JPH08109083A - 複合材料、その製造方法及びその複合材料から成る摺動封止用部材 - Google Patents

複合材料、その製造方法及びその複合材料から成る摺動封止用部材

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JPH08109083A
JPH08109083A JP25056392A JP25056392A JPH08109083A JP H08109083 A JPH08109083 A JP H08109083A JP 25056392 A JP25056392 A JP 25056392A JP 25056392 A JP25056392 A JP 25056392A JP H08109083 A JPH08109083 A JP H08109083A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】封止性及び機械的強度の優れた摺動封止部材を
炭素−炭化珪素複合部材から製造すること。 【構成】炭素基材の所定部位(摺動部分)の表層部を珪
化処理し、さらに該炭素基材全体に金属を含浸してなる
炭素−炭化珪素−金属複合材料を摺動封止材料として使
用すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なる複合材料、とく
に摺動封止用部材として好適な複合材料、その製造方法
並びにその用途に関するものである。
【0002】さらに詳しくは、炭素基材の所定部位(摺
動部分)の表層部を局所的に珪化処理し、さらに該基材
に金属を含浸してなる新規な炭素−炭化珪素−金属複合
材料、及びその新規なる製造方法並びにその材料を用い
た用途に関するものである。
【0003】このような複合材料は、耐摩耗性が要求さ
れる摺動封止部材、例えば軸受、シャフト軸、ピストン
シリンダー内壁、ピストンリング、スラスト板、バルブ
摺動部構成部品、ベーン、メカニカルシール部材等に適
用される。
【0004】
【従来の技術】摺動封止用部材には、従来から炭素基材
が多く用いられるが、炭素基材の硬度、耐摩耗性を改善
するために、その表面をより硬く、より耐摩耗性の高い
炭化珪素質に転換、改質することが必要である。
【0005】このような場合、必ずしも炭素基材の表面
全体を炭化珪素質に改質する必要はなく、特に摩耗の激
しい摺動部分のみ、即ち所定部分のみを選択的、局所的
に改質すれば事足りることが多い。
【0006】炭素基材の表面を炭化珪素で被覆する方法
は、既に一般的に良く知られており、これを大別すると
化学蒸着法と転換法とになる。
【0007】化学蒸着法(CVD法)は、珪素化合物の
熱分解と化学反応を利用して炭化珪素を生成させ、これ
を炭素基材の表面に蒸着させる方法である。この方法
は、切削加工が容易な炭素材料が基材なので、形状が複
雑な摺動材料でも、その製造が容易であり、得られた炭
化珪素質被覆層も高純度で緻密なものであるが、被覆層
と基材との結合が弱く、機械的または熱的な繰り返し応
力の作用を受ると、被覆層が剥離し易いという重大な欠
点を持つ。
【0008】一方転換法(CVR法)は、二酸化珪素に
炭素または珪素を反応させることにより、生成させた一
酸化珪素ガスを、炭素基材表面の炭素と直接反応させ
て、炭化珪素からなる被覆層を形成する方法であり、例
えば特開平1−264969号がある。この方法で得ら
れた炭化珪素質被覆層は、炭素基材との結合は強固であ
るが、緻密さの点で劣るものである。
【0009】これは[化1]及び[化2]の反応によっ
て炭素原子の半分が一酸化炭素ガスになって飛散してし
まい、その結果被覆層は炭素基材とほぼ同じくらいに気
孔率が大きくなる。したがって、気密性、不浸透性が要
求される部分に使用するためには、熱硬化性樹脂等を含
浸して基材の気密性を向上させる必要がある。
【0010】
【化1】
【0011】
【化2】
【0012】ところが先にも述べたように蒸着法、転換
法共に非常に特殊な装置を必要とし、かつ不必要部分ま
でも被覆されるため、コスト的にも高い材料となる。そ
こで炭素基材のうち、炭化珪素に転化する必要のない部
分は特殊な治具、または不活性な粉体を用いて覆いをし
て被覆する方法が、特開昭56−120584号及び特
開昭57−7880号等で提案されている。また炭素基
材の表面に溝を設け、その部分にSiをのせて熱処理
し、炭化珪素に転化させる方法も特開昭61−1369
61号で提案されているが、操作が繁雑であり、作業性
も悪く、コスト的にも高くなる欠点があった。
【0013】更に若干説明すると、炭素基材を部分的に
炭化珪素化する上記2つの公知例においては、被覆面積
を小さくしようとするものであって、CVD法又はCV
R法で炭化珪素化を行っているために、被覆層が剥離し
易いか、または多孔質となり、上記の欠点がそのまま残
存する。またSiを載置する公知例においては、その操
作自体が極めて煩雑であって到底実用性があるとは云い
難く、しかも得られる製品も表面にSiの溶融物が固着
し、それを取り除くのが容易でないという難点がある。
【0014】また、炭素基材はそのままでは一般に封止
性が完全ではない。黒鉛は一般に微細炭素粒を、焼結し
て製造されたものであり、微細な細孔が残るからであ
る。
【0015】このような多孔質炭素基材での封止性及び
機械的強度等の手段として通常、基材の細孔内に樹脂、
ピッチ、タール、無機質物、金属等を含浸、充填する手
段が知られている。
【0016】このような多孔性炭素基材は、これを摺動
封止用部材として使用する場合には機械的強度及び不浸
透性を必要とする場合がある。その為封止を目的として
先に述べた熱硬化性樹脂を使用した場合、多孔質の為、
含浸すると、樹脂の含有率が高くなり、含浸後における
硬化の工程で含有樹脂中に含まれている揮発性溶液が多
く発生し、微細気孔を形成し、かつ樹脂が硬化により熱
収縮を生じる為、再び微細気孔が生じ、1回の含浸と硬
化の処理では所望する不浸透性にはならず、再度含浸、
硬化を繰り返す必要が生じる。
【0017】又樹脂の硬化時における収縮により、製品
である黒鉛基材も同様に収縮し寸法が大きく変化する。
又製品の外周部は樹脂のふき出し等で樹脂が固着した状
態となる為、再度外周を加工する必要がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記従来のこの種摺動封止材料の欠点を解
消することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、様々な条件を
実験した結果、炭素基材好ましくは平均細孔半径が0.
5μm以上の炭素基材を、製品形状に加工し必要な部分
にのみケイ素粉末(Si)と樹脂、特に残炭率が低いポ
リアミドイミド、ポリビニールアルコール、ポリアミド
樹脂等の溶液に懸濁混合してスラリーとし、これを塗布
し、乾燥、硬化、さらに1500℃以上の高温で炭素基
材と溶融珪素を反応させ、目的とする部分を局所的にS
iCに転化させ、さらに金属を含浸させることにより、
従来の摺動封止材料の問題点をことごとく解決すること
ができる新規な炭素の珪化技術を構成要素として応用し
て完成したものである。
【0020】
【発明の作用並びに構成】本発明を更に詳しく説明す
る。
【0021】(1)本発明で使用される炭素基材の製造
方法は通常の炭素材の製造方法を用いて行えば良く、こ
こで用いる炭素基材は、一般黒鉛材、等方性材等があげ
られる。平均細孔半径が0.5μm以上の炭素基材を製
品形状に加工したものを用いることが望ましい。炭素基
材の平均細孔半径が0.5μm未満であると珪素と樹脂
を混合したスラリーや金属珪素溶融物が細孔内に浸透し
にくくなる傾向がある。本発明は摺動部のみ局所的にS
iC化し、炭素とSiCの比率を調節し、さらに金属を
含浸することにより耐摩耗性、耐食性、耐熱性と、さら
に封止性の良好な複合材料を提供するものである。
【0022】(2)使用する樹脂は造膜性が高く、かつ
残炭率が低い樹脂、例えばポリアミドイミド、ポリビニ
ールアルコール、ポリアミド樹脂の内より選ばれたもの
が特に好ましく使用される。中でもポリアミドイミドが
更に望ましく、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド、Nメチル−2ピロリ
ドン等の溶媒に溶解させる。
【0023】(3)この溶液に平均粒径が約30〜50
μmの珪素粉末(Si)を混合分散してスラリーとす
る。
【0024】(4)このスラリーを炭素基材の所望する
部分にはけ塗り、手塗り等の適宜な手段で局所的に塗布
することにより必要な部分のみをSiCに転化させるこ
とが可能である。
【0025】(5)この後約300℃で2時間乾燥、硬
化する。この工程で溶媒は揮散する。
【0026】(6)(1)〜(5)の様にして得られた
材料を、不活性ガス雰囲気中又は真空中で高温熱処理す
る。昇温速度は約800℃/hrで約1550〜160
0℃で20分間保持する。加熱手段は特に限定されるも
のでなく適当な手段で行えば良い。
【0027】(7)こうして得られた炭素−SiC複合
材料は樹脂の炭化物が炭素基材の表面に付着しているた
めこれを取り除く。
【0028】(8)(1)〜(7)までの製造方法にさ
らに金属含浸を行い、不浸透性、機械的強度、耐熱性、
耐摩耗性を向上させる。
【0029】(9)含浸に使用される金属としてはたと
えばSn、Cu、Sb、Ag、Znまたはこれらを主成
分として含む合金があげられる。
【0030】この金属としては、200℃以上の融点を
持ち、炭素と反応して炭化物を形成しにくい金属または
合金を使用することである。融点が200℃未満である
と生成される複合材に耐熱性を付与できないことがあ
る。
【0031】炭素−SiC複合体への金属含浸方法は、
まず含浸する金属を含浸装置内にいれ、1〜5Torr
で減圧加熱し、金属を溶解させる。この中に(7)まで
の工程で調製したものを入れ、50〜100kg/cm2
加圧して30min以上保持し、含浸を行う。
【0032】本発明で得られる炭素−炭化珪素−金属複
合材料は、炭素基材の所定部位(摺動面)に炭化珪素の
被覆層が形成され、且つ、その全体に(炭素基材及び被
覆炭化珪素層いずれも)金属が含浸された構造のもので
ある。このため、封止性が極めて高くなると共に摺動特
性もまた極めて優れたものとなっている。加えて、被覆
層である炭化珪素層にも金属が含浸されているため、こ
れ等の相乗作用により、摺動面の摺動特性もまた従来の
部分炭化珪素被覆物に比してもより大きくなる。
【0033】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を詳しく説明す
る。 [I]供試試料
【0034】
【実施例1】平均細孔半径2μmの等方性黒鉛材料(東
洋炭素(株)製SIC−12)をφ52.2/φ42.5の
製品形状に加工した。一方ポリアミドイミド樹脂(Al
−10、小原化工製)をN−メチル−2ピロリドンに1
00重量部溶解し、20%溶液とした。この溶液にSi
C粉末(和光純薬工業製平均粒径50μm)を60重量
部混合しスラリーとした。
【0035】このスラリーを炭素基材の必要とする部分
に塗布した後乾燥機中300℃で硬化した。
【0036】更に真空炉にて1600℃まで昇温、保持
30分、冷却後取りだした。
【0037】さらにSbを含浸装置内で溶融し、SiC
化された半製品を浸漬後、N2ガスを導入し、100kgf
/cm2にて30分間保持し、冷却後取りだした。Sbの含
浸率は66%(重量)であった。
【0038】
【実施例2】平均細孔半径1.5μmの「ISEM−
1」(東洋炭素(株)製)を用い、以下製造方法は実施例
1と同様にしてSiCを2.0mm浸透させた。含浸条件
は同様にし、含浸金属はSnを使用した。
【0039】
【実施例3】平均細孔半径0.5μmの「ISO−5
0」(東洋炭素(株)製)を用いて、SiC層を0.5mm
形成した。含浸方法は同様にし、含浸金属はCuを使用
した。
【0040】
【比較例1】平均細孔半径が1.0μmの「KC−1
7」(東洋炭素(株)社製)、φ52.5/φ42.5にフ
ェノール樹脂を含浸したものを用意した。
【0041】
【比較例2】平均細孔半径が1.0μmの「KC−1
7」、φ52.5/φ42.5の必要な部分を実施例1と
同様にして、Sb含浸したものを用意した。
【0042】[II]摺動性能試験 これら実施例1〜4及び比較例1〜2の試料を、図4に
示す形状に成形し、同一条件にて摺動性能試験機にて比
較評価した。
【0043】(イ)試験条件は下に示す。 試験機 メカニカルシール用試験機を利用 流体圧力 10kgf/cm2 流体 水 回転数 3600rpm 相手材 SiC 試験時間 100hr 流体温度 RT〜30℃ 試験品寸法 φ52.5/φ42.5 バランス比 1.22
【0044】(ロ)試験結果 表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】[III]物性測定試験 実施例1の複合材料の物性、とくに流体封止能について
測定した。 (イ)物性試験結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】(ロ)アンチモン含浸の封止性に及ぼす効
果 アンチモン含浸前の細孔半径1.5μm。平均1.5μ
m:図1に示す。アンチモン含浸後の細孔半径。殆ど測
定されない。:図2に示す。
【0049】(ハ)考察 アンチモン含浸によって、硬度、強度が向上し、炭素基
材中に殆ど残存細孔が無くなり、封止性能も向上してい
ることが判った。
【0050】[IV]珪化部分の顕微鏡写真及び表面組成
珪化した部分の面分析法(コンピューターによる画像積
算法)による成分組成について調べた。
【0051】(1)前処理 実施例1の試料の珪化処理部分をMMA(メチルメタア
クリレート)にて包理後研磨した後研磨表面にC蒸着を
施した。
【0052】(2)測定条件 加速電圧 20KV 試料電流 0.6nA 測定時間 200sec 使用装置 EMAX−2700(堀場製)
【0053】(3)結果 Siの面分析写真を図3に示す。 2 面積比率
【0054】
【表3】
【0055】珪化をしない部分は、SiC成分はなく、
CとSbのみである。
【0056】
【実施例4〜8】本発明の複合材料の用途例を図4〜9
に示す。太線表示部(1)は珪化処理を行った部分を、
それ以外の斜線部(2)は珪化処理が施されていない部
分をそれぞれ示す。
【0057】但し図4はメカニカルシール、図5は軸
受、図6はシャフト軸、図7はブレーキディスク、図8
はピストンシリンダー、図9はボールバルブ用環状封止
摺動部材に応用した場合を示す。
【0058】
【発明の効果】上記の通り現在メカニカルシール材とし
て広く使用されている既存材料例えば炭素基材に樹脂含
浸したものや炭素基材に単に含浸したものと比較した結
果、不浸透性も良好でかつ耐摩耗性において非常に優れ
た特性値を得た。この事はメカニカルシール、軸受け等
の摺動封止用部材としての使用において極めて良好な材
料で、装置の耐久性、信頼性を著しく向上させる事がで
き、本発明は産業上非常に有用である。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【0060】
【図1】
【0061】アンチモン含浸前の複合材料の細孔半径測
定結果。
【0062】
【図2】
【0063】アンチモン含浸後の複合材料の細孔半径の
測定結果。
【0064】
【図3】
【0065】面分析写真
【0066】
【図4】
【0067】本発明複合材料をメカニカルシール部材に
応用した例を示す説明図。
【0068】
【図5】
【0069】本発明複合材料を軸受部材に応用した例を
示す説明図。
【0070】
【図6】
【0071】本発明複合材料をシャフト軸部材に応用し
た例を示す説明図。
【0072】
【図7】
【0073】本発明複合材料をブレーキディスク部材に
応用した例を示す説明図。
【0074】
【図8】
【0075】本発明複合材料をピストンシリンダー部材
に応用した例を示す説明図。
【0076】
【図9】
【0077】本発明複合材料をボールバルブ部材に応用
した例を示す説明図。
【0078】
【符号の説明】
1・・・・・珪化処理が施された部分 2・・・・・珪化処理が施されていない部分
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】(3)結果 Siの面分析写真を図3に示す。但し図3中白い部分は
SiC質の部分、斜線の部分は炭素質の部分を示す。 2 面積比率
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なる複合材料、とく
に摺動封止用部材として好適な複合材料、その製造方法
並びにその用途に関するものである。
【0002】さらに詳しくは、炭素基材の所定部位(摺
動部分)の表層部を局所的に珪化処理し、さらに該基材
に金属を含浸してなる新規な炭素−炭化珪素−金属複合
材料、及びその新規なる製造方法並びにその材料を用い
た用途に関するものである。
【0003】このような複合材料は、耐摩耗性が要求さ
れる摺動封止部材、例えば軸受、シャフト軸、ピストン
シリンダー内壁、ピストンリング、スラスト板、バルブ
摺動部構成部品、ベーン、メカニカルシール部材等に適
用される。
【0004】
【従来の技術】摺動封止用部材には、従来から炭素基材
が多く用いられるが、炭素基材の硬度、耐摩耗性を改善
するために、その表面をより硬く、より耐摩耗性の高い
炭化珪素質に転換、改質することが必要である。
【0005】このような場合、必ずしも炭素基材の表面
全体を炭化珪素質に改質する必要はなく、特に摩耗の激
しい摺動部分のみ、即ち所定部分のみを選択的、局所的
に改質すれば事足りることが多い。
【0006】炭素基材の表面を炭化珪素で被覆する方法
は、既に一般的に良く知られており、これを大別すると
化学蒸着法と転換法とになる。
【0007】化学蒸着法(CVD法)は、珪素化合物の
熱分解と化学反応を利用して炭化珪素を生成させ、これ
を炭素基材の表面に蒸着させる方法である。この方法
は、切削加工が容易な炭素材料が基材なので、形状が複
雑な摺動材料でも、その製造が容易であり、得られた炭
化珪素質被覆層も高純度で緻密なものであるが、被覆層
と基材との結合が弱く、機械的または熱的な繰り返し応
力の作用を受ると、被覆層が剥離し易いという重大な欠
点を持つ。
【0008】一方転換法(CVR法)は、二酸化珪素に
炭素または珪素を反応させることにより、生成させた一
酸化珪素ガスを、炭素基材表面の炭素と直接反応させ
て、炭化珪素からなる被覆層を形成する方法であり、例
えば特開平1−264969号がある。この方法で得ら
れた炭化珪素質被覆層は、炭素基材との結合は強固であ
るが、緻密さの点で劣るものである。
【0009】これは[化1]及び[化2]の反応によっ
て炭素原子の半分が一酸化炭素ガスになって飛散してし
まい、その結果被覆層は炭素基材とほぼ同じくらいに気
孔率が大きくなる。したがって、気密性、不浸透性が要
求される部分に使用するためには、熱硬化性樹脂等を含
浸して基材の気密性を向上させる必要がある。
【0010】
【化1】
【0011】
【化2】
【0012】ところが先にも述べたように蒸着法、転換
法共に非常に特殊な装置を必要とし、かつ不必要部分ま
でも被覆されるため、コスト的にも高い材料となる。そ
こで炭素基材のうち、炭化珪素に転化する必要のない部
分は特殊な治具、または不活性な粉体を用いて覆いをし
て被覆する方法が、特開昭56−120584号及び特
開昭57−7880号等で提案されている。また炭素基
材の表面に溝を設け、その部分にSiをのせて熱処理
し、炭化珪素に転化させる方法も特開昭61−1369
61号で提案されているが、操作が繁雑であり、作業性
も悪く、コスト的にも高くなる欠点があった。
【0013】更に若干説明すると、炭素基材を部分的に
炭化珪素化する上記2つの公知例においては、被覆面積
を小さくしようとするものであって、CVD法又はCV
R法で炭化珪素化を行っているために、被覆層が剥離し
易いか、または多孔質となり、上記の欠点がそのまま残
存する。またSiを載置する公知例においては、その操
作自体が極めて煩雑であって到底実用性があるとは云い
難く、しかも得られる製品も表面にSiの溶融物が固着
し、それを取り除くのが容易でないという難点がある。
【0014】また、炭素基材はそのままでは一般に封止
性が完全ではない。黒鉛は一般に微細炭素粒を、焼結し
て製造されたものであり、微細な細孔が残るからであ
る。
【0015】このような多孔質炭素基材での封止性及び
機械的強度等の手段として通常、基材の細孔内に樹脂、
ピッチ、タール、無機質物、金属等を含浸、充填する手
段が知られている。
【0016】このような多孔性炭素基材は、これを摺動
封止用部材として使用する場合には機械的強度及び不浸
透性を必要とする場合がある。その為封止を目的として
先に述べた熱硬化性樹脂を使用した場合、多孔質の為、
含浸すると、樹脂の含有率が高くなり、含浸後における
硬化の工程で含有樹脂中に含まれている揮発性溶液が多
く発生し、微細気孔を形成し、かつ樹脂が硬化により熱
収縮を生じる為、再び微細気孔が生じ、1回の含浸と硬
化の処理では所望する不浸透性にはならず、再度含浸、
硬化を繰り返す必要が生じる。
【0017】又樹脂の硬化時における収縮により、製品
である黒鉛基材も同様に収縮し寸法が大きく変化する。
又製品の外周部は樹脂のふき出し等で樹脂が固着した状
態となる為、再度外周を加工する必要がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記従来のこの種摺動封止材料の欠点を解
消することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、様々な条件を
実験した結果、炭素基材好ましくは平均細孔半径が0.
5μm以上の炭素基材を、製品形状に加工し必要な部分
にのみケイ素粉末(Si)と樹脂、特に残炭率が低いポ
リアミドイミド、ポリビニールアルコール、ポリアミド
樹脂等の溶液に懸濁混合してスラリーとし、これを塗布
し、乾燥、硬化、さらに1500℃以上の高温で炭素基
材と溶融珪素を反応させ、目的とする部分を局所的にS
iCに転化させ、さらに金属を含浸させることにより、
従来の摺動封止材料の問題点をことごとく解決すること
ができる新規な炭素の珪化技術を構成要素として応用し
て完成したものである。
【0020】
【発明の作用並びに構成】本発明を更に詳しく説明す
る。
【0021】(1)本発明で使用される炭素基材の製造
方法は通常の炭素材の製造方法を用いて行えば良く、こ
こで用いる炭素基材は、一般黒鉛材、等方性材等があげ
られる。平均細孔半径が0.5μm以上の炭素基材を製
品形状に加工したものを用いることが望ましい。炭素基
材の平均細孔半径が0.5μm未満であると珪素と樹脂
を混合したスラリーや金属珪素溶融物が細孔内に浸透し
にくくなる傾向がある。本発明は摺動部のみ局所的にS
iC化し、炭素とSiCの比率を調節し、さらに金属を
含浸することにより耐摩耗性、耐食性、耐熱性と、さら
に封止性の良好な複合材料を提供するものである。
【0022】(2)使用する樹脂は造膜性が高く、かつ
残炭率が低い樹脂、例えばポリアミドイミド、ポリビニ
ールアルコール、ポリアミド樹脂の内より選ばれたもの
が特に好ましく使用される。中でもポリアミドイミドが
更に望ましく、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキサイド、Nメチル−2ピロリ
ドン等の溶媒に溶解させる。
【0023】(3)この溶液に平均粒径が約30〜50
μmの珪素粉末(Si)を混合分散してスラリーとす
る。
【0024】(4)このスラリーを炭素基材の所望する
部分にはけ塗り、手塗り等の適宜な手段で局所的に塗布
することにより必要な部分のみをSiCに転化させるこ
とが可能である。
【0025】(5)この後約300℃で2時間乾燥、硬
化する。この工程で溶媒は揮散する。
【0026】(6)(1)〜(5)の様にして得られた
材料を、不活性ガス雰囲気中又は真空中で高温熱処理す
る。昇温速度は約800℃/hrで約1550〜160
0℃で20分間保持する。加熱手段は特に限定されるも
のでなく適当な手段で行えば良い。
【0027】(7)こうして得られた炭素−SiC複合
材料は樹脂の炭化物が炭素基材の表面に付着しているた
めこれを取り除く。
【0028】(8)(1)〜(7)までの製造方法にさ
らに金属含浸を行い、不浸透性、機械的強度、耐熱性、
耐摩耗性を向上させる。
【0029】(9)含浸に使用される金属としてはたと
えばSn、Cu、Sb、Ag、Znまたはこれらを主成
分として含む合金があげられる。
【0030】この金属としては、200℃以上の融点を
持ち、炭素と反応して炭化物を形成しにくい金属または
合金を使用することである。融点が200℃未満である
と生成される複合材に耐熱性を付与できないことがあ
る。
【0031】炭素−SiC複合体への金属含浸方法は、
まず含浸する金属を含浸装置内にいれ、1〜5Torr
で減圧加熱し、金属を溶解させる。この中に(7)まで
の工程で調製したものを入れ、50〜100kg/cm
(こ加圧して30min以上保持し、含浸を行う。
【0032】本発明で得られる炭素−炭化珪素−金属複
合材料は、炭素基材の所定部位(摺動面)に炭化珪素の
被覆層が形成され、且つ、その全体に(炭素基材及び被
覆炭化珪素層いずれも)金属が含浸された構造のもので
ある。このため、封止性が極めて高くなると共に摺動特
性もまた極めて優れたものとなっている。加えて、被覆
層である炭化珪素層にも金属が含浸されているため、こ
れ等の相乗作用により、摺動面の摺動特性もまた従来の
部分炭化珪素被覆物に比してもより大きくなる。
【0033】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明を詳しく説明す
る。 [I]供試試料
【0034】
【実施例1】平均細孔半径2μmの等方性黒鉛材料(東
洋炭素(株)製SIC−12)をφ52.2/φ42.
5の製品形状に加工した。一方ポリアミドイミド樹脂
(Al−10、小原化工製)をN−メチル−2ピロリド
ンに100重量部溶解し、20%溶液とした。この溶液
にSiC粉末(和光純薬工業製平均粒径50μm)を6
0重量部混合しスラリーとした。
【0035】このスラリーを炭素基材の必要とする部分
に塗布した後乾燥機中300℃で硬化した。
【0036】更に真空炉にて1600℃まで昇温、保持
30分、冷却後取りだした。
【0037】さらにSbを含浸装置内で溶融し、SiC
化された半製品を浸漬後、Nガスを導入し、100k
gf/cmにて30分間保持し、冷却後取りだした。
Sbの含浸率は66%(重量)であった。
【0038】
【実施例2】平均細孔半径1.5μmの「ISEM−
1」(東洋炭素(株)製)を用い、以下製造方法は実施
例1と同様にしてSiCを2.0mm浸透させた。含浸
条件は同様にし、含浸金属はSnを使用した。
【0039】
【実施例3】平均細孔半径0.5μmの「ISO−5
0」(東洋炭素(株)製)を用いて、SiC層を0.5
mm形成した。含浸方法は同様にし、含浸金属はCuを
使用した。
【0040】
【比較例1】平均細孔半径が1.0μmの「KC−1
7」(東洋炭素(株)社製)、φ52.5/φ42.5
にフェノール樹脂を含浸したものを用意した。
【0041】
【比較例2】平均細孔半径が1.0μmの「KC−1
7」、φ52.5/φ42.5の必要な部分を実施例1
と同様にして、Sb含浸したものを用意した。
【0042】[II]摺動性能試験 これら実施例1〜4及び比較例1〜2の試料を、図4に
示す形状に成形し、同一条件にて摺動性能試験機にて比
較評価した。
【0043】(イ)試験条件は下に示す。 試験機 メカニカルシール用試験機を利用 流体圧力 10kgf/cm 流体 水 回転数 3600rpm 相手材 SiC 試験時間 100hr 流体温度 RT〜30℃ 試験品寸法 φ52.5/φ42.5 バランス比 1.22
【0044】(ロ)試験結果 表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】[III]物性測定試験 実施例1の複合材料の物性、とくに流体封止能について
測定した。 (イ)物性試験結果を表2に示す。
【0047】
【表2】
【0048】(ロ)アンチモン含浸の封止性に及ぼす効
果 アンチモン含浸前の細孔半径1.5μm。平均1.5μ
m:図1に示す。 アンチモン含浸後の細孔半径。殆ど測定されない。:図
2に示す。
【0049】(ハ)考察 アンチモン含浸によって、硬度、強度が向上し、炭素基
材中に殆ど残存細孔が無くなり、封止性能も向上してい
ることが判った。
【0050】[IV]珪化部分の顕微鏡写真及び表面組
成珪化した部分の面分析法(コンピューターによる画像
積算法)による成分組成について調べた。
【0051】(1)前処理 実施例1の試料の珪化処理部分をMMA(メチルメタア
クリレート)にて包理後研磨した後研磨表面にC蒸着を
施した。
【0052】(2)測定条件 加速電圧 20KV 試料電流 0.6nA 測定時間 200sec 使用装置 EMAX−2700(堀場製)
【0053】(3)結果 Siの面分析写真を図3に示す。但し図3中白い部分は
SiC質の部分、斜線の部分は炭素質の部分を示す。 2 面積比率
【0054】
【表3】
【0055】珪化をしない部分は、SiC成分はなく、
CとSbのみである。
【0056】
【実施例4〜8】本発明の複合材料の用途例を図4〜9
に示す。太線表示部(1)は珪化処理を行った部分を、
それ以外の斜線部(2)は珪化処理が施されていない部
分をそれぞれ示す。
【0057】但し図4はメカニカルシール、図5は軸
受、図6はシャフト軸、図7はブレーキディスク、図8
はピストンシリンダー、図9はボールバルブ用環状封止
摺動部材に応用した場合を示す。
【0058】
【発明の効果】上記の通り現在メカニカルシール材とし
て広く使用されている既存材料例えば炭素基材に樹脂含
浸したものや炭素基材に単に含浸したものと比較した結
果、不浸透性も良好でかつ耐摩耗性において非常に優れ
た特性値を得た。この事はメカニカルシール、軸受け等
の摺動封止用部材としての使用において極めて良好な材
料で、装置の耐久性、信頼性を著しく向上させる事がで
き、本発明は産業上非常に有用である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】アンチモン含浸前の複合材料の細孔半径測定結
果。
【図2】アンチモン含浸後の複合材料の細孔半径の測定
結果。
【図3】面分析
【図4】本発明複合材料をメカニカルシール部材に応用
した例を示す説明図。
【図5】本発明複合材料を軸受部材に応用した例を示す
説明図。
【図6】本発明複合材料をシャフト軸部材に応用した例
を示す説明図。
【図7】本発明複合材料をブレーキディスク部材に応用
した例を示す説明図。
【図8】本発明複合材料をピストンシリンダー部材に応
用した例を示す説明図。
【図9】本発明複合材料をボールバルブ部材に応用した
例を示す説明図。
【符号の説明】 1・・・・・珪化処理が施された部分 2・・・・・珪化処理が施されていない部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 33/04 7123−3J F16D 69/02 B F16J 9/26 C 15/34 Z F16K 5/06 H

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素基材の所定部位(摺動部分)の表層部
    を珪化処理し、さらに該炭素基材全体に金属を含浸して
    なる炭素−炭化珪素−金属複合材料。
  2. 【請求項2】含浸する金属が、アンチモン、銀、錫、銅
    並びにこれ等の少なくとも1種を主成分とする合金の少
    なくとも1種である請求項1の複合材料。
  3. 【請求項3】炭素基材の所定部位(摺動部分)の表層部
    を珪化処理し、さらに該炭素基材に金属を含浸して炭素
    −炭化珪素−金属複合材料を製造する方法であって、珪
    化処理をしたい所定部位のみを残し、他の部分をSiガ
    スの接触を防ぐ覆いを施した状態でSiC被覆を行った
    のち、基材全体に金属成分を含浸せしめることを特徴と
    する複合材料の製造方法。
  4. 【請求項4】(イ)平均細孔半径が0.5μm以上であ
    る炭素基材を製品形状に加工した素材に、 (ロ)ポリイミドアミド、ポリビニルアルコール、ポリ
    アミド樹脂のうち少なくとも一つ以上含む溶液に金属珪
    素粉を懸濁させたスラリーを、 (ハ)炭素基材の所定部位に塗布、乾燥、硬化、さらに
    1500℃以上で焼成して部分的に珪化処理を施し、 (ニ)さらに金属を含浸せしめることを特徴とする請求
    項3の複合材料の製造方法。
  5. 【請求項5】炭素基材の所定部位(摺動部分)の表層部
    を珪化処理し、さらに該炭素基材全体に金属を含浸して
    なる炭素−炭化珪素−金属複合材料を用いた摺動封止用
    部材。
  6. 【請求項6】炭素基材の所定部位(摺動部分)の表面を
    珪化処理し、さらに該炭素基材全体に金属を含浸せしめ
    てなる炭素−炭化珪素−金属複合材料を用いたメカニカ
    ルシール部材。
  7. 【請求項7】相手部材と接触する部分のみがSiC化さ
    れ、且つ基材の炭素に金属が含浸されて成る軸受である
    請求項5の部材。
  8. 【請求項8】相手部材と接触する部分のみがSiC化さ
    れ、且つ基材の炭素に金属が含浸されて成るシャフト軸
    である請求項5の部材。
  9. 【請求項9】相手部材と接触する部分のみがSiC化さ
    れ、且つ基材の炭素に金属が含浸されて成るブレーキデ
    ィスクである請求項5の部材。
  10. 【請求項10】相手部材と接触する部分のみがSiC化
    され、且つ基材の炭素に金属が含浸されて成るピストン
    リングである請求項5の部材。
  11. 【請求項11】相手部材と接触する部分のみがSiC化
    され、且つ基材の炭素に金属が含浸されて成るバルブ摺
    動部材である請求項5の部材。
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