JPH0753716B2 - イミダゾ−ルカルボキサミド誘導体 - Google Patents

イミダゾ−ルカルボキサミド誘導体

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JPH0753716B2
JPH0753716B2 JP61155456A JP15545686A JPH0753716B2 JP H0753716 B2 JPH0753716 B2 JP H0753716B2 JP 61155456 A JP61155456 A JP 61155456A JP 15545686 A JP15545686 A JP 15545686A JP H0753716 B2 JPH0753716 B2 JP H0753716B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規かつ医薬として有用なイミダゾールカルボ
キサミド誘導体およびその酸付加塩に関する。
〔従来の技術〕
特開昭57-175172号公報には、イミダゾールカルボキサ
ミドの構造を有する非ステロイド系抗炎症剤として、5
−イミダゾールカルボキサミドが記載されている。ま
た、ベリヒテ(Berichte),92,550,1959年には、2−
イミダゾールカルボキサミド誘導体が報告されている
が、薬理学的作用にいては何ら言及されていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、これら公知のイミダゾールカルボキサミ
ド骨格に着目し、有用な消炎・鎮痛剤を開発することを
目的として鋭意検討を行なった。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、本発明者らは新規なイミダゾールカルボキサ
ミド誘導体およびその酸付加塩が有用な消炎・鎮痛作用
などを有することを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
即ち、本発明は一般式、 で表わされるイミダゾールカルボキサミド誘導体および
その酸付加塩に関する。
〔上記式中、環A、環Bにおいて、環Bがイミダゾール
核の2位に置換している場合、環A、環Bは同一または
異なって、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキ
シで置換されていてもよいフエニルを、環Bがイミダゾ
ール核の5位に置換している場合、環A、環Bは同時
に、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシで置
換されたフエニルを示す。
R1、R2は同一または異なって、水素、低級アルキル、ベ
ンゼン環上に置換基を有していてもよいアリールまたは
アラルキル、窒素含有複素芳香環、シクロアルキル、式 (式中、X、Yは同一または異なってNおよびCHを、n
は0、1、2、3を、Wは水素、低級アルキル、ベンゼ
ン環上に置換基を有していてもよいフエニルまたはアラ
ルキルを示す。)で表わされる基、または互いに結合し
て隣接する窒素原子とともに複素環を形成する基を示
す。〕 一般式(I)の記号を定義により説明すると、ハロゲン
とは塩素、臭素、ヨウ素、フッ素を、低級アルキルとは
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシルなどを、
低級アルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシなどを、ベンゼン環上に置換
基を有していてもよいアリールのアリールとはフエニ
ル、ナフチルなどであり、その置換基としてはハロゲ
ン、低級アルキル、低級アルコキシなどである、ベンゼ
ン環上に置換基を有していてもよいアラルキルのアラル
キルとはベンジル、フエニルエチル、フエニルプロピ
ル、フエニルブチルなどであり、その置換基としてはハ
ロゲン、低級アルキル、低級アルコキシなどである、窒
素含有複素芳香環としてはピリジル(2ーピリジル、3
