JPH10105947A - 薄膜磁気記録媒体 - Google Patents
薄膜磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH10105947A JPH10105947A JP25454496A JP25454496A JPH10105947A JP H10105947 A JPH10105947 A JP H10105947A JP 25454496 A JP25454496 A JP 25454496A JP 25454496 A JP25454496 A JP 25454496A JP H10105947 A JPH10105947 A JP H10105947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- magnetic
- support
- film
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁性層およびバックコート層を真空成膜法に
より形成し、全厚さが5.0μm以下である、良好な走
行性を維持する磁気記録媒体を低価格において提供す
る。 【解決手段】 厚さ1μmのフィルムにおけるステッフ
ネスが6×10-3N/μm2以下であるような厚さ3.
0〜4.5μmのプラスチックフィルムの一方の面に磁
性層が、もう一方の面にバックコート層がそれぞれ真空
成膜法により形成されていることを特徴とする磁気記録
媒体。
より形成し、全厚さが5.0μm以下である、良好な走
行性を維持する磁気記録媒体を低価格において提供す
る。 【解決手段】 厚さ1μmのフィルムにおけるステッフ
ネスが6×10-3N/μm2以下であるような厚さ3.
0〜4.5μmのプラスチックフィルムの一方の面に磁
性層が、もう一方の面にバックコート層がそれぞれ真空
成膜法により形成されていることを特徴とする磁気記録
媒体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体に関す
る。より詳しくは、厚さ1μmのフィルムにおけるステ
ッフネスが6×10-3N/μm2以下である厚さ3.0
〜4.5μmのプラスチックフィルムを使用し、かつプ
ラスチックフィルムの一方の面に磁性層を、もう一方の
面にバックコート層を真空中で成膜することにより良好
な走行性を示す磁気記録媒体に関する。
る。より詳しくは、厚さ1μmのフィルムにおけるステ
ッフネスが6×10-3N/μm2以下である厚さ3.0
〜4.5μmのプラスチックフィルムを使用し、かつプ
ラスチックフィルムの一方の面に磁性層を、もう一方の
面にバックコート層を真空中で成膜することにより良好
な走行性を示す磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体特に磁気テープの高密度記
録化や小型化は近年著しい勢いで進んでいる。それに伴
い磁気テープの支持体の薄帯化あるいは磁気テープを構
成する磁性層等の各層の薄膜化が求められている。例え
ば磁気記録媒体の支持体としては、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)等のプラスチックをはじめとする非
磁性支持体が広く用いられ、その厚さは例えばVHS型
のビデオテープでは15.0μm程度、8mmビデオテ
ープでは9.0μm程度、さらにDVCでは6.3μm
程度であり、高密度記録化が進むにつれ支持体の薄帯化
も進んできた。一方磁性層に関しては、従来磁気記録媒
体の製造方法において、簡便でありしかも生産性の高い
塗布する方法が主流であった。しかし塗布する方法では
バインダーを含むため記録密度を高くするには限界があ
り、磁気記録媒体に対する高密度記録化への要求が高ま
るにつれ、バインダーを含まない蒸着等の真空成膜法へ
と主流は移ってきた。真空成膜法により形成される金属
薄膜型の磁気記録媒体は、単位体積当たりの磁性体の量
が多く、その分膜厚を薄くすることができるため、磁気
記録媒体の高密度記録化さらに小型化に有望であるとさ
れている。
録化や小型化は近年著しい勢いで進んでいる。それに伴
い磁気テープの支持体の薄帯化あるいは磁気テープを構
成する磁性層等の各層の薄膜化が求められている。例え
ば磁気記録媒体の支持体としては、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)等のプラスチックをはじめとする非
磁性支持体が広く用いられ、その厚さは例えばVHS型
のビデオテープでは15.0μm程度、8mmビデオテ
ープでは9.0μm程度、さらにDVCでは6.3μm
程度であり、高密度記録化が進むにつれ支持体の薄帯化
も進んできた。一方磁性層に関しては、従来磁気記録媒
体の製造方法において、簡便でありしかも生産性の高い
塗布する方法が主流であった。しかし塗布する方法では
バインダーを含むため記録密度を高くするには限界があ
り、磁気記録媒体に対する高密度記録化への要求が高ま
るにつれ、バインダーを含まない蒸着等の真空成膜法へ
と主流は移ってきた。真空成膜法により形成される金属
薄膜型の磁気記録媒体は、単位体積当たりの磁性体の量
が多く、その分膜厚を薄くすることができるため、磁気
記録媒体の高密度記録化さらに小型化に有望であるとさ
れている。
【0003】ところで支持体の磁性層と反対の面には、
帯電防止効果によるゴミの付着防止、表面性を制御する
ことにより得られる良好な走行安定性、磁性層側とのバ
ランスをとり反りの発生を防止する、といった理由によ
りバックコート層が形成されている。従来はバックコー
ト層の形成においても塗布する方法が主流であったが、
バインダーの存在によりバックコート層が十分な導電性
を得ることができない、工程途中において大気中に支持
体をさらさなければならずゴミが付着する等の問題があ
った。バックコート層を真空成膜法により形成する方法
では、上記塗布する方法で問題となった導電性とゴミの
付着などの問題は改善することができたが、バックコー
ト層表面が平滑になりすぎる、バックコート層に十分な
硬度を持たせることが難しい、支持体の端面が波状に変
形する、半金属を真空成膜する場合には十分な導電性を
得ることができないといった点が問題となっていた。以
上の問題点に対して本件出願人より、バックコート層を
金属あるいは半金属の二層以上の膜とすることにより適
度な表面性と弾力性を持たせる提案が特開平7−988
53号に、炭素系の膜によりバックコート層を形成する
ことによりバックコート層に十分な硬度を持たせる提案
が特開平8−102044号に、バックコート層上にダ
イヤモンドライクカーボン層を形成することにより支持
体の端面の変形を抑える提案が特開平8−102051
号に、半金属と不純物を真空蒸着することによりバック
コート層の導電性を改善する提案が特開平7−9883
0号にそれぞれされている。
帯電防止効果によるゴミの付着防止、表面性を制御する
ことにより得られる良好な走行安定性、磁性層側とのバ
ランスをとり反りの発生を防止する、といった理由によ
りバックコート層が形成されている。従来はバックコー
ト層の形成においても塗布する方法が主流であったが、
バインダーの存在によりバックコート層が十分な導電性
を得ることができない、工程途中において大気中に支持
体をさらさなければならずゴミが付着する等の問題があ
った。バックコート層を真空成膜法により形成する方法
では、上記塗布する方法で問題となった導電性とゴミの
付着などの問題は改善することができたが、バックコー
ト層表面が平滑になりすぎる、バックコート層に十分な
硬度を持たせることが難しい、支持体の端面が波状に変
形する、半金属を真空成膜する場合には十分な導電性を
得ることができないといった点が問題となっていた。以
上の問題点に対して本件出願人より、バックコート層を
金属あるいは半金属の二層以上の膜とすることにより適
度な表面性と弾力性を持たせる提案が特開平7−988
53号に、炭素系の膜によりバックコート層を形成する
ことによりバックコート層に十分な硬度を持たせる提案
が特開平8−102044号に、バックコート層上にダ
イヤモンドライクカーボン層を形成することにより支持
体の端面の変形を抑える提案が特開平8−102051
号に、半金属と不純物を真空蒸着することによりバック
コート層の導電性を改善する提案が特開平7−9883
0号にそれぞれされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後より一層の高密度
記録化ならびに小型化が磁気記録媒体に望まれ、支持体
の薄帯化と磁性層の薄膜化が進むものと考えられる。と
ころで良好なヘッドタッチおよび良好な走行性を実現す
るためには適正なステッフネスをもつ磁気記録媒体を得
なければならない。例えば近年の磁気記録媒体の小型化
の要求に答え、支持体の厚さを薄くすると支持体全体と
してのステッフネスが急激に低下し、ヘッドタッチ不良
による出力低下や走行性が悪化するといった問題が生じ
るようになった。特に1μm当たりのステッフネスが6
×10-3N/μm2以下の弾力性の弱いプラスチックフ
ィルム、例えば広く磁気記録媒体の支持体として使用さ
れているポリエチレンテレフタレート等の厚さ3.0〜
4.5μmの支持体では問題が顕著に現れた。ここで1
μm当たりのステッフネスが6×10-3N/μm2より
も大きい、弾力性の強いプラスチックフィルムの使用も
考えられるが、このようなフィルムは例えばアラミドで
あるが、アラミドの価格は現在広く使用されているポリ
エチレンテレフタレートの10倍以上と大変に高価であ
る。逆に支持体全体としてのステッフネスが大き過ぎて
も良好なヘッドタッチや走行性を得ることはできない。
記録化ならびに小型化が磁気記録媒体に望まれ、支持体
の薄帯化と磁性層の薄膜化が進むものと考えられる。と
ころで良好なヘッドタッチおよび良好な走行性を実現す
るためには適正なステッフネスをもつ磁気記録媒体を得
なければならない。例えば近年の磁気記録媒体の小型化
の要求に答え、支持体の厚さを薄くすると支持体全体と
してのステッフネスが急激に低下し、ヘッドタッチ不良
による出力低下や走行性が悪化するといった問題が生じ
るようになった。特に1μm当たりのステッフネスが6
×10-3N/μm2以下の弾力性の弱いプラスチックフ
ィルム、例えば広く磁気記録媒体の支持体として使用さ
れているポリエチレンテレフタレート等の厚さ3.0〜
4.5μmの支持体では問題が顕著に現れた。ここで1
μm当たりのステッフネスが6×10-3N/μm2より
も大きい、弾力性の強いプラスチックフィルムの使用も
考えられるが、このようなフィルムは例えばアラミドで
あるが、アラミドの価格は現在広く使用されているポリ
エチレンテレフタレートの10倍以上と大変に高価であ
る。逆に支持体全体としてのステッフネスが大き過ぎて
も良好なヘッドタッチや走行性を得ることはできない。
【0005】また金属薄膜はバインダーを含まないため
に強い弾力性を持つ。さらに近年では上述のように支持
体上の磁性層とは反対の面のバックコート層も真空成膜
法により形成されるようになった。上記の提案によりバ
ックコート層の表面性あるいは硬さについては改善さ
れ、それとともにバックコート層の強い弾力性も顕在化
するようになった。
に強い弾力性を持つ。さらに近年では上述のように支持
体上の磁性層とは反対の面のバックコート層も真空成膜
法により形成されるようになった。上記の提案によりバ
ックコート層の表面性あるいは硬さについては改善さ
れ、それとともにバックコート層の強い弾力性も顕在化
するようになった。
【0006】さて今後は磁気記録媒体自体の小型化や磁
気記録媒体の高密度記録化がさらに進むと考えられ、そ
れにつれ支持体の薄帯化もより進むものと予想される。
そこで本発明では、以上のような問題に鑑み、1μm当
たりのステッフネスが6×10-3N/μm2以下であり
厚さ3.0〜4.5μmのプラスチックフィルムの一方
の面に真空成膜法により磁性層を、フィルム上の磁性層
とは反対の面に真空成膜法によりバックコート層を形成
することにより磁気記録媒体全体として適正なステッフ
ネスを持つようにし、それによりステッフネスは大きい
が非常に高価なアラミド等を使用することなしに良好な
走行性を維持できる磁気記録媒体を得ることを目的とす
る。
気記録媒体の高密度記録化がさらに進むと考えられ、そ
れにつれ支持体の薄帯化もより進むものと予想される。
そこで本発明では、以上のような問題に鑑み、1μm当
たりのステッフネスが6×10-3N/μm2以下であり
厚さ3.0〜4.5μmのプラスチックフィルムの一方
の面に真空成膜法により磁性層を、フィルム上の磁性層
とは反対の面に真空成膜法によりバックコート層を形成
することにより磁気記録媒体全体として適正なステッフ
ネスを持つようにし、それによりステッフネスは大きい
が非常に高価なアラミド等を使用することなしに良好な
走行性を維持できる磁気記録媒体を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記のよ
うな状況に鑑み、厚さ3.0〜4.5μmの支持体を用
いて磁性層とバックコート層を真空成膜法により形成し
た場合にも支持体の歪みが防止でき、良好な走行性が得
られる磁気記録媒体を提供するべく研究した結果、厚さ
1μmのフィルムにおけるステッフネスが6×10-3N
/μm2以下であるような厚さ3.0〜4.5μmのプ
ラスチックフィルムの一方の面に磁性層を、もう一方の
面にバックコート層をそれぞれ真空成膜法により形成す
ることにより前記の目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
うな状況に鑑み、厚さ3.0〜4.5μmの支持体を用
いて磁性層とバックコート層を真空成膜法により形成し
た場合にも支持体の歪みが防止でき、良好な走行性が得
られる磁気記録媒体を提供するべく研究した結果、厚さ
1μmのフィルムにおけるステッフネスが6×10-3N
/μm2以下であるような厚さ3.0〜4.5μmのプ
ラスチックフィルムの一方の面に磁性層を、もう一方の
面にバックコート層をそれぞれ真空成膜法により形成す
ることにより前記の目的を達成できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
【0008】本発明に用いられる支持体は、その弾力性
に特徴を有する。すなわち本発明において用いられる支
持体は、3.0〜4.5μmのプラスチックフィルムで
あり、かつそのフィルムの厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが6×10-3N/μm2以下である。ステッフネス
はフィルムの弾力性を評価する値であり、一般にはフィ
ルムの引張力−伸び曲線を測定し、その曲線における初
期の直線部分の傾きから求められる値である。本発明に
用いられる支持体は上記の厚さおよびステッフネスを持
つプラスチックフィルムであれば限定はされず、ポリエ
ステル、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフ
ィン、セルローストリアセテートやセルロースジアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリカーボネート、ポリ塩
化ビニル、ポリイミド、芳香族ポリアミド等の各種プラ
スチックの使用が考えられる。しかし価格の点からは特
にポリエチレンテレフタレート(PET)の使用が好ま
しい。また使用する支持体においてステッフネスで表現
される弾力性を所望の値とするために、プラスチックフ
ィルムの中にフィラーを添加しても良い。フィルム中に
添加されるフィラーはSiO2、ZnO、Al2O3、プ
ラスチック等のビーズであり、熱処理あるいは加圧処理
を行うことによりフィルム中に添加される。添加される
フィラーの直径は15nm以下であることが特に好まし
い。さらにフィラーはプラスチックフィルム中の表面近
傍に偏在していてもあるいはプラスチックフィルム中に
ランダムに存在していてもどちらでも良い。
に特徴を有する。すなわち本発明において用いられる支
持体は、3.0〜4.5μmのプラスチックフィルムで
あり、かつそのフィルムの厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが6×10-3N/μm2以下である。ステッフネス
はフィルムの弾力性を評価する値であり、一般にはフィ
ルムの引張力−伸び曲線を測定し、その曲線における初
期の直線部分の傾きから求められる値である。本発明に
用いられる支持体は上記の厚さおよびステッフネスを持
つプラスチックフィルムであれば限定はされず、ポリエ
ステル、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフ
ィン、セルローストリアセテートやセルロースジアセテ
ート等のセルロース誘導体、ポリカーボネート、ポリ塩
化ビニル、ポリイミド、芳香族ポリアミド等の各種プラ
スチックの使用が考えられる。しかし価格の点からは特
にポリエチレンテレフタレート(PET)の使用が好ま
しい。また使用する支持体においてステッフネスで表現
される弾力性を所望の値とするために、プラスチックフ
ィルムの中にフィラーを添加しても良い。フィルム中に
添加されるフィラーはSiO2、ZnO、Al2O3、プ
ラスチック等のビーズであり、熱処理あるいは加圧処理
を行うことによりフィルム中に添加される。添加される
フィラーの直径は15nm以下であることが特に好まし
い。さらにフィラーはプラスチックフィルム中の表面近
傍に偏在していてもあるいはプラスチックフィルム中に
ランダムに存在していてもどちらでも良い。
【0009】本発明において磁性層は通常の蒸着やスパ
ッタ等の真空成膜法により形成される。金属薄膜型磁性
層を形成する磁性材料としては、通常の金属薄膜型の磁
気記録媒体の製造に用いられる強磁性金属材料が挙げら
れる。例えばCo、Ni、Fe等の強磁性金属、あるい
はFe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Fe−Co−
Ni、Fe−Cu、Co−Cu、Co−Au、Co−
Y、Co−La、Co−Pr、Co−Gd、Co−S
m、Co−Pt、Ni−Cu、Mn−Bi、Mn−S
b、Mn−Al、Fe−Cr、Co−Cr、Ni−C
r、Fe−Co−Cr、Ni−Co−Cr等の強磁性合
金が挙げられる。特に磁気記録媒体に使用する磁性材料
の磁気特性の点からは、Co、Ni、Feを主体とする
強磁性合金およびこれらの酸化物、窒化物、炭化物から
選ばれる少なくとも一種類が好ましい。また本発明にお
いては、磁性層を形成する薄膜の層の数や層の厚さを変
えることにより良好な走行性を実現することができるた
め、上述の強磁性金属や強磁性合金あるいはこれらの酸
化物、窒化物、炭化物はいずれも使用することができ
る。真空成膜の際に酸化性ガスを導入して磁性層表面に
酸化物層を形成することにより耐久性の向上を図ること
ができる。真空成膜法による磁性層は一層でも二層以上
の多層でも良いが、高密度記録のためには多層とするこ
とが好ましく、実用的な範囲としては2〜3層が適当で
ある。また非磁性支持体上に斜め蒸着により磁気記録媒
体の磁性層が形成されることが好ましい。斜め蒸着の方
法は特に限定されず、従来よりの公知の方法に準ずる。
金属薄膜型磁性層の厚さは限定されないが、500〜5
000Åが好ましく、特に実用範囲としては800〜3
000Åが好ましい。なお二層の場合には、下層が20
0〜2000Å程度、上層が100〜1000Å程度が
好ましく、三層の場合には下層が200〜2000Å程
度、中層が200〜2000Å程度、上層が100〜1
000Å程度が好ましい。
ッタ等の真空成膜法により形成される。金属薄膜型磁性
層を形成する磁性材料としては、通常の金属薄膜型の磁
気記録媒体の製造に用いられる強磁性金属材料が挙げら
れる。例えばCo、Ni、Fe等の強磁性金属、あるい
はFe−Co、Fe−Ni、Co−Ni、Fe−Co−
Ni、Fe−Cu、Co−Cu、Co−Au、Co−
Y、Co−La、Co−Pr、Co−Gd、Co−S
m、Co−Pt、Ni−Cu、Mn−Bi、Mn−S
b、Mn−Al、Fe−Cr、Co−Cr、Ni−C
r、Fe−Co−Cr、Ni−Co−Cr等の強磁性合
金が挙げられる。特に磁気記録媒体に使用する磁性材料
の磁気特性の点からは、Co、Ni、Feを主体とする
強磁性合金およびこれらの酸化物、窒化物、炭化物から
選ばれる少なくとも一種類が好ましい。また本発明にお
いては、磁性層を形成する薄膜の層の数や層の厚さを変
えることにより良好な走行性を実現することができるた
め、上述の強磁性金属や強磁性合金あるいはこれらの酸
化物、窒化物、炭化物はいずれも使用することができ
る。真空成膜の際に酸化性ガスを導入して磁性層表面に
酸化物層を形成することにより耐久性の向上を図ること
ができる。真空成膜法による磁性層は一層でも二層以上
の多層でも良いが、高密度記録のためには多層とするこ
とが好ましく、実用的な範囲としては2〜3層が適当で
ある。また非磁性支持体上に斜め蒸着により磁気記録媒
体の磁性層が形成されることが好ましい。斜め蒸着の方
法は特に限定されず、従来よりの公知の方法に準ずる。
金属薄膜型磁性層の厚さは限定されないが、500〜5
000Åが好ましく、特に実用範囲としては800〜3
000Åが好ましい。なお二層の場合には、下層が20
0〜2000Å程度、上層が100〜1000Å程度が
好ましく、三層の場合には下層が200〜2000Å程
度、中層が200〜2000Å程度、上層が100〜1
000Å程度が好ましい。
【0010】本発明におけるバックコート層は通常の真
空成膜法により、支持体上の磁性層とは反対の面に少な
くとも一層の薄膜より形成される。特にバックコート層
の弾力性を向上させる目的においては二層以上の薄膜よ
り形成されることが好ましい。バックコート層は、真空
チャンバ内で金属あるいは半金属に電子ビームを照射す
ることにより蒸発させる等の方法により、支持体上に付
着させて得られる金属あるいは半金属もしくはそれらの
酸化物、窒化物、酸化物により形成される。バックコー
ト層を形成する材料としては、金属であればAl,C
u,Zn,Sn,Ni,Ag等およびこれらの合金が考
えられる。特に価格、付着速度、酸化後の安定性の点か
らはCu−Al合金が好ましい。また半金属であればS
i,Ge,As,Sc,Sb等が考えられる。さらに導
電率を向上させるために添加物を加えることが好まし
い。また価格と付着速度の点からは特にSiが好まし
い。加えてこれら金属あるいは半金属を真空成膜する際
に酸化、窒化、炭化のうちいずれか一つ以上の反応を行
い酸化膜、窒化膜、炭化膜およびそれらの複合膜とする
ことも好ましい。また本発明においては、磁性層を形成
する薄膜の層の数や層の厚さを変えることにより良好な
走行性を実現することができるため、上述の金属や半金
属あるいはこれらの酸化物、窒化物、炭化物はいずれも
使用することができる。バックコート層を形成するの
は、磁性層が形成される前でも後でもどちらでも良い。
空成膜法により、支持体上の磁性層とは反対の面に少な
くとも一層の薄膜より形成される。特にバックコート層
の弾力性を向上させる目的においては二層以上の薄膜よ
り形成されることが好ましい。バックコート層は、真空
チャンバ内で金属あるいは半金属に電子ビームを照射す
ることにより蒸発させる等の方法により、支持体上に付
着させて得られる金属あるいは半金属もしくはそれらの
酸化物、窒化物、酸化物により形成される。バックコー
ト層を形成する材料としては、金属であればAl,C
u,Zn,Sn,Ni,Ag等およびこれらの合金が考
えられる。特に価格、付着速度、酸化後の安定性の点か
らはCu−Al合金が好ましい。また半金属であればS
i,Ge,As,Sc,Sb等が考えられる。さらに導
電率を向上させるために添加物を加えることが好まし
い。また価格と付着速度の点からは特にSiが好まし
い。加えてこれら金属あるいは半金属を真空成膜する際
に酸化、窒化、炭化のうちいずれか一つ以上の反応を行
い酸化膜、窒化膜、炭化膜およびそれらの複合膜とする
ことも好ましい。また本発明においては、磁性層を形成
する薄膜の層の数や層の厚さを変えることにより良好な
走行性を実現することができるため、上述の金属や半金
属あるいはこれらの酸化物、窒化物、炭化物はいずれも
使用することができる。バックコート層を形成するの
は、磁性層が形成される前でも後でもどちらでも良い。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の磁気記録媒体は、上記の
ようなステッフネスで表現される弾力性と膜厚とを持っ
たプラスチックフィルムを支持体として用いることを特
徴とし、プラスチックフィルムの一方の面に磁性層が、
もう一方の面にバックコート層がそれぞれ真空成膜法に
より成膜され形成される。
ようなステッフネスで表現される弾力性と膜厚とを持っ
たプラスチックフィルムを支持体として用いることを特
徴とし、プラスチックフィルムの一方の面に磁性層が、
もう一方の面にバックコート層がそれぞれ真空成膜法に
より成膜され形成される。
【0012】図1は、本発明により得られる薄膜磁気記
録媒体の製造に適した蒸着装置1の一例を示す。磁性層
を形成する際にも、バックコート層を形成する際にも同
様の装置を用いることができる。ここでは磁性層を成膜
する場合について装置の説明を行う。蒸着装置1の真空
チャンバ2は、ここには図示しない真空排気装置に接続
されている。真空チャンバ2内には冷却キャンロール3
と、この冷却キャンロール3上でプラスチックフィルム
等支持体4を走行させるための巻き出しロール5および
巻き取りロール6が配置されている。冷却キャンロール
3の下方には蒸発源としてルツボ7が配置され、このル
ツボ7内に磁性材料、例えば金属コバルトが収容されて
いる。真空チャンバ2には電子銃8が配置され、ルツボ
7に向け電子ビームを照射し、ルツボ7内の金属コバル
トを蒸発するようになっている。ルツボ7の上方には、
電子ビームの照射により蒸発したるつぼ7から冷却キャ
ンロール3に向かう金属コバルト蒸気の支持体4への入
射角度を限定するための防着板9および9’が斜め蒸着
の行えるように配置されている。また防着板9の直上に
は酸素ガスを供給するためのノズル10が配置されてい
る。
録媒体の製造に適した蒸着装置1の一例を示す。磁性層
を形成する際にも、バックコート層を形成する際にも同
様の装置を用いることができる。ここでは磁性層を成膜
する場合について装置の説明を行う。蒸着装置1の真空
チャンバ2は、ここには図示しない真空排気装置に接続
されている。真空チャンバ2内には冷却キャンロール3
と、この冷却キャンロール3上でプラスチックフィルム
等支持体4を走行させるための巻き出しロール5および
巻き取りロール6が配置されている。冷却キャンロール
3の下方には蒸発源としてルツボ7が配置され、このル
ツボ7内に磁性材料、例えば金属コバルトが収容されて
いる。真空チャンバ2には電子銃8が配置され、ルツボ
7に向け電子ビームを照射し、ルツボ7内の金属コバル
トを蒸発するようになっている。ルツボ7の上方には、
電子ビームの照射により蒸発したるつぼ7から冷却キャ
ンロール3に向かう金属コバルト蒸気の支持体4への入
射角度を限定するための防着板9および9’が斜め蒸着
の行えるように配置されている。また防着板9の直上に
は酸素ガスを供給するためのノズル10が配置されてい
る。
【0013】磁性層を形成する際にも、バックコート層
を形成する際にもどちらの場合でも図1のような蒸着装
置1を用いて、同様の操作を行うことにより磁性層ある
いはバックコート層を形成することができる。ここでは
磁性層を形成する場合について説明を行う。真空チャン
バ2内を真空排気装置により所定の真空度とした後、巻
き出しロール5から支持体4を冷却キャンロール3上へ
と走行させる。この時支持体は、予めバックコート層が
形成されていてもされていなくともどちらでも良い。電
子銃8からルツボ7に向け電子ビームを照射し、ルツボ
7内の金属コバルトを溶融蒸発させ、支持体4に対して
蒸着を行う。これはノズル10より供給される酸素の存
在下において行われる。このように処理された支持体4
は巻き取りロール6に巻き取られる。なお多層構造の磁
性層を形成する場合には、図1のような蒸着装置1を複
数連結して連続的に形成しても良いし、蒸着装置1内で
複数回蒸着を繰り返して形成しても良い。
を形成する際にもどちらの場合でも図1のような蒸着装
置1を用いて、同様の操作を行うことにより磁性層ある
いはバックコート層を形成することができる。ここでは
磁性層を形成する場合について説明を行う。真空チャン
バ2内を真空排気装置により所定の真空度とした後、巻
き出しロール5から支持体4を冷却キャンロール3上へ
と走行させる。この時支持体は、予めバックコート層が
形成されていてもされていなくともどちらでも良い。電
子銃8からルツボ7に向け電子ビームを照射し、ルツボ
7内の金属コバルトを溶融蒸発させ、支持体4に対して
蒸着を行う。これはノズル10より供給される酸素の存
在下において行われる。このように処理された支持体4
は巻き取りロール6に巻き取られる。なお多層構造の磁
性層を形成する場合には、図1のような蒸着装置1を複
数連結して連続的に形成しても良いし、蒸着装置1内で
複数回蒸着を繰り返して形成しても良い。
【0014】支持体上に必要な磁性層と支持体上の磁性
層と反対の面に必要なバックコート層とをそれぞれ形成
した後、必要があればそれぞれの層の上に保護層さらに
は潤滑層を形成することができる。保護層はCVD法や
PVD法によりダイヤモンドライクカーボン等の高硬度
薄膜を成膜することにより形成される。また潤滑層は、
パーフルオロポリエーテル等のフッ素系潤滑剤を大気中
で塗布、あるいは真空中で噴霧することにより形成され
る。必要な各層の成膜が終了した後、一般的な方法によ
りスリッティング、巻き込み、カセット組み込み等が行
われ、例えば8mmビデオテープとして製品化される。
層と反対の面に必要なバックコート層とをそれぞれ形成
した後、必要があればそれぞれの層の上に保護層さらに
は潤滑層を形成することができる。保護層はCVD法や
PVD法によりダイヤモンドライクカーボン等の高硬度
薄膜を成膜することにより形成される。また潤滑層は、
パーフルオロポリエーテル等のフッ素系潤滑剤を大気中
で塗布、あるいは真空中で噴霧することにより形成され
る。必要な各層の成膜が終了した後、一般的な方法によ
りスリッティング、巻き込み、カセット組み込み等が行
われ、例えば8mmビデオテープとして製品化される。
【0015】
実施例1 フィラーとして直径10nmのSiO2の微粒子が1μ
m3当たり200コ入り、厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが4.5×10-3N/μm2である厚さ3.8μm
のポリエチレンテレフタレートを支持体として薄膜磁気
記録媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装
置1を用いて磁性層とバックコート層を形成した。磁性
層の形成については以下のとおりである。真空排気装置
により真空チャンバ2内の真空度を2×10-5Torr
とした後、電子銃8により出力15kWでルツボ7内の
金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気
雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キ
ャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行さ
せ、冷却キャンロール3上において磁性層薄膜を成膜し
た。この時支持体4の走行速さは毎分1.2mとした。
成膜時にノズル10より酸素ガスを30SCCMで導入
した。続いて支持体の磁性層とは反対の面にバックコー
ト層を形成した。磁性層を形成した時と同様に、真空チ
ャンバ2内を3×10-5Torrまで真空排気した後、
電子銃8により出力15kWでルツボ7内の金属コバル
トに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とし
た。支持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロール
3上を通り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャ
ンロール3上においてバックコート層を成膜した。この
時支持体4の走行速さは毎分2.0mとし、ノズル10
より酸素ガスを40SCCMで導入した。さらに磁性層
上にダイヤモンドライクカーボン膜を100Å成膜し保
護層とした。また磁性層上の保護層とバックコート層の
上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が20Åとなるよ
うにコーティングし潤滑層を形成した。得られたものを
8mm幅に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカ
セットを作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性
層が1500Å、バックコート層が1600Åであっ
た。また磁気特性は保磁力(Hc)が1440Oe,飽
和磁束密度(Bs)が5900G、角型比(Br/B
s)が0.95であった。
m3当たり200コ入り、厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが4.5×10-3N/μm2である厚さ3.8μm
のポリエチレンテレフタレートを支持体として薄膜磁気
記録媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装
置1を用いて磁性層とバックコート層を形成した。磁性
層の形成については以下のとおりである。真空排気装置
により真空チャンバ2内の真空度を2×10-5Torr
とした後、電子銃8により出力15kWでルツボ7内の
金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気
雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キ
ャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行さ
せ、冷却キャンロール3上において磁性層薄膜を成膜し
た。この時支持体4の走行速さは毎分1.2mとした。
成膜時にノズル10より酸素ガスを30SCCMで導入
した。続いて支持体の磁性層とは反対の面にバックコー
ト層を形成した。磁性層を形成した時と同様に、真空チ
ャンバ2内を3×10-5Torrまで真空排気した後、
電子銃8により出力15kWでルツボ7内の金属コバル
トに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とし
た。支持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロール
3上を通り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャ
ンロール3上においてバックコート層を成膜した。この
時支持体4の走行速さは毎分2.0mとし、ノズル10
より酸素ガスを40SCCMで導入した。さらに磁性層
上にダイヤモンドライクカーボン膜を100Å成膜し保
護層とした。また磁性層上の保護層とバックコート層の
上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が20Åとなるよ
うにコーティングし潤滑層を形成した。得られたものを
8mm幅に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカ
セットを作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性
層が1500Å、バックコート層が1600Åであっ
た。また磁気特性は保磁力(Hc)が1440Oe,飽
和磁束密度(Bs)が5900G、角型比(Br/B
s)が0.95であった。
【0016】実施例2 実施例1で使用した支持体に対し、実施例1と同じ条件
において金属コバルトの磁性層を形成した。続いて支持
体の磁性層とは反対の面に図1の蒸着装置1を用いてバ
ックコート層を形成した。真空チャンバ2内を3×10
-4Torrまで真空排気した後、電子銃8により出力2
0kWでルツボ7内の珪素に電子ビームを照射し、珪素
蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷
却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行
させた。この時支持体4の走行速さは毎分3.0mと
し、ノズル10より酸素ガスを50SCCMで導入する
ことにより、冷却キャンロール3上においてSiO2の
バックコート層を成膜した。さらに磁性層上にダイヤモ
ンドライクカーボン膜を110Å成膜し保護層とした。
また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ素系
の潤滑剤を潤滑層の膜厚が12Åとなるようにコーティ
ングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅に裁
断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを作成
した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が1500
Å、バックコート層が2000Åであった。
において金属コバルトの磁性層を形成した。続いて支持
体の磁性層とは反対の面に図1の蒸着装置1を用いてバ
ックコート層を形成した。真空チャンバ2内を3×10
-4Torrまで真空排気した後、電子銃8により出力2
0kWでルツボ7内の珪素に電子ビームを照射し、珪素
蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷
却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行
させた。この時支持体4の走行速さは毎分3.0mと
し、ノズル10より酸素ガスを50SCCMで導入する
ことにより、冷却キャンロール3上においてSiO2の
バックコート層を成膜した。さらに磁性層上にダイヤモ
ンドライクカーボン膜を110Å成膜し保護層とした。
また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ素系
の潤滑剤を潤滑層の膜厚が12Åとなるようにコーティ
ングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅に裁
断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを作成
した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が1500
Å、バックコート層が2000Åであった。
【0017】実施例3 実施例1で使用した支持体に対し、実施例1と同じ条件
において金属コバルトの磁性層を形成した。続いて支持
体の磁性層とは反対の面に図1の蒸着装置1を用いて二
層のバックコート層を形成した。真空チャンバ2内を5
×10-5Torrまで真空排気した後、電子銃8により
出力20kWでルツボ7内の珪素に電子ビームを照射
し、珪素蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール
5から冷却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6
へと走行させた。この時支持体4の走行速さは毎分4.
0mとし、ノズル10より酸素ガスを40SCCMで導
入することにより、冷却キャンロール3上においてSi
のバックコート層を成膜し、これを第一層とした。続い
て同様にして、真空チャンバ2内を1×10-4Torr
まで真空排気した後、電子銃8により出力20kWでル
ツボ7内の珪素に電子ビームを照射し、珪素蒸気雰囲気
とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロ
ール3上を通り、巻き取りロール6へと走行させた。こ
の時支持体4の走行速さは毎分3.5mとし、ノズル1
0より酸素ガスを40SCCMで導入することにより、
冷却キャンロール3上においてSiO2のバックコート
層を成膜し、これを第二層とした。さらに磁性層上にダ
イヤモンドライクカーボン膜を90Å成膜し保護層とし
た。また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ
素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が10Åとなるようにコー
ティングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅
に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを
作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が15
00Å、バックコート層第一層が1000Å、バックコ
ート層第二層が1000Åであった。
において金属コバルトの磁性層を形成した。続いて支持
体の磁性層とは反対の面に図1の蒸着装置1を用いて二
層のバックコート層を形成した。真空チャンバ2内を5
×10-5Torrまで真空排気した後、電子銃8により
出力20kWでルツボ7内の珪素に電子ビームを照射
し、珪素蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール
5から冷却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6
へと走行させた。この時支持体4の走行速さは毎分4.
0mとし、ノズル10より酸素ガスを40SCCMで導
入することにより、冷却キャンロール3上においてSi
のバックコート層を成膜し、これを第一層とした。続い
て同様にして、真空チャンバ2内を1×10-4Torr
まで真空排気した後、電子銃8により出力20kWでル
ツボ7内の珪素に電子ビームを照射し、珪素蒸気雰囲気
とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロ
ール3上を通り、巻き取りロール6へと走行させた。こ
の時支持体4の走行速さは毎分3.5mとし、ノズル1
0より酸素ガスを40SCCMで導入することにより、
冷却キャンロール3上においてSiO2のバックコート
層を成膜し、これを第二層とした。さらに磁性層上にダ
イヤモンドライクカーボン膜を90Å成膜し保護層とし
た。また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ
素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が10Åとなるようにコー
ティングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅
に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを
作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が15
00Å、バックコート層第一層が1000Å、バックコ
ート層第二層が1000Åであった。
【0018】実施例4 フィルム中にフィラーが全く入らず、厚さ1μmにおけ
るステッフネスが4.1×10-3N/μm2である厚さ
3.8μmのポリエチレンテレフタレートを支持体とし
て薄膜磁気記録媒体を形成した。この支持体に対し、図
1の蒸着装置1を用いて磁性層とバックコート層を形成
した。磁性層の形成については以下のとおりである。真
空排気装置により真空チャンバ2内の真空度を3×10
-5Torrとした後、電子銃8により出力16kWでル
ツボ7内の金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コ
バルト蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5
から冷却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6へ
と走行させ、冷却キャンロール3上において磁性層薄膜
を成膜した。この時支持体4の走行速さは毎分1.4m
とした。成膜時にノズル10より酸素ガスを33SCC
Mで導入した。続いて支持体の磁性層とは反対の面にバ
ックコート層を形成した。磁性層を形成した時と同様
に、真空チャンバ2内を2×10-4Torrまで真空排
気した後、電子銃8により出力20kWでルツボ7内の
金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気
雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キ
ャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行さ
せ、冷却キャンロール3上においてバックコート層を成
膜した。この時支持体4の走行速さは毎分1.8mと
し、ノズル10より酸素ガスを45SCCMで導入し
た。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン膜を
105Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護層と
バックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚
が15Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成し
た。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装填
し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜磁
気記録媒体は、磁性層が1500Å、バックコート層が
1600Åであった。また磁気特性は保磁力(Hc)が
1440Oe,飽和磁束密度(Bs)が5900G、角
型比(Br/Bs)が0.95であった。
るステッフネスが4.1×10-3N/μm2である厚さ
3.8μmのポリエチレンテレフタレートを支持体とし
て薄膜磁気記録媒体を形成した。この支持体に対し、図
1の蒸着装置1を用いて磁性層とバックコート層を形成
した。磁性層の形成については以下のとおりである。真
空排気装置により真空チャンバ2内の真空度を3×10
-5Torrとした後、電子銃8により出力16kWでル
ツボ7内の金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コ
バルト蒸気雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5
から冷却キャンロール3上を通り、巻き取りロール6へ
と走行させ、冷却キャンロール3上において磁性層薄膜
を成膜した。この時支持体4の走行速さは毎分1.4m
とした。成膜時にノズル10より酸素ガスを33SCC
Mで導入した。続いて支持体の磁性層とは反対の面にバ
ックコート層を形成した。磁性層を形成した時と同様
に、真空チャンバ2内を2×10-4Torrまで真空排
気した後、電子銃8により出力20kWでルツボ7内の
金属コバルトに電子ビームを照射し、金属コバルト蒸気
雰囲気とした。支持体4は巻き出しロール5から冷却キ
ャンロール3上を通り、巻き取りロール6へと走行さ
せ、冷却キャンロール3上においてバックコート層を成
膜した。この時支持体4の走行速さは毎分1.8mと
し、ノズル10より酸素ガスを45SCCMで導入し
た。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン膜を
105Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護層と
バックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚
が15Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成し
た。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装填
し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜磁
気記録媒体は、磁性層が1500Å、バックコート層が
1600Åであった。また磁気特性は保磁力(Hc)が
1440Oe,飽和磁束密度(Bs)が5900G、角
型比(Br/Bs)が0.95であった。
【0019】実施例5 実施例1で使用した支持体に対し、図2に示すような装
置を用いて磁性層とバックコート層を形成した。磁性層
の形成については以下のとおりである。真空排気装置に
より真空チャンバ内を3×10-5Torrまで真空排気
した後、電子銃18により出力10kWでルツボ17内
の金属鉄に電子ビームを照射し、金属鉄蒸気雰囲気とし
た。支持体4は巻き出しロールから冷却キャンロール1
3上を通り、巻き取りロールへと走行させた。この時支
持体4の走行速さは毎分0.4mとし、ノズル20より
酸素ガスを5SCCMで導入した。同時に10Aの電流
をフィラメントに流し、加速電圧を800V、窒素ガス
流量を10SCCMとしたイオンガン21により冷却キ
ャンロール13上の支持体4上にFe−Nの磁性膜を成
膜した。バックコート層は磁性膜を形成した時と同様に
図2に示すような装置を用いて成膜を行った。真空チャ
ンバ内を4×10-5torrまで真空排気した後、電子
銃18により出力6kWでルツボ17内の金属アルミニ
ウムに電子ビームを照射し、金属アルミニウム蒸気雰囲
気とした。支持体4は巻き出しロールから冷却キャンロ
ール13上を通り、巻き取りロールへと走行させた。こ
の時支持体4の走行速さは毎分0.8mとした。この時
に10Aの電流をフィラメントに流し、加速電圧を80
0V、窒素ガス流量を10SCCMとしたイオンガン2
1により冷却キャンロール13上の支持体4上にAl−
Nのバックコート層を成膜した。さらに磁性層上にダイ
ヤモンドライクカーボン膜を110Å成膜し保護層とし
た。また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ
素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が12Åとなるようにコー
ティングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅
に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを
作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が18
00Å、バックコート層が2000Åであった。また磁
気特性は保磁力(Hc)が1420Oe,飽和磁束密度
(Bs)が6800G、角型比(Br/Bs)が0.7
2であった。
置を用いて磁性層とバックコート層を形成した。磁性層
の形成については以下のとおりである。真空排気装置に
より真空チャンバ内を3×10-5Torrまで真空排気
した後、電子銃18により出力10kWでルツボ17内
の金属鉄に電子ビームを照射し、金属鉄蒸気雰囲気とし
た。支持体4は巻き出しロールから冷却キャンロール1
3上を通り、巻き取りロールへと走行させた。この時支
持体4の走行速さは毎分0.4mとし、ノズル20より
酸素ガスを5SCCMで導入した。同時に10Aの電流
をフィラメントに流し、加速電圧を800V、窒素ガス
流量を10SCCMとしたイオンガン21により冷却キ
ャンロール13上の支持体4上にFe−Nの磁性膜を成
膜した。バックコート層は磁性膜を形成した時と同様に
図2に示すような装置を用いて成膜を行った。真空チャ
ンバ内を4×10-5torrまで真空排気した後、電子
銃18により出力6kWでルツボ17内の金属アルミニ
ウムに電子ビームを照射し、金属アルミニウム蒸気雰囲
気とした。支持体4は巻き出しロールから冷却キャンロ
ール13上を通り、巻き取りロールへと走行させた。こ
の時支持体4の走行速さは毎分0.8mとした。この時
に10Aの電流をフィラメントに流し、加速電圧を80
0V、窒素ガス流量を10SCCMとしたイオンガン2
1により冷却キャンロール13上の支持体4上にAl−
Nのバックコート層を成膜した。さらに磁性層上にダイ
ヤモンドライクカーボン膜を110Å成膜し保護層とし
た。また磁性層上の保護層とバックコート層の上にフッ
素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚が12Åとなるようにコー
ティングし潤滑層を形成した。得られたものを8mm幅
に裁断し、カセットに装填し、8mmビデオカセットを
作成した。得られた薄膜磁気記録媒体は、磁性層が18
00Å、バックコート層が2000Åであった。また磁
気特性は保磁力(Hc)が1420Oe,飽和磁束密度
(Bs)が6800G、角型比(Br/Bs)が0.7
2であった。
【0020】比較例1 フィルム中にフィラーが全く入らずり、厚さ1μmにお
けるステッフネスが15.1×10-3N/μm2である
厚さ3.8μmのアラミドを支持体として薄膜磁気記録
媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装置1
を用いて磁性層を形成した。磁性層の形成については以
下のとおりである。真空排気装置により真空チャンバ2
内の真空度を8×10-6Torrとした後、電子銃8に
より出力25kWでルツボ7内の金属コバルトに電子ビ
ームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とした。支持体
4は巻き出しロール5から冷却キャンロール3上を通
り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャンロール
3上において磁性層薄膜を成膜した。この時支持体4の
走行速さは毎分2.1mとした。成膜時にノズル10よ
り酸素ガスを35SCCMで導入した。続いて支持体の
磁性層とは反対の面にバックコート層を塗布法により形
成した。カーボンバインダーをバックコート層の膜厚が
0.5μmとなるように塗布してバックコート層を形成
した。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン膜
を80Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護層と
バックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚
が20Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成し
た。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装填
し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜磁
気記録媒体は、磁性層が1500Åであった。また磁気
特性は保磁力(Hc)が1440Oe,飽和磁束密度
(Bs)が5900G、角型比(Br/Bs)が0.9
5であった。
けるステッフネスが15.1×10-3N/μm2である
厚さ3.8μmのアラミドを支持体として薄膜磁気記録
媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装置1
を用いて磁性層を形成した。磁性層の形成については以
下のとおりである。真空排気装置により真空チャンバ2
内の真空度を8×10-6Torrとした後、電子銃8に
より出力25kWでルツボ7内の金属コバルトに電子ビ
ームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とした。支持体
4は巻き出しロール5から冷却キャンロール3上を通
り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャンロール
3上において磁性層薄膜を成膜した。この時支持体4の
走行速さは毎分2.1mとした。成膜時にノズル10よ
り酸素ガスを35SCCMで導入した。続いて支持体の
磁性層とは反対の面にバックコート層を塗布法により形
成した。カーボンバインダーをバックコート層の膜厚が
0.5μmとなるように塗布してバックコート層を形成
した。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン膜
を80Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護層と
バックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の膜厚
が20Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成し
た。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装填
し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜磁
気記録媒体は、磁性層が1500Åであった。また磁気
特性は保磁力(Hc)が1440Oe,飽和磁束密度
(Bs)が5900G、角型比(Br/Bs)が0.9
5であった。
【0021】比較例2 フィラーとして直径10nmのSiO2の微粒子が1μ
m3当たり200コ入り、厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが4.5×10-3N/μm2である厚さ3.8μm
のポリエチレンテレフタレートを支持体として薄膜磁気
記録媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装
置1を用いて磁性層を形成した。磁性層の形成について
は以下のとおりである。真空排気装置により真空チャン
バ2内の真空度を2×10-5Torrとした後、電子銃
8により出力18kWでルツボ7内の金属コバルトに電
子ビームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とした。支
持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロール3上を
通り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャンロー
ル3上において磁性層薄膜を成膜した。この時支持体4
の走行速さは毎分1.6mとした。成膜時にノズル10
より酸素ガスを28SCCMで導入した。続いて支持体
の磁性層とは反対の面にバックコート層を塗布法により
形成した。カーボンバインダーをバックコート層の膜厚
が0.6μmとなるように塗布してバックコート層を形
成した。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン
膜を110Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護
層とバックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の
膜厚が13Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成
した。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装
填し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜
磁気記録媒体は、磁性層が1500Åであった。
m3当たり200コ入り、厚さ1μmにおけるステッフ
ネスが4.5×10-3N/μm2である厚さ3.8μm
のポリエチレンテレフタレートを支持体として薄膜磁気
記録媒体を形成した。この支持体に対し、図1の蒸着装
置1を用いて磁性層を形成した。磁性層の形成について
は以下のとおりである。真空排気装置により真空チャン
バ2内の真空度を2×10-5Torrとした後、電子銃
8により出力18kWでルツボ7内の金属コバルトに電
子ビームを照射し、金属コバルト蒸気雰囲気とした。支
持体4は巻き出しロール5から冷却キャンロール3上を
通り、巻き取りロール6へと走行させ、冷却キャンロー
ル3上において磁性層薄膜を成膜した。この時支持体4
の走行速さは毎分1.6mとした。成膜時にノズル10
より酸素ガスを28SCCMで導入した。続いて支持体
の磁性層とは反対の面にバックコート層を塗布法により
形成した。カーボンバインダーをバックコート層の膜厚
が0.6μmとなるように塗布してバックコート層を形
成した。さらに磁性層上にダイヤモンドライクカーボン
膜を110Å成膜し保護層とした。また磁性層上の保護
層とバックコート層の上にフッ素系の潤滑剤を潤滑層の
膜厚が13Åとなるようにコーティングし潤滑層を形成
した。得られたものを8mm幅に裁断し、カセットに装
填し、8mmビデオカセットを作成した。得られた薄膜
磁気記録媒体は、磁性層が1500Åであった。
【0022】性能評価 実施例および比較例により得られた薄膜磁気記録媒体に
ついて、走行性を評価した。評価は、市販のHi8−V
TRを改造し、走行速度を従来の1倍、2倍、3倍と変
化させ、ジッタを測定することにより行った。結果を表
1に示す。
ついて、走行性を評価した。評価は、市販のHi8−V
TRを改造し、走行速度を従来の1倍、2倍、3倍と変
化させ、ジッタを測定することにより行った。結果を表
1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、磁気記録媒体とした時
の全厚さが5μm以下となるような薄い媒体の支持体と
して、価格の安いポリエチレンテレフタレートを使用す
ることができ、かつ良好な走行性を有する薄膜磁気記録
媒体を得ることができる。
の全厚さが5μm以下となるような薄い媒体の支持体と
して、価格の安いポリエチレンテレフタレートを使用す
ることができ、かつ良好な走行性を有する薄膜磁気記録
媒体を得ることができる。
【図1】本発明の薄膜磁気記録媒体の製造に使用するこ
とができる装置の一例を示す概略図である。
とができる装置の一例を示す概略図である。
【図2】本発明の薄膜磁気記録媒体の製造に使用するこ
とができる別の装置の要部の一例を示す概略図である。
とができる別の装置の要部の一例を示す概略図である。
【符号の説明】 1 真空蒸着装置 2 真空チャンバ 3、13 冷却キャンロール 4 支持体 5 巻き出しロール 6 巻き取りロール 7、17 ルツボ 8、18 電子銃 9、9’、19防着板 10、20 ノズル 21 イオンガン
Claims (6)
- 【請求項1】 厚さ1μmのフィルムにおけるステッフ
ネスが6×10-3N/μm2以下であるような厚さ3.
0〜4.5μmのプラスチックフィルムの一方の面に磁
性層が、もう一方の面にバックコート層がともに真空成
膜法により形成されていることを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項2】 前記真空成膜法が真空蒸着法である請求
項1に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記磁性層の薄膜が金属、または金属の
酸化物、窒化物、炭化物の内から選ばれる少なくとも一
種類からなる請求項1または2に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 前記バックコート層の薄膜が金属あるい
は半金属、または金属あるいは半金属の酸化物、窒化
物、炭化物からなる請求項1または2に記載の磁気記録
媒体。 - 【請求項5】 前記プラスチックフィルムの中に直径1
5nm以下のフィラーが入っている請求項1〜4のいず
れか1項に記載の磁気記録媒体。 - 【請求項6】 前記バックコート層が少なくとも二層か
ら形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25454496A JPH10105947A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 薄膜磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25454496A JPH10105947A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 薄膜磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10105947A true JPH10105947A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17266522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25454496A Pending JPH10105947A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | 薄膜磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10105947A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007273210A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄膜の製造装置及びこの装置を用いた薄膜の製造方法 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25454496A patent/JPH10105947A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007273210A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 薄膜の製造装置及びこの装置を用いた薄膜の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0479044B2 (ja) | ||
| JPH10105947A (ja) | 薄膜磁気記録媒体 | |
| JPH10105942A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105941A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105944A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105943A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2004055114A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
| JPH0969220A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH103652A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105953A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2001344736A (ja) | 磁気記録媒体および磁気記録方法 | |
| JPH10105945A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH1027328A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH07331438A (ja) | 金属膜体の製造装置 | |
| JPS6043915B2 (ja) | 真空蒸着方法 | |
| JPH0798832A (ja) | 磁気記録媒体、その製造方法及び製造装置 | |
| JPH1173643A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
| JPH10105959A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH103639A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105952A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10334441A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0954938A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10105951A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10255263A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH10198940A (ja) | 磁気記録媒体、及び磁気記録方法 |