JPH0816168B2 - 易引裂性熱可塑性樹脂シートおよびその成形体 - Google Patents

易引裂性熱可塑性樹脂シートおよびその成形体

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JPH0816168B2
JPH0816168B2 JP5162488A JP5162488A JPH0816168B2 JP H0816168 B2 JPH0816168 B2 JP H0816168B2 JP 5162488 A JP5162488 A JP 5162488A JP 5162488 A JP5162488 A JP 5162488A JP H0816168 B2 JPH0816168 B2 JP H0816168B2
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JP
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sheet
resin
easily tearable
weight
parts
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正樹 相川
利勝 中里
武 増井
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カッター等を用いずに容易に引裂が可能な
易引裂性熱可塑性樹脂シートおよびその成形体に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、必要に応じてシートを引裂く場合には、シート
に切欠を入れて手で無理やりに引裂いたり、カッター等
を用いて切り裂いていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこれらの方法では、無理な力でシート引
裂くために誤ってカッターで手を切りやすい等作業上の
安全性に問題がある。更に、引裂いた後のシートのカッ
ト面が、滑らかでなく、又真直ぐに引裂く事が難しい。
又、これらのシートを成形した食品容器等に利用して
内容物を取り出す場合、引裂性が悪いと容器が不規則に
変形しやすく、内容物が変形してしまう。
(発明の目的) 本発明は前記従来の問題点を解決するためになしたも
ので、ポリスチレン系樹脂もしくはポリオレフィン系樹
脂シートの任意の位置に易引裂帯を設ける事によって、
容易にシート又は成形体が引裂ける事を解決し、本発明
を完成するに至った。
(課題を解決するための手段) 即ち、本発明は、易引裂帯を設けた事を特徴とする熱
可塑性樹脂シートおよびその成形体を提供するものであ
る。
更に詳しくはポリスチレン系樹脂もしくはポリオレフ
ィン系樹脂ベースシートの任意の位置に易引裂帯とし
て、スチレン系樹脂20〜80重量部とポリオレフィン系樹
脂および/または変性ポリオレフィン系樹脂のブレンド
物もしくは共重合体80〜20重量部およびスチレン系エラ
ストマー0〜10重量部の樹脂組成物シートを設けたこと
を特徴とする易引裂性熱可塑性樹脂シートおよびその成
形体を提供するものである。
(実施例) 以下図面により本発明を詳細に説明する。
第1図は、本発明の斜視図であり、第2図は、本発明
の平面図を表すものである。ベースシート1には、任意
の位置に易引裂性にすぐれた易引裂帯シート2が、設け
られている。この易引裂帯シート2は、幅方向に1条ま
たは複数条任意の幅でもうけることができ、複数条の場
合にはその間隔を均一にしてもよく、不均一に設けても
さしつかいない。
次にベースシート1と易引裂帯シート2との接着界面
3の接着強度は、シートより成形体を成形する際および
運搬のときには、接着界面3よりの分離がなく、引裂時
には、子供や老人でも容易に接着界面3より引裂ができ
ることが好ましい。
本発明のベースシート1部分に使用する樹脂は、ポリ
スチレン系樹脂又はポリオレフィン系樹脂であり、ポリ
スチレン系樹脂としては具体的には、一般用ポリスチレ
ン、ゴム変性耐衝撃用ポリスチレン(以下HIポリスチレ
ンという)、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−アクリロニトリル−ブタジエン共重合体を例示
する事ができる。
本発明の易引裂帯となるシート(以下易引裂帯シート
2という)として用いる樹脂組成物としては、前記と同
様のポリスチレン系樹脂又はポリオレフィン系樹脂とが
用いられる。
ポリオレフィン系樹脂としては、エチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−オクテンなどのα−オレフィンの単独重合体
または2種以上の混合成分の共重合体を例示する事がで
きる。
次に、変性ポリオレフィン系樹脂は、不飽和カルボン
酸またはその誘導体によって変性されたポリオレフィン
系樹脂を意味し、不飽和カルボン酸としては、アクリル
酸、メタアクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、クロトン酸、などがある。またその誘導体として
は、酸無水物、エステル、アミド、イミド、金属塩など
があり、無水マレイン酸、無水イタコン酸、アクリル酸
メチル、メタアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリルアミド、マレイミド、アクリル酸ナトリウム、メ
タアクリル酸ナトリウムなどが挙げることができる。
以上の易引裂帯シート2となる樹脂組成物のポリスチ
レン系樹脂とポリオレフィン系樹脂および/または変性
ポリオレフィン系樹脂を混合する方法は、公知の方法に
より、各成分のドライブレンドでもよく、加熱溶融状態
もしくは溶液状態で反応共重合させたものでも良い。
更に易引裂帯シート2に用いる樹脂組成物としては、
必要に応じてスチレン系エラストマーが添加されるが、
このスチレン系エラストマーとしては、スチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプ
レン−スチレンブロック共重合体(以下SISという)、
水添SBS、水添SISなどを例示することができる。
本発明の易引裂帯シート2を構成するポリスチレン系
樹脂とポリオレフィン系樹脂および/または変性ポリオ
レフィン系樹脂との割合は、ポリスチチン系樹脂20−80
重量部に対して、ポリオレフィン系樹脂および/または
変性ポリオレフィン系樹脂80−20重量部の範囲にある事
が好ましい。この範囲を超えると、ベースシート1に使
用する樹脂との接着が強すぎて引裂けないか、もしくは
接着が弱すぎて成形時に裂けてしまう。更に、ベースシ
ート1に使用する樹脂との成形性の違いが生じ、均一な
成形が不可能となる。この熱可塑性樹脂シートの引裂
性、成形性に問題がない場合でも、易引裂帯シート2自
身の強さが必要な場合は、必要に応じてスチレン系エラ
ストマーを10重量部以内で添加しても良い。
本発明の熱可塑性樹脂シートに易引裂帯を形成させる
方法として、例えば、2台の押出機に別々にベースシー
ト用樹脂と易引裂帯シート用樹脂とを供給し、フィード
ブロック法もしくはマルチマニホールド法を用いて行な
う方法があり、いずれを用いても第1図に示す様なシー
トが製造でき問題はない。尚、易引裂帯の条数を目的に
応じて複数にする事も同様の方法で可能である。
本発明の易引裂性熱可塑性樹脂シートは、真空成形、
圧空成形、真空・圧空成形することにより、たとえば、
アイスクリーム、プリン、各種魚介類等の容器を成形す
ることができる。
以下、本発明を実施例にて具体的に説明する。
実施例1 ベースシートに用いる樹脂としては、HIポリスチレン
(電気化学工業社製、商品名デンカスチロールHI−E−
6)、易引裂帯シートに用いる樹脂としては、HIポリス
チレン50重量部とポリプロピレン共重合体(三菱油化
製、商品名VMX DN65−R;ポリスチレン50%とポリプロピ
レン50%)50重量部とスチレン系エラストマー(電気化
学工業社製、商品名デンカSTR)10重量部をブレンドし
たものを用いて、350幅ダイスにより下記条件で押出
し、シートを作成した。
シート厚み 600μ シート全幅 300m/m 易引裂帯幅 10m/m 押出機 ベース側 田辺プラスチック(株)製40
m/m 易引裂帯側 日本製鋼(株)製40m/m 押出温度 シリンダー 160−200℃ ダイス 200℃ 得られたシートの易引裂帯シートは、厚みも幅の変動
もなく押出されベースシートとの界面も安定していた。
又、このシートを使用してアイスクリーム用容器を真
空成形したが、ベースシートと易引裂帯シートとの分離
がなく成形できた。この後易引裂帯シートを手で引張っ
たところ簡単に引裂く事ができた。
比較例1 易引裂帯シートとしてベースシートと同じHIポリスチ
レンを用いた他は実施例1と同様にして行った。
このシートは、シート間接着界面の接着強度が強く易
引裂帯シートから引裂く事ができなかった。
比較例2 易引裂帯シート用としてポリプロピレン(宇部興産社
製、商品名UBEポリプロE103D)を用いた他は、実施例1
と同様にして行った。
このシートは、真空成形時にベースシート樹脂に比べ
易引裂帯シートの成形伸びが甘く変形してしまった。
実施例2−4、比較例3−4 表に示す樹脂をベースシート用と易引裂帯シート用と
に用いた他は、実施例1と同様にして行った。その結果
を表に示す。
(発明の効果) 以上のとおり本発明は、ベースシートの任意の位置に
易引裂製にすぐれたシートをもうけたものであって、こ
のシートを成形して容器として用いたときに内容物を変
形および破損させることなく、容易に取り出すことので
きる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の斜視図であり、第2図は、本発明の
平面図を表すものである。 符号 1……ベースシート 2……易引裂帯シート 3……接着界面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 C08L 23:00 25:00 (56)参考文献 特開 昭64−56740(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリスチレン系樹脂もしくはポリオレフィ
    ン系樹脂ベースシートの任意の位置に易引裂帯として、
    スチレン系樹脂20〜80重量部とポリオレフィン系樹脂お
    よび/または変性ポリオレフィン系樹脂のブレンド物も
    しくは共重合体80〜20重量部およびスチレン系エラスト
    マー0〜10重量部の樹脂組成物シートを設けたことを特
    徴とする易引裂性熱可塑性樹脂シート。
  2. 【請求項2】ポリスチレン系樹脂もしくはポリオレフィ
    ン系樹脂ベースシートの任意の位置に易引裂帯として、
    スチレン系樹脂20〜80重量部とポリオレフィン系樹脂お
    よび/または変性ポリオレフィン系樹脂のブレンド物も
    しくは共重合体80〜20重量部およびスチレン系エラスト
    マー0〜10重量部の樹脂組成物シートを設けたことを特
    徴とする易引裂性熱可塑性樹脂シートからなる成形体。
JP5162488A 1988-03-07 1988-03-07 易引裂性熱可塑性樹脂シートおよびその成形体 Expired - Fee Related JPH0816168B2 (ja)

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JPH07292129A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Daicel Chem Ind Ltd 易引裂き性フィルムおよびその製造方法
JPH07292130A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Daicel Chem Ind Ltd フィルムおよびその製造方法
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