ーピリジル、4−ピリジル)、チアゾリル(2−チアゾ
リル、4ーチアゾリル、5ーチアゾリル)、オキサゾリ
ル(2−オキサゾリル、4−オキサゾリル、5−オキサ
ゾリルなど)などを、シクロアルキルとはシクロプロピ
ル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルな
どを、互いに結合して隣接する窒素原子とともに形成さ
れる複素環とはピロリジニル、ピペリジノ、ピペラジニ
ル、モルホリノなどをそれぞれ示す。
本発明の一般式(I)の化合物は、以下に示す方法によ
り合成することができる。
方法1 本方法は、一般式(I)の2−イミダゾールカルボキサ
ミド誘導体のうち、R1、R1のいずれか一方が水素である
場合に適用され、一般式 (式中、環A′、環B′は同時にハロゲン、低級アルキ
ルあるいは低級アルコキシで置換されたフエニルを示
す。) で表わされる化合物と、一般式 R4N=C=O (III) (式中、R4は低級アルキル、アリール、アラルキル、シ
クロアルキルを示す。) で表わされるイソシアネート誘導体を反応させることに
よって製造することができる。
この反応は、2−イミダゾールカルボキサミド誘導体の
合成法としてよく知られた方法(Berichte,92,550,195
9)により、通常、ニトロベンゼンなどの不活性溶媒
中、加熱下に行なわれる。
方法2 本方法は、一般式(I)の2−イミダゾールカルボキサ
ミド誘導体のうち、R1、R2のいずれも水素でない場合に
適用され、次の二工程の反応によって製造することがで
きる。
第一工程は、一般式(II)の化合物と一般式 〔式中、R5、R6は同一または異なって低級アルキル、ベ
ンゼン環上に置換基を有していてもよいアリールおよび
互いに結合して隣接する窒素原子とともに複素環を形成
する基を、Halとはハロゲン(塩素、臭素、ヨウ素、フ
ッ素)を示す。〕で表わされるカルバミン酸ハライド誘
導体を反応させ、一般式 (式中、環A′、環B′、R5、R6は前記と同義であ
る。) で表わされる化合物を製造する工程である。
反応は、一般にベンゼン、トルエン、ピリジン、クロロ
ホルムなどの溶媒中、トリアルキルアミン、酢酸ナトリ
ウム、ナトリウムアルコキシド、水酸化アルカリなどの
脱酸剤の存在下に行なわれる。
第二工程は、一般式(V)の化合物を転位させ目的物を
得る工程であり、反応はニトロベンゼンなどの不活性溶
媒中、その沸点温度で行なわれる。
方法3 本方法は、一般式(I)の2−イミダゾールカルボキサ
ミド誘導体に適用され、次の三工程の反応によって製造
することができる。
第一工程は、一般式 (式中、環A′、環B′は前記と同義であり、R3は低級
アルコキシメチルを示す。) で表わされる化合物と一般式(III)のイソシアネート
誘導体を反応させ、一般式 (式中、環A′、環B′、R3、R4は前記と同義であ
る。) で表わされる化合物を製造する工程である。
反応は、方法1の反応条件に従って行なわれる。
第二工程は、一般式(VII)の化合物と、一般式 R7-Q (VIII) (式中、R7は低級アルキル、ベンゼン環上に置換基を有
していてもよいアリールまたはアラルキル、窒素含有複
素芳香環、シクロアルキルを示し、Qはハロゲンなどの
脱離基を示す。) で示されるアルキル化剤とを反応させて、一般式 (式中、環A′、環B′、R3、R4、R7は前記と同義であ
る。) で表わされる化合物を製造する工程である。
反応は、一般に不活性溶媒中、アルカリ金属水素化物、
アルカリ金属アミドなどの存在下で行なわれる。
第三工程は、一般式(IX)の化合物の保護基としてのR3
を除去する工程であり、好ましくは加水分解による常法
によって行なうことができる。
方法4 本方法は、一般式(I)の5−イミダゾールカルボキサ
ミド誘導体に適用され、一般式 〔式中、環A′、環B′は同一または異なってハロゲ
ン、低級アルキルまたは低級アルコキシで置換されてい
てもよいフエニルを示し、Zはハロゲン、低級アルコキ
シ、-OCOOR8(式中、R8は低級アルキルまたは置換基を
有していてもよいアリールを示す。)、ジシクロヘキシ
ルイソ尿素残基などの反応性誘導基を示す。〕 で表わされる化合物と一般式 〔式中、R9、R10は同一または異なって、低級アルキル、
ベンゼン環上に置換基を有していてもよいアリールまた
はアラルキル、窒素含有複素芳香環、シクロアルキル、
(式中、X、Y、n、Wは前記と同義である。)で表わ
される基または互いに結合して隣接する窒素原子ととも
に複素環を形成する基を示す。〕 で表わされる化合物を適当な溶媒中反応させ、アミド結
合を生成させることによって製造することができる。
化合物(X)中、Zがハロゲンである化合物の場合は、
まず、化合物(X)の前駆体である2,4−ジアリール−
5−イミダゾールカルボン酸誘導体を常法に従って、塩
化チオニル、五塩化リンなどと反応させ、2,4−ジアリ
ール−5−イミダゾールカルボン酸クロリドとした後、
この酸クロリド化合物またはその酸付加塩と一般式(X
I)のアミン誘導体とをベンゼン、トルエン、クロロホ
ルムなどの適当な溶媒中、トリアルキルアミンなどの第
三級アミン、炭酸アルカリなどの塩基の存在下、−10℃
から使用溶媒の沸点の温度範囲で反応させる。
化合物(X)中、Zが-OCOOR8(式中、R8は前記と同義
である。)である化合物の場合は、まず、化合物(X)
の前駆体である2,4−ジアリール−5−イミダゾールカ
ルボン酸誘導体を不活性溶媒中、第三級アミンなどの存
在下、一般式 Hal-COOR8 (式中、R8、Halは前記と同義である。) で表わされる化合物と反応させ、混合酸無水物とし、さ
らに、この混合酸無水物を一般式(XI)のアミン誘導体
と反応させることによって行なわれる。
また、化合物(X)中、Zはジシクロヘキシルイソ尿素
残基である化合物の場合は、まず、化合物(X)の前駆
体である2,4−ジアリール−5−イミダゾールカルボン
酸誘導体をカルボジイミドと反応させ、さらに、テトラ
ヒドロフラン、アセトニトリルなどの適当な溶媒中で、
一般式(XI)のアミン誘導体と反応することによって製
造することができる。
かくして得られる一般式(I)の化合物は、所望によ
り、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸などの無機酸、酢
酸、ショウ酸、フマール酸、マレイン酸、マンデル酸、
クエン酸、酒石酸、メタンスルホン酸などの有機酸と処
理することによって、医薬上許容され得る酸付加塩とす
ることができる。
〔作用及び発明の効果〕
本発明の一般式(I)の新規なイミダゾールカルボキサ
ミド誘導体およびその酸付加塩は、抗炎症作用、鎮痛作
用、解熱作用、PGE2産生抑制作用、SRS産生抑制作用、
血小板凝集抑制作用などの薬理作用を有し、消炎・鎮痛
・解熱剤として有用である。また、リユウマチ、痛風、
関節炎などの骨格筋、関節およびその他の器官における
各種の炎症、さらに炎症に付随する痛み、発熱およびそ
の他の症状に対する予防・治療に用いることができる。
本発明の化合物を医薬として用いる場合には、薬理学上
許容され得る適宜の賦形剤、担体、希釈剤などの医薬製
剤用添加物と混合して、錠剤、顆粒、粉末、カプセル
剤、注射剤、軟膏および坐剤などの形態で、経口または
非経口的に投与することができる。投与量は、患者の年
齢、体重、症状などにより変化し得るが、経口的には、
通常成人一日当り50〜500mgであり、これを一回または
数回に分けて投与することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例によって何ら限定されるものでは
ない。
実施例1 4,5−ビス(4−メトキシフエニル)イミダゾール7.0g
およびフエニルイソシアネート5gをニトロベンゼン50ml
中で7.5時間還流する。反応後、放冷し析出する結晶を
濾取して、酢酸エチル−メタノール(5:1)から再結晶
すると、融点234〜235℃の4,5−ビス(4−メトキシフ
エニル)−2−イミダゾールカルボキシアニリド4.7gが
白色針状結晶として得られる。
実施例2 4,5−ビス(4−クロロフエニル)イミダゾール5.1gを
トルエン100mlに懸濁させ、室温でトリエチルアミン2.3
g、ジエチルカルバミン酸クロリド3.1gを加え6時間還
流する。反応後、水洗し溶媒を留去して得た残査をカラ
ムにて精製し、n−ヘキサンから結晶化すると、融点12
0〜122℃の4,5−ビス(4−クロロフエニル)−N,N−ジ
エチル−1−イミダゾールカルボキサミド4.0gが結晶と
して得られる。さらに、この化合物をニトロベンゼン30
ml中で46時間還流する。反応後、放冷し析出する結晶を
濾取して、酢酸エチル−メタノール(1:1)から再結晶
すると、融点243〜245℃の4,5−ビス(4−クロロフエ
ニル)−N,N−ジエチル−2−イミダゾールカルボキサ
ミド1.5gが結晶として得られる。
実施例3 4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−1−メトキシメ
チルイミダゾール24.8gおよびフエニルイソシアネート1
5.5gをニトロベンゼン155ml中で7時間還流する。反応
後、カラムにて精製し、n−ヘキサンから結晶化する
と、融点104〜107℃の4,5−ビス(4−メトキシフエニ
ル)−1−メトキシメチル−2−イミダゾールカルボキ
シアニリド21.4gが結晶として得られる。次に、水素化
ナトリウム(60%)0.66gをベンゼン15mlに懸濁させ、
還流下に、この化合物6.7gを含むベンゼン溶液50mlを滴
下し、滴下後1時間還流する。反応混合物に、室温にて
ヨウ化メチル2.6gを含むジメチルホルムアミド溶液10ml
を滴下し、室温のままで16時間攪拌する。反応後、水洗
し溶媒を留去して得た残査にイソプロピルエーテルを加
えると結晶化する。これを濾取することによって、融点
131〜133℃の4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−1
−メトキシメチル−N−メチル−2−イミダゾールカル
ボキシアニリド6.0gが結晶として得られる。この化合物
6.0gを、エタノール60ml、濃塩酸30ml、水9mlとともに
8.5時間還流する。反応後、水で希釈し、水酸化ナトリ
ウムでアルカリとし、クロロホルムで抽出する。水洗
後、溶媒を留去して得た残査にエーテルを加えて結晶化
する。これを酢酸エチル−メタノール(1:2)から再結
晶すると、融点186〜189℃の4,5−ビス(4−メトキシ
フエニル)−N−メチル−2−イミダゾールカルボキシ
アニリド1.6gが白色針状結晶として得られる。
実施例4 (a)α−オキシイミノ−4−メトキシベンゾイル酢酸
エチルエステル77.5gと4−フルオロベンジルアミン38.
6gをキシレン2.5lに溶解し、水抜き条件下で4時間還流
する。放冷後、析出した結晶を濾取し、酢酸エチル−メ
タノール(2:1)から再結晶すると、融点195〜198℃の
エチル2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−メト
キシフエニル)−5−イミダゾールカルボキシレート50
gが淡黄色針状結晶として得られる。この化合物15.9gを
水酸化ナトリウム5.6g、水37mlおよびアルコール9mlと
ともに70℃で5時間加熱反応させる。反応後、希塩酸に
よってpH6に調整し、析出した結晶を濾取し、酢酸エチ
ル−メタノール(1:1)から再結晶すると、融点212〜21
4℃(分解)の2−(4−フルオロフエニル)−4−
(4−メトキシフエニル)−5−イミダゾールカルボン
酸9.5gが白色結晶として得られる。この化合物2.7gをア
ルコールに懸濁し、イソプロピルアルコール−塩酸(20
%)を加え、濃縮後、エーテルを加えて析出する結晶を
濾取すると、2−(4−フルオロフエニル)−4−(4
−メトキシフエニル)−5−イミダゾールカルボン酸・
塩酸塩2.9gが得られる。
(b)2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−メト
キシフエニル)−5−イミダゾールカルボン酸・塩酸塩
5.0gをベンゼン70mlに懸濁し、ジメチルホルムアミド0.
5mlおよび塩化チオニル3.4gを添加後、3時間還流す
る。放冷後、固体を濾取しベンゼンで洗浄して2−(4
−フルオロフエニル)−4−(4−メトキシフエニル)
−5−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩5.3gが
得られる。次に2−アミノピリジン0.85gおよびトリエ
チルアミン1.8gをアセトン40mlに溶解し、室温でこの化
合物3.3gを添加し2.5時間還流する。反応後、水中に投
入し、クロロホルムで抽出し水洗する。溶媒を留去して
得られた残査にエーテルを加えると結晶化する。これを
酢酸エチル−メタノール(10:1)から再結晶すると、融
点229〜231℃の2−(4−フルオロフエニル)−4−
(4−メトキシフエニル)−N−(2−ピリジル)−5
−イミダゾールカルボキサミド0.8gが白色結晶として得
られる。
実施例5 2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−メトキシフ
エニル)−5−イミダゾールカルボン酸・ナトリウム塩
2.1gをアセトンに懸濁させ、0℃でトリエチルアミン0.
64gおよびクロロ炭酸エチル1.4gを加え、同温度で1時
間攪拌する。これにアニリン0.60gを加え室温で4時間
反応させる。反応後、1N水酸化ナトリウム10mlを加え、
40℃で1時間攪拌する。水で希釈することによって析出
する結晶を濾取し、水洗し、さらに酢酸エチル−クロロ
ホルム−メタノール(5:2:5)から再結晶すると、融点2
35〜237℃の2−(4−フルオロフエニル)−4−(4
−メトキシフエニル)−5−イミダゾールカルボキシア
ニリド1.0gが白色針状結晶として得られる。
実施例6 実施例1に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
メトキシフエニル)イミダゾール7.0g、n−ブチルイソ
シアネート4.2gをニトロベンゼン中、7時間還流する。
反応後、カラムにて精製し、メタノール−イソプロピル
エーテル(1:2)から再結晶すると、融点150〜152℃の
4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−N−(n−ブチ
ル)−2−イミダゾールカルボキサミドが白色結晶とし
て得られる。
実施例7 実施例1に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
メトキシフエニル)イミダゾール7.0gおよび1−ナフチ
ルイソシアネート7.1gをニトロベンゼン中、7時間還流
する。反応後、析出した結晶を濾取し、ジメチルホルム
アミド−メタノール(1:1)から再結晶すると、融点240
〜243℃の4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−N−
(1−ナフチル)−2−イミダゾールルボキサミドが白
色結晶として得られる。
実施例8 実施例1に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
クロロフエニル)イミダゾール7.0g、4−フルオロフエ
ニルイソシアネート5.6gをニトロベンゼン中、7時間還
流する。反応後、析出した結晶を濾取し、酢酸エチル−
メタノール(1:1)から再結晶すると、融点264〜267℃
の4,5−ビス(4−クロロフエニル)−N−(4−フル
オロフエニル)−2−イミダゾールカルボキサミドが白
色結晶として得られる。
実施例9 実施例1に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
クロロフエニル)イミダゾール7.0gおよびシクロヘキシ
ルイソシアネート5.1gをニトロベンゼン中、46時間還流
する。反応後、カラムにて精製し、酢酸エチル−メタノ
ール(2:1)から再結晶すると、融点281〜283℃の4,5−
ビス(4−クロロフエニル)−N−シクロヘキシル−2
−イミダゾールカルボキサミドが白色結晶として得られ
る。
実施例10 実施例2に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
メトキシフエニル)イミダゾール5.0gをトルエン100ml
に懸濁させ、トリエチルアミン2.3gおよびジエチルカル
バミン酸クロリド3.1gを加え、6時間還流する。反応
後、水洗し溶媒を留去して得た残査をカラムにて精製し
て、4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−N,N−ジエチ
ル−1−イミダゾールカルボキサミドが得られる。この
化合物をニトロベンゼン中で42時間還流する。反応後、
カラムにて精製し、酢酸エチル−メタノール(1:2)か
ら再結晶すると融点169〜171℃の4,5−ビス(4−メト
キシフエニル)−N,N−ジエチル−2−イミダゾールカ
ルボキサミドが白色針状結晶として得られる。
実施例11 実施例2に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
メトキシフエニル)イミダゾール5.0gをトルエン100ml
に懸濁させ、トリエチルアミン2.3gおよびジフエニルカ
ルバミン酸クロリド4.2gを加え、6時間還流する。反応
後、実施例10と同様に処理することによって、融点182
〜184℃の4,5−ビス(4−メトキシフエニル)−N,N−
ジフエニル−1−イミダゾールカルボキサミドが白色結
晶として得られる。この化合物をニトロベンゼン中で46
時間還流する。反応後、カラムにて精製しメタノールか
ら再結晶すると、融点191〜193℃の4,5−ビス(4−メ
トキシフエニル)−N,Nージフエニル−2−イミダゾー
ルカルボキサミドが白色結晶として得られる。
実施例12 実施例4に記載された方法により得られた2−(4−フ
ルオロフエニル)−4−(4−メトキシフエニル)−5
−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩をテトラヒ
ドロフランに懸濁させ、28%アンモニア水を添加し、室
温で2時間攪拌する。反応後、水にあけ、析出した結晶
を濾取しクロロホルム−メタノール(10:1)から再結晶
すると、融点253〜255℃の2−(4−フルオロフエニ
ル)−4−(4−メトキシフエニル)−5−イミダゾー
ルカルボキサミドが白色結晶として得られる。
実施例13 2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−メトキシフ
エニル)−5−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸
塩3.3gを2−アミノチアゾール0.9gおよびトリエチルア
ミン1.8gとともにアセトンに溶解させ、2.5時間還流下
に反応させる。反応後、実施例4と同様に処理し、酢酸
エチル−メタノール(1:1)から再結晶すると、融点270
〜273℃の2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−
メトキシフエニル)−N−(2−チアゾリル)−5−イ
ミダゾールカルボキサミドが白色結晶として得られる。
実施例14 実施例4に記載された方法に従って、4−アミノ−1−
(2−フエニルエチル)ピペリジン2.9gおよびトリエチ
ルアミン2.9gをテトラヒドロフラン70mlに溶解し、0〜
5℃で2−(4−フルオロフエニル)−4−(4−メト
キシフエニル)−5−イミダゾールカルボン酸クロリド
・塩酸塩5.3gを加え、室温で3時間反応させる。反応
後、水にあけ、クロロホルムで抽出し、水洗する。カラ
ムにて精製し、アルコール−塩酸によって析出した結晶
をメタノール−エタノール(1:1)から再結晶すると、
融点255〜258℃の2−(4−フルオロフエニル)−4−
(4−メトキシフエニル)−N−(1−(2−フエニル
エチル)−4−ピペリジル)−5−イミダゾールカルボ
キサミド・2塩酸塩・1/2水和物が白色針状結晶として
得られる。
実施例15 実施例4に記載された方法に従って、モルホリン1.6gお
よびトリエチルアミン3.6gをテトラヒドロフラン100ml
に溶解し、−5〜0℃で2−(4−フルオロフエニル)
−4−(4−メトキシフエニル)−5−イミダゾールカ
ルボン酸クロリド・塩酸塩6.6gを加え、室温で2時間反
応させる。反応後、水にあけ、析出した結晶を濾取し酢
酸エチル−メタノール(20:1)から再結晶すると、融点
202〜204℃の2−(4−フルオロフエニル)−4−(4
−メトキシフエニル)−5−モルホリノカルボニルイミ
ダゾールが白色結晶として得られる。
実施例16 (a)α−オキシイミノベンゾイル酢酸エチルエステル
52.3gとベンジルアミン29.5gをキシレン1.6lに溶解し、
水抜き条件下で3時間還流する。放冷後、析出した結晶
を濾取すると、融点211〜213℃のエチル2−(4−フル
オロフエニル)−4−フエニル−5−イミダゾールカル
ボキシレート27.5gが得られた。次に、この化合物27.5g
を水酸化ナトリウム12.4g、水69.3mlおよびアルコール1
6mlとともに1.5時間還流させる。反応後、水で希釈し、
希塩酸でpH7に調整し析出した結晶を濾取する。これを
酢酸エチル−メタノール(2:1)から再結晶すると、融
点219〜221℃(分解)の2−(4−フルオロフエニル)
−4−フエニル−5−イミダゾールカルボン酸21.0gが
白色結晶として得られる。この化合物21.0gをアルコー
ルに懸濁し、イソプロピルアルコール−塩酸(20%)を
加え、濃縮後、さらにイソプロピルアルコール−塩酸を
加え、析出する結晶を濾取すると、2−(4−フルオロ
フエニル)−4−フエニル−5−イミダゾールカルボン
酸・塩酸塩24.0gが得られる。
(b)実施例4に記載された方法に従って、2−(4−
フルオロフエニル)−4−フエニル−5−イミダゾール
カルボン酸・塩酸塩24.0gをベンゼン200mlに懸濁し、ジ
メチルホルムアミド2.6mlおよび塩化チオニル27.0gを添
加後、25時間還流する。反応後、固体を濾取すると、2
−(4−フルオロフエニル)−4−フエニル−5−イミ
ダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩22.0gが得られ
る。次に、2−(4−フエニル−1−ピペラジニル)エ
チルアミン3.0gおよびトリエチルアミン2.9gをテトラヒ
ドロフラン70mlに溶解し、−5〜0℃でこの化合物4.9g
を加え、室温にて3時間反応させる。反応後、水にあ
け、クロロホルムで抽出し水洗する。カラムにて精製
し、アルコール−塩酸によって析出した結晶を含水エタ
ノールから再結晶すると、融点216〜219℃の2−(4−
フルオロフエニル)−4−フエニル−N−(2−4−フ
エニル−1−ピペラジニル)エチル)−5−イミダゾー
ルカルボキサミド・2塩酸塩・1/2水和物が白色針状結
晶として得られる。
実施例17 3−ピペリジノプロピルアミン2.3gおよびトリエチルア
ミン3.2gをテトラヒドロフラン70mlに溶解し、−5〜0
℃で実施例162.記載された方法により得られた2−(4
−フルオロフエニル)−4−フエニル−5−イミダゾー
ルカルボン酸クロリド・塩酸塩5.4gを加え、室温で3時
間反応させる。反応後、水にあけ、クロロホルムで抽出
し、水洗する。カラムにて精製し、イソプロピルエーテ
ルから再結晶すると、融点141〜143℃の2−(4−フル
オロフエニル)−4−フエニル−N−(3−(1−ピペ
リジノ)プロピル)−5−イミダゾールカルボキサミド
が白色結晶として得られる。
実施例18 実施例6に記載された方法に従って、4,5−ビス(4−
メチルフエニル)イミダゾール14.0gおよびブチルイソ
シアネート8.4gをニトロベンゼン中、8時間還流する。
反応後、カラムにて精製し、メタノール−ヘキサン(1:
2)から再結晶すると、融点172〜174℃の4,5−ビス(4
−メチルフエニル)−N−ブチル−2−イミダゾールカ
ルボキサミドが白色結晶として得られる。
実施例19 ベンジルアミン0.9gおよびトリエチルアミン2.1gをてと
らヒドロフラン50mlに溶解し、0〜5℃で2−(4−フ
ルオロフエニル)−4−フエニル−5−イミダゾールカ
ルボン酸クロリド・塩酸塩2.9gを加え、室温で2時間反
応させる。反応後、水にあけ、クロロホルムで抽出し、
水洗する。カラムにて精製し、酢酸エチル−エーテル
(1:1)から再結晶すると、融点162〜164℃の2−(4
−フルオロフエニル)−4−フエニル−N−ベンジル−
5−イミダゾールカルボキサミドが白色結晶として得ら
れる 実施例20 2−(4−メトキシフエニル)−4−(4−メチルフエ
ニル)−5−イミダゾールカルボン酸・塩酸塩26.0gを
ベンゼン200mlに懸濁し、ジメチルホルムアミド2.6mlお
よび塩化チオニル27.0gを添加後、2.5時間還流する。反
応後、固体を濾取すると、2−(4−メトキシフエニ
ル)−4−(4−メチルフエニル)−5−イミダゾール
カルボン酸クロリド・塩酸塩が得られる。2−(4−メ
チル−1−ピペラジニル)エチルアミン2.1gおよびトリ
エチルアミン2.9gをテトラヒドロフラン70mlに溶解し、
−5〜0℃で2−(4−メトキシフエニル)−4−(4
−メチルフエニル)−5−イミダゾールカルボン酸クロ
リド・塩酸塩5.3gを加え、室温で3時間反応する。反応
後、水にあけ、クロロホルムで抽出し、水洗した後、カ
ラムにて精製すると、2−(4−メトキシフエニル)−
4−(4−メチルフエニル)−N−(2−(4−メチル
−1−ピペラジニル)エチル)−5−イミダゾールカル
ボキサミドが得られる。
実施例21 2,4−ビスフエニル−5−イミダゾールカルボン酸・塩
酸塩23.1gをベンゼンに懸濁し、ジメチルホルムアミド
2.6mlおよび塩化チオニル27.0gを添加後、2.5時間還流
する。反応後、固体を濾取すると、2,4−ビスフエニル
−5−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩が得ら
れる。次に、ピロリジン1.0gおよびトリエチルアミン2.
9gをテトラヒドフランに溶解し、0℃で2,4−ビスフエ
ニル−5−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩4.
8gを加え、室温で3時間反応させる。反応後、水にあ
け、クロロホルムで抽出し、水洗した後、カラムにて精
製すると2,4−ビスフエニル−5−ピロリジノカルボニ
ルイミダゾールが得られる。
実施例22 2−(4−メチルフエニル)−4−フエニル−5−イミ
ダゾールカルボン酸・塩酸塩24.2gをベンゼンに懸濁
し、ジメチルホルムアミド2.6mlおよび塩化チオニル27.
0gを添加後、2.5時間還流する。反応後、固体を濾取す
ると、2−(4−メチルフエニル)−4−フエニル−5
−イミダゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩が得られ
る。次に、2−アミノオキサゾール1.2gおよびトリエチ
ルアミン2.9gをテトラヒドロフランに溶解し、0℃で2
−(4−メチルフエニル)−4−フエニル−5−イミダ
ゾールカルボン酸クロリド・塩酸塩5.0gを加え、室温で
3時間反応させる。反応後、水にあけ、クロロホルムで
抽出し、水洗した後、カラムにて精製すると2−(4−
メチルフエニル)−4−フエニル−N−(2−オキサゾ
リル)−5−イミダゾールカルボキサミドが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 31/415 AAH 9454−4C 31/42 ACB 9454−4C 31/425 9454−4C 31/44 ABE 9454−4C 31/445 AAG 9454−4C 31/495 9454−4C 31/535 9454−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 で表わされるイミダゾールカルボキサミド誘導体および
    その酸付加塩。 〔上記式中、環A、環Bにおいて、環Bがイミダゾール
    核の2位に置換している場合、環A、環Bは同一または
    異なって、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキ
    シで置換されていてもよいフエニルを、環Bがイミダゾ
    ール核の5位に置換している場合、環A、環Bは同時
    に、ハロゲン、低級アルキルまたは低級アルコキシで置
    換されたフエニルを示す。 R1,R2は同一または異なって、水素、低級アルキル、ベ
    ンゼン環上に置換基を有していてもよいアリールまたは
    アラルキル、窒素含有複素芳香環、シクロアルキル、式 (式中、X、Yは同一または異なってNおよびCHを、n
    は0、1、2、3を、Wは水素、低級アルキル、ベンゼ
    ン環上に置換基を有していてもよいフエニルまたはアラ
    ルキルを示す。)で表わされる基、または互いに結合し
    て隣接する窒素原子とともに複素環を形成する基を示
    す。〕
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