JPH0821196B2 - 信号伝達回路 - Google Patents

信号伝達回路

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JPH0821196B2
JPH0821196B2 JP2111921A JP11192190A JPH0821196B2 JP H0821196 B2 JPH0821196 B2 JP H0821196B2 JP 2111921 A JP2111921 A JP 2111921A JP 11192190 A JP11192190 A JP 11192190A JP H0821196 B2 JPH0821196 B2 JP H0821196B2
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宜昭 今泉
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、2つの回路ブロック間で信号を伝達させる
為の信号伝達回路に関するもので、特にIC化に適した信
号伝達回路に関する。
(ロ)従来の技術 例えば、カメラ一体型VTRでは音声信号処理用ICとし
て、5〔V〕の電源電圧を利用するFM音声系の回路ブロ
ックと、9〔V〕の電源電圧を利用するベースバンド音
声系の回路ブロックとがある。両回路ブロック間では記
録モードと再生モードのそれぞれのモードにおいて信号
のやり取りを行なう必要がある。その場合、両回路ブロ
ックでは、最大のダイナミックレンジを得る目的で、伝
達する信号の直流電圧は、各々電源電圧の1/2に設定さ
れる。その為、伝達すべき信号の直流電圧が回路ブロッ
ク間で異なってしまい信号(交流成分)の伝達路には直
流阻止用のカップリングコンデンサが必要となってい
た。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところが、その様な回路ブロックをIC化する場合、カ
ップリングコンデンサは大容量である為、IC内に収容出
来ず、ICの外付けとなってしまった。そうすると、ICの
ピン数が2ピン余分に必要となるという問題があった。
又、カップリングコンデンサは、一種のフィルタを構
成するので、通過する信号に位相変動などが生じ、信号
に悪影響を与えるという問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、第1の電
源電圧を有する第1の回路ブロックと第2の電源電圧を
有する第2の回路ブロックとの間で交流信号を伝達する
為の信号伝達回路であって、第1のモードにおいては、
前記第1の回路ブロックの出力信号を、第2のモードに
おいては前記第2の回路ブロックの出力信号をモードに
応じて選択出力する第1のスイッチと、第1のモードで
前記第2の電源電圧に応じた第2基準電圧を、第2のモ
ードで前記第1の電源電圧に応じた第1基準電圧を選択
的に発生する第2のスイッチと、前記第1のスイッチの
出力信号に応じた直流分を含まない交流信号を発生する
出力回路と、該出力回路の出力信号が一端に、前記第2
のスイッチからの基準電圧が他端に印加される負荷抵抗
と、該負荷抵抗の前記一端に発生する信号を第1のモー
ド時に前記第2の回路ブロックに供給し、第2のモード
時に前記第1の回路ブロックに供給する第3のスイッチ
とから成ることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、出力回路から負荷抵抗の一端に対し
ては交流信号を加え、前記負荷抵抗の他端に対しては、
モードに応じて基準電圧を印加している。その為、交流
信号に所望の直流電圧を重畳させることが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示すもので、(1)は
端子(2)から第1の電源電圧VCC1が印加される第1の
回路ブロック、(3)は端子(4)から第2の電源電圧
VCC2が印加される第2の回路ブロック、()乃至
)は記録(REC)モード及び再生(PB)モードで切
換わる第1及び第3スイッチ、(8)は前記第1スイッ
チ()の出力信号中の交流成分のみを発生する出力回
路、(9)は第2の回路ブロック(3)で入出力される
信号の直流電圧VCC2/2と等しい電圧を有する第1基準電
源、(10)は第1の回路ブロック(1)で入出力される
信号の直流電圧VCC1/2と等しい電圧を有する第2基準電
源、及び(11)は負荷抵抗である。
第1図における、第1の電源電圧VCC1と第2の電源電
圧VCC2とは値が異なっており、各々最大のダイナミック
レンジを得る目的で信号の直流電圧は、電源電圧の1/2
となっている。
第1図において、記録モードでは、第1の回路ブロッ
ク(1)から第2の回路ブロック(3)に信号を伝達さ
せる必要があり、逆に再生モードでは、第2の回路ブロ
ック(3)から第1の回路ブロック(1)に信号を伝達
させる必要がある。
記録モードでは、第1乃至第3スイッチ()乃至
)が図示の状態となり、第1の回路ブロック(1)
内の端子(12)からの信号が第1スイッチ()を介し
て出力回路(8)に加わる。前記出力回路(8)は、入
力信号の直流成分を除去し、交流分のみを、その出力端
即ち負荷抵抗(11)の一端に加える。前記負荷抵抗(1
1)の他端には第1基準電源(9)から基準電圧VCC2/2
が印加されるので、直流分が電圧VCC2/2に変換された信
号が第3スイッチ()を介して第2の回路ブロック
(3)に印加される。
従って、カップリングコンデンサを通過せずに直流成
分の異なる交流信号を回路ブロック間で伝達することが
出来る。
又、再生モードでは第1乃至第3スイッチ()乃至
)を図示と逆の状態にする。すると、第2の回路ブ
ロック(3)内の端子(13)からの信号が、第1スイッ
チ()、出力回路(8)、負荷抵抗(11)、及び第3
スイッチ()を介して第1の回路ブロック(1)に伝
達される。この際、負荷抵抗(11)には第2基準電源
(10)からの基準電圧VCC1/2が印加されているので、こ
の場合にも交流信号の伝達が行なえる。
次に第1図の出力回路(8)について第2図にその具
体回路例を示して説明する。第2図において、第1図と
同一の回路素子については同一の符号を付す。第1図の
初期状態と同じく、記録モードで第1の回路ブロック
(1)から第2の回路ブロック(3)へ信号を伝達させ
る場合、第1図の第2スイッチ()に相当するスイッ
チ(14)及び(15)を図示の状態とする。
第1スイッチ()からの直流電圧(VCC1/2)に重畳
された信号は、トランジスタ(16)のベースに印加され
ると共に、抵抗(17)及びコンデンサ(18)から成る積
分回路(19)を介してトランジスタ(20)のベースに印
加される。前記積分回路(19)は、入力信号の交流成分
を除去すると共に、トランジスタ(16)及び(20)は差
動増幅器(21)を構成するので、トランジスタ(16)及
び(20)のコレクタには差動増幅器(21)自身で定まる
直流成分に重畳された交流成分のみが発生する。前記ト
ランジスタ(16)及び(20)の互いに逆相のコレクタ出
力信号は、トランジスタ(21)、トランジスタ(22)を
介して第1電流ミラー回路(23)、第2電流ミラー回路
24)に各々供給される。前記第1電流ミラー回路(2
3)の出力電流は、第3電流ミラー回路(25)で更に反
転される。第2電流ミラー回路(24)のトランジスタ
(26)と第3電流ミラー回路(25)のトランジスタ(2
7)とは互いにコレクタが接続されており、それぞれ流
れる直流電流は等しい。つまり、第2及び第3電流ミラ
ー回路(24)及び(25)は、SEPP(シングル・エンドプ
シュプル)回路を構成し、その共通コレクタには直流分
を含まない交流成分のみを発生する。
一方、スイッチ(15)が閉じ、スイッチ(14)が開く
事によって、差動増幅器(28)が動作し、第1基準電源
(9)からの直流電圧(VCC2/2)が負荷抵抗(11)に加
わっている。その為、前記直流電圧に重畳された第1の
回路ブロック(1)からの信号が第3スイッチ()に
供給される。
次に第2図の回路を再生モードにするには、第1及び
第3スイッチ()及び()を図示と逆の状態に切換
えると共にスイッチ(14)を閉じ、スイッチ(15)を開
けば良い。そうすることによって、負荷抵抗(11)の一
端には第2の回路ブロック(3)からの交流成分が加わ
り、その他端には第2基準電源(10)からの直流電圧
(VCC1/2)が加わる。その為、前記直流電圧に重畳され
た第2の回路ブロック(3)からの信号が第3スイッチ
)に供給される。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば異なる電源電圧を有
する回路ブロック間で自由に信号の伝達を行なわせるこ
との出来る信号伝達回路を提供することが出来る。又、
本発明に依れば、伝達用のカップリングコンデンサが不
要であるので信号の劣化が生じないと共にIC化に好適で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は第1図の具体回路例を示す回路図である。 (1)……第1の回路ブロック、(3)……第2の回路
ブロック、()……第1スイッチ、()……第2ス
イッチ、()……第3スイッチ、(8)……出力回
路、(11)……負荷抵抗。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電源電圧を有する第1の回路ブロッ
    クと第2の電源電圧を有する第2の回路ブロックとの間
    で交流信号を伝達する為の信号伝達回路であって、 第1のモードにおいては、前記第1の回路ブロックの出
    力信号を、第2のモードにおいては、前記第2の回路ブ
    ロックの出力信号をモードに応じて選択出力する第1の
    スイッチと、 前記第1の電源電圧に応じた第1基準電圧を発生する第
    1基準電圧源と、 前記第2の電源電圧に応じた第2基準電圧を発生する第
    2基準電圧源と、 第1のモードで前記第2基準電圧を第2のモードで前記
    第1基準電圧を選択的に発生する第2のスイッチと、 前記第1のスイッチの出力信号に応じた直流分を含まな
    い交流信号を発生する出力回路と、 該出力回路の出力信号が一端に、前記第2のスイッチか
    らの基準電圧が他端に印加される負荷抵抗と、 該負荷抵抗の前記一端に発生する信号を第1のモード時
    に前記第2の回路ブロックに供給し、第2のモード時に
    前記第1の回路ブロックに供給する第3のスイッチと、 から成ることを特徴とする信号伝達回路。
  2. 【請求項2】前記出力回路は、 前記第1のスイッチの出力信号と該出力信号を積分回路
    で積分した信号とが印加される差動増幅器と、 該差動増幅器の互いに逆相の2つの出力信号が印加さ
    れ、前記2つの出力信号の内、交流分のみを抽出するSE
    PP回路と、 を備え、前記SEPP回路から出力信号を取り出すようにし
    たことを特徴とする請求項第1項記載の信号伝達回路。
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