JPH08100338A - 糸の巻取方法及び糸の巻取装置 - Google Patents
糸の巻取方法及び糸の巻取装置Info
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- JPH08100338A JPH08100338A JP25884394A JP25884394A JPH08100338A JP H08100338 A JPH08100338 A JP H08100338A JP 25884394 A JP25884394 A JP 25884394A JP 25884394 A JP25884394 A JP 25884394A JP H08100338 A JPH08100338 A JP H08100338A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短繊維のウールを含んで形成された毛糸等の
糸に対して充分な毛羽抑制を施し、糸本来の特性を損な
うことがない糸の巻取方法及び糸の巻取装置を提供す
る。 【構成】 糸の巻取方法は、糸を走行させ、該糸に蒸気
を付与し、これと前後して糸をニップして仮撚を施した
後、該糸を巻き取る方法である。また、糸の巻取装置
は、給糸パッケージ31等に巻かれた糸を解舒してパッ
ケージ21等に巻き取る糸の巻取装置であって、解舒さ
れた糸の糸道に旋回気流噴射ノズル24を設け、該ノズ
ルに蒸気源29を接続し、該ノズル24の前後に、糸を
ニップして仮撚を施すニップ式仮撚手段26を設けたも
のである。
糸に対して充分な毛羽抑制を施し、糸本来の特性を損な
うことがない糸の巻取方法及び糸の巻取装置を提供す
る。 【構成】 糸の巻取方法は、糸を走行させ、該糸に蒸気
を付与し、これと前後して糸をニップして仮撚を施した
後、該糸を巻き取る方法である。また、糸の巻取装置
は、給糸パッケージ31等に巻かれた糸を解舒してパッ
ケージ21等に巻き取る糸の巻取装置であって、解舒さ
れた糸の糸道に旋回気流噴射ノズル24を設け、該ノズ
ルに蒸気源29を接続し、該ノズル24の前後に、糸を
ニップして仮撚を施すニップ式仮撚手段26を設けたも
のである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ワインダの巻取ユ
ニットのように、巻き返し工程における糸の巻取方法及
び糸の巻取装置に関し、特に毛羽の発生を抑制すること
ができるものに関する。
ニットのように、巻き返し工程における糸の巻取方法及
び糸の巻取装置に関し、特に毛羽の発生を抑制すること
ができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】ウールは重要な繊維原料であり、多くの
種類がある。このウールは単独又は他の獣毛との混紡或
いはポリエステルやアクリル等の合繊との混紡によって
毛糸に形成される。この毛糸には大別すると、繊維長が
一定にそろえられ、繊維が平行に引き伸ばされて表面に
非常に光沢がある梳毛糸と、繊維の区別が自由で長短の
繊維が混交されて表面粗雑で毛羽が多い紡毛糸の2種類
がある。すなわち、紡毛糸は、原料として相当短いもの
まで使用し、紡績工程ではカードで充分開いた均整なウ
ェブをテープ状に分割して、これをもみ丸めてしのと
し、これをすぐ精紡したもので、糸の表面に毛羽が多
く、繊維は比較的乱雑な配列をとり、番手は太く、オー
バ地や毛布等の厚地織物類に使用している。
種類がある。このウールは単独又は他の獣毛との混紡或
いはポリエステルやアクリル等の合繊との混紡によって
毛糸に形成される。この毛糸には大別すると、繊維長が
一定にそろえられ、繊維が平行に引き伸ばされて表面に
非常に光沢がある梳毛糸と、繊維の区別が自由で長短の
繊維が混交されて表面粗雑で毛羽が多い紡毛糸の2種類
がある。すなわち、紡毛糸は、原料として相当短いもの
まで使用し、紡績工程ではカードで充分開いた均整なウ
ェブをテープ状に分割して、これをもみ丸めてしのと
し、これをすぐ精紡したもので、糸の表面に毛羽が多
く、繊維は比較的乱雑な配列をとり、番手は太く、オー
バ地や毛布等の厚地織物類に使用している。
【0003】この紡毛糸に毛羽が多いのは、毛糸を形成
するまでに、何度かの巻き返し工程を経るからである。
例えばリング精紡工程の後で単糸の不良部分を除き1キ
ログラム程度のコーンに仕上げるために自動ワインダを
用いた巻き返し工程がある。また、合糸工程でも単糸を
引き揃えて巻き取る巻き返し工程がある。撚糸工程でも
撚り糸にした後に巻き取る巻き返し工程がある。
するまでに、何度かの巻き返し工程を経るからである。
例えばリング精紡工程の後で単糸の不良部分を除き1キ
ログラム程度のコーンに仕上げるために自動ワインダを
用いた巻き返し工程がある。また、合糸工程でも単糸を
引き揃えて巻き取る巻き返し工程がある。撚糸工程でも
撚り糸にした後に巻き取る巻き返し工程がある。
【0004】この巻き返し工程においては、走行する糸
に所定の糸張力を付与しないと、所望の加工が施せない
ため、テンサが用いられる。また、解舒した糸に加工を
施すための糸道にはテンサ以外の種々の糸ガイドが設け
られる。このテンサや糸ガイドを糸が通過する度に糸が
摩擦を受けることになる。その結果、巻き返し工程を経
る度に、毛羽が増加するという傾向にある。巻き返し工
程が多数回に及ぶ場合は、毛羽が増え続けることにな
る。
に所定の糸張力を付与しないと、所望の加工が施せない
ため、テンサが用いられる。また、解舒した糸に加工を
施すための糸道にはテンサ以外の種々の糸ガイドが設け
られる。このテンサや糸ガイドを糸が通過する度に糸が
摩擦を受けることになる。その結果、巻き返し工程を経
る度に、毛羽が増加するという傾向にある。巻き返し工
程が多数回に及ぶ場合は、毛羽が増え続けることにな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特に上述した紡毛糸は
短繊維を含んでいて毛羽が発生し易く、人間の肌に触れ
るとチクチクするため、ウール特有のふっくらした感触
を有するにもかかわらず、用途が限定されていた。綿紡
糸等の一般の紡績糸に対して、毛羽の発生を抑制する巻
取方法や巻取装置としては、糸道に空気の旋回気流噴射
ノズルを設けて、仮撚を施し毛羽を巻き込む毛羽伏せ処
理を行うものが知られている。そして、この毛羽抑制効
果を持続させるために、噴射空気に水を含ませ、糸を加
湿することも提案されている。しかしながら、空気や加
湿空気の旋回気流噴射ノズルを用いて毛羽を抑制したと
しても、短繊維を含んでいる紡毛糸等の毛羽抑制として
は不十分であり、特に紡毛糸に対しては毛糸本来のふっ
くらした感触を損なうことなく毛羽抑制することができ
なかった。
短繊維を含んでいて毛羽が発生し易く、人間の肌に触れ
るとチクチクするため、ウール特有のふっくらした感触
を有するにもかかわらず、用途が限定されていた。綿紡
糸等の一般の紡績糸に対して、毛羽の発生を抑制する巻
取方法や巻取装置としては、糸道に空気の旋回気流噴射
ノズルを設けて、仮撚を施し毛羽を巻き込む毛羽伏せ処
理を行うものが知られている。そして、この毛羽抑制効
果を持続させるために、噴射空気に水を含ませ、糸を加
湿することも提案されている。しかしながら、空気や加
湿空気の旋回気流噴射ノズルを用いて毛羽を抑制したと
しても、短繊維を含んでいる紡毛糸等の毛羽抑制として
は不十分であり、特に紡毛糸に対しては毛糸本来のふっ
くらした感触を損なうことなく毛羽抑制することができ
なかった。
【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、短繊維のウールを含んで形成された毛糸等の糸
に対して充分な毛羽抑制を施し、糸本来の特性を損なう
ことがない糸の巻取方法及び糸の巻取装置を提供すると
ころにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、短繊維のウールを含んで形成された毛糸等の糸
に対して充分な毛羽抑制を施し、糸本来の特性を損なう
ことがない糸の巻取方法及び糸の巻取装置を提供すると
ころにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する糸の
巻取方法は、糸を走行させ、該糸に蒸気を付与し、これ
と前後して糸をニップして仮撚を施した後、該糸を巻き
取ることを要旨とする。特に、糸に蒸気を付与した後、
糸をニップして仮撚を施すことが好ましく、前記仮撚の
撚り方向は仮撚部より上流側の糸が追撚される方向であ
ることが好ましい。そして、この糸の巻取方法が特に有
効な糸は、短繊維のウールを含んで形成された毛糸であ
る。
巻取方法は、糸を走行させ、該糸に蒸気を付与し、これ
と前後して糸をニップして仮撚を施した後、該糸を巻き
取ることを要旨とする。特に、糸に蒸気を付与した後、
糸をニップして仮撚を施すことが好ましく、前記仮撚の
撚り方向は仮撚部より上流側の糸が追撚される方向であ
ることが好ましい。そして、この糸の巻取方法が特に有
効な糸は、短繊維のウールを含んで形成された毛糸であ
る。
【0008】そして、糸の巻取装置は、給糸ボビン等に
巻かれた糸を解舒してパッケージ等に巻き取る糸の巻取
装置であって、解舒された糸の糸道に旋回気流噴射ノズ
ルを設け、該ノズルの前後に、糸をニップして仮撚を施
すニップ式仮撚手段を設けたものである。特に、前記ニ
ップ式仮撚手段は、互いに走行方向を交差して接触し、
糸をニップして送出する一対の回転体を備え、該一対の
回転体の少なくとも一方は糸との接触部が弾性および可
撓性を有し、その内部に空洞が形成されているローラが
好ましい。また、前記旋回気流噴射ノズルが蒸気を含む
旋回気流を噴射するものが好ましい。
巻かれた糸を解舒してパッケージ等に巻き取る糸の巻取
装置であって、解舒された糸の糸道に旋回気流噴射ノズ
ルを設け、該ノズルの前後に、糸をニップして仮撚を施
すニップ式仮撚手段を設けたものである。特に、前記ニ
ップ式仮撚手段は、互いに走行方向を交差して接触し、
糸をニップして送出する一対の回転体を備え、該一対の
回転体の少なくとも一方は糸との接触部が弾性および可
撓性を有し、その内部に空洞が形成されているローラが
好ましい。また、前記旋回気流噴射ノズルが蒸気を含む
旋回気流を噴射するものが好ましい。
【0009】
【作用】糸に蒸気を付与すると、蒸気の凝縮熱で急速に
糸が加熱処理され、加糸の潜在応力が効果的に除去され
ると共にアイロン掛けに似たヒートセットが行われ、こ
のヒートセット前後のニップによる確実な仮撚で毛羽が
巻き込まれ、ヒートセットとニップ仮撚による相乗作用
で毛羽が減少する。ニップ仮撚による毛羽伏せはヒート
セット後の方が有効である。ニップ仮撚の撚り方向が仮
撚部より上流側の糸を追撚する方向であると、ふっくら
した感触が保ちやすい。
糸が加熱処理され、加糸の潜在応力が効果的に除去され
ると共にアイロン掛けに似たヒートセットが行われ、こ
のヒートセット前後のニップによる確実な仮撚で毛羽が
巻き込まれ、ヒートセットとニップ仮撚による相乗作用
で毛羽が減少する。ニップ仮撚による毛羽伏せはヒート
セット後の方が有効である。ニップ仮撚の撚り方向が仮
撚部より上流側の糸を追撚する方向であると、ふっくら
した感触が保ちやすい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の糸の巻取装置の要部斜視図であ
り、図2は旋回気流噴射ノズルを示す図であり、図3及
び図4は毛羽抑制装置を示す図である。
明する。図1は本発明の糸の巻取装置の要部斜視図であ
り、図2は旋回気流噴射ノズルを示す図であり、図3及
び図4は毛羽抑制装置を示す図である。
【0011】図1は本発明の糸の巻取装置の概略構成図
であり、上流側から、コーン状の給糸パッケージ21、
テンサ22、固定ガイド23、ノズル24、カッタ2
5、毛羽抑制装置26、糸の有無を検出するセンサ2
7、綾振りドラム28、このドラム28に転接する巻取
パッケージ31とを順に配設したものであり、最も単純
な巻き返しのための巻取装置である。特にテンサ22は
二枚のディスクを重ね合わせ、その重ね合わせ面に糸Y
を通して張力を付与するものである。
であり、上流側から、コーン状の給糸パッケージ21、
テンサ22、固定ガイド23、ノズル24、カッタ2
5、毛羽抑制装置26、糸の有無を検出するセンサ2
7、綾振りドラム28、このドラム28に転接する巻取
パッケージ31とを順に配設したものであり、最も単純
な巻き返しのための巻取装置である。特にテンサ22は
二枚のディスクを重ね合わせ、その重ね合わせ面に糸Y
を通して張力を付与するものである。
【0012】ノズル24には蒸気タンク(蒸気源)29
が接続されており、糸Yに水蒸気による旋回気流を施す
旋回気流噴射ノズルになっている。この旋回気流噴射ノ
ズル24は、水蒸気によって糸を加熱すると共に加湿し
てヒートセットを施しながら、合わせて旋回流で毛羽を
巻き込むものであり、その詳細構造を図2により説明す
る。なお、旋回気流は蒸気を含むものにすることもでき
る。
が接続されており、糸Yに水蒸気による旋回気流を施す
旋回気流噴射ノズルになっている。この旋回気流噴射ノ
ズル24は、水蒸気によって糸を加熱すると共に加湿し
てヒートセットを施しながら、合わせて旋回流で毛羽を
巻き込むものであり、その詳細構造を図2により説明す
る。なお、旋回気流は蒸気を含むものにすることもでき
る。
【0013】図2は旋回気流噴射ノズル24を詳細に示
す図であり、同図(a)は側面の縦断面図、同図(b)
は下面図、同図(c)は横断面図である。断面が凹字型
の本体35にセラミックのエレメント36を嵌め込み、
本体35の上下に糸規制板37,38を配設したもので
ある。同図(c)に示されるように、エレメント36
は、三角開口の導入口39とスリット40と導糸穴41
とを設けたものである。導糸穴41の長手方向中央には
一個の噴出孔42が接線方向に開口し、導糸穴41の長
手方向両側には二個の噴出孔43が接線方向に開口して
いる。噴出孔43はヘッダー44に連通し、ヘッダー4
4と噴出孔42はヘッダー45に連通しており、ヘッダ
ー45は本体35に設けられたポート46に連通してい
る。
す図であり、同図(a)は側面の縦断面図、同図(b)
は下面図、同図(c)は横断面図である。断面が凹字型
の本体35にセラミックのエレメント36を嵌め込み、
本体35の上下に糸規制板37,38を配設したもので
ある。同図(c)に示されるように、エレメント36
は、三角開口の導入口39とスリット40と導糸穴41
とを設けたものである。導糸穴41の長手方向中央には
一個の噴出孔42が接線方向に開口し、導糸穴41の長
手方向両側には二個の噴出孔43が接線方向に開口して
いる。噴出孔43はヘッダー44に連通し、ヘッダー4
4と噴出孔42はヘッダー45に連通しており、ヘッダ
ー45は本体35に設けられたポート46に連通してい
る。
【0014】同図(b)のように、糸規制板37,38
は導入口39とオーバーラップする傾斜面47を有して
おり、導入口39及びスリット40を経て導糸穴41に
入る糸の上下を同図(a)のようにA,B点に規制す
る。そして、導糸穴41内の旋回流によるバルーンを保
ち、仮撚による毛羽伏せ処理も合わせて作用するように
している。
は導入口39とオーバーラップする傾斜面47を有して
おり、導入口39及びスリット40を経て導糸穴41に
入る糸の上下を同図(a)のようにA,B点に規制す
る。そして、導糸穴41内の旋回流によるバルーンを保
ち、仮撚による毛羽伏せ処理も合わせて作用するように
している。
【0015】つぎに、上述した旋回気流噴射ノズル22
の作動を同図(c)に基づいて説明する。蒸気源29か
らの蒸気は必要に応じて設けられる減圧弁30を経て例
えば1.0kg/cm2 の所定圧になり、ポート46に
至る。そして、噴射孔42,43から導糸穴41の接線
方向に吹き出すことで、旋回気流48を生じさせる。そ
して、同図(a)の一点鎖線の糸Yのように旋回気流4
8によるバルーンが発生し、仮撚が施される。仮撚が施
されると、毛羽が繊維に絡んで巻き込まれ、毛羽が少な
くなる毛羽伏せ処理が行われる。この旋回気流48は蒸
気の圧力の程度に比例するので、1.0kg/cm2 以
上でないと、旋回気流が弱く、糸仮撚回転が8〜9万回
に達せず毛羽抑制効果が充分でない。また、蒸気源から
の蒸気の温度は65°C〜150°Cが良い(糸に接す
る時の温度は65°C〜100°Cが好ましい)。
の作動を同図(c)に基づいて説明する。蒸気源29か
らの蒸気は必要に応じて設けられる減圧弁30を経て例
えば1.0kg/cm2 の所定圧になり、ポート46に
至る。そして、噴射孔42,43から導糸穴41の接線
方向に吹き出すことで、旋回気流48を生じさせる。そ
して、同図(a)の一点鎖線の糸Yのように旋回気流4
8によるバルーンが発生し、仮撚が施される。仮撚が施
されると、毛羽が繊維に絡んで巻き込まれ、毛羽が少な
くなる毛羽伏せ処理が行われる。この旋回気流48は蒸
気の圧力の程度に比例するので、1.0kg/cm2 以
上でないと、旋回気流が弱く、糸仮撚回転が8〜9万回
に達せず毛羽抑制効果が充分でない。また、蒸気源から
の蒸気の温度は65°C〜150°Cが良い(糸に接す
る時の温度は65°C〜100°Cが好ましい)。
【0016】蒸気源29の蒸気は典型的には水蒸気であ
り、凝縮により大量の熱量を放出し、糸Yは急速に加熱
される。しかし、導糸穴41の周囲は飽和水蒸気圧に相
当する温度まで加熱されており、導糸穴41の周囲を滑
る糸Yはアイロン掛けの状態になってヒートセットされ
る。同時に仮撚で毛羽が巻き込まれる毛羽伏せ処理が行
われており、毛羽の少ない形態を保持するようにヒート
セットされる。
り、凝縮により大量の熱量を放出し、糸Yは急速に加熱
される。しかし、導糸穴41の周囲は飽和水蒸気圧に相
当する温度まで加熱されており、導糸穴41の周囲を滑
る糸Yはアイロン掛けの状態になってヒートセットされ
る。同時に仮撚で毛羽が巻き込まれる毛羽伏せ処理が行
われており、毛羽の少ない形態を保持するようにヒート
セットされる。
【0017】特に、ウール糸の場合、ヒートセットで組
織の転移を生じさせるが、この転移温度は繊維の水分含
有量が多いほど低くなる傾向にあるので、蒸気として水
蒸気を用いると、繊維の水分含有量を増やすので、ヒー
トセットが確実に入る。また、転移速度を早めるには、
急激に加熱することが好ましく、そのために大きな凝縮
熱を発生する水蒸気を用いる。
織の転移を生じさせるが、この転移温度は繊維の水分含
有量が多いほど低くなる傾向にあるので、蒸気として水
蒸気を用いると、繊維の水分含有量を増やすので、ヒー
トセットが確実に入る。また、転移速度を早めるには、
急激に加熱することが好ましく、そのために大きな凝縮
熱を発生する水蒸気を用いる。
【0018】図1に戻り、この旋回気流噴射ノズル24
の下流にニップ仮撚による毛羽伏せ装置26を設け、旋
回気流噴射ノズル24と毛羽伏せ装置26の相乗作用に
よる毛羽伏せを行う。この毛羽伏せ装置26は旋回気流
噴射ノズル24の上流側に配置してもよいが、旋回気流
噴射ノズル24の蒸気によるヒートセット直後の下流側
で毛羽伏せ装置26による毛羽伏せを行う方が、毛羽抑
制を長持ちさせる上で有効である。
の下流にニップ仮撚による毛羽伏せ装置26を設け、旋
回気流噴射ノズル24と毛羽伏せ装置26の相乗作用に
よる毛羽伏せを行う。この毛羽伏せ装置26は旋回気流
噴射ノズル24の上流側に配置してもよいが、旋回気流
噴射ノズル24の蒸気によるヒートセット直後の下流側
で毛羽伏せ装置26による毛羽伏せを行う方が、毛羽抑
制を長持ちさせる上で有効である。
【0019】この毛羽伏せ装置26を図3及び図4によ
り説明する。図3は毛羽伏せ装置の正面図であり、図4
は図3のX−X断面図である。図3において、この毛羽
抑制装置は、主に90度の角度で交差配置された第1ロ
ーラ51と第2ローラ52とから構成され、これらロー
ラ51,52で糸をニップして送出可能とするものであ
る。
り説明する。図3は毛羽伏せ装置の正面図であり、図4
は図3のX−X断面図である。図3において、この毛羽
抑制装置は、主に90度の角度で交差配置された第1ロ
ーラ51と第2ローラ52とから構成され、これらロー
ラ51,52で糸をニップして送出可能とするものであ
る。
【0020】ローラ51,52は、図4の断面部分で示
されるように、表面がタイコ型になるクラウンが施され
た薄肉の中空ゴムローラ(回転体)53を両端で保持し
たものである。中空ゴムローラ53の一端53aを回転
体54のフランジ部54aの段部に嵌め、他端53bを
回転体54の円盤部54bの外周に載せ、エンドプレー
ト55で抜け止めしている。この回転体54の中心には
回転軸56が固設されており、エンドプレート55のネ
ジ部55aが回転軸56の端部に螺合される。回転軸5
6は軸受57を介して回転自在に保持され、回転軸56
の反ローラ側にプーリが圧入されている。
されるように、表面がタイコ型になるクラウンが施され
た薄肉の中空ゴムローラ(回転体)53を両端で保持し
たものである。中空ゴムローラ53の一端53aを回転
体54のフランジ部54aの段部に嵌め、他端53bを
回転体54の円盤部54bの外周に載せ、エンドプレー
ト55で抜け止めしている。この回転体54の中心には
回転軸56が固設されており、エンドプレート55のネ
ジ部55aが回転軸56の端部に螺合される。回転軸5
6は軸受57を介して回転自在に保持され、回転軸56
の反ローラ側にプーリが圧入されている。
【0021】図3に戻り、第1ローラ51は第1取付板
58に回転自在に保持され、第1プーリ59が露出する
構造である。第2ローラ52は第2取付板60に回転自
在に保持され、2連の第2プーリ61が露出する構造で
ある。また、第1取付板58の直角延在部58aにモー
タ62が取り付けられ、その出力軸62aに第3プーリ
63が圧入されている。さらに、第1取付板58の適所
に第4プーリ64と第5プーリ65が回転自在に軸支さ
れている。
58に回転自在に保持され、第1プーリ59が露出する
構造である。第2ローラ52は第2取付板60に回転自
在に保持され、2連の第2プーリ61が露出する構造で
ある。また、第1取付板58の直角延在部58aにモー
タ62が取り付けられ、その出力軸62aに第3プーリ
63が圧入されている。さらに、第1取付板58の適所
に第4プーリ64と第5プーリ65が回転自在に軸支さ
れている。
【0022】モータ62の第3プーリ63と第2ローラ
52の第2プーリ61の外側61aとの間に第1丸ベル
ト66が張架され、第2ローラ52は矢印aの方向に回
転駆動される。また、第2ローラ52の第2プーリ61
の内側61aと第1プーリ61の第1プーリ59との間
には第4及び第5プーリ64,65を介して第2丸ベル
ト66が張架され、第1ローラ51を矢印bの方向に回
転駆動している。
52の第2プーリ61の外側61aとの間に第1丸ベル
ト66が張架され、第2ローラ52は矢印aの方向に回
転駆動される。また、第2ローラ52の第2プーリ61
の内側61aと第1プーリ61の第1プーリ59との間
には第4及び第5プーリ64,65を介して第2丸ベル
ト66が張架され、第1ローラ51を矢印bの方向に回
転駆動している。
【0023】第1取付板58と第2取付板60は共通板
68に立設され、この共通板68の部分で巻取装置の適
所に固定される。また、第1ローラ51と第2ローラ5
2のニップ部分に導入される糸Yを案内するための、第
1糸ガイド69と第2糸ガイド70とが設けられてい
る。第1糸ガイド69は各ローラ51,52に対して4
5度の角度を有して進入する糸Yを案内するものであ
り、共通板68に対して位置調整可能な長孔を有して取
り付けられている。第2糸ガイド69はニップ部分Nを
経て偏角θで送出される糸Yを案内するものであり、第
1取付板58に対して位置調整可能な長孔を有して取り
付けられている。
68に立設され、この共通板68の部分で巻取装置の適
所に固定される。また、第1ローラ51と第2ローラ5
2のニップ部分に導入される糸Yを案内するための、第
1糸ガイド69と第2糸ガイド70とが設けられてい
る。第1糸ガイド69は各ローラ51,52に対して4
5度の角度を有して進入する糸Yを案内するものであ
り、共通板68に対して位置調整可能な長孔を有して取
り付けられている。第2糸ガイド69はニップ部分Nを
経て偏角θで送出される糸Yを案内するものであり、第
1取付板58に対して位置調整可能な長孔を有して取り
付けられている。
【0024】上述した構造の毛羽伏せ装置にあっては、
上下ローラ51,52が弾性および可撓性を有しその内
部に空洞が形成されているものであるので、比較的広い
面接触部からなるニップ部分Nを得ることができる。そ
のため、第1糸ガイド69を経て導入される糸Yが第2
糸ガイド70に送りだされる際に、確実な仮撚と長い距
離にわたる擦り作用が付与され、これにより糸Yの毛羽
が糸本体に押しつけられる。なお、ローラ51,52の
うちの一方をゴムローラにし、他方を金属製の円筒型ロ
ーラ(回転体)にしても、効果は略同じである。
上下ローラ51,52が弾性および可撓性を有しその内
部に空洞が形成されているものであるので、比較的広い
面接触部からなるニップ部分Nを得ることができる。そ
のため、第1糸ガイド69を経て導入される糸Yが第2
糸ガイド70に送りだされる際に、確実な仮撚と長い距
離にわたる擦り作用が付与され、これにより糸Yの毛羽
が糸本体に押しつけられる。なお、ローラ51,52の
うちの一方をゴムローラにし、他方を金属製の円筒型ロ
ーラ(回転体)にしても、効果は略同じである。
【0025】つぎに、図1の巻取装置による具体的実験
例を以下に説明する。原料繊度64s100%,撚数Z
500T/m,1/30のウール糸について、旋回気流
噴射ノズル24及び毛羽抑制装置26を用いないで巻取
した場合(スチームなし、ニップ仮撚なし)、旋回気流
噴射ノズル24を用いず、毛羽抑制装置26だけを用い
て巻取した場合(スチームなし、ニップ仮撚)、旋回気
流噴射ノズル24及び毛羽抑制装置26を用いて巻取し
た場合(スチーム、ニップ仮撚)の3ケースについて、
毛羽長さ毎の毛羽数と比容積の正量換算値とを測定した
結果を表1に示す。
例を以下に説明する。原料繊度64s100%,撚数Z
500T/m,1/30のウール糸について、旋回気流
噴射ノズル24及び毛羽抑制装置26を用いないで巻取
した場合(スチームなし、ニップ仮撚なし)、旋回気流
噴射ノズル24を用いず、毛羽抑制装置26だけを用い
て巻取した場合(スチームなし、ニップ仮撚)、旋回気
流噴射ノズル24及び毛羽抑制装置26を用いて巻取し
た場合(スチーム、ニップ仮撚)の3ケースについて、
毛羽長さ毎の毛羽数と比容積の正量換算値とを測定した
結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1において、スチーム及びニップ仮撚の
場合が最も毛羽が抑制されており、大幅に毛羽が減少し
ている。また、仮撚部より上流側の糸が追撚されるよう
にニップ仮撚を施したものは、糸が膨らんでいるか又は
丸みをおびており、ふっくらした感触が保たれる。
場合が最も毛羽が抑制されており、大幅に毛羽が減少し
ている。また、仮撚部より上流側の糸が追撚されるよう
にニップ仮撚を施したものは、糸が膨らんでいるか又は
丸みをおびており、ふっくらした感触が保たれる。
【0028】このようにウール糸に対して本発明の巻取
方法を適用すると、毛羽抑制のみならずふっくらした羊
毛独特の肌触り感を保つことができる。これは本発明方
法が、糸の構成繊維自体へ物理的作用を与え、繊維間の
ひずみをある程度減少せしめたことによるものである。
方法を適用すると、毛羽抑制のみならずふっくらした羊
毛独特の肌触り感を保つことができる。これは本発明方
法が、糸の構成繊維自体へ物理的作用を与え、繊維間の
ひずみをある程度減少せしめたことによるものである。
【0029】さらに、毛糸は通常は単糸ではなく双糸と
して使用されるので、双糸とする前後でのニップ仮撚の
影響を測定した結果を表2に示す。試験に用いた糸は、
原料繊度64s100%,撚数Z500T/m×S18
0T/m,2/32のウール糸である。表2の結果から
明らかなように、毛羽伏せを行った単糸で双糸を作る場
合より、双糸を作る際に毛羽伏せを行った方が毛羽抑制
効果が高いことが分かる。
して使用されるので、双糸とする前後でのニップ仮撚の
影響を測定した結果を表2に示す。試験に用いた糸は、
原料繊度64s100%,撚数Z500T/m×S18
0T/m,2/32のウール糸である。表2の結果から
明らかなように、毛羽伏せを行った単糸で双糸を作る場
合より、双糸を作る際に毛羽伏せを行った方が毛羽抑制
効果が高いことが分かる。
【0030】
【表2】
【0031】さらに、スナール回数(糸長100mのひ
ねり回数)に対するスチーム及びニップ仮撚の影響を測
定した結果を以下に説明する。試験に用いた糸は、原料
繊度64s100%,撚数Z320T/m,1/32の
ウール糸である。単なる巻き返し(スチームなし、ニッ
プ仮撚なし)の場合、スナール回数が14である。しか
し、ニップ仮撚(スチームなし)を施すと、スナール回
数が5.2に減少する。さらに、スチーム及びニップ仮
撚を施すと、スナール回数が4.5に減少し、スチーム
及びニップ仮撚の場合が一番優れる。
ねり回数)に対するスチーム及びニップ仮撚の影響を測
定した結果を以下に説明する。試験に用いた糸は、原料
繊度64s100%,撚数Z320T/m,1/32の
ウール糸である。単なる巻き返し(スチームなし、ニッ
プ仮撚なし)の場合、スナール回数が14である。しか
し、ニップ仮撚(スチームなし)を施すと、スナール回
数が5.2に減少する。さらに、スチーム及びニップ仮
撚を施すと、スナール回数が4.5に減少し、スチーム
及びニップ仮撚の場合が一番優れる。
【0032】つぎに、上述した巻取方法が適用される自
動ワインダを図5により説明する。自動ワインダは図示
の巻取ユニット1の多数錘が紙面厚み方向に並列配置さ
れたものであり、図5は巻取ユニット1の一錘の機器配
置を示す。
動ワインダを図5により説明する。自動ワインダは図示
の巻取ユニット1の多数錘が紙面厚み方向に並列配置さ
れたものであり、図5は巻取ユニット1の一錘の機器配
置を示す。
【0033】図5において、巻取ユニット1は、支承管
2とダクト3とによって位置固定され、ユニットの所定
位置に位置決め供給される給糸ボビン4から引出される
糸Yはバルンブレーカ6、所定のテンションを付与する
ディスク又はゲート式のテンサ7、糸の不良部分を検出
するスラブキャッチャー8等を通過して、綾振ドラム1
3によって回転する巻取パッケージ14に巻取られる。
15は糸継装置であり、16はパッケージ側の上糸を糸
継装置15へ案内するサクションマウス、17は給糸ボ
ビン側の下糸を糸継装置15へ案内する中継パイプであ
る。また、給糸ボビン4は個々に独立したトレイ18に
挿入された状態のまま供給コンベア11及び回転円板1
9を介して巻取ユニット1の巻取位置Aへ供給される。
そして、巻取完了後の空ボビン4′は排出コンベア12
へと排出され、代わりに新たな給糸ボビン4が供給され
る。
2とダクト3とによって位置固定され、ユニットの所定
位置に位置決め供給される給糸ボビン4から引出される
糸Yはバルンブレーカ6、所定のテンションを付与する
ディスク又はゲート式のテンサ7、糸の不良部分を検出
するスラブキャッチャー8等を通過して、綾振ドラム1
3によって回転する巻取パッケージ14に巻取られる。
15は糸継装置であり、16はパッケージ側の上糸を糸
継装置15へ案内するサクションマウス、17は給糸ボ
ビン側の下糸を糸継装置15へ案内する中継パイプであ
る。また、給糸ボビン4は個々に独立したトレイ18に
挿入された状態のまま供給コンベア11及び回転円板1
9を介して巻取ユニット1の巻取位置Aへ供給される。
そして、巻取完了後の空ボビン4′は排出コンベア12
へと排出され、代わりに新たな給糸ボビン4が供給され
る。
【0034】この巻取パッケージ14に至る糸Yであっ
て、テンサ7とスラブキャッチャー8との間には、蒸気
の旋回気流噴射ノズル24と毛羽抑制装置26とが配設
されている。蒸気付与でヒートセットした直後に、ニッ
プ仮撚による毛羽伏せを行うことで、毛羽を大幅に減少
させる。
て、テンサ7とスラブキャッチャー8との間には、蒸気
の旋回気流噴射ノズル24と毛羽抑制装置26とが配設
されている。蒸気付与でヒートセットした直後に、ニッ
プ仮撚による毛羽伏せを行うことで、毛羽を大幅に減少
させる。
【0035】
【発明の効果】本発明の糸の巻取方法及び巻取装置は、
蒸気の凝縮熱で急速にヒートセットし、この加熱処理の
前後にニップ式仮撚による毛羽伏せを行うようにしたの
で、ヒートセットと毛羽伏せによって毛羽が大幅に抑制
され、人間の肌にチクチクした感触を与えることがない
新規の糸を製造することができる。特に、短繊維のウー
ルを含んで形成された毛糸の場合、毛羽によって用途が
限定されていたが、本発明方法を適用すると、毛糸特有
のふっくら感を維持したまま毛羽を大幅に減少させるこ
とができるので、人間の肌に直接触れるメリヤス生地の
分野まで用途を拡大する可能性を有している。
蒸気の凝縮熱で急速にヒートセットし、この加熱処理の
前後にニップ式仮撚による毛羽伏せを行うようにしたの
で、ヒートセットと毛羽伏せによって毛羽が大幅に抑制
され、人間の肌にチクチクした感触を与えることがない
新規の糸を製造することができる。特に、短繊維のウー
ルを含んで形成された毛糸の場合、毛羽によって用途が
限定されていたが、本発明方法を適用すると、毛糸特有
のふっくら感を維持したまま毛羽を大幅に減少させるこ
とができるので、人間の肌に直接触れるメリヤス生地の
分野まで用途を拡大する可能性を有している。
【図1】本発明の糸の巻取装置の要部斜視図である。
【図2】旋回気流噴射ノズルを示す図である。
【図3】毛羽抑制装置の正面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】本発明の巻取方法が適用される巻取ユニットの
機器構成図である。
機器構成図である。
【符号の説明】 24 旋回気流噴射ノズル 29 蒸気タンク(蒸気源) 26 毛羽抑制装置 51 第1ローラ 52 第2ローラ
Claims (7)
- 【請求項1】 糸を走行させ、該糸に蒸気を付与し、こ
れと前後して糸をニップして仮撚を施した後、該糸を巻
き取ることを特徴とする糸の巻取方法。 - 【請求項2】 糸に蒸気を付与した後、糸をニップして
仮撚を施すことを特徴とする請求項1記載の糸の巻取方
法。 - 【請求項3】 前記仮撚の撚り方向は仮撚部より上流側
の糸が追撚される方向である請求項1又は2記載の糸の
巻取方法。 - 【請求項4】 前記糸が短繊維のウールを含んで形成さ
れた毛糸である請求項1又は2又は3記載の糸の巻取方
法。 - 【請求項5】 給糸ボビン等に巻かれた糸を解舒してパ
ッケージ等に巻き取る糸の巻取装置であって、解舒され
た糸の糸道に旋回気流噴射ノズルを設け、該ノズルの前
後に、糸をニップして仮撚を施すニップ式仮撚手段を設
けたことを特徴とする糸の巻取装置。 - 【請求項6】 前記ニップ式仮撚手段は、互いに走行方
向を交差して接触し、糸をニップして送出する一対の回
転体を備え、該一対の回転体の少なくとも一方は糸との
接触部が弾性および可撓性を有し、その内部に空洞が形
成されたローラである請求項5記載の糸の巻取装置。 - 【請求項7】 前記旋回気流噴射ノズルが、蒸気を含む
旋回気流を噴射するものである請求項5記載の糸の巻取
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25884394A JP2842996B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 糸の巻取方法及び糸の巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25884394A JP2842996B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 糸の巻取方法及び糸の巻取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08100338A true JPH08100338A (ja) | 1996-04-16 |
| JP2842996B2 JP2842996B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=17325806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25884394A Expired - Fee Related JP2842996B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 糸の巻取方法及び糸の巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2842996B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022366A3 (en) * | 1999-01-20 | 2003-11-26 | Aiki Seisakusyo Ltd. | Fluid processing method of yarn and compression fluid processing nozzle used therefor |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP25884394A patent/JP2842996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1022366A3 (en) * | 1999-01-20 | 2003-11-26 | Aiki Seisakusyo Ltd. | Fluid processing method of yarn and compression fluid processing nozzle used therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2842996B2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |