JPH08182168A - ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部 - Google Patents

ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部

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JPH08182168A
JPH08182168A JP6325422A JP32542294A JPH08182168A JP H08182168 A JPH08182168 A JP H08182168A JP 6325422 A JP6325422 A JP 6325422A JP 32542294 A JP32542294 A JP 32542294A JP H08182168 A JPH08182168 A JP H08182168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
insulating
electric field
plastic
rubber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6325422A
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English (en)
Inventor
Kotaro Saito
光太郎 斉藤
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱架橋の際に電界緩和層から絶縁補強層へ
のカーボン等の移行が生じることがなく、安定した良好
な電気性能を有するゴム・プラスチック絶縁ケーブルの
絶縁接続部を提供する。 【構成】 本発明のケーブル絶縁接続部においては、導
体接続部5の外側に架橋剤入りポリエチレンテープの巻
回等により絶縁補強層7が形成され、その外周中央部
に、架橋済みテープの巻回層9が設けられている。また
その上に、ゴム基材にカーボン等が配合された高誘電テ
ープの巻回により電界緩和層11が形成され、この電界
緩和層11を介して先端部が同軸的に対向するように、
絶縁遮蔽層8a、8bが形成されている。そして、これ
ら全体が加熱により一体に融着されかつ架橋されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴム・プラスチック絶
縁ケーブルの絶縁接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、架橋ポリエチレン絶縁ケーブ
ル(CVケーブル)のようなゴム・プラスチック絶縁ケ
ーブルの絶縁接続部としては、遮蔽層の縁切り部分に、
架橋ポリエチレン等からなる本体の絶縁補強層よりも比
誘電率εが大きく(ε=20程度)、固有抵抗ρが小さい
(ρ=107 〜1010Ω・cm)高誘電材料からなる電界緩和
層を設け、縁切り部分に加わる電界を低減した構造が採
用されている。そして、このような電界緩和層を形成す
るには、ゴムまたはプラスチック基材に炭化珪素やカー
ボンを添加した高誘電材料から成形されたテープを絶縁
補強層上に巻回し、加熱架橋して一体に融着する方法が
採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の絶
縁接続部においては、絶縁補強層および電界緩和層の架
橋の際に、これらの層を構成する材料が加熱により溶融
しながら架橋が進行するため、電界緩和層を構成する高
誘電テープ中に配合されたカーボン等が、溶融時に絶縁
補強層中に移行する。そして、このように移行したカー
ボン等は、架橋後の絶縁補強層にとっては異物そのもの
となり、電気性能(絶縁強度)の低下を引き起こすとい
う問題があった。
【0004】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたもので、加熱架橋の際に電界緩和層から絶縁補強
層へのカーボン等の移行が生じることがなく、安定した
良好な電気性能を有するゴム・プラスチック絶縁ケーブ
ルの絶縁接続部を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のゴム・プラスチ
ック絶縁ケーブルの絶縁接続部は、ケーブル導体接続部
を覆う絶縁補強層の外周に、縁切り間隔をおいて相互に
絶縁された絶縁遮蔽層を形成し、前記両絶縁遮蔽層の先
端間に電界緩和層を設けたゴム・プラスチック絶縁ケー
ブルの絶縁接続部において、前記絶縁補強層と前記電界
緩和層との間に、実質的に加熱溶融しない絶縁層を設
け、かつ前記絶縁補強層と前記絶縁遮蔽層および前記電
界緩和層を、加熱して一体に融着並びに架橋してなるこ
とを特徴とする。
【0006】本発明において、実質的に加熱溶融しない
絶縁層の形成には、電子線照射または化学架橋により、
絶縁補強層等の架橋の際の加熱で溶融しない程度に架橋
されたプラスチックテープが使用される。具体的には、
30〜100%の架橋度で架橋されたポリエチレンテープを、
0.1〜 0.3mmの厚さに巻回することにより絶縁層を形成
することが望ましい。
【0007】
【作用】本発明のゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶
縁接続部においては、両側の絶縁遮蔽層の縁切り間隔の
部分に設けられた電界緩和層と、下層の絶縁補強層との
間に、既に架橋がなされ加熱によりほとんど溶融するこ
とがない絶縁層が設けられており、接続部全体を加熱架
橋する際に、この絶縁層が上下両層を離隔するように固
体層として存在するので、電界緩和層から絶縁補強層へ
のカーボン等の移行が生じない。このように、絶縁補強
層への異物の移行混入が生じず、電気的に安定した良好
な性能を有する絶縁接続部が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は、本発明に係るゴム・プラスチック
絶縁ケーブルの絶縁接続部の一実施例を示す半截縦断面
図である。
【0010】実施例においては、図に示すように、接続
すべき両側のCVケーブル1の端部が段剥ぎ成形され、
ケーブル絶縁体2の先端から露出されたケーブル導体3
が、接続スリーブ4で相互に圧縮接続されている。そし
て、このようにして形成された導体接続部5の表面が平
滑に加工され、その外周に半導電性テープの巻回等によ
り内部半導電層6が形成されている。また、内部半導電
層6の上には、架橋剤を配合したポリエチレンテープの
ような絶縁プラスチックテープの巻回により、あるいは
絶縁プラスチックの押出成形により、両側のケーブル絶
縁体2に跨って絶縁補強層7が設けられている。
【0011】そして、この絶縁補強層7の外周中央部
(導体接続部5の直上)には、電子線照射架橋または化
学架橋により架橋されたポリエチレンテープ(架橋度30
〜100%)が、所定の長さに亘って 0.1〜 0.3mmの厚さで
巻回されており、架橋済みテープの巻回層9が形成され
ている。また、この架橋済みテープの巻回層9の両側の
絶縁補強層7外周には、一対の絶縁遮蔽層8a、8b
が、半導電性テープの巻回あるいは半導電性熱収縮性チ
ューブの被覆収縮等により形成されている。これらの絶
縁遮蔽層8a、8bは、それぞれ一端(後端)が両側の
図示しないケーブル外部半導電層と電気的に接続され、
かつ先端部が後述する電界緩和層を介して同軸的に対向
するように設けられている。
【0012】すなわち、一方の側の絶縁遮蔽層8aが、
架橋済みテープの巻回層9の端部を覆うように延出さ
れ、この絶縁遮蔽層8a上から架橋済みテープの巻回層
9上に亘って、例えばゴム基材に炭化ケイ素とカーボン
を配合した高誘電材料のテープ(ε=20程度、ρ=107
〜1010Ω・cm)を巻回することにより、紡錘状の電界緩
和層11が形成されている。そしてこの電界緩和層11
の外周に、他方の側の絶縁遮蔽層8bが延出形成されて
いる。
【0013】そして、これら全体すなわち絶縁補強層
7、絶縁遮蔽層8a、8bおよび電界緩和層11が、加
熱により一体に融着されかつ架橋されている。
【0014】このように構成される実施例のCVケーブ
ルの絶縁接続部においては、両側の絶縁遮蔽層8a、8
bの縁切り部に設けられた電界緩和層11と、下層の絶
縁補強層7との間に、30〜100%の架橋度で架橋されたポ
リエチレンテープの巻回層9が介挿され、この層は加熱
によりほとんど溶融することがないので、接続部全体を
加熱架橋し融着一体化する際に、電界緩和層11から下
層の絶縁補強層7へカーボン等が移行することがない。
したがって、絶縁補強層7中の異物が増大せず、電気的
に安定した良好な性能を有する絶縁接続部が得られる。
【0015】またこの絶縁接続部では、同軸的に配置さ
れた絶縁遮蔽層8a、8bの先端間が、電界緩和性を有
する高誘電材料で構成されているので、電界緩和層11
から外側への電界のもれ出しがなく、縁切り部に電界が
ほとんどかからない。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部によれ
ば、絶縁遮蔽層の縁切り部に設けられた電界緩和層と下
層の絶縁補強層との間に、架橋済みで加熱によりほとん
ど溶融しない絶縁層が設けられているので、接続部全体
を加熱架橋する際に、電界緩和層から絶縁補強層へのカ
ーボン等の移行が生じない。したがって、電気的に安定
した良好な性能を有する絶縁接続部が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶
縁接続部の一実施例を示す半截縦断面図。
【符号の説明】
1………CVケーブル 2………ケーブル絶縁体 5………導体接続部 7………絶縁補強層 8a、8b………絶縁遮蔽層 9………架橋済みテープの巻回層 11………電界緩和層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル導体接続部を覆う絶縁補強層の
    外周に、一対の絶縁遮蔽層を、先端部が電界緩和層を介
    して同軸的に対向するように設けたゴム・プラスチック
    絶縁ケーブルの絶縁接続部において、 前記絶縁補強層と前記電界緩和層との間に、実質的に加
    熱溶融しない絶縁層を設け、かつ前記絶縁補強層と前記
    絶縁遮蔽層および前記電界緩和層を、加熱して一体に融
    着並びに架橋してなることを特徴とするゴム・プラスチ
    ック絶縁ケーブルの絶縁接続部。
  2. 【請求項2】 前記加熱溶融しない絶縁層が、30〜100%
    の架橋度で架橋されたプラスチックテープの巻回層であ
    る請求項1記載のゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶
    縁接続部。
JP6325422A 1994-12-27 1994-12-27 ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部 Withdrawn JPH08182168A (ja)

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JP6325422A JPH08182168A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部

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JP6325422A Withdrawn JPH08182168A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 ゴム・プラスチック絶縁ケーブルの絶縁接続部

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