JPH0766812B2 - 燃料電池等のガス拡散電極 - Google Patents
燃料電池等のガス拡散電極Info
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- JPH0766812B2 JPH0766812B2 JP60162614A JP16261485A JPH0766812B2 JP H0766812 B2 JPH0766812 B2 JP H0766812B2 JP 60162614 A JP60162614 A JP 60162614A JP 16261485 A JP16261485 A JP 16261485A JP H0766812 B2 JPH0766812 B2 JP H0766812B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- gas diffusion
- catalyst
- fuel cell
- water
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/86—Inert electrodes with catalytic activity, e.g. for fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
- Inert Electrodes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水素−酸素燃料電池用正極、負極、工業電解
用電極、空気−亜鉛電池の電極、ガルバニック方式ガス
センサの構成電極、電気分解用ガス発生極等のガス拡散
電極に関するもので、特にそのガス拡散電極の触媒層の
構造の改良に係る。
用電極、空気−亜鉛電池の電極、ガルバニック方式ガス
センサの構成電極、電気分解用ガス発生極等のガス拡散
電極に関するもので、特にそのガス拡散電極の触媒層の
構造の改良に係る。
(従来技術とその問題点) 燃料電池等は、各電極において燃料等と酸化剤等との反
応を促進するために触媒を必要とする。しかし、反応ガ
スの電気化学的反応は、電極における電解質と反応ガス
とが接触する点、すなわち三相界面を形成する領域にお
ける触媒金属の存在のもとに起る。したがって、それ以
外の部分に存在する触媒金属は有効に利用されずに浪費
されることになる。燃料電池等において一般的に用いら
れている触媒金属は高価な貴金属で、とくに白金や白金
−ロジウム、白金−酸化ルテニウム、白金−スズ等の白
金族金属であり、したがって、できる限りその浪費を少
なくし、且つ良好な電極性能を得ることが望ましい。電
極性能を向上させるためには、電解質と反応ガスの界面
領域を大きくすることが必要となる。この界面を大きく
するには、反応ガスだけが通過でき、電解液を滲み込ま
せない撥水性のガス拡散層と電解液が存在できる親水性
の触媒層を分離することにより大きな界面が得られるこ
とが従来から知られている。このような性質のガス拡散
層としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリテトラフルオルエチレン、合成ゴムなどをもち
いることができる。またこのような性質を有する触媒層
としては、触媒を担持させた導電性粒子を撥水性樹脂で
あるポリテトラフルオルエチレンで一様に結合したもの
が一般的であるが、この撥水性樹脂を上記ガス拡散層材
料におきかえることもできる。またこの導電性粒子とし
ては、たとえば、カーボンブラック(一般的には高温で
水素ガス処理をしたものが用いられるが、高温で一酸化
炭素またはフッ素含有ガスで処理したものでもよ
い。)、グラフアイト、人造石墨、活性炭、炭素繊維を
単独であるいは複数で用いることができる。
応を促進するために触媒を必要とする。しかし、反応ガ
スの電気化学的反応は、電極における電解質と反応ガス
とが接触する点、すなわち三相界面を形成する領域にお
ける触媒金属の存在のもとに起る。したがって、それ以
外の部分に存在する触媒金属は有効に利用されずに浪費
されることになる。燃料電池等において一般的に用いら
れている触媒金属は高価な貴金属で、とくに白金や白金
−ロジウム、白金−酸化ルテニウム、白金−スズ等の白
金族金属であり、したがって、できる限りその浪費を少
なくし、且つ良好な電極性能を得ることが望ましい。電
極性能を向上させるためには、電解質と反応ガスの界面
領域を大きくすることが必要となる。この界面を大きく
するには、反応ガスだけが通過でき、電解液を滲み込ま
せない撥水性のガス拡散層と電解液が存在できる親水性
の触媒層を分離することにより大きな界面が得られるこ
とが従来から知られている。このような性質のガス拡散
層としては、たとえば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリテトラフルオルエチレン、合成ゴムなどをもち
いることができる。またこのような性質を有する触媒層
としては、触媒を担持させた導電性粒子を撥水性樹脂で
あるポリテトラフルオルエチレンで一様に結合したもの
が一般的であるが、この撥水性樹脂を上記ガス拡散層材
料におきかえることもできる。またこの導電性粒子とし
ては、たとえば、カーボンブラック(一般的には高温で
水素ガス処理をしたものが用いられるが、高温で一酸化
炭素またはフッ素含有ガスで処理したものでもよ
い。)、グラフアイト、人造石墨、活性炭、炭素繊維を
単独であるいは複数で用いることができる。
なお、アルミナ、シリカ等の無機酸化物の表面を炭化さ
せたものでも良い。
せたものでも良い。
斯かる構造の撥水性ガス拡散電極は、触媒層内で、ミク
ロな撥水性部分がガス供給通路となり、親水性部分には
電解液が滲み込み電極反応が起る部分となる。ところ
で、この構造で、電極特性をより一層向上させる為に
は、かなりの撥水性部分が必要である。しかし、触媒が
一様に電極内に分布している為、前記三相界面領域の親
水性部分に存在する触媒は通常20〜30%で、最も多くて
75%であり、従って反応にあずからない無駄に使用され
る触媒が多かった。このような触媒の浪費を改善する方
法として、特開昭51−86734号公報には、電導性の粒子
からなり疎水的に結合された基質により支持された電極
のポストカタリゼーション(電極構造体が形成された
後、電極構造体内に触媒を担持される技術)により良好
な電極が得られることが開示されている。しかしながら
この方法も、三相界面領域以外の部分に存在する触媒は
有効に利用されず、その浪費は避けられない。
ロな撥水性部分がガス供給通路となり、親水性部分には
電解液が滲み込み電極反応が起る部分となる。ところ
で、この構造で、電極特性をより一層向上させる為に
は、かなりの撥水性部分が必要である。しかし、触媒が
一様に電極内に分布している為、前記三相界面領域の親
水性部分に存在する触媒は通常20〜30%で、最も多くて
75%であり、従って反応にあずからない無駄に使用され
る触媒が多かった。このような触媒の浪費を改善する方
法として、特開昭51−86734号公報には、電導性の粒子
からなり疎水的に結合された基質により支持された電極
のポストカタリゼーション(電極構造体が形成された
後、電極構造体内に触媒を担持される技術)により良好
な電極が得られることが開示されている。しかしながら
この方法も、三相界面領域以外の部分に存在する触媒は
有効に利用されず、その浪費は避けられない。
(発明の目的) 本発明は斯かる問題を解決すべくなされたものであり、
親水性部分に電解液が完全に入り、100%の触媒が電解
液のぬれ反応にあずかり、他方撥水性部分をガスが通
り、触媒に十分ガスを供給できる燃料電池等のガス拡散
電極を提供することを目的とするものである。
親水性部分に電解液が完全に入り、100%の触媒が電解
液のぬれ反応にあずかり、他方撥水性部分をガスが通
り、触媒に十分ガスを供給できる燃料電池等のガス拡散
電極を提供することを目的とするものである。
(発明の構成) 上記目的を達成する為の本発明による燃料電池等のガス
拡散電極は、触媒層とガス拡散層とからなる燃料電池等
のガス拡散電極において、前記触媒層は導電性粒子と撥
水性樹脂とが多孔質状に結合したスケルトン、およびそ
のスケルトンの空間に凝集した導電性粒子群からなり、
その導電性粒子群には、触媒金属が担持されていること
を特徴とする。
拡散電極は、触媒層とガス拡散層とからなる燃料電池等
のガス拡散電極において、前記触媒層は導電性粒子と撥
水性樹脂とが多孔質状に結合したスケルトン、およびそ
のスケルトンの空間に凝集した導電性粒子群からなり、
その導電性粒子群には、触媒金属が担持されていること
を特徴とする。
先ず、従来の燃料電池等のガス拡散電極の構成を図面に
よって説明してその欠点を指摘し、次いで本発明の燃料
電池等のガス拡散電極の構成及びその作用効果を説明す
る。
よって説明してその欠点を指摘し、次いで本発明の燃料
電池等のガス拡散電極の構成及びその作用効果を説明す
る。
第2図は従来の燃料電池等のガス拡散電極の触媒層の断
面図で、触媒金属1が担持された導電性粒子2と撥水性
樹脂3が一様に混合され、スケルトンになっているもの
である。この触媒層では電解液の滲み込み部分4にある
触媒金属1しか寄与せず、撥水性樹脂3によりできたガ
ス供給通路中の触媒金属1は無駄に浪費されることとな
っている。
面図で、触媒金属1が担持された導電性粒子2と撥水性
樹脂3が一様に混合され、スケルトンになっているもの
である。この触媒層では電解液の滲み込み部分4にある
触媒金属1しか寄与せず、撥水性樹脂3によりできたガ
ス供給通路中の触媒金属1は無駄に浪費されることとな
っている。
第1図は本発明の燃料電池等のガス拡散電極の触媒層の
断面模式図で、付号は従来例と同様である。
断面模式図で、付号は従来例と同様である。
本発明においては、導電性粒子2が0.01〜0.06μと撥水
性樹脂3の短径0.2μ前後に比し一けた小さいため、導
電性粒子2が凝集して導電性粒子群を形成する。この導
電性粒子群5は電解液に対して親水性であるため、この
群に電解液が滲透する。他方、撥水性樹脂3と結合して
多孔質状スケルトンを形成している導電性粒子2は、対
面する導電性粒子群5の導電性粒子2と組になってガス
供給通路を形成する。これは、従来と同様である。しか
しこのガス供給通路が導電性粒子群5のすぐ近傍に存在
するので、導電性粒子群5の触媒反応に供されるガスが
十分供給できる。電解液が触媒層全体に滲み込むために
は、導電性粒子群5がスケルトン状に連なっていること
が好ましい。また、本発明のガス拡散電極において、撥
水性樹脂の微粉体と、触媒自身又は親水性微粉体に触媒
を担持させた微粉体との混合比を8:2〜2:8の重量混合比
にした理由は、双方の重量混合比が夫々相手方と8:2以
上に開くと、親水性部分に電解液が完全に入らなくな
り、他方撥水性部分をガスが通りにくくなって触媒に十
分ガスを供給できなくなるからである。
性樹脂3の短径0.2μ前後に比し一けた小さいため、導
電性粒子2が凝集して導電性粒子群を形成する。この導
電性粒子群5は電解液に対して親水性であるため、この
群に電解液が滲透する。他方、撥水性樹脂3と結合して
多孔質状スケルトンを形成している導電性粒子2は、対
面する導電性粒子群5の導電性粒子2と組になってガス
供給通路を形成する。これは、従来と同様である。しか
しこのガス供給通路が導電性粒子群5のすぐ近傍に存在
するので、導電性粒子群5の触媒反応に供されるガスが
十分供給できる。電解液が触媒層全体に滲み込むために
は、導電性粒子群5がスケルトン状に連なっていること
が好ましい。また、本発明のガス拡散電極において、撥
水性樹脂の微粉体と、触媒自身又は親水性微粉体に触媒
を担持させた微粉体との混合比を8:2〜2:8の重量混合比
にした理由は、双方の重量混合比が夫々相手方と8:2以
上に開くと、親水性部分に電解液が完全に入らなくな
り、他方撥水性部分をガスが通りにくくなって触媒に十
分ガスを供給できなくなるからである。
(実施例) 本発明による撥水性ガス拡散電極の一実施例を、硫酸を
電解液とするH2/O2燃料電池用電極の場合について説明
する。
電解液とするH2/O2燃料電池用電極の場合について説明
する。
導電性材料であるカーボンブラックの微粉体と撥水性バ
インダーであるポリテトラフルオルエチレンの微粒子と
を重量比で4:6の割合で混合し、加圧成形した導電性・
撥水性多孔質膜より成るガス拡散層上に、0.56mg/cm2の
白金触媒を担持したカーボンブラック微粉末の導電性粒
子とポリテトラフルオルエチレンの撥水性処理したカー
ボンブラック微粉末が分散した撥水性樹脂とが重量比で
7:3の混合微粉末をホットプレスした触媒層を設けた。
なお、この触媒層には、副原料として、ワックス黒鉛フ
ッ化カーボン粉末等の撥水性増強用粉末、フッ素ゴム等
の補強用物質粉末、着色用顔料等を適宜含ませることも
できる。また、触媒層調整時には、粉末のままミキサー
で混合するか、または石油、イソプロピルアルコール、
ソルベントナフサ、ホワイトオイル等の液状炭化水素の
液体潤滑剤を約20〜200重量%混合して調整する。このH
2/O2燃料電池用電極において、60℃、3モル/l硫酸水
溶液中で酸素還元特性、水素酸化特性を測定した。その
結果、同一溶液中にある水素参照電極に対して酸素極特
性は0.8Vで0.2A/cm2、0.7Vで3A/cm2、また限界電流で5A
/cm2以上の酸素極特性が得られた。これは従来の撥水化
した導電性粒子を含まない第2図の構造のH2/O2燃料電
池用電極の2倍以上の酸素極特性である。
インダーであるポリテトラフルオルエチレンの微粒子と
を重量比で4:6の割合で混合し、加圧成形した導電性・
撥水性多孔質膜より成るガス拡散層上に、0.56mg/cm2の
白金触媒を担持したカーボンブラック微粉末の導電性粒
子とポリテトラフルオルエチレンの撥水性処理したカー
ボンブラック微粉末が分散した撥水性樹脂とが重量比で
7:3の混合微粉末をホットプレスした触媒層を設けた。
なお、この触媒層には、副原料として、ワックス黒鉛フ
ッ化カーボン粉末等の撥水性増強用粉末、フッ素ゴム等
の補強用物質粉末、着色用顔料等を適宜含ませることも
できる。また、触媒層調整時には、粉末のままミキサー
で混合するか、または石油、イソプロピルアルコール、
ソルベントナフサ、ホワイトオイル等の液状炭化水素の
液体潤滑剤を約20〜200重量%混合して調整する。このH
2/O2燃料電池用電極において、60℃、3モル/l硫酸水
溶液中で酸素還元特性、水素酸化特性を測定した。その
結果、同一溶液中にある水素参照電極に対して酸素極特
性は0.8Vで0.2A/cm2、0.7Vで3A/cm2、また限界電流で5A
/cm2以上の酸素極特性が得られた。これは従来の撥水化
した導電性粒子を含まない第2図の構造のH2/O2燃料電
池用電極の2倍以上の酸素極特性である。
また水素極特性は、25mVに於いて2.3A/cm2が得られ、従
来の電極の1.3倍の水素極特性が得られた。
来の電極の1.3倍の水素極特性が得られた。
次に本発明によるガス拡散電極の他の実施例をリン酸を
電解液とするH2/O2燃料電池用電極の場合について説明
する。
電解液とするH2/O2燃料電池用電極の場合について説明
する。
前記実施例と同一の導電性・撥水性多孔質膜より成るガ
ス拡散層上に、0.28mg/cm2の白金触媒を担持したカーボ
ンブラック微粉末の導電性粒子とポリテトラフルオロエ
チレンの撥水性処理したカーボンブラック微粉末が分散
した撥水性樹脂とを重量比で7:3の混合粉末をホットプ
レスした触媒層を設けたH2/O2燃料電池用電極を、190
℃、100%リン酸中で酸素還元特性、水素酸化特性を測
定した。その結果、同一溶液中にある水素参照電極に対
して酸素極特性は、0.8Vで0.6A/cm2、0.7Vで3.4A/cm2で
あった。これは従来のH2/O2燃料電池用電極の3倍以上
の酸素極特性である。また水素極特性は、25mVで2.5A/c
m2が得られ、これは従来の電極の1.3倍の極特性であ
る。
ス拡散層上に、0.28mg/cm2の白金触媒を担持したカーボ
ンブラック微粉末の導電性粒子とポリテトラフルオロエ
チレンの撥水性処理したカーボンブラック微粉末が分散
した撥水性樹脂とを重量比で7:3の混合粉末をホットプ
レスした触媒層を設けたH2/O2燃料電池用電極を、190
℃、100%リン酸中で酸素還元特性、水素酸化特性を測
定した。その結果、同一溶液中にある水素参照電極に対
して酸素極特性は、0.8Vで0.6A/cm2、0.7Vで3.4A/cm2で
あった。これは従来のH2/O2燃料電池用電極の3倍以上
の酸素極特性である。また水素極特性は、25mVで2.5A/c
m2が得られ、これは従来の電極の1.3倍の極特性であ
る。
上記各実施例の電極の電解液にぬれている触媒クラスタ
ーの表面積は、通常用いられている電気化学的手法(ボ
ルタングラム)で求められている。即ち、撥水性が極め
て少なく、全ての触媒クラスターが完全にぬれてしまう
電極で求められたクラスター表面積をS°Pt、実施例の
電極のクラスター表面積をSPtとすると、U=SPt/S°
Ptで触媒利用率が求められ、実施例の電極における酸素
極特性に於いて、触媒利用率が100%であった。
ーの表面積は、通常用いられている電気化学的手法(ボ
ルタングラム)で求められている。即ち、撥水性が極め
て少なく、全ての触媒クラスターが完全にぬれてしまう
電極で求められたクラスター表面積をS°Pt、実施例の
電極のクラスター表面積をSPtとすると、U=SPt/S°
Ptで触媒利用率が求められ、実施例の電極における酸素
極特性に於いて、触媒利用率が100%であった。
また上記実施例の電極のガス供給能の程度は次のように
確認された。即ち、ガス供給が十分で、それによる分極
が無ければ、ターフェルプロットでその勾配が理論的に
80〜90mVになる。実験により実施例の電極では、1.5A/c
m2の電流密度までそのターフェル勾配が約90mVであるこ
とが確かめられた。このことから、ガス供給に基づく分
極が1A/cm2上の電流密度まで無い電極であって、ガス供
給が十分に行われる電極であることが確認された。
確認された。即ち、ガス供給が十分で、それによる分極
が無ければ、ターフェルプロットでその勾配が理論的に
80〜90mVになる。実験により実施例の電極では、1.5A/c
m2の電流密度までそのターフェル勾配が約90mVであるこ
とが確かめられた。このことから、ガス供給に基づく分
極が1A/cm2上の電流密度まで無い電極であって、ガス供
給が十分に行われる電極であることが確認された。
なお、上記実施例では、触媒として白金触媒が用いられ
ているが、他の金属触媒、とくに貴金属触媒または酸化
物触媒等であっても良い。また電解液は硫酸、リン酸に
かぎるものではなく、他のものでも良い。さらに上記実
施例は燃料電池用電極の場合であるが本発明のガス拡散
電極は工業電解用電極、空気−亜鉛電池の電極、ガルバ
ニック方式ガスセンサの構成電極、電気分解用ガス発生
極としても用いることができるものである。
ているが、他の金属触媒、とくに貴金属触媒または酸化
物触媒等であっても良い。また電解液は硫酸、リン酸に
かぎるものではなく、他のものでも良い。さらに上記実
施例は燃料電池用電極の場合であるが本発明のガス拡散
電極は工業電解用電極、空気−亜鉛電池の電極、ガルバ
ニック方式ガスセンサの構成電極、電気分解用ガス発生
極としても用いることができるものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明による燃料電池等のガス
拡散電極は、親水性部分に電解液が完全に入り、100%
の触媒が電解液のぬれ反応に与り、他方撥水性部分をガ
スが通り、触媒に十分ガスが供給されるので、触媒が無
駄に使用されることが無く、電極特性が著しく向上す
る。
拡散電極は、親水性部分に電解液が完全に入り、100%
の触媒が電解液のぬれ反応に与り、他方撥水性部分をガ
スが通り、触媒に十分ガスが供給されるので、触媒が無
駄に使用されることが無く、電極特性が著しく向上す
る。
第1図は本発明の燃料電池等のガス拡散電極の触媒層の
断面模式図、第2図は従来のガス拡散電極の触媒層の断
面模式図である。
断面模式図、第2図は従来のガス拡散電極の触媒層の断
面模式図である。
フロントページの続き (72)発明者 古屋 長一 山梨県甲府市大手2丁目4番3―31号 審査官 岡田 萬里
Claims (3)
- 【請求項1】触媒層とガス拡散層の二層からなる燃料電
池等のガス拡散電極に於いて、前記触媒層は導電性粒子
2と撥水性樹脂3とが多孔質状に結合したスケルトン
と、そのスケルトンの空間に凝集した導電性粒子群から
なり、その導電性粒子群5には触媒金属1が担持されて
いることを特徴とする燃料電池等のガス拡散電極。 - 【請求項2】導電性粒子群と撥水性樹脂との重量混合比
が8:2〜2:8であることを特徴とする特許請求の範囲第
(1)項記載の燃料電池等のガス拡散電極。 - 【請求項3】導電性粒子がカーボンブラックであること
を特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2)
項記載の燃料電池等のガス拡散電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162614A JPH0766812B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 燃料電池等のガス拡散電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60162614A JPH0766812B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 燃料電池等のガス拡散電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6224565A JPS6224565A (ja) | 1987-02-02 |
| JPH0766812B2 true JPH0766812B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=15757944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60162614A Expired - Lifetime JPH0766812B2 (ja) | 1985-07-24 | 1985-07-24 | 燃料電池等のガス拡散電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0766812B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3251580B2 (ja) * | 1990-11-30 | 2002-01-28 | 尚正 砂野 | 電極用シート |
| JPH05234599A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-10 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 燃料電池用ガス拡散電極及びその製造方法 |
| EP1383184B1 (en) * | 2001-04-27 | 2017-03-08 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electrode for fuel cell and method of manufacturing the electrode |
| JP5000121B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2012-08-15 | ペルメレック電極株式会社 | 酸素還元ガス拡散陰極及び食塩電解方法 |
| EP2523243A1 (en) * | 2007-03-09 | 2012-11-14 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Membrane-electrode assembly and fuel battery using the same |
| JP2008258152A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-10-23 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 膜−電極接合体およびこれを用いた燃料電池 |
| US9714472B2 (en) * | 2011-09-23 | 2017-07-25 | Covestro Deutschland Ag | Gas diffusion electrodes and process for production thereof |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5240417B2 (ja) * | 1972-05-22 | 1977-10-12 | ||
| US3956014A (en) * | 1974-12-18 | 1976-05-11 | United Technologies Corporation | Precisely-structured electrochemical cell electrode and method of making same |
-
1985
- 1985-07-24 JP JP60162614A patent/JPH0766812B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6224565A (ja) | 1987-02-02 |
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