JPH0769128B2 - ホイ−ルの振れ検査装置 - Google Patents

ホイ−ルの振れ検査装置

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JPH0769128B2
JPH0769128B2 JP62074203A JP7420387A JPH0769128B2 JP H0769128 B2 JPH0769128 B2 JP H0769128B2 JP 62074203 A JP62074203 A JP 62074203A JP 7420387 A JP7420387 A JP 7420387A JP H0769128 B2 JPH0769128 B2 JP H0769128B2
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伸 杉浦
勇作 篠沢
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トピ−工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ホイールの振れ検査装置に関し、ホ
イールのリムの幅方向両端のフランジ部の振れを同時に
測定するとともにその平均値も同時に測定できる振れ検
査装置に関する。
〔従来の技術〕
ホイールは、製作後、リムのフランジ部の幅方向振れ
(横振れ)、リムのビードシート部の径方向振れ(縦振
れ)が許容値内にあることを検査、確認される。
この振れ検査は、従来、1つのホイールのリムの幅方向
両端のフランジ部およびビードシート部に対し、リムの
幅方向両端で個別に行われており、まず片側のフランジ
部およびビードシート部に対し、横振れ、縦振れを検査
し、次にホイールを検査治具から外し逆にして検査治具
にセットし、他側のフランジ部およびビードシート部に
対し横振れ、縦振れを検査していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の振れ検査では次の問題があった。
イ.1つのホイールの振れ検査に要する時間と作業量は、
各端のリムのフランジ部、ビードシート部の振れ検査に
要する時間と作業量のほぼ倍となり、検査時間、作業量
が膨大である。
ロ.横振れ、縦振れともに云えることであるが、両端の
フランジ部の振れの平均値、ビードシート部の振れの平
均値(車両乗心地上はこの平均値が実際上問題となる)
を求めようとすると、振れ量を測定するとともにその振
れを発生するホイールの周方向位置も測定し、同じ周方
向位置で両端のフランジ部、ビードシート部の振れを加
算し2で割って平均値を求めなければならいという、複
雑な計算作業が余分に必要になる。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題は、リムのフランジ部、ビードシート部の振
れを、ホイール幅方向の各端に対し個別に測定すること
に起因するものである。これに対処するには、ホイール
幅方向各端の従来の振れ検査治具をセットして、同時に
2つのフランジ部、ビードシート部の振れを検査するこ
とが考えられるが、このような手段によれば横振れ、縦
振れ検査の各々に2台づつの検査治具が必要でコストア
ップになる他、振れの平均値を求めるのに2台の検査治
具によって求められた振れ量からその平均値を求めるコ
ンピュータの併設が必要になってしまう。
上記イ、ロの問題は、上記のようなコストアップ、コン
ピュータの併設を伴うことなく、本発明によって提供さ
れる手段によって、解決される。
本発明に係る手段は、ホイールを保持し回転させるホイ
ール保持回転ユニットと、ホイール保持回転ユニットに
保持されて回転されるホイールのリム幅方向両端のフラ
ンジ部のそれぞれの横振れをホイールの同じ周方向位置
で同時に測定するとともに両フランジ部の横振れの平均
値を測定する横振れ測定ユニットと、を有し、 前記横振れ測定ユニットが、ホイールの同じ周方向位置
に配置された2つの横振れ測定用ローラと、該2つの横
振れ測定用ローラのそれぞれと各々がリム幅方向に同じ
動きをする2つのラックシャフトと、該2つのラックシ
ャフトのそれぞれの軸方向動きを各々が測定する2つの
ダイヤルゲージと、前記2つのラックシャフトに噛合し
て2つのラックシャフト間に浮動支持されそれ自身が回
転付勢されているピニオンを有し該ピニオンの回転付勢
方向が前記2つのラックシャフトを前記2つの横振れ測
定用ローラガリム幅方向に相離反するように互いに逆方
向に付勢する方向に設定してある回転アクチュエータ
と、該回転アクチュエータのリム幅方向の動きを測定す
る横振れ平均値測定用ダイヤルゲージと、から構成され
ていることを特徴とするホイールの振れ検査装置からな
る。
〔作用〕
上記本発明装置では、2個の横振れ測定用ローラは、回
転アクチュエータの付勢によって、常に、ホイール保持
回転ユニットによって回転されるホイールの両端のフラ
ンジ部にホイール軸方向に押しつけられ、それぞれのフ
ランジ部の横振れ量を検出し、2つのダイヤルゲージを
読むことによって、ホイール軸方向両端のフランジ部の
横振れ量をそれぞれ測定できる。回転アクチュエータ
は、2つのラックシャフトに噛合して該2つのラックシ
ャフト間に浮動支持されているので、ホイール軸方向に
変位する2つの横振れ測定用ローラの中間位置に常に自
動的に位置を調整され、その動きを平均値測定用ダイヤ
ルゲージによって読みとることにより、2つのフランジ
部の横振れの平均値が測定できる。
2個の横振れ測定用ローラは、浮動支持されたピニオン
の回転付勢力から生じる相離反する軸方向付勢力でフラ
ンジ部に押しつけられるので、リム全体にかかる軸方向
力は0となり、測定中にホイールのディスクの軸方向撓
みを生じさせない。したがって、平均値測定用ダイヤル
ゲージで測定された平均の横振れ値は、ディスクの撓み
による誤差を含まない、正確な平均横振れ値であり、高
精度の測定となる。
これに準じた概念は、ビードシート部の縦振れ検査にも
適用可能であり、以下の実施例では縦振れにも適用され
た場合が併せ説明される。ただし、縦振れを本発明の必
須要件に入れる必要はない。何となれば、横振れ検査の
手段が開発されれば、それを縦振れに変更するのは比較
的容易であり、両者を同時に必須要件とする程度に本発
明を限定する必要がないからである。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を説明する。第1図、および第
2図に示すように、本発明のホイールの振れ検査装置
は、ホイール回転保持ユニット10と、横振れ測定ユニッ
ト20とから成る。ホイールの振れ検査装置は、さらに縦
振れ測定ユニット40を含んでもよい。1は検査されるべ
きホイールを示す。
ホイール1はリム2とディスク3を有し、リム2はホイ
ール幅方向(ホイール軸方向)両端にリムビードシート
4、5を有する。リムビードシート4はホイール半径方
向に延びるフランジ部4aとホイール軸方向に延びるビー
ドシート部4bとからなり、リムビードシート5はホイー
ル半径方向に延びるフランジ部5aとホイール軸方向に延
びるビードシート部5bとからなる。タイヤのビードはリ
ムビードシート4、5に圧接されてホイールに接着され
る。
ホイール回転保持ユニット10は、ホイール1を位置決め
して回転駆動できる構造のものであれば如何なる構造の
ものであってもよいが、たとえば、固定台11と、固定台
11に回転自在に支持されたシャフト12と、シャフト12の
上端に取付けたホイール取付台13と、シャフト12を回転
駆動するモータ(図示せず)とから成る。ホイール1
は、ハブ穴6を利用して径方向に位置決めされ、ボルト
穴7を利用して回転方向に位置決めかつ固定されて、ホ
イール取付台13にセットされる。ホイール回転保持ユニ
ット10の駆動により、ホイール1は軸芯まわりに回転さ
れる。
横振れ測定ユニット20は、ホイール1の同じ周方向位置
で、ホイール1の軸方向(リム幅方向と同じ)に互いに
相対移動可能に配置された、2つの横振れ測定用ローラ
21、22を有する。2つの横振れ測定用ローラ21、22は、
それぞれ、アーム23、24に回転自在に支持される。アー
ム23はリム幅方向に延びるラックシャフト25に一体的に
リム幅方向に移動するように連結され、同様に、アーム
24は、リム幅方向に延びるラックシャフト26に一体的に
リム幅方向に移動するように連結される。2つのラック
シャフト25、26は互いに間隔をおいて平行に配設され、
それらの間に回転アクチュエータ27のピニオン(歯車)
が配設される。ピニオンはラックシャフト25のラックと
ラックシャフト26のラックに噛合しており、かくして回
転アクチュエータ27はラックシャフト25、26間に浮動支
持される。回転アクチュエータ27のピニオンは、2つの
横振れ測定用ローラ21、22を互いに相離反させる回転方
向に回転付勢されている。回転アクチュエータ27のピニ
オンは、アーム28に回転自在に支持され、アーム28は該
ピニオンと一体的にリム幅方向に移動可能に支持台29に
支持される。ラックシャフト25の一端にリム幅方向に対
向する位置にダイヤルゲージ30が設けられ、同様に、ラ
ックシャフト26の一端にリム幅方向に対向する位置にダ
イヤルゲージ31が設けられる。2つのダイヤルゲージ3
0、31は、支持台に固定したロッド32に取付けられる。
一方アーム28にリム幅方向に対向する位置に横振れ平均
値測定用ダイヤルゲージ33が設けられる。横振れ平均値
測定用ダイヤルゲージ33は支持台29に支持される。横振
れ測定用ユニット20の支持台29は、ホイール保持回転ユ
ニット10に進退可能であり、検査されるべきホイール1
の径に応じて位置を調節されるべく、シリンダ34によっ
て移動される。
縦振れ測定ユニット40は、ホイール軸方向両端のビード
シート部4b、5bに径方向にあてられる、2つの縦振れ測
定用ローラ41、42を有する。縦振れ測定用ローラ41、42
は、それぞれ、ホイール径方向に延びるシャフト43、44
の一端に、回転自在に支持される。シャフト43、44の他
端には、それぞれ、ホイール径方向に対向させて、ダイ
ヤルゲージ45、46が配設され、2つのダイヤルゲージ4
5、46は支持台47に支持される。シャフト43、44はホイ
ール径方向に移動自在であり、かつスプリング52、53に
よってホイール1方向に付勢されており、それぞれの動
きはダイヤルゲージ45、46によってそれぞれ測定でき
る。2つのシャフト43、44間にわたってリンク48が延び
ており、リンク48はピン溝のスライド結合によって、シ
ャフト43、44に連結される。リンク48の、シャフト43、
44の丁度中央部に、シャフト49が枢結され、シャフト49
は、互いに並設されたシャフト43、44と同方向に延び
る。シャフト49のリンク48への枢結側と反対側の端部
に、ホイール径方向に対向させて、縦振れ平均値測定用
ダイヤルゲージ50が配設され、縦振れ平均値測定用ダイ
ヤルゲージ50は支持台47に支持されている。縦振れ測定
用ユニット40の支持台47は、ホイール径方向に移動可能
であり、検査されるホイール1の径に応じて、シリンダ
51によって駆動されて位置を調節される。
つぎに本発明の作用について説明する。第3図(イ)、
(ロ)、(ハ)は横振れ検出の作用を模式図で示してお
り、第4図(イ)、(ロ)、(ハ)は縦振れ検出の作用
を模式図で示している。
まず、ホイール1がホイール回転保持ユニット10にセッ
トされ、回転される。
横振れ測定においては、互いに相離反する方向に付勢さ
れた横振れ測定用ローラ21、22がフランジ部4a、5aに、
ホイール1の同じ周方向位置で、リム幅方向に、常に接
触され、フランジ部4a、5aの横振れを同時に検出する。
フランジ部4a、5aの横振れは、横振れ測定用ローラ21、
22とそれぞれ同じホイール軸方向動きをするラックシャ
フト25、26の動きを、ダイヤルゲージ30、31によってそ
れぞれ読み取ることによって測定される。回転アクチュ
エータ27のラックシャフト25、26の間浮動支持構造によ
って、回転アクチュエータ27のピニオンは、2つの横振
れ測定用ローラ21、22の独立のリム幅方向動きに拘ら
ず、常に、自動的に、2つの横振れ測定用ローラ21、22
の中間位置をとり、この位置を横振れ平均値測定用ダイ
ヤルゲージ33によって読みとることにより、特別な計算
をすることなく、両フランジ部4a、5aの横振れの平均値
を目視にて、測定することができる。ピニオンの回転付
勢によって横振れ測定用ローラ21、22を相離反する方向
に付勢するので、一方のローラ21がフランジ部4aを押す
力と他方のローラ22がフランジ部5aを押す力とは、互い
に相殺し、リム2全体にかかる軸方向力は0となり、横
振れ測定中にディスク3に軸方向力がかからず、したが
って横振れ測定中のディスク3の撓みは0である。この
ため、ダイヤルゲージ30、31、33の測定値の中にはディ
スク3の撓みによる誤差はなく、正確な横振れ平均値測
定が行われる。
同様に、縦振れ測定においては、縦振れ測定用ローラ4
1、42がビードシート4、5に、ホイール1の同じ周方
向位置で、ホイール1の径方向に、常に接触され、ビー
ドシート部4b、5bの縦振れを同時に検出する。ビードシ
ート部4b、5bの縦振れは、縦振れ測定用ローラ41、42と
それぞれ同じホイール径方向動きをするシャフト43、44
の動きを、ダイヤルゲージ45、46によってそれぞれ読み
とることによって測定される。リンク48のさしわたし構
造によって、リンク48ともう一つのシャフト49との枢結
点は、2つの縦振れ測定用ローラ41、42の独立のホイー
ル径方向動きに拘らず、常に、自動的に、2つの縦振れ
測定用ローラ41、42の中間位置をとり、この位置を、シ
ャフト49の動きを介して、縦振れ平均値測定用ダイヤル
ゲージ50によって読みとることにより、特別な計算をす
ることなく、両ビードシート部4b、5bの縦振れの平均値
を目視にて、測定することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、次の効果が得られる。
イ.横振れ検査が、従来のリムのフランジ部の片側づつ
行っていた横振れ検査に比べて、時間、作業量ともに、
半減する。
ロ.リム幅方向両端のフランジ部の横振れの平均値が、
特別な計算や検査治具を2台セットするとなく、容易か
つ正確に求められる。
ハ.ピニオンの回転付勢力から生じる付勢力で横振れ測
定用ローラが両端のフランジ部に押しつけられるので、
リム全体にかかる軸方向力は0となり、横振れ測定中に
ディスクにホイール軸方向力はかからず、ディスクの撓
みによる横振れ測定誤差なく、正確な横振れ測定が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るホイールの振れ検査装置
の断面図、 第2図は第1図の装置の平面図、 第3図(イ)、(ロ)、(ハ)は横振れ検査作動の模式
図、 である。 第4図(イ)、(ロ)、(ハ)は縦振れ検査作動の模式
図、 である。 1……ホイール 4a、5a……フランジ部 10……ホイール回転保持ユニット 20……横振れ測定ユニット 21、22……横振れ測定用ローラ 25、26……ラックシャフト 27……回転アクチュエータ 30、31……横振れ測定用ダイヤルゲージ 33……横振れ平均値測定用ダイヤルゲージ 40……縦振れ測定ユニット 41、42……縦振れ測定用ローラ 43、44……シャフト 45、46……縦振れ測定用ダイヤルゲージ 48……リンク 49……シャフト 50……縦振れ平均値測定用ダイヤルゲージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホイールを保持し回転させるホイール保持
    回転ユニットと、ホイール保持回転ユニットに保持され
    て回転されるホイールのリム幅方向両端のフランジ部の
    それぞれの横振れをホイールの同じ周方向位置で同時に
    測定するとともに両フランジ部の横振れの平均値を測定
    する横振れ測定ユニットと、を有し、 前記横振れ測定ユニットが、ホイールの同じ周方向位置
    に配置された2つの横振れ測定用ローラと、該2つの横
    振れ測定用ローラのそれぞれと各々がリム幅方向に同じ
    動きをする2つのラックシャフトと、該2つのラックシ
    ャフトのそれぞれの軸方向動きを各々が測定する2つの
    ダイヤルゲージと、前記2つのラックシャフトに噛合し
    て2つのラックシャフト間に浮動支持されそれ自身が回
    転付勢されているピニオンを有し該ピニオンの回転付勢
    方向が前記2つのラックシャフトを前記2つの横振れ測
    定用ローラ幅方向に相離反するように互いに逆方向に付
    勢する方向に設定してある回転アクチュエータと、該回
    転アクチュエータのリム幅方向の動きを測定する横振れ
    平均値測定用ダイヤルゲージと、から構成されているこ
    とを特徴とするホイールの振れ検査装置。
JP62074203A 1987-03-30 1987-03-30 ホイ−ルの振れ検査装置 Expired - Fee Related JPH0769128B2 (ja)

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