JPH0660115B2 - フルオロアルカノ−ルの製法 - Google Patents
フルオロアルカノ−ルの製法Info
- Publication number
- JPH0660115B2 JPH0660115B2 JP62107526A JP10752687A JPH0660115B2 JP H0660115 B2 JPH0660115 B2 JP H0660115B2 JP 62107526 A JP62107526 A JP 62107526A JP 10752687 A JP10752687 A JP 10752687A JP H0660115 B2 JPH0660115 B2 JP H0660115B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- fluoroalkanol
- fluoroalkyl
- water
- rfch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化フルオロアルキルからフルオロア
ルカノールを製造する新規な方法に関する。
ルカノールを製造する新規な方法に関する。
[従来技術] フルオロアルカノールは、フルオロアルキルアクリレー
ト及びフルオロアルキルメタクリレートの原料として用
いられ、更に、これらの単独でまたはアルキルアクリレ
ートもしくはアルキルメタクリレート等と共に重合させ
て得られる重合体は、撥水撥油剤として用いられる。
ト及びフルオロアルキルメタクリレートの原料として用
いられ、更に、これらの単独でまたはアルキルアクリレ
ートもしくはアルキルメタクリレート等と共に重合させ
て得られる重合体は、撥水撥油剤として用いられる。
従来、最終製品の性能、たとえば、撥水撥油剤での撥水
性または撥油性に悪影響を与えるパーフルオロアルキル
エチレン(RfCH=CH2)などの副生物をフルオロ
アルカノールから分離することは極めて困難であった。
副生物の生成を抑制するフルオロアルカノールの製法と
して、本出願人による特願昭61−26493号には、
式: RfCH2CH2X [式中、Rfは炭素数1〜23のパーフルオロアルキル
基、Xは臭素またはヨウ素を表わす。]で示されるハロ
ゲン化フルオロアルキルを水(またはアルカノールもし
くはアルカンポリオール)およびジアルキルスルホキサ
イドと接触させる方法が提案されている。しかし、この
方法においては、反応により生成したハロゲン分子、例
えばヨウ素分子(I2)が、ジアルキルスルホキサイド
の分解を生じさせるという問題が生じる。従って、ヨウ
素分子を除去する必要があるが、例えば、ジメチルスル
ホキサイド(沸点:189℃)とI2(沸点:185.
2℃)の沸点は非常に接近しているので、蒸留によりI
2を分離することは不可能である。また、化学的処理、
例えばNa2SO3でI2を還元した後に、ジメチルスル
ホキサイドを蒸留により回収する工程が考えられるが、
このような工程はフルオロアルカノールの製造を複雑に
するので好ましくない。
性または撥油性に悪影響を与えるパーフルオロアルキル
エチレン(RfCH=CH2)などの副生物をフルオロ
アルカノールから分離することは極めて困難であった。
副生物の生成を抑制するフルオロアルカノールの製法と
して、本出願人による特願昭61−26493号には、
式: RfCH2CH2X [式中、Rfは炭素数1〜23のパーフルオロアルキル
基、Xは臭素またはヨウ素を表わす。]で示されるハロ
ゲン化フルオロアルキルを水(またはアルカノールもし
くはアルカンポリオール)およびジアルキルスルホキサ
イドと接触させる方法が提案されている。しかし、この
方法においては、反応により生成したハロゲン分子、例
えばヨウ素分子(I2)が、ジアルキルスルホキサイド
の分解を生じさせるという問題が生じる。従って、ヨウ
素分子を除去する必要があるが、例えば、ジメチルスル
ホキサイド(沸点:189℃)とI2(沸点:185.
2℃)の沸点は非常に接近しているので、蒸留によりI
2を分離することは不可能である。また、化学的処理、
例えばNa2SO3でI2を還元した後に、ジメチルスル
ホキサイドを蒸留により回収する工程が考えられるが、
このような工程はフルオロアルカノールの製造を複雑に
するので好ましくない。
[発明の目的] 本発明の目的は、副生物の生成およびジアルキルスルホ
キサイドの分解が抑制されている、フルオロアルカノー
ルの製法を提供することにある。
キサイドの分解が抑制されている、フルオロアルカノー
ルの製法を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の要旨は、ハロゲン化フルオロアルキルに水、
式: R1R2SO [式中、R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基を表わす。] で示されるアルキルスルホキサイド及び金属銅を接触さ
せることを特徴とするフルオロアルカノールの製法に存
する。
式: R1R2SO [式中、R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基を表わす。] で示されるアルキルスルホキサイド及び金属銅を接触さ
せることを特徴とするフルオロアルカノールの製法に存
する。
ハロゲン化フルオロアルキルは、式: RfCH2CH2X [式中、Rfは、炭素数1〜23のパーフルオロアルキ
ル基、Xは臭素またはヨウ素を表わす。] で示される化合物であることが好ましい。従って、フル
オロアルカノールは、式: RfCH2CH2OH [式中、Rfは前記と同意義。] で示される化合物であることが好ましい。
ル基、Xは臭素またはヨウ素を表わす。] で示される化合物であることが好ましい。従って、フル
オロアルカノールは、式: RfCH2CH2OH [式中、Rfは前記と同意義。] で示される化合物であることが好ましい。
本発明において、ハロゲン化フルオロアルキル/水のモ
ル比は、化学量論的には1/1である。ハロゲン化フル
オロアルキル/水のモル比は、化学量論の通常1/1〜
1/50であり、特に1/1.5〜1/25であること
が好ましい。
ル比は、化学量論的には1/1である。ハロゲン化フル
オロアルキル/水のモル比は、化学量論の通常1/1〜
1/50であり、特に1/1.5〜1/25であること
が好ましい。
ハロゲン化フルオロアルキル/ジアルキルスルホキサイ
ド(以下、DASOと称することがある。)のモル比
は、通常1/1〜1/100であり、特に1/5〜1/
20であることが好ましい。ジアルキルスルホキサイド
を前記範囲よりも過剰に使用する場合、目的化合物が溶
解してその回収率が低くなる。また、ジアルキルスルホ
キサイドの使用量が少なすぎる場合、反応速度が小さく
なる。
ド(以下、DASOと称することがある。)のモル比
は、通常1/1〜1/100であり、特に1/5〜1/
20であることが好ましい。ジアルキルスルホキサイド
を前記範囲よりも過剰に使用する場合、目的化合物が溶
解してその回収率が低くなる。また、ジアルキルスルホ
キサイドの使用量が少なすぎる場合、反応速度が小さく
なる。
金属銅の量は、ハロゲン化フルオロアルキル1モルに対
して1〜2モルであることが好ましい。金属銅は、粉末
で使用することが好ましいが、金属銅粉末の粒子の大き
さは、接触面積が大きくなるように、できる限り小さい
ことが好ましい。
して1〜2モルであることが好ましい。金属銅は、粉末
で使用することが好ましいが、金属銅粉末の粒子の大き
さは、接触面積が大きくなるように、できる限り小さい
ことが好ましい。
好ましい態様において、反応系中に酸素または不活性気
体を供給しながら反応を行う。不活性気体としては、窒
素、ヘリウム、アルゴン等が挙げられる。
体を供給しながら反応を行う。不活性気体としては、窒
素、ヘリウム、アルゴン等が挙げられる。
本発明の製法の反応温度は、通常100〜180℃程
度、好ましくは120〜150℃程度である。反応温度
が余りに高い場合に、好ましくない副反応が多くなり、
また反応温度が余りに低い場合に、反応速度が低くな
り、いずれの場合にも目的物の収率が低下する。上記の
反応温度において、反応時間は1〜10時間程度、好ま
しくは2〜6時間である。反応圧力は特に限定されな
い。なお、本発明の反応は、反応体が相互に緊密に接触
し得るように行なうことが好ましく、これは通常、簡単
な撹拌または振とう操作により行う。
度、好ましくは120〜150℃程度である。反応温度
が余りに高い場合に、好ましくない副反応が多くなり、
また反応温度が余りに低い場合に、反応速度が低くな
り、いずれの場合にも目的物の収率が低下する。上記の
反応温度において、反応時間は1〜10時間程度、好ま
しくは2〜6時間である。反応圧力は特に限定されな
い。なお、本発明の反応は、反応体が相互に緊密に接触
し得るように行なうことが好ましく、これは通常、簡単
な撹拌または振とう操作により行う。
生成したフルオロアルカノールを単離するには、反応混
合物から生成ハロゲン化銅、例えば生成ヨウ化銅(Cu
I)の沈殿を濾去したのちに、水洗、分留及び抽出など
のいずれかを行えばよい。たとえば、濾過後に反応混合
物に水を添加すると、目的生成物と未反応ジアルキルス
ルホキサイド/水の二層になり、容易に分離できる。
合物から生成ハロゲン化銅、例えば生成ヨウ化銅(Cu
I)の沈殿を濾去したのちに、水洗、分留及び抽出など
のいずれかを行えばよい。たとえば、濾過後に反応混合
物に水を添加すると、目的生成物と未反応ジアルキルス
ルホキサイド/水の二層になり、容易に分離できる。
[発明の効果] 本発明の製法によれば、原料ハロゲン化フルオロアルキ
ルの転化率が高く、副生物、例えば、フルオロアルキル
メチルチオエーテル及びフルオロアルキルメチルスルホ
キサイドなどの生成率が低く、目的化合物フルオロアル
カノールの生成選択率が高い。
ルの転化率が高く、副生物、例えば、フルオロアルキル
メチルチオエーテル及びフルオロアルキルメチルスルホ
キサイドなどの生成率が低く、目的化合物フルオロアル
カノールの生成選択率が高い。
また、DASOの分解が抑制されている。DASOを分
解するX2がCuXに転化しているからである。
解するX2がCuXに転化しているからである。
また、反応混合物中に含まれている目的化合物以外の化
合物は容易に分離できる。CuXは水に難溶であるので
水溶液から容易に分離でき、DASOは蒸留などにより
目的化合物から容易に分離できる。
合物は容易に分離できる。CuXは水に難溶であるので
水溶液から容易に分離でき、DASOは蒸留などにより
目的化合物から容易に分離できる。
[実施例] 以下に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例1 ジムロート、温度計、ガス吹き込み管及び撹拌機を取り
付けた200mガラス製丸底フラスコに、C8F17CH
2CH2I 57.4g(0.1モル)、DMSO(ジメ
チルスルホキサイド)100g、水4g(0.22モ
ル)及び銅粉7.5g(0.12モル)を仕込み、空気
を60cc/mで吹き込みながら、120℃で5時間反応
させた。反応物を熱いうちに、5μのフィルターで濾過
することにより、黄色ケーキ(CuI)21.3gを濾
去し、無色液部140.6gを得た。液部について、ガ
スクロマトグラフィーにより分析を行った。原料ヨウ化
フルオロアルキルの転化率は98.6%、C8F17CH2
CH2OHの生成選択率は93.6%であり、DMSO
の回収量は、トリグライム内部標準で定量したところ、
93gであった(回収率:93%)。
付けた200mガラス製丸底フラスコに、C8F17CH
2CH2I 57.4g(0.1モル)、DMSO(ジメ
チルスルホキサイド)100g、水4g(0.22モ
ル)及び銅粉7.5g(0.12モル)を仕込み、空気
を60cc/mで吹き込みながら、120℃で5時間反応
させた。反応物を熱いうちに、5μのフィルターで濾過
することにより、黄色ケーキ(CuI)21.3gを濾
去し、無色液部140.6gを得た。液部について、ガ
スクロマトグラフィーにより分析を行った。原料ヨウ化
フルオロアルキルの転化率は98.6%、C8F17CH2
CH2OHの生成選択率は93.6%であり、DMSO
の回収量は、トリグライム内部標準で定量したところ、
93gであった(回収率:93%)。
実施例2 ヨウ化フルオロアルキルRfCH2CH2I [RfがC8F17C10F21,C12F25,C14F29,C16F33
であるもののモル比55:27:10:5:2の混合
物]63.1g(0.1モル)を使用し、130℃で5
時間反応させる以外は、実施例1の反応を繰り返した。
濾過により、CuI部22.1gと液部138.8gを
分離した。実施例1と同様に液部についてガスクロマト
グラフィー分析を行って次のような結果を得た。
であるもののモル比55:27:10:5:2の混合
物]63.1g(0.1モル)を使用し、130℃で5
時間反応させる以外は、実施例1の反応を繰り返した。
濾過により、CuI部22.1gと液部138.8gを
分離した。実施例1と同様に液部についてガスクロマト
グラフィー分析を行って次のような結果を得た。
RfCH2CH2Iの転化率:99.5%。
RfCH2CH2OHの生成選択率:92.1%。
DMSOの回収量:91g(回収率:91%)。
比較例1 銅粉を加えない以外は、実施例1と同様の反応を行っ
た。反応により、黒色液体130.1gが得られた。実
施例1と同様に液部についてガスクロマトグラフィー分
析を行って次のような結果を得た。
た。反応により、黒色液体130.1gが得られた。実
施例1と同様に液部についてガスクロマトグラフィー分
析を行って次のような結果を得た。
RfCH2CH2Iの転化率:98.7%。
RfCH2CH2OHの生成選択率:96.3%。
DMSOの回収量:68g(回収率:68%)。
この結果から、従来の技術において、DMSOの回収率
が低いことがわかる。
が低いことがわかる。
Claims (1)
- 【請求項1】ハロゲン化フルオロアルキルに水、式: R1R2SO [式中、R1及びR2はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル
基を表わす。] で示されるアルキルスルホキサイド及び金属銅を接触さ
せることを特徴とするフルオロアルカノールの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107526A JPH0660115B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | フルオロアルカノ−ルの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107526A JPH0660115B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | フルオロアルカノ−ルの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270633A JPS63270633A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0660115B2 true JPH0660115B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14461426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62107526A Expired - Fee Related JPH0660115B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | フルオロアルカノ−ルの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0660115B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000069557A1 (fr) * | 1999-05-12 | 2000-11-23 | Daikin Industries, Ltd. | Catalyseurs pour la preparation d'alcools fluores et procede de preparation d'alcools fluores |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62107526A patent/JPH0660115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270633A (ja) | 1988-11-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |