JPH0761244B2 - 魚食品の製造方法 - Google Patents

魚食品の製造方法

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JPH0761244B2
JPH0761244B2 JP62176838A JP17683887A JPH0761244B2 JP H0761244 B2 JPH0761244 B2 JP H0761244B2 JP 62176838 A JP62176838 A JP 62176838A JP 17683887 A JP17683887 A JP 17683887A JP H0761244 B2 JPH0761244 B2 JP H0761244B2
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fish
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hot air
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head
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Inventor
欽吾 宮原
Original Assignee
株式会社スワーク
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、姿身が崩れず、しかも魚臭や生ぐささがない
うえ、材料本来の栄養分が失われない魚食品を得ること
ができる魚食品の製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、多獲魚として一般に知られている生のいわし、サ
ンマ、アジ、サバ等は魚臭が強く、かつ独特の生ぐささ
のあるところから、一般家庭においてあまり好まれてい
ない。そして、これら生魚の魚臭や独特の生ぐささの成
分は魚の皮や皮下脂肪にあることが知られている。
そこで、生魚が有する魚臭や生ぐささを除去して、一般
家庭においてもより食べ易い状態に加工処理する一例と
して、いわしフィレー食品の製造方法が本出願前例えば
特公昭60−18号公報に記載されて知られており、その内
容は次のとおりである。
すなわち、先ず、生のいわしの頭部と内臓を除去し、水
洗したうえ、三枚におろして身肉をフィレー状として骨
のない食べ易いものとする。
次に三枚におろした生のいわしの切身をボーメ5〜10の
食塩水に5〜10分浸漬して身崩れを防止した後、フィレ
ーの片面の表皮を剥ぎ皮下脂肪を露出させて魚臭の出る
原因を除去する。
剥皮したフィレーを70℃〜90℃の湯中で10分〜15分間ボ
イルし、皮下脂肪の殆どを解かし、脱脂して臭の少ない
食品を提供するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来のいわし食品製造方法においては、その
製造工程が(1)いわしをフィレー状にする工程、
(2)食塩水に浸漬する工程、(3)フィレーの片面の
表皮を剥ぎ皮下脂肪を露出する工程、(4)プランチン
グする工程、(5)冷却工程、(6)肉詰、殺菌工程を
経て所期のフィレー食品を製造するものであるため、製
造に手間がかかり、コストも高く、安価に提供すること
ができない許りか、除臭効果を高めるために皮下脂肪、
皮および頭部や内臓等を除去するため、いわし自体が有
する栄養分が大きく損なわれる等の問題点を有してい
た。
本発明は、姿身が崩れず、しかも魚臭や生ぐささがない
うえ、材料本来の栄養分が失われない魚食品を簡単に製
造することができる魚食品の製造方法を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の魚食品の製造方法
においては、第1項の発明を、生魚を姿身のまま頭部を
上にした略垂直姿勢にしてその表面を200℃〜240℃の高
温熱風で急速乾燥し、次いで得られた表面乾燥魚を耐熱
包装フィルムからなる包装体に収納して脱気密封包装し
た後、加熱して調理殺菌したものである。
また、第2項の発明においては、生魚を姿身のまま頭部
を上にした略垂直姿勢にしてその表面を200℃〜240℃の
高温熱風で急速乾燥し、次いで得られた表面乾燥魚の表
面を調味処理し、耐熱包装フィルムからなる包装体に収
納して脱気密封包装した後、加熱して調理殺菌したもの
である。
そのうえ、第3項の発明においては、生魚を姿身のまま
頭部を上にした略垂直姿勢にしてその表面を200℃〜240
℃の高温熱風で急速乾燥し、次いで得られた表面乾燥魚
を調味材料とともに耐熱包装フィルムからなる包装体に
収納して脱気密封包装した後、加熱して調理殺菌したも
のである。
[作用] 本発明においては、生魚を姿身のまま頭部を上にした略
垂直姿勢にしてその表面を200℃〜240℃の高温熱風で急
速乾燥するので、魚臭や生ぐささのもとになる成分が皮
や皮下脂肪から除去される。
そして、この高温熱風による急速乾燥は、生魚を姿身の
まま頭部を上にした略垂直姿勢で行われるので、魚体の
内部成分の頭部からの滲出がなく、高温熱風による急速
乾燥を行っても、魚体の姿身が崩れないうえ、栄養など
の成分が余分に失われない。また、魚体の表面の乾燥に
より形崩れが防止される。次いで、上記急速乾燥により
得られた表面乾燥魚を耐熱フィルムからなる包装体に収
納して、内部の空気を脱気し、入口を熔着して密封包装
した後、加熱調理殺菌すれば、魚臭や生ぐささが少な
く、しかも、材料本来の栄養分に富み風味のある、包装
した魚食品が得られる。
本発明に係る第2項の発明においては、高温熱風による
急速乾燥後に、表面乾燥魚を調味材料に一旦浸して表面
に調味材料を付着させて味付けを行うので、魚臭や生ぐ
ささが少なく、しかも、材料本来の栄養分に富み風味の
ある調味魚食品が得られる。
さらに、本発明に係る第3項の発明においては、表面乾
燥魚を好みの調味材料とともに耐熱包装フィルムからな
る包装体に収納して加熱調理殺菌するので、表面乾燥魚
の内部までよく調味材料が浸透した調味魚食品が得られ
る。
[実施例] 本発明に係る製造方法の各実施例を図面を参照して説明
する。
第1図ないし第3図は本発明に係る第1項、第2項およ
び第3項の発明にそれぞれ対応する製造工程を示してい
る。
第1図ないし第3図において、1は、熱風乾燥装置であ
って、この熱風乾燥装置1は、生魚2の表面を200℃〜2
40℃の高温熱風により急速に表面乾燥させるものであ
る。熱風乾燥装置1には、複数匹の生魚2、例えばいわ
し、サンマ、アジ、サバ等を姿身のまま頭部を上にした
略垂直姿勢で収容し、該生魚2の表面を200℃〜240℃の
高温熱風により急速に表面乾燥する。このように、熱風
乾燥装置1により、生魚2の表面を急速に乾燥すること
で、皮や皮下脂肪にある魚臭や生ぐささの成分が除去さ
れるとともに、魚表面の乾燥作用により形崩れが防止さ
れる。そして、姿身のまま頭部を上にした略垂直姿勢で
収容し生魚2の表面を急速に乾燥することで、高温熱風
による表面乾燥を行っても、魚体の内部成分が頭部から
滲出することがないことから、魚体の姿身が崩れないう
え、材料本来の栄養分が失われない。
3は、熱風乾燥装置1により表面を急速に乾燥した表面
乾燥魚である。4は、ナイロンフィルム等の耐熱包装フ
ィルムからなる包装体であり、一端が開口した袋状のも
のである。5は、表面乾燥魚3の表面に付着させるため
の好みの調味材料であって、該調味材料としては、例え
ば、二杯酢、三杯酢あるいはカレーその他任意のものが
用いられる。6は、表面に調味材料5が付着された調味
魚であり、6′は、調味材料5とともに包装体4に封入
された調味魚である。
7は、表面乾燥魚3を包装体4に収容し、内部の空気を
脱気し、入口を熔着して密封包装した包装品であり、
7′は、表面を調理処理した調味魚6を包装体4内に収
容し、内部の空気を脱気し、入口を溶着して密封包装し
た包装品であり、7″は、表面乾燥魚3を調味材料5と
ともに包装体4内に収容し、内部の空気を脱気し、入口
を熔着して密封包装した包装品である。
8は、加熱調理殺菌器であって、この加熱調理殺菌器8
は、包装品7,7′,7″を収容して、包装体4に密封状態
のもとに収納した表面乾燥魚3、調味魚6,6′を加圧状
態のもとに加熱して調理殺菌処理するためのものであ
り、その構成は任意である。なお、本発明方法において
は、加熱手段として加熱調理殺菌器8を用いたが、必ず
しもこれに限定されることなく、他の加熱方法を用いる
ことができる。
9は、加熱調理殺菌器8により調理殺菌された包装状態
の魚食品である。
以上のように、本発明によれば、生魚2を姿身のまま頭
部を上にした略垂直姿勢にしてその表面を200℃〜240℃
の高温熱風で急速乾燥することにより、魚臭や生ぐささ
のもとになる成分が皮や皮下脂肪から除去して、魚臭や
生ぐささがなく、しかも、姿身が崩れないうえ、栄養な
どの成分が余分に失われない魚食品を得ることができ
る。
そして、第2項の発明のように、高温熱風による急速乾
燥後に、表面乾燥魚を調味材料に一旦浸して表面に調味
材料を付着させて味付けを行えば、魚臭や生くささが少
なく、しかも、本来の栄養分に富み風味のある調味魚食
品が得られる。さらに、第3項の発明のように、表面乾
燥魚を好みの調味材料とともに耐熱包装フィルムからな
る包装体に収納して加熱調理殺菌すれば、表面乾燥魚の
内部までよく調味材料が浸透した調味魚食品が得られ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、姿身が崩れず、しかも魚臭や生ぐささ
がないうえ、材料本来の栄養分が失われない魚食品を製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の製造工程を示すものであって、第1
図は、第1項の発明の製造工程図、第2図は、第2項の
発明の製造工程図、第3図は、第3項の発明の製造工程
図である。 1…熱風乾燥装置、2…生魚、3…表面乾燥魚、4…耐
熱包装フィルムからなる包装体、5…調味材料、6…調
味魚、7,7′,7″…包装品、8…加熱調理殺菌器、9…
魚食品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生魚を姿身のまま頭部を上にした略垂直姿
    勢にしてその表面を200℃〜240℃の高温熱風で急速乾燥
    し、次いで得られた表面乾燥魚を耐熱包装フィルムから
    なる包装体に収納して脱気密封包装した後、加熱して調
    理殺菌したことを特徴とする魚食品の製造方法。
  2. 【請求項2】生魚を姿身のまま頭部を上にした略垂直姿
    勢にしてその表面を200℃〜240℃の高温熱風で急速乾燥
    し、次いで得られた表面乾燥魚の表面を調味処理し、耐
    熱包装フィルムからなる包装体に収納して脱気密封包装
    した後、加熱して調理殺菌したことを特徴とする魚食品
    の製造方法。
  3. 【請求項3】生魚を姿身のまま頭部を上にした略垂直姿
    勢にしてその表面を200℃〜240℃の高温熱風で急速乾燥
    し、次いで得られた表面乾燥魚を調味材料とともに耐熱
    包装フィルムからなる包装体に収納して脱気密封包装し
    た後、加熱して調理殺菌したことを特徴とする魚食品の
    製造方法。
JP62176838A 1987-07-15 1987-07-15 魚食品の製造方法 Expired - Lifetime JPH0761244B2 (ja)

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JP5690433B1 (ja) * 2014-07-17 2015-03-25 株式会社極洋 可食表皮を備えた生鮮魚、その製造方法およびその製造装置

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