JPH0786039B2 - 給油ノズル - Google Patents

給油ノズル

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JPH0786039B2
JPH0786039B2 JP62067048A JP6704887A JPH0786039B2 JP H0786039 B2 JPH0786039 B2 JP H0786039B2 JP 62067048 A JP62067048 A JP 62067048A JP 6704887 A JP6704887 A JP 6704887A JP H0786039 B2 JPH0786039 B2 JP H0786039B2
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文夫 木村
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トキコ株式会社
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    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/42Filling nozzles
    • B67D7/44Filling nozzles automatically closing
    • B67D7/50Filling nozzles automatically closing and provided with an additional hand lever
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm

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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動満タン給油機能を備えた給油装置に用い
て好適な給油ノズルに関する。
〔従来の技術〕
従来、自動満タン給油機能を備えた給油装置としては、
給油ノズルの吐出パイプに液面を検知して信号を発する
液検知センサを設け、該液検知センサから出力される信
号に基づいて制御装置によりポンプ駆動用モータの回
転、停止を繰返しつつ追加給油を行ない、自動的に正確
な満タン給油を行なうようにしたものが知られている。
この種の給油装置に用いられる給油ノズルは吐出パイプ
を燃料タンクの給油口に挿入し、操作レバーを開弁状態
に保持させておけばよく、満タンの判定は液センサから
の信号に基づいて制御装置により行なわれる。
即ち、第9図において、給油を開始してからt0秒後に液
センサがONとなった時点でポンプモータを停止し、所定
の泡消失待ち時間t1(例えば、5秒)後に液センサがON
が否か判定する。OFFとなったら泡が消失したものとし
てt2秒(例えば、100msec)だけポンプモータを駆動
し、更に所定の待ち時間t3秒(例えば、2秒)後に再び
液センサがONか否かを判定する。OFFとなったら泡が消
失したものとして更にt4(例えば、50msec)だけポンプ
モータを駆動し、所定の待ち時間t3病後に液センサがON
が否か判定し、ONなら最終的に満タン給油が行なわれた
ものとして判定するように構成したものが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
而して、上述した従来技術には、次のような問題点があ
る。即ち、自動満タン給油の場合には給油ノズルの操作
レバーは開弁状態に保持したままで行なわれるが、開弁
状態としては第9図に示すように、通常の車輛に適合し
た給油を行なうための全開位置状態と、第10図に示すよ
うにオートバイ等の燃料タンクの小さい車輛に適合した
給油を行なうための半開位置状態があり、開弁状態によ
って油液の流速が異なることになる。
このため、満タンか否かの判定因子として所定の泡消失
待ち時間t1、所定の待ち時間t3を設定しても、流速に応
じて行き過ぎ時間が異なるために、当該各待ち時間t1,t
3のうちの実質的な待ち時間が変化してしまう。即ち、
第9図では実質的な待ち時間がt1′,t3′であるのに対
し、第10図では実質的な待ち時間がt1″,t3″となる。
この結果、給油ノズルの開弁状態に応じて判定因子とし
ての待ち時間が変化してしまい、正確な満タン判定を行
なうことができないという虞れがある。
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みなされたもの
で、満タン判定後の追加給油を開弁状態の如何に拘らず
一定の安定した流速で行ない、正確な満タン給油を行な
うことができるようにした給油ノズルを提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために構成された本発明は、
内部に油通路を有し、先端側に該油通路に連通する吐出
パイプが設けられたノズル本体と、前記油通路を開閉す
るために前記ノズル本体内に設けられた弁座に離着する
弁体と、前記ノズル本体に摺動可能に設けられ、先端側
に該弁体が設けられた弁軸と、該弁軸とノズル本体との
間に張設され、前記弁体を常時閉弁方向に付勢するばね
と、該ばねのばね力に抗して前記弁軸を摺動変位させる
ことにより、前記弁体を開弁する操作レバーと、前記弁
軸に穿設され、前記弁体よりも上流側に位置して前記油
通路に開口した流入口を有すると共に、該弁体よりも下
流側に位置して前記油通路に開口した流出口を有する小
流路と、前記弁軸に軸方向に摺動可能に挿嵌され、該小
流路の流入口と流出口との間を常時は遮断する弁部を有
し、前記操作レバーによって前記操作レバーと一体的に
摺動変位される摺動ロッドと、前記操作レバーを操作し
て前記弁体を開弁させるときには該摺動ロッドと前記弁
軸を係合させ、該弁体の開弁時には該摺動ロッドと弁軸
の係合を解除する自動閉弁機構からなり、前記弁体の閉
弁時には前記弁軸のみを変位させ、前記摺動ロッドによ
って閉弁されていた小流路の流入口と流出口との間を流
通させるように構成したことにある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面を基づいて詳述する。
第1図は後述する本実施例の給油ノズル10を含んで構成
される給油装置の全体構成図を示す。第1図において、
1は固定式の給油装置本体で、該本体1は下部ケース2
と上部ケース3とから大略構成されている。前記下部ケ
ース2内には一端が地下タンク(図示せず)内に連なる
配管4が設けられ、該配管4の途中にはモータ5によっ
て駆動されるポンプ6、パルス発信器7Aを有する流量計
7、常開の電磁弁8が設けられ、また前記配管4の他端
にはホース9が接続され、該ホース9の先端には第2図
ないし第4図に詳述する給油ノズル10が設けられてい
る。一方、下部ケース2には給油作業時以外には給油ノ
ズル10を収納しておくノズル収納部11が設けられ、該ノ
ズル収納部11には給油ノズル10の掛け外しによって開閉
成するノズルスイッチ12が設けられている。
次に、上部ケース3には給油量、金額、単価を表示する
表示器13が設けられている。図中、14は上部ケース3内
に設けられた制御装置で、本実施例の場合該制御装置14
はパルス発信器7Aからの流量信号によって表示器13に給
油量等を表示する機能と、給油ノズル10が外されてノズ
ルスイッチ12が閉成したときモータ5を起動し、給油ノ
ズル10が掛けられてノズルスイッチ12が閉成したときモ
ータ5を停止する機能と、給油ノズル10に設けられた後
述の液検知センサ26によって液面検知したとき電磁弁8
を閉弁し、ノズルスイッチ12が開成した後は再び電磁弁
8を開弁状態に保持する機能とを有している。
ここで、本実施例の場合には前記電磁弁8は液検知セン
サ26が液面を検知したとき閉弁する給油停止機構を構成
している。なお、前記給油停止機構は電磁弁8に限るこ
となく、モータ5によって駆動、停止せしめられるポン
プ6であってもよく、この場合には電磁弁を設ける必要
がなく。
次に、第2図ないし第6図に給油ノズル10の具体的構成
を示す。図において、21は全体が直線的な棒状に形成さ
れたノズル本体で、該ノズル本体21内には油通路22が設
けられ、また、ノズル本体21の先端側には該油通路22に
連通する吐出パイプ23が後述の接続口部材70を介してノ
ズル本体21と同軸方向に突設されている。
24は前記油通路22を開閉するために該油通路22内に位置
してノズル本体21に設けられた弁座で、該弁座24には弁
体25を構成する主弁体26が離着座可能に設けられてい
る。ここで、該主弁体26には中心に位置して後述の弁軸
33が挿通される挿通孔27が穿設されると共に、その両面
側には該挿通孔27と同心円状の凹部28及びテーパ状の凸
部29が油通路22の上流と下流に向かってそれぞれ形成さ
