JPH0791706B2 - 粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置 - Google Patents
粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置Info
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- JPH0791706B2 JPH0791706B2 JP11191193A JP11191193A JPH0791706B2 JP H0791706 B2 JPH0791706 B2 JP H0791706B2 JP 11191193 A JP11191193 A JP 11191193A JP 11191193 A JP11191193 A JP 11191193A JP H0791706 B2 JPH0791706 B2 JP H0791706B2
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 11
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- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粗糸ボビンの粗糸垂れ防
止装置に関するものである。
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】精紡機では高い位置のクリールに吊下さ
れた篠巻(粗糸ボビン)から粗糸を引出し、下方のドラ
フトパートへ供給するようにしている。そして、粗糸の
ドラフトパートへの供給が進み、篠巻が空ないし空に近
付いた時点で新しい篠巻と交換する必要がある。ところ
が、篠巻は作業者の背丈よりも高い所に吊下されるもの
であり、その重量が近年では3kg前後となりしかも精紡
機1台当たり400個前後必要とするため、篠巻交換
(篠替)作業は作業者にとって重労働となっている。こ
の問題を解消するため、昭和58年7月18日公開の特
開昭58−120826号公報あるいは昭和60年4月
23日公開の特開昭60−71724号公報には、予備
篠巻レールに吊下されている予備篠巻と、ドラフトパー
トに粗糸を供給しほぼ空に近付いた残糸ボビンとを自動
的に交換する篠替機が提案されている。これらの篠替機
は一対の交換腕の昇降及び前後動の作動により残糸ボビ
ンを取出しかつ予備篠巻レールに吊下し、代わりに予備
篠巻レールに吊下されている予備篠巻をクリールに吊下
する作用をなす。そして、篠替時には紡出中の粗糸を切
断した後、残糸ボビンと予備篠巻との交換を行う。
れた篠巻(粗糸ボビン)から粗糸を引出し、下方のドラ
フトパートへ供給するようにしている。そして、粗糸の
ドラフトパートへの供給が進み、篠巻が空ないし空に近
付いた時点で新しい篠巻と交換する必要がある。ところ
が、篠巻は作業者の背丈よりも高い所に吊下されるもの
であり、その重量が近年では3kg前後となりしかも精紡
機1台当たり400個前後必要とするため、篠巻交換
(篠替)作業は作業者にとって重労働となっている。こ
の問題を解消するため、昭和58年7月18日公開の特
開昭58−120826号公報あるいは昭和60年4月
23日公開の特開昭60−71724号公報には、予備
篠巻レールに吊下されている予備篠巻と、ドラフトパー
トに粗糸を供給しほぼ空に近付いた残糸ボビンとを自動
的に交換する篠替機が提案されている。これらの篠替機
は一対の交換腕の昇降及び前後動の作動により残糸ボビ
ンを取出しかつ予備篠巻レールに吊下し、代わりに予備
篠巻レールに吊下されている予備篠巻をクリールに吊下
する作用をなす。そして、篠替時には紡出中の粗糸を切
断した後、残糸ボビンと予備篠巻との交換を行う。
【0003】篠替時に粗糸切断後の残糸ボビンから粗糸
が垂れ下がった状態にあると、残糸ボビンの搬送中に粗
糸が解けて他のパートに絡みつく等の支障を来たす。と
ころが前記従来装置のうち特開昭58−120826号
公報に記載の装置では、残糸ボビンをクリールから取り
出す際のドラフトパートに連なる粗糸切断に対して特別
の配慮がなされておらず、また特開昭60−71724
号公報に記載の装置においては交換腕に装備されたボビ
ン支持体を回転可能とし、残糸ボビンがボビン支持体上
に嵌挿された状態でボビン支持体を回転させ、粗糸ガイ
ドを経てドラフトパートに連なる粗糸を引張って切断
し、切断後の粗糸をボビンの回転により残糸ボビンの周
囲に巻付けるようになっている。
が垂れ下がった状態にあると、残糸ボビンの搬送中に粗
糸が解けて他のパートに絡みつく等の支障を来たす。と
ころが前記従来装置のうち特開昭58−120826号
公報に記載の装置では、残糸ボビンをクリールから取り
出す際のドラフトパートに連なる粗糸切断に対して特別
の配慮がなされておらず、また特開昭60−71724
号公報に記載の装置においては交換腕に装備されたボビ
ン支持体を回転可能とし、残糸ボビンがボビン支持体上
に嵌挿された状態でボビン支持体を回転させ、粗糸ガイ
ドを経てドラフトパートに連なる粗糸を引張って切断
し、切断後の粗糸をボビンの回転により残糸ボビンの周
囲に巻付けるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、粗糸が垂れ下
がった状態のボビンを回転するだけでは粗糸をボビン周
面に完全に巻付けることは難しく、残糸ボビンの搬送中
に粗糸が解けるという不都合がある。
がった状態のボビンを回転するだけでは粗糸をボビン周
面に完全に巻付けることは難しく、残糸ボビンの搬送中
に粗糸が解けるという不都合がある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は粗糸ボビンに巻かれた粗糸がボ
ビンから垂れ下がる現象(所謂粗糸垂れ)を防止できる
粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置を提供することにある。
のであって、その目的は粗糸ボビンに巻かれた粗糸がボ
ビンから垂れ下がる現象(所謂粗糸垂れ)を防止できる
粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明においては、粗糸が巻かれたボ
ビン(以下、粗糸ボビンという)を移動手段によって一
方から他方へ運搬移動する粗糸ボビンの移動経路に、前
記移動手段上で回転可能に支持された粗糸ボビンの粗糸
の外周を押さえる作用位置と、粗糸ボビンの粗糸と接触
不能な待機位置とに変位可能な押さえ部材を設けた。
め請求項1に記載の発明においては、粗糸が巻かれたボ
ビン(以下、粗糸ボビンという)を移動手段によって一
方から他方へ運搬移動する粗糸ボビンの移動経路に、前
記移動手段上で回転可能に支持された粗糸ボビンの粗糸
の外周を押さえる作用位置と、粗糸ボビンの粗糸と接触
不能な待機位置とに変位可能な押さえ部材を設けた。
【0007】又、請求項2に記載の発明においては、移
動手段上に設けられた支持部材と、前記支持部材上に回
転可能に配設されるとともに粗糸ボビンの底部に嵌入可
能なボビン支持体と、前記ボビン支持体を積極回転する
第1の駆動手段と、前記ボビン支持体に嵌挿された粗糸
ボビンに巻かれた粗糸の外周を押さえる作用位置と粗糸
ボビンに巻かれた粗糸と接触不能な待機位置とに変位可
能な押さえ部材と、前記押さえ部材を前記作用位置と待
機位置とに駆動する第2の駆動手段とを備えた。
動手段上に設けられた支持部材と、前記支持部材上に回
転可能に配設されるとともに粗糸ボビンの底部に嵌入可
能なボビン支持体と、前記ボビン支持体を積極回転する
第1の駆動手段と、前記ボビン支持体に嵌挿された粗糸
ボビンに巻かれた粗糸の外周を押さえる作用位置と粗糸
ボビンに巻かれた粗糸と接触不能な待機位置とに変位可
能な押さえ部材と、前記押さえ部材を前記作用位置と待
機位置とに駆動する第2の駆動手段とを備えた。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明においては、粗糸ボビン
の移動経路に設けられた押さえ部材が作用位置に配置さ
れると、押さえ部材は粗糸ボビンに巻かれた粗糸の外周
を押さえる状態に保持される。この状態で粗糸ボビンが
回転されると粗糸ボビンに巻かれた粗糸の外周が押さえ
部材に押さえられて粗糸端がその下に巻かれている粗糸
に確実に付着した状態となる。
の移動経路に設けられた押さえ部材が作用位置に配置さ
れると、押さえ部材は粗糸ボビンに巻かれた粗糸の外周
を押さえる状態に保持される。この状態で粗糸ボビンが
回転されると粗糸ボビンに巻かれた粗糸の外周が押さえ
部材に押さえられて粗糸端がその下に巻かれている粗糸
に確実に付着した状態となる。
【0009】請求項2に記載の発明においては、ボビン
支持体が設けられた支持部材は移動手段により移動され
る。ボビン支持体に粗糸ボビン嵌挿された状態で、押さ
え部材が作用位置に配置されると、押さえ部材が粗糸ボ
ビンに巻かれた粗糸の外周を押さえる状態に保持され
る。この状態で粗糸ボビンが回転されると、粗糸の外周
が押さえ部材に押さえられて粗糸端がその下に巻かれて
いる粗糸に確実に付着した状態となる。従って、残糸ボ
ビンの運搬中に粗糸が解けることがない。
支持体が設けられた支持部材は移動手段により移動され
る。ボビン支持体に粗糸ボビン嵌挿された状態で、押さ
え部材が作用位置に配置されると、押さえ部材が粗糸ボ
ビンに巻かれた粗糸の外周を押さえる状態に保持され
る。この状態で粗糸ボビンが回転されると、粗糸の外周
が押さえ部材に押さえられて粗糸端がその下に巻かれて
いる粗糸に確実に付着した状態となる。従って、残糸ボ
ビンの運搬中に粗糸が解けることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を篠替機の粗糸垂れ防止装置に
具体化した一実施例を図面に従って説明する。図1に示
すように精紡機のクリール1には機台の左右両側に、本
篠巻レール2がそれぞれ内外2列(片側のみ図示)に機
台の長手方向(紙面と垂直方向)と平行に配設されてい
る。本篠巻レール2にはスピンドルピッチの倍のピッチ
を保ってハンガー3が装備され、ハンガー3に吊下され
た篠巻から引出された粗糸Rが粗糸ガイド4を経てドラ
フトパート5へ供給されるようになっている。クリール
1からはさらに支持ブラケット6が外方へ突設され、そ
の先端には搬送レール7が前記本篠巻レール2と平行に
延設されている。搬送レール7には2列のハンガー8を
備えたマガジン9が走行可能に吊下され、この2列のハ
ンガー8が予備篠巻列を構成している。
具体化した一実施例を図面に従って説明する。図1に示
すように精紡機のクリール1には機台の左右両側に、本
篠巻レール2がそれぞれ内外2列(片側のみ図示)に機
台の長手方向(紙面と垂直方向)と平行に配設されてい
る。本篠巻レール2にはスピンドルピッチの倍のピッチ
を保ってハンガー3が装備され、ハンガー3に吊下され
た篠巻から引出された粗糸Rが粗糸ガイド4を経てドラ
フトパート5へ供給されるようになっている。クリール
1からはさらに支持ブラケット6が外方へ突設され、そ
の先端には搬送レール7が前記本篠巻レール2と平行に
延設されている。搬送レール7には2列のハンガー8を
備えたマガジン9が走行可能に吊下され、この2列のハ
ンガー8が予備篠巻列を構成している。
【0011】次に精紡機機台前面に延設されたガイドレ
ール10に係合するガイドローラ11を介して精紡機機
台に沿って走行し、予備篠巻列の予備篠巻Fと本篠巻レ
ール2の粗糸ボビンとしての残糸ボビンUとを交換する
篠替機12について説明する。篠替機12には残糸ボビ
ン移載装置と予備篠巻移載装置(図示せず)とが装備さ
れている。残糸ボビン移載装置は残糸ボビンUを本篠巻
レール2から取出してマガジン9のハンガー8に吊下す
る作用をなす。予備篠巻移載装置は予備篠巻列すなわち
マガジン9のハンガー8から予備篠巻Fを取り外し、前
記残糸ボビンUが取り外されたハンガー2に予備篠巻F
を吊下する作用をなす。
ール10に係合するガイドローラ11を介して精紡機機
台に沿って走行し、予備篠巻列の予備篠巻Fと本篠巻レ
ール2の粗糸ボビンとしての残糸ボビンUとを交換する
篠替機12について説明する。篠替機12には残糸ボビ
ン移載装置と予備篠巻移載装置(図示せず)とが装備さ
れている。残糸ボビン移載装置は残糸ボビンUを本篠巻
レール2から取出してマガジン9のハンガー8に吊下す
る作用をなす。予備篠巻移載装置は予備篠巻列すなわち
マガジン9のハンガー8から予備篠巻Fを取り外し、前
記残糸ボビンUが取り外されたハンガー2に予備篠巻F
を吊下する作用をなす。
【0012】篠替機12には基端が篠替機12のフレー
ムに固定されたシリンダ13のピストンロッド13aに
連結され、シリンダ13の作動により水平状態を保持し
たまま昇降移動する昇降基板14が配設されている。そ
して、昇降基板14上に前記残糸ボビン移載装置と予備
篠巻移載装置とが隣接して配設されている。残糸ボビン
移載装置は残糸ボビンUの底部に嵌入可能なボビン支持
体としてのペッグ15,16をそれぞれ予備篠巻列と本
篠巻レール2との間を移動させるための移動手段として
のリンク機構17,18を備えている。両リンク機構1
7,18はそれぞれ平行四節リンクからなり、固定リン
クに相当する支持ブラケット19,20が前記昇降基板
14上に固定され、リンク機構17,18の先端にペッ
グ15,16を有する支持部材21,22がピン連結さ
れている。両リンク機構17,18は連結部材23によ
り連結され、リンク機構17と一体的に回動する回動レ
バー24をシリンダ25で駆動することにより、両リン
ク機構17,18が図1に実線で示す待機位置と、鎖線
で示す前進位置とに移動配置されるようになっている。
ムに固定されたシリンダ13のピストンロッド13aに
連結され、シリンダ13の作動により水平状態を保持し
たまま昇降移動する昇降基板14が配設されている。そ
して、昇降基板14上に前記残糸ボビン移載装置と予備
篠巻移載装置とが隣接して配設されている。残糸ボビン
移載装置は残糸ボビンUの底部に嵌入可能なボビン支持
体としてのペッグ15,16をそれぞれ予備篠巻列と本
篠巻レール2との間を移動させるための移動手段として
のリンク機構17,18を備えている。両リンク機構1
7,18はそれぞれ平行四節リンクからなり、固定リン
クに相当する支持ブラケット19,20が前記昇降基板
14上に固定され、リンク機構17,18の先端にペッ
グ15,16を有する支持部材21,22がピン連結さ
れている。両リンク機構17,18は連結部材23によ
り連結され、リンク機構17と一体的に回動する回動レ
バー24をシリンダ25で駆動することにより、両リン
ク機構17,18が図1に実線で示す待機位置と、鎖線
で示す前進位置とに移動配置されるようになっている。
【0013】図2に示すように、ぺッグ15,16は鍔
部15a,16aを有し、第1の駆動手段としてのモー
タMにより回転駆動される支軸26に一体回転可能に固
着されている。支持部材21,22上には支持ブラケッ
ト27が固定されている。支持ブラケット27には支軸
28が水平に突設され、支軸28には支持部29a及び
押圧板29bからなる押さえ部材29が、支持部29a
において回動可能に支持されている。支持部29aには
掛止ピン30が突設され、掛止ピン30と支持ブラケッ
ト27に突設された掛止片31との間に引っ張りばね3
2が張設されている。押さえ部材29は引っ張りばね3
2によりぺッグ15,16に装着された残糸ボビンUに
押圧板29bが圧接される方向(図2の時計回り方向)
に付勢されている。
部15a,16aを有し、第1の駆動手段としてのモー
タMにより回転駆動される支軸26に一体回転可能に固
着されている。支持部材21,22上には支持ブラケッ
ト27が固定されている。支持ブラケット27には支軸
28が水平に突設され、支軸28には支持部29a及び
押圧板29bからなる押さえ部材29が、支持部29a
において回動可能に支持されている。支持部29aには
掛止ピン30が突設され、掛止ピン30と支持ブラケッ
ト27に突設された掛止片31との間に引っ張りばね3
2が張設されている。押さえ部材29は引っ張りばね3
2によりぺッグ15,16に装着された残糸ボビンUに
押圧板29bが圧接される方向(図2の時計回り方向)
に付勢されている。
【0014】支持部材21,22上にはそのプランジャ
33aが支持部29aに当接する状態でソレノイド33
が固定されている。そして、ソレノイド33がオン状態
のときにプランジャ33aが引き込まれて、押圧板29
bが引っ張りばね32の作用により図2に鎖線で示す作
用位置、すなわちペッグ15,16に嵌挿された残糸ボ
ビンUに圧接される位置に配置されるようになってい
る。ソレノイド33がオフ状態のときにプランジャ33
aが突出位置に保持されて、押圧板29bが図2に実線
で示す待機位置、すなわちペッグ15,16に嵌挿され
た残糸ボビンUと接触不能な位置に配置されるようにな
っている。引っ張りばね32及びソレノイド33により
第2の駆動手段が構成されている。
33aが支持部29aに当接する状態でソレノイド33
が固定されている。そして、ソレノイド33がオン状態
のときにプランジャ33aが引き込まれて、押圧板29
bが引っ張りばね32の作用により図2に鎖線で示す作
用位置、すなわちペッグ15,16に嵌挿された残糸ボ
ビンUに圧接される位置に配置されるようになってい
る。ソレノイド33がオフ状態のときにプランジャ33
aが突出位置に保持されて、押圧板29bが図2に実線
で示す待機位置、すなわちペッグ15,16に嵌挿され
た残糸ボビンUと接触不能な位置に配置されるようにな
っている。引っ張りばね32及びソレノイド33により
第2の駆動手段が構成されている。
【0015】なお、予備粗糸巻移載装置も前記残糸ボビ
ン移載装置と同様な構成により前後動されるリンク機構
からなり、その上部に装備された支持部材の上面にはペ
ッグが配設されている。
ン移載装置と同様な構成により前後動されるリンク機構
からなり、その上部に装備された支持部材の上面にはペ
ッグが配設されている。
【0016】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。クリール1に吊下された篠巻が空に近づく
と、精紡機機台の一端から篠替機12が走行して所定の
篠替位置に停止する。そして、残糸ボビンUからドラフ
トパート5に連なる粗糸Rが人手により切断される。次
いで、残糸ボビン移載装置のシリンダ25が作動されて
そのピストンロッドが引き込まれ、回動レバー24を介
してリンク機構17,18が精紡機機台側へ傾動され、
支持部材21,22が残糸ボビンUの直下位置に向かっ
て前進する。支持部材21,22の前進が完了した時点
でぺッグ15,16が残糸ボビンUの底部と対向する状
態となる。
説明する。クリール1に吊下された篠巻が空に近づく
と、精紡機機台の一端から篠替機12が走行して所定の
篠替位置に停止する。そして、残糸ボビンUからドラフ
トパート5に連なる粗糸Rが人手により切断される。次
いで、残糸ボビン移載装置のシリンダ25が作動されて
そのピストンロッドが引き込まれ、回動レバー24を介
してリンク機構17,18が精紡機機台側へ傾動され、
支持部材21,22が残糸ボビンUの直下位置に向かっ
て前進する。支持部材21,22の前進が完了した時点
でぺッグ15,16が残糸ボビンUの底部と対向する状
態となる。
【0017】次にシリンダ13が作動されて昇降基板1
4が上昇移動され、残糸ボビン移載装置のペッグ15,
16が残糸ボビンUの底部に嵌挿され、予備篠巻移載装
置のペッグが予備篠巻Fのボビン底部に嵌挿される。ペ
ッグ15,16等の残糸ボビンU及び予備篠巻Fへの挿
入が完了した後、シリンダ13が作動され、ピストンロ
ッド13aが引込まれて昇降基板14が下降移動され
る。
4が上昇移動され、残糸ボビン移載装置のペッグ15,
16が残糸ボビンUの底部に嵌挿され、予備篠巻移載装
置のペッグが予備篠巻Fのボビン底部に嵌挿される。ペ
ッグ15,16等の残糸ボビンU及び予備篠巻Fへの挿
入が完了した後、シリンダ13が作動され、ピストンロ
ッド13aが引込まれて昇降基板14が下降移動され
る。
【0018】下降開始付近でモータMが駆動されてペッ
グ15,16が回転され、ペッグ15,16に嵌挿され
た残糸ボビンUが一体的に回転し残糸ボビンUから垂れ
下がった粗糸Rが残糸ボビンUに巻取られる。ぺッグ1
5,16の回転駆動に先立って、ソレノイド33がオン
状態に保持され、押さえ部材29は押圧板29bが残糸
ボビンUに圧接される図2に鎖線で示す作用位置に配置
される。従って、ぺッグ15,16とともに残糸ボビン
Uが回転すると、残糸ボビンUから垂れ下がった粗糸R
は押圧板29bにより残糸ボビンUの外周に押さえ付け
られた状態で、残糸ボビンUの周囲に確実に巻付けられ
る。その結果、残糸ボビンUの搬送中に粗糸Rの端部が
解けることが防止される。
グ15,16が回転され、ペッグ15,16に嵌挿され
た残糸ボビンUが一体的に回転し残糸ボビンUから垂れ
下がった粗糸Rが残糸ボビンUに巻取られる。ぺッグ1
5,16の回転駆動に先立って、ソレノイド33がオン
