JPH0753078B2 - 魚の三枚おろし方法及び装置 - Google Patents

魚の三枚おろし方法及び装置

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JPH0753078B2
JPH0753078B2 JP3353773A JP35377391A JPH0753078B2 JP H0753078 B2 JPH0753078 B2 JP H0753078B2 JP 3353773 A JP3353773 A JP 3353773A JP 35377391 A JP35377391 A JP 35377391A JP H0753078 B2 JPH0753078 B2 JP H0753078B2
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abdomen
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fish
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sides
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稔 石田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚の三枚おろしを腹骨
が身へ付かないように行う方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚体を中骨と両身とに切り分ける
三枚おろし装置は、特開昭49−123898号公報、
特開昭60−234538号公報、特開昭57−102
796号公報により公知である。
【0003】しかし、前記公知の装置のうち特開昭57
−102796号公報記載のものは、二枚の細鋸で中骨
と両身を切り分けるものであって、構造は簡単である
が、両身に腹骨が付くし、中骨に付く身の量が多いとい
う問題点があり、特開昭49−123898号公報と特
開昭60−234538号公報記載のものは、腹腔をガ
イドによりV形か平行になるように開かせて、内壁側に
存在する腹骨を切り取る構造を採用するから、腹骨と脊
柱と中骨との切り離しを別々の個所で区分的に行なわな
ければならないため、装置が複雑で大型なものになり、
骨に付く身が多くいため歩留まりが悪い上に作業能率も
低いという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの現状にか
んがみなされたもので、腹骨をほぼ脊柱巾で中骨と平行
するように矯正して、腹骨、脊柱、中骨と身との切り離
しを2組の刃物により一個所で行えるようにし、簡単小
型な装置による最高歩留まりでの三枚おろしを高能率的
に達成し得る方法及び装置を市場提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、内臓を除去した魚体の腹腔内へ、脊柱より
やや薄い平板を中骨と平行するように挿入してから、前
記腹部をその両外側に配設した一対の抑え部材により前
記平板側へ押圧させて、腹腔内壁を前記平板の両面へ密
着させることにより、腹腔内壁に存在する腹骨をほぼ脊
柱巾で中骨と平行するように矯正し、その後、該腹骨に
沿って腹部へ薄い刃物を切り込ませると共に、背側にも
中骨の両側に沿って薄い刃物を切り込ませて、中骨、脊
柱、腹骨がつながって残る中の一枚と、身だけの両側の
二枚とに切り分ける方法と、魚体の脊柱よりやや薄く形
成して、内臓を除去した魚の腹腔内へ中骨と平行するよ
うに挿入する平板と、腹部の両外側に前記平板へ向かっ
て進退するように配設して、前進時に腹部を前記平板へ
押し付けて腹腔内壁を平板の両面へ密着させることによ
り、腹腔内壁に存在する腹骨をほぼ脊柱巾で中骨と平行
するように矯正する一対の抑え部材と、矯正された腹骨
に沿って腹部へ切り込んで腹骨を身から切り離す薄い
物と、中骨に沿って背部へ切り込んで中骨を身から切り
離す薄い刃物とを備えさせた構成とを採用したものであ
る。
【0006】
【作用】前記した本発明の方法び装置は、内臓除去の前
処理をした魚体の腹腔内へ、図1に示すように対象魚の
脊柱よりやや薄い平板を中骨と平行するように挿入して
この平板に魚体を支持させる。そして、魚体の腹部を両
外側に配設した一対の抑え部材により前記平板へ押圧さ
せると、腹腔の内壁が前記平板の両面へ密着して、この
部分に存在する腹骨をほぼ脊柱巾で中骨と平行するよう
に矯正するから、魚体の図4にイ、ロ、ハ、ニで示す各
部位の断面形状が図5に示すように相違していても、前
記した矯正作用のため腹骨の形状が一律化されると共
に、魚体が曲がっている場合も真っ直に矯正される。
【0007】従って、両側の腹部へ腹骨の外側に沿って
一対の薄い刃物を切り込ませ、背部には背骨の両側に沿
って一対の薄い刃物を切り込ませると、腹骨と腹部の身
と中骨と背部の身とが前記刃物により切り離されるか
ら、魚を中骨と脊柱し腹骨がつながって残る中の一枚
と、骨が全く付かない両側の二枚とに切り分ける三枚お
ろしを一個所で同時に完了して、しかも、ほぼ脊柱巾の
腹骨と、背側の中骨とに沿って薄い刃物で行われる身と
骨の切り分けは、骨に付く身が僅少になって最高歩留ま
りを得ることができるものである。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係る魚の三枚おろし方法及び
装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1はこの装置の平板を魚体の腹腔内へ挿
入して魚体を支持させた状態の縦断側面図、図2は平板
に支持させた魚体の腹部を両側から抑え部材に押圧させ
て、腹腔内壁を平板へ密着させ腹骨をほぼ脊柱巾で中骨
平行するように矯正した状態の縦断正面図、図3は
骨を矯正した魚体の腹部と背部へそれぞれ薄い刃物を切
り込ませて、骨と身との切り離しを行う状態の縦断正面
図、図4は三枚におろした魚体の胸部の断面図、図5は
同上の尾側の断面図、図6は原料魚体の側面図、図7は
図6に示す魚体のイ、ロ、ハ、ニの各部位の断面形状の
対比図、図8はコンベアを用いて連続式とした装置の概
要側面図である。
【0010】各図において符号1は魚体で、中央部に脊
柱2が通り、この脊柱2から背側aに1列の子骨3が出
ており、腹側bの後部にも1列の子骨3が出ており、
腔cの部分にはそれぞれ内壁に沿って二列の腹骨4が出
ている。
【0011】図1〜図3において符号5は前記魚体1の
腹腔c内へ挿入する平板で、脊柱よりもやや薄く形成し
て置き、その両側へ後記する抑え部材によって腹部を押
し付けて腹腔cの内壁を平板5の両面へ密着させると、
この部分に存在する腹骨4,4がぼ脊柱2の巾で中骨3
と平行するように矯正させるものであり、この平板5は
後記するコンベアチエン、又はターンテーブルなどに取
り付ける。
【0012】図1〜図3において符号6,6は前記魚体
1の腹部bを抑えさせる一対の抑え部材で、腹部bの腹
骨4が存在する部分に馴染む形状と寸法に形成して、進
退手段7,7へ揺動可能に軸8着し、進退手段7,7に
より平板5側へ押圧すると、左右の腹部b,bが前記平
板5へ押し付けられて、常態では弯曲している腹腔cと
腹骨4,4とをほぼ脊柱2の巾を持って直伸させる動作
を、魚体1の各部位イ、ロ、ハ、ニの断面形状が図7に
示すように変化していても、これに関係なく一様に行
い、腹骨4,4をほぼ脊柱巾で中骨3と平行するように
矯正すると共に、曲がっている魚体を真っ直に矯正する
作用をも行う。
【0013】図3において符号9、9は前記魚体1の腹
部b,bの身と腹骨4との切り離し用刃物で、薄い一対
の円板刃を脊柱2の太さに適合する間隔で回転軸10に
取り付けて、これら刃物9,9を動力により高速回転さ
せながら矯正された腹骨4に沿って腹部bの身へ切り込
ませ、腹骨4と腹部bの身との切り離しを行わせる。
【0014】図3において符号11,11は前記魚体1
の背部aの身と中骨3との切り離し用刃物で、薄い一対
の円板刃を前記した刃物9,9よりも僅かに狭い間隔、
即ち刃物9,9に内接する間隔で回転軸12に取り付け
て用い、これら刃物11,11を動力により高速回転さ
せながら中骨3の両側に沿って背部aの身へ切り込ませ
て、中骨3と背部bの身との切り離しを行わせるもので
ある。
【0015】図3にいて符号13は前記した平板5と抑
え部材6,6とを所定間隔で取り付けたコンベアチエン
で、これを循環運動させながら供給位置Aにおいて図1
のように平板5へ魚体1の腹腔cを挿入すると、平板
が抑え位置Bへ進んだとき抑え部材6,6がカムなどの
操作手段14に進められて魚体1の腹部b,bを図2の
ように抑え付け、腹骨4,4を平板5への圧接によりほ
ぼ脊柱2の巾で直伸させて中骨3と平行するように矯正
すると、このまま切り離し位置Cに進んで図3のように
薄い刃物9,9が腹骨4,4の外側に沿って腹部bへ切
り込み、薄い刃物11,11が中骨3の両側に沿って背
部aへ切り込んで、中骨3と脊柱2と腹骨4,4がつな
がって残る中の一枚と、身だけの両側の2枚1aと1b
の二枚に切り分けるいわゆる三枚おろしが連続的して自
動的に行われるものである。
【0016】尚、前記したコンベアチエン13の代わり
にターンテーブル(図面省略)を用い、これに所定間隔
で平板5と抑え体6,6とを取り付けて、ターンテーブ
ルの回転により魚体の供給位置、抑え位置、骨と身の切
り離し位置を旋回移動させる構成としても同様の作用と
効果が得られるものである。
【0017】
【発明の効果】前述した通り本発明に係る魚の三枚おろ
方法及び装置は、魚体の腹骨をほぼ脊柱巾で中骨と
行するように矯正して置き、この腹骨及び中骨に沿って
腹部と背部に薄い刃物を入れ、骨と身との切り離しを行
わせるから、魚体を中骨と脊柱と腹骨がつながって残る
中の一枚と、身だけの両側の2枚とに分ける三枚おろし
一個所で同時に行えるから、簡単小型な装置によって
最高の歩留まりの魚の三枚おろしを高能率的に達成し得
るという大きな効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装置の平板を魚体の腹腔内へ挿入
して魚体を支持させた状態の縦断側面図である。
【図2】平板に支持させた魚体の腹部を抑え部材により
抑えて腹骨をほぼ付根間隔と同じ巾で中骨と平行するよ
うに矯正した状態の縦断正面図である。
【図3】腹骨を矯正した魚体の腹部と背部へそれぞれ薄
刃物を切り込ませて、骨と身の切り離しを行う状態の
縦断正面図である。
【図4】三枚におろした後の胸側の断面図である。
【図5】同上の尾側の断面図である。
【図6】原料魚体の側面図である。
【図7】図6に示す魚体のイ、ロ、ハ、ニの各部位の断
面形状の比較図である。
【図8】コンベアを用いて連続式とした装置の概要側面
図である。
【符号の説明】
1 魚体 a 背部 b 腹部 c 腹腔 2,3 中骨 4,4 腹骨 5 平板 6,6 抑え部材 9,9 刃物 11,11 刃物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内臓を除去した魚体の腹腔内へ、脊柱よ
    りやや薄い平板を中骨と平行するように挿入してから、
    前記腹部をその両外側に配設した一対の抑え部材により
    前記平板側へ押圧させて、腹腔内壁を前記平板の両面へ
    密着させることにより、腹腔内壁に存在する腹骨をほぼ
    脊柱巾で中骨と平行するように矯正し、その後、該腹骨
    に沿って腹部へ薄い刃物を切り込ませると共に、背側に
    も中骨の両側に沿って薄い刃物を切り込ませて、中骨と
    脊柱と腹骨がつながって残る中の一枚と、身だけの両側
    の二枚とに切り分けることを特徴とする魚の三枚おろし
    方法。
  2. 【請求項2】魚体の脊柱よりやや薄く形成して、内臓を
    除去した魚の腹腔内へ中骨と平行するように挿入する平
    板と、腹部の両外側に前記平板へ向かって進退するよう
    に配設して、前進時に腹部を前記平板へ押し付けて腹腔
    内壁を平板の両面へ密着させることにより、腹腔内壁に
    存在する腹骨をほぼ脊柱巾で中骨と平行するように矯正
    する一対の抑え部材と、矯正された腹骨に沿って腹部へ
    切り込んで腹骨を身から切り離す薄い刃物と、中骨に沿
    って背部へ切り込んでみ中骨を身から切り離す薄い刃物
    とを備えさせたことを特徴とする魚の三枚おろし装置。
JP3353773A 1991-12-18 1991-12-18 魚の三枚おろし方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0753078B2 (ja)

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JPH05304879A JPH05304879A (ja) 1993-11-19
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