JPH081305Y2 - ディスクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造 - Google Patents
ディスクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造Info
- Publication number
- JPH081305Y2 JPH081305Y2 JP9095390U JP9095390U JPH081305Y2 JP H081305 Y2 JPH081305 Y2 JP H081305Y2 JP 9095390 U JP9095390 U JP 9095390U JP 9095390 U JP9095390 U JP 9095390U JP H081305 Y2 JPH081305 Y2 JP H081305Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- notch
- back plate
- pad
- width
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ディスクブレーキパッドに対してパッド
摩耗検出器を簡便に着脱自在に装着するための取付構造
に関するものである。
摩耗検出器を簡便に着脱自在に装着するための取付構造
に関するものである。
ディスクブレーキパッドの摩耗検出に用いられる電気
式の摩耗検出器は、パッドが設定位置まで摩耗すると内
部の電線が切断されて電流が途絶えると言った原理で摩
耗限界を検知する。従って、パッドと相対位置を正確に
保つことは勿論、保持安定性も優れた状態に取付けるこ
とが要求される。
式の摩耗検出器は、パッドが設定位置まで摩耗すると内
部の電線が切断されて電流が途絶えると言った原理で摩
耗限界を検知する。従って、パッドと相対位置を正確に
保つことは勿論、保持安定性も優れた状態に取付けるこ
とが要求される。
そのため利用されている取付構造の代表的な従来例を
第5図及び第6図に示す。
第5図及び第6図に示す。
第5図の構造は、パッド裏板2の周縁部にライニング
3後面の穴に通じる切欠部15を設け、この切欠部に後方
から検出器5を嵌め、抜け止めのために切欠部の入口を
ピストンやシム等で塞ぐものである。
3後面の穴に通じる切欠部15を設け、この切欠部に後方
から検出器5を嵌め、抜け止めのために切欠部の入口を
ピストンやシム等で塞ぐものである。
また、第6図の構造は、裏板2に設けた貫通孔16に裏
板前面側から金属チューブ17を圧入し、このチューブに
検出器5を挿入してチューブ内の逆止爪18を検出器胴部
のくびれ部に係止させるものである。
板前面側から金属チューブ17を圧入し、このチューブに
検出器5を挿入してチューブ内の逆止爪18を検出器胴部
のくびれ部に係止させるものである。
第5図の取付構造は、検出器を抜け止めする必要上、
検出器の取付け位置がパッドの押圧部に規制される。ま
た、その規制を無くそうとすると、パッドと押圧部材
(ピストン又はキャリパのアウター爪)との間にシム等
を介在する必要があり、どちらにしても検出の自由度に
欠ける。
検出器の取付け位置がパッドの押圧部に規制される。ま
た、その規制を無くそうとすると、パッドと押圧部材
(ピストン又はキャリパのアウター爪)との間にシム等
を介在する必要があり、どちらにしても検出の自由度に
欠ける。
一方、第6図の取付構造は、一旦パッドに装着した検
出器は逆止爪によって取外し不能となるため、パッド交
換時に検出器が再使用可能であっても検出器ごと交換せ
ざるを得ず、経済的なロスが出る。
出器は逆止爪によって取外し不能となるため、パッド交
換時に検出器が再使用可能であっても検出器ごと交換せ
ざるを得ず、経済的なロスが出る。
この考案は、これ等の課題を解決するのに有効な取付
構造を提供しようとするものである。
構造を提供しようとするものである。
この考案においては、パッド裏板の周縁部に入口部の
幅Wより奥側の内径dが大きい切欠部を設ける。また、
摩耗検出器には狭幅部の幅SがWより小、拡幅部の幅S1
がW<S1<dの偏平なくびれ部と、このくびれ部の前後
に位置して裏板の前面、後面に接するdよりも大径の突
出部と、リテーナ係止溝とを設ける。そして、この摩耗
検出器のくびれ部を特定の向きにしてパッド裏板の切欠
部に挿入し、挿入終端位置でほぼ90°回転させる。さら
にこの後、切欠部の入口部と上記係止溝に嵌まる2個所
の回り止め部と検出器の後部側外周に抱きつく弾性アー
ムとを備えるリテーナを組付けて検出器を回り止めす
る。
幅Wより奥側の内径dが大きい切欠部を設ける。また、
摩耗検出器には狭幅部の幅SがWより小、拡幅部の幅S1
