JPH0790586A - 真空装置 - Google Patents
真空装置Info
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- JPH0790586A JPH0790586A JP23758293A JP23758293A JPH0790586A JP H0790586 A JPH0790586 A JP H0790586A JP 23758293 A JP23758293 A JP 23758293A JP 23758293 A JP23758293 A JP 23758293A JP H0790586 A JPH0790586 A JP H0790586A
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- Japan
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- vacuum chamber
- vacuum
- magnetic
- chamber
- lubricant
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の薄膜を連続して形成できる技術を提供
することである。 【構成】 第1の真空槽と、第2の真空槽と、前記第1
の真空槽及び第2の真空槽に接続された第3の真空槽
と、前記第1の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第1
の連絡部と、前記第2の真空槽と第3の真空槽とを連絡
する第2の連絡部とを備えた真空装置であって、前記第
1の連絡部と第2の連絡部とが対向していないよう構成
させた真空装置。
することである。 【構成】 第1の真空槽と、第2の真空槽と、前記第1
の真空槽及び第2の真空槽に接続された第3の真空槽
と、前記第1の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第1
の連絡部と、前記第2の真空槽と第3の真空槽とを連絡
する第2の連絡部とを備えた真空装置であって、前記第
1の連絡部と第2の連絡部とが対向していないよう構成
させた真空装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金属磁性膜など
の形成に際して用いられる真空装置に関するものであ
る。
の形成に際して用いられる真空装置に関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】磁気テープ等の磁気記録媒体において
は、高密度記録化の要請から、非磁性支持体上に設けら
れる磁性層として、バインダ樹脂を用いた塗布型のもの
ではなく、バインダ樹脂を用いない金属薄膜型のものが
提案されている。すなわち、真空蒸着、スパッタリング
あるいはイオンプレーティングといった乾式メッキ手段
により磁性層を構成した磁気記録媒体が提案されている
ことは周知の通りである。そして、この種の磁気記録媒
体は磁性体の充填密度が高いことから、高密度記録に適
したものである。
は、高密度記録化の要請から、非磁性支持体上に設けら
れる磁性層として、バインダ樹脂を用いた塗布型のもの
ではなく、バインダ樹脂を用いない金属薄膜型のものが
提案されている。すなわち、真空蒸着、スパッタリング
あるいはイオンプレーティングといった乾式メッキ手段
により磁性層を構成した磁気記録媒体が提案されている
ことは周知の通りである。そして、この種の磁気記録媒
体は磁性体の充填密度が高いことから、高密度記録に適
したものである。
【0003】このような乾式メッキ手段による磁気記録
媒体の製造装置は、図4のように構成されているものが
一般的である。尚、図4中、21は冷却キャン、22a
はポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム23
の供給側ロール、22bはPETフィルム23の巻取側
ロール、24はルツボ、25は磁性金属、26は真空容
器である。そして、真空容器26内を所定の真空度のも
のに排気した後、電子銃を作動させてルツボ24内の磁
性金属25を蒸発させ、PETフィルム23に対して磁
性金属25の蒸発粒子を堆積(蒸着)させることによっ
て磁気記録媒体が製造されている。
媒体の製造装置は、図4のように構成されているものが
一般的である。尚、図4中、21は冷却キャン、22a
はポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム23
の供給側ロール、22bはPETフィルム23の巻取側
ロール、24はルツボ、25は磁性金属、26は真空容
器である。そして、真空容器26内を所定の真空度のも
のに排気した後、電子銃を作動させてルツボ24内の磁
性金属25を蒸発させ、PETフィルム23に対して磁
性金属25の蒸発粒子を堆積(蒸着)させることによっ
て磁気記録媒体が製造されている。
【0004】ところで、このような装置により得られた
金属薄膜型の磁気記録媒体にあっても、走行性の観点か
ら表面に潤滑剤が塗布されている。そして、これまでに
あっては、真空容器26内から巻取側ロール22bを取
り出し、塗布型の磁気記録媒体の磁性塗料の塗布に際し
て用いられていた塗布手段と同様な手段、例えばダイ塗
工やグラビア塗工による手段が採用されて潤滑剤が塗布
されている。
金属薄膜型の磁気記録媒体にあっても、走行性の観点か
ら表面に潤滑剤が塗布されている。そして、これまでに
あっては、真空容器26内から巻取側ロール22bを取
り出し、塗布型の磁気記録媒体の磁性塗料の塗布に際し
て用いられていた塗布手段と同様な手段、例えばダイ塗
工やグラビア塗工による手段が採用されて潤滑剤が塗布
されている。
【0005】
【発明の開示】しかしながら、上記のような潤滑剤塗布
手段は、磁性層の形成が真空槽内で行われる一方、潤滑
剤の塗布は大気中で行われているものであるから、製造
工程が複雑で、煩瑣なものとなり、コストが高く付いて
いることが次第に判って来た。このような問題点につい
ての検討が鋭意押し進められて行った結果、潤滑剤の塗
布も真空槽内で行われるようにすれば、磁性層の形成に
引き続いて潤滑剤の塗布を連続して実施できるようにな
り、製造工程をそれだけ簡略化でき、コストの低廉化が
図れるであろうとの啓示を得るに至った。
手段は、磁性層の形成が真空槽内で行われる一方、潤滑
剤の塗布は大気中で行われているものであるから、製造
工程が複雑で、煩瑣なものとなり、コストが高く付いて
いることが次第に判って来た。このような問題点につい
ての検討が鋭意押し進められて行った結果、潤滑剤の塗
布も真空槽内で行われるようにすれば、磁性層の形成に
引き続いて潤滑剤の塗布を連続して実施できるようにな
り、製造工程をそれだけ簡略化でき、コストの低廉化が
図れるであろうとの啓示を得るに至った。
【0006】そこで、図5に示す如く、真空槽A,Bを
二つ用意し、真空槽Aと真空槽Bとを通路Cを介して接
続した装置を試作し、真空槽Aで磁性膜を作成し、次い
で真空槽Bで潤滑剤の塗布を行った。しかしながら、こ
のものでは、磁性膜の形成が上手く出来ていなかった。
この原因についての検討を鋭意押し進めて行った結果、
これは、本来、磁性膜の形成が行われる真空槽Aの真空
度は10-4〜10-6Torr程度、例えば2×10-5T
orrといったものでなければならないのに対して、潤
滑剤の塗布が行われる真空槽Bの真空度は1〜10-4T
orr程度、例えば5×10-2Torrの真空度であ
り、この為真空槽Bから真空槽Aに分子流の移動が起
き、真空槽Aの真空度が低下し、かつ、雰囲気が汚染さ
れ、この為に磁性膜の形成が上手く出来ていないことが
判って来たのである。
二つ用意し、真空槽Aと真空槽Bとを通路Cを介して接
続した装置を試作し、真空槽Aで磁性膜を作成し、次い
で真空槽Bで潤滑剤の塗布を行った。しかしながら、こ
のものでは、磁性膜の形成が上手く出来ていなかった。
この原因についての検討を鋭意押し進めて行った結果、
これは、本来、磁性膜の形成が行われる真空槽Aの真空
度は10-4〜10-6Torr程度、例えば2×10-5T
orrといったものでなければならないのに対して、潤
滑剤の塗布が行われる真空槽Bの真空度は1〜10-4T
orr程度、例えば5×10-2Torrの真空度であ
り、この為真空槽Bから真空槽Aに分子流の移動が起
き、真空槽Aの真空度が低下し、かつ、雰囲気が汚染さ
れ、この為に磁性膜の形成が上手く出来ていないことが
判って来たのである。
【0007】そして、さらなる検討が押し進められて行
った結果、真空槽Aと真空槽Bとの連絡通路を段違いに
構成させておけば、真空槽Bから真空槽Aに分子が直進
