JPH0820280B2 - 発光指針付き計器 - Google Patents

発光指針付き計器

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JPH0820280B2
JPH0820280B2 JP2025661A JP2566190A JPH0820280B2 JP H0820280 B2 JPH0820280 B2 JP H0820280B2 JP 2025661 A JP2025661 A JP 2025661A JP 2566190 A JP2566190 A JP 2566190A JP H0820280 B2 JPH0820280 B2 JP H0820280B2
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明彦 井上
直人 小川
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日本電装株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車のスピード表示、回転数表示、燃料
量表示等に用いられる発光指針付き計器に関する。
[従来の技術] 従来より、自動車に用いられる計器では、夜間走行中
等の計器の指針の位置を確認することができるようにす
るために、発光指針付きのものが用いられている。例え
ば、第24図に示すように、指針50の表面側にエレクトロ
ルミネッセンス52(以下、EL52と言う)を固着し、入力
端子54,56を介してバッテリ58から駆動回路60により100
ボルト以上に昇圧した交流電圧をEL52に印加することに
より、EL52を発光させていた。また、実開昭54−29056
号公報にあるように、透明な指針を設け、この指針の取
付ボス部から発光体により指針を照明して、指針全体が
発光して見えるようにしたものも提案されている。更
に、実開昭54−179773号公報にあるように、指針の先端
に発光素子を取り付けてたものも提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来の指針では、夜間走行中
等において指針の位置を確認できるが、単に、均一な輝
度で発光させるのみであった。そのため、運転者等は、
均一な輝度で発光している指針を見ても、特別に指針が
表示している状態に注意が引き付けられるわけではな
い。また、夜間走行中等などに計器が多数配置されてい
るパネルを見たときに、運転者が情報を得たい指針を見
て、瞬間的にその指針が表示している状態を認識するこ
とが容易でない場合もあるという問題があった。
そこで本発明は上記の課題を解決することを目的と
し、注意が引き付けられ瞬間的に認識できる視認性の向
上を図った発光指針付き計器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の
本発明は、 回転自在に固定された回転軸を回動するムーブメント
を有し、該ムーブメントに対して所定の情報に応じた信
号を供給して、該信号に応じた位置に前記回転軸を回動
させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体とな
って回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複
数個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子
に一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側
に接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアス
プリングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段
と、 を備え、前記複数個の発光素子は、前記指針において回
転移動速度の速い長手方向先端に行くに従い密となるよ
うに配置されていることを特徴とする発光指針付き計器
を要旨としている。
そして、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載
の発光指針付き計器において、前記複数個の発光素子
は、前記通電手段により並列接続されていることを特徴
としている。
次に、請求項3に記載の本発明は、 回転自在に固定された回転軸を回動するムーブメント
を有し、該ムーブメントに対して所定の情報に応じた信
号を供給して、該信号に応じた位置に前記回転軸を回動
させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体とな
って回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複
数個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子
に一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側
に接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアス
プリングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段
と、 を備え、前記複数個の発光素子は、前記通電手段によ
り、前記指針において回転移動速度の速い長手方向先端
に行くに従いその通電量が大とされていることを特徴と
する発光指針付き計器を要旨としている。
そして、請求項4に記載の本発明は、請求項3に記載
の発光指針付き計器において、前記通電手段は、前記複
数箇所に配置される各々の発光素子を抵抗体を介して並
列接続するもので、前記指針の先端に行くに従い該抵抗
体の抵抗値が小とされていることを特徴としている。
次に、請求項5に記載の本発明は、 回転自在に固定された回転軸を回動するムーブメント
を有し、該ムーブメントに対して所定の情報に応じた信
号を供給して、該信号に応じた位置に前記回転軸を回動
させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体とな
って回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複
数個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子
に一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側
に接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアス
プリングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段
と、 を備え、 前記発光素子は、発光色の異なる発光素子が配列され
たものであると共に、 前記通電手段は、前記情報に基づいて、同じ発光色の
発光素子毎に点灯させる通電状態と、異なる発光色の発
光素子を交互に点灯させて混合色を発生させる通電状態
とを切り換えることを特徴とする発光指針付き計器を要
旨としている。
そして、請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載
の発光指針付き計器において、前記発光素子は、発光色
が異なるもの毎に、前記指針の長手方向に沿って複数列
に配置されていることを特徴としている。
[作用] 上記のように構成された請求項1に記載の発光指針付
き計器においては、ムーブメントの回転軸に指針が固定
されており、駆動手段が、ムーブメントに対して所定の
情報に応じた信号を供給することにより、その信号に応
じた位置に、ムーブメントの回転軸を回動させる。
すると、指針は回転軸と一体となって回動するのであ
るが、指針の長手方向における複数箇所には発光素子が
配置されている。そして、その発光素子には、通電手段
によって、導電性のヘアスプリングを介して通電が行わ
れる。尚、ヘアスプリングは、発光素子に接続されて指
針側から伸びた端子に一端が接続されると共に、他端が
ムーブメント側に接続されており、このヘアスプリング
により、回動する指針の発光素子に対して簡単な構成で
通電が行えるようになる。
ここで、請求項1に記載の発光指針付き計器におい
て、指針に配置された複数個の発光素子は、指針におい
て回転移動速度の速い長手方向先端に行くに従い密とな
るように配置されている。
従って、請求項1に記載の発光指針付き計器によれ
ば、指針の回転軸側から先端側へ向けて発光の度合が徐
々に大きくなるため、回動する指針の視認性を大きく向
上させることができる。
即ち、回動する指針では、指針の回転軸側(根元側)
よりも先端側の方が回転による移動速度が速いため、指
針をただ単に明るく発光させただけでは、指針の回動状
態を違和感なく且つ瞬時に把握することはできない。そ
こで、本発明のように指針の先端に行くに従って明るく
発光させることにより、回転する指針の視認性を違和感
なく且つ大きく向上させることができるのである。
そして、この場合、請求項2に記載のように、指針に
配置される複数個の発光素子を並列に接続しておけば、
非常に簡単な構成で、指針を先端側に行くほど明るく発
光させることができる。
次に、請求項3に記載の発光指針付き計器において
も、請求項1に記載の発光指針付き計器と同様に、ムー
ブメントの回転軸と一体となって回動する指針の長手方
向における複数箇所に、発光素子が配置されている。そ
して、その複数個の発光素子は、通電手段によって、指
針において回転移動速度の速い長手方向先端に行くに従
いその通電量が大きくなるように通電される。
従って、請求項3に記載の発光指針付き計器によって
も、請求項1に記載の発光指針付き計器と全く同様に、
指針の回転軸側から先端側へ向けて発光の度合が徐々に
大きくなるため、回動する指針の視認性を違和感なく且
つ大きく向上させることができる。
そして、この場合、請求項4に記載のように、指針に
配置される各々の発光素子を抵抗体を介して並列接続
し、且つ、その抵抗体の抵抗値を、指針の先端に行くに
従い小さく設定すれば、非常に簡単な構成で、指針を先
端側に行くほど明るく発光させることができる。
次に、請求項5に記載の発光指針付き計器において
も、請求項1〜請求項4に記載の発光指針付き計器と同
様に、ムーブメントの回転軸と一体となって回動する指
針の長手方向における複数箇所に、発光素子が配置され
ている。
ここで、請求項5に記載の発光指針付き計器におい
て、指針には、発光色の異なる発光素子が配列されてお
り、通電手段が、駆動手段に与えられる情報に基づい
て、同じ発光色の発光素子毎に点灯させる通電状態と、
異なる発光色の発光素子を交互に点灯させて混合色を発
生させる通電状態とを切り換える。
従って、請求項5に記載の発光指針付き計器によれ
ば、指針の色を変えることで、指針の視認性を向上でき
る上に、指針の回動状態以外にも色による情報を提供で
き、しかも、指針の色を、配置される発光素子の発光色
以上の種類に変化させることができるため、指針を見る
者に対して、より多くの情報を提供することが可能とな
る。
そして、この場合、請求項6に記載のように、発光素
子を、発光色が異なるもの毎に指針の長手方向に沿って
複数列に配置することにより、指針の色を長手方向全体
に変化させることができるため、指針の視認性を一層向
上させることができる。
[実施例] 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である発光指針付き計器の
概略構成図である。1は指針であって、指針1は、指針
基板2を備え、指針基板2の表面には、その長手方向に
沿って多数の発光素子としての発光ダイオード4…が1
列に配設されている。本実施例では、第2図に示すよう
に、指針基板2の先端に行くにしたがって配列された発
光ダイオード4…の間隔が短くなるように、即ち、先端
側の発光ダイオード4…の並びが密となるようになされ
ている。そして、発光ダイオード4…は指針基板2ごと
周知の光拡散効果を有する樹脂6によって保護密封され
ている。
この指針1は保持器8に熱かしめ等によって固定され
ており、保持器8の嵌合孔8aが、周知の入力される情報
に応じて回転軸10を回転移動するムーブメント12のこの
回転軸10に嵌合されて固定されている。ムーブメント12
の受け台12aには、絶縁体で作られた保持板14がビス16
によって固定されており、この保持板14には、電気的に
絶縁されてかしめ等により電源側陽極端子18と電源側陰
極端子20とが立設されている。そして、電源側陽極端子
18の先端には、ゼンマイ状に巻回された導電性を有する
リン青銅若しくはベリリウム銅製等のヘアースプリング
22の一端がはんだ付け等の電気的導通をもたせて固定さ
れている。このヘアースプリング22の他端は、同様に電
気的導通をもたせて陽極端子26に固定されており、陽極
端子26は、前記保持器8に嵌挿・固定されている。そし
て、この陽極端子26の端部は基板2上のプリント配線、
ボンディングワイヤ等により発光ダイオード4…の陽極
側に電気的に接続されている。
また、電源側陰極端子20の先端には、同じくゼンマイ
状に巻回された導電性を有するヘアースプリング24の一
端が電気的導通をもたせて固定されている。このヘアー
スプリング24の他端は、電気的導通をもたせて陰極端子
28に固定されており、陰極端子28は、前記保持器8に嵌
挿・固定されている。そして、この陰極端子28は基板2
上のプリント配線、ボンディングワイヤ等により発光ダ
イオード4…の陰極側に電気的に接続されている。
更に、前記電源側陽極端子18は、抵抗30を介してバッ
テリ32の陽極側に接続されており、電源側陰極端子20
は、バッテリ32の陰極側に接続されている。
前述した発光ダイオード4…、陽極端子26、陰極端子
28、バッテリ32等により構成される電気回路を第4図に
示す。このように、複数の発光ダイオード4…は、本実
施例では、4個ずつが直列に接続されており、それらの
直列に接続された発光ダイオード4…が、それぞれ並列
に接続されている。そして、抵抗30によって、発光ダイ
オード4…に過大な電流が流れて破壊されることを防止
するようになされている。
次に、本実施例の発光指針付き計器の作動について説
明する。
まず、ムーブメント12に情報に応じた信号が入力され
ると、その情報に応じて回転軸10が両ヘアースプリング
22,24の付勢力に抗して巻き上げる方向に回転移動す
る。この回転軸10の回転移動によって、保持器8を介し
て指針1が回転移動する。そして、ムーブメント12の回
転力とヘアースプリング22,24の付勢力とが釣りあった
ときに回転を停止し、入力信号に応じた情報を指示す
る。
また、バッテリ32により電圧が印加されて、抵抗30、
電源側陽極端子18、ヘアースプリング22、陽極端子26、
発光バイオード4…、陰極端子28、ヘアースプリング2
4、電源側陰極端子20を順次電流が流れる。これによ
り、指針1が停止していても、また回転移動中であって
も発光ダイオード4…が発光する。これにより、夜間走
行中等の場合でも、指針1を容易に視認することができ
る。そして特に、本実施例では、指針1の先端側に行く
ほど発光ダイオード4…が密に配設されているため、指
針1の輝度は、回転軸10側から先端側へ向けて徐々に大
きくなる。よって、車両等の運転者は、指針1の先端側
に注意が引き付けられるだけではなく、指針1の回転速
度が大きい場合でも、指針1の回動状態を違和感なく且
つ瞬時に把握することができ、計器の本来の目的である
情報の伝達を確実に、しかも瞬間的に容易に行うことが
できる。
尚、前述した指針1を用いた計器として、スピードメ
ータ、タコメータ、燃料計、油圧計、電圧計、温度計等
に適用可能である。また、指針1の側面や底面には、光
不透過塗装を施して、上面のみが光るようにしてもよ
い。
次に、前述した実施例では、指針1の先端に行くにし
たがって、発光ダイオード4…を密に配置したが、発光
ダイオード4…の配置はこの場合にかぎらず、第5図に
示す第2実施例のように、指針基板2上に等間隔で発光
体ダイオード4…を配置してもよい。この場合には、第
6図に示す如く、数個ずつ直列に配列した発光ダイオー
ド4…にそれぞれ直列に抵抗34〜36を接続し、この抵抗
34〜36の抵抗値を指針1の先端側に配列した発光ダイオ
ード4…に行くにしたがって小さくして、指針1の先端
側に行くにしたがって、発光ダイオード4…の輝度が増
加するように構成してもよい。
これによって、前述した場合と同様に、夜間走行中等
において、指針1の先端側が強く光るので、指針1を容
易に視認でき、瞬間的に指針1を見た場合でも確実に指
示の値を確認できる。
第7図〜第18図は第3実施例を示す。
第3実施例は、指示計器の指針表示装置に関するもの
であり、速度計,回転計,燃料計,温度計,圧力計,時
計等の指示計器に用いるものである。また、各計器の情
報に対し、色変化をもたせる等の機能を付与されてい
る。
第3実施例の従来の技術として、屈撓可能な導電性金
属材にて形成された周知の指針部材に絶縁膜を介して導
電層を設け、この導電層と指針部材自身の導電性とで該
指針に取付けられる発光素子などへの導通回路とする考
案(実開昭54−179773号)が出されているが、発光素子
が先端に1ケのみ設定されているため、先端が単に発光
するものであり、指針を全体的に発光させることができ
ない。また、単色でかつ素子が1ケしかないため、色変
わりをさせるようなことができない等の問題点があっ
た。
第3実施例は、指針1の長手方向に設けた指針基板2
に発光ダイオードチップ4,4′の順方向を互いに反対方
向(2方向)にした例えば黄色と赤色の発光ダイオード
を配設し、この発光ダイオードを発光窓枠を有する樹脂
6に組み込み、二つの電気接続用端子18,20を設け、指
針基板2と電気配線し、ヘアスプリング22,24を介し
て、外部発光制御装置29と電気配線したものである。な
お、外部発光制御装置29は、外部信号を受け、指針1に
表示信号を送る。その他の構成は、第1実施例と同じで
あるので第1実施例で同じ構成要素に対しては同じ符号
を付し、その説明を省く。なお、第8図において発光ダ
イオード4,4′は2列に並んでいるが必ずしも2列に配
列する必要はない。
この構成にすることにより、例えば速度計において、
ある一定速以上になった時、通常発光色(黄色)から、
それと逆方向に電流を流し、赤色発光に指針発光色を切
替えたり、あるいは、黄色,赤色の発光ダイオードチッ
プを交互に点灯するために、外部発光制御装置29にて電
流方向をパルス的に切替えるようにし、黄色と赤色の混
合色(アンバー)を作り出したり、外部発光制御装置29
の発信パターンを変えることにより、黄色,アンバー,
赤色の3色色替わりを可能にする。また、第21図に示す
ように前記混色において、外部発光制御装置29のパルス
デューティ比を可変抵抗器17により変える機能をもたせ
ることにより、ユーザーが任意に色を設定することもで
きる。あるいは、例えば第24図のように速度計の動きに
おいて、車速が0km/hrから高速になるに従い、発光ダイ
オード4,4′の色を徐々に黄色から赤色に変化させて行
くことも可能になる。
なお、発光ダイオード4,4′の点灯切替が可能であれ
ば、外部発光制御装置29からの信号は、第17図に示す
+,−の入力信号以外でも良い。
以上説明したように第3実施例により、2色以上の多
色色変わりが可能となり、また指針全長、あるいはウォ
ーニングのように局部的に発光し、使用者に指針1を介
して、各種の情報を提供する効果が得られる。
第19図〜第23図は第4実施例を示す。第4実施例は自
動車の水温計の警告表示,燃料計の残量警告表示,メー
タ照明多重切替対応等に使用される。
第4実施例の従来技術としては、冷陰極管等の単色自
発光指針が、指針計器に採用されている。また、前述の
ように実開昭54−179773号のような発光素子を内蔵した
指針構造が提案されているが、発光色は、電気受信端子
数が2端子であるため、単一色に限定されてしまう。従
って、指針発光部の色替わりを例えばアンバーから赤色
にするような警告機能を付加することはできない。
仮に、複数の端子とし、警告機能を付加することがで
きたとしても、指針の電気配線が極めて複雑になり、生
産面,品質面,コスト面に多くの様々な課題が残り、量
産は非常に困難である。
第4実施例は前記の欠点を除去したものであり、安定
して量産化するため、指針発光用電気受信端子を従来技
術と同様2端子とし、指針構造としては、プリント板に
色が異なり極性が異なる2色(本実施例ではアンバーと
赤)の発光ダイオードを各々交互に複数配設し、各々の
発光ダイオードの発光状態を制御する外部制御回路を備
える構成とした。
第4実施例の指示計器は水温計である。水温表示とし
て、自発光指針色を変えるもので、クールゾーン時は指
針色はアンバー、常温ゾーン時は指針色は緑、オーバー
ヒート警告表示時は指針色は赤の3色に色替わりするよ
うにした。この3色色替わりをさせるため、外部制御回
路86の駆動信号としては、3パターン設定し、第19図の
端子81に+電位、もう一方の端子82は−電位、次に各々
の端子に伝えられる信号を第23図のように、交流波形を
印加、更に端子81に−電位、もう一方の端子82を+電位
になるように制御するものとした。指針基板2に配設す
る発光ダイオード4は、第21図のように、極性の異なる
アンバーと赤の2色を銅箔83に組み込んだ。84,85はボ
ンディングワイヤを示す。第22図は第21図の発光ダイオ
ードの配線図を示す。各々の表示における、指針発光状
態と、駆動信号の関係は、第23図の通りである。即ち、
クールゾーン時には、端子81に+電位を印加すると共に
端子82に−電位を印加して、指針1をアンバーに発光さ
せ、常温ゾーン時には、端子81,82間に極性が異なる電
圧を交互に印加して、指針1を緑(アンバーと赤の中間
色)に発光させ、オーバーヒート時には、端子81に−電
位を印加すると共に端子82に+電位を印加して、指針1
を赤に発光させる。その他の構成は、第1実施例と同じ
であるので第1実施例と同じ構成要素に対しては同じ符
号を付し、その説明を省く。
なお、第4実施例では3色に限定したが、駆動信号の
パルス周期を変えることにより、配設する2色の発光ダ
イオードの中間色を様々に設定することができる。用途
としては、ユーザーが任意に色設定をすることのできる
可変指針色機能としても活用することができる。
以上実施例を種々に説明したが、本発明はこの様な実
施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の発光指針付き計器によ
れば、回動する指針の視認性を大きく向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての発光指針付き計器の
一部断面図、第2図は本実施例の指針の上面図、第3図
は本実施例の発光指針付き計器の斜視図、第4図は本実
施例の電気回路図、第5図は第2実施例としての発光指
針付き計器の説明図、第6図は第2実施例の電気回路図
である。 第7図は本発明の第3実施例をその一部を破断して示し
た正面図、第8図は発光ダイオードを配設した指針の平
面図、第9図は第3実施例の概略斜視図、第10図は第3
実施例の回路図、第11図は第3実施例において外部発光
制御装置の他に可変抵抗器を設けた回路図、第12図は局
部発光させるために指針先端に発光ダイオードを多く配
設した実施例で(イ)は平面図、(ロ)は正面図、第13
図は第12図の指針用の2種の発光ダイオード4,4′を含
む回路図、第14図は発光切替例の説明図、第15,16図は
ともに第12図の指針の発光例図、第17,18図はそれぞれ
第15,16図の発光例に対応する制御信号例図である。 第19図は第4実施例をその一部を破断して示した正面
図、第20図は指針と変色ゾーンを有する目盛板との関係
位置を示す平面図、第21図は全体色替り(アンバー→緑
→赤)の場合で(イ)は指針の正面図、(ロ)は発光ダ
イオードの配線を示す平面図、(ハ)は(ロ)の正面
図、第22図は第21図の発光ダイオードの配線図、第23図
は駆動信号の一例図、第24図は従来の発光指針付き計器
の概略構成図である。 1……指針、2……指針基板、4、4a、4b、4c、4d、4
e、4f、4g……発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−172220(JP,A) 実開 昭63−190919(JP,U) 実開 昭60−118916(JP,U) 実開 昭54−157502(JP,U) 実開 昭52−56744(JP,U) 実開 昭51−37810(JP,U) 実開 昭48−92444(JP,U) 実公 昭40−693(JP,Y1)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転自在に固定された回転軸を回動するム
    ーブメントを有し、該ムーブメントに対して所定の情報
    に応じた信号を供給して、該信号に応じた位置に前記回
    転軸を回動させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体となっ
    て回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複数
    個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子に
    一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側に
    接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアスプ
    リングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段と、 を備え、前記複数個の発光素子は、前記指針において回
    転移動速度の速い長手方向先端に行くに従い密となるよ
    うに配置されていることを特徴とする発光指針付き計
    器。
  2. 【請求項2】前記複数個の発光素子は、前記通電手段に
    より並列接続されていることを特徴とする請求項1記載
    の発光指針付き計器。
  3. 【請求項3】回転自在に固定された回転軸を回動するム
    ーブメントを有し、該ムーブメントに対して所定の情報
    に応じた信号を供給して、該信号に応じた位置に前記回
    転軸を回動させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体となっ
    て回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複数
    個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子に
    一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側に
    接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアスプ
    リングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段と、 を備え、前記複数個の発光素子は、前記通電手段によ
    り、前記指針において回転移動速度の速い長手方向先端
    に行くに従いその通電量が大とされていることを特徴と
    する発光指針付き計器。
  4. 【請求項4】前記通電手段は、前記複数箇所に配置され
    る各々の発光素子を抵抗体を介して並列接続するもの
    で、前記指針の先端に行くに従い該抵抗体の抵抗値が小
    とされていることを特徴とする請求項3記載の発光指針
    付き計器。
  5. 【請求項5】回転自在に固定された回転軸を回動するム
    ーブメントを有し、該ムーブメントに対して所定の情報
    に応じた信号を供給して、該信号に応じた位置に前記回
    転軸を回動させる駆動手段と、 前記回転軸に固定されると共に、該回転軸と一体となっ
    て回動する指針と、 前記指針の長手方向における複数箇所に配置された複数
    個の発光素子と、 前記発光素子に接続されて前記指針側から伸びた端子に
    一端が接続されると共に、他端が前記ムーブメント側に
    接続された導電性のヘアスプリングを有し、該ヘアスプ
    リングを介して前記発光素子に通電を行う通電手段と、 を備え、 前記発光素子は、発光色の異なる発光素子が配列された
    ものであると共に、 前記通電手段は、前記情報に基づいて、同じ発光色の発
    光素子毎に点灯させる通電状態と、異なる発光色の発光
    素子を交互に点灯させて混合色を発生させる通電状態と
    を切り換えることを特徴とする発光指針付き計器。
  6. 【請求項6】前記発光素子は、発光色が異なるもの毎
    に、前記指針の長手方向に沿って複数列に配置されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の発光指針付き計器。
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