JPH081091U - パネル等の取付け用クリップ - Google Patents

パネル等の取付け用クリップ

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JPH081091U
JPH081091U JP1700394U JP1700394U JPH081091U JP H081091 U JPH081091 U JP H081091U JP 1700394 U JP1700394 U JP 1700394U JP 1700394 U JP1700394 U JP 1700394U JP H081091 U JPH081091 U JP H081091U
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male tool
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雄具と雌具とよりなるクリップの雄具の回転
力を雌具に効率良く伝える。雄具と雌具との嵌め合い寸
法誤差を吸収する。 【構成】 鍔部1の一つの面に筒状の軸部2が鍔部1と
一体に設けられている雄具Aと、雄具Aの軸部2が挿入
される筒状軸部5が一端に設けられている雌具Bとより
なる。雄具Aと雌具Bとが、雄具Aにおける軸部2を雌
具Bの筒状軸部5内に挿し入れ係合されていると共に、
該雌具Bの筒状軸部5内に挿し入れ係合されている雄具
Aにおける軸部2の突設基部又は軸部2の突設周側の鍔
部1に一方のストッパー手段2aが、又雌具Bの筒状軸
部5の先端に軸部5の軸線方向に突き出し且つ前記のス
トッパー手段2aに対して雌具Bと雄具Aとの回転方向
の動作に伴って当接する他方のストッパー手段10が設
けてあり、雌具Bにおけるストッパー手段10を、雄具
Aの鍔面に接しさせて、雌具Bと雄具Aとが組み付けら
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は防音用のマットやパネルを自動車等の車体に取付けるためのクリップ に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来自動車等の車体に防音用のパネルを取付けるために実開平1−78710 号にかかるクリップが提供されている。 このクリップは自動車等のボデーから突出したスタッドボルトを嵌入し得る筒 状の軸部101の一端にパネル材表面の押え用フランジ102を備えた第一部品 A’と、この第1部品A’の軸部101に外挿状態で嵌合し得るスペーサ用の軸 部105の一端にパネル材裏面の押え用フランジ106を備えた第2部品B’と からなり、前記両軸部101、105の嵌合側の端部には互いに係合する抜止用 の係止部103、107を設けたクリップであって、前記第1部品A’の軸部1 01は前記スタッドボルトをほぼ密に嵌入し得る径に形成すると共に、軸部10 1のフランジ102側の突設基部に、三角形状のリブ104、104が設けられ ており、又前記第2部品B’の軸部105における押え用フランジ106を設け た側の端部にはスタッドボルトに係合する抜止用の係止部108を設けると共に 、軸部105の上端開口部の内周側は傾斜状のテーパ面109とされ、このテー パ面109に1対の三角形状のリブ110が対向位置から突出して設けられてお り、第2部品の軸部105のフランジ106側に設けた係止部108によりスタ ッドボルトのねじ部に第2部品B’を係止させ、この第1部品A’と第2部品B ’の両軸部101、105に設けた係止部103と107とが互に係止して第1 部品A’と第2部品B’とが抜けないようになっている。 そして、かかるクリップによりパネル材を車体に取付けた後に、クリップを車 体から取外す場合には、第1部品A’の押え用フランジ102の上面に設けられ た旋回操作用の溝等にドライバー等の工具を用いて第1部品A’をスタッドボル トの抜け方向に回転させ、この操作により第1部品A’が回転するとこの第1部 品のリブ104と第2部品B’のリブ110とが当接し、第2部品B’も同方向 へ回転され、クリップはパネル材に取付けたままの状態でスタッドボルトから抜 き出されるものとされていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のクリップは第1部品A’に設けられているリブ104を 三角形状とし、第2部品B’に設けられているリブ110を軸部105の上端開 口部の内側の傾斜状のテーパ面109上に三角形状に突出させていることから、 リブ104とリブ110との当接面積が小さく、第1部品A’を回転させること によって、第1部品A’に設けられているリブ104が、第2部品B’に設けら れているリブ110を乗り越えてしまい、第1部品A’の回転によっては第2部 品B’が効率良く回転しない不都合があった。
【0004】 そこで、この考案は、雄具と雌具とから構成されるこの種のクリップの不都合 を是正すること、特に、雄具の回転に伴って雌具を確実かつ効率的に連れ回りさ せること、および、雄具と雌具とをガタなく嵌め合わせることを主たる目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためにパネル等の取付用クリップを鍔部1の一 つの面に筒状の軸部2が該鍔部1と一体に設けられている雄具Aと、該雄具Aの 軸部2が挿入される筒状軸部5が一端に設けられている雌具Bとよりなり、 前記雄具Aと前記雌具Bとが、該雄具Aにおける軸部2を該雌具Bの筒状軸部 5内に挿し入れ係合されていると共に、 該雌具Bの筒状軸部5内に挿し入れ係合されている雄具Aにおける軸部2の突 設基部又は該軸部2の突設周側の鍔部1に一方のストッパー手段2aが、又該雌 具Bの筒状軸部5の先端に該軸部5の軸線方向に突き出し且つ前記のストッパー 手段2aに対して該雌具Bと雄具Aとの回転方向の動作に伴って当接する他方の ストッパー手段10が設けてあり、この雌具Bにおけるストッパー手段10を、 前記雄具Aの鍔面に接して、該雌具Bと雄具Aとが組み付けられている構成とし ている。
【0006】
【作用】
上記の構成とされたパネル等の取付用クリップは雌具Bが自動車等の車体Cか ら突出しているスタッドボルトDのねじ山面に係止片7により係止され、この雌 具Bの筒状軸部5に軸部2を挿入される雄具Aは周回状突部3が雌具Bの係止爪 8を越えて係止爪8の鍔部4側に入り、周回状突部3と互に係合して雌具Bに雄 具Aを係止する。そして、該雄具Aを回転させてクリップをスタッドボルトDに 更に締め付ける場合又は逆にクリップをスタッドボルトDから取外す場合に、雌 具Bに設けられている第2のストッパー手段としての突起10を筒状軸部5の先 端5’に位置付けているので、雄具Aの回転により、雄具Aに設けられている第 1のストッパー手段としてのリブ2aと雌具Bに設けられている前記第2のスト ッパー手段としての突起10とが当接する際の当接面積を大とすることができ、 両者の当接が確実に行なわれ、雄具Aの回転力を雌具Bに効率良く伝える。
【0007】 また、雌具Bの筒状軸部5の先端に該軸部5の軸線方向に突き出し且つ雄具A のストッパー手段2aに対して雌具Bと雄具Aとの回転方向の動作に伴って当接 する他方のストッパー手段10が設けてあり、このストッパー手段10を雄具A の鍔部1の鍔面に接して、該雌具Bと雄具Aとが組み付けられていることから、 このストッパー手段10の弾性変形の許容寸法分に相当する前記雄具Aと雌具B との嵌め合い寸法誤差を吸収することができる。
【0008】
【実施例】
以下本考案にかかるパネル等の取付用クリップの一実施例について図面により 説明する。
【0009】 このクリップはプラスチック製の雄具Aと雌具Bとからなっており、雄具Aは 鍔部1の一方の面に筒状の軸部2が一体に設けられており、軸端には外周面に周 回状突部3が設けられ、この周回状突部3の鍔部1側の面が軸部2と直交方向の 係止面3aとなっており、軸端側の面は軸端から漸次離れるように傾斜する傾斜 面3bとなっている。 そして、該雄具Aにおける軸部2の突設基部又は該軸部2の突設周側の鍔部1 に第1のストッパー手段としての突起状のリブ2a、2aが設けられている。
【0010】 前記雌具Bは前記雄具Aの軸部2が挿入される筒状軸部5の一端に、一方の面 の周縁部に周回状の突出縁4aを設けた皿状の鍔部4が突出縁4aを筒状軸部5 と反対側にして一体に設けられており、筒状軸部5は鍔部4を貫通した内孔を有 する。 この雌具Bの筒状軸部5には軸線を挟んで対向する位置に方形の窓6、6が設 けられ、この窓6の鍔部4側の窓縁から筒状軸部5の先端5’側の窓縁に向けて 係止片7が突設されている。この係止片7は突設方向の全幅に亙って肉厚とされ 、筒状軸部5の半径方向に突出し状とされており、この係止片7の肉厚部の内面 はねじ山状の複数の突条部が設けられた係止面7’とされている。 更に筒状軸部5には前記一対の窓6の対向方向と直交する方向の位置に、鍔部 4側から軸心方向に向けて傾斜する突片9が設けられている。 又、前記窓6の筒状軸部5の先端5’側の窓縁部内周面には前記雄具Aの周回 状突部3と係合する係止爪8が設けられ、鍔部4側の面が筒状軸部5に直交する 方向の係止面8aとなっており、筒状軸部5の先端5’側の面は先端5’から漸 次離れるように傾斜する傾斜面8bとなっている。 そして、筒状軸部5の先端5’には軸部5の軸線方向に突き出し且つ、前記第 1のストッパー手段としての突起状のリブ2aに対して雌具Bを雄具Aとの回転 方向動作に伴って当接する第2のストッパー手段としての突起10が設けられて いる。
【0011】 このように構成されたクリップは先ず防音材等のパネルP面にあけた穴に雌具 BをパネルPの一方の面から挿込み、他方の面から雄具Bの軸部2を挿込むと穴 内で雄具Aの軸部2は雌具Bの筒状軸部5に挿入される。挿入された軸部2の軸 端の周回状突部3は筒状軸部5の内周面に設けられている係止爪8と当接し、係 止爪8の傾斜面8aと周回状突部3の傾斜面3bとが当接する。更に軸部2が押 込まれることにより周回状突部3が係止爪8を越える。軸部2の周回状突部3が 通過後は周回状突部3の係止面3aは係止爪8の係止面8aと対向して係合し、 パネルPは両面を鍔部1と鍔部4とで確実に挟持される。
【0012】 次にこのようにクリップの取付けられたパネルPを雌具Bの鍔部4に設けられ ている周回状の突出縁4aにより車体C等に突出しているスタッドボルトDへ概 略の案内を行い、筒状軸部5をスタッドボルトDに誘導して挿入する。筒状軸部 5はスタッドボルトDを係止片7、7及び突片9、9により筒状軸部5の中心に 位置させて係止片7、7の係止面7’に設けられた複数のねじ山状の突条部がス タッドボルトDのねじ山間に係入し、大きい接触面で半径方向に圧接するため確 実に係止及び保持がなされる。
【0013】 更に又、クリップを雄具Aの軸部2に設けられた周回状突部3が雌具Bの筒状 軸部5の係止片7と係止爪8間に密に収まるようにすれば、雄具Aの鍔部1側か ら押圧されてもクリップは変形せず、又、パネルPを捲り上げるような力が鍔部 1に作用しても雄具Aと雌具Bとは一体状を保ち、抜け出すことがない。
【0014】 そして、クリップをスタッドボルトDへ更に締め付ける場合又は、クリップを スタッドボルトDから取外す場合には、雄具AをスタッドボルトDの締め込み方 向又は抜け方向に回転することにより、雄具Aの軸部2の第1のストッパー手段 としてのリブ2aは、雌具Bの筒状軸部5の先端5’に設けられた第2のストッ パー手段としての突起10に当接し、それにより雌具Bが回転することになり、 雌具Bの回転が確実に行なわれ、雄具Aがカラ回りすることがない。
【0015】
【考案の効果】
本考案にかかるパネル等の取付け用クリップは、鍔部1の一つの面に筒状の軸 部2が該鍔部1と一体に設けられている雄具Aと、該雄具Aの軸部2が挿入され る筒状軸部5が一端に設けられている雌具Bとよりなり、前記雄具Aと前記雌具 Bとが、該雄具Aにおける軸部2を該雌具Bの筒状軸部5内に挿し入れ係合され ていると共に、該雌具Bの筒状軸部5内に挿し入れ係合されている雄具Aにおけ る軸部2の突設基部又は該軸部2の突設周側の鍔部1に一方のストッパー手段2 aが、又該雌具Bの筒状軸部5の先端に該軸部5の軸線方向に突き出し且つ前記 のストッパー手段2aに対して該雌具Bと雄具Aとの回転方向の動作に伴って当 接する他方のストッパー手段10が設けてあり、この雌具Bにおけるストッパー 手段10を、前記雄具Aの鍔面に接して、該雌具Bと雄具Aとが組み付けられて いることから、クリップによりパネル材をスタッドボルトDに取付けた後雄具A をスタッドボルトDの締め付け方向に回転させることにより、雄具Aに設けられ ている第1のストッパー手段としてのリブ2aと雌具Bに設けられている第2の ストッパー手段としての突起10とが確実に当接して、雌具を同方向に回転させ 、クリップを確実にスタッドボルトDに留め付けることができる特長を有してい る。
【0016】 また、クリップによりパネル材をスタッドボルドDに取付けた後、雄具Aをス タッドボルドDの抜け出し方向に回転させることにより、雄具Aに設けられてい る第1のストッパー手段としてのリブ2aと雌具Bに設けられている第2のスト ッパー手段としての突起10とが確実に当接して、雌具Bを同方向に回転させ、 クリップをパネル材に取付けた状態で容易にスタッドから抜け出させることがで きる特長を有している。
【0017】 また、雌具Bの筒状軸部5の先端に該軸部5の軸線方向に突き出し且つ雄具A のストッパー手段2aに対して雌具Bと雄具Aとの回転方向の動作に伴って当接 する他方のストッパー手段10が設けてあり、このストッパー手段10を雄具A の鍔部1の鍔面に接して、該雌具Bと雄具Aとが組み付けられており、このスト ッパー手段10の弾性変形の許容寸法分に相当する前記雄具Aと雌具Bとの嵌め 合い寸法誤差を吸収することができるので、雄具Aと雌具Bとをガタなく嵌め合 わせることができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるパネル等の取付け用クリップの
一実施例の斜視図
【図2】雄具の正面図
【図3】同断面図
【図4】同底面図
【図5】雌具の一部切欠して示す正面図
【図6】同X−X線断面図
【図7】同底面図
【図8】クリップの使用状態を示す断面図
【図9】雄具の軸部を雌具の軸部の挿入時の状態を示す
要部断面図
【図10】従来例の斜視図
【符号の説明】
A 雄具 B 雌具 1 鍔部 2 軸部 2a 第1のストッパー手段としてのリブ 3 周回状突部 4 鍔部 5 筒状軸部 6 窓 7 係止片 8 係止爪 10 第2のストッパー手段としての突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔部の一つの面に筒状の軸部が該鍔部と
    一体に設けられている雄具と、該雄具の軸部が挿入され
    る筒状軸部が一端に設けられている雌具とよりなり、 前記雄具と前記雌具とが、該雄具における軸部を該雌具
    の筒状軸部内に挿し入れ係合されていると共に、 該雌具の筒状軸部内に挿し入れ係合されている雄具にお
    ける軸部の突設基部又は該軸部の突設周側の鍔部に一方
    のストッパー手段が、又該雌具の筒状軸部の先端に該軸
    部の軸線方向に突き出し且つ前記のストッパー手段に対
    して該雌具と雄具との回転方向の動作に伴って当接する
    他方のストッパー手段が設けてあり、この雌具における
    ストッパー手段を、前記雄具の鍔面に接して、該雌具と
    雄具とが組み付けられていることを特徴とするパネル等
    の取付け用クリップ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047694A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 ファナック株式会社 ブラケットおよび電子機器
CN112977280A (zh) * 2019-12-16 2021-06-18 现代自动车株式会社 车辆的工具箱固定结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0178710U (ja) * 1987-11-14 1989-05-26

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