JPH08151Y2 - 多関節指 - Google Patents

多関節指

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JPH08151Y2
JPH08151Y2 JP1379790U JP1379790U JPH08151Y2 JP H08151 Y2 JPH08151 Y2 JP H08151Y2 JP 1379790 U JP1379790 U JP 1379790U JP 1379790 U JP1379790 U JP 1379790U JP H08151 Y2 JPH08151 Y2 JP H08151Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、産業用ロボットの指として用いて好適な
多関節指に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、人間に代わって作業を行うロボットが多数開発
されているが、従来のロボットの指は複数の指片を接手
機構によって節で回動自在に連結し、サーボモータをギ
ヤ減速した力でこれを駆動することにより、各指片を同
じ方向に回動させて指を曲げるようにしている。
このようなロボットの指では、サーボモータおよびギ
アがスペースを必要とするために指を小形化するのにも
限度があり、かつ節の数も多くはとれないので指の細か
い運動ができない等種々の欠点がある。
このため、特願昭57-54966号に示されているような、
「ロボットの指構造」が提案されている。この「ロボッ
トの指構造」では、第1の関節体と第2の関節体を複数
個積み重ねて構成し、第1の関節体の周辺部とこの周辺
部と対向する第2の関節体の周辺部とを異極に磁化する
ことによって互いに接近させ、指を曲げるようにしてい
る。この「ロボットの指構造」によると、簡単な構成で
小形化が図られ、しかも多数の節が形成されるために、
指の曲げ運動が細かくかつ円滑になされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した「ロボットの指構造」による
と、簡単な構成で小形化が図れるとはいっても、第1の
関節体および第2の関節体を磁性材を用いて形成するた
めに、高価となる。また、全体としての重量が嵩み、こ
のためその応答速度が鈍る。また、その組み立て・分解
が容易とは言えず、構造的にみても未だ複雑である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような課題を解決するために提案された
もので、その第1考案(請求項1に係わる考案)は、そ
の出口側開口部が大口径とされた流体通過通路1−1を
有する第1の関節体1と、その入口側開口部および出口
側開口部が大口径とされた流体通過通路2−11(2−2
1)を有し、この流体通過通路2−11(2−21)の入口
側開口部が第1の関節体1の出口側開口部に回転対向す
るように第1の関節体1に回動可能に軸支され、かつそ
の回動が第1の関節体1に当接して規制される第2の関
節体2−1(2−2)と、第1の関節体1の出口側開口
部と第2の関節体2−1(2−2)の入口側開口部との
間にOリングを装着して挿入配置された中空円筒状のピ
ストン体6−1(6−2)と、そのOリングの装着され
たボス部3−1を第2の関節体2−1(2−2)の出口
側開口部に嵌め合わせた状態で第2の関節体2−1(2
−2)に回動可能に軸支され、かつその回動が第2の関
節体2−1(2−2)に当接して規制される第3の関節
体3と、この第3の関節体3の内部に形成され、その入
口側開口部がボス部3−1の先端面より外部に臨み、そ
の出口側開口部が所定の位置より外部に臨む流体漏出通
路3−5と、第3の関節体3と協動し目標物へ当接して
後退し流体漏出通路3−5の出口側開口部を塞ぐ爪体4
と、第1の関節体1の流体通過通路1−1へ流体を送り
込む流体供給手段20とを備えたものである。
また、その第2考案(請求項2に係わる考案)は、第
1考案において、第1の関節体1の流体通過通路1−1
へ流体を送り込んだ結果として回動された関節体2−1
(2−2),3を、元の位置へ戻し得るようにしたもので
ある。
〔作用〕
したがって、本願の第1考案によれば、第1の関節体
1の流体通過通路1−1へ流体を送り込むと、この流体
が第1の関節体1の流体通過通路1−1の出口側開口部
→ピストン体6−1(6−2)の中空通路→第2の関節
体2−1(2−2)の流体通過通路2−11(2−21)の
入口側開口部→第2の関節体2−1(2−2)の流体通
過通路2−11(2−21)の出口側開口部を経て第3の関
節体3のボス部3−1の先端面へ与えられる。そして、
この与えられる流体の圧力を受けて、第3の関節体3が
回動し、第2の関節体2−1(2−2)に当接する。然
るに、この第3の関節体3の当接により、第2の関節体
2−1(2−2)が回動し、第1の関節体1へ当接す
る。
一方、第3の関節体3のボス部3−1の先端面へ与え
られた流体は、そのボス部3−1の先端面に流体漏出通
路3−5の入口側開口部が臨んでいることから、この流
体漏出通路3−5を通してその出口側開口部より漏出す
る。第3の関節体3の回動に伴い、この第3の関節体3
と協動する爪体4が目標物へ当接して後退すると、流体
漏出通路3−5の出口側開口部が塞がれ、この結果とし
て、送り込まれる流体の圧力が上昇する。
また、本願の第2考案によれば、第1考案にて回動さ
れた関節体2−1(2−2),3を、元の位置へ戻し得
る。
〔実施例〕
以下、本考案に係る多関節指を詳細に説明する。
第1図はこの多関節指の一実施例を示す正面図であ
る。同図において、1は関節体ユニットトップ、2−1
および2−2は関節体ユニット、3は関節体ユニットエ
ンド、4は関節体ユニットフィンガである。関節体ユニ
ットトップ1,関節体ユニット2−1,2−2および関節体
ユニットエンド3はガラス繊維入りポリアミドより成形
され、関節体ユニットフィンガ4はウレタンより成形さ
れている。
関節体ユニットトップ1は、第2図(a),(b)お
よび(c)にその側面図,正面図および平面図を示すよ
うに、流体通過通路としての第1の通路1−1および第
2の通路1−2を有している。通路1−1および1−2
の一端側開口部1−11および1−21,ならびに他端側開
口部1−12および1−22は大口径とされている。また、
関節体ユニットトップ1には、その前面側および後面側
に半円状の窪み段部1−3Fおよび1−3Rが形成され、こ
の窪み段部1−3Fおよび1−3Rの中央部に貫通孔1−4
が設けられている。
関節体ユニット2−1は、第3図(a),(b)およ
び(c)にその側面図,正面図および平面図を示すよう
に、流体通過通路としての第1の通路2−11および第2
の通路2−12を有している。この関節体ユニット2−1
において、その通路2−11および2−12の一端側開口部
2−11aおよび2−12a、ならびに他端側開口部2−11b
および2−12bは、大口径とされている。すなわち、第
1の通路2−11において、その一端側開口部2−11aと
他端側開口部2−11bとが小口径の途中通路2−11cで連
通され、第2の通路2−12において、その一端側開口部
2−12aと他端側開口部2−12bとが小口径の途中通路2
−12cで連通されている。また、関節体ユニット2−1
には、その前面側および後面側に、半円状の窪み段部2
−13Fおよび2−13Rが形成され、この窪み段部2−13F
および2−13Rに貫通孔2−14が設けられている。ま
た、関節体ユニット2−1には、その前面側および後面
側に、側方へ延出して半円状の鍔面部2−15Fおよび2
−15Rが形成され、この鍔面部2−15Fおよび2−15Rの
中央部に貫通孔2−15F1および2−15R1が設けられてい
る。
関節体ユニット2−2は、関節体ユニット2−1を共
通部品として、用いている。
関節体ユニットエンド3は、第4図(a)および
(b)にその正面図および側面図を示すように、側方に
突出してボス3−1および3−2が形成されている。ま
た、関節体ユニットエンド3には、その前面側および後
面側に、側方へ延出して半円状の鍔面部3−3Fおよび3
−3Rが形成され、この鍔面部3−3Fおよび3−3Rの中央
部に貫通孔3−3F1および3−3R1が設けられている。ま
た、関節体ユニットエンド3には、その前面側および後
面側に、下方へ延出して矩形状の鍔面部3−4Fおよび3
−4Rが形成され、この鍔面部3−4Fおよび3−4Rの中央
部に貫通孔3−4F1および3−4R1が設けられている。ま
た、関節体ユニットエンド3はその内部に流体漏出通路
3−5を有し、縦方向通路3−51に連通する横通路3−
52を介して、その一端側開口部3−5aがボス3−1の先
端面より外部へ臨んでいる。また、流体漏出通路3−5
の他端側開口部3−5bは鍔面部3−4Fと3−4Rとの間よ
り外部へ臨み、この他端側開口部3−5bに、小径の貫通
通路5−1を有するストップバルブ5が嵌め込まれてい
る。このストップバルブ5は、その先端面5−2が、関
節体ユニットエンド3の底壁面よりも少しだけ突き出て
いる。
関節体ユニットフィンガ4は、第5図(a)および
(b)にその側面図および正面図を示すように、その爪
部4−1の上方部に貫通孔4−2の形成された凸段部4
−3を有し、この凸段部4−3の上面部にゴムマット8
が取り付けられている。このゴムマット8は、その上面
部が、関節体ユニットフィンガ4の上壁面よりも少しだ
け突き出ている。
第6図はこの多関節指10の分解図である。以下、この
分解図を参照しながらその組み付け状況について説明す
る。
関節体ユニットトップ1はロボット本体(図示せず)
側に固定され、その第1の通路1−1の一端側開口部1
−11および1−21に各個にエア配管(図示せず)が連結
されている。そして、この関節体ユニットトップ1の窪
み段部1−3Fおよび1−3Rに、関節体ユニット2−1の
鍔面部2−15Fおよび2−15Rを差し込んで、合致するそ
の貫通孔にピン9−1を挿着している。これにより、そ
の回動が関節体ユニットトップ1に後述する如く当接規
制されるものとして、関節体ユニット2−1が関節体ユ
ニットトップ1に回動可能に軸支されている。この際、
関節体ユニットトップ1の他端側開口部1−12および1
−22と関節体ユニット2−1の一端側開口部2−11aお
よび2−12aとの間に、Oリング7の装着された関節体
ユニットピストン6−1および6−1′を挿入配置する
ものとしている。
第7図は関節体ユニットピストン6−1の一部破断側
面図であり、その軸心方向に貫通して通路(中空通路)
6−11を有している。この通路6−11の内径Φaは、関
節体ユニットトップ1の途中通路1−13,1−23の通路径
Φb(第2図(b)参照)および関節体ユニット2−1
の途中通路2−11c,2−12cの通路径Φc(第3図(b)
参照)と等しく形成されている。また、関節体ユニット
ピストン6−1の長さLは関節体ユニットピストン6−
1′よりも長く形成され、第1図に示した状態で、関節
体ユニットトップ1と関節体ユニット2−1との対向す
る外壁面に、若干の隙間があいている。すなわち、関節
体ユニットトップ1の途中通路1−13と関節体ユニット
2−1の途中通路2−11cとは、関節体ユニットピスト
ン6−1の通路6−11を介して連通状態となっている。
なお、関節体ユニットピストン6−1には、Oリング7
を装着することができるように、その外周囲の両端に凹
溝6−12および6−13が形成されている。一方、関節体
ユニットピストン6−1′は、関節体ユニットピストン
6−1と同一形状であって、その長さLが関節体ユニッ
トピストン6−1よりも短く形成されており、関節体ユ
ニットトップ1の途中通路1−23と関節体ユニット2−
1の途中通路2−12cとは、関節体ユニットピストン6
−1′の通路6−11′を介して連通状態となっている。
而して、関節体ユニット2−1の窪み段部2−13Fお
よび2−13Rに、関節体ユニット2−2の鍔面部2−25F
および2−25Rを差し込んで、合致するその貫通孔にピ
ン9−2を挿着している。これにより、その回動が関節
体ユニット2−1に後述する如く当接規制されるものと
して、関節体ユニット2−2が関節体ユニット2−1に
回動可能に軸支されている。この際、関節体ユニット2
−1の他端側開口部2−11bおよび2−12bと関節体ユニ
ット2−2の一端側開口部2−21aおよび2−22aとの間
に、Oリング7の装着された関節体ユニットピストン6
−2および6−2′を挿入配置するものとしている。
そして、関節体ユニット2−2の窪み段部2−23Fお
よび2−23Rに、関節体ユニットエンド3の鍔面部3−3
Fおよび3−3Rを差し込んで、合致するその貫通孔にピ
ン9−3を挿着している。これにより、その回動が関節
体ユニット2−2に後述する如く当接規制されるものと
して、関節体ユニットエンド3が関節体ユニット2−2
に回動可能に軸支されている。この際、関節体ユニット
2−2の他端側開口部2−21bおよび2−22bには、Oリ
ング7の装着されたボス3−1および3−2が嵌まり込
む。
なお、関節体ユニットピストン6−1と6−2、関節
体ユニットピストン6−1′と6−2′は、それぞれ共
通部品として用いている。また、第1図に示した状態
で、関節体ユニット2−1と関節体ユニット2−2との
対向する外壁面に若干の隙間があくことは、上述と同様
である。また、関節体ユニット2−1の途中通路2−11
cと関節体ユニット2−2の途中通路2−21cとは関節体
ユニットピストン6−2の通路6−21を介して連通状態
とされ、関節体ユニット2−1の途中通路2−12cと関
節体ユニット2−2の途中通路2−22cとは関節体ユニ
ットピストン6−2′の通路6−21′を介して連通状態
とされている。
そして、関節体ユニットエンド3の鍔面部3−4Fと3
−4Rとの間に、関節体ユニットフィンガ4の凸段部4−
2を差し込んで、合致するその貫通孔にピン9−4を挿
着している。これにより、その回動が関節体ユニットエ
ンド3の底壁面に当接規制されるものとして、関節体ユ
ニットフィンガ4が関節体ユニットエンド3に回動可能
に軸支されている。この際、関節体ユニットフィンガ4
に取り付けられたゴムマット8は、第8図に示すよう
に、関節体ユニットエンド3の流体漏出通路3−5の出
口面、すなわちストップバルブ5の先端面5−2に面す
る。このとき、本実施例においては、関節体ユニットエ
ンド3の底壁面と関節体ユニットフィンガ4の上壁面と
の間に、0.5mmの隙間hが生じている。
次にこのように構成された多関節指10の動作について
説明する。
今、第1図において、関節体ユニットトップ1の通路
1−2に対して圧縮空気が送られており、多関節指10が
図示の動作状況にあるものとする。このような動作状況
から、通路1−2に対する圧縮空気の供給を遮断したう
えで、通路1−1に対し圧縮空気を送ると、この圧縮空
気は、途中通路1−13−関節体ユニットピストン6−1
の通路6−11→関節体ユニット2−1の途中通路2−11
c→関節体ユニットピストン6−2の通路6−21→関節
体ユニット2−2の途中通路2−21cを経て、関節体ユ
ニット2−2の他端側開口部2−21bへ与えられる。こ
の他端側開口部2−21bへ与えられた圧縮空気は、その
他端側開口部2−21bに関節体ユニットエンド3のボス
3−1が嵌め込まれていることか、このボス3−1(O
リング7を含む)の先端部面を受圧面として、関節体ユ
ニットエンド3に作用する。これにより、関節体ユニッ
トエンド3がピン9−3を支軸とし、反時計方向へ回転
し始める。そして、関節体ユニットエンド3が回転し、
その外壁面が関節体ユニット2−2の外壁面に当接する
と、この関節体ユニットエンド3の外壁面に押されて、
関節体ユニット2−2が反時計方向へ回転し始める。こ
のとき、関節体ユニットピストン6−2を挾んで対向す
る関節体ユニット2−1と2−2との外壁面間隔は広が
り、関節体ユニット2−1においてその他端側開口部2
−11bへ与えられる圧縮空気が関節体ユニットピストン
6−2のフランジ面に作用するようになり、その作用力
が関節体ユニット2−2の一端側開口部2−21aの底壁
面2−21a1(第3図(b)参照)へと伝達される。すな
わち、その底壁面2−21a1を受圧面として、関節体ユニ
ット2−2に反時計方向への回転力すなわち自身の受圧
力が加わり、関節体ユニットエンド3の当接および自身
の受圧力を併せた恰好で、関節体ユニット2−2が反時
計方向へさらに回転するものとなる。そして、関節体ユ
ニット2−2の外壁面が関節体ユニット2−1の外壁面
に当接すると、この関節体ユニット2−2の当接および
自身の受圧力を併せた恰好で、節体ユニット2−1が反
時計方向へ回転し、その外壁面が関節体ユニットトップ
1の外壁面に当接して規制される。
第9図にこのときの多関節指10の動作状況を示す。
一方、関節体ユニット2−2の他端側開口部2−21b
へ与えられた圧縮空気は、第8図を見ても明らかなよう
に、関節体ユニットエンド3のボス3−1の先端面より
外部に臨む流体漏出通路3−5の一端側開口部3−5aよ
り、その横通路3−52を通って、縦方向通路3−51へと
流入する。そして、この縦方向通路3−51に流入した圧
縮空気は、ストップバルブ5の貫通通路5−1を通り、
この貫通通路5−1の出口を流体漏出通路3−5の出口
として、ストップバルブ5の先端面5−2とゴムマット
8との間から僅かに漏れ出る。そして、関節体ユニット
エンド3の反時計方向への回転に伴い、この関節体ユニ
ットエンド3と協動する関節体ユニットフィンガ4が目
標物へ当接すると、ピン9−4を支軸として関節体ユニ
ットフィンガ4が時計方向へ回転して後退し、ストップ
バルブ5の先端面5−2にゴムマット8を圧接させて、
流体漏出通路3−5の出口を完全に塞ぐ。この結果、関
節体ユニットトップ1の通路1−1より送り込まれる圧
縮空気の圧力は、上昇する。
そして、関節体ユニットトップ1の通路1−1への圧
縮空気の供給を適当な時点で遮断したうえで、通路1−
2へ圧縮空気を供給してやると、この圧縮空気は、途中
通路1−23→関節体ユニットピストン6−1′の通路6
−11′→関節体ユニット2−1の途中通路2−12c→関
節体ユニットピストン6−2′の通路6−21′→関節体
ユニット2−2の途中通路2−22cを経て、関節体ユニ
ット2−2の他端側開口部2−22bへ与えられる。この
他端側開口部2−22bへ与えられた圧縮空気は、その他
端側開口部2−22bに関節体ユニットエンド3のボス3
−2が嵌め込まれていることから、このボス3−2(O
リング7を含む)の先端部面を受圧面として、関節体ユ
ニットエンド3に作用する。これにより、関節体ユニッ
トエンド3がピン9−3を支軸とし、時計方向へ回転し
始める。そして、関節体ユニットエンド3が回転し、そ
の外壁面が関節体ユニット2−2の外壁面に当接する
と、この関節体ユニットエンド3の外壁面に押されて、
関節体ユニット2−2がピン9−2を支軸として時計方
向へ回転し始める。そして、関節体ユニット2−2が関
節体ユニットピストン6−2を介して関節体ユニット2
−1に当接すると、関節体ユニット2−1がピン9−1
を支軸として時計方向へ回転する。そして、関節体ユニ
ット2−1が関節体ユニットピストン6−1を介して関
節体ユニットトップ1に当接することにより、関節体ユ
ニット2−1,2−2および関節体ユニットエンド3が第
1図に示す元の位置へ戻るものとなる。なお、関節体ユ
ニット2−1,2−2および関節体ユニットエンド3は外
部からの当接に自身の受圧力を併せた恰好で回転する
が、この点についてはその説明を分り易くするために、
ここでは省略した。
このように本実施例による多関節指10によれば、関節
体ユニットフィンガ4が関節体ユニットエンド3と協動
して円弧状に移動するものとなり、この関節体ユニット
フィンガ4の円弧状の動きを利用すれば、例えば目標物
を掴みとる等の作業を行うことが可能となる。すなわ
ち、本実施例による多関節指10によると、磁性材料を用
いることなく簡単な構成で小形化が図れ、しかも共通部
品が多く、安価となる。また、全体としての軽量化が達
せられ、その応答速度が早まる。さらに、その組み立て
・分解が容易となり、構造的にみても簡単となる。
また、本実施例による多関節指10によると、関節ユニ
ットフィンガ4にて例えば目標物を掴みとると、関節体
ユニットフィンガ4が後退して流体漏出通路3−5の出
口を完全に塞ぐので、この結果として生じる圧縮空気の
圧力の上昇を検出すれば、関節体ユニットフィンガ4が
目標物を掴んだことを認識することができる。
第10図はこの多関節指10に対しての圧縮空気の供給部
を示す概略的なブロック構成図である。この圧縮空気供
給部20は、CPU21−1,ROM21−2,RAM21−3,I/Oポート21−
4,キーボード21−5等から構成される制御部21と圧縮空
気の供給源22とから構成され、エア配管への圧縮空気の
供給タイミングや供給量を制御する。そして、圧縮空気
供給源22における圧縮空気圧をI/Oポート21−4を介し
てCPU21−1へ知らせることにより、関節体ユニットト
ップ1の通路1−1へ送る圧縮空気圧の上昇を検出し
て、多関節指10が目標物を掴んだことを認識する。
なお、上述した各実施例においては、2つの関節体ユ
ニットを組み合わせた構成例として説明したが、さらに
多くの関節体ユニットを組み合わせることにより、関節
体ユニットフィンガ4の円弧状の移動ストロークをさら
に大きくすることができるようになり、かつ節の数を多
数として細かい運動ができるようになる。この場合、例
えば第1図にその平面図を、第12図にその正面図を示す
ように、基本となる2対の多関節指10−1と10−2とを
合体させ、この合体させた多関節指10−1,10−2のサイ
ドに、関節体ユニット2およびサイドストップ11を多数
組み合わせて補強するようにすることが好ましい。
なお、関節体ユニットは2つ以上の組み合わせでなく
てもよく、1つとしてもよい。すなわち、第1図におい
て、関節体ユニット2−1を省略した構成としてもよ
い。この場合、関節体ユニットトップ1が第1の関節体
を、関節体ユニット2−2が第2の関節体を、関節体ユ
ニットエンド3が第3の関節体に対応する。
また、上述した実施例においては、関節体ユニットト
ップ1の通路1−2から圧縮空気を送った場合、関節体
ユニットエンド3の外壁面が関節体ユニット2−2の外
壁面に当接し、関節体ユニット2−2が関節体ユニット
ピストン6−2を介して関節体ユニット2−1に当接
し、関節体ユニット2−1が関節体ユニットピストン6
−1を介して関節体ユニットトップ1に当接するものと
したが、関節体ユニットエンド3がボス3−1を介して
関節体ユニット2−2の外壁面に当接し、関節体ユニッ
ト2−2の外壁面が関節体ユニット2−1の外壁面に当
接し、関節体ユニット2−1の外壁面が関節体ユニット
トップ1の外壁面に当接するものとしてもよい。また、
上述した実施例においては、関節体ユニットトップ1の
通路1−1から圧縮空気を送った場合、関節体ユニット
エンド3の外壁面が関節体ユニット2−2の外壁面に当
接し、関節体ユニット2−2の外壁面が関節体ユニット
2−1の外壁面に当接し、関節体ユニット2−1の外壁
面が関節体ユニットトップ1の外壁面に当接するものと
したが、関節体ユニットエンド3がボス3−2を介して
関節体ユニット2−2に当接し、関節体ユニット2−2
が関節体ユニットピストン6−2′を介して関節体ユニ
ット2−1に当接し、関節体ユニット2−1が関節体ユ
ニットピストン6−1′を介して関節体ユニットトップ
1に当接するものとしてもよい。
また、上述した実施例において、関節体ユニットピス
トン6−1′,6−2′に代えて、圧縮コイルばねを使用
すれば、関節体ユニットトップ1の通路1−1に対する
圧縮空気の供給を遮断することにより、関節体ユニット
2−1,2−2および関節体ユニットエンド3が自動的に
元の位置に戻るようになる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案による多関節指による
と、その第1考案では、第1の関節体1の流体通過通路
1−1へ流体を送り込むと、この流体が第1の関節体1
の流体通過通路1−1の出口側開口部→ピストン体6−
1(6−2)の中空通路→第2の関節体2−1(2−
2)の流体通過通路2−11(2−21)の入口側開口部→
第2の関節体2−1(2−2)の流体通過通路2−11
(2−21)の出口側開口部を経て第3の関節体3のボス
部3−1の先端面へ与えられる。そして、この与えられ
る流体の圧力を受けて、第3の関節体3が回動し、第2
の関節体2−1(2−2)に当接する。然るに、この第
3の関節体3の当接により、第2の関節体2−1(2−
2)が回動し、第1の関節体1へ当接するものとなり、
細かくかつ円滑な指の動きを磁性材料を用いることなく
簡単な構成で図ったうえで、得ることができるようにな
る。しかも、共通部品を多くし、安価に製作し得るもの
となる。また、全体としての軽量化を図って、その応答
速度を早めることが可能となる。また、その組立て・分
解を容易とし、構造的にも簡単とすることができるなど
数多くの優れた効果を奏する。
一方、第3の関節体3のボス部3−1の先端面へ与え
られた流体は、そのボス部3−1の先端面に流体漏出通
路3−5の入口側開口部が臨んでいることから、この流
体漏出通路3−5を通してその出口側開口部より漏出す
る。第3の関節体3の回動に伴い、この第3の関節体3
と協動する爪体4が目標物へ当接して後退すると、流体
漏出通路3−5の出口側開口部が塞がれ、この結果とし
て、送り込まれる流体の圧力が上昇する。この流体の圧
力上昇を検出すれば、爪体4が目標物へ当接したことを
認識することができるようになる。
また、その第2考案では、第1考案にて回動された関
節体2−1(2−2),3を元の位置へ戻し得るものとな
り、目標物を掴む等の動作を行うロボットの指として用
いて好適となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多関節指の一実施例を示す正面
図、第2図(a),(b)および(c)はこの多関節指
に用いる関節体ユニットトップの側面図,正面図および
平面図、第3図(a),(b)および(c)はこの多関
節指に用いる関節体ユニットの側面図,正面図および平
面図、第4図(a)および(b)はこの多関節指に用い
る関節体ユニットエンドの正面図および側面図、第5図
(a)および(b)はこの多関節指に用いる関節体ユニ
ットフィンガの側面図および正面図、第6図はこの多関
節指の分解図、第7図はこの多関節指に用いる関節体ユ
ニットピストンの一部破断側面図、第8図はこの多関節
指の関節体ユニットエンドと関節体ユニットフィンガと
関節体ユニットとの組み付け状況を示す一部破断正面断
面図、第9図はこの多関節指の動作状況を示す正面図、
第10図はこの多関節指に対しての圧縮空気の供給部を示
す概略的なブロック構成図、第11図および第12図はその
基本となる2対の多関節指を合体させたうえ補強を行っ
た状況を例示する平面図および正面図である。 1……関節体ユニットトップ、2−1,2−2……関節体
ユニット、3……関節体ユニットエンド、3−5……流
体漏出通路、4……関節体ユニットフィンガ、5……ス
トップバルブ、6−1,6−2,6−1′,6−2′……関節体
ユニットピストン、8……ゴムマット、9−1〜9−4
……ピン、10……多関節指。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】その出口側開口部が大口径とされた流体通
    過通路を有する第1の関節体と、 その入口側開口部および出口側開口部が大口径とされた
    流体通過通路を有し、この流体通過通路の入口側開口部
    が前記第1の関節体の出口側開口部に回転対向するよう
    に前記第1の関節体に回動可能に軸支され、かつその回
    動が前記第1の関節体に当接して規制される第2の関節
    体と、 前記第1の関節体の出口側開口部と前記第2の関節体の
    入口側開口部との間にOリングを装着して挿入配置され
    た中空円筒状のピストン体と、 そのOリングの装着されたボス部を前記第2の関節体の
    出口側開口部に嵌め合わせた状態で前記第2の関節体に
    回動可能に軸支され、かつその回動が前記第2の関節体
    に当接して規制される第3の関節体と、 この第3の関節体の内部に形成され、その入口側開口部
    が前記ボス部の先端面より外部に臨み、その出口側開口
    部が所定の位置より外部に臨む流体漏出通路と、 前記第3の関節体と協動し目標物へ当接して後退し前記
    流体漏出通路の出口側開口部を塞ぐ爪体と、 前記第1の関節体の流体通過通路へ流体を送り込む流体
    供給手段と を備えてなる多関節指。
  2. 【請求項2】請求項1において、第1の関節体の流体通
    過通路へ流体を送り込んだ結果として回動された関節体
    を、元の位置へ戻す戻帰手段を備えたことを特徴とする
    多関節指。
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