JPH0767334B2 - 田植機の植付作業部の構造 - Google Patents
田植機の植付作業部の構造Info
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- JPH0767334B2 JPH0767334B2 JP63164599A JP16459988A JPH0767334B2 JP H0767334 B2 JPH0767334 B2 JP H0767334B2 JP 63164599 A JP63164599 A JP 63164599A JP 16459988 A JP16459988 A JP 16459988A JP H0767334 B2 JPH0767334 B2 JP H0767334B2
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- seedling
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Description
【発明の詳細な説明】 イ 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、歩行型田植機における植付作業部の構造に関
する。
する。
[従来の技術] 機体の前部にエンジンと走行用のミッションケースとを
配し、該ミッションケースの側方に推進用の水田車輪を
設け、かつ機体の後部に植付部フレーム、植付装置、苗
載台等からなる植付作業部を配した歩行型田植機が広く
使用されている。
配し、該ミッションケースの側方に推進用の水田車輪を
設け、かつ機体の後部に植付部フレーム、植付装置、苗
載台等からなる植付作業部を配した歩行型田植機が広く
使用されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成の歩行型田植機は、苗載台に苗を載せると機体
の後部が重くなり、操縦性が悪くなるという問題点があ
った。また、機体の全長が長いと旋回性が良くないの
で、圃場の周辺部に植残しが生じるという問題点があっ
た。
の後部が重くなり、操縦性が悪くなるという問題点があ
った。また、機体の全長が長いと旋回性が良くないの
で、圃場の周辺部に植残しが生じるという問題点があっ
た。
このため、植付作業部の長さをできるだけ短くするのが
好ましいが、植付フレームには植付装置の植付具(植付
杆)を駆動する駆動軸、苗載台を往復移動させる移動
軸、原動機からの動力を前記植付装置の駆動軸に伝動す
るための植付軸等が設けられており、しかも苗載台の苗
取出口付近の空間を狭くするとこの部分に付着する泥や
挟雑物の除去作業やメンテナンス作業が困難となるの
で、満足できるような構造が得られていなかった。
好ましいが、植付フレームには植付装置の植付具(植付
杆)を駆動する駆動軸、苗載台を往復移動させる移動
軸、原動機からの動力を前記植付装置の駆動軸に伝動す
るための植付軸等が設けられており、しかも苗載台の苗
取出口付近の空間を狭くするとこの部分に付着する泥や
挟雑物の除去作業やメンテナンス作業が困難となるの
で、満足できるような構造が得られていなかった。
ロ 発明の構成 [課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明は次のような構成と
した。
した。
すなわち、本発明にかかる田植機の植付作業部の構造
は、苗を載せて左右に往復動し、苗を順次苗取出口に供
給する苗載台と、苗取出口に供給される苗を圃場に植え
付ける植付装置と、これら苗載台および植付装置が取り
付けられる植付部フレームとを備えた植付作業部の構造
であって、前記植付部フレームには、原動機からの回転
動力を植付装置に伝達する植付軸と、左右にして苗載台
を左右に往復動させる移動軸と、前記植付軸の下側にあ
って該植付軸からの伝動により植付装置を駆動する駆動
軸とがそれぞれ苗載台の前側に設けられ、前記移動軸
は、前記植付軸の上側で、前記駆動軸と植付軸とを結ぶ
線の延長線よりも前寄りに配置されていることを特徴と
している。
は、苗を載せて左右に往復動し、苗を順次苗取出口に供
給する苗載台と、苗取出口に供給される苗を圃場に植え
付ける植付装置と、これら苗載台および植付装置が取り
付けられる植付部フレームとを備えた植付作業部の構造
であって、前記植付部フレームには、原動機からの回転
動力を植付装置に伝達する植付軸と、左右にして苗載台
を左右に往復動させる移動軸と、前記植付軸の下側にあ
って該植付軸からの伝動により植付装置を駆動する駆動
軸とがそれぞれ苗載台の前側に設けられ、前記移動軸
は、前記植付軸の上側で、前記駆動軸と植付軸とを結ぶ
線の延長線よりも前寄りに配置されていることを特徴と
している。
[作用] 原動機からの動力を伝動する植付軸よりも上側に移動軸
を設けることにより、機体長を短くしても移動軸を植付
装置への伝動系と干渉しないように余裕をもって配置す
ることができる。また、移動軸は、植付具を駆動する駆
動軸と植付軸とを結ぶ線の延長線よりも前寄りに配置さ
れているので、苗取出口の上方の空間を広くすることが
でき、苗取出口及びその周辺のメンテナンスが行いやす
く、かつコンパクトな構成とすることができる。
を設けることにより、機体長を短くしても移動軸を植付
装置への伝動系と干渉しないように余裕をもって配置す
ることができる。また、移動軸は、植付具を駆動する駆
動軸と植付軸とを結ぶ線の延長線よりも前寄りに配置さ
れているので、苗取出口の上方の空間を広くすることが
でき、苗取出口及びその周辺のメンテナンスが行いやす
く、かつコンパクトな構成とすることができる。
[実施例] 以下、図面にあらわされた実施例について説明する。
この歩行型田植機1は4条植え機であって、機体の前部
に走行部ミッションケース2、エンジン3、油圧ユニッ
ト4等を配し、該ミッションケース2の側方に突設した
回動筒部5,5の端部に伝動ケース6,6が上下に回動可能に
後向きに設けられ、該伝動ケースの後端部に機体を支持
する接地輪である水田車輪7,7が取り付けられている。
ミッションケース2の後部にはメインフレーム9がその
基部側で固着連結されている。このレインフレーム9
は、機体の下部を通って後方に延出されたのち、中間部
で湾曲して、後部が斜め上方に跳ね上がった形状となっ
ている。そして、上記湾曲部より若干前側の位置に植付
作業部取付ブラケット10が固着され、該ブラケット10
に、内部に伝動機構を有する植付部フレーム12と、これ
に取り付けた植付装置13,…,苗載台14等からなる植付
作業部15が装着されている。また、メインフレーム10の
後端部にはハンドル杆17が取り付けられている。
に走行部ミッションケース2、エンジン3、油圧ユニッ
ト4等を配し、該ミッションケース2の側方に突設した
回動筒部5,5の端部に伝動ケース6,6が上下に回動可能に
後向きに設けられ、該伝動ケースの後端部に機体を支持
する接地輪である水田車輪7,7が取り付けられている。
ミッションケース2の後部にはメインフレーム9がその
基部側で固着連結されている。このレインフレーム9
は、機体の下部を通って後方に延出されたのち、中間部
で湾曲して、後部が斜め上方に跳ね上がった形状となっ
ている。そして、上記湾曲部より若干前側の位置に植付
作業部取付ブラケット10が固着され、該ブラケット10
に、内部に伝動機構を有する植付部フレーム12と、これ
に取り付けた植付装置13,…,苗載台14等からなる植付
作業部15が装着されている。また、メインフレーム10の
後端部にはハンドル杆17が取り付けられている。
植付部フレーム12は、左右中央部に移動軸部20と植付軸
部21を上下に設け、さらに該植付軸部21の両端部から伝
動パイプ22(L,R)を突設し、植付軸部21の中心より右
寄りの位置と左右のパイプ22(L,R)の端部にチエンケ
ース23(C,L,R)が垂設されている。そして、中央のチ
エンケース23(C)下端の筒部23aの両側に各1組、左
右のチエンケース23(L,R)の下端部内面側に1組づ
つ、計4組の植付装置13,…が設けられている。また、
中央チエンケース23(C)の下端部には植付作業部側に
ブラケット24が固着されている。さらに、左右のチエン
ケース23(L,R)の下端部に後方に延出する支持杆25,25
が一体に設けられ、該支持杆の反り上がった後端部の上
面側に苗載台支持枠26が横架されている。そして、この
苗載台支持枠26とメインフレーム9の後端部に固着した
支持部材28に取り付けられたレール29とによって、前部
が低位となるよう傾斜された苗載部14が左右に滑動自在
に支持されている。苗載台14は、上面が等分な4面の苗
載台14a,…として仕切られた台であって、各苗載台14a,
…ごとに台上の苗を下方に送る苗送り装置30,…が設け
られている。上面の前端部には苗高さの半分程度の高さ
に苗ガイド棒31が横架され、さらにこの苗ガイド棒31か
ら所定間隔で分岐棒32,…が苗載台14に沿って平行に設
けられている。苗載台14の下側には、前記各苗載台14a,
…に対応する苗取出口33,…が形成された受台34が苗載
台支持枠26と一体に設けられている。また、左右の支持
杆25,25には、後記フロートを支持するフロート支持棒3
5が軸回りに回転可能に横設されている。このフロート
支持棒35には後述の植付深さ調節レバー84が取り付けら
れている。
部21を上下に設け、さらに該植付軸部21の両端部から伝
動パイプ22(L,R)を突設し、植付軸部21の中心より右
寄りの位置と左右のパイプ22(L,R)の端部にチエンケ
ース23(C,L,R)が垂設されている。そして、中央のチ
エンケース23(C)下端の筒部23aの両側に各1組、左
右のチエンケース23(L,R)の下端部内面側に1組づ
つ、計4組の植付装置13,…が設けられている。また、
中央チエンケース23(C)の下端部には植付作業部側に
ブラケット24が固着されている。さらに、左右のチエン
ケース23(L,R)の下端部に後方に延出する支持杆25,25
が一体に設けられ、該支持杆の反り上がった後端部の上
面側に苗載台支持枠26が横架されている。そして、この
苗載台支持枠26とメインフレーム9の後端部に固着した
支持部材28に取り付けられたレール29とによって、前部
が低位となるよう傾斜された苗載部14が左右に滑動自在
に支持されている。苗載台14は、上面が等分な4面の苗
載台14a,…として仕切られた台であって、各苗載台14a,
…ごとに台上の苗を下方に送る苗送り装置30,…が設け
られている。上面の前端部には苗高さの半分程度の高さ
に苗ガイド棒31が横架され、さらにこの苗ガイド棒31か
ら所定間隔で分岐棒32,…が苗載台14に沿って平行に設
けられている。苗載台14の下側には、前記各苗載台14a,
…に対応する苗取出口33,…が形成された受台34が苗載
台支持枠26と一体に設けられている。また、左右の支持
杆25,25には、後記フロートを支持するフロート支持棒3
5が軸回りに回転可能に横設されている。このフロート
支持棒35には後述の植付深さ調節レバー84が取り付けら
れている。
これら植付作業部15(第3図において想像線で囲んだ部
分)は1個のユニットとして組み付けられており、植付
部フレームのブラケット24とメインフレームのブラケッ
ト10とをボルト等で締結することにより、全体が一体と
なってメインフレーム9に装着される。なお、本実施例
では、支持部材28およびレール29はメインフレーム9側
に固定されているが、場合によってはこれらも植付作業
部25側に組み付けた構成としてもよい。
分)は1個のユニットとして組み付けられており、植付
部フレームのブラケット24とメインフレームのブラケッ
ト10とをボルト等で締結することにより、全体が一体と
なってメインフレーム9に装着される。なお、本実施例
では、支持部材28およびレール29はメインフレーム9側
に固定されているが、場合によってはこれらも植付作業
部25側に組み付けた構成としてもよい。
次に、植付部フレーム12内の機構について説明すると、
ミッションケース2に連結され回転動力を取り出す伝動
軸40はメインフレーム9の上方を通って植付軸部21内に
嵌入され、該伝動軸の回転動力が植付軸部21内に支承さ
れた植付軸41にベベルギヤ42,43を介して伝えられる。
植付軸41とベベルギヤ43との間には定位置停止クラッチ
45が介装されており、伝動軸40の回転が停止すると植付
軸41が所定の回転位置で停止するようになっている。さ
らに、植付軸41の回転動力はチエンケース23(C,L,R)
内に張架したチエン47,…によって該チエンケースの下
端部に軸支されたクランク軸48(C,L,R)に伝えられ
る。このクランク軸48は、植付装置13を駆動する駆動軸
である。中央のクランク軸48(C)は左右両端部に、ま
た左右のクランク軸48(L,R)は内端部にそれぞれクラ
ンク50,…が取り付けられている。このクランク50とチ
エンケースに取り付けたリンク51によって植付装置13の
植付杆52が支持され、クランク軸48が回転すると、植付
杆52の先端部に設けた植付爪が所定の軌跡を描いて上下
運動を行ない、前記苗取出口33に供給された苗載台14の
苗を圃場面に取り付けてゆくようになっている。
ミッションケース2に連結され回転動力を取り出す伝動
軸40はメインフレーム9の上方を通って植付軸部21内に
嵌入され、該伝動軸の回転動力が植付軸部21内に支承さ
れた植付軸41にベベルギヤ42,43を介して伝えられる。
植付軸41とベベルギヤ43との間には定位置停止クラッチ
45が介装されており、伝動軸40の回転が停止すると植付
軸41が所定の回転位置で停止するようになっている。さ
らに、植付軸41の回転動力はチエンケース23(C,L,R)
内に張架したチエン47,…によって該チエンケースの下
端部に軸支されたクランク軸48(C,L,R)に伝えられ
る。このクランク軸48は、植付装置13を駆動する駆動軸
である。中央のクランク軸48(C)は左右両端部に、ま
た左右のクランク軸48(L,R)は内端部にそれぞれクラ
ンク50,…が取り付けられている。このクランク50とチ
エンケースに取り付けたリンク51によって植付装置13の
植付杆52が支持され、クランク軸48が回転すると、植付
杆52の先端部に設けた植付爪が所定の軌跡を描いて上下
運動を行ない、前記苗取出口33に供給された苗載台14の
苗を圃場面に取り付けてゆくようになっている。
一方、移動軸部20内には、軸方向に摺動自在で両端部が
外部に突出する移動軸54と、該移動軸の中央部に取り付
けたリードメタルの爪55が係合する螺旋状の溝56が外周
部に切られたリードカム軸57が設けられている。移動軸
54の両端部には苗載台支持アーム58,58が固着され、そ
の先端部は苗載台14の底部側面部に設けたボルトに取付
ナット59で連結されている。リードカム軸57は移動軸部
20と植付軸部21の一方(左側)の端部に設けたギヤ列式
の変速装置60を介して植付軸41から伝動される。また、
変速装置60が設けられている側と反対側には従動カム軸
62が設けられ、リードカム軸57側のリードカムと従動カ
ム62側の一対の従動カムとでカム機構63を構成してい
る。従動カム軸62の外端部には苗載台の苗送り装置30を
作動させるためのアーム65が取り付けられている。リー
ドカム軸57が回転すると、移動軸の爪56がリードカム軸
の溝57に沿って移動するため、移動軸54が苗載台14とと
もに左右に移動する。移動軸54が左右工程の端部に到達
すると、カム機構軸63の働きによって従動カム軸62が所
定方向に回転して苗送り装置30が起動し、苗を1列分だ
け苗取出口33の方向に移送する。
外部に突出する移動軸54と、該移動軸の中央部に取り付
けたリードメタルの爪55が係合する螺旋状の溝56が外周
部に切られたリードカム軸57が設けられている。移動軸
54の両端部には苗載台支持アーム58,58が固着され、そ
の先端部は苗載台14の底部側面部に設けたボルトに取付
ナット59で連結されている。リードカム軸57は移動軸部
20と植付軸部21の一方(左側)の端部に設けたギヤ列式
の変速装置60を介して植付軸41から伝動される。また、
変速装置60が設けられている側と反対側には従動カム軸
62が設けられ、リードカム軸57側のリードカムと従動カ
ム62側の一対の従動カムとでカム機構63を構成してい
る。従動カム軸62の外端部には苗載台の苗送り装置30を
作動させるためのアーム65が取り付けられている。リー
ドカム軸57が回転すると、移動軸の爪56がリードカム軸
の溝57に沿って移動するため、移動軸54が苗載台14とと
もに左右に移動する。移動軸54が左右工程の端部に到達
すると、カム機構軸63の働きによって従動カム軸62が所
定方向に回転して苗送り装置30が起動し、苗を1列分だ
け苗取出口33の方向に移送する。
この植付部フレーム12は、側面視において、両軸部20,2
1が水田車輪7の外周部に沿う位置に配置され、移動軸
部20が植付軸部21よりも前方に設けられている。また、
各チエンケース23(C,L,R)は下部ほど前位となるよう
に傾斜させられており、これと鋭角的に交差させて設け
た支持杆25との間に空間部70が形成され、該空間部70内
に苗載台14の底部が位置するように構成されている。こ
のため、前記移動軸54が、植付軸41と駆動軸であるクラ
ンク軸48とを結ぶ線の延長線A−Aよりも車輪側すなわ
ち前側に位置している。また、植付部フレーム12内の植
付軸41、苗載台14の取付ナット59、およびフロート支持
棒35がほぼ直線上に配置されている。このように構成す
るため、苗載台支持アーム58,58は、側面視で上向きに
凸状に湾曲し、植付部フレーム12の伝動パイプ22および
チエンケース23を迂回した形状になっている。上記構成
であるため、植付部フレーム12の重心が比較的前方に設
けられるとともに、苗載台14を植付部フレーム12に接近
させて設けることができるので、従来のものに較べ、機
体の重心が前寄りに位置するようになり、操縦性に優れ
ているとともに、機体の全長を短くすることができる。
また、苗載台14の底部を植付部フレーム12に接近させる
ことにより、植付杆52の動作量を小さくすることがで
き、植付精度を向上させることができる。なお、支持ア
ーム58,58を苗載台14の底部付近ではなくそれより上方
に取り付ければ、支持アーム58の形状を直線状とするこ
とができるが、苗載台は下端部に苗の土が付着して移動
時に抵抗を受けるので、支持アーム58を上部に取り付け
ると、苗載台の下部が変形する恐れがあり、好ましくな
い。
1が水田車輪7の外周部に沿う位置に配置され、移動軸
部20が植付軸部21よりも前方に設けられている。また、
各チエンケース23(C,L,R)は下部ほど前位となるよう
に傾斜させられており、これと鋭角的に交差させて設け
た支持杆25との間に空間部70が形成され、該空間部70内
に苗載台14の底部が位置するように構成されている。こ
のため、前記移動軸54が、植付軸41と駆動軸であるクラ
ンク軸48とを結ぶ線の延長線A−Aよりも車輪側すなわ
ち前側に位置している。また、植付部フレーム12内の植
付軸41、苗載台14の取付ナット59、およびフロート支持
棒35がほぼ直線上に配置されている。このように構成す
るため、苗載台支持アーム58,58は、側面視で上向きに
凸状に湾曲し、植付部フレーム12の伝動パイプ22および
チエンケース23を迂回した形状になっている。上記構成
であるため、植付部フレーム12の重心が比較的前方に設
けられるとともに、苗載台14を植付部フレーム12に接近
させて設けることができるので、従来のものに較べ、機
体の重心が前寄りに位置するようになり、操縦性に優れ
ているとともに、機体の全長を短くすることができる。
また、苗載台14の底部を植付部フレーム12に接近させる
ことにより、植付杆52の動作量を小さくすることがで
き、植付精度を向上させることができる。なお、支持ア
ーム58,58を苗載台14の底部付近ではなくそれより上方
に取り付ければ、支持アーム58の形状を直線状とするこ
とができるが、苗載台は下端部に苗の土が付着して移動
時に抵抗を受けるので、支持アーム58を上部に取り付け
ると、苗載台の下部が変形する恐れがあり、好ましくな
い。
苗載台14の苗は、分岐棒32によって向きが揃えられると
ともに、ガイド棒31によって上向きに押し曲げられた状
態で苗取出口33に供給されるので、植付杆52による苗の
掻取りが良好に行なわれるとともに、苗が植付部フレー
ム12に接触して擦り切れることがない。
ともに、ガイド棒31によって上向きに押し曲げられた状
態で苗取出口33に供給されるので、植付杆52による苗の
掻取りが良好に行なわれるとともに、苗が植付部フレー
ム12に接触して擦り切れることがない。
さらに、この植付部フレーム12は、第4図に示すよう
に、移動軸部20および植付軸部21の左端部に設けた分割
面F1、移動軸部20の右端部に設けた分割面F2、および中
央チエンケース23(C)を縦割りにする分割面F3で分割
される5個の部材P(1〜5)で構成されている。すな
わち、部材P1は、植付軸部21の中央部分と中央チエンケ
ース23(C)の左側部分と筒部23aとからなる。部材P2
は、移動軸部および駆動軸部の変速装置60を収納する部
分72と左伝動パイプ22(L)と左チエンケース23(L)
とからなる。部材P3は、支持フランジ73を一体に形成し
た植付軸部21の右端部と中央チエンケース23(C)の右
側部分と右伝動パイプ22(R)と右チエンケース23
(R)からなる。左右のチエンケース23(L,R)は、上
端部が開口する袋状に一体成形し、該開口部を蓋74で閉
じた構造となっており、水田面側に継合せ部分が存在し
ないので、作業中に泥水等がケース内に入りにくく水密
性に優れている。なお、該チエンケース内にチエンを収
納するに際しては、開口部からチエンで吊った下側のス
プロケットを垂下させ、所定の位置にスプケットが配置
された状態でこのスプロケットにクランク軸48を挿入さ
せればよい。部材P4は、カム機構63が収納される移動軸
部20の右端部を構成し、前記支持フランジ73に取り付け
られる。また、部材P5は移動軸部20の中央部を構成して
いる。移動軸54およびリードカム軸57は部材P2,P3で支
持されているため、この部材P5には大きな荷重がかから
ない。したがって、P5をアルミまたは合成樹脂等の軽量
パイプで成形して、フレーケの軽量化を図ることができ
る。
に、移動軸部20および植付軸部21の左端部に設けた分割
面F1、移動軸部20の右端部に設けた分割面F2、および中
央チエンケース23(C)を縦割りにする分割面F3で分割
される5個の部材P(1〜5)で構成されている。すな
わち、部材P1は、植付軸部21の中央部分と中央チエンケ
ース23(C)の左側部分と筒部23aとからなる。部材P2
は、移動軸部および駆動軸部の変速装置60を収納する部
分72と左伝動パイプ22(L)と左チエンケース23(L)
とからなる。部材P3は、支持フランジ73を一体に形成し
た植付軸部21の右端部と中央チエンケース23(C)の右
側部分と右伝動パイプ22(R)と右チエンケース23
(R)からなる。左右のチエンケース23(L,R)は、上
端部が開口する袋状に一体成形し、該開口部を蓋74で閉
じた構造となっており、水田面側に継合せ部分が存在し
ないので、作業中に泥水等がケース内に入りにくく水密
性に優れている。なお、該チエンケース内にチエンを収
納するに際しては、開口部からチエンで吊った下側のス
プロケットを垂下させ、所定の位置にスプケットが配置
された状態でこのスプロケットにクランク軸48を挿入さ
せればよい。部材P4は、カム機構63が収納される移動軸
部20の右端部を構成し、前記支持フランジ73に取り付け
られる。また、部材P5は移動軸部20の中央部を構成して
いる。移動軸54およびリードカム軸57は部材P2,P3で支
持されているため、この部材P5には大きな荷重がかから
ない。したがって、P5をアルミまたは合成樹脂等の軽量
パイプで成形して、フレーケの軽量化を図ることができ
る。
機体の下部には、前後に長いセンタフロート80と、接地
体としての比較的小さな左右一対のサイドフロート81,8
1とが、前記フロート支持棒35に取り付けられている。
その取付け方法は、支持棒35に固着したアーム83の先端
部にフロートの支持片82が回動自在に枢着され、植付深
さ調節レバー84で支持棒35を軸回りに回転させることに
よりフロートの支持高さを変化できるようになってい
る。センタフロート80の前部は拡縮リンク85に吊られ、
またサイドフロート81の先端部は後述する高さ検出リン
クに吊られている。
体としての比較的小さな左右一対のサイドフロート81,8
1とが、前記フロート支持棒35に取り付けられている。
その取付け方法は、支持棒35に固着したアーム83の先端
部にフロートの支持片82が回動自在に枢着され、植付深
さ調節レバー84で支持棒35を軸回りに回転させることに
よりフロートの支持高さを変化できるようになってい
る。センタフロート80の前部は拡縮リンク85に吊られ、
またサイドフロート81の先端部は後述する高さ検出リン
クに吊られている。
また、機体の上部には、植付部フレーム12に取り付けた
支持枠97と支柱98によって、予備苗載台99がほぼ水平に
支持されている。
支持枠97と支柱98によって、予備苗載台99がほぼ水平に
支持されている。
つぎに、この田植機1の機体制御装置について説明す
る。
る。
油圧ユニット4の後部から機体昇降用のピッチングシリ
ンダ90が後方に延出させて設けられ、そのピストンロッ
ド先端部に、スプリング91によって後向きに付勢された
リンク板92が左右水平に取り付けられている。リンク板
92の左右両端部は、回動筒体5,5から上向きに突設した
スイングアーム94,94の上端部に連結杆95(L,R)を介し
て連結されている。そして、左側の連結杆95(L)の中
間部に機体のローリング手段であるローリングシリンダ
96が介装されている。
ンダ90が後方に延出させて設けられ、そのピストンロッ
ド先端部に、スプリング91によって後向きに付勢された
リンク板92が左右水平に取り付けられている。リンク板
92の左右両端部は、回動筒体5,5から上向きに突設した
スイングアーム94,94の上端部に連結杆95(L,R)を介し
て連結されている。そして、左側の連結杆95(L)の中
間部に機体のローリング手段であるローリングシリンダ
96が介装されている。
油圧ユニット4には、ピッチングシリンダ90の切替弁10
0とローリングシリンダ96の切替弁101が設けられてい
る。そして、センタフロート80に取り付けた圃場面高さ
検出用のロッド103の上端部がピッチング切替弁100の弁
軸に連結されており、この検出ロッド103の上下動に応
じてピッチング切替弁100が切り替えられる。また、以
下に説明する左右傾斜検出装置105によってローリング
切替弁101が切り替えられる。この左右傾斜検出装置105
は、ミッションケース2の側方に突設した筒体106,106
の内部に回動軸107,107を設け、該回動軸の外端部に板
状の揺動リンク109が固着されている。揺動リンク109に
は長穴110が設けられ、これにサイドフロート81の先端
部に設けた軸111が遊嵌しているため、サイドフロート8
1の所定量以上の上下動に応じて揺動リンク109が揺動す
る。一方、回動軸107の内端部には回動アーム113が取り
付けられ、さらに該回動アームの後端部にはロッド115
が取り付けられ、これら左右のロッド115,115の上端部
が天秤杆116の左右両端部に連結されている。天秤杆116
は軸117で軸受部材118に回動自在に支持されており、該
軸117の回動に応じてローリング切替弁101のスプールが
駆動される。
0とローリングシリンダ96の切替弁101が設けられてい
る。そして、センタフロート80に取り付けた圃場面高さ
検出用のロッド103の上端部がピッチング切替弁100の弁
軸に連結されており、この検出ロッド103の上下動に応
じてピッチング切替弁100が切り替えられる。また、以
下に説明する左右傾斜検出装置105によってローリング
切替弁101が切り替えられる。この左右傾斜検出装置105
は、ミッションケース2の側方に突設した筒体106,106
の内部に回動軸107,107を設け、該回動軸の外端部に板
状の揺動リンク109が固着されている。揺動リンク109に
は長穴110が設けられ、これにサイドフロート81の先端
部に設けた軸111が遊嵌しているため、サイドフロート8
1の所定量以上の上下動に応じて揺動リンク109が揺動す
る。一方、回動軸107の内端部には回動アーム113が取り
付けられ、さらに該回動アームの後端部にはロッド115
が取り付けられ、これら左右のロッド115,115の上端部
が天秤杆116の左右両端部に連結されている。天秤杆116
は軸117で軸受部材118に回動自在に支持されており、該
軸117の回動に応じてローリング切替弁101のスプールが
駆動される。
次に、制御作用について説明すれば、センタフロート80
に取り付けた検出ロッド103によって圃場面の高さが検
出され、それに応じてピッチング切替弁100が切り替わ
り、ピッチングシリンダ90が伸縮動作を行なう。すると
連結杆95(L,R)を介してスイングアーム104,104が前後
に回動させられ、左右の水田車輪7,7が同時に同量だけ
機体に対し上下動するので、その結果機体が昇降して苗
の植付深さを一定に保持するようになっている。
に取り付けた検出ロッド103によって圃場面の高さが検
出され、それに応じてピッチング切替弁100が切り替わ
り、ピッチングシリンダ90が伸縮動作を行なう。すると
連結杆95(L,R)を介してスイングアーム104,104が前後
に回動させられ、左右の水田車輪7,7が同時に同量だけ
機体に対し上下動するので、その結果機体が昇降して苗
の植付深さを一定に保持するようになっている。
また、圃場面が左右に傾斜すると、上動した側のロッド
115が持ち上がり下動した側のロッド115が引き下がるこ
とにより天秤杆116が回動し、それに応じてローリン切
替弁101が切り替わり、ローリングシリンダ96が伸縮動
作を行なう。すると、左側の水田車輪7(L)のみが機
体に対して上下動して、機体の左右傾斜を修正するよう
になっている。
115が持ち上がり下動した側のロッド115が引き下がるこ
とにより天秤杆116が回動し、それに応じてローリン切
替弁101が切り替わり、ローリングシリンダ96が伸縮動
作を行なう。すると、左側の水田車輪7(L)のみが機
体に対して上下動して、機体の左右傾斜を修正するよう
になっている。
[発明の効果] 以上に説明した如く、本発明にかかる田植機の植付作業
部の構造は、原動機からの動力を伝動する植付軸よりも
上側に移動軸を設けることにより、機体長を短くしても
移動軸を植付装置への伝動系と干渉しないように余裕を
もって配置することができ、しかも前記移動軸は、植付
具を駆動する駆動軸と植付軸とを結ぶ線の延長線よりも
前寄りに配置されているので、苗取出口の上方の空間を
広くすることができ、苗取出口及びその周辺のメンテナ
ンスが行いやすく、かつコンパクトな構成とすることが
できる。
部の構造は、原動機からの動力を伝動する植付軸よりも
上側に移動軸を設けることにより、機体長を短くしても
移動軸を植付装置への伝動系と干渉しないように余裕を
もって配置することができ、しかも前記移動軸は、植付
具を駆動する駆動軸と植付軸とを結ぶ線の延長線よりも
前寄りに配置されているので、苗取出口の上方の空間を
広くすることができ、苗取出口及びその周辺のメンテナ
ンスが行いやすく、かつコンパクトな構成とすることが
できる。
第1図は本発明の1例をあらわすに歩行型田植機の側面
図で、第2図はその平面図、第3図はその要部の側面
図、第4図はその正面図、および第5図は植付部フレー
ム内の伝動機構をあらわす図である。 1……歩行型田植機、2……ミッションケース、3……
エンジン(原動機)、4……油圧ユニット、7……水田
車輪、9……メインフレーム、12……植付部フレーム、
13……植付装置、14……苗載台、15……植付作業部、41
……植付軸、54……移動軸、58……苗載台支持アーム、
59……取付ナット。
図で、第2図はその平面図、第3図はその要部の側面
図、第4図はその正面図、および第5図は植付部フレー
ム内の伝動機構をあらわす図である。 1……歩行型田植機、2……ミッションケース、3……
エンジン(原動機)、4……油圧ユニット、7……水田
車輪、9……メインフレーム、12……植付部フレーム、
13……植付装置、14……苗載台、15……植付作業部、41
……植付軸、54……移動軸、58……苗載台支持アーム、
59……取付ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】苗を載せて左右に往復動し、苗を順次苗取
出口に供給する苗載台と、苗取出口に供給された苗を圃
場に植え付ける植付装置と、これら苗載台および植付装
置が取り付けられる植付部フレームとを備え、車輪の左
右外側に植付位置を有する歩行型田植機における植付作
業部の構造であって、前記植付部フレームには、原動機
からの回転動力を植付装置に伝達する植付軸と、左右に
往復動して苗載台を左右に往復動させる移動軸と、前記
植付軸の下側にあって該植付軸からの伝動により植付装
置を駆動する駆動軸とがそれぞれ苗載台の前側に設けら
れ、前記移動軸は、前記植付軸の上側で、前記駆動軸と
植付軸とを結ぶ線の延長線よりも前寄りに配置されてい
ることを特徴とする田植機の植付作業部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63164599A JPH0767334B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 田植機の植付作業部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63164599A JPH0767334B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 田植機の植付作業部の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0213312A JPH0213312A (ja) | 1990-01-17 |
| JPH0767334B2 true JPH0767334B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=15796241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63164599A Expired - Fee Related JPH0767334B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 田植機の植付作業部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0767334B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54108314U (ja) * | 1978-01-19 | 1979-07-30 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP63164599A patent/JPH0767334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0213312A (ja) | 1990-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |