JPH0770465A - 青色顔料スラリー及びその製法 - Google Patents
青色顔料スラリー及びその製法Info
- Publication number
- JPH0770465A JPH0770465A JP14893093A JP14893093A JPH0770465A JP H0770465 A JPH0770465 A JP H0770465A JP 14893093 A JP14893093 A JP 14893093A JP 14893093 A JP14893093 A JP 14893093A JP H0770465 A JPH0770465 A JP H0770465A
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- pigment
- blue pigment
- pigment slurry
- water
- blue
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐熱性の優れた顔料付青色発光蛍光体を製造
するのに適した青色顔料スラリー及びその製法を提供し
ようとするものである。 【構成】 CoO・ZnO・SiO2 系青色顔料スラリ
ーに水溶性又は水分散性ポリマーを添加して湿式分散処
理を施してなるCoO・ZnO・SiO2 系青色顔料ス
ラリー及びその製法である。
するのに適した青色顔料スラリー及びその製法を提供し
ようとするものである。 【構成】 CoO・ZnO・SiO2 系青色顔料スラリ
ーに水溶性又は水分散性ポリマーを添加して湿式分散処
理を施してなるCoO・ZnO・SiO2 系青色顔料ス
ラリー及びその製法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、青色顔料スラリー及び
その製法に関し、特に、青色発光蛍光体に付着させるの
に適したものである。
その製法に関し、特に、青色発光蛍光体に付着させるの
に適したものである。
【0002】
【従来の技術】カラーブラウン管等の画面の明るさをで
きるだけ低下させずに、コトンラストを改善するのに、
顔料付蛍光体を用いる方法が有効である。この場合、顔
料の反射率が蛍光体の主発光領域で高く、その他の波長
領域で低いことが要求される。この反射率の特性によ
り、蛍光体の主発光領域と合致しない光成分を吸収し、
明るい外光の下におけるコントラストを向上させること
ができる。青色発光蛍光体においては、その発光ピーク
である450nm付近における吸収ができるだけ少な
く、それ以外の波長領域における吸収ができるだけ多い
顔料を使用すればよい。
きるだけ低下させずに、コトンラストを改善するのに、
顔料付蛍光体を用いる方法が有効である。この場合、顔
料の反射率が蛍光体の主発光領域で高く、その他の波長
領域で低いことが要求される。この反射率の特性によ
り、蛍光体の主発光領域と合致しない光成分を吸収し、
明るい外光の下におけるコントラストを向上させること
ができる。青色発光蛍光体においては、その発光ピーク
である450nm付近における吸収ができるだけ少な
く、それ以外の波長領域における吸収ができるだけ多い
顔料を使用すればよい。
【0003】この種の青色顔料としては種々知られてい
るが、一般に実用されているアルミン酸コバルトは、体
色が青色蛍光体の発光スペクトルと一致せず、特に、4
90nm付近の反射率が高いためにコントラストの向上
を目的とするときには有効でない。
るが、一般に実用されているアルミン酸コバルトは、体
色が青色蛍光体の発光スペクトルと一致せず、特に、4
90nm付近の反射率が高いためにコントラストの向上
を目的とするときには有効でない。
【0004】また、一部に実用されている群青は、アル
ミン酸コバルトに比べて優れた特性を有するものの、化
学的安定性が極めて乏しいために、蛍光体への付着工程
やブラウン管への塗布工程において退色する欠点を有し
ている。この退色防止のために、珪酸化合物で群青顔料
を被覆する方法も知られているが、ブラウン管に塗布す
るときに、電子線照射によってその体色が顕著に変化
し、蛍光面の発光スペクトルのピークをシフトさせると
いう欠点がある。
ミン酸コバルトに比べて優れた特性を有するものの、化
学的安定性が極めて乏しいために、蛍光体への付着工程
やブラウン管への塗布工程において退色する欠点を有し
ている。この退色防止のために、珪酸化合物で群青顔料
を被覆する方法も知られているが、ブラウン管に塗布す
るときに、電子線照射によってその体色が顕著に変化
し、蛍光面の発光スペクトルのピークをシフトさせると
いう欠点がある。
【0005】一方、特願平4─114821号出願のC
oO・ZnO・SiO2 系青色顔料は、顔料付蛍光体に
おける色調が群青に近く、堅牢性は群青より高いバラン
スのよい青色顔料である。しかし、最近の高画質化傾向
の強いブラウン管においては、通常の分散方法により得
られるCoO・ZnO・SiO2 系青色顔料をそのまま
蛍光体に付着しても、ベーキング時の色調安定性が必ず
しも充分でなく、顔料付青色発光蛍光体の耐熱性を一層
向上させ、ブラウン管の品質を向上することが要求され
ている。
oO・ZnO・SiO2 系青色顔料は、顔料付蛍光体に
おける色調が群青に近く、堅牢性は群青より高いバラン
スのよい青色顔料である。しかし、最近の高画質化傾向
の強いブラウン管においては、通常の分散方法により得
られるCoO・ZnO・SiO2 系青色顔料をそのまま
蛍光体に付着しても、ベーキング時の色調安定性が必ず
しも充分でなく、顔料付青色発光蛍光体の耐熱性を一層
向上させ、ブラウン管の品質を向上することが要求され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記の欠点を解消し、耐熱性の優れた顔料付青色発光蛍光
体を製造するのに適した青色顔料スラリー及びその製法
を提供しようとするものである。
記の欠点を解消し、耐熱性の優れた顔料付青色発光蛍光
体を製造するのに適した青色顔料スラリー及びその製法
を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、CoO・Zn
O・SiO2 系青色顔料スラリーに水溶性又は水分散性
ポリマー、例えば、ポリビニルアルコールを添加して湿
式分散処理を施したことを特徴とするCoO・ZnO・
SiO2 系青色顔料スラリー、及び、その製法である。
O・SiO2 系青色顔料スラリーに水溶性又は水分散性
ポリマー、例えば、ポリビニルアルコールを添加して湿
式分散処理を施したことを特徴とするCoO・ZnO・
SiO2 系青色顔料スラリー、及び、その製法である。
【0008】本発明で使用するCoO・ZnO・SiO
2 系青色顔料は、特願平4−114821号出願に詳述
した顔料を使用することができる。顔料の分散方法とし
ては、ボールミル、サンドミル等を用いる湿式分散法が
用いられる。
2 系青色顔料は、特願平4−114821号出願に詳述
した顔料を使用することができる。顔料の分散方法とし
ては、ボールミル、サンドミル等を用いる湿式分散法が
用いられる。
【0009】本発明で使用する水溶性又は水分散性ポリ
マーは、例えば、シーエムシー出版発行「水溶性高分子
の応用と市場」第2,3頁に記載されている、ポリビニ
ルアルコール、アクリル系ポリマー、セルロース系ポリ
マー、タンパク系ポリマー等の中から選択することがで
きるが、その中ではポリビニルアルコールが特に好まし
い。顔料スラリーに添加するポリマーの量は、顔料に対
して0.01〜10重量%の範囲、特に、0.1〜5.
0重量%の範囲が好ましい。この範囲を下回ると、耐熱
性の向上が充分でなく、この範囲を越えると、分散性が
低下する場合があるので好ましくない。
マーは、例えば、シーエムシー出版発行「水溶性高分子
の応用と市場」第2,3頁に記載されている、ポリビニ
ルアルコール、アクリル系ポリマー、セルロース系ポリ
マー、タンパク系ポリマー等の中から選択することがで
きるが、その中ではポリビニルアルコールが特に好まし
い。顔料スラリーに添加するポリマーの量は、顔料に対
して0.01〜10重量%の範囲、特に、0.1〜5.
0重量%の範囲が好ましい。この範囲を下回ると、耐熱
性の向上が充分でなく、この範囲を越えると、分散性が
低下する場合があるので好ましくない。
【0010】本発明に係る青色顔料を青色発光蛍光体に
付着する方法は、例えば、顔料と蛍光体の共存するスラ
リーに有機バインダーを添加する方法を用いることがで
きる。青色発光蛍光体としては、通常、カラーブラウン
管等に用いる蛍光体、例えば、硫化亜鉛系蛍光体等を挙
げることができる。上記青色顔料を青色発光蛍光体に付
着する量は、0.3〜15重量%の範囲が好ましい。こ
の範囲を下回るとフィルター効果が小さすぎ、また、上
回ると発光輝度が充分でなくなる。
付着する方法は、例えば、顔料と蛍光体の共存するスラ
リーに有機バインダーを添加する方法を用いることがで
きる。青色発光蛍光体としては、通常、カラーブラウン
管等に用いる蛍光体、例えば、硫化亜鉛系蛍光体等を挙
げることができる。上記青色顔料を青色発光蛍光体に付
着する量は、0.3〜15重量%の範囲が好ましい。こ
の範囲を下回るとフィルター効果が小さすぎ、また、上
回ると発光輝度が充分でなくなる。
【0011】
【作用】本発明者等は、CoO・ZnO・SiO2 系青
色顔料を種々研究する過程で、顔料分散時、スラリー中
に水溶性又は水分散性ポリマーを添加することにより、
顔料の耐熱性が向上することを見出し、該顔料を付着し
た蛍光体の色調安定性を向上させることができた。上記
顔料の耐熱性向上の理由は定かでないが、分散時、スラ
リー中に添加されたポリマーが、緩衝剤として働き、顔
料が受けるダメージを小さくし、熱劣化を受けにくくし
たものと思われる。
色顔料を種々研究する過程で、顔料分散時、スラリー中
に水溶性又は水分散性ポリマーを添加することにより、
顔料の耐熱性が向上することを見出し、該顔料を付着し
た蛍光体の色調安定性を向上させることができた。上記
顔料の耐熱性向上の理由は定かでないが、分散時、スラ
リー中に添加されたポリマーが、緩衝剤として働き、顔
料が受けるダメージを小さくし、熱劣化を受けにくくし
たものと思われる。
【0012】本発明にかかるCoO・ZnO・SiO2
系青色顔料又は該顔料付青色発光蛍光体をブラウン管の
フェースプレートに適用する方法としては、上記の顔料
付青色発光蛍光体をブラウン管のフェースプレートに塗
布するか、フェースプレートと青色発光蛍光体との間に
上記の青色顔料を層状に塗布する方法を用いることがで
きる。このような青色顔料粒子を含む青色発光蛍光膜
は、明るさを保持し、高いコントラストの蛍光面を得る
ことができ、明るい外光の下でも見やすいカラーブラウ
ン管を提供することができる。
系青色顔料又は該顔料付青色発光蛍光体をブラウン管の
フェースプレートに適用する方法としては、上記の顔料
付青色発光蛍光体をブラウン管のフェースプレートに塗
布するか、フェースプレートと青色発光蛍光体との間に
上記の青色顔料を層状に塗布する方法を用いることがで
きる。このような青色顔料粒子を含む青色発光蛍光膜
は、明るさを保持し、高いコントラストの蛍光面を得る
ことができ、明るい外光の下でも見やすいカラーブラウ
ン管を提供することができる。
【0013】また、本発明に係る青色顔料は、従来の顔
料と比較して耐熱性が優れているため、比較的高温で成
形・使用される樹脂の色調を安定にすることができ、色
調の経時的安定性も良好であり、広範の利用が見込まれ
る。
料と比較して耐熱性が優れているため、比較的高温で成
形・使用される樹脂の色調を安定にすることができ、色
調の経時的安定性も良好であり、広範の利用が見込まれ
る。
【0014】
(実施例1)Co/Si、及びZn/Siのモル比が
1.0のCoO・ZnO・SiO2 系顔料175重量
部、ポリビニルアルコール(重合度550,ケン化度8
8)8.8重量部、脱イオン水992重量部及びガラス
ビーズ(直径3mm)1300重量部を混合し、ボール
ミル分散を110回転で7時間実施し、分散顔料スラリ
ーを得た。顔料の平均粒径は0.4μmであった。
1.0のCoO・ZnO・SiO2 系顔料175重量
部、ポリビニルアルコール(重合度550,ケン化度8
8)8.8重量部、脱イオン水992重量部及びガラス
ビーズ(直径3mm)1300重量部を混合し、ボール
ミル分散を110回転で7時間実施し、分散顔料スラリ
ーを得た。顔料の平均粒径は0.4μmであった。
【0015】(実施例2)銀付活硫化亜鉛青色発光蛍光
体100部に対し、蒸留水100部を加えてスラリーと
し、これに実施例1で得た青色顔料スラリーを顔料換算
で5重量部、及び、SBRエマルジョン0.3重量部
(蛍光体100部当たりの樹脂量)を加えて混合し、混
合スラリーをpH調整して蛍光体に顔料を付着し、濾過
してから120℃で15時間乾燥して顔料付青色発光蛍
光体を得た。
体100部に対し、蒸留水100部を加えてスラリーと
し、これに実施例1で得た青色顔料スラリーを顔料換算
で5重量部、及び、SBRエマルジョン0.3重量部
(蛍光体100部当たりの樹脂量)を加えて混合し、混
合スラリーをpH調整して蛍光体に顔料を付着し、濾過
してから120℃で15時間乾燥して顔料付青色発光蛍
光体を得た。
【0016】(比較例1)実施例1において、顔料分散
時にポリビニルアルコールの添加を省略し、また、分散
時間を5時間にした以外、実施例1と同じ条件で顔料ス
ラリーを作製した。顔料の平均粒径は0.4μmであっ
た。
時にポリビニルアルコールの添加を省略し、また、分散
時間を5時間にした以外、実施例1と同じ条件で顔料ス
ラリーを作製した。顔料の平均粒径は0.4μmであっ
た。
【0017】(比較例2)実施例2において、実施例1
で得た顔料スラリーに代えて比較例1で得た顔料スラリ
ーを用いる以外、実施例2と同じ条件で顔料付青色発光
蛍光体を得た。
で得た顔料スラリーに代えて比較例1で得た顔料スラリ
ーを用いる以外、実施例2と同じ条件で顔料付青色発光
蛍光体を得た。
【0018】(耐熱性試験)実施例及び比較例の青色顔
料及び顔料付青色発光蛍光体に対し、500℃、1時間
のベーキング処理を施し、その前後における450nm
の粉末反射率(%)を測定し、その変化率〔(前−後)
/前×100%〕を求めて表に示した。表から明らかな
ように、実施例の青色顔料及び顔料付青色発光蛍光体
は、比較例と比べてベーキング前後の粉末反射率の変化
が少なく、耐熱性が良好であることが分かる。
料及び顔料付青色発光蛍光体に対し、500℃、1時間
のベーキング処理を施し、その前後における450nm
の粉末反射率(%)を測定し、その変化率〔(前−後)
/前×100%〕を求めて表に示した。表から明らかな
ように、実施例の青色顔料及び顔料付青色発光蛍光体
は、比較例と比べてベーキング前後の粉末反射率の変化
が少なく、耐熱性が良好であることが分かる。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は、上記の構成を採用することに
より、耐熱性の優れた青色顔料及び顔料付青色発光蛍光
体の提供を可能にした。
より、耐熱性の優れた青色顔料及び顔料付青色発光蛍光
体の提供を可能にした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺田 裕美 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内 (72)発明者 西尾 章 東京都中央区日本橋馬喰町1−7−6 大 日精化工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 CoO・ZnO・SiO2 系青色顔料ス
ラリーに水溶性又は水分散性ポリマーを添加してなる青
色顔料スラリー。 - 【請求項2】 顔料スラリーに水溶性又は水分散性ポリ
マーを添加して湿式分散処理を施すことを特徴とするC
oO・ZnO・SiO2 系青色顔料スラリーの製法。 - 【請求項3】 請求項2記載の青色顔料スラリーの製法
において、水溶性又は水分散性ポリマーとしてポリビニ
ルアルコールを用いることを特徴とする青色顔料スラリ
ーの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14893093A JPH0770465A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 青色顔料スラリー及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14893093A JPH0770465A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 青色顔料スラリー及びその製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0770465A true JPH0770465A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=15463846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14893093A Pending JPH0770465A (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 青色顔料スラリー及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0770465A (ja) |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP14893093A patent/JPH0770465A/ja active Pending
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