れており、内部には該凹部28と凸部29に開口する微小通
路30,30が穿設されている。
一方、ノズル本体21には、油通路22内に位置して内側が
軸挿嵌穴31Aになった軸支持部31が突設されており、該
軸挿嵌穴31A内にはスリーブ32が嵌合されている。
33は該スリーブ32を介して軸支時部31に矢示A,A′方向
に進行可能に設けられた弁軸を示し、該弁軸33の先端側
途中には前記主弁体26と共に弁体25を構成し、主弁体26
の凹部28側に離着座するテーパ状の副弁体34が一体的に
形成されている。また、弁軸33の後端側には後述する摺
動ロッド41の先端側が挿入されるロッド挿入孔35が軸方
向に穿設されると共に、該ロッド挿入孔35に開口する切
欠部36が形成されている。そして、該弁軸33の副弁体34
よりも先端側は主弁体26の挿通孔27に挿通され、先端に
は副弁体34の弁開度を調整するための調整ナット37が取
付けられている。
38は前記弁軸33に設けた小流路で、該小流路38は弁軸33
の径方向に形成され弁体25より上流側の油通路22とロッ
ド挿入孔35を連通する流入口38Aと、ロッド挿入孔35よ
り小径の孔からなり、該ロッド挿入孔35に開口して弁軸
33の軸方向に穿設された油道38Bと、該油道38Bの先端側
に位置して弁体25より下流側の油通路22に開口した流出
口38Cとからなっており、油道38Bをロッド挿入孔35より
も小径に形成することによって小流路38の途中には弁シ
ート部39が形成されている。
そして、前述のように構成される弁軸33はスリーブ32と
副弁体34との間に張設された圧縮ばね40のばね力によっ
て矢示A′方向に付勢されており、副弁体34が主弁体26
の凹部28を閉蓋するように当接することによって弁軸33
は主弁体26を弁座24に着座させるようになっている。
41は前記弁軸33のロッド挿入孔35に挿入された摺動ロッ
ドで、該摺動ロッド41はロッド挿入孔35より小径に形成
された小径部41Aと、該小径部41Aの先端に焼付け形成さ
れ、前記弁シート部39に離着座するゴム製の弁部41B
と、上径部41Aの他端側に軸方向に形成され、ロッド挿
入孔35の内周面に摺接する中間部41Cと、該中間部41Cの
他端に軸方向に形成され、前記スリーブ32の内周面に摺
接する大径部41Dとからなっており、中間部41Cの途中の
外周には前記切欠部36に対応する係合溝42が形成される
と共に、大径部41Dには後述する連絡レバー49の一端側4
9Bが係合されるレバー係合孔43が穿設されている。
なお、弁軸33の外周に形成した第1の位置決め溝44にス
リーブ32に植設した位置決めピン45が係合し、かつ、弁
軸33のロッド挿入孔35側に形成した第2の位置決め溝46
に摺動ロッド41の中間部41Cに植設した位置決めピン47
が係合することにより、弁軸33の切欠部36と摺動ロッド
41の係合溝42は対応するように位置決めされている。
次に、48はノズル本体21の中間部下面に取付けられたレ
バーガード、49は該レバーガード48内に位置して折曲部
49Aがレバーガード48の後部上方に軸50を介して矢示B,
B′方向に回動可能に取付けられたL字状の連絡レバー
で、該連絡レバー49の一端側49Bはノズル本体21に形成
された開口部51を介して摺動ロッド41のレバー係合孔43
内に嵌合し、多端側49Cはレバーカード48内に先部側、
即ちノズル本体21先端側に延びている。
52は軸挿嵌穴31A内に位置して摺動ロッド41の大径部41D
と軸支持部31との間に張設された弱ばねで、該弱ばね52
のばね力によって摺動ロッド41がレバー係合孔43内に嵌
合している連絡レバー49の一端側49Bに常時当接し、連
絡レバー49と摺動ロッド41の連動が保たれるようになっ
ていると共に、連絡レバー49には軸50を中心とした反時
計回り方向の力が作用し、連絡レバー49の他端側4Cを矢
示B′方向に回動させようとしている。
一方、53は前記圧縮ばね40のばね力に抗して前記弁軸33
を摺動変位させる操作レバーで、該操作レバー53はレバ
ーガード48内に位置して一端側53Aがレバーガード48の
全部上方に軸54を介して枢着され、他端側53Bが矢示C,
C′方向に回動可能になっている。そして、該操作レバ
ー53の中間部53Cに連絡レバー49の多端側49Cが摺動可能
に当接し、操作レバー53を矢示C′方向に回動させよう
によることによって連動が保たれる構成になっている。
そして、操作レバー53の他端側53Bはレバーガード48に
設けた弁体25の半開用掛止部55或いは全開用掛止部56に
係止することにより、操作レバー53は軸54を中心とした
所定の回動位置に保持できるようになっている。
次に、第3図中57はタンク内の液面が所定の液面レベル
に達したときに弁体25を自動閉弁させる自動閉弁機構を
示す。58は該自動閉弁機構57を構成するダイヤフラム
で、該ダイヤフラム58はロッド支持部31の側面側に配設
され、その周縁部がノズル本体21に固着されている。59
は該ダイヤフラム58の外側に位置してノズル本体21に設
けられたキャップで、該キャップ59とダイヤフラム58と
の間は負圧室60になっている。61は負圧室60の他側に位
置してダイヤフラム58の中央部に固着された受板で、該
受板61は第4図に示す如くコ字状に形成され、その対抗
片61A,61Aには長孔62,62が形成されている。63,63は軸
方向両端が前記各長孔62,62に摺動可能に嵌合された一
対の棒状ローラで、該棒状ローラ63,63は弁軸33の切欠
部36から摺動ロッド41の係合溝42にかけて係脱可能に係
合している。64は前記負圧室60内に位置してダイヤフラ
ム58側に設けたばね受65とキャップ59との間に張設され
たばねで、該ばね64はダイヤフラム58、受板61を介して
各棒状ローラ63を摺動ロッド41の係合溝42内に嵌入する
ように付勢している。かくして、本実施例の自動閉弁機
構57はダイヤフラム58、キャップ59、受板61、棒状ロー
ラ63及びばね64から大略構成されている。
次に、66はノズル本体21の上部に設けられ、前記ダイヤ
フラム58の変位を検出して給油の満タン制御を行なうた
めのセンサユニットで、該センサユニット66は発光素子
と受光素子を有するフォトカプラ67と、第4図に示すよ
うに受板61に立設され、ダイヤフラム58の変位に伴って
該発光素子と受光素子との間を遮断するスリット68を備
えており、信号線69を介して給油装置本体1に設けた制
御装置14に接続されている。
更に、70は前記弁座24よりも下流側に位置してノズル本
体21の先端側に締付金具71によって締着された接続口部
材で、該接続口部材70には吐出パイプ23が螺着されてい
る。また、該接続口部材70の弁支持部70Aには主弁体26
に対向して補助弁72が摺動可能に嵌挿されており、該補
助弁72は前記接続口部材70との間に張設されたばね73に
よって常時は弁座24に着座するように付勢されている。
また、74は吐出パイプ23の筒先部に設けられた泡検知セ
ンサとしての大気連通口で、該大気連通口74は吐出パイ
プ23内に配設された負圧管75、ノズル本体21に形成され
た通気路76を順次介して自動閉弁機構57の負圧室60に連
通している。一方、77,77は弁座24に設けられた吸気通
路で、該各吸気通路77の一端は負圧管75と負圧室60との
間の前記通気路76に連通し、他端は弁座24と補助弁72と
の間の円環状通路78に連通している。
79は前記吐出パイプ23の筒先部に位置して前記大気連通
口74より先端側に設けられた液検知センサで、該液検知
センサ79としては発光素子と受光素子とからなる光電式
液検知センサが用いられており、信号線80を介して給油
装置本体1内の制御装置14に接続されている。なお、液
検知センサ79としては光電式液検知センサに限ることな
く、超音波式液検知センサ、静電容量式液検知センサを
用いてよい。
更に、図中81はノズル本体21の後端に設けられた開口82
を閉塞するプラグを示す。83は油通路22に連通してノズ
ル本体21の軸方向中間位置に形成された開口84に基端側
が螺着され管状接続部材、85は該管状接続部材83の先端
側に回動可能に接続された接手部材で、該接手部材85は
前記ホース9に接続されている。
本実施例による給油ノズル10は以上のように構成される
が、次にその作動について述べる。
まず、吐出パイプ23を燃料タンクの給油口に挿入した給
油ノズル10は、操作レバー53の操作前にあっては、全体
として第2図及び第3図の状態にある。即ち、自動閉弁
機構57の負圧室60は通気路76、負圧管75、大気連通孔74
を順次介して外部に連通し、大気圧状態になっているか
ら、ダイヤフラム58と共に受板61もばね64によって第3
図中下方に押動されており、棒状ローラ63は弁軸33の切
欠部36と摺動ロッド41の係合溝42内に嵌合し、弁軸33と
摺動ロッド41は矢示A,A′方向に一体的に摺動するよう
になっている。そして、圧縮ばね40のばね力によって弁
軸33を介して主弁体26は弁座24に着座すると共に、副弁
体34は主弁体26に着座している。
また、弁軸33に挿入された摺動ロッド41はばね52のばね
力によって弁体25側に押動されており、その先端の弁部
41Bは弁軸33内の弁シート部39に着座して小流路38の流
入口38Aと流出口38Cとの間を遮断しており、弁体25より
上流側の油通路22と下流側の油通路22である円環状通路
78は完全に遮断されている。
次に、給油を行なうべく操作レバー53を矢示C方向に引
上げ、連絡レバー49を介して摺動ロッド41をばね52のば
ね力に抗して後退させる。これにより棒状ローラ63を介
して摺動ロッド41に係合している弁軸33も圧縮ばね40の
ばね力に抗して矢示A方向に摺動する結果、まず副弁体
34が主弁体26から離座して微小通路30が開通し、小流量
の油液が上流側から円環状通路78側に流れる。この状態
から操作レバー53を更に引上げて半開用掛止部55或いは
全開用係止部56に係止すると、調整ナット37が主弁体26
に当接して該主弁体26は弁座24から離座し、油通路22を
大きく開いて大流量の油液が流れ、補助弁72が液圧によ
って開弁する(第5図参照)。なお、この際、補助弁72
は副弁体34が主弁体26から離座し、小流量の油液が弁通
路30を介して流れることによって開弁する。
そして、弁体25が開弁し、補助弁72を開弁せしめた状態
では円環状通路78が絞り通路になり、ベンチュリ作用に
よって吸気通路77に負圧を発生させ、負圧室60内の空気
を吸引しようとする。しかし、大気流通口74が大気に連
通しているから、負圧室60内が負圧となることはない。
而して、燃料タンク内に所定量の給液が行なわれると、
大気連通口74が液又は給油中に発生する泡により閉塞さ
れて大気を吸引することができなくなるから、負圧室60
内の空気を吸引する。この結果、該負圧室60内が負圧に
なり、ばね64に抗してダイヤフラム58は第5図中上方に
変位する結果、受板61も上方に変位し、棒状ローラ63が
摺動ロッド41の係合溝42から離脱する。そして、該摺動
ロッド41は連絡レバー49を介して操作レバー53によって
その摺動が規制されているから、弁軸33のみが圧縮ばね
40のばね力によって棒状ローラ63を長孔62内で摺動させ
ながら矢示A′方向に摺動し、弁体25を弁座24に着座せ
しめる。この結果、弁軸33と摺動ロッド41は軸方向に離
間し、摺動ロッド41の弁部41Bが弁軸33内の弁シート部3
9から離座して小流路38の流入口38Aと流出口38Cが連通
する(第6図参照)。かくして、自動閉弁機構57の作動
後も操作レバー53が半開用係止部55或いは全開用係止部
56のいずれに係止させているかに影響されずに、液検知
センサ79から出力される信号に基づいて制御装置14によ
り一定小流量で追加給油制御を行なうことができ、正確
な満タン給油を行なうことができる。そして、満タン給
油が終了したことを確認したら、操作レバー53を係止部
55(56)から外すとばね52のばね力によって摺動ロッド
41は弁体25側に摺動し、弁部41Bが弁シート部39に着座
して小流路38の流入口38Aと流出口38Cが遮断される。
更に、給油ノズル10を燃料タンクから引上げると、負圧
室60内が大気圧状態になり、圧縮ばね64によって棒状ロ
ーラ63が摺動ロッド41の係合溝42内に嵌入され、第2図
及び第3図に示す最初の状態に戻る。最後に、給油ノズ
ル10をノズル収納部11に掛ければ、ノズルスイッチ12が
閉成し、モータ5が停止して一連の給油操作が終了す
る。
次に、第7図及び第8図に前述した実施例の変形例に係
る摺動ロッド91を示す。該摺動ロッド91の特徴とすると
ころは、軸方向先端側の小径部91Aが小流路38の流入口3
8Aを閉塞する弁部になるように、該小径部91Aの外周面
がロッド挿入孔35の内周面に摺接するように形成すると
共に、該小径部91Aには弁軸33が閉弁方向に摺動変位し
た時に前記流入口38Aに連通して油通路22内の油液を油
道38B側に流入させるL字状をした小径の連通孔92を穿
設したことにある。
上述の構成からなる摺動ロッド91は給油ノズルの給油待
機時には第7図に示す位置にあり、該ロッド91の小径部
91Aは小流路38の流入口38Aを閉塞した状態になってい
る。一方、自動閉弁機構57が作動して弁体25が閉弁する
方向に弁軸33が摺動変位した時には、第8図に示すよう
に、小流路38の流入口38Aと摺動ロッド91の連通孔92が
連通し、一定小流量の追加給油を行なうことができる。
なお、本実施例による給油ノズル10は固定式計量機に適
用した場合を例に挙げたが、建屋の高所から吊下してな
る懸垂式計量機にも用いることができるものである。ま
た、実施例では弁体25の開度を半開と全開の2段に切換
えることができるように、レバーガード48には操作レバ
ー53を係止するための半開用係止部55と全開用係止部56
を設けるものとして述べたが、係止部を3つ以上設けて
弁体25を開度を複数段に切換えることができるようにし
たものであってもよい。
更に、液検知センサ79から出力される信号に基づく満タ
ン判定方法及びそれに係る追加給油制御方法は、第9
図、第10図に示したものに限ることなく、例えば液検知
センサ79の信号消失後、ポンプ6を駆動し、次回液検知
センサ79の信号が入力されるまでの時間が所定時間以下
になったかを判定する方法であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係る給油ノズルは以上詳細に述べた如くであっ
て、自動閉弁機構が作動した後の追加給油において操作
レバーが全開位置或いは半開位置等のいずれの掛止位置
にあっても小流路によって一定量の少量給油を行なうこ
とができるようにしたから、正確な満タン給油を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の実施例を示し、第1図は
実施例に係る給油ノズルを用いた給油装置の全体構成
図、第2図は給油ノズルの縦断面図、第3図は給油ノズ
ルの横断面図、第4図は受板、棒状ローラ、フォトカプ
ラ及びスリットの一部を破断した斜視図、第5図は弁体
が開弁した状態にある給油ノズルの横断面図、第6図は
弁体が閉弁し、小流路が連通した状態にある給油ノズル
の横断面図、第7図及び第8図は実施例の変形例を示
し、第7図は弁体、弁軸及び摺動ロッドを示す縦断面
図、第8図は副弁体が閉弁し、小流路が連通した状態に
ある弁体、弁軸及び摺動ロッドを示す縦断面図、第9図
及び第10図は従来技術を示し、第9図はノズル全開状態
で追加給油をする場合のタイムチャート、第10図はノズ
ル半開状態で追加給油する場合のタイムチャートであ
る。 21……ノズル本体、22……油通路、23……吐出パイプ、
24……弁座、25……弁体、33……弁軸、38……小流路、
38A……流入口、38C……流出口、40……圧縮ばね、41,9
1……摺動ロッド、41B……弁部、53……操作レバー、57
……自動閉弁機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に油通路を有し、先端側に該油通路に
    連通する吐出パイプが設けられたノズル本体と、前記油
    通路を開閉するために前記ノズル本体内に設けられた弁
    座に離着する弁体と、前記ノズル本体に摺動可能に設け
    られ、先端側に該弁体が設けられた弁軸と、該弁軸とノ
    ズル本体との間に張設され、前記弁体を常時閉弁方向に
    付勢するばねと、該ばねのばね力に抗して前記弁軸を摺
    動変位させることにより、前記弁体を開弁する操作レバ
    ーと、前記弁軸に穿設され、前記弁体よりも上流側に位
    置して前記油通路に開口した流入口を有すると共に、該
    弁体よりも下流側に位置して前記油通路に開口した流出
    口を有する小流路と、前記弁軸に軸方向に摺動可能に挿
    嵌され、該小流路の流入口と流出口との間を常時は遮断
    する弁部を有し、前記操作レバーによって前記操作レバ
    ーと一体的に摺動変位される摺動ロッドと、前記操作レ
    バーを操作して前記弁体を開弁させるときには該摺動ロ
    ッドと前記弁軸を係合させ、該弁体の閉弁時には該摺動
    ロッドと弁軸の係合を解除する自動閉弁機構からなり、
    前記弁体の閉弁時には前記弁軸のみを変位させ、前記摺
    動ロッドによって閉弁されていた小流路の流入口と流出
    口との間を連通させるように構成してなる給油ノズル。
JP62067048A 1987-03-20 1987-03-20 給油ノズル Expired - Lifetime JPH0786039B2 (ja)

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