JPH0775610B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH0775610B2
JPH0775610B2 JP62291622A JP29162287A JPH0775610B2 JP H0775610 B2 JPH0775610 B2 JP H0775610B2 JP 62291622 A JP62291622 A JP 62291622A JP 29162287 A JP29162287 A JP 29162287A JP H0775610 B2 JPH0775610 B2 JP H0775610B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第6図、第7図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作用 実施例 (a)一実施例の構成の説明(第2図、第3図) (b)一実施例の動作の説明(第4図) (c)他の実施例の説明(第5図) (d)別の実施例の説明 発明の効果 〔概要〕 超音波受信波からBモード像とともに血流情報を得て表
示する超音波診断装置に関し、 n回の送受信に対し周波数分析にnケの受信波列を利用
することを目的とし、 Bモード走査における各超音波送受信方向において複数
回の超音波の送受を行う超音波送受信部と、該超音波受
信波の振幅成分からBモード像情報を得る振幅抽出部
と、該同一送受信方向の複数の受信波のデータを周波数
分析して血流情報をえる周波数分析部とを有し、該Bモ
ード像とともに血流情報を表示する超音波診断装置にお
いて、m回目の受信波データをその送受信方向における
他の複数回の受信波データから作成するデータ作成部を
設け、該周波数分析部が、該作成された受信波データを
含む該同一送受信方向の複数の受信波データを用いて周
波数分析する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超音波受信波からBモード像とともに血流情
報を得て表示する超音波診断装置に関する。
超音波診断装置は、無侵襲、非観血で簡便のため、医療
における形態診断に不要不可欠なものとなっている。
循環器用診断装置においては、形態診断に加え、血流情
報もリアルタイム二次元表示できれば、弁膜症の逆流、
狭窄ジェット流、短絡血流などの異常血流を短時間で正
確に診断でき便利である。
このため血流情報をBモード像とともに二次元表示する
カラーフローイメージング超音波診断装置が開発されて
いる。
このような超音波診断装置においては、受信波を有効に
利用して血流情報を得る技術が求められている。
〔従来の技術〕
第6図及び第7図は従来技術の説明図である。
第6図に示すように、超音波送受信部1は、スキャナ制
御部1cの制御の元にセクタ電子走査部1bによって超音波
トランスデューサ(以下プローブという)1aを生体Bdに
対し超音波を扇状に走査せしめ、受信波RSを得る。
受信波RSは、振幅抽出部である検波器2で振幅検波さ
れ、Bモード信号がえられる。
一方、受信波RSは周波数分析部3で周波数分析され、血
流信号がえられる。
この周波数分析部3では、ドプラ検出部3aで受信波RSを
直交検波によりドプラ検出し、受信波のドプラ偏移周波
数成分はドプラ演算部3bに与えられる。ドプラ演算部3b
では、ハイパスフィルタであるMTI(Moving Target Ind
icator)フィルタ30によって、血管壁などの成分を除
き、血球などの血流の周波数成分を抽出し、自己相関器
31等の周波数分析器で平均ドプラ偏移周波数やパワー等
の血流信号を得る。
表示部4では、デジタルスキャンコンバータ40にBモー
ド信号と血流信号が入力され、表示CRT41では、例えば
Bモード像が白黒で、血流の方向としてプローブ1aに近
づく流れを赤系、プローブから遠ざかる流れを青系で、
且つ平均速度やパワーを輝度で表示する。
このような超音波診断装置において、送信超音波の帯域
は、例えば、3.5MHzを中心に広く、ドプラ周波数は100H
z〜5kHz程度と低いため、ドプラ周波数の分析を十分に
行えない。
このため、第7図に示すように、各走査方向i、i+1
…に対しn回の超音波の送受信を行い、1走査方向に対
しnケの受信波を得ることによって線スペクトラム化し
て複数の受信波データから周波数分析を行うようにして
いる。
ところで、生体内には、一般に反射率の高い臓器の外壁
などの各種の不連続層が存在するので、送信超音波は、
これらの壁の間で多重反射され、受信された反射液中に
それらの多重反射波が重畳されている。
即ち、第7図に示すように、例えばi番目の走査線にお
ける(n−1)回目の送信に対する受信信号Ri(n−
1)は、送信波成分aiと反射波成分bi、ciとなる。
この反射波成分ciは、送信点から深い分解能の低い位置
からのエコーや前述の多重反射によって遅れて受信され
たものであり、反射波成分biからみるとノイズである。
この反射波成分ciが完全に減衰してから、次の送信を行
えばよいが、それでは1走査の超音波の送受に要する時
間が長くなり、生体Bdの動的状態を正確にえられない。
このため、送信間隔をTと定め、必要な反射波成分biが
受信された後直ちに次の送信を行うようにしている。
このように送信間隔を短くすると、前回のノイズとなる
反射波成分ciが今回の受信波Ri(n)に重畳される。
この場合、同一走査線上での前回の反射波成分ciが重畳
されるときは、周波数分析で同一走査線上のnケの受信
波を分析するため問題がないが、走査線を切替えた時の
第1回目の受信波(図ではRi+1(1)には、走査線i
の反射波成分ciが重畳され、i+1番目の走査線の第2
回目以降の受信波Ri+1(2)、(3)…に重畳される
前回の反射波成分ci+1と異なってしまう。
従って、走査線の切替わる第1回目の受信波Ri(1)、
Ri+1(1)…は、第2回目以降の受信波Ri(2)、Ri
+1(2)…と周波数的に相当相違し、周波数分析にお
ける誤差の原因となっていた。
これを解決する方法として、特許出願昭60年第175293号
(昭和60年8月9日出願)明細書にしめされる「超音波
ドプラ血流計」においては、各走査線の第1回目の受信
波データを使用しないように制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、1回のBモード走査、即ち各走査線の送受時
間が短ければ短い程、生体の動的状態を正確に分析で
き、又、1走査における受信波データの数が多ければ多
い程正確な周波数解析ができる。
しかしながら、従来技術では、1走査当たりn回超音波
を送受し、nケの受信波列が得られるにもかかわらず、
1つの受信波列を捨ててしまうので、1走査当たりnケ
の受信波列をえるには、(n+1)回の送受信を行わな
ければならず、1回のBモード走査に要する時間が長く
なり、フレームルートが低下するという問題が生じる。
又、逆に、n回の送受信にすると、(n−1)ケの受信
波列しか周波数分析に利用できず、分析精度が低下する
という問題が生じる。
本発明は、n回の送受信に対し周波数分析にnケの受信
波列を利用することができる超音波診断装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図(A)において、第6図で示したものと同一のも
のは同一の記号で示してあり、32はデータ作成回路であ
り、m回目の受信波データをその送受信方向における他
の複数回の受信波データから作成するものである。
そして周波数分析部3は、作成された受信波データを含
む同一送受信方向の複数の受信波データを用いて周波数
分析するものである。
〔作用〕
同一走査方向で得られた受信波データ間にはある程度の
相関がある。
そこで、本発明では、第1図(B)、(C)に示すよう
に、その走査方向の受信波データの最初又は最後に、複
数の他の受信波データから推定受信波データとして作成
し、1回分受信波データを増やすようにしている。
例えば、第1図(B)の如く、i番目の走査線の受信波
データRi(1)〜(n)の内、Ri(1)を2回目、3回
目の受信波データRi(2)、Ri(3)から作成する。
又は、(n−1)回目、n回目の受信波データRi(n−
1)、Ri(n)から(n+1)回目の受信波データRi
(n+1)を作成する。
このようにして作成された受信波データは、他の受信波
データに比べ信頼度が多少低いが、最初又は最後のデー
タなら、解析結果はそれ程変わらない。
これによって、フレームレートが向上でき又は解析結果
の向上がえられる。
〔実施例〕
(a)一実施例の構成の説明 第2図は本発明の一実施例構成図、第3図は第2図構成
の要部構成図である。
図中、第1図及び第6図で示したものと同一のものは同
一の記号で示してある。
プローブ1aは、48分割された超音波トランスデューサで
構成され、電子セクタ走査可能である。
セクタ電子走査部1bは、電子走査のためのディレー回路
10と、送信の超音波パルスを出力するパルサ11と、プロ
ーブ1aからの受信波を増幅する48ケのプリアンプ12と、
プリアンプ12の出力を走査方向に応じて遅延する48ケの
ディレーライン13と、ディレーライン13の出力(48出
力)を加算する加算器14とを含み、加算器14の出力とし
て受信波信号RSをえるものである。
スキャナ制御部1Cは、発振器を含み、超音波送信タイミ
ング信号STを一定周期T(第7図参照)でパルサ11に出
力するとともに、超音波送信タイミング信号STをn回出
力する毎に超音波走査方向変更信号SCSをディレー回路1
0、ディレーライン13へ与え、走査方向を1ステップ変
更せしめ、且つ直交検波器3aに送信超音波(sin成分)
と90゜位相回転したcos成分を出力するものである。
検波器2は、受信波信号RSを振幅検波し、Bモード信号
BSを出力するものである。
直交検波器3aは、ドプラ検出部であり、受信波信号RSと
基準周波数f0とをミキサで掛け合わせ、ドプラ偏移周波
数数分fdと高周波成分(2f0+fd)を得、ローパスフィ
ルタを介し、偏移周波数成分fdのみ出力するもので、血
流方向(ドプラシフトの正負)の検出のため2チャネル
設けられている。
ドプラ演算部3bは、直交検波器3aからのドプラ偏移周波
数成分fdを各々アナログ量からデジタル値に変換する一
対のA/D(アナログ/デジタル)コンバータ33a、33b
と、一対のA/Dコンバータ33a、33bからの受信波データ
列から各々データを作成する一対のデータ作成部32a、3
2bと、ハイパスフィルタで構成され、壁部等の反射波成
分を除去するための一対のハイパスフィルタ30a、30b
と、ハイパスフィルタ30a、30bからの受信データ列の自
己相関(パルスペア)をとり周波数検出する自己相関周
波数検出部31と、超音波送信タイミング信号STと、超音
波走査方向変更信号SCSとから各データ作成部32a、32
b、自己相関周波数検出部31にタイミング信号を発生す
るタイミング制御部34とを有している。
第3図によってタイミング制御部34、データ作成部32
a、32bについて説明する。
タイミング制御部34は、超音波走査方向変更信号SCSに
よって、走査方向変更毎にクリアされ、超音波送信タイ
ミング信号STを計数し、同一走査方向における送信回数
を出力するカウンタ34aと、カウンタ34aの出力がα=3
に一致すると、“1"の切替信号CSを出力する比較器34b
と、カウンタ34aの出力を送信タイミング信号STの間隔
Tだけ遅延するフリップフロップ34cと、フリップフロ
ップ34cの出力を更にTだけ遅延するフリップフロップ3
4dとを備える。
各データ作成部32a、32bは、同一の構成であり、A/Dコ
ンバータ33a又は33bからの受信波データを送信間隔Tだ
け遅延するタップ遅延部320と、タップ遅延部320の出力
を送信間隔Tだけ遅延するタップ遅延線321と、A/Dコン
バータ33a又は33bの受信波データに係数w1を乗算する乗
算器322と、タップ遅延線320の出力に係数W2を乗算する
乗算器323と、乗算器322、323の出力を加算する加算器3
24と、タップ遅延線321の出力と加算器324の出力とを切
替信号CSによって切替出力するスイッチ325を有してい
る。
データ作成部32a、32bは、送信間隔2T分受信波データを
遅延するものであり、切替信号CSに応じて切替スイッチ
325がa側(加算器324側)とb側(タップ遅延線321
側)とを選択切替する。
従って、切替スイッチ325がb側に接続されていれば、2
T遅れた受信波データがMTIフィルタ30a、30bに出力さ
れ、a側に接続されていれば、2T遅れた受信波データの
代わりに現受信波データとT遅れた受信波データとから
加算器324で作成された受信波データがMTIフィルタ30
a、30bに出力される。
(b)一実施例の動作の説明 第4図は本発明の一実施例動作説明図である。
スキャナ制御部1cは、走査方向切替信号SCSによってデ
ィレー回路10、ディレーライン13に走査方向を指示し、
パルサ11に所定間隔Tで送信タイミング送信STを与え、
プローブ1aから指定した走査方向へ周期T(約100〜300
μsec)でn回超音波パルスを発信する。
生体組織から反射してきた信号は再び同一のプローブ1a
で受信され、プリアンプ12、ディレーライン13、加算器
14により受信波信号RSとなる。
受信波信号RSは、検波器2で振幅検波それ、Bモード像
信号BSとしてデジタルスキャンコンバータ40へ書込まれ
る。
又、受信波信号RSは直交検波器3aでスキャナ制御部1cの
基準周波数(発信超音波中心周波数)f0のsin成分とcos
成分が掛け合わされ、ドプラ偏移周波数成分fdがローパ
スフィルタより得られる。このドプラ偏移周波数成分fd
は、各々A/Dコンバータ33a、33bでデジタル値に変換さ
れ受信波データ列となる。
タイミング制御部34は、走査方向変更信号SCSによっ
て、カウンタ34aをクリアし、送信タイミング信号STを
計数し、同一走査方向における何回目の送受信かを認識
している。
各回の受信波データ列Ri(1)、Ri(2)…は、各々デ
ータ作成部32a、32bに入力し、2送信間隔2T分タップ遅
延部320、321で遅延される。
加算器324の出力Ri(n−2)′は、 Ri(n−2)′ =Ri(n−1)×W2+Ri(n)×W1 ……(1) である。
従って、3回目の発信タイミングで、カウンタ34aの計
数値k=3になった時に、比較器34bより“1"の切替信
号CSを発し、切替スイッチ325をa側に切替えると、加
算器324の出力Ri(n−2)′がMTIフィルタ30a、30bへ
与えられる。
この時、n=3であるから、(2)式より、 Ri(1)′=Ri(2)×W2+Ri(3)×W1 ……(2) が出力される。
このことは、第4図(A)で示すように、2回目の受信
波データRi(2)、3回目の受信波データRi(3)から
1回目の受信波データRi(1)′を作成することにな
る。
従って2点Ri(2)、Ri(3)からデータを作るため、
Ri(1)′は2点Ri(2)、Ri(3)の直線上にあると
推定し、(2)式を次式の如くする。
Ri(1)′=2・Ri(2)−Ri(3) ……(3) 従って、係数W1=2、W2=−1とすればよい。
この時、1回目の実際の受信データRi(1)はタップ遅
延部321の出力であり、切替スイッチ325がa側接続のた
め、第4図(B)の如く、データはMTIフィルタ30aへ出
力されず、捨てられ、代わりに上述のRi(1)′が出力
される。
カウンタ34aの計数値k=3以外は、切替信号CSが“0"
のため、切替スイッチ325はb側に接続されるので、2
回目以降の受信データRi(2)以降は、第4図(B)の
如く、Ri(1)′に続いて、即ち対応する送信タイミン
グから2T遅れて出力される。
これと合わせるため、カウンタ34aの計数値k(即ち同
一走査方向の超音波送受信回数)を、フリップフロップ
34c、34dで2回分遅らせて、自己相関周波数検出部31へ
与える。
第4図(B)の受信波データRi(1)′、Ri(2)…
は、MTIフィルタ30a、30bに入力し、壁部等の低周波成
分がカットされ自己相関周波数検出部31に入力する。
自己相関周波数検出部31では、同一走査方向のnケの受
信波データから平均ドプラ偏移周波数やパワーを演算
し、血流(フロー)情報としてデジタルスキャンコンバ
ータ40に書き込む。
デジタルスキャンコンバータ40の内容はカラー処理さ
れ、CRT41に表示される。
従って、CRTにはBモード像とともに血流フローがカラ
ー表示される。
このようにして、各走査における第1回目の受信データ
が作成された受信データに置き代えられ、n回の超音波
送受に対し、nケの受信データを利用して周波数分析が
可能となる。
(c)他の実施例の説明 第5図は本発明の他の実施例構成図である。
この実施例は、データ作成機能を、MTIフィルタに持た
せたものである。
MTIフィルタ30a(30b)として、4タップのFIR(Finite
Inpulse Response)フィルタを用いるものとする。
4タップFIRフィルタ30a(30b)は、3つのタップ遅延
部300、301、302と、4つの乗算器303、304、305、306
と、加算器307で構成され、出力Z(l)は、 Z(l)=W3Ri(l−3)+W2・Ri(l−2) +W1・Ri(l−1)+W0・Ri(l) ……(4) でえられる。
従って、nケの受信データ列に対し、タップ数をrとす
ると、(n−r+1)ケのデータ列Zが出力される。
これに対し、3タップのFIRフィルタ35a(35b)を並列
に設け、切替スィッチ325で3タップFIRフィルタ35a(3
5b)の出力と4タップFIRフィルタ30a(30b)の出力の
選択を行う。
3タップFIRフィルタ35a(35b)は、2つのタップ遅延
部350、351と、3つの乗算器352、353、354と、加算器3
55とで構成され、出力Z(l)は、 Z(l)=W2′・Ri(l−2)+W1′ ・Ri(l−1)+W0′・Ri(l) ……(5) である。
4タップMTIフィルタ30a(30b)では、nケの受信波デ
ータRi(n)に対し、3つ少ない(n−3)ケのフィル
タ出力Zi、即ちZi(4)、Zi(5)…Zi(n)を出力す
る。
最初の出力Zi(4)は、第(4)式によれば、Ri(1)
〜Ri(4)で作成されるが、1回目の受信データRi
(1)を使わずに、3タップフィルタ35a(35b)で作成
すればよい。
即ち、(5)式より Zi(4)=W2′・Ri(2)+W1′・Ri(3) +W0′・Ri(4) ……(6) となる。
この係数W2′、W1′、W0′は次のようにして定める。
第4図によって、Ri(1)′は第(3)式で作成される
から、 W3・Ri(1)′=2W3・Ri(2) −W3・Ri(3) ……(7) これをl=4として、(4)式のRi(l−3)に代入す
ると、 Z(4)=2W3・Ri(2)−W3・Ri(3) +W2・Ri(2)+W1・Ri(3)+W0・Ri(4) となり、これを整理すると、 Z(4)=(2W3−W2)・Ri(2)+(W1−W3) ・Ri(3)+W0・Ri(4) ……(8) となる。
これと(6)式を対照し、W2′、W1′、W0′を求める
と、 となる。
このように係数W2′、W1′、W0′を決定すれば、3タッ
プFIRフィルタと4タップMTIフィルタは等価なものとな
る。
従って、l=4、即ち、第3図のカウンタ34aの計数値
kが「4」の時(4回目の超音波送受の時)に、切替信
号CSで、切替スイッチ325をa側に切替えれば、1回目
の受信データRi(1)を使わず、Ri(2)〜Ri(4)よ
りえたフィルタ出力Zi(4)が得られる。
その後切替スイッチをb側に戻すことによって、Ri
(2)〜Ri(5)によるZi(5)、Ri(3)〜Ri(6)
によるZi(6)、…Zi(n)がえられる。
この例は、実際に1回目の受信データRi(1)の代わり
の受信データを直接作成するものではないが、3タップ
FIRフィルタ35a(35b)の係数設定の際、第(3)式を
利用しているから間接的に(3)式でRi(1)′を作成
していることに他ならない。
(d)別の実施例の説明 上述の実施例では、2ケの受信データRi(2)、Ri
(3)から第1回目のデータRi(1)′を作成している
が、他の方法として、Ri(2)、Ri(3)、Ri(4)の
3つのデータから第1回目のデータRi(1)′を作成し
てもよい。
この場合、3点のため2次曲線を用いてデータが作成で
き、第(3)式の代わりに、 Ri(1)′=3・Ri(2)−2・Ri(3)+Ri(4)…
…(10) を用いればよい。
又、第1図(C)の如く、Ri(1)′を作るのではな
く、R(1)を捨て、Ri(n−1)とRi(n)から、又
はRi(n−2)、Ri(n−1)、Ri(n)から最後尾の
受信波データRi(n+1)を作成してもよく、更に、1
つのデータを増やしているが、2つであってもよい。
更に、第2図のデータ作成部32a、32b、MTIフィルタ30
a、30b、タイミング制御部34、自己相関周波数検出部31
は、デジタル処理のため、個々のハードを設ける代わり
に、プロセッサがプログラムの実行によって行うように
構成してもよい。
その上、MTIフィルタをFIRフィルタで説明したが、IIR
フィルタを用いてもよく、周波数分析も、自己相関法に
限らず周知のFFT法、ゼロクロス法等を用いてもよい。
以上本発明の実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、次の効果を奏す
る。
「受信波データを少なくとも1回分増やすことができ
るので、1走査方向に対する超音波送信回数を減らすこ
とができ、大幅にフレームレートを向上でき、鮮明なフ
ローイメージングをえることができる。
「又、1走査方向に対する超音波送信回数を同一とす
れば、分析のためのデータ列が1つ増え、周波数分析精
度を大幅に向上でき、精度の高いフローイメージングが
可能となる。
「MTIフィルタで受信波データ列を他の受信波データ
列から作成するので簡易な回路で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図は第2図構成の要部構成図、 第4図は本発明の一実施例動作説明図、 第5図は本発明の他の実施例構成図、 第6図及び第7図は従来技術の説明図である。 図中、1……超音波送受信部、 1a……プローブ、 2……振幅抽出部、 3……周波数分析部、 4……表示部、 32……データ作成部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bモード走査における各超音波送受信方向
    において複数回の超音波の送受を行う超音波送受信部
    (1)と、 該超音波受信波の振幅成分からBモード像情報を得る振
    幅抽出部(2)と、 該同一送受信方向の複数の受信波のデータを周波数分析
    して血流情報をえる周波数分析部(3)とを有し、 該Bモード像とともに血流情報を表示する超音波診断装
    置において、 m回目の受信波データをその送受信方向における他の複
    数回の受信波データから作成するMTIフィルタからなる
    データ作成部(32)を設け、 該周波数分析部(3)が、該作成された受信波データを
    含む該同一送受信方向の複数の受信波データを用いて周
    波数分析することを 特徴とする超音波診断装置。
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