JPH0764768B2 - アルコール化合物 - Google Patents
アルコール化合物Info
- Publication number
- JPH0764768B2 JPH0764768B2 JP4104501A JP10450192A JPH0764768B2 JP H0764768 B2 JPH0764768 B2 JP H0764768B2 JP 4104501 A JP4104501 A JP 4104501A JP 10450192 A JP10450192 A JP 10450192A JP H0764768 B2 JPH0764768 B2 JP H0764768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- ester
- group
- parts
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【0001】本発明は、殺虫剤の製造中間体として有用
な一般式 化2
な一般式 化2
【化2】 〔式中、R3は水素原子またはメチル基を表わし、R 4
はエチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、アリル
基、プロパルギル基または3−ブチニル基を表わす。〕
で示されるアルコール化合物に関する。本発明者らは、
すぐれた殺虫活性を有する化合物を開発する目的で研究
を重ねた結果、下記一般式 化3で示されるエステル化
合物(以下、エステル化合物と記す)
はエチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、アリル
基、プロパルギル基または3−ブチニル基を表わす。〕
で示されるアルコール化合物に関する。本発明者らは、
すぐれた殺虫活性を有する化合物を開発する目的で研究
を重ねた結果、下記一般式 化3で示されるエステル化
合物(以下、エステル化合物と記す)
【化3】 〔式中、R1は水素原子またはメチル基を表わし、R1
が水素原子を表わすとき、R2は一般式 化4
が水素原子を表わすとき、R2は一般式 化4
【化4】 (ここでXおよびYは同一または相異なり、水素原子、
メチル基、ハロゲン原子、または低級ハロアルキル基を
表わす。)で示される基を表わし、またR1がメチル基
を表わすとき、R2はメチル基を表わす。R3は水素原
子またはメチル基を表わし、R4は水素原子、低級アル
キル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基を表
わす。〕が、 1.種々の害虫に対し極めて速効的に作用し、しかも殺
虫効力が高い。 2.蒸散剤または燻煙剤としての活性が高い。 3.人畜に比較的低毒性である。 4.有機リン剤あるいはカーバメイト剤抵抗性の害虫に
対しても卓効を発揮する。 5.比較的安価に製造できる。 などの優れた性質を有することを見出し、さらに、前記
一般式 化2で示されるアルコール化合物(以下、本発
明化合物と記す。)がエステル化合物の有用な製造中間
体となることを見い出し、本発明を完成した。本発明
は、広義には特公昭55−42045号公報に含まれる
ものではあるが、該公報には本発明化合物に関する具体
的な記載は全くない。本発明者らは、エステル化合物
が、後記試験例から明らかなように、該特公昭和55−
42045号に記載されている類似化合物に比し極めて
高い殺虫効力を有することを見出し、本発明に至った。
メチル基、ハロゲン原子、または低級ハロアルキル基を
表わす。)で示される基を表わし、またR1がメチル基
を表わすとき、R2はメチル基を表わす。R3は水素原
子またはメチル基を表わし、R4は水素原子、低級アル
キル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基を表
わす。〕が、 1.種々の害虫に対し極めて速効的に作用し、しかも殺
虫効力が高い。 2.蒸散剤または燻煙剤としての活性が高い。 3.人畜に比較的低毒性である。 4.有機リン剤あるいはカーバメイト剤抵抗性の害虫に
対しても卓効を発揮する。 5.比較的安価に製造できる。 などの優れた性質を有することを見出し、さらに、前記
一般式 化2で示されるアルコール化合物(以下、本発
明化合物と記す。)がエステル化合物の有用な製造中間
体となることを見い出し、本発明を完成した。本発明
は、広義には特公昭55−42045号公報に含まれる
ものではあるが、該公報には本発明化合物に関する具体
的な記載は全くない。本発明者らは、エステル化合物
が、後記試験例から明らかなように、該特公昭和55−
42045号に記載されている類似化合物に比し極めて
高い殺虫効力を有することを見出し、本発明に至った。
【0002】エステル化合物が特に有効な害虫として
は、イエバエ、アカイエカ等の双翅目害虫、イガ等の屋
内棲息性鱗翅目害虫、チャバネゴキブリ等の網翅目害虫
等があげられ、それらの害虫に対し、蒸散剤または燻煙
剤として極めて高い効力を有する。その他本発明化合物
が有効な害虫として、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラム
シ類、カメムシ類などの半翅目、コナガ、ニカメイガ、
ヨトウ類などの鱗翅目、カツオブシムシなどの鞘翅目、
直翅目などが挙げられる。
は、イエバエ、アカイエカ等の双翅目害虫、イガ等の屋
内棲息性鱗翅目害虫、チャバネゴキブリ等の網翅目害虫
等があげられ、それらの害虫に対し、蒸散剤または燻煙
剤として極めて高い効力を有する。その他本発明化合物
が有効な害虫として、ウンカ類、ヨコバイ類、アブラム
シ類、カメムシ類などの半翅目、コナガ、ニカメイガ、
ヨトウ類などの鱗翅目、カツオブシムシなどの鞘翅目、
直翅目などが挙げられる。
【0003】エステル化合物は一般式 化5
【化5】 〔式中、R1 およびR2 は前述と同じ意味を表わす。〕
で示されるカルボン酸またはその反応性誘導体と本発明
化合物とを必要に応じて適当な溶媒、反応助剤、触媒の
存在下に反応させることにより製造できる。ここにおい
て一般式 化5のカルボン酸の反応性誘導体としては、
酸ハライド、酸無水物、低級アルキルエステル等が挙げ
られる。尚、エステル化合物には、カルボン酸成分ある
いはアルコール成分の不斉炭素に基づく光学異性体、お
よびカルボン酸成分に基づく立体異性体が存在するもの
もあり、これらの異性体も本発明に含まれる。またアル
コールの二重結合に関する異性体も存在し得るが、この
場合(Z)−体を意味する。次にエステル化合物の製法
の概略を以下に示す。 (参考製造法A)カルボン酸ハライドとアルコールとの
反応による方法 一般式 化6
で示されるカルボン酸またはその反応性誘導体と本発明
化合物とを必要に応じて適当な溶媒、反応助剤、触媒の
存在下に反応させることにより製造できる。ここにおい
て一般式 化5のカルボン酸の反応性誘導体としては、
酸ハライド、酸無水物、低級アルキルエステル等が挙げ
られる。尚、エステル化合物には、カルボン酸成分ある
いはアルコール成分の不斉炭素に基づく光学異性体、お
よびカルボン酸成分に基づく立体異性体が存在するもの
もあり、これらの異性体も本発明に含まれる。またアル
コールの二重結合に関する異性体も存在し得るが、この
場合(Z)−体を意味する。次にエステル化合物の製法
の概略を以下に示す。 (参考製造法A)カルボン酸ハライドとアルコールとの
反応による方法 一般式 化6
【化6】 〔式中、Aはハロゲン原子を表わし、R1 およびR2 は
前述と同じ意味を表わす。〕で示される酸ハライド、好
ましくは酸クロライドと本発明化合物とを不活性溶媒
(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、エーテル
等)中、脱酸剤(例えば、ピリジン、トリエチルアミン
等)の存在下に内温−30℃〜100 ℃にて30分〜20時間反
応させて目的のエステルを得る。 (参考製造法B)カルボン酸無水物とアルコールの反応
による方法 一般式 化7
前述と同じ意味を表わす。〕で示される酸ハライド、好
ましくは酸クロライドと本発明化合物とを不活性溶媒
(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、エーテル
等)中、脱酸剤(例えば、ピリジン、トリエチルアミン
等)の存在下に内温−30℃〜100 ℃にて30分〜20時間反
応させて目的のエステルを得る。 (参考製造法B)カルボン酸無水物とアルコールの反応
による方法 一般式 化7
【化7】 〔式中、R1 およびR2 は前述と同じ意味を表わす。〕
で示されるカルボン酸無水物と本発明化合物とを不活性
溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、アセト
ン等)中、塩基(例えば、ピリジン、トリエチルアミン
等)の存在下に内温−20℃〜100 ℃にて1時間〜20時間
反応させて目的のエステルを得る。 (参考製造法C)カルボン酸とアルコールとの脱水反応
による方法 前記一般式 化4で示されるカルボン酸と本発明化合物
とを脱水縮合剤(例えば、ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド等)中、内温0℃〜150 ℃にて30分〜10時間反応さ
せて目的のエステルを得る。以上の方法により得られた
エステル化合物は必要に応じてクロマトグラフィー、蒸
留等の手段により精製することができる。
で示されるカルボン酸無水物と本発明化合物とを不活性
溶媒(例えば、ベンゼン、トルエン、ヘキサン、アセト
ン等)中、塩基(例えば、ピリジン、トリエチルアミン
等)の存在下に内温−20℃〜100 ℃にて1時間〜20時間
反応させて目的のエステルを得る。 (参考製造法C)カルボン酸とアルコールとの脱水反応
による方法 前記一般式 化4で示されるカルボン酸と本発明化合物
とを脱水縮合剤(例えば、ジシクロヘキシルカルボジイ
ミド等)中、内温0℃〜150 ℃にて30分〜10時間反応さ
せて目的のエステルを得る。以上の方法により得られた
エステル化合物は必要に応じてクロマトグラフィー、蒸
留等の手段により精製することができる。
【0004】上記製造法に基づいて製造したエステル化
合物の例を表1〜表3に示す。
合物の例を表1〜表3に示す。
【表1】
【表2】
【表3】
【0005】エステル化合物について、以下参考実施例
を挙げてさらに詳細に説明する。 参考実施例1:参考製造法Aによる化合物(1)の製造 乾燥トルエン50mlに(Z) −3−ヒドロキシ−4−フル
オロ−4−ヘプテン−1−イン1.28g(0.01モル)と
(1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2
−ジクロロビニル)−シクロプロパン−1−カルボン酸
クロリド2.27g(0.01モル)を溶解し、氷冷下にピリジ
ン1.58g(0.02モル)を滴下する。滴下後室温下に5時
間攪拌し反応を完結させた。反応液を50mlの氷水に注ぎ
分液し、トルエン層を分液後、5%塩酸水、飽和重曹
水、飽和食塩水の順で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、トルエンを留去し、残留物を酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:20を展開溶媒としてシリカゲル50gを
充てんしたカラムで流下させ、目的とするエステル2.68
g(用いたカルボン酸クロリドに対する理論収量に対し
て84.0%の収率)を無色油状物として得た。 参考実施例2:参考製造法Bによる化合物(2)の製造 (1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メ
チル−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボン酸無
水物1.59g(5ミリモル)と(Z)−3−ヒドロキシ−
4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン0.32g(2.5ミ
リモル)とを20mlの乾燥トルエンに溶解し、トリエチル
アミン0.50g(5ミリモル)を加え40℃で10時間攪拌し
た。次いで反応液を50mlの氷水に注加して分液し、トル
エン層を分取し、水層をトルエン20mlで抽出し、トルエ
ン層をあわせて5%炭酸ナトリウム水20mlで2回洗浄し
て副生したカルボン酸を除去した。トルエン層をさらに
5%塩酸水、飽和重ソウ水、飽和食塩水の順で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去
し、残留物を酢酸エチル:n−ヘキサン=1:20を展開
溶媒としてシリカゲル50gを充てんしたカラムにて流下
させ、目的とするエステル0.50g(を用いたアルコール
に対する理論収量の72%)を得た。 参考実施例3:参考製造法Cによる化合物(13)の製造 (Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−4−ヘプテン
−1−イン0.64g(5ミリモル)と(1RS)−トラン
ス−2,2−ジメチル−3−(2−クロル−2−トリフ
ルオロメチルビニル)−シクロプロパン−1−カルボン
酸1.21g(5ミリモル)とを20mlの乾燥ジクロルメタン
に溶かし、2.06g(10ミリモル)のジシクロヘキシルカ
ルボジイミドを加え一晩放置した。翌日4時間加熱還流
し反応を完結させ冷却後、析出したジシクロヘキシルウ
レアを濾別し、濾液を濃縮し得られた油状物を60gのシ
リカゲルを充てんしたカラムにて酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:20の展開溶媒で流下させ目的とするエステル
1.09g(用いたカルボン酸に対する理論収量の62.0%)
を無色の油状物として得た。 参考実施例4:参考製造法Aによる化合物(17)の製造 乾燥トルエン5mlに(−)−(Z)−3−ヒドロキシ−
4−フルオロ−4−フペテン−1−イン235 mgを溶解
し、これにピリジン200 mgを加えた。次いで。氷冷下に
(1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2
−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1−カルボン酸
クロリド390 mgを加え10時間20℃でかきまぜた。以後、
参考実施例1と同様に後処理を行ない目的とするエステ
ル490 mgを得た。
を挙げてさらに詳細に説明する。 参考実施例1:参考製造法Aによる化合物(1)の製造 乾燥トルエン50mlに(Z) −3−ヒドロキシ−4−フル
オロ−4−ヘプテン−1−イン1.28g(0.01モル)と
(1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2
−ジクロロビニル)−シクロプロパン−1−カルボン酸
クロリド2.27g(0.01モル)を溶解し、氷冷下にピリジ
ン1.58g(0.02モル)を滴下する。滴下後室温下に5時
間攪拌し反応を完結させた。反応液を50mlの氷水に注ぎ
分液し、トルエン層を分液後、5%塩酸水、飽和重曹
水、飽和食塩水の順で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、トルエンを留去し、残留物を酢酸エチル:n−
ヘキサン=1:20を展開溶媒としてシリカゲル50gを
充てんしたカラムで流下させ、目的とするエステル2.68
g(用いたカルボン酸クロリドに対する理論収量に対し
て84.0%の収率)を無色油状物として得た。 参考実施例2:参考製造法Bによる化合物(2)の製造 (1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2−メ
チル−1−プロペニル)−シクロプロパンカルボン酸無
水物1.59g(5ミリモル)と(Z)−3−ヒドロキシ−
4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン0.32g(2.5ミ
リモル)とを20mlの乾燥トルエンに溶解し、トリエチル
アミン0.50g(5ミリモル)を加え40℃で10時間攪拌し
た。次いで反応液を50mlの氷水に注加して分液し、トル
エン層を分取し、水層をトルエン20mlで抽出し、トルエ
ン層をあわせて5%炭酸ナトリウム水20mlで2回洗浄し
て副生したカルボン酸を除去した。トルエン層をさらに
5%塩酸水、飽和重ソウ水、飽和食塩水の順で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去
し、残留物を酢酸エチル:n−ヘキサン=1:20を展開
溶媒としてシリカゲル50gを充てんしたカラムにて流下
させ、目的とするエステル0.50g(を用いたアルコール
に対する理論収量の72%)を得た。 参考実施例3:参考製造法Cによる化合物(13)の製造 (Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−4−ヘプテン
−1−イン0.64g(5ミリモル)と(1RS)−トラン
ス−2,2−ジメチル−3−(2−クロル−2−トリフ
ルオロメチルビニル)−シクロプロパン−1−カルボン
酸1.21g(5ミリモル)とを20mlの乾燥ジクロルメタン
に溶かし、2.06g(10ミリモル)のジシクロヘキシルカ
ルボジイミドを加え一晩放置した。翌日4時間加熱還流
し反応を完結させ冷却後、析出したジシクロヘキシルウ
レアを濾別し、濾液を濃縮し得られた油状物を60gのシ
リカゲルを充てんしたカラムにて酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:20の展開溶媒で流下させ目的とするエステル
1.09g(用いたカルボン酸に対する理論収量の62.0%)
を無色の油状物として得た。 参考実施例4:参考製造法Aによる化合物(17)の製造 乾燥トルエン5mlに(−)−(Z)−3−ヒドロキシ−
4−フルオロ−4−フペテン−1−イン235 mgを溶解
し、これにピリジン200 mgを加えた。次いで。氷冷下に
(1R)−トランス−2,2−ジメチル−3−(2,2
−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1−カルボン酸
クロリド390 mgを加え10時間20℃でかきまぜた。以後、
参考実施例1と同様に後処理を行ない目的とするエステ
ル490 mgを得た。
【0006】本発明化合物は例えば一般式 化8、化9
に示す合成経路により、夫々対応するアルデヒド化合物
から、製造することができる。
に示す合成経路により、夫々対応するアルデヒド化合物
から、製造することができる。
【化8】 〔式中、R3 は前述と同じ意味を有し、R5 は低級アル
キル基、低級アルケニル基、または炭素数4以上の低級
アルキニル基を表わす。〕
キル基、低級アルケニル基、または炭素数4以上の低級
アルキニル基を表わす。〕
【化9】
【0007】尚、上記製法において、出発原料とする夫
々のアルデヒド化合物は、テトラヘドロンレターズ24
巻、3387ページ(1983年)やヘルベチカケミカアクタ60
巻1739ページ(1977年)に記載の方法に準じて製造する
ことができる。
々のアルデヒド化合物は、テトラヘドロンレターズ24
巻、3387ページ(1983年)やヘルベチカケミカアクタ60
巻1739ページ(1977年)に記載の方法に準じて製造する
ことができる。
【0008】以下に、本発明化合物の合成例を示す。 参考例1 (エチル 2−フルオロクロトネートの合
成) (Z)−2−フルオロクロチルアルデヒド4gをアセト
ン10mlに溶解し、これにジョーンズ試薬45gを氷冷下20
℃以下で滴下した。該反応液を20℃で1時間かきまぜた
後、これにイソプロピルアルコール10mlを滴下し攪拌し
た後、反応液に氷水を加え、ジエチルエーテルで2回抽
出した。エーテル層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後濃縮し、3.5gの対応するカルボン酸を
得た。次いで、該カルボン酸にジメチルホルムアミド10
ml、エチルブロミド3.6gおよびトリエチルアミン3.3
gを加え24時間20℃でかきまぜた。反応液を氷水にあけ
酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を水および食
塩水で順次洗浄し、濃縮した後、減圧蒸留に付し、2.8
gの目的物を得た。 沸 点:75〜82℃/95mmHg 屈折率:1.4702(24℃) NMRデータ(CDCl3 ) δ 1.29(t,3H,J=8Hz) 1.77(dd,3H,J=3Hz,8Hz) 4.23(q,2H) 5.7 〜6.6 (dp,1H,J=8Hz,33Hz) 参考例2 ((Z)−エチル 4−ブロモ−2−フルオ
ロクロトネートの合成) (Z)−エチル 2−フルオロクロトネート9.0gを四
塩化炭素60mlに溶解し、これにN−ブロモサクシニミド
13.5gおよびベンゾイルパーオキシド10mgを加え6時間
加熱還流した。反応液を濾過後濃縮した。濃縮残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢
酸エチル=20:1)に付し、8.5gの目的物を得た。 NMRデーター(CDCl3 ) δ 1.36(t,3H,J=8Hz) 4.0,4.15(dd,2H,J=9Hz,2Hz) 4.35(q,2H,J=8Hz) 6〜6.8(dt,1H,J=9Hz,30Hz) 参考例3 ((Z)−4−ブロモ−2−フルオロクロチ
ルアルデヒドの合成) (Z)−エチル 4−ブロモ−2−フルオロクロトネー
ト3.0gをジクロルメタン30mlにとかし、これに−60℃
でジイソブチルアルミニウムハイドライド/n−ヘキサ
ン溶液(エステルに対し1.3倍モル)を滴下した。滴下
後、同温で30分かきまぜた後、反応液を、冷却した10%
塩酸水にあけて分液した。水層をジクロルメタンで1回
