JPH0779647B2 - ソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法 - Google Patents

ソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法

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JPH0779647B2
JPH0779647B2 JP2192936A JP19293690A JPH0779647B2 JP H0779647 B2 JPH0779647 B2 JP H0779647B2 JP 2192936 A JP2192936 A JP 2192936A JP 19293690 A JP19293690 A JP 19293690A JP H0779647 B2 JPH0779647 B2 JP H0779647B2
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JP
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flour
sheet
buckwheat flour
buckwheat
heating
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勉 丸山
清隆 中野
政芳 藪崎
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株式会社紀文
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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は例えば餃子、ワンタン、シュウマイ等に使用さ
れる小麦粉シート食品に関するものである。
[従来の技術] 餃子、ワンタン、シュウマイ等に使用される小麦粉シー
ト食品は、小麦粉を水と少量の食塩とで混練し、薄く圧
延して所定の形状に打ち抜いて作られる。この小麦粉シ
ートは、肉や野菜等の具を包んで使用する。
一方、ソバはタデ科に属する短期作物で、年に数回、不
良土や寒冷地でもよく結実する作物である。種実を製粉
するには、脱皮機または荒ひき機にかけて、外皮の大部
分を除いた後に、細かく粉砕して、篩で分ける。最初に
篩得たものは実の中心部の粉で、一番上粉と称し、色は
白い。更に篩って粉にしたものは二番粉と称し、外皮に
接した硬質の部分で、色はソバ粉らしい黒みがあり、ヌ
カやハイ芽も含んでいるので栄養的で香味もある。同じ
容量で三番粉まで取ることができる。ソバらしい黒ずん
だ色調を出すため、一番上粉に二番粉、三番粉を混ぜて
使う場合もある。
ソバ粉には、製粉の際にハイ芽が混入されているため、
アミラーゼ・マルターゼ・リパーゼ、プロテアーゼ・オ
キシダーゼ等の酵素が含有されている。従ってソバ粉は
貯蔵による変質が大きい。
また、ソバにはB1、B2ニコチン酸、パントテン酸、ルチ
ン等のビタミンや鉄、銅、マンガン、コバルト等の無機
物が多く含まれている。このため、現在健康的な食品と
して注目されている。
[発明が解決しようとする課題] 先ず、本発明は小麦粉シートにソバ粉を含有した食品を
開示するものである。
更に、前述のようにソバには酵素が多く含有され、特に
プロテアーゼはグルテンやプロラミン等の粘性タンパク
質を分解し、シート状に成形した後に、シートの粘弾性
の低下、これによるシート破損等の問題を生じていた。
本発明は、これらの問題を解決するもの及びその製造法
を得ることを目的とする。
最後に、本発明はソバ粉に含まれるB1、B2ニコチン酸、
パントテン酸、ルチン等のビタミンや鉄、銅、マンガ
ン、コバルト等の無機物等の種々の栄養を逃がすことの
ない食品の製造法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本請求項1に記載の発明に係るソバ粉含有小麦粉シート
食品の製造法においては、小麦粉とソバ粉との混合物に
水を添加して20℃以下で混練する工程と、該混練物をシ
ート状に成形する工程と、該シート成形物をα−デンプ
ン化させると伴に前記ソバ粉に含有された酵素を失活さ
せるために前記シート成形物を加熱する工程とを備えた
ものである。
本請求項2に記載の発明に係るソバ粉含有小麦粉シート
食品の製造法においては、請求項1に記載のソバ粉含有
小麦粉シート食品の製造法において、 前記加熱する工程が、蒸気で蒸して加熱するものでる。
本請求項3に記載の発明に係るソバ粉含有小麦粉シート
食品の製造方法においては、請求項1に記載のソバ粉含
有小麦粉シート食品の製造法において、 前記加熱する工程が、マイクロウエーブ加熱するもので
ある。
[作用] 本発明においては、小麦粉シート食品にソバ粉を含有し
たものであるため、健康食品として注目されているソバ
の栄養、風味等を含有した食品である。
含有される小麦粉とソバ粉との割合は、シート状に成形
される程度の粘度や延び及び出来上がり製品の色相・明
度・彩色によって種々に変更可能である。また、含有さ
れるソバ粉は、一番上粉、一番上粉に二番粉或いは三番
粉を交ぜ合わせたもの等種々のものが使用可能である
が、出来上がりの製品の色や風味、香り等によって種々
変更可能である。更に、小麦粉・ソバ粉・水の他にも、
必要に応じて、食塩と、他にツナギとして大豆粉・デン
プン・トロロイモ・フノリ・卵・リン酸塩等を添加して
も良い。
また、ソバ粉には、製粉の際にハイ芽が混入されている
ため、アミラーゼ・マルターゼ・リパーゼ・プロテアー
ゼ・オキシダーゼ等の酵素が含有されている。特に、タ
ンパク質分解酵素であるプロテアーゼは、グルテンやプ
