JPH0796545B2 - 2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法 - Google Patents
2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法Info
- Publication number
- JPH0796545B2 JPH0796545B2 JP23236787A JP23236787A JPH0796545B2 JP H0796545 B2 JPH0796545 B2 JP H0796545B2 JP 23236787 A JP23236787 A JP 23236787A JP 23236787 A JP23236787 A JP 23236787A JP H0796545 B2 JPH0796545 B2 JP H0796545B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrahydronaphthoxy
- chlorothioformate
- present
- reaction
- producing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)
−クロロチオホルメイトの製造方法に関する。本発明の
製造方法により、製造することができる2−(5,6,7,8
−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイト
は、医薬あるいは農薬などの中間体として有用である。
−クロロチオホルメイトの製造方法に関する。本発明の
製造方法により、製造することができる2−(5,6,7,8
−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイト
は、医薬あるいは農薬などの中間体として有用である。
(従来の技術) フェニルクロロチオホルメイト類は、脱ハロゲン化水素
試剤存在下にフェノール類とチオホスゲンの反応により
製造できることは公知である。しかし、この方法では、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールのクロロホル
ミル化においては通常3%以上の不純物の生成が見ら
れ、純度97%未満の目的物しか得られない。したがって
工業的原料として使用し得るより純度の高い2−(5,6,
7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイ
トの合成方法が望まれていた。
試剤存在下にフェノール類とチオホスゲンの反応により
製造できることは公知である。しかし、この方法では、
5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールのクロロホル
ミル化においては通常3%以上の不純物の生成が見ら
れ、純度97%未満の目的物しか得られない。したがって
工業的原料として使用し得るより純度の高い2−(5,6,
7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイ
トの合成方法が望まれていた。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、高純度の2−(5,6,7,8−テトラヒド
ロナフトキシ)−クロロチオホルメイトを収率良く得る
ことである。
ロナフトキシ)−クロロチオホルメイトを収率良く得る
ことである。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明者等は、5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトー
ルをクロロチオホルミル化することにより高純度の2−
(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホ
ルメイトを得る方法について鋭意検討した結果、イオウ
含有の酸の塩を添加剤として使用することにより、高い
収率で高純度の該クロロホルメイトを製造できることを
見い出し本発明を完成した。すなわち、本発明は、5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールとチオホスゲンを
脱ハロゲン化水素試剤と亜硫酸塩,チオ硫酸塩,亜ニチ
オン酸塩及びスルホキシル酸塩の少なくとも一種の存在
下に反応させることを特徴とする2−(5,6,7,8−テト
ラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方
法を提供するものである。
ルをクロロチオホルミル化することにより高純度の2−
(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホ
ルメイトを得る方法について鋭意検討した結果、イオウ
含有の酸の塩を添加剤として使用することにより、高い
収率で高純度の該クロロホルメイトを製造できることを
見い出し本発明を完成した。すなわち、本発明は、5,6,
7,8−テトラヒドロ−2−ナフトールとチオホスゲンを
脱ハロゲン化水素試剤と亜硫酸塩,チオ硫酸塩,亜ニチ
オン酸塩及びスルホキシル酸塩の少なくとも一種の存在
下に反応させることを特徴とする2−(5,6,7,8−テト
ラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方
法を提供するものである。
本発明方法で用いられる添加剤は、亜硫酸塩,チオ硫酸
塩,亜ニチオン酸塩,スルホキシル酸塩の中から選ばれ
る。これらの塩としては、ナトリウム,カリウムなどの