状態に保持され、押さえ部材29は押圧板29bが残糸
ボビンUに圧接される図2に鎖線で示す作用位置に配置
される。従って、ぺッグ15,16とともに残糸ボビン
Uが回転すると、残糸ボビンUから垂れ下がった粗糸R
は押圧板29bにより残糸ボビンUの外周に押さえ付け
られた状態で、残糸ボビンUの周囲に確実に巻付けられ
る。その結果、残糸ボビンUの搬送中に粗糸Rの端部が
解けることが防止される。
【0019】又、ボビンBの底部は粗糸Rが巻付けられ
る部分より大径に形成されており、残糸ボビンUの粗糸
Rが巻付けられている部分の外径は底部の外径より小さ
い。従って、押圧板29bが残糸ボビンUの粗糸Rに圧
接される位置から退避不能な構成の場合は、ぺッグ1
5,16への残糸ボビンUの挿入あるいは取り外しに支
障を来す。しかし、押さえ部材29は押圧板29bが待
機位置と作用位置とに移動配置可能なため、そのような
不都合がない。
る部分より大径に形成されており、残糸ボビンUの粗糸
Rが巻付けられている部分の外径は底部の外径より小さ
い。従って、押圧板29bが残糸ボビンUの粗糸Rに圧
接される位置から退避不能な構成の場合は、ぺッグ1
5,16への残糸ボビンUの挿入あるいは取り外しに支
障を来す。しかし、押さえ部材29は押圧板29bが待
機位置と作用位置とに移動配置可能なため、そのような
不都合がない。
【0020】昇降基板14の下降完了後、シリンダ25
が作動されてピスンロッドが突出し、リンク機構17,
18は残糸ボビンUが予備篠巻列の端部に余分に吊下さ
れたハンガー8と対応する位置に復帰する。次に予備篠
巻移載装置が作動され、予備篠巻Fを支持したペッグが
残糸ボビンUが取り外された位置まで移動する。この状
態で再びシリンダ13が作動され、昇降基板14が上昇
しかつ直ちに下降し各ハンガー2,8に予備篠巻F及び
残糸ボビンUが吊下される。次いで予備篠巻移載装置の
リンク機構が元の位置に復帰し、篠替の1サイクルが完
了する。以下、同様にして篠替機12が順次精紡機機械
台に沿って間欠的に移動し、篠替が行われる。
が作動されてピスンロッドが突出し、リンク機構17,
18は残糸ボビンUが予備篠巻列の端部に余分に吊下さ
れたハンガー8と対応する位置に復帰する。次に予備篠
巻移載装置が作動され、予備篠巻Fを支持したペッグが
残糸ボビンUが取り外された位置まで移動する。この状
態で再びシリンダ13が作動され、昇降基板14が上昇
しかつ直ちに下降し各ハンガー2,8に予備篠巻F及び
残糸ボビンUが吊下される。次いで予備篠巻移載装置の
リンク機構が元の位置に復帰し、篠替の1サイクルが完
了する。以下、同様にして篠替機12が順次精紡機機械
台に沿って間欠的に移動し、篠替が行われる。
【0021】前記のように粗糸垂れを防止するため、ボ
ビンBの回転時にボビン上の粗糸Rに圧接される押圧板
29bを備えた押さえ部材29は、ぺッグ15,16が
設けられた支持部材21,22上に配設されている。そ
して、支持部材21,22はぺッグ15,16に装着さ
れたボビンBを所定位置まで移動させる。すなわち、押
さえ部材29は粗糸ボビンの移動経路上に配置されてい
ることになり、しかも、押さえ部材29が待機位置に配
置された状態ではボビンBのぺッグ15,16への挿入
あるいは取り外しに支障を来さない。
ビンBの回転時にボビン上の粗糸Rに圧接される押圧板
29bを備えた押さえ部材29は、ぺッグ15,16が
設けられた支持部材21,22上に配設されている。そ
して、支持部材21,22はぺッグ15,16に装着さ
れたボビンBを所定位置まで移動させる。すなわち、押
さえ部材29は粗糸ボビンの移動経路上に配置されてい
ることになり、しかも、押さえ部材29が待機位置に配
置された状態ではボビンBのぺッグ15,16への挿入
あるいは取り外しに支障を来さない。
【0022】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、例えば、支持部材21上に粗糸ガイド4
からドラフトパート5に連なる粗糸Rの切断装置を配設
してもよい。
ものではなく、例えば、支持部材21上に粗糸ガイド4
からドラフトパート5に連なる粗糸Rの切断装置を配設
してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、粗
糸ボビンに巻かれた粗糸端がその下に巻かれている粗糸
に確実に付着した状態となり、粗糸がボビンから垂れ下
がる現象を防止でき、粗糸ボビンの搬送時等に粗糸が解
けて他のパートに絡み付く等の支障が生じるのを確実に
防止できる。
糸ボビンに巻かれた粗糸端がその下に巻かれている粗糸
に確実に付着した状態となり、粗糸がボビンから垂れ下
がる現象を防止でき、粗糸ボビンの搬送時等に粗糸が解
けて他のパートに絡み付く等の支障が生じるのを確実に
防止できる。
【図1】本発明を具体化した一実施例の篠替機とクリー
ルを示す一部破断側面図である。
ルを示す一部破断側面図である。
【図2】粗糸垂れ装置の側面図である。
15,16…ボビン支持体としてのぺッグ、17,18
…移動手段としてのリンク機構、21,22…支持部
材、29…押さえ部材、29b…押圧板、32…第2の
駆動手段を構成する引っ張りばね、33…同じくソレノ
イド、B…ボビン、M…第1の駆動手段としてのモー
タ、R…粗糸、U…粗糸ボビンとしての残糸ボビン。
…移動手段としてのリンク機構、21,22…支持部
材、29…押さえ部材、29b…押圧板、32…第2の
駆動手段を構成する引っ張りばね、33…同じくソレノ
イド、B…ボビン、M…第1の駆動手段としてのモー
タ、R…粗糸、U…粗糸ボビンとしての残糸ボビン。
Claims (2)
- 【請求項1】 粗糸ボビンを移動手段によって一方から
他方へ運搬移動する粗糸ボビンの移動経路に、前記移動
手段上で回転可能に支持された粗糸ボビンの粗糸の外周
を押さえる作用位置と、粗糸ボビンの粗糸と接触不能な
待機位置とに変位可能な押さえ部材を設けた粗糸ボビン
の粗糸垂れ防止装置。 - 【請求項2】 移動手段上に設けられた支持部材と、 前記支持部材上に回転可能に配設されるとともに粗糸ボ
ビンの底部に嵌入可能なボビン支持体と、 前記ボビン支持体を積極回転する第1の駆動手段と、 前記ボビン支持体に嵌挿された粗糸ボビンに巻かれた粗
糸の外周を押さえる作用位置と粗糸ボビンに巻かれた粗
糸と接触不能な待機位置とに変位可能な押さえ部材と、 前記押さえ部材を前記作用位置と待機位置とに駆動する
第2の駆動手段とを備えた粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191193A JPH0791706B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11191193A JPH0791706B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11014686A Division JPH07100890B2 (ja) | 1986-05-14 | 1986-05-14 | 篠替機の残糸ボビン取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128817A JPH06128817A (ja) | 1994-05-10 |
| JPH0791706B2 true JPH0791706B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=14573215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11191193A Expired - Fee Related JPH0791706B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 粗糸ボビンの粗糸垂れ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0791706B2 (ja) |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP11191193A patent/JPH0791706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06128817A (ja) | 1994-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |