JPH0812087B2 - 回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板 - Google Patents
回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板Info
- Publication number
- JPH0812087B2 JPH0812087B2 JP1282803A JP28280389A JPH0812087B2 JP H0812087 B2 JPH0812087 B2 JP H0812087B2 JP 1282803 A JP1282803 A JP 1282803A JP 28280389 A JP28280389 A JP 28280389A JP H0812087 B2 JPH0812087 B2 JP H0812087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit plate
- bending
- synthetic resin
- slit
- resin body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Optical Transform (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転角度検出装置に係わり、特に、発光・受
光素子からなる光電式ピックアップ装置を備えた自動車
用の回転角度検出装置、その製造方法、及びその回転角
度検出装置用のスリット板に関する。
光素子からなる光電式ピックアップ装置を備えた自動車
用の回転角度検出装置、その製造方法、及びその回転角
度検出装置用のスリット板に関する。
エンジンの電子制御システムにおいてはエンジンの回
転情報を必要とし、その一例としてエンジンと同期して
回転する配電器に回転角度検出装置を内蔵したものがあ
る。この検出装置は、発光素子と受光素子とを対向さ
せ、その間にスリットを有した円板が回転するように配
置し、光の明暗変化を電圧変化に変換し、所定の信号を
出力するものである。この装置においては、発光素子と
受光素子にそれぞれ光軸規制用の固定スリット板が設け
られており、実開昭60−33613号公報には、この固定ス
リット板を1枚のスリット板を折り曲げて一体型スリッ
ト板とし、この一体型スリット板を合成樹脂本体に熱カ
シメまたは一体成形により固定することが提案されてい
る。
転情報を必要とし、その一例としてエンジンと同期して
回転する配電器に回転角度検出装置を内蔵したものがあ
る。この検出装置は、発光素子と受光素子とを対向さ
せ、その間にスリットを有した円板が回転するように配
置し、光の明暗変化を電圧変化に変換し、所定の信号を
出力するものである。この装置においては、発光素子と
受光素子にそれぞれ光軸規制用の固定スリット板が設け
られており、実開昭60−33613号公報には、この固定ス
リット板を1枚のスリット板を折り曲げて一体型スリッ
ト板とし、この一体型スリット板を合成樹脂本体に熱カ
シメまたは一体成形により固定することが提案されてい
る。
しかしながら、実開昭60−33613号公報には、一体型
スリット板を合成樹脂本体を構成する樹脂と一体成形す
る場合の具体的実施例の記載がなく、一体型スリット板
を実際に本体樹脂と一体成形する場合には、次のような
問題点があった。
スリット板を合成樹脂本体を構成する樹脂と一体成形す
る場合の具体的実施例の記載がなく、一体型スリット板
を実際に本体樹脂と一体成形する場合には、次のような
問題点があった。
すなわち、1枚のスリット板を折り曲げるのはプレス
加工により行うが、一般に、プレス加工の曲げ精度は内
抜き加工精度に比べて良くない。このため、スリット板
を打抜き加工した状態では寸法精度は高くても、プレス
加工した後、一体型スリット板をそのまま本体樹脂と一
体成形した場合には、上下スリットの対向位置精度が確
保できなくなる。
加工により行うが、一般に、プレス加工の曲げ精度は内
抜き加工精度に比べて良くない。このため、スリット板
を打抜き加工した状態では寸法精度は高くても、プレス
加工した後、一体型スリット板をそのまま本体樹脂と一
体成形した場合には、上下スリットの対向位置精度が確
保できなくなる。
また、周知のように合成樹脂の成形を行った後は、樹
脂の収縮が生じ、一体成型された部品、特にスリット板
のような厚さ0.1mm程度のステンレス鋼板では、収縮応
力によって変形が生じ、対向するスリット板の間隙距離
が定まらなくなる。対向するスリット板間は円板が回転
するので、その間隙距離は一定にする必要がある。
脂の収縮が生じ、一体成型された部品、特にスリット板
のような厚さ0.1mm程度のステンレス鋼板では、収縮応
力によって変形が生じ、対向するスリット板の間隙距離
が定まらなくなる。対向するスリット板間は円板が回転
するので、その間隙距離は一定にする必要がある。
本発明の目的は、スリットの対向位置精度を向上でき
る回転角度検出装置、その製造方法およびスリット板を
提供することである。
る回転角度検出装置、その製造方法およびスリット板を
提供することである。
本発明の他の目的は、本体樹脂と一体成形を行うに際
し、成形後のスリット板の変形を防止できる回転角度検
出装置、その製造方法およびスリット板を提供すること
である。
し、成形後のスリット板の変形を防止できる回転角度検
出装置、その製造方法およびスリット板を提供すること
である。
上記目的を達成するため、本発明においては、対向す
る発光素子と受光素子と、これら素子にそれぞれ設けら
れ、光軸規制用のスリットを有する1対のスリット板と
を合成樹脂本体に装着して成るピックアップ装置を備え
た回転角度検出装置において、前記1対のスリット板は
1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向するスリ
ット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板
からなり、前記対向するスリット板部分は整合基準孔を
有し、前記折り曲げスリット板は、前記整合基準孔に前
記合成樹脂本体を成形する型の一部を嵌合させながら該
合成樹脂本体と一体成形され、かつ前記折り曲げスリッ
ト板の前記折り曲げ部は前記整合基準孔に前記型の一部
を挿入したときの変形を可能とする可撓性のある形状を
有するものである。
る発光素子と受光素子と、これら素子にそれぞれ設けら
れ、光軸規制用のスリットを有する1対のスリット板と
を合成樹脂本体に装着して成るピックアップ装置を備え
た回転角度検出装置において、前記1対のスリット板は
1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向するスリ
ット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板
からなり、前記対向するスリット板部分は整合基準孔を
有し、前記折り曲げスリット板は、前記整合基準孔に前
記合成樹脂本体を成形する型の一部を嵌合させながら該
合成樹脂本体と一体成形され、かつ前記折り曲げスリッ
ト板の前記折り曲げ部は前記整合基準孔に前記型の一部
を挿入したときの変形を可能とする可撓性のある形状を
有するものである。
また、本発明においては、前記折り曲げスリット板の
対向するスリット板部分は、各々、外周部の少なくとも
一部にL字形の折り曲げ部を有し、かつ前記各スリット
板部分の前記スリットの周囲から前記外周部付近にかけ
て開口を有し、前記L字形の折り曲げ部は前記合成樹脂
本体に埋没し、かつ前記開口から前記合成樹脂本体が露
出するものである。
対向するスリット板部分は、各々、外周部の少なくとも
一部にL字形の折り曲げ部を有し、かつ前記各スリット
板部分の前記スリットの周囲から前記外周部付近にかけ
て開口を有し、前記L字形の折り曲げ部は前記合成樹脂
本体に埋没し、かつ前記開口から前記合成樹脂本体が露
出するものである。
また、本発明においては、前記折り曲げスリット板
は、前記対向するスリット板の前記スリットの周囲にも
L字形の折り曲げ部を有し、このL字形の折り曲げ部も
前記合成樹脂本体に埋設しているものである。
は、前記対向するスリット板の前記スリットの周囲にも
L字形の折り曲げ部を有し、このL字形の折り曲げ部も
前記合成樹脂本体に埋設しているものである。
また、上記目的を達成するため、本発明においては、
対向する発光素子と受光素子と、これら素子にそれぞれ
設けられ、光軸規制用のスリットを有する1対のスリッ
ト板とを合成樹脂本体に装着して成るピックアップ装置
を備えた回転角度検出装置の製造方法において、1枚の
スリット板を折り曲げて形成した、対向するスリット板
部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板であっ
て、前記折り曲げ部が可撓性のある形状を有し、前記対
向するスリット板部分が整合基準孔を有し、かつ各スリ
ット板部分が外周部の少なくとも一部にL字形の折り曲
げ部を有すると共に、各スリット板部分の前記スリット
の周囲から前記外周部付近にかけて開口を有する折り曲
げスリット板を準備し、前記合成樹脂本体を成形する型
の一部を前記整合基準孔に嵌合して前記折り曲げスリッ
ト板を該合成樹脂本体と一体成形し、このとき、前記折
り曲げスリット板を可撓性のある形状の前記折り曲げ部
によって変形させ、前記L字形の折り曲げ部を前記合成
樹脂本体に埋没させると共に、前記開口に合成樹脂本体
を露出させるものである。
対向する発光素子と受光素子と、これら素子にそれぞれ
設けられ、光軸規制用のスリットを有する1対のスリッ
ト板とを合成樹脂本体に装着して成るピックアップ装置
を備えた回転角度検出装置の製造方法において、1枚の
スリット板を折り曲げて形成した、対向するスリット板
部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板であっ
て、前記折り曲げ部が可撓性のある形状を有し、前記対
向するスリット板部分が整合基準孔を有し、かつ各スリ
ット板部分が外周部の少なくとも一部にL字形の折り曲
げ部を有すると共に、各スリット板部分の前記スリット
の周囲から前記外周部付近にかけて開口を有する折り曲
げスリット板を準備し、前記合成樹脂本体を成形する型
の一部を前記整合基準孔に嵌合して前記折り曲げスリッ
ト板を該合成樹脂本体と一体成形し、このとき、前記折
り曲げスリット板を可撓性のある形状の前記折り曲げ部
によって変形させ、前記L字形の折り曲げ部を前記合成
樹脂本体に埋没させると共に、前記開口に合成樹脂本体
を露出させるものである。
さらに、上記目的を達成するため、本発明において
は、対向する発光素子と受光素子の各々に対する光軸規
制用のスリットを有し、ピックアップ装置の合成樹脂本
体に装着される回転角度検出装置用のスリット板におい
て、1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向する
スリット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリッ
ト板からなり、前記対向するスリット板部分は前記合成
樹脂本体を成形する型の一部が嵌合する整合基準孔を有
し、前記折り曲げ部は前記整合基準孔に前記型の一部を
挿入したときの変形を可能とする可撓性のある形状を有
し、かつ各スリット板部分は外周部の少なくとも一部に
L字形の折り曲げ部を有すると共に、各スリット板部分
の前記スリットの周囲から前記外周部付近にかけて開口
を有するものである。
は、対向する発光素子と受光素子の各々に対する光軸規
制用のスリットを有し、ピックアップ装置の合成樹脂本
体に装着される回転角度検出装置用のスリット板におい
て、1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向する
スリット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリッ
ト板からなり、前記対向するスリット板部分は前記合成
樹脂本体を成形する型の一部が嵌合する整合基準孔を有
し、前記折り曲げ部は前記整合基準孔に前記型の一部を
挿入したときの変形を可能とする可撓性のある形状を有
し、かつ各スリット板部分は外周部の少なくとも一部に
L字形の折り曲げ部を有すると共に、各スリット板部分
の前記スリットの周囲から前記外周部付近にかけて開口
を有するものである。
折り曲げスリット板の対向するスリット板部分に整合
基準孔を設けると共にその折り曲げ部に可撓性を与え、
合成樹脂本体と折り曲げスリット板とを一体成形すると
きに、上記整合基準孔に合成樹脂本体を成形するための
型の一部を嵌合させ、さらに整合基準孔に型ピンを挿入
したときの折り曲げスリット板を、可撓性のある形状の
折り曲げ部によって変形可能とする。これにより、プレ
ス加工の折り曲げ精度の不良が矯正されるので、対向す
るスリット板部分のスリットの対向位置精度が高められ
る。
基準孔を設けると共にその折り曲げ部に可撓性を与え、
合成樹脂本体と折り曲げスリット板とを一体成形すると
きに、上記整合基準孔に合成樹脂本体を成形するための
型の一部を嵌合させ、さらに整合基準孔に型ピンを挿入
したときの折り曲げスリット板を、可撓性のある形状の
折り曲げ部によって変形可能とする。これにより、プレ
ス加工の折り曲げ精度の不良が矯正されるので、対向す
るスリット板部分のスリットの対向位置精度が高められ
る。
また、各スリット板部分の外周部の少なくとも一部に
L字形の折り曲げ部を設け、このL字形の折り曲げ部を
合成樹脂本体に埋没させることにより、スリット板部分
は合成樹脂本体に強固に一体化され、各スリット板部分
のスリットの周囲から外周部付近にかけて開口を形成
し、この開口から合成樹脂本体が露出させることによ
り、合成樹脂成形後に樹脂が収縮しても開口部では樹脂
の収縮力がスリット板部分に作用しないので、樹脂収縮
によるスリット板の変形が防止される。
L字形の折り曲げ部を設け、このL字形の折り曲げ部を
合成樹脂本体に埋没させることにより、スリット板部分
は合成樹脂本体に強固に一体化され、各スリット板部分
のスリットの周囲から外周部付近にかけて開口を形成
し、この開口から合成樹脂本体が露出させることによ
り、合成樹脂成形後に樹脂が収縮しても開口部では樹脂
の収縮力がスリット板部分に作用しないので、樹脂収縮
によるスリット板の変形が防止される。
本発明の一実施例を第1図〜第6図により説明する。
第1図は回転角度検出装置の全体構成を示す。1はエ
ンジンと同期して、その半分の回転速度で回転するシャ
フトであり、シャフト1はハウジング2にボールベアリ
ング3を介して回転自在に支持されている。
ンジンと同期して、その半分の回転速度で回転するシャ
フトであり、シャフト1はハウジング2にボールベアリ
ング3を介して回転自在に支持されている。
シャフト1の一端には第1のカラー4が装着され、そ
のフランジ部4aにピン5が圧入され、このピン5は第2
のカラー6のフランジ6aに設けられた穴7に嵌合してい
る。
のフランジ部4aにピン5が圧入され、このピン5は第2
のカラー6のフランジ6aに設けられた穴7に嵌合してい
る。
フランジ部4aと6aとの間には所定のスリットを有した
回転板8が装着され、ネジ9で第2のカラー6と第1の
カラー4とをシャフト1の段部1aに圧接するようにし、
前記回転板8を両フランジ部4a,6aで挟持している。
回転板8が装着され、ネジ9で第2のカラー6と第1の
カラー4とをシャフト1の段部1aに圧接するようにし、
前記回転板8を両フランジ部4a,6aで挟持している。
10は合成樹脂で作られたケースで、外部への信号取出
し用コネクタ(図示せず)と一体成形さされ、このケー
ス10にはハイブリッド集積回路12で構成された電子回路
が設置されている。
し用コネクタ(図示せず)と一体成形さされ、このケー
ス10にはハイブリッド集積回路12で構成された電子回路
が設置されている。
光電式ピックアップ装置13は合成樹脂本体13aをケー
ス10と一体成形し、ケース10はハウジング2の底面にネ
ジ14で固定されている。以下、ケース10に設置されたハ
イブリッド集積回路12と光電式ピックアップ装置13との
集合体を電子回路ユニット15と呼ぶ。
ス10と一体成形し、ケース10はハウジング2の底面にネ
ジ14で固定されている。以下、ケース10に設置されたハ
イブリッド集積回路12と光電式ピックアップ装置13との
集合体を電子回路ユニット15と呼ぶ。
第2図は電子回路ユニット15の詳細を示す平面図、第
3図はその断面図である。
3図はその断面図である。
第2図および第3図において、ケース10には穴21を有
した金属ブッシュ28が3個埋設してあり、これら金属ブ
ッシュ28に第1図に示すネジ14が貫通する。
した金属ブッシュ28が3個埋設してあり、これら金属ブ
ッシュ28に第1図に示すネジ14が貫通する。
光電式ピックアップ装置13は、発光素子23と受光素子
24及び光軸を規制するための固定スリット板29を合成樹
脂本体13aに装着して構成されている。
24及び光軸を規制するための固定スリット板29を合成樹
脂本体13aに装着して構成されている。
発光素子23のリード23a及び受光素子24のリード24a
は、それぞれリードフレーム27に溶接されている。
は、それぞれリードフレーム27に溶接されている。
第4図はピックアップ装置13の合成樹脂本体13aに固
定スリット板29を一体成形した状態を示す断面図であ
る。
定スリット板29を一体成形した状態を示す断面図であ
る。
固定スリット板29は1枚のスリット板をU字またはコ
字形に折り曲げて構成した一体形状の折り曲げスリット
板から構成され、上部分29aと下部分29bと折り曲げ部31
とを有し、上部分29aおよび下部分29bには所定のスリッ
ト29c、29dが形成されている。30は整合基準孔で、合成
樹脂で成形される本体13aの成形型の一部に設けたピン4
0(第8図参照)が、成形時に嵌合する部分である。
字形に折り曲げて構成した一体形状の折り曲げスリット
板から構成され、上部分29aと下部分29bと折り曲げ部31
とを有し、上部分29aおよび下部分29bには所定のスリッ
ト29c、29dが形成されている。30は整合基準孔で、合成
樹脂で成形される本体13aの成形型の一部に設けたピン4
0(第8図参照)が、成形時に嵌合する部分である。
第5図は固定スリット板29を構成する折り曲げスリッ
ト板を、第6図は折り曲げる前のプレス打抜き状態を示
す図である。第6図において、線A−Aに対し左半分は
右半分と対称形であり、二点鎖線で示している。
ト板を、第6図は折り曲げる前のプレス打抜き状態を示
す図である。第6図において、線A−Aに対し左半分は
右半分と対称形であり、二点鎖線で示している。
固定スリット板、すなわち、折り曲げスリット板29は
U字形もしくはコ字形に折り曲げられ、その折り曲げ部
31には幅の小さいウェブが2個設けてある。また、上部
分29aおよび下部分29bの外周部の折り曲げ部31側を除い
た3辺にはL形の折り曲げ部32が設けられ、スリット29
c,29dの近くにも同様の折り曲げ部33が形成されてい
る。また、上部分29aおよび下部分29bのスリット29c,29
dの周囲から外周部付近にかけて板部分を打ち抜き、開
口34が形成されている。さらに、上部分29a,29bの外周
部の折り曲げ部31側に上述した整合基準孔30が2個設け
られている。この2個の整合基準孔30の直径寸法及び孔
間の寸法は高精度にプレス打抜きして形成される。
U字形もしくはコ字形に折り曲げられ、その折り曲げ部
31には幅の小さいウェブが2個設けてある。また、上部
分29aおよび下部分29bの外周部の折り曲げ部31側を除い
た3辺にはL形の折り曲げ部32が設けられ、スリット29
c,29dの近くにも同様の折り曲げ部33が形成されてい
る。また、上部分29aおよび下部分29bのスリット29c,29
dの周囲から外周部付近にかけて板部分を打ち抜き、開
口34が形成されている。さらに、上部分29a,29bの外周
部の折り曲げ部31側に上述した整合基準孔30が2個設け
られている。この2個の整合基準孔30の直径寸法及び孔
間の寸法は高精度にプレス打抜きして形成される。
次に、以上のように構成した本実施例の作用を説明す
る。
る。
スリット板を折り曲げるのはプレス加工により行う
が、一般に、プレス加工の曲げ精度は打抜き加工精度に
比べて良くない。このため、スリット板を第6図に示す
ように打抜き加工した状態では寸法精度は高くても、プ
レス加工した後は上部分29aと下部分29bとの整合性が確
保できなくなる。すなわち、プレス加工で折り曲げた状
態では、第7図(a)に示すように、整合基準孔30,30
の中心のずれSが生じ、スリット29c,29dにも同様なず
れが生じる。したがって、このままの状態で折り曲げス
リット板29を合成樹脂本体13aと一体成形した場合に
は、スリット29c,29dの対向位置精度が確保できなくな
る。このため、本実施例では、折り曲げ部に幅の小さい
ウェブ31を設けて可撓性を与え、合成樹脂成形用の型ピ
ン40(第8図参照)を挿入したときの折り曲げスリット
板29の変形を可撓性のあるウエブ31によって可能とし、
容易に第7図(b)に示した形状31′に変形し得るよう
にしている。
が、一般に、プレス加工の曲げ精度は打抜き加工精度に
比べて良くない。このため、スリット板を第6図に示す
ように打抜き加工した状態では寸法精度は高くても、プ
レス加工した後は上部分29aと下部分29bとの整合性が確
保できなくなる。すなわち、プレス加工で折り曲げた状
態では、第7図(a)に示すように、整合基準孔30,30
の中心のずれSが生じ、スリット29c,29dにも同様なず
れが生じる。したがって、このままの状態で折り曲げス
リット板29を合成樹脂本体13aと一体成形した場合に
は、スリット29c,29dの対向位置精度が確保できなくな
る。このため、本実施例では、折り曲げ部に幅の小さい
ウェブ31を設けて可撓性を与え、合成樹脂成形用の型ピ
ン40(第8図参照)を挿入したときの折り曲げスリット
板29の変形を可撓性のあるウエブ31によって可能とし、
容易に第7図(b)に示した形状31′に変形し得るよう
にしている。
すなわち、合成樹脂成形時には、第8図に示すように
型ピン40を折り曲げスリット板29の整合基準孔30に挿入
し、型の一部に段部40aを設け、さらに型ピン40に嵌合
するガイド部41でスリット板29の上部分29aを押える。
また、発光素子23、受光素子24が挿入される部分は合成
樹脂成形用の型部分23a,24aが位置することになるの
で、これらの部分ではスリット板29の上部分29aおよび
下部分29bは型部分23a,24aで支えられる。同時にスリッ
ト板29の上部分29aと下部分29bとで形成される空間には
合成樹脂成形用のスライド型42が挿入される。
型ピン40を折り曲げスリット板29の整合基準孔30に挿入
し、型の一部に段部40aを設け、さらに型ピン40に嵌合
するガイド部41でスリット板29の上部分29aを押える。
また、発光素子23、受光素子24が挿入される部分は合成
樹脂成形用の型部分23a,24aが位置することになるの
で、これらの部分ではスリット板29の上部分29aおよび
下部分29bは型部分23a,24aで支えられる。同時にスリッ
ト板29の上部分29aと下部分29bとで形成される空間には
合成樹脂成形用のスライド型42が挿入される。
このように型を構成し、折り曲げスリット板29は本体
13aの樹脂と一体成形することにより、スリット板29の
上部分29aと下部分29bの対向位置が精度よく、すなわ
ち、スリット29c,29dの対向位置が精度よく設定され
る。
13aの樹脂と一体成形することにより、スリット板29の
上部分29aと下部分29bの対向位置が精度よく、すなわ
ち、スリット29c,29dの対向位置が精度よく設定され
る。
また、合成樹脂の成形を行った後は、樹脂の収縮が生
じ、一体成型された部品、特にスリット板29のような厚
さ0.1mm程度のステンレス鋼板では、収縮応力によって
変形が生じ、スリット板29が樹脂本体13aから浮き上が
り、対向するスリット板の間隙距離が定まらなくなる。
じ、一体成型された部品、特にスリット板29のような厚
さ0.1mm程度のステンレス鋼板では、収縮応力によって
変形が生じ、スリット板29が樹脂本体13aから浮き上が
り、対向するスリット板の間隙距離が定まらなくなる。
本実施例では、スリット板29の周囲3箇所にL形の折
り曲げ部32を設け、かつスリット29c,29dの近くに同様
の折り曲げ部33を設けたので、これら折り曲げ部32,33
は第8図に示すように樹脂本体13aに埋設され、上部分2
9aおよび下部分29bは強固に合成樹脂部分に接合され
る。さらに開口34を設けたので、この部分の本体13aの
合成樹脂は露出する。このため、合成樹脂成形後に収縮
力が生じても、その力はスリット板29に作用せず、スリ
ット板の変形が防止できる。以上より、スリット板29が
浮上する不具合も解消できる。
り曲げ部32を設け、かつスリット29c,29dの近くに同様
の折り曲げ部33を設けたので、これら折り曲げ部32,33
は第8図に示すように樹脂本体13aに埋設され、上部分2
9aおよび下部分29bは強固に合成樹脂部分に接合され
る。さらに開口34を設けたので、この部分の本体13aの
合成樹脂は露出する。このため、合成樹脂成形後に収縮
力が生じても、その力はスリット板29に作用せず、スリ
ット板の変形が防止できる。以上より、スリット板29が
浮上する不具合も解消できる。
本発明によれば、光軸規制用の折り曲げスリット板に
おける対向するスリット板部分に整合基準孔を設けると
共にその折り曲げ部に可撓性を与え、合成樹脂本体と折
り曲げスリット板との一体成型時に、整合基準孔に成型
用の型の一部を嵌合させ、かつ折り曲げスリット板の変
形を可撓性のある折り曲げ部によって可能とするので、
スリットの対向位置精度が高められる。また、L字形の
折り曲げ部と開口を設けたので、合成樹脂成形後に生じ
る収縮力によるスリット板の浮き上がりを防止すること
ができる。
おける対向するスリット板部分に整合基準孔を設けると
共にその折り曲げ部に可撓性を与え、合成樹脂本体と折
り曲げスリット板との一体成型時に、整合基準孔に成型
用の型の一部を嵌合させ、かつ折り曲げスリット板の変
形を可撓性のある折り曲げ部によって可能とするので、
スリットの対向位置精度が高められる。また、L字形の
折り曲げ部と開口を設けたので、合成樹脂成形後に生じ
る収縮力によるスリット板の浮き上がりを防止すること
ができる。
第1図は本発明の一実施例による回転角度検出装置の断
面図であり、第2図は電子回路ユニットの平面図であ
り、第3図はその断面図であり、第4図はピックアップ
装置部分の断面図であり、第5図は固定スリット板の斜
視図であり、第6図は折り曲げ前のスリット板の平面図
であり、第7図(a)および(b)はスリット板折り曲
げ部の矯正前の状態と矯正後の状態を示す断面図であ
り、第8図は合成樹脂成形時の状態を示す断面図であ
る。 符号の説明 13……ピックアップ装置 13a……合成樹脂本体 23……発光素子 24……受光素子 29……固定スリット板(折り曲げスリット板) 29a……上部分(スリット板部分) 29b……下部分(スリット板部分) 30……整合基準孔 31……折り曲げ部 32,33……L字形の折り曲げ部 34……開口
面図であり、第2図は電子回路ユニットの平面図であ
り、第3図はその断面図であり、第4図はピックアップ
装置部分の断面図であり、第5図は固定スリット板の斜
視図であり、第6図は折り曲げ前のスリット板の平面図
であり、第7図(a)および(b)はスリット板折り曲
げ部の矯正前の状態と矯正後の状態を示す断面図であ
り、第8図は合成樹脂成形時の状態を示す断面図であ
る。 符号の説明 13……ピックアップ装置 13a……合成樹脂本体 23……発光素子 24……受光素子 29……固定スリット板(折り曲げスリット板) 29a……上部分(スリット板部分) 29b……下部分(スリット板部分) 30……整合基準孔 31……折り曲げ部 32,33……L字形の折り曲げ部 34……開口
Claims (5)
- 【請求項1】対向する発光素子と受光素子と、これら素
子にそれぞれ設けられ、光軸規制用のスリットを有する
1対のスリット板とを合成樹脂本体に装着して成るピッ
クアップ装置を備えた回転角度検出装置において、 前記1対のスリット板は1枚のスリット板を折り曲げて
形成した、対向するスリット板部分と折り曲げ部とを有
する折り曲げスリット板からなり、前記対向するスリッ
ト板部分は整合基準孔を有し、前記折り曲げスリット板
は、前記整合基準孔に前記合成樹脂本体を成形する型の
一部を嵌合させながら該合成樹脂本体と一体成形され、
かつ前記折り曲げスリット板の前記折り曲げ部は前記整
合基準孔に前記型の一部を挿入したときの変形を可能と
する可撓性のある形状を有していることを特徴とする回
転角度検出装置。 - 【請求項2】請求項1記載の回転角度検出装置におい
て、前記折り曲げスリット板の対向するスリット板部分
は、各々、外周部の少なくとも一部にL字形の折り曲げ
部を有し、かつ前記各スリット板部分の前記スリットの
周囲から前記外周部付近にかけて開口を有し、前記L字
形の折り曲げ部は前記合成樹脂本体に埋没し、かつ前記
開口から前記合成樹脂本体が露出していることを特徴と
する回転角度検出装置。 - 【請求項3】請求項2記載の回転角度検出装置におい
て、前記折り曲げスリット板は、前記対向するスリット
板の前記スリットの周囲にもL字形の折り曲げ部を有
し、このL字形の折り曲げ部も前記合成樹脂本体に埋没
していることを特徴とする回転角度検出装置。 - 【請求項4】対向する発光素子と受光素子と、これら素
子にそれぞれ設けられ、光軸規制用のスリットを有する
1対のスリット板とを合成樹脂本体に装着して成るピッ
クアップ装置を備えた回転角度検出装置の製造方法にお
いて、 1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向するスリ
ット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板
であって、前記折り曲げ部が可撓性のある形状を有し、
前記対向するスリット板部分が整合基準孔を有し、かつ
各スリット板部分が外周部の少なくとも一部にL字形の
折り曲げ部を有すると共に、各スリット板部分の前記ス
リットの周囲から前記外周部付近にかけて開口を有する
折り曲げスリット板を準備し、前記合成樹脂本体を成形
する型の一部を前記整合基準孔に嵌合して前記折り曲げ
スリット板を該合成樹脂本体と一体成形し、このとき、
前記折り曲げスリット板を可撓性のある形状の前記折り
曲げ部によって変形させ、前記L字形の折り曲げ部を前
記合成樹脂本体に埋没させると共に、前記開口に合成樹
脂本体を露出させることを特徴とする回転角度検出装置
の製造方法。 - 【請求項5】対向する発光素子と受光素子の各々に対す
る光軸規制用のスリットを有し、ピックアップ装置の合
成樹脂本体に装着される回転角度検出装置用のスリット
板において、 1枚のスリット板を折り曲げて形成した、対向するスリ
ット板部分と折り曲げ部とを有する折り曲げスリット板
からなり、前記対向するスリット板部分は前記合成樹脂
本体を成形する型の一部が嵌合する整合基準孔を有し、
前記折り曲げ部は前記整合基準孔に前記型の一部を挿入
したときの変形を可能とする可撓性のある形状を有し、
かつ各スリット板部分は外周部の少なくとも一部にL字
形の折り曲げ部を有すると共に、各スリット板部分の前
記スリットの周囲から前記外周部付近にかけて開口を有
することを特徴とする回転角度検出装置用のスリット
板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1282803A JPH0812087B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1282803A JPH0812087B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03144311A JPH03144311A (ja) | 1991-06-19 |
| JPH0812087B2 true JPH0812087B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17657294
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1282803A Expired - Fee Related JPH0812087B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0812087B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5869207U (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-11 | 株式会社日立製作所 | 回転角度検出装置 |
| JPS5967585U (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-08 | 三菱電機株式会社 | 光電式信号発生装置 |
| JPS6033613U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-07 | 株式会社日立製作所 | 回転角度検出装置 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1282803A patent/JPH0812087B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03144311A (ja) | 1991-06-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20020180424A1 (en) | Rotation detecting device and method of producing same | |
| JPH0215059Y2 (ja) | ||
| JP2003259614A (ja) | モールド電動機及び送風機及び空気調和機及びモールド電動機の製造方法及びモールド電動機のモールド成形金型 | |
| JPH0812087B2 (ja) | 回転角度検出装置、その製造方法、及び回転角度検出装置用のスリット板 | |
| JP3279512B2 (ja) | 回転センサ | |
| US5762183A (en) | Switch device and manufacturing method of stationary contact base thereof | |
| JP2888407B2 (ja) | 遊星歯車式トルク伝達装置 | |
| JPH0882639A (ja) | 電磁的検出装置のためのセンサアセンブリの製造方法およびその方法を用いて製造されるセンサアセンブリ | |
| JPH02188634A (ja) | 移動検出装置 | |
| US6958918B2 (en) | Contact unit | |
| JPH08128516A (ja) | 低騒音歯車機構 | |
| WO1990013168A1 (fr) | Structure de moteur a frein electromagnetique integre | |
| CN222381480U (zh) | 马达 | |
| JP2541274Y2 (ja) | 開閉羽根駆動装置 | |
| JP3927519B2 (ja) | 回転コネクタ | |
| JPS605738Y2 (ja) | 小型無調整ステツプモ−タ− | |
| JPS5926604Y2 (ja) | 半導体装置 | |
| JPS6331221Y2 (ja) | ||
| JPS5830159Y2 (ja) | ファンの取付装置 | |
| JPS6224794Y2 (ja) | ||
| JPH0245774Y2 (ja) | ||
| JP2607703B2 (ja) | 光量調整装置 | |
| JPS6234458Y2 (ja) | ||
| JPS6128134Y2 (ja) | ||
| JPS5823957Y2 (ja) | ガバナ−シャフトの取付構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080207 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |