な応力緩和
が生じないから、弁箱の軸支部を通って外部に流体が漏
洩するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したゴムライニング逆止弁の縦断
側面図、第2図は第1図におけるII−II線に沿う横断平
面図、第3図は他の実施例を示す横断平面図、第4図は
ゴムライニング逆止弁の縦断側面図、第5図は第4図に
おけるV−V線に沿う横断平面図、第6図は従来の弁棒
封止構造の一例を示す横断平面図、第7図は従来の弁棒
封止構造の他の例を示す横断平面図である。 1……弁体 1A……弾性シート部 1a……ゴムライニング層 2……弁箱 2A……弾性シート部 2a……ゴムライニング層 3A,3B……両側軸支部 4……弁棒 12……封止環 17……ベローズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴムライニング層によって外面を覆われた
    弁体が、ゴムライニング層によって内面を覆われた弁箱
    の両側軸支部に回転自在かつ液密もしくは気密に軸支さ
    れている弁棒に固着され、弁箱内の順方向流体圧による
    開弁方向回転と逆方向流体圧による閉弁方向回転で弁箱
    の弾性シート部に弁体の弾性シート部が離接して開閉を
    行うゴムライニング逆止弁において、前記弁棒の少なく
    とも軸方向一端側を弁箱の前記軸支部から外部に突出さ
    せ、この突出部に封止環が回転自在かつ液密もしくは気
    密に外嵌されるとともに、封止環と弁箱との間に弁棒を
    囲繞するベローズが介装されていることを特徴とするゴ
    ムライニング逆止弁の弁棒封止構造。
JP2419890U 1990-03-09 1990-03-09 ゴムライニング逆止弁の弁棒封止構造 Expired - Fee Related JPH0753012Y2 (ja)

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