抽出し、ジクロルメタン層を併わせ食塩水で1回洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、目的物2.5
gを淡黄色オイルで得た。このものはそのNMRデータ
ーより純粋な目的物であった。 NMRデーター(CDCl3 ) δ 4.1〜4.3(m,2H) 5.9,6.4(dt,1H,J=8Hz,30Hz) 9.13,9.44(d,1H,J=20Hz) 製造例1 ((Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ
オクタ−4−エン−1,7−ジインの合成) (Z)−4−ブロモ−2−フルオロクロチルアルデヒド
2.5gを乾燥テトラヒドロフラン20mlにとかし、これに
0℃でアセチレンマグネシウムブロミドのテトラヒドロ
フラン溶液(4倍モル相当)を滴下した。滴下後12時間
20℃でかきまぜた後、反応液に塩化第1銅200 mg加えて
6時間加熱還流した。反応液を氷冷した塩酸水100 mlに
あけて酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層で食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、1.1
gの目的物を淡黄色オイルで得た。 屈折率:1.4769 (23.0℃) NMRデーター(CDCl3 ) δ 2.03(t,1H,J=3Hz) 2.65(d,1H,J=2Hz) 3.1 (m,2H) 4.8 〜5.0 (bd,1H) 5.05,5.6 (dt,1H,J=8Hz,32Hz) 製造例2 ((Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−
4−ヘプテン−1−インの合成) (Z)−2−フルオロ−2−ペンテナール13.0gを乾燥
テトラヒドロフラン30mlにとかし、これに氷冷下内温10
℃以下でアセチレンマグネシウムブロミドのテトラヒド
ロフラン溶液(1.5倍モル相当)を滴下した。氷冷下に
30分、さらに20℃で1時間かきまぜた後、反応液を、氷
冷した5%塩酸水にあけて酢酸エチルで抽出した。酢酸
エチル層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去し、減圧下に蒸留し目的物9.5g
を淡黄色オイルで得た。 沸点:85〜92℃(30mmHg) NMRデーター(CDCl3 ) δ 1.00(t,3H,J=8Hz) 1.8〜2.2(m,2H) 2.56(d,1H,2.5Hz) 4.8,5.4(dt,1H,J=8Hz,3.6 Hz) 4.7,4.9(dd,1H,J=2.5 Hz,12Hz) 製造例3 ((−)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フ
ルオロ−4−ヘプテン−1−インの合成) (±)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−4−
ヘプテン−1−イン1.0gと(1R)−シス−3,3−
ジメチル−2−(ジヒドロキシメチル)−シクロプロパ
ンカルボン酸のラクトン1.4gをベンゼン50mlにとか
し、これにp−トルエンスルホン酸20mgを加えて水分離
管を付し12時間加熱還流した。反応液を2%炭酸カリ水
で洗浄の後溶媒を留去し、残オイルをプリパラティブシ
ンレーヤークロマトグラフィーに付した〔メルクKiesel
gel Art.13792 (8枚)を用いて3回展開(展開溶媒:
n−ヘキサン/ジエチルエーテル=4/1)〕。上下に
分離したジアステレオマーのうちRf値の低い部分をか
き取り、酢酸エチルで溶出後溶媒を留去して510mg の2
−〔(4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン−3−イ
ルオキシ)−ヒドロキシメチル〕−3,3−ジメチルシ
クロプロパンカルボン酸のラクトンをオイルとして得
た。このオイルにメタノール10mlおよびp−トルエンス
ルホン酸10mgを加え10時間放置した。メタノールを留去
の後、残オイルをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=10/
1)、目的の(−)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フ
ルオロ−4−ヘプテン−1−イン235mg を得た。 〔α〕D 23=−34.4°(C=0.57,クロロホルム) 得られたアルコールは2−メトキシ−2−トリフルオロ
メチルフェニル酢酸のエステルとした後、HPLC(カ
ラム:Lichrosorb SI−60 4mm×30cm、展開溶媒:n
−ヘキサン/酢酸エチル=500 :2)にて分析した所
(−):(+)=96:4であった。
成) (Z)−2−フルオロクロチルアルデヒド4gをアセト
ン10mlに溶解し、これにジョーンズ試薬45gを氷冷下20
℃以下で滴下した。該反応液を20℃で1時間かきまぜた
後、これにイソプロピルアルコール10mlを滴下し攪拌し
た後、反応液に氷水を加え、ジエチルエーテルで2回抽
出した。エーテル層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後濃縮し、3.5gの対応するカルボン酸を
得た。次いで、該カルボン酸にジメチルホルムアミド10
ml、エチルブロミド3.6gおよびトリエチルアミン3.3
gを加え24時間20℃でかきまぜた。反応液を氷水にあけ
酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層を水および食
塩水で順次洗浄し、濃縮した後、減圧蒸留に付し、2.8
gの目的物を得た。 沸 点:75〜82℃/95mmHg 屈折率:1.4702(24℃) NMRデータ(CDCl3 ) δ 1.29(t,3H,J=8Hz) 1.77(dd,3H,J=3Hz,8Hz) 4.23(q,2H) 5.7 〜6.6 (dp,1H,J=8Hz,33Hz) 参考例2 ((Z)−エチル 4−ブロモ−2−フルオ
ロクロトネートの合成) (Z)−エチル 2−フルオロクロトネート9.0gを四
塩化炭素60mlに溶解し、これにN−ブロモサクシニミド
13.5gおよびベンゾイルパーオキシド10mgを加え6時間
加熱還流した。反応液を濾過後濃縮した。濃縮残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢
酸エチル=20:1)に付し、8.5gの目的物を得た。 NMRデーター(CDCl3 ) δ 1.36(t,3H,J=8Hz) 4.0,4.15(dd,2H,J=9Hz,2Hz) 4.35(q,2H,J=8Hz) 6〜6.8(dt,1H,J=9Hz,30Hz) 参考例3 ((Z)−4−ブロモ−2−フルオロクロチ
ルアルデヒドの合成) (Z)−エチル 4−ブロモ−2−フルオロクロトネー
ト3.0gをジクロルメタン30mlにとかし、これに−60℃
でジイソブチルアルミニウムハイドライド/n−ヘキサ
ン溶液(エステルに対し1.3倍モル)を滴下した。滴下
後、同温で30分かきまぜた後、反応液を、冷却した10%
塩酸水にあけて分液した。水層をジクロルメタンで1回
抽出し、ジクロルメタン層を併わせ食塩水で1回洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し、目的物2.5
gを淡黄色オイルで得た。このものはそのNMRデータ
ーより純粋な目的物であった。 NMRデーター(CDCl3 ) δ 4.1〜4.3(m,2H) 5.9,6.4(dt,1H,J=8Hz,30Hz) 9.13,9.44(d,1H,J=20Hz) 製造例1 ((Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ
オクタ−4−エン−1,7−ジインの合成) (Z)−4−ブロモ−2−フルオロクロチルアルデヒド
2.5gを乾燥テトラヒドロフラン20mlにとかし、これに
0℃でアセチレンマグネシウムブロミドのテトラヒドロ
フラン溶液(4倍モル相当)を滴下した。滴下後12時間
20℃でかきまぜた後、反応液に塩化第1銅200 mg加えて
6時間加熱還流した。反応液を氷冷した塩酸水100 mlに
あけて酢酸エチルで2回抽出した。酢酸エチル層で食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒
を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、1.1
gの目的物を淡黄色オイルで得た。 屈折率:1.4769 (23.0℃) NMRデーター(CDCl3 ) δ 2.03(t,1H,J=3Hz) 2.65(d,1H,J=2Hz) 3.1 (m,2H) 4.8 〜5.0 (bd,1H) 5.05,5.6 (dt,1H,J=8Hz,32Hz) 製造例2 ((Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−
4−ヘプテン−1−インの合成) (Z)−2−フルオロ−2−ペンテナール13.0gを乾燥
テトラヒドロフラン30mlにとかし、これに氷冷下内温10
℃以下でアセチレンマグネシウムブロミドのテトラヒド
ロフラン溶液(1.5倍モル相当)を滴下した。氷冷下に
30分、さらに20℃で1時間かきまぜた後、反応液を、氷
冷した5%塩酸水にあけて酢酸エチルで抽出した。酢酸
エチル層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去し、減圧下に蒸留し目的物9.5g
を淡黄色オイルで得た。 沸点:85〜92℃(30mmHg) NMRデーター(CDCl3 ) δ 1.00(t,3H,J=8Hz) 1.8〜2.2(m,2H) 2.56(d,1H,2.5Hz) 4.8,5.4(dt,1H,J=8Hz,3.6 Hz) 4.7,4.9(dd,1H,J=2.5 Hz,12Hz) 製造例3 ((−)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フ
ルオロ−4−ヘプテン−1−インの合成) (±)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フルオロ−4−
ヘプテン−1−イン1.0gと(1R)−シス−3,3−
ジメチル−2−(ジヒドロキシメチル)−シクロプロパ
ンカルボン酸のラクトン1.4gをベンゼン50mlにとか
し、これにp−トルエンスルホン酸20mgを加えて水分離
管を付し12時間加熱還流した。反応液を2%炭酸カリ水
で洗浄の後溶媒を留去し、残オイルをプリパラティブシ
ンレーヤークロマトグラフィーに付した〔メルクKiesel
gel Art.13792 (8枚)を用いて3回展開(展開溶媒:
n−ヘキサン/ジエチルエーテル=4/1)〕。上下に
分離したジアステレオマーのうちRf値の低い部分をか
き取り、酢酸エチルで溶出後溶媒を留去して510mg の2
−〔(4−フルオロ−4−ヘプテン−1−イン−3−イ
ルオキシ)−ヒドロキシメチル〕−3,3−ジメチルシ
クロプロパンカルボン酸のラクトンをオイルとして得
た。このオイルにメタノール10mlおよびp−トルエンス
ルホン酸10mgを加え10時間放置した。メタノールを留去
の後、残オイルをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=10/
1)、目的の(−)−(Z)−3−ヒドロキシ−4−フ
ルオロ−4−ヘプテン−1−イン235mg を得た。 〔α〕D 23=−34.4°(C=0.57,クロロホルム) 得られたアルコールは2−メトキシ−2−トリフルオロ
メチルフェニル酢酸のエステルとした後、HPLC(カ
ラム:Lichrosorb SI−60 4mm×30cm、展開溶媒:n
−ヘキサン/酢酸エチル=500 :2)にて分析した所
(−):(+)=96:4であった。
【0009】エステル化合物を殺虫剤の有効成分として
用いる場合は、他の何らの成分も加えず、そのままで用
いてもよいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担
体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤、餌等と混合
し、あるいは線香やマット等の基材に含浸して、乳剤、
水和剤、粉剤、粒剤、油剤、エアゾール、蚊取線香や電
気蚊取マットおよび多孔セラミック板マット等の加熱燻
蒸剤、フォッギング等の煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌等
に製剤して使用する。これらの製剤中の有効成分として
エステル化合物の含量は、重量比で0.001 %〜95%であ
る。固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジ
ャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、ピロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、ク
ルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素
等の微粉末あるいは粒状物が挙げられ、液体担体として
は、ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水
素、ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、エチレングリコール、セロソルブ等の
アルコール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、イソホロン等のケトン、ジエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エ
チル等のエステル、アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等のニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、大豆
油、綿実油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体とし
ては、フロンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチル
エーテル等が挙げられる。乳化、分散、湿展等のために
用いられる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル
塩、アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルス
ルホこはく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテルりん酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホル
マリン縮合物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等
の非イオン界面活性剤が挙げられる。固着剤や分散剤等
の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アル
ギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、糖
蜜、カゼイン、ゼラチン、CMC(カルボキシメチルセ
ルロース)、松根油、寒天等が挙げられ、安定剤として
は、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、TCP(りん
酸トリクレジル)等のりん酸アルキル、植物油、エポキ
シ化油、前記の界面活性剤、BHT、BHA等の酸化防
止剤、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム
等の脂肪酸塩、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル
等の脂肪酸エステル等が挙げられる。
用いる場合は、他の何らの成分も加えず、そのままで用
いてもよいが、通常は、固体担体、液体担体、ガス状担
体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤、餌等と混合
し、あるいは線香やマット等の基材に含浸して、乳剤、
水和剤、粉剤、粒剤、油剤、エアゾール、蚊取線香や電
気蚊取マットおよび多孔セラミック板マット等の加熱燻
蒸剤、フォッギング等の煙霧剤、非加熱燻蒸剤、毒餌等
に製剤して使用する。これらの製剤中の有効成分として
エステル化合物の含量は、重量比で0.001 %〜95%であ
る。固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジ
ャイトクレー、ベントナイト、酸性白土、ピロフィライ
ト、タルク、珪藻土、方解石、トウモロコシ穂軸粉、ク
ルミ殻粉、尿素、硫酸アンモニウム、合成含水酸化珪素
等の微粉末あるいは粒状物が挙げられ、液体担体として
は、ケロシン、灯油等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水
素、ジクロロエタン、トリクロロエチレン、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、エチレングリコール、セロソルブ等の
アルコール、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、イソホロン等のケトン、ジエチルエーテル、
ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル、酢酸エ
チル等のエステル、アセトニトリル、イソブチロニトリ
ル等のニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等の酸アミド、ジメチルスルホキシド、大豆
油、綿実油等の植物油等が挙げられる。ガス状担体とし
ては、フロンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチル
エーテル等が挙げられる。乳化、分散、湿展等のために
用いられる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル
塩、アルキル(アリール)スルホン酸塩、ジアルキルス
ルホこはく酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール
エーテルりん酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸ホル
マリン縮合物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等
の非イオン界面活性剤が挙げられる。固着剤や分散剤等
の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩、アル
ギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム、糖
蜜、カゼイン、ゼラチン、CMC(カルボキシメチルセ
ルロース)、松根油、寒天等が挙げられ、安定剤として
は、PAP(酸性りん酸イソプロピル)、TCP(りん
酸トリクレジル)等のりん酸アルキル、植物油、エポキ
シ化油、前記の界面活性剤、BHT、BHA等の酸化防
止剤、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム
等の脂肪酸塩、オレイン酸メチル、ステアリン酸メチル
等の脂肪酸エステル等が挙げられる。
【0010】次にエステル化合物の製剤例を示す。な
お、エステル化合物は表1〜3の化合物番号で示す。部
は重量部である。 参考製剤例1 エステル化合物(1)〜(17)の各々0.2部、キシレン
2部および白灯油97.8部を混合し、油剤を得る。 参考製剤例2 エステル化合物(1)〜(17)の各々10部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸カルシウム6部およびキシレン70部をよ
く混合して乳剤を得る。 参考製剤例3 エステル化合物(1)20部、フェニトロチオン10部、リ
グニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリン硫酸ナトリ
ウム2部をおよび合成含水酸化珪素65部をよく粉砕混合
して水和剤を得る。 参考製剤例4 エステル化合物(2) 1部、カルバリール2部、カオ
リンクレー87部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉
剤を得る。 参考製剤例5 エステル化合物(3) 5部、合成含水酸化珪素1部、
リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部
およびカオレンクレー62部をよく粉砕混合し、水を加え
てよく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を得る。 参考製剤例6 エステル化合物(4)0.05部、テトラメスリン0.2部、
レスメスリン0.05部、キシレン7部および脱臭灯油32.7
部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分
を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石
油ガス)60部を加圧充填すればエアゾールを得る。 参考製剤例7 エステル化合物(1)〜(17)の各々0.3gをメタノー
ル20mlに溶解し、蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉
を3:5:1の割合で混合)99.7gと均一に攪拌混合
し、メタノールを蒸散させた後、水150ml を加え、充分
練り合わせたものを成型乾燥すれば各々の蚊取線香を得
る。 参考製剤例8 エステル化合物(1)〜(17)の各々100mg を適量のア
セトンに溶解し、4.0cm×4.0、厚さ1.2cmの多孔セラ
ミック板に含浸させて加熱燻蒸剤を得る。
お、エステル化合物は表1〜3の化合物番号で示す。部
は重量部である。 参考製剤例1 エステル化合物(1)〜(17)の各々0.2部、キシレン
2部および白灯油97.8部を混合し、油剤を得る。 参考製剤例2 エステル化合物(1)〜(17)の各々10部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベン
ゼンスルホン酸カルシウム6部およびキシレン70部をよ
く混合して乳剤を得る。 参考製剤例3 エステル化合物(1)20部、フェニトロチオン10部、リ
グニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリン硫酸ナトリ
ウム2部をおよび合成含水酸化珪素65部をよく粉砕混合
して水和剤を得る。 参考製剤例4 エステル化合物(2) 1部、カルバリール2部、カオ
リンクレー87部およびタルク10部をよく粉砕混合して粉
剤を得る。 参考製剤例5 エステル化合物(3) 5部、合成含水酸化珪素1部、
リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部
およびカオレンクレー62部をよく粉砕混合し、水を加え
てよく練り合わせた後、造粒乾燥して粒剤を得る。 参考製剤例6 エステル化合物(4)0.05部、テトラメスリン0.2部、
レスメスリン0.05部、キシレン7部および脱臭灯油32.7
部を混合溶解し、エアゾール容器に充填し、バルブ部分
を取り付けた後、該バルブ部分を通じて噴射剤(液化石
油ガス)60部を加圧充填すればエアゾールを得る。 参考製剤例7 エステル化合物(1)〜(17)の各々0.3gをメタノー
ル20mlに溶解し、蚊取線香用担体(タブ粉:粕粉:木粉
を3:5:1の割合で混合)99.7gと均一に攪拌混合
し、メタノールを蒸散させた後、水150ml を加え、充分
練り合わせたものを成型乾燥すれば各々の蚊取線香を得
る。 参考製剤例8 エステル化合物(1)〜(17)の各々100mg を適量のア
セトンに溶解し、4.0cm×4.0、厚さ1.2cmの多孔セラ
ミック板に含浸させて加熱燻蒸剤を得る。
【0011】これらの製剤は、そのままであるいは水で
稀釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫
剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良
剤等と混合して用いることもできる。エステル化合物を
農業用殺虫剤として用いる場合、その施用量は、通常10
アールあたり5g〜500 gであり、乳剤、水和剤等を水
で希釈して施用する場合は、その施用濃度は10ppm 〜10
00ppm であり、粉剤、粒剤等は、何ら希釈することな
く、製剤のままで施用する。また乳剤、水和剤等を防疫
用殺虫剤として用いる場合には水で10ppm 〜10000ppmに
希釈して散布する。また油剤、エアゾールおよび蚊取線
香や電気マット等の燻蒸剤や蒸散剤についてはそのまま
施用する。
稀釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫
剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良
剤等と混合して用いることもできる。エステル化合物を
農業用殺虫剤として用いる場合、その施用量は、通常10
アールあたり5g〜500 gであり、乳剤、水和剤等を水
で希釈して施用する場合は、その施用濃度は10ppm 〜10
00ppm であり、粉剤、粒剤等は、何ら希釈することな
く、製剤のままで施用する。また乳剤、水和剤等を防疫
用殺虫剤として用いる場合には水で10ppm 〜10000ppmに
希釈して散布する。また油剤、エアゾールおよび蚊取線
香や電気マット等の燻蒸剤や蒸散剤についてはそのまま
施用する。
【0012】次にエステル化合物の試験例を示す。なお
エステル化合物は、表1〜3の化合物番号で示し、比較
対照に用いた化合物は、表4の化合物記号で示す。
エステル化合物は、表1〜3の化合物番号で示し、比較
対照に用いた化合物は、表4の化合物記号で示す。
【表4】 参考試験例1 参考製剤例2に準じて得られた下記エステル化合物の乳
剤の水による200 倍稀釈液 (500ppm相当)2mlを13gの
ハスモンヨトウ用人工餌料にしみこませ、直径11cmのポ
リエチレンカップに入れた。その中にハスモンヨトウ4
令幼虫を10頭放ち、6日後に生死を調査し死虫率を求め
た(2反復)。結果を表5に示す。
剤の水による200 倍稀釈液 (500ppm相当)2mlを13gの
ハスモンヨトウ用人工餌料にしみこませ、直径11cmのポ
リエチレンカップに入れた。その中にハスモンヨトウ4
令幼虫を10頭放ち、6日後に生死を調査し死虫率を求め
た(2反復)。結果を表5に示す。
【表5】 参考試験例2 参考製剤例2に準じて得られた下記エステル化合物およ
び対照化合物の乳剤の水による200 倍稀釈液 (500ppm相
当)にイネ茎(長さ約12cm)を1分間浸漬した。風乾
後、試験管にイネ茎を入れ抵抗性系統のツマクロヨコバ
イ成虫を10頭放ち、1日後に生死を調査し、死虫率を求
めた(2反復)。結果を表6に示す。
び対照化合物の乳剤の水による200 倍稀釈液 (500ppm相
当)にイネ茎(長さ約12cm)を1分間浸漬した。風乾
後、試験管にイネ茎を入れ抵抗性系統のツマクロヨコバ
イ成虫を10頭放ち、1日後に生死を調査し、死虫率を求
めた(2反復)。結果を表6に示す。
【表6】 参考試験例3 下記エステル化合物および対照化合物の各々をアセトン
にて、供試薬量に調整し、それを内径9cm、高さ2cmの
ガラスシャーレ底部(底面積63.6cm2 )に各1mlずつ均
一に処理する。アセトンが風乾燥、感受性イエバエ(C
SMA系)の雌成虫20頭を放ったポリエチレンカップ
(直径9cm、高さ4.5cm)の上部に、虫が直接処理面に
触れないように、ナイロンネット(16メッシュ)を隔て
てこの処理シャーレでふたをする。60分経過後にノック
ダウン虫数を観察し、プロビット法によりKD50値(50
% ノックダウン薬量)を求めた。また120 分経過後、
シャーレぶたをはずして水と餌を与え、24時間後の生死
を調査し、LD50(50%致死薬量)を求めた(2反
復)。結果を表7に示す。
にて、供試薬量に調整し、それを内径9cm、高さ2cmの
ガラスシャーレ底部(底面積63.6cm2 )に各1mlずつ均
一に処理する。アセトンが風乾燥、感受性イエバエ(C
SMA系)の雌成虫20頭を放ったポリエチレンカップ
(直径9cm、高さ4.5cm)の上部に、虫が直接処理面に
触れないように、ナイロンネット(16メッシュ)を隔て
てこの処理シャーレでふたをする。60分経過後にノック
ダウン虫数を観察し、プロビット法によりKD50値(50
% ノックダウン薬量)を求めた。また120 分経過後、
シャーレぶたをはずして水と餌を与え、24時間後の生死
を調査し、LD50(50%致死薬量)を求めた(2反
復)。結果を表7に示す。
【表7】 参考試験例4 参考製剤例7に準じて得られたエステル化合物および対
照化合物の0.3%および0.15%蚊取線香を用意する。70
cm立方(0.34m3 )のガラスチャンバー内にアカイエカ
雌虫およびイエバエ成虫(♂/♀=1/1)各10匹を
放つ。このガラスチャンバー内に、各々の蚊取線香1g
を両端に点火して入れ、経時的にノックダウン虫数を観
察し、プロビット法によりKT50値(50%ノックダウン
時間)を求めた(2反復)。結果を表8に示す。
照化合物の0.3%および0.15%蚊取線香を用意する。70
cm立方(0.34m3 )のガラスチャンバー内にアカイエカ
雌虫およびイエバエ成虫(♂/♀=1/1)各10匹を
放つ。このガラスチャンバー内に、各々の蚊取線香1g
を両端に点火して入れ、経時的にノックダウン虫数を観
察し、プロビット法によりKT50値(50%ノックダウン
時間)を求めた(2反復)。結果を表8に示す。
【表8】
フロントページの続き (72)発明者 矢野 俊彦 兵庫県宝塚市高司4丁目2番1号 住友化 学工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭55−42045(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 化1 【化1】 〔式中、R3は水素原子またはメチル基を表わし、R 4
はエチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、アリル
基、プロパルギル基または3−ブチニル基を表わす。〕 で示されるアルコール化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104501A JPH0764768B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アルコール化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104501A JPH0764768B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アルコール化合物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60121233A Division JPH0723341B2 (ja) | 1985-04-26 | 1985-06-04 | カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05117188A JPH05117188A (ja) | 1993-05-14 |
| JPH0764768B2 true JPH0764768B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14382265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104501A Expired - Lifetime JPH0764768B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | アルコール化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0764768B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5542045A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-25 | Ishikawajima Harima Heavy Ind | Method of discharging reactor water |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4104501A patent/JPH0764768B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05117188A (ja) | 1993-05-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR930007305B1 (ko) | 카복실산 에스테르의 제조방법 | |
| EP0004754A2 (en) | Ketoximinoether insecticides | |
| JP2546339B2 (ja) | エステル化合物およびその殺虫、殺ダニ剤としての用途 | |
| JPH0639430B2 (ja) | 炭化水素系化合物およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 | |
| JPH0764768B2 (ja) | アルコール化合物 | |
| JPH0723341B2 (ja) | カルボン酸エステルおよびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| KR950013095B1 (ko) | 카르복실산 에스테르 그의 제조방법 및 그것을 유효 성분으로 함유하는 살충제 | |
| JPH0443894B2 (ja) | ||
| JPH0557961B2 (ja) | ||
| JPS6172754A (ja) | ピリジルピリドン誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫剤 | |
| JPS61249952A (ja) | カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| JPH06711B2 (ja) | ベンジルエ−テル誘導体およびそれを有効成分として含有する殺虫、殺ダニ剤 | |
| JPH0749394B2 (ja) | エステル化合物およびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| JPH0414098B2 (ja) | ||
| JPS61103855A (ja) | カルボン酸エステル、その製造方およびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| JPS6141903B2 (ja) | ||
| JPS60152444A (ja) | カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| JPH06710B2 (ja) | アルコール誘導体 | |
| JPH0422903B2 (ja) | ||
| JPS61103854A (ja) | カルボン酸エステル、その製造方およびそれを有効成分とする殺虫剤 | |
| JPH0517917B2 (ja) | ||
| JPS5942342A (ja) | カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする低魚毒性殺虫、殺ダニ剤 | |
| JPS6325574B2 (ja) | ||
| JPS5822149B2 (ja) | 新規カルボン酸エステル、その製造法およびそれを有効成分とする殺虫、殺ダニ剤 | |
| JPH0419203B2 (ja) |