JPH08203029A - 薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法

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JPH08203029A
JPH08203029A JP2459395A JP2459395A JPH08203029A JP H08203029 A JPH08203029 A JP H08203029A JP 2459395 A JP2459395 A JP 2459395A JP 2459395 A JP2459395 A JP 2459395A JP H08203029 A JPH08203029 A JP H08203029A
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JP
Japan
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marker
resist
plating base
forming
thin film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2459395A
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English (en)
Inventor
Takahide Ono
隆英 小野
Kazuhiko Ogawara
一彦 大河原
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FDK Corp
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FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない工程数で反射率の高い薄膜磁気ヘッド
用のマーカーを製造すること 【構成】 基板20表面に凹部23,凸部24を形成し
(図(B))、表面全面に下部磁極層形成用のメッキベ
ース(パーマロイ)25を形成し(図(C))、レジス
ト26を用いてパターンニングを行い、第2孔部27か
ら露出するメッキベース上に下部磁極層27を形成する
(図(D))。レジスト26を除去後、さらに別のレジ
ストによるパターンニングを行い、凹部,凸部表面のみ
にレジスト29を残し、上方よりイオンミルをかけ(図
(E))、露出されたメッキベースが除去した後レジス
ト29を除去してマーカー30が形成される(図
(F))。このように、メッキベースをマーカーに転用
することにより、マーカー独自の製造工程が省略され
る。パーマロイの反射率は高く、マーカー性能も向上す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドのマー
カー形成方法に関するもので、より具体的には、薄膜磁
気ヘッドの製造工程において、各層を形成する際のパタ
ーン形成のために行なう露光処理の際に使用するパター
ンマスクを位置合わせする時の目印のための反射膜(マ
ーカー)を形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方
法としては、例えば図4に示すように、基板1の上部に
レジスト2を塗布した後、露光現像処理を行い、所定位
置に孔部3を形成する。この時、孔部3は所定の間隔を
おいて複数(2個)形成し、その中間にレジスト2が所
定形状で残存するように形成されている(同図
(A))。
【0003】この状態で基板1の上方からイオンミルを
かけることにより、基板1が孔部3によって露出された
位置に凹部4を形成する。凹部4の中心には、孔部3の
中心に残存したレジスト2によって凸状となった凸部5
が形成される(同図(B))。次いで、レジストを除去
するとともに、露出された基板1の表面(凹部4の内壁
面,凸部5の表面も含む)にTiを蒸着させ反射膜6を
形成する(同図(C))。
【0004】そして、反射膜6の上面にレジストを塗布
した後、露光現像処理を行い、凹部4,凸部5の上方に
レジスト7を残存させて、残りのレジストを除去する。
(同図(D))。
【0005】その後、基板1の上方よりイオンミルをか
けることにより、露出された反射膜6(レジスト7によ
って保護されていない反射膜6)を除去し、リムーバに
よってレジスト7を除去することで、基板1の上面所定
位置(凸部5の形成位置)に反射膜6を露出させる(同
図(E))。そして、係る反射膜が露光現像処理のパタ
ーンマスクの位置を決定させるマーカー8となる。
【0006】上記のようにして形成したマーカーを用い
て実際の薄膜磁気ヘッドの各層を製造する工程について
説明する。製造する層として磁極層の例を示す。図5に
示すように、基板1及び基板1の上部所定位置に形成さ
れたマーカー8の上面にパーマロイ等を蒸着させて、メ
ッキベース9を形成する(同図(A))。そして、メッ
キベース9の上面にレジスト10を塗布し、露光現像処
理を行なって、所定位置に孔部11を形成し、メッキベ
ース9を露出させる。そしてその露出したメッキベース
9上に、メッキを成膜し磁極層12を形成する(同図
(B))。
【0007】次いで、リムーバによりレジストを除去し
(同図(C))、さらに、上方よりイオンミルをかける
ことで、不要なメッキベースを除去し、磁極層12の下
部のみにメッキベース9を残して、磁極層を基盤に強固
に密着させるとともに、マーカー8を露出させる(同図
(D))。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法では、マー
カー8となる反射膜6をTiによって形成するとφ1μ
m程度の凸状の粒が発生する場合があり、反射膜の反射
率が劣化するので、パターンマスクの位置合わせに障害
を発生することが確認されている。
【0009】また、従来の方法では、マーカーのみを単
独で形成しているので、その工程が煩雑であり、製造に
要する時間がかかり生産性が低下するとともに、コスト
の増加を招く。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題点を解
決し、マーカー表面に凸状の粒が発生することを防ぎ、
正確なパターンマスクの位置合わせを可能にして高性能
の磁気ヘッドを製造することができ、さらに、マーカー
形成の工程を短縮化することができ、生産性が良好でコ
ストの低減を図ることのできる薄膜磁気ヘッドのマーカ
ー形成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法
では、基板上面にパターンニングを行い、マーカー形成
位置に凸部及び凹部を形成し、前記凸部及び凹部を含む
前記基板上面に下部磁極層形成用のメッキベースを形成
し、前記メッキベース上の所定位置に下部磁極層を形成
する。次に、前記凸部及びその凸部近傍の凹部底面を含
む所定部分に位置する前記メッキベースを覆う保護層を
形成するとともに、露出する前記メッキベースを除去す
る。その後、前記保護層を除去することにより、前記凸
部及び凹部上に残った前記メッキベースをマーカーとし
た。
【0012】
【作用】下部磁極層形成用のメッキベースを、本来の導
体膜として使用するとともに、凸部,凹部上に形成され
たメッキベースを反射膜(マーカー)として使用するこ
とにより、マーカー製造工程と、磁極層形成工程が共通
化される。これによりマーカー単独で製造する工程(パ
ターンニング,成膜工程等)が削減される。
【0013】また、本発明で使用するメッキベースとし
ては、メッキベース本来の機能とともに反射率も良好
(マーカーとしての機能が発揮できる程度であればよ
い)である必要があるが、一般に磁極層のメッキベース
として使用されるパーマロイは、その条件を満たし、T
iよりも反射率は高い。また、メッキベースでは、Ti
のような微小な粒も発生せず、その表面は平坦となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマーカ
ー形成方法の好適な実施例を添付図面を参照にして詳述
する。図1に本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマーカー形
成方法の第1実施例を示す。基板20の上面にレジスト
21を塗布し、露光現像処理により、所定位置に第1孔
部22を形成する。この時、第1孔部22は所定の間隔
をおいて複数(2個)形成し、その中間にレジスト21
が所定形状で残存するように形成されている(同図
(A))。
【0015】次いで、上方よりイオンミルをかけること
により、レジスト21に形成された第1孔部22の底面
(基板1の露出部分)がエッチングされ、所定深さの凹
部23を形成する。このとき、第1孔部22の中心には
レジスト21が残存しているので、凹部23の中心には
凸部24が形成される(同図(B))。
【0016】そして、リムーバによってレジスト21を
除去した後、露出された基板20の上面全体(凹部23
の内壁面,凸部24の表面を含む)にパーマロイ等を蒸
着させて、メッキベース25を形成する。ただし、メッ
キベース25は、その構造をパーマロイだけにすると密
着性が悪いので、メッキベース25の構造をパーマロイ
の下地にろう材として使用するTi層の膜厚を適宜設定
し、密着力の確保を図っている(同図(C))。
【0017】次いで、その上面全体にレジスト26を塗
布し、露光現像処理を行い、形成する層(この例では下
部磁極層)のパターン形状からなる第2孔部27を形成
し、上記メッキベース25を露出させ、その基板20を
メッキ浴に浸漬させてその露出したメッキベース25上
にメッキ層を成膜し、所定形状の下部磁極層28を形成
する(同図(D))。
【0018】そして、上記レジスト26を除去後、再び
全面にレジストを塗布するとともに露光現像処理を行
い、余分なレジストを除去することにより凹部23及び
凸部24の上部のみを覆う保護層たるレジスト29を残
す(同図(E))。
【0019】次いで、基板20の上方よりイオンミルを
かけ、露出されたメッキベース25を除去し、残存した
レジスト29の下部及び磁極層28の下部にのみメッキ
ベース25を残存させる。その後、レジスト29を除去
し、その下部に形成されていたメッキベースを露出さ
せ、マーカー30となる反射膜を形成する(同図
(F))。
【0020】上記のように、本実施例では磁極層の下部
に形成するメッキベースをマーカーとしても使用するこ
とで、従来のようにマーカー自体を別個に形成する必要
がないので、係る工程数が削減でき、生産性が向上す
る。
【0021】しかも、本例のマーカー30は、下部磁極
層と同様にパーマロイを用いて形成される。そしてこの
パーマロイは、従来のマーカーに使用されているTiよ
りも、反射性が良好でありマーカーとしての機能が高
い。
【0022】図2は本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマー
カー形成方法の第2実施例を示している。すなわち、パ
ーマロイは、Tiに比べて酸や塩基性の溶剤に対する対
腐食性が弱い。従って、その後の薄膜磁気ヘッド各層の
製造工程において用いられるウエットエッチング等の時
に使用される酸や塩基性の溶剤がパーマロイからなるマ
ーカー30に触れると、それを浸蝕してしまうおそれが
ある。また、従来のTiの場合も若干ではあるが浸蝕さ
れることがあるので、実際にはマーカーの上部をフォト
レジストからなる保護パターンで覆うようにしている。
従って、本実施例でも同様にマーカー30の上部を保護
パターン31で被覆する(図3(A)参照)。この時、
従来のTiの時に用いていたマスクを用いて保護パター
ンを形成すると、図示するようにマーカーの大きさと保
護パターンの大きさが一致する。すると、酸または塩基
性の溶剤中に浸漬させると、保護パターン31と基板2
0との境界から溶剤が染み込み、マーカー30の上端側
から徐々に浸蝕してしまうおそれがある。
【0023】そこで本実施例では、係る溶剤等による悪
影響を受けることがないようにしている。具体的には、
第1実施例における図1(A)〜(D)までと同様の処
理を行い、図2(A)に示すように、基板20上の上部
所定位置に凹部23(中央に凸部24を有する)を形成
し、その基板20の表面全面に下部磁極層28を形成す
るためのメッキベース25を蒸着により形成し、そのメ
ッキベース25の上面全体に塗布されたレジスト26の
所定位置に第2孔部27が形成され、その第2孔部27
内のメッキベース26上にメッキ膜を成膜して下部磁極
層28が形成される(同図(A))。
【0024】この状態からレジスト26を除去した後、
再度表面全面にレジストを塗布し露光現像処理を行い、
凹部23及び凸部24の上方にレジスト35を残存させ
る(同図(B))。この時、上記した第1実施例と相違
して凹部23の側端面(凸部24から離れた部分)の上
部はレジスト35を残さないようにし、メッキベース2
5を露出させるようにしている。
【0025】次いで、上方よりイオンミルをかけること
でレジスト35で覆われていない露出したメッキベース
25を除去した後、リムーバによってレジストを除去す
ることにより、レジストに保護されていたメッキベース
を露出させる。このメッキベースは凹部21の底面の一
部及び凸部22の表面上に形成され、係るメッキベース
がマーカー30′となる(同図(C))。
【0026】上記した方法により形成されたマーカー3
0′は、少なくとも凸部24の表面と凹部23の底面の
うち凸部24側の表面に反射膜が形成されて構成される
ので、マーカーとしての機能は発揮する。そして、その
後の所定層の形成時に酸や塩基性の溶剤を用いてウエッ
トエッチング等を行う際にマーカー30′を保護すべ
く、上記した第1実施例の説明と同様に凹部23及び凸
部24の上部のみを覆う保護パターン31を形成した場
合、図3(B)に示すように、マーカー(反射膜)3
0′の大きさよりも保護パーターン31のそれが大きい
ため、たとえ保護パターン31と基板20の境界から溶
剤が染み込んだとしても、保護パターン31のみが存在
しマーカー30′までは溶剤が到達せず、浸蝕されな
い。
【0027】なお、第1実施例のようにして形成された
マーカー30であっても、浸蝕されるのは、その端部で
あり、位置合わせに使用する凸部24の表面やその周辺
の凹部23の底面までは浸蝕されないため、実際上はさ
ほど問題はない。そして、係る構成をとっても例えば図
3(C)のように、その後の所定層の製造時に行う保護
パターン31′を、マスク30の大きさよりも十分大き
くすれば、浸蝕のおそれも可及的に減少する。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドのマーカー形成方法では、マーカーを、Tiによっ
て単独に形成する代わりに磁極層を基板と密着するため
のメッキベースを使用して形成するので、マーカー形成
の工程と磁極層形成の工程を同時に行えるので工程数を
減らして、製造工程の煩雑さを緩和し、また、コスト安
とすることができる。さらに、工程数の削減にともな
い、製造時間も短縮され、生産性が向上する。また、T
iのような微小な粒も発生せず、表面が平坦となるの
で、反射率が低下することもない。よって、オートアラ
イメントが正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方
法における第1実施例を示す工程図である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方
法における第2実施例を示す工程図である。
【図3】形成したマーカーを使用して各層を形成する際
のマーカーの保護方法について説明する図である。
【図4】従来の薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法にお
けるマーカー形成までを示す工程図である。
【図5】製造したマーカーを使用して行う磁極層の形成
方法を示す工程図である。
【符号の説明】
20 基板 21 レジスト 22 第1孔部 23 凹部 24 凸部 25 メッキベース 26 レジスト 27 第2孔部 28 磁極層 29 レジスト(保護層) 30,30′ マーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上面にパターンニングを行い、マー
    カー形成位置に凸部及び凹部を形成し、 前記凸部及び凹部を含む前記基板上面に下部磁極層形成
    用のメッキベースを形成し、 前記メッキベース上の所定位置に下部磁極層を形成し、 前記凸部及びその凸部近傍の凹部底面を含む所定部分に
    位置する前記メッキベースを覆う保護層を形成するとと
    もに、露出する前記メッキベースを除去し、次いで、前
    記保護層を除去することにより、前記凸部及び凹部上に
    残った前記メッキベースをマーカーとした薄膜磁気ヘッ
    ドのマーカー形成方法。
JP2459395A 1995-01-20 1995-01-20 薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法 Withdrawn JPH08203029A (ja)

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JP2459395A JPH08203029A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 薄膜磁気ヘッドのマーカー形成方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7449790B2 (en) 2004-08-26 2008-11-11 Hitachi Global Storage Technologies, Inc. Methods and systems of enhancing stepper alignment signals and metrology alignment target signals
US8283792B1 (en) 2004-08-26 2012-10-09 Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands B.V. Methods and systems for forming an alignment mark with optically mismatched alignment mark stack materials

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7449790B2 (en) 2004-08-26 2008-11-11 Hitachi Global Storage Technologies, Inc. Methods and systems of enhancing stepper alignment signals and metrology alignment target signals
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Effective date: 20020402