JPH0794004A - 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 - Google Patents
自動車用前照灯における光軸調整確認装置Info
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- JPH0794004A JPH0794004A JP20953193A JP20953193A JPH0794004A JP H0794004 A JPH0794004 A JP H0794004A JP 20953193 A JP20953193 A JP 20953193A JP 20953193 A JP20953193 A JP 20953193A JP H0794004 A JPH0794004 A JP H0794004A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原点合わせの調整が容易。
【構成】 ハウジング10にスライドプレート4をスラ
イド可能に取り付け、そのスライドプレート4及びアジ
ャストスクリュー31にラック50及びピニオン51を
装着し、前記ハウジング10及びスライドプレート4に
目盛60及び61を付し、前記ハウジング10及びスラ
イドプレート4にガイドピン70及び定位置凹部71を
設ける。この結果、リフレクタ2の光軸の初期調整を行
なう際に、ガイドピン70を定位置凹部71に嵌合させ
る。すると、目盛60及び61の初期設定の原点合わせ
が行なわれると共に、ラック50とピニオン51とを断
状態に仮止することができる。このため、リフレクタ2
の光軸の初期調整後、目盛60及び61の初期設定の原
点合わせが容易に行なうことができる。
イド可能に取り付け、そのスライドプレート4及びアジ
ャストスクリュー31にラック50及びピニオン51を
装着し、前記ハウジング10及びスライドプレート4に
目盛60及び61を付し、前記ハウジング10及びスラ
イドプレート4にガイドピン70及び定位置凹部71を
設ける。この結果、リフレクタ2の光軸の初期調整を行
なう際に、ガイドピン70を定位置凹部71に嵌合させ
る。すると、目盛60及び61の初期設定の原点合わせ
が行なわれると共に、ラック50とピニオン51とを断
状態に仮止することができる。このため、リフレクタ2
の光軸の初期調整後、目盛60及び61の初期設定の原
点合わせが容易に行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用前照灯におけ
る光軸調整確認装置に係り、特に被調整体の光軸の初期
調整完了後、目盛の初期設定の原点合わせの調整を容易
に行なうことができる光軸調整確認装置に関するもので
ある。
る光軸調整確認装置に係り、特に被調整体の光軸の初期
調整完了後、目盛の初期設定の原点合わせの調整を容易
に行なうことができる光軸調整確認装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車用前照灯は、照射光の光軸が上向
き過ぎであると対向車に眩惑を与えるので危険である。
逆に、照射光の光軸が下向き過ぎであると走行方向前方
の路上が旨く照明されないので運転し難く危険である。
さらに、照射光の光軸が左右に大きくずれると前方が適
正に照明されないので危険である。このために、上述の
光軸を適正に調整する必要がある。そこで、自動車用前
照灯においては、車体に装着した状態で、その光軸を若
干上下方向に及び左右方向に調節する装置が設けられて
いる。
き過ぎであると対向車に眩惑を与えるので危険である。
逆に、照射光の光軸が下向き過ぎであると走行方向前方
の路上が旨く照明されないので運転し難く危険である。
さらに、照射光の光軸が左右に大きくずれると前方が適
正に照明されないので危険である。このために、上述の
光軸を適正に調整する必要がある。そこで、自動車用前
照灯においては、車体に装着した状態で、その光軸を若
干上下方向に及び左右方向に調節する装置が設けられて
いる。
【0003】かかる自動車用前照灯としては、例えば実
開昭57−70602号公報に記載のものがある。この
自動車用前照灯は、取付体に被調整体を、ピボット軸受
機構により回動可能に取り付け、その被調整体に光源バ
ルブを装備し、前記被調整体及び前記取付体に上下方向
用の光軸調整機構と左右方向用の光軸調整機構とをそれ
ぞれ装備する。かかる光軸調整機構としては、取付体に
回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付けたアジャ
ストスクリュウ等からなる。かくして、上下方向用の光
軸調整機構又は左右方向用の光軸調整機構のアジャスト
スクリュウを操作して、前記被調整体を前記取付体に対
して上下方向又は左右方向に回動させて上下方向の光軸
調整又は左右方向の光軸調整を行なうものである。
開昭57−70602号公報に記載のものがある。この
自動車用前照灯は、取付体に被調整体を、ピボット軸受
機構により回動可能に取り付け、その被調整体に光源バ
ルブを装備し、前記被調整体及び前記取付体に上下方向
用の光軸調整機構と左右方向用の光軸調整機構とをそれ
ぞれ装備する。かかる光軸調整機構としては、取付体に
回転可能にかつ軸方向に移動不可能に取り付けたアジャ
ストスクリュウ等からなる。かくして、上下方向用の光
軸調整機構又は左右方向用の光軸調整機構のアジャスト
スクリュウを操作して、前記被調整体を前記取付体に対
して上下方向又は左右方向に回動させて上下方向の光軸
調整又は左右方向の光軸調整を行なうものである。
【0004】なお、上述の自動車用前照灯においては、
リフレクタ可動タイプのものと、ランプユニット可動タ
イプのものとがある。リフレクタ可動タイプのものは、
取付体としてのランプハウジングに被調整体としてのリ
フレクタを回動可能に取り付けたものである。また、ラ
ンプユニット可動タイプのものは、取付体としての車体
に被調整体としてのランプユニットを回動可能に取り付
けたものである。
リフレクタ可動タイプのものと、ランプユニット可動タ
イプのものとがある。リフレクタ可動タイプのものは、
取付体としてのランプハウジングに被調整体としてのリ
フレクタを回動可能に取り付けたものである。また、ラ
ンプユニット可動タイプのものは、取付体としての車体
に被調整体としてのランプユニットを回動可能に取り付
けたものである。
【0005】そして、上述の光軸の方向は厳密な調整を
必要とし、専門設備と専門技術者によらねば容易に調整
できない。そこで、自動車製造工場から出荷される前及
び専門整備工場で整備される際は、専門技術者が専用の
調整設備によって光軸方向の初期調整が行なっている。
ところが、光軸方向の初期調整済みの自動車において、
何等かの原因で光軸調整が狂ってしまった場合には、再
調整が必要になる。
必要とし、専門設備と専門技術者によらねば容易に調整
できない。そこで、自動車製造工場から出荷される前及
び専門整備工場で整備される際は、専門技術者が専用の
調整設備によって光軸方向の初期調整が行なっている。
ところが、光軸方向の初期調整済みの自動車において、
何等かの原因で光軸調整が狂ってしまった場合には、再
調整が必要になる。
【0006】この場合の再調整は、光軸調整確認装置で
光軸の調整量を確認しながら行なわれる。
光軸の調整量を確認しながら行なわれる。
【0007】この種の光軸調整確認装置としては、種々
のものがあり、例えば実開平3−24203号公報に記
載のものがある。
のものがあり、例えば実開平3−24203号公報に記
載のものがある。
【0008】この光軸調整確認装置は、図15に示すよ
うに、アジャストスクリュウAに指針部材Bを、ランプ
ユニット等の被調整体Cの回動と同期してアジャストス
クリュウAの軸方向に移動するように取り付け、一方車
体等の取付体Dに目盛板EをアジャストスクリュウAの
軸方向に移動調整可能に取り付けてなるものである。か
かる光軸調整確認装置においては、アジャストスクリュ
ウAを回転させて被調整体Cを取付体Dに対して上下方
向又は左右方向に回動させて光軸の上下方向又は左右方
向を調整すると、被調整体Cの回動に同期して指針部材
BがアジャストスクリュウAの軸方向に移動し、この指
針部材Bの移動量を指針部材Bのマーカと目盛板Eの目
盛とにより、光軸調整量として読み取る。この結果、光
軸調整量を確認しながら、被調整体Cの光軸の再調整
を、簡単にかつ正確に行なうことができる。
うに、アジャストスクリュウAに指針部材Bを、ランプ
ユニット等の被調整体Cの回動と同期してアジャストス
クリュウAの軸方向に移動するように取り付け、一方車
体等の取付体Dに目盛板EをアジャストスクリュウAの
軸方向に移動調整可能に取り付けてなるものである。か
かる光軸調整確認装置においては、アジャストスクリュ
ウAを回転させて被調整体Cを取付体Dに対して上下方
向又は左右方向に回動させて光軸の上下方向又は左右方
向を調整すると、被調整体Cの回動に同期して指針部材
BがアジャストスクリュウAの軸方向に移動し、この指
針部材Bの移動量を指針部材Bのマーカと目盛板Eの目
盛とにより、光軸調整量として読み取る。この結果、光
軸調整量を確認しながら、被調整体Cの光軸の再調整
を、簡単にかつ正確に行なうことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の光軸
調整確認装置は、アジャストスクリュウAに指針部材B
を、被調整体Cの回動と同期してアジャストスクリュウ
Aの軸方向に移動するように取り付けたものであるか
ら、被調整体Cの光軸の初期調整時において、アジャス
トスクリュウAの回転操作に伴って指針部材Bがアジャ
ストスクリュウAの軸方向に移動してしまう。このため
に、被調整体Cの光軸の初期調整完了後に、目盛板Eを
アジャストスクリュウAの軸方向に移動させて、指針部
材Bのマーカと目盛板Eの「0」目盛とを初期設定で合
わせる、所謂原点合わせの調整を行なう必要がある。そ
の原点合わせの調整が面倒である等の問題がある。
調整確認装置は、アジャストスクリュウAに指針部材B
を、被調整体Cの回動と同期してアジャストスクリュウ
Aの軸方向に移動するように取り付けたものであるか
ら、被調整体Cの光軸の初期調整時において、アジャス
トスクリュウAの回転操作に伴って指針部材Bがアジャ
ストスクリュウAの軸方向に移動してしまう。このため
に、被調整体Cの光軸の初期調整完了後に、目盛板Eを
アジャストスクリュウAの軸方向に移動させて、指針部
材Bのマーカと目盛板Eの「0」目盛とを初期設定で合
わせる、所謂原点合わせの調整を行なう必要がある。そ
の原点合わせの調整が面倒である等の問題がある。
【0010】本発明の目的は、原点合わせの調整を容易
に行なうことができる自動車用前照灯における光軸調整
確認装置を提供することにある。
に行なうことができる自動車用前照灯における光軸調整
確認装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
(以下、第1の発明と称する)は、上記の問題を解決す
るために、取付体にスライドプレートをスライド可能に
取り付け、断状態では前記アジャストスクリュウの回転
運動が前記スライドプレートに伝達されず、続状態では
前記アジャストスクリュウの回転運動が前記スライドプ
レートのスライド運動に変換される変換機構を、前記ス
ライドプレート及びアジャストスクリュウに装着し、前
記アジャストスクリュウの回転に伴ってスライドする前
記スライドプレートのスライド量を被調整体の光軸の調
整量として読み取る目盛を、前記取付体及び前記スライ
ドプレートに付し、前記目盛の初期設定の原点合わせ機
能と、前記被調整体の光軸の初期調整時に前記変換機構
を断状態に仮止する機能と、を有する原点合わせ兼仮止
機構を、前記取付体及び前記スライドプレートに設けた
ことを特徴とする。
(以下、第1の発明と称する)は、上記の問題を解決す
るために、取付体にスライドプレートをスライド可能に
取り付け、断状態では前記アジャストスクリュウの回転
運動が前記スライドプレートに伝達されず、続状態では
前記アジャストスクリュウの回転運動が前記スライドプ
レートのスライド運動に変換される変換機構を、前記ス
ライドプレート及びアジャストスクリュウに装着し、前
記アジャストスクリュウの回転に伴ってスライドする前
記スライドプレートのスライド量を被調整体の光軸の調
整量として読み取る目盛を、前記取付体及び前記スライ
ドプレートに付し、前記目盛の初期設定の原点合わせ機
能と、前記被調整体の光軸の初期調整時に前記変換機構
を断状態に仮止する機能と、を有する原点合わせ兼仮止
機構を、前記取付体及び前記スライドプレートに設けた
ことを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
の発明と称する)は、上記の問題を解決するために、ア
ジャストスクリュウにピニオン歯車を固定し、取付体に
内歯形のリング歯車を回動可能にかつ着脱可能に装着
し、そのリング歯車及び前記ピニオン歯車に中間歯車を
噛合させ、前記リング歯車及び取付体に前記リング歯車
の回動角を表わす目盛を付したことを特徴とする。
の発明と称する)は、上記の問題を解決するために、ア
ジャストスクリュウにピニオン歯車を固定し、取付体に
内歯形のリング歯車を回動可能にかつ着脱可能に装着
し、そのリング歯車及び前記ピニオン歯車に中間歯車を
噛合させ、前記リング歯車及び取付体に前記リング歯車
の回動角を表わす目盛を付したことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明(以下、第3の発明
と称する)は、上記の問題を解決するために、上述の第
1の発明において、取付体及びスライドプレートのう
ち、アジャストスクリュウの軸に対してほぼ垂直方向か
ら目視可能な位置、目盛を付し、またアジャストスクリ
ュウの軸に対してほぼ垂直方向からの工具操作によりア
ジャストスクリュウを回転操作することができる工具係
合部をアジャストスクリュウに設けたことを特徴とす
る。
と称する)は、上記の問題を解決するために、上述の第
1の発明において、取付体及びスライドプレートのう
ち、アジャストスクリュウの軸に対してほぼ垂直方向か
ら目視可能な位置、目盛を付し、またアジャストスクリ
ュウの軸に対してほぼ垂直方向からの工具操作によりア
ジャストスクリュウを回転操作することができる工具係
合部をアジャストスクリュウに設けたことを特徴とす
る。
【0014】
【作用】第1の発明は、上記の構成により、被調整体の
光軸の初期調整を行なう際に、原点合わせ兼仮止機構
で、取付体とスライドプレートとの目盛の初期設定の原
点合わせを行なうと共に、変換機構を断状態に仮止する
ことができる。この結果、被調整体の光軸の初期調整中
においては、アジャストスクリュウの回転運動がスライ
ドプレートに伝達されず、取付体とスライドプレートと
の目盛の初期設定で合わせた原点の位置が保持される。
このために、被調整体の光軸の初期調整後、変換機構を
続状態にすると、上述の原点合わせ兼仮止機構により、
既に取付体とスライドプレートとの目盛の初期設定の原
点合わせが完了しているので、原点合わせの調整が不要
で、かつ原点合わせ兼仮止機構で原点合わせの調整が容
易に行なうことができる。
光軸の初期調整を行なう際に、原点合わせ兼仮止機構
で、取付体とスライドプレートとの目盛の初期設定の原
点合わせを行なうと共に、変換機構を断状態に仮止する
ことができる。この結果、被調整体の光軸の初期調整中
においては、アジャストスクリュウの回転運動がスライ
ドプレートに伝達されず、取付体とスライドプレートと
の目盛の初期設定で合わせた原点の位置が保持される。
このために、被調整体の光軸の初期調整後、変換機構を
続状態にすると、上述の原点合わせ兼仮止機構により、
既に取付体とスライドプレートとの目盛の初期設定の原
点合わせが完了しているので、原点合わせの調整が不要
で、かつ原点合わせ兼仮止機構で原点合わせの調整が容
易に行なうことができる。
【0015】また、第2の発明は、上記の構成により、
被調整体の光軸の初期調整を行なう際に、リング歯車を
取付体から取り外しておき、その被調整体の光軸の初期
調整完了後に、リング歯車を取付体に目盛の原点を合せ
ながら回転可能に取り付ける。この結果、原点合せが簡
単に行うことができる。
被調整体の光軸の初期調整を行なう際に、リング歯車を
取付体から取り外しておき、その被調整体の光軸の初期
調整完了後に、リング歯車を取付体に目盛の原点を合せ
ながら回転可能に取り付ける。この結果、原点合せが簡
単に行うことができる。
【0016】さらに、第3の発明は、上記の構成によ
り、第1の発明において、アジャストスクリュウの軸に
対してほぼ垂直方向から、光軸調整ができると共に、光
軸調整の確認もできる。
り、第1の発明において、アジャストスクリュウの軸に
対してほぼ垂直方向から、光軸調整ができると共に、光
軸調整の確認もできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の自動車用前照灯における光軸
調整確認装置の実施例のうちの3例を図1乃至図14を
参照して説明する。図1乃至図8は第1の発明の自動車
用前照灯における光軸調整確認装置の一実施例を示す。
この例はリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯につい
て説明する。
調整確認装置の実施例のうちの3例を図1乃至図14を
参照して説明する。図1乃至図8は第1の発明の自動車
用前照灯における光軸調整確認装置の一実施例を示す。
この例はリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯につい
て説明する。
【0018】図において、1は自動車用前照灯の取付体
としての灯具本体で、この灯具本体1はハウジング10
と、該ハウジング10の前面開口部に接着固定したレン
ズ11と、前記ハウジング10に設けた球凹面形状の軸
受部12と、前記ハウジング10及びレンズ11により
画成された灯室13と、後述する光軸調整機構3取付部
14及び透孔15及びOリング16とを備える。前記ハ
ウジング10の光軸調整機構3取付部14の外面に後述
するギア50の支持凸部17を一体に突設すると共に、
図6に示すごとく支持凸部17の右側の外面に後述する
スライドプレート4の支持凸部18を一体に突設し、か
つ前記支持凸部17の左側に取付ボス部19を一体に突
設する。
としての灯具本体で、この灯具本体1はハウジング10
と、該ハウジング10の前面開口部に接着固定したレン
ズ11と、前記ハウジング10に設けた球凹面形状の軸
受部12と、前記ハウジング10及びレンズ11により
画成された灯室13と、後述する光軸調整機構3取付部
14及び透孔15及びOリング16とを備える。前記ハ
ウジング10の光軸調整機構3取付部14の外面に後述
するギア50の支持凸部17を一体に突設すると共に、
図6に示すごとく支持凸部17の右側の外面に後述する
スライドプレート4の支持凸部18を一体に突設し、か
つ前記支持凸部17の左側に取付ボス部19を一体に突
設する。
【0019】図において、2は自動車用前照灯の被調整
体としてのリフレクタで、このリフレクタ2は前面に例
えば回転放物面の反射面20を有し、かつこのリフレク
タ2の背面側に球軸21を植設し、さらに前記リフレク
タ2の反射面20の裏面側の光軸調整機構3取付部22
を設ける。かかるリフレクタ2の球軸21を前記ハウジ
ング10の軸受部12に回動可能に嵌合することによ
り、リフレクタ2がハウジング10に回動可能に取り付
けられると共に、このリフレクタ2は前記灯具本体1の
灯室13内に配設される。
体としてのリフレクタで、このリフレクタ2は前面に例
えば回転放物面の反射面20を有し、かつこのリフレク
タ2の背面側に球軸21を植設し、さらに前記リフレク
タ2の反射面20の裏面側の光軸調整機構3取付部22
を設ける。かかるリフレクタ2の球軸21を前記ハウジ
ング10の軸受部12に回動可能に嵌合することによ
り、リフレクタ2がハウジング10に回動可能に取り付
けられると共に、このリフレクタ2は前記灯具本体1の
灯室13内に配設される。
【0020】なお、前記リフレクタ2の前面側には光源
バルブ23が配設されている。
バルブ23が配設されている。
【0021】図において、3は光軸調整機構で、この光
軸調整機構3は前記リフレクタ2の取付部22に回転不
可能にかつ後述するアジャストスクリュウ31の軸方向
に移動不可能に取り付けたスクリュウマウンティング3
0(ピボット及びピボットホルダ等からなる)と、前記
ハウジング10の取付部14にプッシュナット等の取付
部材32で回転可能にかつ軸方向に移動不可能に装着
し、かつ前記スクリュウマウンティング30にねじ込ん
だアジャストスクリュウ31とからなる。かかるアジャ
ストスクリュウ31を回転させることにより、スクリュ
ウマウンティング30を介して、リフレクタ2が上下方
向または左右方向に回動して、その結果光軸調整が行な
われる。
軸調整機構3は前記リフレクタ2の取付部22に回転不
可能にかつ後述するアジャストスクリュウ31の軸方向
に移動不可能に取り付けたスクリュウマウンティング3
0(ピボット及びピボットホルダ等からなる)と、前記
ハウジング10の取付部14にプッシュナット等の取付
部材32で回転可能にかつ軸方向に移動不可能に装着
し、かつ前記スクリュウマウンティング30にねじ込ん
だアジャストスクリュウ31とからなる。かかるアジャ
ストスクリュウ31を回転させることにより、スクリュ
ウマウンティング30を介して、リフレクタ2が上下方
向または左右方向に回動して、その結果光軸調整が行な
われる。
【0022】図において、4は例えば合成樹脂や金属板
等の弾性を有するスライドプレートである。このスライ
ドプレート4は、ほぼ長方形形状をなし、中央にほぼ長
方形形状の透孔40を設け、かつ両端に長円形のガイド
孔41及び42をそれぞれスライドプレート4の長手方
向(スライドプレート4のスライド方向)に設ける。前
記スライドプレート4を前記取付体1のハウジング10
に、取付ねじ43によりスライド可能にかつ回動可能に
取り付ける。すなわち、前記取付ねじ43を前記ハウジ
ング10の取付ボス部19にねじ込んで、その取付ねじ
43の無効ねじ部により、その取付ねじ43の頭部の下
面と前記ハウジング10のスライドプレート支持凸部1
8の外面との間において、前記スライドプレート4がス
ライド可能にかつ前記取付ねじ43を中心に回動可能に
取り付けられることとなる。
等の弾性を有するスライドプレートである。このスライ
ドプレート4は、ほぼ長方形形状をなし、中央にほぼ長
方形形状の透孔40を設け、かつ両端に長円形のガイド
孔41及び42をそれぞれスライドプレート4の長手方
向(スライドプレート4のスライド方向)に設ける。前
記スライドプレート4を前記取付体1のハウジング10
に、取付ねじ43によりスライド可能にかつ回動可能に
取り付ける。すなわち、前記取付ねじ43を前記ハウジ
ング10の取付ボス部19にねじ込んで、その取付ねじ
43の無効ねじ部により、その取付ねじ43の頭部の下
面と前記ハウジング10のスライドプレート支持凸部1
8の外面との間において、前記スライドプレート4がス
ライド可能にかつ前記取付ねじ43を中心に回動可能に
取り付けられることとなる。
【0023】図において、50及び51は前記スライド
プレート4及びアジャストスクリュウ31に装着した変
換機構としてのラック(噛合歯)及びピニオンである。
前記ラック50は前記スライドプレート4の透孔40の
上縁に設ける。一方、前記ピニオン51は前記アジャス
トスクリュウ31に固定する。この変換機構のラック5
0とピニオン51とが、図4に示すように、断状態にお
いては、前記アジャストスクリュウ31の回転運動が前
記スライドプレート4に伝達されず、図5に示すよう
に、続状態においては、前記アジャストスクリュウ31
の回転運動が前記スライドプレート4のスライド運動に
変換される。
プレート4及びアジャストスクリュウ31に装着した変
換機構としてのラック(噛合歯)及びピニオンである。
前記ラック50は前記スライドプレート4の透孔40の
上縁に設ける。一方、前記ピニオン51は前記アジャス
トスクリュウ31に固定する。この変換機構のラック5
0とピニオン51とが、図4に示すように、断状態にお
いては、前記アジャストスクリュウ31の回転運動が前
記スライドプレート4に伝達されず、図5に示すよう
に、続状態においては、前記アジャストスクリュウ31
の回転運動が前記スライドプレート4のスライド運動に
変換される。
【0024】図において、60及び61は前記ハウジン
グ10及び前記スライドプレート4に付した目盛であ
る。前記ハウジング10側の目盛60は指針を示し、一
方前記スライドプレート4側の目盛61は前記リフレク
タ2の光軸の調整量を示し、その中央の目盛を基準目
盛、例えば0目盛とする。
グ10及び前記スライドプレート4に付した目盛であ
る。前記ハウジング10側の目盛60は指針を示し、一
方前記スライドプレート4側の目盛61は前記リフレク
タ2の光軸の調整量を示し、その中央の目盛を基準目
盛、例えば0目盛とする。
【0025】図において、70及び71は前記ハウジン
グ10及び前記スライドプレート4に設けた原点合わせ
兼仮止機構としてのガイドピン及び定位置凹部である。
前記ガイドピン70は、前記ハウジング10のスライド
プレート4の支持凸部18の外面から一体に突設してな
る。一方、前記定位置凹部71は、前記スライドプレー
ト4の前記ハウジング10と対向する面に前記ガイドピ
ン70と対応させて設ける。この定位置凹部71に前記
ガイドピン70が嵌合すると、図4に示すように、前記
目盛60及び61の初期設定の原点合わせが行なわれ、
かつスライドプレート4のラック50とアジャストスク
リュウ31のピニオン51とが離れて変換機構50及び
51が断状態にある。しかも、図6の仮想線に示すよう
に、スライドプレート4がその弾性で撓んだ状態でハウ
ジング10に保持されており、前記変換機構50及び5
1の断状態が仮止されることとなる。なお、図中、72
は前記スライドプレート4の定位置凹部71と前記ガイ
ド孔42との間に設けたガイド溝である。
グ10及び前記スライドプレート4に設けた原点合わせ
兼仮止機構としてのガイドピン及び定位置凹部である。
前記ガイドピン70は、前記ハウジング10のスライド
プレート4の支持凸部18の外面から一体に突設してな
る。一方、前記定位置凹部71は、前記スライドプレー
ト4の前記ハウジング10と対向する面に前記ガイドピ
ン70と対応させて設ける。この定位置凹部71に前記
ガイドピン70が嵌合すると、図4に示すように、前記
目盛60及び61の初期設定の原点合わせが行なわれ、
かつスライドプレート4のラック50とアジャストスク
リュウ31のピニオン51とが離れて変換機構50及び
51が断状態にある。しかも、図6の仮想線に示すよう
に、スライドプレート4がその弾性で撓んだ状態でハウ
ジング10に保持されており、前記変換機構50及び5
1の断状態が仮止されることとなる。なお、図中、72
は前記スライドプレート4の定位置凹部71と前記ガイ
ド孔42との間に設けたガイド溝である。
【0026】この実施例における本発明の光軸調整確認
装置は、以上の如き構成からなるので、リフレクタ2の
光軸の初期調整を行なう際に、図4に示すように、ハウ
ジング10のガイドピン70にスライドプレート4の定
位置凹部71を嵌合する。すると、ハウジング10の目
盛60とスライドプレート4の目盛61の0目盛との初
期設定の原点合わせが行なわれる。一方、スライドプレ
ート4のラック50とアジャストスクリュウ31のピニ
オン51とが離れて変換機構50及び51が断状態にあ
る。しかも、図6の仮想線に示すように、スライドプレ
ート4がその弾性で撓んだ状態でハウジング10に保持
されて入るので、前記変換機構50及び51の断状態が
仮止されることとなる。この結果、リフレクタ2の光軸
の初期調整中においては、アジャストスクリュウ31の
回転運動がスライドプレート4に伝達されず、ハウジン
グ10の目盛60とスライドプレート4の目盛61との
初期設定で合わせた原点の位置が保持される。
装置は、以上の如き構成からなるので、リフレクタ2の
光軸の初期調整を行なう際に、図4に示すように、ハウ
ジング10のガイドピン70にスライドプレート4の定
位置凹部71を嵌合する。すると、ハウジング10の目
盛60とスライドプレート4の目盛61の0目盛との初
期設定の原点合わせが行なわれる。一方、スライドプレ
ート4のラック50とアジャストスクリュウ31のピニ
オン51とが離れて変換機構50及び51が断状態にあ
る。しかも、図6の仮想線に示すように、スライドプレ
ート4がその弾性で撓んだ状態でハウジング10に保持
されて入るので、前記変換機構50及び51の断状態が
仮止されることとなる。この結果、リフレクタ2の光軸
の初期調整中においては、アジャストスクリュウ31の
回転運動がスライドプレート4に伝達されず、ハウジン
グ10の目盛60とスライドプレート4の目盛61との
初期設定で合わせた原点の位置が保持される。
【0027】そして、リフレクタ2の光軸の初期調整
後、スライドプレート4を、取付ねじ43を中心に図4
中の矢印F方向に押圧して、スライドプレート4のラッ
ク50とアジャストスクリュウ31のピニオン51とを
噛み合わせて変換機構50及び51を続状態にすると共
に、ハウジング10のガイドピン70をスライドプレー
ト4のガイド孔42に嵌合させる。すると、上述の原点
合わせ兼仮止機構のガイドピン70及び定位置凹部71
により、既にハウジング10の目盛60とスライドプレ
ート4の目盛61との初期設定の原点合わせが完了して
いるので、原点合わせの調整が不要で、かつ原点合わせ
兼仮止機構で原点合わせの調整が容易に行なうことがで
きる。
後、スライドプレート4を、取付ねじ43を中心に図4
中の矢印F方向に押圧して、スライドプレート4のラッ
ク50とアジャストスクリュウ31のピニオン51とを
噛み合わせて変換機構50及び51を続状態にすると共
に、ハウジング10のガイドピン70をスライドプレー
ト4のガイド孔42に嵌合させる。すると、上述の原点
合わせ兼仮止機構のガイドピン70及び定位置凹部71
により、既にハウジング10の目盛60とスライドプレ
ート4の目盛61との初期設定の原点合わせが完了して
いるので、原点合わせの調整が不要で、かつ原点合わせ
兼仮止機構で原点合わせの調整が容易に行なうことがで
きる。
【0028】かくして、アジャストスクリュウ31を回
転させて、リフレクタ2の光軸の調整を行なうと、変換
機構50及び51を介してアジャストスクリュウ31の
回転運動がスライドプレート4のスライド運動に変換さ
れて、上記スライドプレート4がそのスライドプレート
4のガイド孔41及び42の長手方向にガイドピン70
及び取付ねじ43をガイドとしてスライドし、そのスラ
イドプレート4のスライド量を目盛60及び61で光軸
調整量として読み取る。
転させて、リフレクタ2の光軸の調整を行なうと、変換
機構50及び51を介してアジャストスクリュウ31の
回転運動がスライドプレート4のスライド運動に変換さ
れて、上記スライドプレート4がそのスライドプレート
4のガイド孔41及び42の長手方向にガイドピン70
及び取付ねじ43をガイドとしてスライドし、そのスラ
イドプレート4のスライド量を目盛60及び61で光軸
調整量として読み取る。
【0029】なお、上述の例において、取付体としては
灯具本体1で、また被調整体としてはリフレクタ2であ
るリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯について説明
したが、取付体としては車体で、また被調整体としては
灯具本体であるランプユニット可動タイプの自動車用前
照灯であっても良い。
灯具本体1で、また被調整体としてはリフレクタ2であ
るリフレクタ可動タイプの自動車用前照灯について説明
したが、取付体としては車体で、また被調整体としては
灯具本体であるランプユニット可動タイプの自動車用前
照灯であっても良い。
【0030】図9及び図10は第2の発明の一実施例を
示す。図9はアジャストスクリュウ31′付近の背面図
であって、前記実施例における図5に対応する図であ
る。図10は上記アジャストスクリュウ31′付近の側
面断面図であって、前記実施例における図3の要部に対
応する図である。
示す。図9はアジャストスクリュウ31′付近の背面図
であって、前記実施例における図5に対応する図であ
る。図10は上記アジャストスクリュウ31′付近の側
面断面図であって、前記実施例における図3の要部に対
応する図である。
【0031】上記アジャストスクリュウ31′の六角頭
部の根本付近にピニオン歯車81を固着する。82は中
間歯車であって、取付ネジ状の中間歯車軸83によって
ハウジング10′に対して回動自在に装着され、上記ピ
ニオン歯車81と噛合している。
部の根本付近にピニオン歯車81を固着する。82は中
間歯車であって、取付ネジ状の中間歯車軸83によって
ハウジング10′に対して回動自在に装着され、上記ピ
ニオン歯車81と噛合している。
【0032】84は、内歯形のリング歯車であって、ハ
ウジング10′に設けられた弾性フック85により回転
自在に、かつ着脱可能に支承されている。86は、上記
リング歯車84の支承を補助するとともに、その回転を
案内している円弧状の突条である。上記リング歯車84
には指針87が固定されており、これに対向せしめて角
度目盛凸部88が配置されている。この角度目盛凸部8
8は、前記ハウジング10′に一体に突設されており、
その表面に目盛が付されており、前記リング歯車84の
回動のガイドともなす。
ウジング10′に設けられた弾性フック85により回転
自在に、かつ着脱可能に支承されている。86は、上記
リング歯車84の支承を補助するとともに、その回転を
案内している円弧状の突条である。上記リング歯車84
には指針87が固定されており、これに対向せしめて角
度目盛凸部88が配置されている。この角度目盛凸部8
8は、前記ハウジング10′に一体に突設されており、
その表面に目盛が付されており、前記リング歯車84の
回動のガイドともなす。
【0033】上記のように構成された本実施例(図9,
図10)の光軸調整確認装置を使用した1例について次
に述べる。
図10)の光軸調整確認装置を使用した1例について次
に述べる。
【0034】図10(A)は組立状態を示し、リング歯
車84が組み付けられている。自動車工場から出荷する
前、もしくは専門工場で整備する際、上記リング歯車8
4を取り外して、同図(B)に仮想線で示した84′の
ごとく一時的に保管しておく。
車84が組み付けられている。自動車工場から出荷する
前、もしくは専門工場で整備する際、上記リング歯車8
4を取り外して、同図(B)に仮想線で示した84′の
ごとく一時的に保管しておく。
【0035】この状態で、アジャストスクリュウ31′
を回転させることにより、専門技術者が専用の調整機器
を用いて光軸方向を正しく調整(エイミング)する。
を回転させることにより、専門技術者が専用の調整機器
を用いて光軸方向を正しく調整(エイミング)する。
【0036】光軸が正しく調整された状態で、図9に示
した指針87を角度目盛板88の中央目盛と合わせるよ
うに、取り外してあったリング歯車84′(図10
(B)参照)を(A)図に実線で描いたリング歯車84
のごとく組み付ける。この結果、原点合せが簡単に行う
ことができる。
した指針87を角度目盛板88の中央目盛と合わせるよ
うに、取り外してあったリング歯車84′(図10
(B)参照)を(A)図に実線で描いたリング歯車84
のごとく組み付ける。この結果、原点合せが簡単に行う
ことができる。
【0037】次に、一般ユーザーが当該前照灯を搭載さ
れた自動車を使用している際、積荷の関係で例えば自動
車車体の前傾が浮き後傾が沈む形に傾いた場合、運転手
はアジャストスクリュウ31′の頭部にプラスドライバ
を係合して適宜に光軸を調節(レベリング)する。この時
の調節量は角度目盛板88に表示される。
れた自動車を使用している際、積荷の関係で例えば自動
車車体の前傾が浮き後傾が沈む形に傾いた場合、運転手
はアジャストスクリュウ31′の頭部にプラスドライバ
を係合して適宜に光軸を調節(レベリング)する。この時
の調節量は角度目盛板88に表示される。
【0038】上述した積荷状態での走行を終えて荷卸し
すると、車体の傾きは復元する。そこで、運転手はアジ
ャストスクリュウ31′を回して、指示87を角度目盛
板88の中央目盛に合わせる。この操作に際して、運転
手は別段の光軸調整用の機器を必要とせず、目盛りを合
わせるだけで正しい調整状態に復元することができる。
以上に説明したように本実施例の装置は、光軸方向を調
整するというよりは、一旦正しく調整された状態を機械
的に記憶し、必要に応じて上記の正しく調整された状態
を復元する機能、及び、一旦正しく調整された状態が保
持されているか否かを確認する機能を有している。ま
た、不用意に若しくは無知によってアジャストスクリュ
ウ31′を回してしまっても装置が破損する虞れが無
く、しかも迅速,容易に正しい調整状態に復元させるこ
とができる。
すると、車体の傾きは復元する。そこで、運転手はアジ
ャストスクリュウ31′を回して、指示87を角度目盛
板88の中央目盛に合わせる。この操作に際して、運転
手は別段の光軸調整用の機器を必要とせず、目盛りを合
わせるだけで正しい調整状態に復元することができる。
以上に説明したように本実施例の装置は、光軸方向を調
整するというよりは、一旦正しく調整された状態を機械
的に記憶し、必要に応じて上記の正しく調整された状態
を復元する機能、及び、一旦正しく調整された状態が保
持されているか否かを確認する機能を有している。ま
た、不用意に若しくは無知によってアジャストスクリュ
ウ31′を回してしまっても装置が破損する虞れが無
く、しかも迅速,容易に正しい調整状態に復元させるこ
とができる。
【0039】図11乃至図14は第3の発明の一実施例
を示す。この実施例のものは、上述の図1乃至図8に示
した実施例の変形例である。図中、図1乃至図8と同符
号は同一のものを示す。図において、9は自動車の車体
の一部である。すなわち、自動車用前照灯を収納する車
体の凹部を構成するアンダーエプロンである。このアン
ダーエプロン9のうち、アジャストスクリュウ31の軸
に対してほぼ垂直方向であって、スライドプレート4が
位置する箇所に長円形状の目盛目視兼工具90挿入用の
透孔91を設ける。なお、図において、92は自動車用
前照灯の後部に隣接して配置されたバッテリーもしくは
ウィンドウォッシャータンク等である。
を示す。この実施例のものは、上述の図1乃至図8に示
した実施例の変形例である。図中、図1乃至図8と同符
号は同一のものを示す。図において、9は自動車の車体
の一部である。すなわち、自動車用前照灯を収納する車
体の凹部を構成するアンダーエプロンである。このアン
ダーエプロン9のうち、アジャストスクリュウ31の軸
に対してほぼ垂直方向であって、スライドプレート4が
位置する箇所に長円形状の目盛目視兼工具90挿入用の
透孔91を設ける。なお、図において、92は自動車用
前照灯の後部に隣接して配置されたバッテリーもしくは
ウィンドウォッシャータンク等である。
【0040】図において、100はハウジング10に一
体に設けたガイドである。このガイド100は、アジャ
ストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であっ
て、前記アンダーエプロン9の透孔91に対応して上下
に2枚一体に突設する。このガイド100に工具90挿
入用の透孔101を設ける。このガイド100の透孔1
01の縁に凸部102を一体に設ける。
体に設けたガイドである。このガイド100は、アジャ
ストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であっ
