JPH0812375B2 - カメラシステムおよびデータ写し込み装置 - Google Patents

カメラシステムおよびデータ写し込み装置

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JPH0812375B2
JPH0812375B2 JP63129573A JP12957388A JPH0812375B2 JP H0812375 B2 JPH0812375 B2 JP H0812375B2 JP 63129573 A JP63129573 A JP 63129573A JP 12957388 A JP12957388 A JP 12957388A JP H0812375 B2 JPH0812375 B2 JP H0812375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業の利用分野] 本発明はカメラとカメラ本体に装着されてフィルムに
種々のデータをカメラに装填されたフィルムに写し込み
可能なデータ写し込み装置(以下、データバックとい
う)に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の装置として特開昭61-167934号のような
シリアル通信によってカメラ本体とデータバック間のデ
ータ通信によって種々の機能をもったものが公知であ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながらデータ通信機能を持つデータバックを安
価に製品化しようとするとき次のような問題を生じる。
データバックが先ず第1に写し込むデータは「年月日」
のデータである。そのため、データバックには32[KH
z]の発振に基づくマイクロコンピュータが使われる。
しかし、カメラ本体に使用されるマイクロコンピュータ
の高速な処理が必要なため、発振子は4〜8[MHz]の
ものが使われる。このような間でデータ通信しようとす
ると遅い方に合わせなければならなくなる。その時間は
データ数にもよるが数十[ms]程度になので駒速は低下
するので問題になる。もちろんデータバック側のマイク
ロコンピュータの発振クロックをカメラ本体が起きてい
るとき4〜8[MHz]程度のクロックで動かし、カメラ
本体が寝ているとき32[KHz]程度のクロックで動かす
ようにすればよいが、その場合には構成が複雑になった
り使用するマイクロコンピュータの価格が高くなる。本
発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、安価な構成で駒速に影響しないデータ通信を可能と
することを目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記の目的のために請求項1の発明では、第1データ
を送信する手段を有するカメラ本体と、第2データを発
生する第2データ発生手段と第1データを受信する第1
データ受信手段とを有する、カメラ本体に取り付け可能
な装置と、第1データを用いる第1データ使用状態と第
2データを用いる第2データ使用状態とを識別する識別
手段と、第1データあるいは第2データを用いて制御す
る制御手段とを有するようにカメラシステムを構成し、
識別手段により第2データ使用状態であることが識別さ
れると第1のデータの通信を省略するようにした。
また、請求項3の発明では、カメラ本体に装着されて
前記カメラ本体から送信されるフィルム駒数データを写
し込み可能なデータ写し込み装置において、フィルム駒
数データを記憶する記憶手段と、一駒の撮影毎にカメラ
本体から発生される信号を受信する第一の信号受信手段
と、信号受信手段により信号が受信されると記憶手段に
記憶されたフィルム駒数データを1駒分更新するデータ
更新手段と、カメラ本体から発生される撮影駒数に関す
る信号を受信する第二の信号受信手段と、第二の信号受
信手段により撮影駒数に関する信号が受信されると、記
憶手段に記憶された前記フィルム駒数データを、受信し
た撮影駒数に関するデータに置き換えるデータ変換手段
とを有するようにデータ写し込み装置を構成した。
[作用] 請求項1の発明によれば、データバックの一般的な使
い方をする場合には、カメラ側からデータバックへのデ
ータの送信を省略するので、連続撮影をする場合の駒速
を上げることができる。
請求項3の発明によれば、フィルム駒数の写し込みを
する場合、カメラで一駒の撮影毎に発生する信号を受信
してフィルム駒数データに1を加算し、その後カメラか
らフィルム駒数データを受信するとフィルム駒数データ
を、受信したデータに置き換えるので、データバックの
データに何等かの誤りがあってもデータの違いが累積す
ることはない。
[実施例] 第1図は本発明による実施例のブロック図である。
1はカメラ本体であり、20はカメラ本体に装着可能な
データバックである。カメラ本体1は接点1aから接点1f
の6つの接点を有し、データバック20は接点20aから接
点20fの同数の接点を有し、データバック20が本体1に
装着されると同じ符号の接点同士が接続される。2は公
知の測光手段であり、マイクロコンピュータ(以下MCU
という)10は測光手段2の出力をA/D変換して測光出力
とする。2は情報設定手段であり、露出制御モード情
報、設定フィルム感度情報、設定シャッタ速度情報、あ
るいは、撮影レンズからの絞り情報などがMCU10へ入力
される。SW1はレリーズスイッチであり、不図示のレリ
ーズボタンを押すことによりONとなる。4は表示回路で
あり、MCU10の出力によって各種露出情報を表示する。
5はシーケンス起動回路で、所定の演算が終わった後に
レリーズボタンが押されてレリーズスイッチSW1がONす
ると、MCU10に起動されレリーズシーケンスを開始す
る。例えば、マグネットの通電により、ミラーのアップ
動作が開始される。6は絞り制御回路で、PモードやS
モードでの自動絞り制御を行なう。7はシャッタ制御回
路であり、設定したシャッタ速度や演算したシャッタ速
度となるようシャッタ幕の制御を行なう。10はMCUであ
り、測光手段2や情報設定手段2による設定をもとにア
ペックス演算を行い、表示出力を表示手段4へ伝達す
る。
レリーズボタンが押されてレリーズスイッチSW1がON
したとき、MCU10が上述のアペックス演算が終わったと
ころでシーケンス起動手段5を起動すると、ミラーアッ
プが開始するとともに絞り込み動作が開始される。MCU1
0はシーケンス起動手段5の起動に続いて絞り制御手段
6を起動する。絞り優先モード(以下Aモードという)
かマニュアル露出制御モード(以下Mモードという)で
あれば、特に絞り停止信号を発生しなくともレンズの絞
り環で設定された絞り値で制御される。一方、プログラ
ム露出制御モード(以下Pモードという)かシャッタ優
先モード(以下Sモードという)であれば、レンズの絞
り環は最小絞り位置まで絞り込み可能な状態になってい
るが、レンズの絞りがモードに応じて演算した絞り値に
なったところで停止信号を発生し適正露出となる絞り値
に制御する。続いて、MCU10はシャッタ制御手段7を起
動してシャッタの先幕の走行を開始し、Mモードであれ
ば設定したシャッタ速度に応じた時間後、Pモード、S
モード、あるいは、Aモードであれば演算したシャッタ
速度に応じた時間後に後幕の走行を開始させる。
本体1とデータバック20間で第1表のようなデータの
通信を行なう。1バイトのデータをデータバック20から
本体1へ送信後、4バイトのデータを本体1からデータ
バック20へ送信する。そのため、それぞれ同数の通信用
のメモリ領域M(1)〜M(5)、DM(1)〜DM(5)
を設けており、メモリポインタN(=1〜5)を用いて
M(N)、DM(N)と表わすことができる。
1バイト目のデータはデータバックフラグ情報であ
り、データバック20から本体1へ送られ、第2表のよう
なフォーマットで定める。ビット7は通信ができるデー
タバックであることを示すためのフラグであり、常に1
となる。ビット0のフラグEXPFは露出値写し込み状態の
時1となり、露出値を写し込まないとき0となる。よっ
て、データバックフラグ情報は未定義のフラグを0に固
定にすると露出値写し込み状態によって$80か$81にな
る。
2バイト目以降のデータは本体1からデータバック20
へ送られる。2バイト目のデータはフィルム感度であ
り、本体1で設定あるいはDXコードで読みとられたSV値
である。3バイト目のデータはフィルム駒数であり、本
体1で表示しているフィル駒数であるが、空の時は$0E
と定める。4バイト目と5バイト目のデータはシャッタ
速度情報と絞り情報であり、本体1で表示する内容と同
一のフォーマットで定め、第10図(a)、(b)に示す
ようになっている。
第2図はMCU10のメインルーチンのフローチャートで
ある。ステップ♯0はリセット直後のみ実行される初期
設定ルーチンであり、レリーズ割り込みの禁止が行なわ
れ、データバックと通信がまだであることを示すための
フラグDBINTFを1にする。ステップ♯1で測光ルーチン
を実行し、測光手段2から測光出力のA/D変換値を読み
とる。ステップ♯2で情報設定ルーチンを実行し、設定
手段3から露出制御モード、パトローネのDXコードやレ
ンズの各種情報、シャッタ速度の設定などを読みとる。
次に、ステップ♯3でアペックス演算ルーチンを実行
し、ステップ♯1、ステップ♯2で読みとった情報をも
とに演算を行ない、表示用や制御用のシャッタ速度や絞
り値を求める。ステップ♯4において表示ルーチンを実
行することによって表示手段4を駆動して所定の表示を
行なう。ステップ♯5で、フラグDBINIFが0かどうかを
調べる。フラグDBINIFはリセット直後1であり、ステッ
プ♯7の通信ルーチンを実行してステップ♯9へ進む。
一方、一度データバック20と通信するとフラグDBINTFは
0となり、ステップ♯5において、ステップ♯6へ進
み、フラグEXPF=1かどうかを調べる。ステップ♯6に
おいてフラグEXPFが1であればステップ♯7へ進み、通
信ルーチンを実行する。フラグEXPFが0であればステッ
プ♯8へ進み、レリーズ割り込みを解除してから、ステ
ップ♯7において通信ルーチンを実行する。ステップ♯
7の後のステップ♯9においてレリーズ割り込みの禁止
を解除するのはステップ♯8を経由しない場合もあるか
らである。フラグDBINTFが1の時は一度もデータバック
20との通信を実行してないときなので、レリーズ割り込
みの禁止を解除する前に、通信を実行する必要がある。
一度通信を実行した後であればレリーズ直後もフラグDB
INTFは常に0であり、フラグEXPFによって、通信を実行
前にレリーズ禁止を解除するかどうかが決まる。露出値
を写し込むモードの時にはレリーズ後再測光してからの
新しい表示データが必要になるので、データバック20は
EXPF=1として、通信後にレリーズ禁止が解除されるよ
うにしている。そして、ステップ♯9後ステップ♯1へ
戻る。またレリーズ後はレリーズルーチンが完了すると
ステップ♯10にジャンプし、ステップ♯10において、ス
タックがクリアされ、ステップ♯1の測光から順に処理
が再開される。
第3図はレリーズ割り込み処理ルーチンのフローチャ
ートである。本ルーチンは割り込みが解除されると一定
の時間間隔(例えば2[ms])で実行される。電源投入
直後は割り込み禁止であり、ステップ♯8あるいはステ
ップ♯9でレリーズ割り込みが解除されて初めて実行可
能となる。
本ルーチンが実行されるとまずステップ♯40におい
て、入力端子P10がLかどうかを調べ、Lであればステ
ップ♯41へ進みHであればリターンして割り込み処理前
の処理を再開する。レリーズボタンが押されてレリーズ
スイッチSW1がONになるとP10がLとなり、ステップ♯41
へ進む。ステップ♯41において、P11端子をLにしてデ
ータバック20に対して写し込み信号を発生させる。デー
タバック20が応答可能な時間を待って、再びHにする。
続いて、ステップ♯42において、シーケンス起動ルーチ
ンを実行しシーケンス起動手段5を起動して、マグネッ
ト等の通電を行ない、ミラーアップ動作を開始させる。
続いて、ステップ♯43の絞り制御ルーチンを実行し、レ
ンズの絞りが所定量絞り込まれたときに絞り停止マグネ
ットの通電を行ない、係止させる。次に、ステップ♯44
でシャッタ制御ルーチンを実行し、所定のシャッタ速度
に制御する。そして、ステップ♯45において、シャッタ
ーチャージ・フィルム給送ルーチンを実行したところで
第2図のメインルーチンのステップ♯10へ戻ってミラー
ダウン後の再測光へ移行する。
第4図は第2図のステップ♯7においてサブルーチン
コールされるMCU10の通信ルーチンのフローチャートで
ある。
ステップ♯101において、P12端子をLにして、所定時
間待ってHにする。ここで、P12端子をLにすることは
装着されるデータバックに起動をかけることを意味す
る。データバックが装着されていれば、応答して接点1b
と20bを介して接続されるQ12端子がLとなる。所定時間
後Hとしても、Q12端子がLである限りLとなる。
続いて、ステップ♯102においてP12端子への入力がL
かどうかを調べ、P12端子がHであればステップ♯106へ
進み、Lであればステップ♯103へ進む。データバック2
0が装着されていれば、P12端子がLとなるのでステップ
♯103へ進み、データバック20が装着されてないときに
は、P12端子がLに落とされることはないので、Hとな
ってステップ♯106へ進む。
よって、ステップ♯103以降の処理はデータバック20
が装着されたとき実行される。ステップ♯103からステ
ップ♯105の処理はデータバック20から本体1への1バ
イト目のデータバックフラグ情報を受信するための処理
を行なう。ステップ♯103において、シリアルクロック
をスタートさせて、ステップ♯104において、所定時間
待つ。すなわち、シリアルフラグが1になって送信が完
了し、データバック20のメモリへ格納する時間を待つ。
続いてステップ♯105において、MCU10のシリアルレジス
タSRに格納されたデータバック20からの通信データをメ
モリM(1)へ格納する。
ステップ♯107からステップ♯111の処理は本体1から
データバック20へ4バイトのデータを送信するための処
理を行なう。ステップ♯107において、送信データのメ
モリポインタとして、N=2をセットする。ステップ♯
108において、MCU10のメモリM(N)のデータをシリア
ルレジスタSRへ転送し、ステップ♯109において、シリ
アルクロックをスタートさせる。ステップ♯110におい
て、シリアル転送が完了するまで所定時間待つ。すなわ
ち、シリアルフラグが1になって受信が完了し、データ
バック20が次のデータをMCU21のシリアルレジスタへ転
送するまで時間を待つ。続いてステップ♯111におい
て、メモリポインタNに1を加え、5を越えたらステッ
プ♯112へ進み、5以下であればステップ♯108へ戻る。
1バイト目のデータ転送後はN=3なのでステップ♯10
8へ戻ってステップ♯108からステップ♯111の処理を繰
り返す。4バイト目の転送後はステップ♯111において
N=6になるので今後はステップ♯112へ進む。
ステップ♯112はステップ♯106、あるいは、ステップ
♯111の次に実行される。ステップ♯112おいて、一度通
信したことを示すフラグDBINTFを0にして第4図に示す
通信のサブルーチンを終了する。
第5図(a)はデータバック20に内蔵されるMCU21の
メインルーチンのフローチャートである。ステップ♯50
1において電池挿入後の初期設定を行ない、通常本体1
の電源OFF後も、ステップ♯502からステップ♯507の処
理が繰り返される。ステップ♯502において情報設定ル
ーチンをサブルーチンコールし、モード設定手段22から
の写し込みモードの設定などを読みとったり、情報設定
手段23から写し込むデータの修正などを行なう。
ステップ♯503ではQ12端子がLかどうかを調べ、Lで
あればステップ♯505へ進み、Hであればステップ♯504
へ進む。Q12端子がLになるのは本体1から通信の起動
をかけP12端子をLにしたときである。このとき、ステ
ップ♯505へ進んで、第6図に示す通信ルーチンをコー
ルし、本体1とのデータの授受を行なう。本体1からの
通信の起動がかからなければ、Q12端子はHのままでス
テップ♯504へ進む。ステップ♯504において、Q11端子
がLかどうかを調べ、Hであればステップ♯507へ進
む。Q11端子がLとなるのは本体1がレリーズルーチン
に入り、P11端子をLにして写し込みの起動をかけたと
きである。このときMCU21はステップ♯506において、第
7図に示す写し込みルーチンをコールして所定のデータ
の写し込みを行なう。ステップ♯507はステップ♯504か
らステップ♯506の後に実行され、ステップ♯502におい
て設定されたデータ、ステップ♯505の通信で得たデー
タ、ステップ♯506の写し込み後変化したデータの表示
を行なう。ステップ♯507の処理が終了するとステップ
♯502へ戻って市場の処理を繰り返す。
第5図(b)はデータバック20に内蔵されるMCU21の
割り込みルーチンのフローチャートである。MCU21に内
蔵されるタイマーの1分毎のタイマー割り込みによって
起動し、年月日時分のカウントアップを行なう。
第6図は第5図のステップ♯505からコールされるMCU
21の通信ルーチンのフローチャートであり、第4図の本
体の通信ルーチンに対応するものである。
ステップ♯601において、データバック20からのデー
タバックフラグ情報を転送するために、MCU21のメモリD
M(1)のデータをMCU21のシリアルレジスタDSRへ転送
する。
ステップ♯602において、Q12端子をLにして本体1に
送信準備が完了したことを知らせる。ステップ♯603に
おいて、シリアルフラグが1になるまで処理を繰り返
す。本体1から8パルスのシリアルクロックが入るとシ
リアルフラグが1になって(シリアル通信が完了したこ
とになる)、ステップ♯604へ進む。ステップ♯604にお
いて、Q12端子をHにして1バイトの通信が完了したこ
とを示す。
ステップ♯605において、本体1へ受信するデータが
格納されているメモリのメモリポインタNとして2をセ
ットする。ステップ♯606において、Q12端子をLにして
本体1に受信準備が完了したことを知らせる。ステップ
♯607において、ステップ♯603と同様にシリアル通信が
完了するまで処理を繰り返す。続いて、ステップ♯608
において、MCU21のシリアルレジスタDSRへ転送されたデ
ータをMCU21のメモリDM(N)のデータへ格納する。ス
テップ♯609において、Q12端子をHにして1バイトの通
信が完了したことを示す。ステップ♯610において、通
信メモリポインタNに1を加え、5を越えたらリターン
して本サブルーチンを終了するが、5以下であればステ
ップ♯606へ戻る。
第7図は第5図のステップ♯506でコールされるMCU21
の写し込みルーチンのフローチャートである。
ステップ♯701において、Q16端子をLにすることによ
ってトランジスタTr1をONさせて写し込み用ランプ26の
点灯を開始させる。ステップ♯702において、写し込み
時間tpに達するまで待ってステップ♯703へ進む。ステ
ップ♯703において、Q16端子をHにしてトランジスタTr
1をOFFにして写し込み用ランプ26の消灯させる。続い
て、ステップ♯704において、写し込み用の駒数データ
が格納されているDM(3)をカウントアップして本サブ
ルーチンを終了する。
第8図は本体1とデータバック20の通信時のタイミン
グチャートである。第4図〜第6図のフローチャートに
示す動きを本図に沿って説明する。
MCU10がステップ♯101においてt=tc1の時点でP12端
子を起動をかけると、MCU21はステップ♯502→ステップ
♯503→ステップ♯504→ステップ♯507→ステップ♯502
のループ中、ステップ♯503でとらえ、ステップ♯503か
らステップ♯505へ進み、第6図の通信ルーチンを実行
する。
MCU21は第6図のステップ♯601において、1バイト目
の通信データDM(1)(=データバックフラグ情報)を
MCU21のシリアルレジスタへ転送し、ステップ♯602でQ1
2端子をLにする(t=tc2)。するとMCU10はt=tc3の
時点でP12端子をHにして、ステップ♯102へ進んでP12
端子がLかどうかを調べるとP12端子とQ12端子が、接点
1cと接点20cを介して接続されているときの端子の状態
は第8図(d)のように、Q12端子に引かれてLのまま
となる。よって、ステップ♯102からステップ♯103へ進
み、シリアルクロックをスタートさせる(第8図e)。
すると、P13端子は接点1dと接点20dを介してMCU21のシ
リアルクロック端子Q13につながり、このクロックに同
期して、MCU21のシリアル出力端子Q15から1バイト目の
データバックフラグ情報がLSBから1ビットずつ出力さ
れる。この出力はMCU10の接点20fと接点1fを介してMCU1
0のシリアル入力端子P15へ伝達しシリアルクロックに同
期して1ビットずつMCU10のシリアルレジスタSRへ転送
されていく。P13端子から8つのクロックが出された時
点(t=tc4)で1バイトの転送が終了する。すると、M
CU21のシリアルフラグは1になってステップ♯603から
ステップ♯604へ進み、Q12端子をHにする(t=tc
5)。続いて、ステップ♯605でメモリポインタNを2に
セットし、ステップ♯606において、Q12端子をLにして
(t=tc6)、ステップ♯607においてシリアルフラグが
1になるのを待つ。
一方、MCU10はステップ♯104において、所定時間待っ
て、MCU21が準備できるのを待つ。このときP12端子によ
ってQ12端子がL→H→Lと変化するのをモニターすれ
ばより確実であり時間も早い。ステップ♯104からステ
ップ♯105へ進んで、シリアルレジスタSRに転送された
データバックフラグ情報をMCU10のメモリM(1)へ転
送する。続いて、ステップ♯107においてメモリポイン
タNを2にセットし、ステップ♯108においてメモリポ
インタで示されるメモリM(N)に格納されているデー
タをMCU10のシリアルレジスタSRへ転送する。最初はN
=2なので、2バイト目のフィルム感度がシリアルレジ
スタSRへ転送される。ステップ♯109において、シリア
ルクロックをスタートさせ(t=tc7)、ステップ♯110
において、シリアル転送が完了するのを待つ。フィルム
感度がIS0100(SV=5)であれば、2進数の00000101が
LSBからクロックに同期してMCU10のシリアル出力端子P1
4から出力される。8つのクロックが出された時点(t
=tc8)で1バイトの転送が終了する。すると、MCU21の
シリアルフラグは1になってステップ♯607からステッ
プ♯608へ進み、MCU21のシリアルレジスタDSRへ転送さ
れたデータをMCU21のメモリDM(N)へ転送する。最初
はN=2なのでフィルム感度情報がMCU21のメモリDM
(2)へ格納される。続いて、ステップ♯609におい
て、Q12端子をHにする(t=tc9)。次のステップ♯61
0において、メモリポインタNに1を加え、5を越えた
らリターンするが始めは2が3に変わったところなので
ステップ♯108へ戻り、3バイト目のデータを待つ。一
方、MCU10は、ステップ♯110において所定時間待って、
ステップ♯111において、メモリポインタNに1を加え
る。Nが5を越えるとステップ♯112へ進むが、最初は
2から3へ変わったところなので、ステップ♯108へ戻
る。よって、3バイト目のデータ転送を行なう。以下、
それぞれ、ステップ♯108〜ステップ♯111とステップ♯
606〜ステップ♯6410をN=5まで繰り返し、第8図の
タイミングチャートもt=tc6〜tc9と同様な波形が観測
される。合計5バイトの送受信が完了したところでMCU1
0はステップ♯112へ進んでフラグDBINTFを0にし、MCU2
1はリターンして、一連の通信が完了する。
第9図はレリーズシーケンス中のタイミングチャート
である。本体1の不図示のレリーズボタンが押されると
レリーズSW1がONとなるとMCU10の入力端子P10がH→L
となり、所定の時間間隔の割り込み中第3図のステップ
♯40においてとらえ、ステップ♯41へ進み、第3図のレ
リーズシーケンスが始まる(t=t0)。
第9図(a)は露出値の写し込みをする場合のタイミ
ングチャートである。ステップ♯41において、P11端子
を所定時間Lにして、MCU21へ写し込み信号を発生する
(t=t1)と、MCU21は接点1bと接点20bを介してP11端
子と接続するQ11端子がLになるのをステップ♯502〜ス
テップ♯507のループ中、ステップ♯504でとらえ、ステ
ップ♯506へ進んで第7図の写し込みルーチンを実行す
る。
第7図の写し込みルーチンが実行されると、MCU21
は、ステップ♯701において出力端子Q16をLにする(t
=t2)。すると、トランジスタTr1がONし、写し込み用
ランプ26が点灯する。よって、ステップ♯507によって
表示している写し込み用LCDの表示が不図示のフィルム
に投影され、写し込みが開始される。MCU21はステップ
♯702において、写し込みに必要な時間tpを計測し、ス
テップ♯703へ進む。ステップ♯703において、端子Q16
をHにすることによってトランジスタTr1がOFFし、写し
込みが完了する。続いて、ステップ♯704において、フ
ィルム駒数の格納されているメモリDM(3)に1を加え
リターンし、写し込みルーチンを終了し、第5図のステ
ップ♯506からステップ♯507へ進んで表示すると、フィ
ルム駒数の写し込みモードであれば、連続撮影モード中
であっても本体1と通信することがなくても次の駒の写
し込みが可能になる。
一方、MCU10はステップ♯41に続いて、ステップ♯42
において、シーケンスの起動し、ステップ♯43において
絞り制御を行ない、ステップ♯44においてシャッタ制御
を行ない、ステップ♯45においてシャッタチャージとフ
ィルム給送を行なう。ステップ♯46が終了するとリター
ンして第2図のメインルーチンのステップ♯10へジャン
プする。ステップ♯10において、スタックポインタをク
リアし、ステップ♯1以降のルーチンを実行する。ステ
ップ♯1において、ミラーダウン後の再測光を行ない、
ステップ♯2において、情報設定を行ない、ステップ♯
3において、アペックス演算を行い、ステップ♯4にお
いて表示を行なう。ステップ♯5において、フラグDBIN
TFは既に0であるから、ステップ♯6へ進む。ステップ
♯6において、データバックフラグ情報のフラグEXPFが
1であれば、ステップ♯7へ進み通信ルーチンを実行す
る(t=t4)。通信が終わると(t=t5)、ステップ♯
9へ進みレリーズ割り込みを解除し、所定時間間隔で第
3図の割り込みルーチンが実行される。レリーズボタン
が押されたままであれば、再び、ステップ♯41以降が実
行される(t=t6)。MCU21は通信後ステップ♯505から
507に進み、露出値写し込みモードであっても、再測光
後のデータに基づく表示か可能になる。そしてステップ
♯502→ステップ♯503→ステップ♯504→ステップ♯506
と進み、2駒目の写し込みが可能になる(t=t7)。
第9図(b)は露出値の写し込みをしない場合のタイ
ミングチャートである。1駒目の撮影を行なってメイン
ルーチンのステップ♯4までの処理内容は第9図(a)
の場合と同一である。ステップ♯5において、フラグDB
INTFは既に0であるから、ステップ♯6へ進む。ステッ
プ♯6において、データバックフラグ情報のフラグEXPF
が0であり、ステップ♯8へ進みレリーズ割り込みを解
除し、所定時間間隔で第3図の割り込みルーチンが実行
される。レリーズボタンが押されたままであれば、通信
ルーチンを実行することなくステップ♯41以降が実行さ
れる(t=t6)。MCU21は通信がないので露出値のデー
タは1駒目のレリーズ前のものであるがフィルム駒数デ
ータはステップ♯704においてカウントアップしている
のでそのまま写し込んでも問題ない。また、データバッ
クの基本的な使い方である「年月日日時分」のデータの
写し込みはもともとMCU21にあるデータなので問題な
い。
[発明の効果] 請求項1の発明によれば、第2制御装置が、使用する
データに応じて、第1のデータを通信を制御するので、
カメラ本体と付加装置との間でそれそれ制御装置が用い
られているカメラシステムにおいて、付加装置が第2の
データに基づいて動作したときに、カメラ本体の動作速
度を損なうことがない。具体的には、実施例に示したよ
うに、付加装置としてデータバックを用いた場合、デー
タバックで発生する日付,時刻データをフィルムに写し
込むときにカメラからのフィルム駒数の通信を省略する
ので、カメラ本体は通信に係わる動作をしない。したが
って、カメラ本体の動作例えば、フィルムを巻き上げる
駒速を上げることができる。
請求項3の発明によれば、フィルム駒数の写し込みを
する場合、カメラで一駒の撮影毎に発生する信号を受信
してフィルム駒数データに1を加算するので、データの
送信を省略したデータバック写し込みが出来る。また、
その後カメラからフィルム駒数データを受信するとフィ
ルム駒数データを、受信したデータに置き換えるので、
データバックのデータに何等かの誤りがあってもデータ
の違いが累積することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例のブロック図、第2図はMC
U10のメインルーチンのフローチャート、第3図はMCU10
のレリーズ割り込み処理ルーチンのフローチャート、第
4図はMCU10の通信ルーチンのフローチャート、第5図
(a)はMCU21のメインルーチンのフローチャート、第
5図(b)はMCU21の割り込み処理ルーチンのフローチ
ャート、第6図はMCU21の通信ルーチンのフローチャー
ト、第7図はMCU21の写し込みルーチンのフローチャー
ト、第8図は本体とデータバックの通信のタイミングチ
ャート、第9図はレリーズシーケンス中のタイミングチ
ャート、そして、第10図(a)(b)は4バイト目と5
バイト目の通信データの内容である。 [主要部分の符号の説明] 2……測光手段、3、23……情報設定手段、4……表示
手段、5……シーケンス起動手段 10、21……マイクロコンピュータ(MCU) 25……写し込み用LCD 26……写し込み用ランプ SW1……レリーズスイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体の動作を制御する第1制御装置
    と、前記第1制御装置に基づいて第1データを送信する
    第1データ送信手段とを有するカメラ本体と、 前記カメラ本体に取り付け可能な付加装置を制御する第
    2制御装置と、第2データを発生する第2データ発生手
    段と、前記第2制御装置に基づいて前記第1データを受
    信する第1データ受信手段とを有する付加装置と、 前記第1データを用いる第1データ使用状態と、前記第
    2データを用いる第2データ使用状態とを識別する識別
    手段と、 を備え、前記第2制御装置は、前記第1データあるいは
    第2データを用いて制御し、前記識別手段により前記第
    2データ使用状態であることが識別されると、前記第1
    のデータの通信を省略することを特徴とするカメラシス
    テム。
  2. 【請求項2】前記第1データ使用状態および第2データ
    使用状態は、前記第1のデータをフィルムに写し込む状
    態および第2のデータをフィルムに写し込む状態であ
    り、 前記識別手段により前記第2データを写し込まない状態
    であることが識別されると、前記第1のデータの通信を
    省略することを特徴とする請求項1に記載のカメラシス
    テム。
  3. 【請求項3】カメラ本体に装着されて前記カメラ本体か
    ら送信されるフィルム駒数データを写し込み可能なデー
    タ写し込み装置において、 前記フィルム駒数データを記憶する記憶手段と、 一駒の撮影毎に前記カメラ本体から発生される第一の信
    号を受信する第一の信号受信手段と、 前記信号受信手段により前記信号が受信されると、前記
    記憶手段に記憶された前記フィルム駒数データを一駒分
    更新するデータ更新手段と、 前記カメラ本体から発生される撮影駒数に関する第二の
    信号を受信する第二の信号受信手段と、 前記第二の信号受信手段により前記第二の信号が受信さ
    れると、前記記憶手段に記憶された前記フィルム駒数デ
    ータを、受信した撮影駒数に関するデータに置き換える
    データ変換手段とを有することを特徴とするデータ写し
    込み装置。
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