して侵入することは出来ず、真空槽Aの真空度が低下せ
ず、かつ、雰囲気が汚染されることもなく、磁性膜の形
成は上手く出来るであろうと考えた。そして、このこと
を試験してみた処、予想以上の好成績を得たのである。
った結果、真空槽Aと真空槽Bとの連絡通路を段違いに
構成させておけば、真空槽Bから真空槽Aに分子が直進
して侵入することは出来ず、真空槽Aの真空度が低下せ
ず、かつ、雰囲気が汚染されることもなく、磁性膜の形
成は上手く出来るであろうと考えた。そして、このこと
を試験してみた処、予想以上の好成績を得たのである。
【0008】このような観点から本発明が達成されたも
のであり、本発明の目的は、複数の薄膜を連続して形成
できる技術を提供することである。この本発明の目的
は、第1の真空槽と、第2の真空槽と、前記第1の真空
槽及び第2の真空槽に接続された第3の真空槽と、前記
第1の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第1の連絡部
と、前記第2の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第2
の連絡部とを備えた真空装置であって、前記第1の連絡
部と第2の連絡部とが対向していないよう構成させたこ
とを特徴とする真空装置によって達成される。
のであり、本発明の目的は、複数の薄膜を連続して形成
できる技術を提供することである。この本発明の目的
は、第1の真空槽と、第2の真空槽と、前記第1の真空
槽及び第2の真空槽に接続された第3の真空槽と、前記
第1の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第1の連絡部
と、前記第2の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第2
の連絡部とを備えた真空装置であって、前記第1の連絡
部と第2の連絡部とが対向していないよう構成させたこ
とを特徴とする真空装置によって達成される。
【0009】尚、この真空装置において、第1の連絡部
に対向して排気系が第3の真空槽に設けられてなること
が好ましく、又、第2の連絡部に対向して排気系が第3
の真空槽に設けられてなることが好ましい。又、支持体
上に金属薄膜型の磁性層を設け、この磁性層上に潤滑層
を設けた金属薄膜型の磁気記録媒体の作製に本発明の真
空装置を用いる場合には、走行する支持体上に金属薄膜
型の磁性層を設ける金属薄膜形成手段を第1の真空槽に
設け、この金属薄膜形成手段で形成された金属薄膜型の
磁性層に潤滑剤の蒸気を吹き付ける吹付手段を第2の真
空槽に設けておけば良い。
に対向して排気系が第3の真空槽に設けられてなること
が好ましく、又、第2の連絡部に対向して排気系が第3
の真空槽に設けられてなることが好ましい。又、支持体
上に金属薄膜型の磁性層を設け、この磁性層上に潤滑層
を設けた金属薄膜型の磁気記録媒体の作製に本発明の真
空装置を用いる場合には、走行する支持体上に金属薄膜
型の磁性層を設ける金属薄膜形成手段を第1の真空槽に
設け、この金属薄膜形成手段で形成された金属薄膜型の
磁性層に潤滑剤の蒸気を吹き付ける吹付手段を第2の真
空槽に設けておけば良い。
【0010】又、金属磁性膜を複数層で構成する場合に
は、これに応じて真空槽を複数設け、そしてこれらの真
空槽の間の関係を上記のように構成させれば良い。以
下、具体的な実施例を挙げて説明する。
は、これに応じて真空槽を複数設け、そしてこれらの真
空槽の間の関係を上記のように構成させれば良い。以
下、具体的な実施例を挙げて説明する。
【0011】
【実施例】図1〜図3は本発明に係る真空装置の一実施
例を示すもので、図1は磁気記録媒体製造装置全体の概
略図、図2及び図3は要部の概略図である。各図中、1
aは磁性層(磁性薄膜)形成用の第1の真空槽、1bは
潤滑剤の塗布(吹き付け)が行われる第2の真空槽であ
り、これら第1の真空槽1aと第2の真空槽1bとの間
には連絡室1cが設けられており、第1の真空槽1aと
連絡室1cとが通路1dによってつながれており、第2
の真空槽1bと連絡室1cとが通路1eによってつなが
れている。そして、通路1dと通路1eとは、一直線上
にはないよう段違い構造となっている。又、図2に示す
如く、連絡室1cには、通路1d及び通路1eに対向し
て排気系が設けられている。
例を示すもので、図1は磁気記録媒体製造装置全体の概
略図、図2及び図3は要部の概略図である。各図中、1
aは磁性層(磁性薄膜)形成用の第1の真空槽、1bは
潤滑剤の塗布(吹き付け)が行われる第2の真空槽であ
り、これら第1の真空槽1aと第2の真空槽1bとの間
には連絡室1cが設けられており、第1の真空槽1aと
連絡室1cとが通路1dによってつながれており、第2
の真空槽1bと連絡室1cとが通路1eによってつなが
れている。そして、通路1dと通路1eとは、一直線上
にはないよう段違い構造となっている。又、図2に示す
如く、連絡室1cには、通路1d及び通路1eに対向し
て排気系が設けられている。
【0012】2は第1の真空槽1a内に配設された冷却
キャンロール、3は防着板、4はルツボ、5は磁性金
属、6は酸素ガス吐出用のノズルであり、このノズル6
のノズル口6aは冷却キャンロール2の中心に向かって
配設されている。尚、ルツボ4に充填される磁性金属5
としては、例えばFe,Co,Ni等の金属の他に、C
o−Ni合金、Co−Pt合金、Co−Ni−Pt合
金、Fe−Co合金、Fe−Ni合金、Fe−Co−N
i合金、Fe−Co−B合金、Co−Ni−Fe−B合
金、Co−Cr合金、あるいはこれらにAl等の金属を
含有させたもの等が挙げられる。
キャンロール、3は防着板、4はルツボ、5は磁性金
属、6は酸素ガス吐出用のノズルであり、このノズル6
のノズル口6aは冷却キャンロール2の中心に向かって
配設されている。尚、ルツボ4に充填される磁性金属5
としては、例えばFe,Co,Ni等の金属の他に、C
o−Ni合金、Co−Pt合金、Co−Ni−Pt合
金、Fe−Co合金、Fe−Ni合金、Fe−Co−N
i合金、Fe−Co−B合金、Co−Ni−Fe−B合
金、Co−Cr合金、あるいはこれらにAl等の金属を
含有させたもの等が挙げられる。
【0013】7aは第1の真空槽1a内に配設された供
給側ロール、7bは第2の真空槽1b内に配設された巻
取側ロールであり、供給側ロール7aに巻回されている
非磁性の支持体8が冷却キャンロール2に沿って巻か
れ、そしてガイドローラに添接案内され、通路1dから
連絡室1c、そして通路1eを通って第2の真空槽1b
側に案内され、第2の真空槽1b内に配設された加熱キ
ャンロール9に沿って巻かれ、巻取側ロール7bに巻き
取られて行くようになっている。
給側ロール、7bは第2の真空槽1b内に配設された巻
取側ロールであり、供給側ロール7aに巻回されている
非磁性の支持体8が冷却キャンロール2に沿って巻か
れ、そしてガイドローラに添接案内され、通路1dから
連絡室1c、そして通路1eを通って第2の真空槽1b
側に案内され、第2の真空槽1b内に配設された加熱キ
ャンロール9に沿って巻かれ、巻取側ロール7bに巻き
取られて行くようになっている。
【0014】尚、支持体8は、例えばPET等のポリエ
ステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポ
リカーボネート、ポリプロピレン等のオレフィン系の樹
脂、セルロース系の樹脂、塩化ビニル系の樹脂といった
高分子材料、ガラスやセラミック等の無機系材料、アル
ミニウム合金などの金属材料が用いられる。そして、支
持体8面上には、必要に応じて磁性層(磁性薄膜)の密
着性を向上させる為のアンダーコート層が設けられてい
る。すなわち、表面の粗さを適度に粗すことにより、例
えば斜め蒸着法により構成される磁性薄膜の密着性を向
上させ、さらに磁気記録媒体表面の表面粗さを適度なも
のとして走行性を改善する為、例えばSiO2 等の粒子
を含有させた厚さが0.005〜0.1μmの塗膜を設
けることによってアンダーコート層が構成されている。
ステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポ
リカーボネート、ポリプロピレン等のオレフィン系の樹
脂、セルロース系の樹脂、塩化ビニル系の樹脂といった
高分子材料、ガラスやセラミック等の無機系材料、アル
ミニウム合金などの金属材料が用いられる。そして、支
持体8面上には、必要に応じて磁性層(磁性薄膜)の密
着性を向上させる為のアンダーコート層が設けられてい
る。すなわち、表面の粗さを適度に粗すことにより、例
えば斜め蒸着法により構成される磁性薄膜の密着性を向
上させ、さらに磁気記録媒体表面の表面粗さを適度なも
のとして走行性を改善する為、例えばSiO2 等の粒子
を含有させた厚さが0.005〜0.1μmの塗膜を設
けることによってアンダーコート層が構成されている。
【0015】10は加熱キャンロール9に対向して配設
されたターボ分子ポンプ、11はターボ分子ポンプ10
端に接続された筒、12は筒11内に配置されたルツ
ボ、13はルツボ12内に充填された潤滑剤、14はル
ツボ12内に充填された潤滑剤13を加熱するヒーター
である。尚、潤滑剤としては、例えば分子量2000〜
5000のパーフルオロポリエーテル、例えば-(C(R)F-
CF2-O)p - (但し、RはF,CF3 ,CH3 などの
基)、特にHOOC-CF2(O-C2F4)p (OCF2) q -OCF2-COOH ,
F-(CF2CF2CF2O)n -CF2CF2COOH といったようなカルボキ
シル基変性パーフロオロポリエーテル、HOCH2-CF2(O-C2
F4) p (OCF2) q -OCF2-CH2OH,HO-(C2H4-O) m -CH2-(O-
C2F4) p (OCF2) q -OCH2-(OCH2CH2)n -OH ,F-(CF2CF2C
F2O)n -CF2CF2CH2OHといったようなアルコール変性パー
フロオロポリエーテル等が挙げられる。具体的には、モ
ンテカチーニ社のFOMBLIN Z DIACやFO
MBLIN Z DOL等がある。
されたターボ分子ポンプ、11はターボ分子ポンプ10
端に接続された筒、12は筒11内に配置されたルツ
ボ、13はルツボ12内に充填された潤滑剤、14はル
ツボ12内に充填された潤滑剤13を加熱するヒーター
である。尚、潤滑剤としては、例えば分子量2000〜
5000のパーフルオロポリエーテル、例えば-(C(R)F-
CF2-O)p - (但し、RはF,CF3 ,CH3 などの
基)、特にHOOC-CF2(O-C2F4)p (OCF2) q -OCF2-COOH ,
F-(CF2CF2CF2O)n -CF2CF2COOH といったようなカルボキ
シル基変性パーフロオロポリエーテル、HOCH2-CF2(O-C2
F4) p (OCF2) q -OCF2-CH2OH,HO-(C2H4-O) m -CH2-(O-
C2F4) p (OCF2) q -OCH2-(OCH2CH2)n -OH ,F-(CF2CF2C
F2O)n -CF2CF2CH2OHといったようなアルコール変性パー
フロオロポリエーテル等が挙げられる。具体的には、モ
ンテカチーニ社のFOMBLIN Z DIACやFO
MBLIN Z DOL等がある。
【0016】尚、15は支持体8の走行経路に設けられ
たガイドローラである。上記のように構成させた装置に
おいて、第1の真空槽1a内を10-4〜10-6Torr
程度、例えば2×10-5Torrの真空度に排気した
後、抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム加熱などにより
ルツボ4内の磁性金属5を蒸発させ、PETフィルム等
の支持体8に対して0.04〜2μm厚さ磁性金属5を
蒸着させて磁性薄膜を形成する。
たガイドローラである。上記のように構成させた装置に
おいて、第1の真空槽1a内を10-4〜10-6Torr
程度、例えば2×10-5Torrの真空度に排気した
後、抵抗加熱、高周波加熱、電子ビーム加熱などにより
ルツボ4内の磁性金属5を蒸発させ、PETフィルム等
の支持体8に対して0.04〜2μm厚さ磁性金属5を
蒸着させて磁性薄膜を形成する。
【0017】この磁性薄膜の形成に際しては、ノズル6
のノズル口6aから50℃程度に加熱された酸素ガスが
磁性金属5の蒸着部分(磁性薄膜)に約150cc/m
in程度の割合で吹き付けられ、磁性薄膜の表層部分が
強制酸化させられる。尚、図1からも判る通り、磁性金
属が堆積して磁性薄膜が形成された瞬間から直後の間で
ある位置において酸素ガスが吹き付けられるよう、か
つ、その吹付角度(衝突角度)が90°であるようノズ
ル6のノズル口6aはセッティングされている。
のノズル口6aから50℃程度に加熱された酸素ガスが
磁性金属5の蒸着部分(磁性薄膜)に約150cc/m
in程度の割合で吹き付けられ、磁性薄膜の表層部分が
強制酸化させられる。尚、図1からも判る通り、磁性金
属が堆積して磁性薄膜が形成された瞬間から直後の間で
ある位置において酸素ガスが吹き付けられるよう、か
つ、その吹付角度(衝突角度)が90°であるようノズ
ル6のノズル口6aはセッティングされている。
【0018】このようにして磁性薄膜が形成され、そし
て酸化処理が施され、この後所定の経路を通って第2の
真空槽1b側に案内されて行く。1〜10-4Torr程
度、例えば5×10-2Torrの真空度に排気されてい
る第2の真空槽1b側に導かれて来た支持体8は加熱キ
ャンロール9に添接される。そして、この加熱キャンロ
ール9に対向してターボ分子ポンプ10が設けられてお
り、このターボ分子ポンプ10にはヒーター14で20
0℃程度に加熱されたルツボ12内の潤滑剤が蒸気とし
て集められているから、潤滑剤の蒸気が支持体8の磁性
薄膜表面(酸化膜の表面)に乾燥後の厚さが20Å程度
となるよう吹き付けられる。
て酸化処理が施され、この後所定の経路を通って第2の
真空槽1b側に案内されて行く。1〜10-4Torr程
度、例えば5×10-2Torrの真空度に排気されてい
る第2の真空槽1b側に導かれて来た支持体8は加熱キ
ャンロール9に添接される。そして、この加熱キャンロ
ール9に対向してターボ分子ポンプ10が設けられてお
り、このターボ分子ポンプ10にはヒーター14で20
0℃程度に加熱されたルツボ12内の潤滑剤が蒸気とし
て集められているから、潤滑剤の蒸気が支持体8の磁性
薄膜表面(酸化膜の表面)に乾燥後の厚さが20Å程度
となるよう吹き付けられる。
【0019】尚、潤滑剤は、20℃で蒸気圧が10-4〜
10-5torr程度であって蒸発させにくく、かつ、2
50℃程度の温度で分解してしまうといった性質を有し
ているものの、減圧下での加熱とターボ分子ポンプとを
用いることによって、潤滑剤の蒸気が磁性薄膜表面に効
率良く吹き付けられる。ところで、第1の真空槽1aと
第2の真空槽1bとの間には連絡室1cが設けられ、第
1の真空槽1aと連絡室1cとは通路1dによって、第
2の真空槽1bと連絡室1cとは通路1eによってつな
がれ、しかも通路1dと通路1eとは一直線上にはない
よう段違い構造となっていることから、高圧の第2の真
空槽1b内部の気体分子が直進して第1の真空槽1a内
部に侵入し難いものとなっている。従って、第1の真空
槽1aと第2の真空槽1bとが連結されていても、第1
の真空槽1aの真空度が低下したり、汚染されたりする
ことがなく、第1の真空槽1aがあたかも独立系のよう
な特長が奏される。すなわち、磁性膜の形成が綺麗に行
われる。
10-5torr程度であって蒸発させにくく、かつ、2
50℃程度の温度で分解してしまうといった性質を有し
ているものの、減圧下での加熱とターボ分子ポンプとを
用いることによって、潤滑剤の蒸気が磁性薄膜表面に効
率良く吹き付けられる。ところで、第1の真空槽1aと
第2の真空槽1bとの間には連絡室1cが設けられ、第
1の真空槽1aと連絡室1cとは通路1dによって、第
2の真空槽1bと連絡室1cとは通路1eによってつな
がれ、しかも通路1dと通路1eとは一直線上にはない
よう段違い構造となっていることから、高圧の第2の真
空槽1b内部の気体分子が直進して第1の真空槽1a内
部に侵入し難いものとなっている。従って、第1の真空
槽1aと第2の真空槽1bとが連結されていても、第1
の真空槽1aの真空度が低下したり、汚染されたりする
ことがなく、第1の真空槽1aがあたかも独立系のよう
な特長が奏される。すなわち、磁性膜の形成が綺麗に行
われる。
【0020】特に、通路1d及び通路1eに対向して排
気系が設けられていることから、第1の真空槽1aと第
2の真空槽1bとの独立性が極めて高いものとなってお
り、磁性膜が綺麗に形成される。そして、潤滑剤の吹付
作業も、第1の真空槽1aの雰囲気から独立して行われ
ているから、潤滑剤吹付作業も良好に行われ、磁性薄膜
の形成と潤滑剤の形成が良好に行われる。
気系が設けられていることから、第1の真空槽1aと第
2の真空槽1bとの独立性が極めて高いものとなってお
り、磁性膜が綺麗に形成される。そして、潤滑剤の吹付
作業も、第1の真空槽1aの雰囲気から独立して行われ
ているから、潤滑剤吹付作業も良好に行われ、磁性薄膜
の形成と潤滑剤の形成が良好に行われる。
【0021】この後、所定の幅にスリットし、磁気テー
プなどにする。尚、上記の実施例では、通路1dと通路
1eとは一直線上にはないよう段違い構造のものとした
が、これは同一水平ライン上にあっても、向きが異なっ
たものであれば良い。すなわち、一直線上にないように
しておけば、高圧の第2の真空槽1b内部の気体分子が
直進して第1の真空槽1a内部に侵入し難いものとな
る。
プなどにする。尚、上記の実施例では、通路1dと通路
1eとは一直線上にはないよう段違い構造のものとした
が、これは同一水平ライン上にあっても、向きが異なっ
たものであれば良い。すなわち、一直線上にないように
しておけば、高圧の第2の真空槽1b内部の気体分子が
直進して第1の真空槽1a内部に侵入し難いものとな
る。
【0022】
【効果】本発明によれば、例えば磁性薄膜の形成と潤滑
剤の形成とが作業性良く行われ、しかもこれらの膜は綺
麗に形成され、高性能で低廉な磁気記録媒体を作製でき
る。
剤の形成とが作業性良く行われ、しかもこれらの膜は綺
麗に形成され、高性能で低廉な磁気記録媒体を作製でき
る。
【図1】本発明になる真空装置(磁気記録媒体の製造装
置)の概略説明図
置)の概略説明図
【図2】本発明になる真空装置(磁気記録媒体の製造装
置)の要部の概略側面図
置)の要部の概略側面図
【図3】本発明になる真空装置(磁気記録媒体の製造装
置)の要部の概略平面図
置)の要部の概略平面図
【図4】従来の磁気記録媒体の製造装置の概略説明図
【図5】本発明に至る途中経過における磁気記録媒体製
造装置の概略説明図
造装置の概略説明図
1a 第1の真空槽 1b 第2の真空槽 1c 連絡室(第3の真空槽) 1d,1e 通路 2 冷却キャンロール 4 ルツボ 5 磁性金属 8 支持体 9 加熱キャンロール 10 ターボ分子ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 章 栃木県芳賀郡市貝町大字赤羽2606 花王株 式会社情報科学研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 第1の真空槽と、第2の真空槽と、前記
第1の真空槽及び第2の真空槽に接続された第3の真空
槽と、前記第1の真空槽と第3の真空槽とを連絡する第
1の連絡部と、前記第2の真空槽と第3の真空槽とを連
絡する第2の連絡部とを備えた真空装置であって、前記
第1の連絡部と第2の連絡部とが対向していないよう構
成させたことを特徴とする真空装置。 - 【請求項2】 第1の連絡部に対向して排気系が第3の
真空槽に設けられてなることを特徴とする請求項1の真
空装置。 - 【請求項3】 第2の連絡部に対向して排気系が第3の
真空槽に設けられてなることを特徴とする請求項1の真
空装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23758293A JPH0790586A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 真空装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23758293A JPH0790586A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 真空装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0790586A true JPH0790586A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17017460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23758293A Pending JPH0790586A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 真空装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0790586A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23758293A patent/JPH0790586A/ja active Pending
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