て、前記アンダーエプロン9の透孔91に対応して上下
に2枚一体に突設する。このガイド100に工具90挿
入用の透孔101を設ける。このガイド100の透孔1
01の縁に凸部102を一体に設ける。
【0041】図において、44はスライドプレート4に
一体に設けた折曲部である。この折曲部44は、アジャ
ストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であっ
て、前記アンダーエプロン9の透孔91及び前記ガイド
100の透孔101に対応して設ける。また、この折曲
部44は、図13に示すように、リフレクタ2の光軸の
初期調整を行なう際に、変換機構50及び51を断状態
に仮止めしたときには、前記ガイド100の透孔101
を閉塞しない位置に設けられている。
一体に設けた折曲部である。この折曲部44は、アジャ
ストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であっ
て、前記アンダーエプロン9の透孔91及び前記ガイド
100の透孔101に対応して設ける。また、この折曲
部44は、図13に示すように、リフレクタ2の光軸の
初期調整を行なう際に、変換機構50及び51を断状態
に仮止めしたときには、前記ガイド100の透孔101
を閉塞しない位置に設けられている。
【0042】かくして、前記ハウジング10の凸部10
2及び前記スライドプレート4の折曲部44のうち、ア
ジャストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であ
って、前記アンダーエプロン9の透孔91から目視可能
な位置に、目盛60及び61を付す。
2及び前記スライドプレート4の折曲部44のうち、ア
ジャストスクリュウ31の軸に対してほぼ垂直方向であ
って、前記アンダーエプロン9の透孔91から目視可能
な位置に、目盛60及び61を付す。
【0043】図において、45は前記アジャストスクリ
ュウ31に固定した工具係合部としての冠歯車である。
この冠歯車45は、アジャストスクリュウ31の軸に対
してほぼ垂直方向に前記アンダーエプロン9の透孔91
及び前記ガイド100の透孔101を挿通した工具(例
えば十字ドライバー)90を係合させて、その工具90
の操作によりアジャストスクリュウ31を回転操作する
ものである。
ュウ31に固定した工具係合部としての冠歯車である。
この冠歯車45は、アジャストスクリュウ31の軸に対
してほぼ垂直方向に前記アンダーエプロン9の透孔91
及び前記ガイド100の透孔101を挿通した工具(例
えば十字ドライバー)90を係合させて、その工具90
の操作によりアジャストスクリュウ31を回転操作する
ものである。
【0044】この実施例における本発明の光軸調整確認
装置は、以上の如き構成からなるものであるから、図1
1に示すように、光軸調整確認装置の後部にバッテリー
もしくはウィンドウォッシャータンク等92の障害物が
あっても、アジャストスクリュウ31の軸に対してほぼ
垂直方向から、光軸調整ができると共に、光軸調整の確
認もできる。
装置は、以上の如き構成からなるものであるから、図1
1に示すように、光軸調整確認装置の後部にバッテリー
もしくはウィンドウォッシャータンク等92の障害物が
あっても、アジャストスクリュウ31の軸に対してほぼ
垂直方向から、光軸調整ができると共に、光軸調整の確
認もできる。
【0045】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の自動
車用前照灯における光軸調整確認装置は、原点合わせの
調整を容易に行なうことができる。また、アジャストス
クリュウの軸に対してほぼ垂直方向から、光軸調整がで
きると共に、光軸調整の確認もできる。
車用前照灯における光軸調整確認装置は、原点合わせの
調整を容易に行なうことができる。また、アジャストス
クリュウの軸に対してほぼ垂直方向から、光軸調整がで
きると共に、光軸調整の確認もできる。
【図1】第1の発明の自動車用前照灯における光軸調整
確認装置の一実施例を示し、本発明の光軸調整確認装置
を装備した自動車用前照灯の正面図である。
確認装置の一実施例を示し、本発明の光軸調整確認装置
を装備した自動車用前照灯の正面図である。
【図2】同じく一部背面図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】原点合わせ兼仮止機構で目盛の初期設定の原点
合わせが完了した状態と変換機構を断状態に仮止した状
態とを示した一部背面図である。
合わせが完了した状態と変換機構を断状態に仮止した状
態とを示した一部背面図である。
【図5】被調整体の光軸の初期調整完了後の変換機構の
続状態を示した一部背面図である。
続状態を示した一部背面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図ある。
【図7】図5におけるVII−VII線断面図である。
【図8】図4におけるVIII−VIII線断面図であ
る。
る。
【図9】第2の発明の自動車用前照灯における光軸調整
確認装置の一実施例を示し、アジャストスクリュウ付近
を描いた背面図である。
確認装置の一実施例を示し、アジャストスクリュウ付近
を描いた背面図である。
【図10】同じくアジャストスクリュウ付近を切断して
描いた模式的な側面図である。
描いた模式的な側面図である。
【図11】第3の発明の自動車用前照灯における光軸調
整確認装置の一実施例を示し、要部の縦断面図である。
整確認装置の一実施例を示し、要部の縦断面図である。
【図12】図11におけるXII線矢視図である。
【図13】同じく、変換機構が断状態の一部背面図であ
る。
る。
【図14】同じく、変換機構が続状態の一部背面図であ
る。
る。
【図15】従来の光軸調整確認装置を示した一部断面図
である。
である。
1…灯具本体、10,10′…ハウジング(取付体)、
2…リフレクタ(被調整体)、3…光軸調整機構、3
1,31′…アジャストスクリュウ、4…スライドプレ
ート、41及び42ガイド孔、50…ラック(変換機
構)、51…ピニオン(変換機構)、60…及び61…
目盛、70…ガイドピン(原点合わせ兼仮止機構)、7
1…定位置凹部(原点合わせ兼仮止機構)、81…ピニ
オン歯車、82…中間歯車、84…リング歯車、85…
弾性フック、86…円弧状突条、87…指針、88…角
度目盛板、9…アンダーエプロン、90…工具、91…
透孔、92…バッテリーもしくはウィンドウォッシャー
タンク等、100…ガイド、101…透孔、102…凸
部、44…折曲部、45…冠歯車(工具係合部)。
2…リフレクタ(被調整体)、3…光軸調整機構、3
1,31′…アジャストスクリュウ、4…スライドプレ
ート、41及び42ガイド孔、50…ラック(変換機
構)、51…ピニオン(変換機構)、60…及び61…
目盛、70…ガイドピン(原点合わせ兼仮止機構)、7
1…定位置凹部(原点合わせ兼仮止機構)、81…ピニ
オン歯車、82…中間歯車、84…リング歯車、85…
弾性フック、86…円弧状突条、87…指針、88…角
度目盛板、9…アンダーエプロン、90…工具、91…
透孔、92…バッテリーもしくはウィンドウォッシャー
タンク等、100…ガイド、101…透孔、102…凸
部、44…折曲部、45…冠歯車(工具係合部)。
Claims (3)
- 【請求項1】 取付体と、上記取付体に回転可能に取り
付けた被調整体と、前記取付体に回転可能にかつ軸方向
に移動不可能に取り付けたアジャストスクリュウ等から
成り、前記被調整体及び前記取付体に装着した光軸調整
機構とを備え、前記光軸調整機構のアジャストスクリュ
ウを回転操作することにより、前記被調整体が前記取付
体に対して回動して、その被調整体の光軸が調整される
自動車用前照灯において、 前記取付体にスライド可能に取り付けたスライドプレー
トと、 上記スライドプレート及び前記アジャストスクリュウに
装着し、断状態では前記アジャストスクリュウの回転運
動が前記スライドプレートに伝達されず、続状態では前
記アジャストスクリュウの回転運動が前記スライドプレ
ートのスライド運動に変換される変換機構と、 前記取付体及び前記スライドプレートに付し、前記アジ
ャストスクリュウの回転に伴ってスライドする前記スラ
イドプレートのスライド量を前記被調整体の光軸の調整
量として読み取る目盛と、 前記取付体及び前記スライドプレートに設け、前記目盛
の初期設定の原点合わせ機能と、前記被調整体の光軸の
初期調整時に前記変換機構を断状態に仮止する機能と、
を有する原点合わせ兼仮止機構と、 を備えたことを特徴とする、自動車用前照灯における光
軸調整確認装置。 - 【請求項2】 取付体と、上記取付体に回転可能に取り
付けた被調整体と、前記取付体に回転可能にかつ軸方向
の移動不可能に取り付けたアジャストスクリュウ等から
成り、前記被調整体及び前記取付体に装着した光軸調整
機構とを備え、前記光軸調整機構のアジャストスクリュ
ウを回転操作することにより、前記被調整体が前記取付
体に対して回動して、その被調整体の光軸が調整される
自動車用前照灯において、 前記アジャストスクリュウに固着されたピニオン歯車
と、 前記取付体に対して回動可能に、かつ着脱可能に装着さ
れた内歯形のリング歯車と、 上記リング歯車及び前記ピニオン歯車に噛合する中間歯
車と、 前記リング歯車の回動角を表わす目盛と、 を具備していることを特徴とする、自動車用前照灯にお
ける光軸調整確認装置。 - 【請求項3】 取付体と、上記取付体に回転可能に取り
付けた被調整体と、前記取付体に回転可能にかつ軸方向
に移動不可能に取り付けたアジャストスクリュウ等から
成り、前記被調整体及び前記取付体に装着した光軸調整
機構とを備え、前記光軸調整機構のアジャストスクリュ
ウを回転操作することにより、前記被調整体が前記取付
体に対して回動して、その被調整体の光軸が調整される
自動車用前照灯において、 前記取付体にスライド可能に取り付けたスライドプレー
トと、 上記スライドプレート及び前記アジャストスクリュウに
装着し、断状態では前記アジャストスクリュウの回転運
動が前記スライドプレートに伝達されず、続状態では前
記アジャストスクリュウの回転運動が前記スライドプレ
ートのスライド運動に変換される変換機構と、 前記取付体及び前記スライドプレートうち、前記アジャ
ストスクリュウの軸に対してほぼ垂直方向から目視位置
に付し、前記アジャストスクリュウの回転に伴ってスラ
イドする前記スライドプレートのスライド量を前記被調
整体の光軸の調整量として読み取る目盛と、 前記取付体及び前記スライドプレートに設け、前記目盛
の初期設定の原点合わせ機能と、前記被調整体の光軸の
初期調整時に前記変換機構を断状態に仮止する機能と、
を有する原点合わせ兼仮止機構と、 前記アジャストスクリュウに設け、前記アジャストスク
リュウの軸に対してほぼ垂直方向からの工具操作により
前記アジャストスクリュウを回転操作することができる
工具係合部と、 を備えたことを特徴とする、自動車用前照灯における光
軸調整確認装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20953193A JPH0794004A (ja) | 1993-02-22 | 1993-08-24 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
| US08/264,165 US5446630A (en) | 1993-06-22 | 1994-06-22 | Optical-axis adjustment checker for automotive headlamps |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP589693 | 1993-02-22 | ||
| JP5-5896 | 1993-06-22 | ||
| JP3359493 | 1993-06-22 | ||
| JP5-33594 | 1993-06-22 | ||
| JP20953193A JPH0794004A (ja) | 1993-02-22 | 1993-08-24 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0794004A true JPH0794004A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=27276944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20953193A Pending JPH0794004A (ja) | 1993-02-22 | 1993-08-24 | 自動車用前照灯における光軸調整確認装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0794004A (ja) |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP20953193A patent/JPH0794004A/ja active Pending
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