がW<S1<dの偏平なくびれ部と、このくびれ部の前後
に位置して裏板の前面、後面に接するdよりも大径の突
出部と、リテーナ係止溝とを設ける。そして、この摩耗
検出器のくびれ部を特定の向きにしてパッド裏板の切欠
部に挿入し、挿入終端位置でほぼ90°回転させる。さら
にこの後、切欠部の入口部と上記係止溝に嵌まる2個所
の回り止め部と検出器の後部側外周に抱きつく弾性アー
ムとを備えるリテーナを組付けて検出器を回り止めす
る。
検出器のくびれ部は、狭幅部の幅Sが切欠部の入口幅
Wより小さいので、特定の向きにすれば、切欠部に対し
て自由に出し入れできる。また、くびれ部の拡幅部の幅
S1がWより大きいので切欠部の奥所で所定角度回転させ
れば切欠部の入口方向へは外れない。このとき、くびれ
部前後の大径部がストッパとなって検出器は軸方向にも
動き止めされ、従って、この状態で検出器を回り止めす
れば、ピストン等の押圧部材が無くても定位置保持が行
える。
Wより小さいので、特定の向きにすれば、切欠部に対し
て自由に出し入れできる。また、くびれ部の拡幅部の幅
S1がWより大きいので切欠部の奥所で所定角度回転させ
れば切欠部の入口方向へは外れない。このとき、くびれ
部前後の大径部がストッパとなって検出器は軸方向にも
動き止めされ、従って、この状態で検出器を回り止めす
れば、ピストン等の押圧部材が無くても定位置保持が行
える。
また、リテーナを外せば、回り止めが解除されて装着
時と逆手順での取外しがきく。
時と逆手順での取外しがきく。
第1図乃至第4図にこの考案の一実施例を示す。
第1図に示すように、パッド裏板2の周縁部に入口部
の幅Wよりも奥側の孔dが大きい切欠部4を設けてあ
る。図の切欠部4は、パッド1のディスク中心側の中央
部に形成してある。また、第4図に示すように、ライニ
ング3は検出器との干渉を避けるために切欠部に対応す
る個所を部分的に除去してある。
の幅Wよりも奥側の孔dが大きい切欠部4を設けてあ
る。図の切欠部4は、パッド1のディスク中心側の中央
部に形成してある。また、第4図に示すように、ライニ
ング3は検出器との干渉を避けるために切欠部に対応す
る個所を部分的に除去してある。
一方、摩耗検出器5には、狭幅部の幅SがS<W、拡
幅部の幅S1はW<S1<dの偏平なくびれ部6と、その前
後に位置するdより大径の突出部7、8と、リテーナ係
止溝9を設けてある。検出器の後部外周に2個所設けた
リテーナ係止溝9は、その溝底が先端から突出部8の部
分まで延びている狭幅方向の端面5aの延長線上にある。
幅部の幅S1はW<S1<dの偏平なくびれ部6と、その前
後に位置するdより大径の突出部7、8と、リテーナ係
止溝9を設けてある。検出器の後部外周に2個所設けた
リテーナ係止溝9は、その溝底が先端から突出部8の部
分まで延びている狭幅方向の端面5aの延長線上にある。
また、くびれ部6の軸方向長さはパッド裏板2の厚み
とほぼ等しい。
とほぼ等しい。
第1図の10は、検出器を回り止めするリテーナであ
る。このリテーナ10は、検出器の端面5aに添わせるフラ
ット部11の一端と他端に、一方を切欠部4の入口に、他
方を検出器のリテーナ係止溝9に嵌める90°屈曲した回
り止め部12、13を有する。また、フラット部11の両側に
は裏板2の裏面側において検出器の外周に両側から抱き
つかせる一対の弾性アーム14を有している。
る。このリテーナ10は、検出器の端面5aに添わせるフラ
ット部11の一端と他端に、一方を切欠部4の入口に、他
方を検出器のリテーナ係止溝9に嵌める90°屈曲した回
り止め部12、13を有する。また、フラット部11の両側に
は裏板2の裏面側において検出器の外周に両側から抱き
つかせる一対の弾性アーム14を有している。
検出器5は、くびれ部6を第1図の状態から90°回転
させた姿勢にして切欠部4内に挿入し、その後4の奥所
でほぼ90°回転させて裏板2に装着する。その後、リテ
ーナ10を第2図及び第3図に示すように検出器5の後部
外周に抱きつかせて組付けると、切欠部4の入口に嵌ま
った回り止め部12によってリテーナが回り止めされ、溝
9に嵌まった回り止め部13によって検出器が回り止めさ
れる。また、この状態では、突出部7が裏板の前面に、
8が裏板の後面に当たる。従って、検出器5は回転も軸
方向移動も阻止されて定位置に安定して保持されること
になる。
させた姿勢にして切欠部4内に挿入し、その後4の奥所
でほぼ90°回転させて裏板2に装着する。その後、リテ
ーナ10を第2図及び第3図に示すように検出器5の後部
外周に抱きつかせて組付けると、切欠部4の入口に嵌ま
った回り止め部12によってリテーナが回り止めされ、溝
9に嵌まった回り止め部13によって検出器が回り止めさ
れる。また、この状態では、突出部7が裏板の前面に、
8が裏板の後面に当たる。従って、検出器5は回転も軸
方向移動も阻止されて定位置に安定して保持されること
になる。
また、リテーナ10を外すと回り止めが解除されるの
で、切欠部からの取外しが可能になる。
で、切欠部からの取外しが可能になる。
以上述べたように、この考案では、検出器をパッド裏
板との相対回転によって裏板の切欠部に軸方向、径方向
ともに動きのない状態に係合させ、その後、着脱自在の
リテーナで回り止めを行って定位置保持の要求を満たす
ようにしたので、検出器の取付け位置が制限されず、シ
ム等の余分な部品も不要となる。
板との相対回転によって裏板の切欠部に軸方向、径方向
ともに動きのない状態に係合させ、その後、着脱自在の
リテーナで回り止めを行って定位置保持の要求を満たす
ようにしたので、検出器の取付け位置が制限されず、シ
ム等の余分な部品も不要となる。
また、検出器を新しいパッドにつけかえて再使用する
こともでき、検出器のレイアウトや有効利用の面で有利
になる。
こともでき、検出器のレイアウトや有効利用の面で有利
になる。
第1図は、この考案の取付構造の一例を分解して示す斜
視図、第2図は摩耗検出器の取付状態を示す要部底面
図、第3図はその背面図、第4図はパッド裏板の切欠部
形成部を示す正面図、第5図及び第6図は従来の取付構
造の概要を示す断面図である。 1……パッド、2……パッド裏板、3……ライニング、
4……切欠部、5……検出器、6……くびれ部、7、8
……突出部、9……リテーナ係止溝、10……リテーナ、
11……フラット部、12、13……回り止め部、14……弾性
アーム。
視図、第2図は摩耗検出器の取付状態を示す要部底面
図、第3図はその背面図、第4図はパッド裏板の切欠部
形成部を示す正面図、第5図及び第6図は従来の取付構
造の概要を示す断面図である。 1……パッド、2……パッド裏板、3……ライニング、
4……切欠部、5……検出器、6……くびれ部、7、8
……突出部、9……リテーナ係止溝、10……リテーナ、
11……フラット部、12、13……回り止め部、14……弾性
アーム。
Claims (1)
- 【請求項1】パッド裏板の周縁部に入口部の幅Wより奥
側の内径dが大きい切欠部を設け、 摩耗検出器には狭幅部の幅SがWより小、拡幅部の幅S1
がW<S1<dの偏平なくびれ部と、このくびれ部の前後
に位置して裏板の前面、後面に接するdよりも大径の突
出部と、リテーナ係止溝とを設け、 この摩耗検出器のくびれ部を特定の向きにしてパッド裏
板の切欠部に挿入後、ほぼ90°回転させ、次いで、切欠
部の入口部と上記係止溝に嵌まる2個所の回り止め部と
検出器の後部側外周に抱きつく弾性アームとを備えるリ
テーナを組付けて検出器を回り止めするようにしたディ
スクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9095390U JPH081305Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | ディスクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9095390U JPH081305Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | ディスクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0448439U JPH0448439U (ja) | 1992-04-24 |
| JPH081305Y2 true JPH081305Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31826151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9095390U Expired - Lifetime JPH081305Y2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | ディスクブレーキパッドの摩耗検出器取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081305Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP9095390U patent/JPH081305Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0448439U (ja) | 1992-04-24 |
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