ロラミン等の粘性タンパク質を分解し、シート状に成形
した後に、シートの粘弾性の低下、これによるシート破
損等を生じていた。
このため、小麦粉とソバ粉と水とを混練成形後に、加熱
してシート食品をα−デンプン化すると伴にソバ粉に含
有された酵素を失活してなるもの、即ち小麦粉とソバ粉
との混合物に水を添加して混練し、該混練物をシート状
に成形し、該シートを加熱してα−デンプン化させると
伴にソバ粉に含有された酵素を失活させるものであるた
め、ソバに含有される酵素による粘弾性の低下、これに
よるシートの破損等の問題が解決する。
尚、α−デンプン化させると伴にソバ粉に含有された酵
素を失活させる加熱工程は、酵素によって生じていた粘
弾性の低下、これによるシートの破損等が生じる前であ
ればよく。この加熱処理の際には、シート食品のままで
もよく、餃子やワンタン等の食品に加工した後に行って
も良い。
また更に、具体的に加熱する工程が、蒸気で蒸して加熱
するものであるため、熱湯で茹でる場合や、油で揚げる
場合にソバ粉中に含まれる水溶性物質や脂溶性物質を溶
出させないように加熱することができる。
[実施例] 第1図は本ソバ粉含有小麦粉シート食品を使用したワン
タンの製作工程を示す工程図である。
図に示す通り、製作はワンタンの具と、皮(シート)と
に分かれる。具は食肉を4mm目にミンチ状に破断し、野
菜も同様に破断して、調味料とともに混合しておく。
一方、皮はソバ粉33%小麦粉67%の割合で混合し、少量
の食塩と全量の30%の水を加えて4〜5分間混練した。
混練するときの温度は20℃以下であることに気を付けて
おく。また、添加するソバ粉は、一番上粉、一番上粉に
二番粉或いは三番粉を交ぜ合わせたもの等種々のものが
使用可能であるが、出来上がりの製品の色や風味、香り
等によって種々変更可能である。圧延機によって1回圧
延(厚さ6.8mm)、2回圧延(2.0mm)、3回圧延(1.6m
m)の圧延を行った後、四角形状に打ち抜いた。
打ち抜かれた皮の重量3.5gに対して5gの具を皮の中央に
載せて、周囲を止めて製品を形成した。これを順序よく
並べて、加熱機に入れて蒸気加熱によって、98℃で4分
間蒸した。この時製品は82〜84℃となっていた。加熱機
から出された製品は冷却され、トレー状に並べられて包
装して製品とした。
出来上がった製品は、ソバのよい香りのするワンタンと
なった。
尚、シート状に成形した皮は、ソバ粉中に含まれる酵素
によって、刻々と分解が進む。特に、ソバ粉中のプロテ
アーゼは、グルテンやプロラミン等の粘性タンパク質を
分解し、シート状に成形した後に、シートの粘弾性の低
下、これによるシート破損等を生じる。よって好ましく
は皮を作成後速やかに具を載置させて加熱工程まで行
う。
更に、加熱工程は蒸気で蒸して加熱するものであるた
め、ソバ粉中に含まれる水溶性物質を溶出させないよう
に加熱することができる。尚、ソバ粉中に含まれる水溶
性物質や脂溶性物質を溶出させないように加熱すること
ができればよいのであり、他にもマイクロウエーブでの
加熱も応用することもできる。
尚、本実施例ではワンタンの製造を開示したが、他にも
餃子、シュウマイも同様に製造することができ、具を載
せずにシート食品のみとして加熱処理してもよい。この
場合には食する際に、具を載せて食する。
[発明の効果] 本発明は以上説明したとおり、小麦粉シート食品にソバ
粉を含有したものであるため、健康食品として注目され
ているソバの栄養、風味等を含有した食品である。
小麦粉とソバ粉と水とを混練成形後に、加熱してα−デ
ンプン化すると伴にソバ粉に含有された酵素を失活して
なるもの、更に、小麦粉とソバ粉との混合物に水を添加
して混練し、該混練物をシート状に成形し、該シートを
加熱してα−デンプン化させると伴にソバ粉に含有され
た酵素を失活させるものであるため、ソバに含有される
酵素による粘弾性の低下、これによるシートの破損等の
問題が解決するとう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本ソバ粉含有小麦粉シート食品を使用した一実
施例の製作工程を示す工程図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小麦粉とソバ粉との混合物に水を添加して
    20℃以下で混練する工程と、該混練物をシート状に成形
    する工程と、該シート成形物をα−デンプン化させると
    伴に前記ソバ粉に含有された酵素を失活させるために前
    記シート成形物を加熱する工程とを備えたことを特徴と
    するソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のソバ粉含有小麦粉シート
    食品の製造法において、 前記加熱する工程が、蒸気で蒸して加熱することを特徴
    とするソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のソバ粉含有小麦粉シート
    食品の製造法において、 前記加熱する工程が、マイクロウエーブ加熱することを
    特徴とするソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法。
JP2192936A 1990-07-23 1990-07-23 ソバ粉含有小麦粉シート食品の製造法 Expired - Lifetime JPH0779647B2 (ja)

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JPH0479848A JPH0479848A (ja) 1992-03-13
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