JPH0788592B2 - 溶融塩浴中ストリップフロータ - Google Patents

溶融塩浴中ストリップフロータ

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JPH0788592B2
JPH0788592B2 JP63180367A JP18036788A JPH0788592B2 JP H0788592 B2 JPH0788592 B2 JP H0788592B2 JP 63180367 A JP63180367 A JP 63180367A JP 18036788 A JP18036788 A JP 18036788A JP H0788592 B2 JPH0788592 B2 JP H0788592B2
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G3/00Apparatus for cleaning or pickling metallic material
    • C23G3/02Apparatus for cleaning or pickling metallic material for cleaning wires, strips, filaments continuously
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はステンレス帯鋼等の酸洗処理設備において、酸
洗の前処理を行う溶融塩処理装置に適用するストリップ
フロータに関する。
<従来の技術> 圧延されたステンレス帯鋼等(以下、ストリップと称す
る)は、熱処理後、この熱処理により発生したスケール
の除去を行ってその表面仕上げを行うため、酸洗処理さ
れる。
また、この酸洗の前処理として、例えばNaOH=60%、Na
CO3=30%、NaCl=10%で400〜500℃のような溶融塩浴
にストリップを所定の時間だけ浸漬してそのスケールと
化学反応させ、酸洗時間の短縮(酸洗タンクの小型化)
や、ストリップの光沢の増加等の効果を得ている。これ
はオーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系
等の全ての網種のストリップに適用されている。
第6図は酸洗処理設備の一例の概念を示す縦断面図であ
り、図示省略の入側の冷却装置で450〜500℃まで冷却さ
れたストリップSを、アスベストロール61を介して溶融
塩処理装置60に送給し、入側浸漬ロール62によって浴槽
51内の溶融塩浴Lに浸漬して走行させ、出側浸漬ロール
63によって引揚げ、次いでリンガロール64とデフレクタ
ロール65を経て水冷装置70へ送給する。
水冷装置70では、流水床71に流水W1を連続して流してお
き、流水W1の上方をストリップSを非接触で通過させて
徐冷し、最後に冷却水Wに浸漬してほぼ常温まで冷却す
る。
次いでストリップSを水冷装置70からセンタリングロー
ル81を介して電解酸洗装置80に送給し、ここで表面のス
ケールを除去し、デフレクタロール82を介して図示省略
の水洗、乾燥の次工程へ送給する。
なお、従来の酸洗処理設備におけるストリップSの走行
速度は30〜70m/min程度である。
<発明が解決しようとする課題> ところが、溶融塩処理でのストリップSの張力が熱処理
炉内での張力とほぼ同一で小さいので、従来の溶融塩処
理装置60では入側浸漬ロール62及び出側浸漬ロール63と
ストリップSとの間に摩擦係数の低い溶融塩浴Lが介在
して両者がスリップするため、ストリップSの表面に擦
り傷が発生し、美しい仕上りを要求されるストリップS
の製品価値が著しく低下することがある。
また、入側浸漬ロール62と出側浸漬ロール63をヘルパド
ライブし、ストリップSの走行速度と同期させることに
より両者のスリップを防止しようとしても、溶融塩浴L
中のストリップSと各浸漬ロール62,63との摩擦係数が
低いため両者は完全に同期せず、しかも、ストリップS
から剥離したスケールが各浸漬ロール62,63の表面とス
トリップSとの間に入って押込み傷を発生することがあ
る。
これらのことは、酸洗処理設備の高速化の大きな障害に
なっていた。
本発明は上述した従来技術に鑑み、ストリップを溶融塩
処理装置の浴槽の部材と非接触で、溶融塩浴中を走行さ
せることができるストリップフロータを提供することを
目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明による溶融塩浴中ストリップフロータは、ストリ
ップを浴槽内の溶融塩浴に浸漬して走行させて酸洗の前
処理を行う溶融塩処理装置において、前記浴槽に内設さ
れたものであり、溶融塩の圧入口と、溶融塩の複数の噴
出口を有する曲面状の非接触のストリップ走行面と、ス
トリップ走行面の両端部に立設した弧状の板からなるセ
ンタリングガイドとを具備することを特徴とする。
<作用> ストリップの溶融塩処理に際し、浴槽内の溶融塩浴中の
ストリップフロータに圧入口から溶融塩を圧入して、ス
トリップ走行面の各々の噴出口から噴出させ、ストリッ
プを双方の弧状の板間でストリップ走行面に沿わせて走
行させる。ストリップは溶融塩の噴出圧により、ストリ
ップ走行面から所定の間隙を保持し、ストリップ走行面
に対して非接触で走行する。
また、ストリップの両端部と双方の弧状の板との各間隙
から浴槽内の溶融塩浴中へ向かって溶融塩が流出し、こ
の流圧によってこれらの隙間をほぼ同等に維持し、走行
するストリップのセンタリングを行う。更に言えば、ス
トリップが蛇行して双方の弧状の板とストリップ端部と
の隙間が不均一となると、流出圧力が不均一となって、
ストリップが弧状の板に接触する前にライン中央部にス
トリップを引き戻す。つまり、非接触式にストリップを
センタリングする。
<実 施 例> 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の一実施例のストリップフロータを
備えた溶融塩処理装置の縦断面図、第2図は酸洗処理設
備全体を示す概念的縦断面図、第3図は第1図のIII−I
II断面図、第4図は溶融塩処理装置の作用説明図、第5
図は第2の実施例を示す酸洗処理設備の概念的縦断面図
である。なお、これらの図面中、従来技術の装置と同一
の部材には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、第1の実施例を説明する。
第1図ないし第4図において、浴槽1には溶融塩浴Lを
充満してあり、その側面と底面とはそれぞれ保温材2及
び外板3で覆い、これら保温材2及び外板3を貫通して
排出管12を設けてある。そして、浴槽1の上部に側板7
を固設し、この側板7にアスベストロール21、リンガロ
ール24及びデフレクタロール25を軸着してある。
ストリップフロータ4は半円筒中空状のものであり、そ
の円弧面をストリップ走行面4bとして複数の噴出口4aを
穿設し、その両端部にセンタリングガイド5として弧状
の板を装設してある。また、各々の噴出口4aの間には、
センタリングガイド5と平行に仕切板6を装設してあ
る。更に、ストリップフロータ4の上面に溶融塩圧入用
の管13を装着し、この圧入管13と浴槽1の排出口12とを
ポンプ14を介して連結してある。このようなストリップ
フロータ4が、側板7に架設したビーム8とブラケット
9によって、浴槽1内に懸吊されている。
なお、一対のラジアントチューブ15をストリップフロー
タ4の両端部と浴槽1の側壁との間に介装し、各ラジア
ントチューブ15の両端部をそれぞれ浴槽1、保温材2及
び外板3に貫通させ、下方の端部はガス燃焼装置16に連
結し、上方の端部は加熱ガスを大気に放出するようにし
てある。また、溶融塩浴Lに浸漬するように温度検出器
17をビーム8の下面に装着し、温度検出器17をガス燃焼
装置16に接続してある。
次に、上記構成の溶融塩処理装置20の動作を説明する。
まず、浴槽1及びストリップフロータ4に例えば400〜5
00℃の溶融塩浴Lを充満し、第4図に示すようにポンプ
14によって溶融塩L1を循環させて圧入管13からストリッ
プフロータ4に圧入し、ストリップ走行面4bの各噴出口
4aから噴出させる。
次いで、図示省略の冷却装置で450〜500℃に冷却された
ストリップSを、ストリップフロータ4のストリップ走
行面4bに巻回して通板する。すると、各噴出口4aからの
溶融塩L1の噴出圧が仕切板6によって平準化されてスト
リップSに作用し、ストリップSはストリップフロータ
4のストリップ走行面4bとの間隔を一定に保持して非接
触で走行する。また、第3図に示すようにストリップS
の両端部と各センタリングガイド5との隙間から流出す
る溶融塩L1の量が左右双方でほぼ均等となり、従って、
双方の隙間寸法もほぼ等しくなってストリップSのセン
タリングが非接触に行われる。
即ち、仮にセンタリングガイド5,5が無いとすると、第
7図(a)(b)に示すように、ストリップSは蛇行を
始めて振子運動を行い、ストリップフロータ4のストリ
ップ走行面(受圧面)4bに設けた仕切板6と接触してス
トリップSに擦り傷を作ることになる。
これに対し、前述の如く弧状の板をストリップ走行面4b
の両側端部に立設してセンタリングガイド5,5としたこ
とにより、第8図に示すように、ストリップSが蛇行を
始めて例えば左側のセンタリングガイド5に近づこうと
すると当該センタリングガイド5とストリップSの端部
との隙間が小さくなり、ストリップ幅方向に対しての左
右の流体の流出圧力P1,P2が均一でなくなり、高い部分P
1と低い部分P2が生じ(P1>P2)、また、流体の流出速
度も左右で異なる。ここで、P1はストリップSが近づい
た方の流出圧力、P2はストリップSが離れた方の流出圧
力である。これらの作用によって、ストリップSがセン
タリングガイド5に接触する前に、ストリップSを反対
側に押し戻す蛇行矯正力F1が働き、ライン中央部にスト
リップSを引き戻す。つまり、センタリングガイド5,5
は非接触式にストリップSのセンタリングを行う。な
お、F2は浮上力を示す。
次いで、リンガロール24とデフレクタロール25によっ
て、ストリップSに付着している溶融塩浴Lを除去した
のち、デフレクタロール27を経て次の水冷装置70にスト
リップSを送給する。
なお、浴槽1内の溶融塩浴Lはそこを通板するストリッ
プSの温度が高いのであまり冷却されないが、温度検出
器17によって常時溶融塩浴Lの温度を検出し、所定の下
限に降温するとガス燃焼装置16を作動させて燃焼ガスを
ラジアントチューブ15へ送給し、溶融塩浴Lを所定の上
限に昇温させる。
次に、第5図に示す第2の実施例を説明する。第5図に
示す溶融塩処理装置40では、浴槽1内に入側のストリッ
プフロータ34と出側のストリップフロータ35とを備えて
いる。第5図には概念的に示しているが、浴槽31及びス
トリップフロータ34,35は第1図〜第4図により説明し
た第1の実施例の浴槽1及びストリップフロータ4とほ
ぼ同様に構成され、同様の作用をなすものであり、スト
リップ走行面の曲面半径を大きくして、比較的板厚の厚
いストリップSを処理するのに適するようにしてある。
簡単に構造を説明すると、浴槽31には溶融塩浴Lを充満
してあり、その側面と底面とはそれぞれ保温材及び外板
で覆い、これらを貫通して排出管を設けてある。そし
て、浴槽31上部の側板にリンガロール64及びデフレクタ
ロール65を軸着してある。
各ストリップフロータ34,35はだ円を4半分にしたよう
な断面形状あるいは四角形の一隅を丸めたような断面形
状を持つ中空状の筒であり、その曲面をストリップ走行
面として複数の噴出口を穿設し、その両端部にセンタリ
ングガイドとして弧状の板を装設してある。また、各々
の噴出口の間には、センタリングガイドと平行に仕切板
を装設してある。更に、各ストリップフロータ34,35の
上面に溶融塩圧入用の管を装着し、この圧入管と浴槽31
の排出口とをポンプを介して連結してある。このような
2つのストリップフロータ34,35が浴槽1内に懸吊され
ている。
また、一対のラジアントチューブを各ストリップフロー
タ34,35の両端部と浴槽31の側壁との間に介装し、各ラ
ジアントチューブの両端部をそれぞれ浴槽31、保温材及
び外板に貫通させ、下方の端部はガス燃焼装置に連結
し、上方の端部は加熱ガスを大気に放出するようにして
ある。また、溶融塩浴Lに浸漬させて温度検出器を設
け、ガス燃焼装置に連続してある。
なお、第1の実施例と第2の実施例とで、各溶融塩処理
装置20,40におけるストリップSの溶融塩浴Lに浸漬す
る長さをほぼ同一にしている。
上記第1、第2各実施例で述べたストリップフロータ4,
34,35を用いることにより、ストリップSの走行速度を1
00〜200m/minに高速化することができる。
<発明の効果> 以上説明したように溶融塩処理装置の浴槽内に、従来の
浸漬ロールの代りに本発明の溶融塩浴中ストリップフロ
ータを採用することにより、次のような効果がある。
(1) ストリップの張力が小さくても、ストリップフ
ロータは非接触でストリップを溶融塩浴中に浸漬でき、
従来のように浸漬ロールと接触することがないので、接
触によるストリップの擦り傷の発生が皆無となり、従っ
て通板性が向上し、ラインを高速化することができる。
(2) 従来は浸漬ロールがストリップに接触するの
で、ストリップのロール側の面が溶融塩浴と接触する時
間がそれだけ短かくなっていたが、ストリップフロータ
はストリップと非接触なのでストリップの両面が溶融塩
浴と十分接触し、その浸漬時間が長くなる。
(3) ストリップフロータに弧状の板からなるセンタ
リングガイドがあるので、走行するストリップの張力が
小さくても、ストリップに対して非接触にセンタリング
を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のストリップフロータを備え
た溶融塩処理装置の縦断面図、第2図は酸洗処理設備全
体を示す概念的縦断面図、第3図は第1図のIII−III断
面図、第4図は溶融塩処理装置の作用説明図、第5図は
第2の実施例を示す酸洗処理設備の概念的縦断面図、第
6図は従来の酸洗処理設備の概念的縦断面図である。第
7図はセンタリングガイドが無い場合のストリップの蛇
行の様子を示す図、第8図はセンタリングガイドによる
非接触なセンタリングを示す図である。 図面中、 1,31は浴槽、 4はストリップフロータ、 4aは噴出口、 4bはストリップ走行面、 5はセンタリングガイド、 6は仕切板、 13は圧入管、 20,40は溶融塩処理装置、 34は入側のストリップフロータ、 35は出側のストリップフロータ、 Lは溶融塩浴、 L1は溶融塩、 Sはストリップである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストリップを浴槽内の溶融塩浴に浸漬して
    走行させて酸洗の前処理を行う溶融塩処理装置におい
    て、 溶融塩の圧入口と、溶融塩の複数の噴出口を有する曲面
    状の非接触のストリップ走行面と、ストリップ走行面の
    両端部に立設した弧状の板からなるセンタリングガイド
    とを具備し、前記浴槽に内設した溶融塩浴中ストリップ
    フロータ。
JP63180367A 1988-07-21 1988-07-21 溶融塩浴中ストリップフロータ Expired - Fee Related JPH0788592B2 (ja)

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