アルカリ金属との塩が用いられ、例えば、亜硫酸ナトリ
ウム,チオ硫酸ナトリウム,ハイドロサルファイト,ロ
ンガリットなどを挙げることができる。
塩,亜ニチオン酸塩,スルホキシル酸塩の中から選ばれ
る。これらの塩としては、ナトリウム,カリウムなどの
アルカリ金属との塩が用いられ、例えば、亜硫酸ナトリ
ウム,チオ硫酸ナトリウム,ハイドロサルファイト,ロ
ンガリットなどを挙げることができる。
本発明製造方法に用いる前記添加剤の添加量は、好まし
くは5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトール1モルに
対して0.005〜1モルであり、さらに好ましくは0.02〜
0.1モルの範囲である。これらの添加量が0.005モルより
少ない状態で反応を行ったならば、目的物の純度は98%
程度しかなく、充分満足し得る純度の化合物は得られな
い。又、1モルを越える量のこれらの塩の存在下での反
応では2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−2
−クロロチオホルメイトの収量は最適条件下での反応に
比べ大きく減少する。
くは5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトール1モルに
対して0.005〜1モルであり、さらに好ましくは0.02〜
0.1モルの範囲である。これらの添加量が0.005モルより
少ない状態で反応を行ったならば、目的物の純度は98%
程度しかなく、充分満足し得る純度の化合物は得られな
い。又、1モルを越える量のこれらの塩の存在下での反
応では2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−2
−クロロチオホルメイトの収量は最適条件下での反応に
比べ大きく減少する。
本発明方法における脱ハロゲン化水素試剤としては、ア
ルカリ金属水酸化物,アルカリ土類金属水酸化物、そし
て、アルカリ金属炭酸塩等の無機塩、トリエチルアミ
ン,ピリジン,キノリン,イソキノリン等の有機塩基が
挙げられるが、通常は、水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウム等のアルカリ金属水酸化物を水に溶解して用いるこ
とができる。又、反応を円滑に進めるために、ジクロロ
メタン,クロロホルム,四塩化炭素,ジクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素溶媒を使用することができる。
ルカリ金属水酸化物,アルカリ土類金属水酸化物、そし
て、アルカリ金属炭酸塩等の無機塩、トリエチルアミ
ン,ピリジン,キノリン,イソキノリン等の有機塩基が
挙げられるが、通常は、水酸化ナトリウム,水酸化カリ
ウム等のアルカリ金属水酸化物を水に溶解して用いるこ
とができる。又、反応を円滑に進めるために、ジクロロ
メタン,クロロホルム,四塩化炭素,ジクロロエタン等
のハロゲン化炭化水素溶媒を使用することができる。
反応温度は−10℃から30℃程度であり、好ましくは0℃
から15℃程度が適当である。
から15℃程度が適当である。
(実施例) 以下本発明を実施例によりさらに説明するが、本発明は
これらにのみ限定されるものではない。
これらにのみ限定されるものではない。
実施例1 5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトール14.8g(0.1mo
l)と95%チオホスゲン12.7g(0.105mol)を含む四塩化
炭素75mlの溶液に氷冷撹拌下、添加剤としてハイドロサ
ルファイト5mmolを溶解した2N水酸化ナトリウム水溶液5
0ml(0.1mol)を15分間で滴下した。滴下終了後、15時
間撹拌を継続した。その反応混合物をアルカリ洗浄,水
洗後減圧蒸留により精製し、18.3g(収率81.0%)の2
−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオ
ホルメイトを得た。又、生成物について液体クロマトグ
ラフィー(検出器:UV−8,カラム:逆相TSKgel ODS−120
T(4.6mmφ×25cm),溶離液:アセトニトリル/水=80
/20)により分析を行った結果、純度は99.8%であっ
た。
l)と95%チオホスゲン12.7g(0.105mol)を含む四塩化
炭素75mlの溶液に氷冷撹拌下、添加剤としてハイドロサ
ルファイト5mmolを溶解した2N水酸化ナトリウム水溶液5
0ml(0.1mol)を15分間で滴下した。滴下終了後、15時
間撹拌を継続した。その反応混合物をアルカリ洗浄,水
洗後減圧蒸留により精製し、18.3g(収率81.0%)の2
−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオ
ホルメイトを得た。又、生成物について液体クロマトグ
ラフィー(検出器:UV−8,カラム:逆相TSKgel ODS−120
T(4.6mmφ×25cm),溶離液:アセトニトリル/水=80
/20)により分析を行った結果、純度は99.8%であっ
た。
実施例2〜6,比較例 実施例1と同じ反応装置を用い、同じ反応条件で添加剤
の種類及び添加量を変えて実施した場合の結果を以下に
示す。
の種類及び添加量を変えて実施した場合の結果を以下に
示す。
(発明の効果) 以上の説明で明かな様に、本発明の製造方法に例えば、
高純度の2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−
クロロチオホルメイトを収率良く得ることが出来る。
高純度の2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−
クロロチオホルメイトを収率良く得ることが出来る。
Claims (1)
- 【請求項1】5,6,7,8−テトラヒドロ−2−ナフトール
とチオホスゲンを脱ハロゲン化水素試剤と亜硫酸塩,チ
オ硫酸塩,亜ニチオン酸塩及びスルホキシル酸塩の少な
くとも一種の存在下反応させることを特徴とする2−
(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホ
ルメイトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23236787A JPH0796545B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23236787A JPH0796545B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6475462A JPS6475462A (en) | 1989-03-22 |
| JPH0796545B2 true JPH0796545B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=16938106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23236787A Expired - Fee Related JPH0796545B2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0796545B2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP23236787A patent/JPH0796545B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6475462A (en) | 1989-03-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0524634B1 (en) | Process for the preparation of 1,2-naphtho-quinonediazido-5-sulfonyl chloride | |
| US4127575A (en) | Preparation of chloro substituted pyridines | |
| JPS61158947A (ja) | 光学活性2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸の製法 | |
| EP0092117B1 (en) | Process for producing chloronicotinic acid compounds | |
| US4675447A (en) | Method for preparation of alkylsulfonyl alkylchlorobenzenes | |
| JPH0211559A (ja) | ジスルフイドの製造方法 | |
| JPH0816093B2 (ja) | 2−(5,6,7,8−テトラヒドロナフトキシ)−クロロチオホルメイトの製造方法 | |
| JP3240201B2 (ja) | クロロピラジン類の製造法 | |
| US4433153A (en) | Process for the manufacture of 2,6-dichlorobenzoxazole and 2,6-dichlorobenzthiazole | |
| US4808745A (en) | Process for the preparation of 1-bromoethyl hydrocarbonyl carbonates and new 1-bromoethyl hydrocarbonyl carbonates | |
| JPWO2005026176A1 (ja) | 3−クロロメチル−3−セフェム誘導体の製造方法 | |
| JP2003104951A (ja) | ペルフルオロアルキルスルホニルハライドの製造法 | |
| US3304331A (en) | Process for chlorination of dimethylsulfoxide | |
| KR900007392B1 (ko) | 2-(4-브로모페닐)-2-메틸 프로필 클로라이드의 제조방법 | |
| JP4894123B2 (ja) | ペルフルオロアルキルスルホニルハライドの製造方法 | |
| JPH0249293B2 (ja) | ||
| KR800001589B1 (ko) | 클로로 술포닐 벤조일 클로리드의 제조방법 | |
| JPH026340B2 (ja) | ||
| JPH0543554A (ja) | 3,5−ジクロロピラゾール−4−カルボン酸エステル類の製造法 | |
| JPH0543553A (ja) | 3,5−ジクロロピラゾール−4−カルボン酸エステル類の製造方法 | |
| JPS6127961A (ja) | N−置換フタルイミドの製造方法 | |
| JPH0812658A (ja) | シドノン類の製造法 | |
| JPH0350740B2 (ja) | ||
| JPH04327554A (ja) | ヨードプロパルギルアリールオキシメチルエーテルの製造方 法 | |
| EP0682029A1 (en) | Process for producing bicozamycin benzoate |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |