JPH08225544A - キノキサリン、その調製方法およびその使用 - Google Patents
キノキサリン、その調製方法およびその使用Info
- Publication number
- JPH08225544A JPH08225544A JP7271019A JP27101995A JPH08225544A JP H08225544 A JPH08225544 A JP H08225544A JP 7271019 A JP7271019 A JP 7271019A JP 27101995 A JP27101995 A JP 27101995A JP H08225544 A JPH08225544 A JP H08225544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- alkoxy
- hydroxyl
- oxygen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D241/00—Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings
- C07D241/36—Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
- C07D241/38—Heterocyclic compounds containing 1,4-diazine or hydrogenated 1,4-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atoms
- C07D241/40—Benzopyrazines
- C07D241/44—Benzopyrazines with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/33—Heterocyclic compounds
- A61K31/395—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
- A61K31/495—Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with two or more nitrogen atoms as the only ring heteroatoms, e.g. piperazine or tetrazines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/12—Antivirals
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Oncology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Virology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Dental Preparations (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 キノキサリン、その調製方法およびウイルス
抑止性薬剤としてのその使用を提供する。 【解決手段】 下記式IまたはIa 〔式中、nは0、1または2であり、R1はフッ素、塩
素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであ
り、R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜
C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜
C4−アルキルチオであり、R3はC1〜C6−アルキ
ルオキシカルボニルまたはC2〜C6−アルケニルオキ
シカルボニルであり、そして、Xは酸素、硫黄またはセ
レンである〕の化合物および生理学的に許容しうる塩、
および、それらのプロドラック。
抑止性薬剤としてのその使用を提供する。 【解決手段】 下記式IまたはIa 〔式中、nは0、1または2であり、R1はフッ素、塩
素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであ
り、R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜
C4−アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜
C4−アルキルチオであり、R3はC1〜C6−アルキ
ルオキシカルボニルまたはC2〜C6−アルケニルオキ
シカルボニルであり、そして、Xは酸素、硫黄またはセ
レンである〕の化合物および生理学的に許容しうる塩、
および、それらのプロドラック。
Description
【0001】本発明はキノキサリン、その調製方法およ
びウイルス抑止性薬剤として、特に、ヒト免疫不全ウイ
ルス(HIV)感染の治療のためのその使用に関する。
欧州特許出願 EP-509398-A はこの領域の用途のための
キノキサリン誘導体を記載している。今回意外にも下記
式I
びウイルス抑止性薬剤として、特に、ヒト免疫不全ウイ
ルス(HIV)感染の治療のためのその使用に関する。
欧州特許出願 EP-509398-A はこの領域の用途のための
キノキサリン誘導体を記載している。今回意外にも下記
式I
【化3】 の特定の置換されたキノキサリン、およびその互変異体
である下記式Ia
である下記式Ia
【化4】 の化合物の一群、並びに生理学的に許容しうる塩または
プロドラッグが、例えばヒト免疫不全ウイルス(HI
V)のようなレトロウイルスに特に対抗する抗ウイルス
作用を示すことが解った。
プロドラッグが、例えばヒト免疫不全ウイルス(HI
V)のようなレトロウイルスに特に対抗する抗ウイルス
作用を示すことが解った。
【0002】式IまたはIaの新しい化合物において、 1) nは0、1または2であり、R1はフッ素、塩
素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであり、
R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−
アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アル
キルチオであり、R3はC1〜C6−アルキルオキシカル
ボニルまたはC2〜C6−アルケニルオキシカルボニルで
あり、そして、Xは酸素、硫黄またはセレンである。
素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであり、
R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−
アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アル
キルチオであり、R3はC1〜C6−アルキルオキシカル
ボニルまたはC2〜C6−アルケニルオキシカルボニルで
あり、そして、Xは酸素、硫黄またはセレンである。
【0003】好ましい式IまたはIaの化合物におい
て、 2) nは0または1であり、R1はフッ素、塩素、ヒ
ドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであり、R2は
場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−アルキ
ル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アルキルチ
オであり、R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニル
またはC2〜C4−アルケニルオキシカルボニルであり、
そして、Xは酸素または硫黄である。
て、 2) nは0または1であり、R1はフッ素、塩素、ヒ
ドロキシルまたはC1〜C3−アルコキシであり、R2は
場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−アルキ
ル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アルキルチ
オであり、R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニル
またはC2〜C4−アルケニルオキシカルボニルであり、
そして、Xは酸素または硫黄である。
【0004】別の好ましい式IまたはIaの化合物にお
いて、 3) nは0または1であり、R1はフッ素、塩素、メ
トキシ、エトキシまたはプロポキシであり、R2はメチ
ルチオメチル、エチルまたはプロピル、または、ヒドロ
キシルで置換されたC1〜C2−アルキルまたはC1〜C4
−アルコキシであり、R3はC1〜C4−アルキルオキシ
カルボニルまたはC2〜C4−アルケニルオキシカルボニ
ルであり、そして、Xは酸素または硫黄である。
いて、 3) nは0または1であり、R1はフッ素、塩素、メ
トキシ、エトキシまたはプロポキシであり、R2はメチ
ルチオメチル、エチルまたはプロピル、または、ヒドロ
キシルで置換されたC1〜C2−アルキルまたはC1〜C4
−アルコキシであり、R3はC1〜C4−アルキルオキシ
カルボニルまたはC2〜C4−アルケニルオキシカルボニ
ルであり、そして、Xは酸素または硫黄である。
【0005】上記した式IまたはIaのこれらの化合物
は、 4) nは0または1であり、R1は塩素、メトキシま
たはエトキシであり、R2はメチルチオメチル、エチル
またはプロピル、または、ヒドロキシルで置換されたC
1〜C2−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシであり、
R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C4−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、X
は酸素または硫黄である場合に極めて重要なものとな
る。
は、 4) nは0または1であり、R1は塩素、メトキシま
たはエトキシであり、R2はメチルチオメチル、エチル
またはプロピル、または、ヒドロキシルで置換されたC
1〜C2−アルキルまたはC1〜C4−アルコキシであり、
R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C4−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、X
は酸素または硫黄である場合に極めて重要なものとな
る。
【0006】化合物S−4−イソプロポキシカルボニル
−6−メトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4−
ジヒドロキノキサリン−2(1H)−チオン(実施例8
5)は特に重要である。式IおよびIaの化合物はいわ
ゆるS型の不斉炭素原子を有する。意外にも今回、新し
い化合物が予測を超えた程度まで明らかに高い抗ウイル
ス作用を有することが解った。更にまた、純粋なエナン
チオマーが対応するラセミ化合物よりもはるかに易溶性
であることも解った。ラセミ化合物は純粋なラセミ体と
して、即ち、個々の物性を有する2つのエナンチオマー
の1:1化合物として存在する。その結果、純粋なエナ
ンチオマーは動物実験において経口投与の後極めて良好
に吸収される。これは新しい薬剤を開発するための重要
な要件である。可能な限り強力な薬理学的または化学療
法的作用を達成するためには、高い血中濃度が達成され
るということが特に重要であることは良く知られてい
る。経口投与後の薬剤の生物利用性が低いためにHIV
に対抗する能力を有する多くのウイルス抑止剤を用いた
場合でもウイルスの複製を抑制するために十分な血中濃
度に到達できなかったという事実を考えると、新しい化
合物は優れた活性を有する抗ウイルス剤を与えるもので
あり、その結果、治療における進歩をもたらすのであ
る。式IおよびIaの化合物の純粋なエナンチオマーは
知られた方法またはその類似の方法で直接調製すること
ができるが、後に分離することもできる。
−6−メトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4−
ジヒドロキノキサリン−2(1H)−チオン(実施例8
5)は特に重要である。式IおよびIaの化合物はいわ
ゆるS型の不斉炭素原子を有する。意外にも今回、新し
い化合物が予測を超えた程度まで明らかに高い抗ウイル
ス作用を有することが解った。更にまた、純粋なエナン
チオマーが対応するラセミ化合物よりもはるかに易溶性
であることも解った。ラセミ化合物は純粋なラセミ体と
して、即ち、個々の物性を有する2つのエナンチオマー
の1:1化合物として存在する。その結果、純粋なエナ
ンチオマーは動物実験において経口投与の後極めて良好
に吸収される。これは新しい薬剤を開発するための重要
な要件である。可能な限り強力な薬理学的または化学療
法的作用を達成するためには、高い血中濃度が達成され
るということが特に重要であることは良く知られてい
る。経口投与後の薬剤の生物利用性が低いためにHIV
に対抗する能力を有する多くのウイルス抑止剤を用いた
場合でもウイルスの複製を抑制するために十分な血中濃
度に到達できなかったという事実を考えると、新しい化
合物は優れた活性を有する抗ウイルス剤を与えるもので
あり、その結果、治療における進歩をもたらすのであ
る。式IおよびIaの化合物の純粋なエナンチオマーは
知られた方法またはその類似の方法で直接調製すること
ができるが、後に分離することもできる。
【0007】式IおよびIaの化合物は、知られた方法
またはその変法により調製できる(例えば EP-509398-
A, Rodd's Chemistry of Carbon Compounds, S.Coffey,
M.F.Ansell (編集者); Elsevier, Amsterdam, 1989;
第IV巻IJ部, pp301-311, Heterocyclic Compounds, R.
C.Elderfield (編集者); Wiley, New York, 1957; 第6
巻, pp491-495参照)。
またはその変法により調製できる(例えば EP-509398-
A, Rodd's Chemistry of Carbon Compounds, S.Coffey,
M.F.Ansell (編集者); Elsevier, Amsterdam, 1989;
第IV巻IJ部, pp301-311, Heterocyclic Compounds, R.
C.Elderfield (編集者); Wiley, New York, 1957; 第6
巻, pp491-495参照)。
【0008】本発明は更に、下記段階: A) Xが酸素であり基R1、R2およびR3が請求項1
〜4で定義したものであるような式Iの化合物を調製す
るために、下記式II:
〜4で定義したものであるような式Iの化合物を調製す
るために、下記式II:
【化5】 〔式中上記1)〜4)の定義をR1およびR2に適用する〕
の化合物を、下記式III: R3−Z (III) 〔式中R3は上記1)〜4)に記載の意味を有し、そし
てZは脱離基例えば、塩素である〕の化合物と反応させ
ること、または、下記段階: B) Xが酸素であり、上記1)〜4)の定義をR1、
R2およびR3に適用する式Iの化合物を硫化試薬と反応
させることにより、Xが硫黄であり、R1、R2およびR
3が上記1)〜4)で定義したものであるような式Iの
化合物を調製すること、を包含する、上記1)〜4)で
説明した式IおよびIaの化合物の調製方法に関する。
の化合物を、下記式III: R3−Z (III) 〔式中R3は上記1)〜4)に記載の意味を有し、そし
てZは脱離基例えば、塩素である〕の化合物と反応させ
ること、または、下記段階: B) Xが酸素であり、上記1)〜4)の定義をR1、
R2およびR3に適用する式Iの化合物を硫化試薬と反応
させることにより、Xが硫黄であり、R1、R2およびR
3が上記1)〜4)で定義したものであるような式Iの
化合物を調製すること、を包含する、上記1)〜4)で
説明した式IおよびIaの化合物の調製方法に関する。
【0009】上記した方法A)において、反応は好まし
くはハロゲン化ギ酸アルキルまたはアルケニルエステ
ル、ジアルキルまたはジアルケニルカーボネートまたは
ジアルキルまたはアルケニルジカーボネートを用いて行
う。式IIIの置換基Zは、従って、適当な脱離基、例え
ば塩素、臭素またはヨウ素、アルコキシまたはアルケニ
ルオキシ基、または、アルコキシカルボニルオキシまた
はアルケニルオキシカルボニルオキシ基である。Zは好
ましくは塩素である。
くはハロゲン化ギ酸アルキルまたはアルケニルエステ
ル、ジアルキルまたはジアルケニルカーボネートまたは
ジアルキルまたはアルケニルジカーボネートを用いて行
う。式IIIの置換基Zは、従って、適当な脱離基、例え
ば塩素、臭素またはヨウ素、アルコキシまたはアルケニ
ルオキシ基、または、アルコキシカルボニルオキシまた
はアルケニルオキシカルボニルオキシ基である。Zは好
ましくは塩素である。
【0010】反応は好都合には不活性溶媒中で行う。適
当な溶媒の例は、トルエンまたはキシレンのような芳香
族炭化水素、メタノール、エタノールまたは1−ブタノ
ールのような低級アルコール、テトラヒドロフランまた
はグリコールジメチルエーテルのようなエーテル類、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロ
リドン、アセトニトリル、ニトロベンゼンまたはジメチ
ルスルホキシドのような両極性非プロトン性溶媒、また
はこれらの溶媒の混合物である。例えばベンジルトリエ
チルアンモニウムクロリドのような相転位触媒の存在下
塩基の水溶液を含有する二相系も使用できる。適当な塩
基、例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭
酸塩または炭酸水素塩、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カ
ルシウムまたは重炭酸ナトリウム、アルカリ金属または
アルカリ土類金属の水酸化物、例えば、水酸化カリウム
または水酸化バリウム、アルコレート例えばナトリウム
エトキシドまたはカリウムt−ブトキシド、有機リチウ
ム化合物、例えばブチルリチウムまたはリチウムジイソ
プロピルアミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水素化物、例えば水素化ナトリウムまたは水素化カル
シウム、アルカリ金属フッ化物、例えばフッ化カリウ
ム、または、有機塩基、例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン、4−メチルピリジンまたは4−(ジメチルアミ
ノ)ピリジンのような適当な塩基が存在することにより
反応の間に遊離する酸を捕獲するのが有用である。多く
の場合において、ヨウ素塩、例えばヨウ化カリウムを添
加するのが適している。反応は通常は−10〜160℃
の温度、好ましくは室温で行う。
当な溶媒の例は、トルエンまたはキシレンのような芳香
族炭化水素、メタノール、エタノールまたは1−ブタノ
ールのような低級アルコール、テトラヒドロフランまた
はグリコールジメチルエーテルのようなエーテル類、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチル−2−ピロ
リドン、アセトニトリル、ニトロベンゼンまたはジメチ
ルスルホキシドのような両極性非プロトン性溶媒、また
はこれらの溶媒の混合物である。例えばベンジルトリエ
チルアンモニウムクロリドのような相転位触媒の存在下
塩基の水溶液を含有する二相系も使用できる。適当な塩
基、例えば、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭
酸塩または炭酸水素塩、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カ
ルシウムまたは重炭酸ナトリウム、アルカリ金属または
アルカリ土類金属の水酸化物、例えば、水酸化カリウム
または水酸化バリウム、アルコレート例えばナトリウム
エトキシドまたはカリウムt−ブトキシド、有機リチウ
ム化合物、例えばブチルリチウムまたはリチウムジイソ
プロピルアミド、アルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水素化物、例えば水素化ナトリウムまたは水素化カル
シウム、アルカリ金属フッ化物、例えばフッ化カリウ
ム、または、有機塩基、例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン、4−メチルピリジンまたは4−(ジメチルアミ
ノ)ピリジンのような適当な塩基が存在することにより
反応の間に遊離する酸を捕獲するのが有用である。多く
の場合において、ヨウ素塩、例えばヨウ化カリウムを添
加するのが適している。反応は通常は−10〜160℃
の温度、好ましくは室温で行う。
【0011】この反応のためには、反応を行うか、また
は、これ等の基に後に除去できる慣用的な保護基、例え
ばアセチル、ベンジル、トリチル、テトラヒドロピラニ
ルまたはt−ブトキシカルボニルを付加する前に式IIの
化合物の4位は例外として、親核置換基、例えばヒドロ
キシル、メルカプトまたはアミノ基において適当な方法
で誘導体化しなければならない。
は、これ等の基に後に除去できる慣用的な保護基、例え
ばアセチル、ベンジル、トリチル、テトラヒドロピラニ
ルまたはt−ブトキシカルボニルを付加する前に式IIの
化合物の4位は例外として、親核置換基、例えばヒドロ
キシル、メルカプトまたはアミノ基において適当な方法
で誘導体化しなければならない。
【0012】上記B)に記載した反応のための硫化試薬
としては、2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,
3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフ
ィド(Lawessonの試薬)、ビス(トリシクロヘキシルス
ズ)スルフィド、ビス(トリ−n−ブチルスズ)スルフ
ィド、ビス(トリフェニルスズ)スルフィド、ビス(ト
リメチルシリル)スルフィドまたは5硫化リンが好まし
く用いられる。反応は好都合には有機溶媒または溶媒混
合物中、−10〜120℃、好ましくは室温〜60℃
で、そして可能な限り無水条件下で行う。適当な溶媒の
例は2硫化炭素、トルエン、キシレン、ピリジン、ジク
ロロメタン、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフ
ラン、酢酸エチルまたは酢酸ブチルである。上記した硫
化スズまたは硫化シリルを用いる場合は、硫化反応を3
塩化ホウ素のようなルイス酸の存在下で行うのが好都合
である。比較的反応性が低いため、式Iの化合物のR3
基にカルボニル基が存在することは、この点において障
害とはならないため、硫化反応を選択的に行うことが可
能である。記載した合成のための出発物質として必要な
式IIのキノキサリンは、文献既知のものを用いるか、知
られた方法で、例えば欧州特許出願 EP-509398-A に記
載の方法を用いて調製できる。
としては、2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,
3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフ
ィド(Lawessonの試薬)、ビス(トリシクロヘキシルス
ズ)スルフィド、ビス(トリ−n−ブチルスズ)スルフ
ィド、ビス(トリフェニルスズ)スルフィド、ビス(ト
リメチルシリル)スルフィドまたは5硫化リンが好まし
く用いられる。反応は好都合には有機溶媒または溶媒混
合物中、−10〜120℃、好ましくは室温〜60℃
で、そして可能な限り無水条件下で行う。適当な溶媒の
例は2硫化炭素、トルエン、キシレン、ピリジン、ジク
ロロメタン、1,2−ジクロロエタン、テトラヒドロフ
ラン、酢酸エチルまたは酢酸ブチルである。上記した硫
化スズまたは硫化シリルを用いる場合は、硫化反応を3
塩化ホウ素のようなルイス酸の存在下で行うのが好都合
である。比較的反応性が低いため、式Iの化合物のR3
基にカルボニル基が存在することは、この点において障
害とはならないため、硫化反応を選択的に行うことが可
能である。記載した合成のための出発物質として必要な
式IIのキノキサリンは、文献既知のものを用いるか、知
られた方法で、例えば欧州特許出願 EP-509398-A に記
載の方法を用いて調製できる。
【0013】本発明はまたウイルス性疾患、特にHIV
に起因する疾患を治療するために好ましく用いられる薬
剤としての1)〜4)に記載の化合物に関する。本発明
は更に、新規な化合物を少なくとも1つ含有する薬剤、
および、好ましくはウイルス性疾患の治療、特に、HI
Vに起因する疾患の治療のための薬剤を調製するための
上記化合物の使用に関する。
に起因する疾患を治療するために好ましく用いられる薬
剤としての1)〜4)に記載の化合物に関する。本発明
は更に、新規な化合物を少なくとも1つ含有する薬剤、
および、好ましくはウイルス性疾患の治療、特に、HI
Vに起因する疾患の治療のための薬剤を調製するための
上記化合物の使用に関する。
【0014】本発明は更に、ウイルス性疾患を治療する
ための薬剤を調製するための上記式IまたはIaの化合
物の使用に関する。上記1)〜4)に記載説明した化合
物はこの使用のために好ましい化合物である。新しい薬
剤は経腸(経口)、非経腸(静脈内)、直腸、皮下、筋
肉内、または、局所投与してよい。
ための薬剤を調製するための上記式IまたはIaの化合
物の使用に関する。上記1)〜4)に記載説明した化合
物はこの使用のために好ましい化合物である。新しい薬
剤は経腸(経口)、非経腸(静脈内)、直腸、皮下、筋
肉内、または、局所投与してよい。
【0015】これらは溶液、粉末(錠剤およびカプセ
ル、例えばマイクロカプセル)、軟膏(クリームまたは
ジエル)または坐薬の形態で投与できる。製薬上慣用の
液体または固体の充填剤および膨張剤、溶媒、乳化剤、
潤滑剤、味覚調整剤、染料および/または緩衝物質がこ
れらの製剤のための補助物質として適している。好都合
な用量としては、一日1回または数回、kg体重当たり、
0.1〜10mg、好ましくは0.2〜8mgを投与する。使
用する投与単位は、好都合には、活性物質それぞれの薬
物動態、または使用する医薬製剤により異なる。使用す
る新規な化合物の投与単位は、例えば1〜1500mg、
好ましくは50〜500mgである。
ル、例えばマイクロカプセル)、軟膏(クリームまたは
ジエル)または坐薬の形態で投与できる。製薬上慣用の
液体または固体の充填剤および膨張剤、溶媒、乳化剤、
潤滑剤、味覚調整剤、染料および/または緩衝物質がこ
れらの製剤のための補助物質として適している。好都合
な用量としては、一日1回または数回、kg体重当たり、
0.1〜10mg、好ましくは0.2〜8mgを投与する。使
用する投与単位は、好都合には、活性物質それぞれの薬
物動態、または使用する医薬製剤により異なる。使用す
る新規な化合物の投与単位は、例えば1〜1500mg、
好ましくは50〜500mgである。
【0016】新規な化合物はまた、その他の抗ウイルス
剤、例えば、ヌクレオシド類縁体、プロテアーゼ阻害
剤、または吸着阻害剤、免疫促進剤、インターフェロ
ン、インターロイキンおよびコロニー刺激因子(例えば
GM−CSF,G−CSFおよびM−CSF)と組み合
わせて投与してもよい。純粋なエナンチオマーとはエナ
ンチオマー比が少なくとも95:5、好ましくは少なく
とも97:3であるような化合物を指すものとする。本
発明を以下の実施例により更に詳細に説明する。
剤、例えば、ヌクレオシド類縁体、プロテアーゼ阻害
剤、または吸着阻害剤、免疫促進剤、インターフェロ
ン、インターロイキンおよびコロニー刺激因子(例えば
GM−CSF,G−CSFおよびM−CSF)と組み合
わせて投与してもよい。純粋なエナンチオマーとはエナ
ンチオマー比が少なくとも95:5、好ましくは少なく
とも97:3であるような化合物を指すものとする。本
発明を以下の実施例により更に詳細に説明する。
【0017】実施例1 N−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−S−メチ
ル−L−システイン 窒素下4つ首フラスコ中、(−)−S−メチル−L−シ
ステイン16.2g(0.1モル)を水120mlおよびア
セトン120mlの混合物中に懸濁した。トリエチルアミ
ン30.4ml(22.2g,0.22モル)を撹拌しなが
ら急速に添加した。得られた黄色の溶液に、更に撹拌し
ながら2,4−ジフルオロニトロベンゼン15.9g
(0.1モル)を添加した。混合物を7.5時間還流下に
撹拌しながら加熱し(オレンジ色の溶液)、次にアセト
ンをロータリーエバポレーターで減圧下に除去し、水性
の残存物を分液漏斗に移し、メチルt−ブチルエーテル
(MTBエーテル)約50mlで2回抽出した。この抽出
液には主に2,4−ジフルオロニトロベンゼンが含まれ
ており、これを廃棄した。水相を4つ首フラスコに移
し、MTBエーテル150mlをこれに添加し、その後、
混合物を冷却(<25℃)しながら38%硫酸約25ml
でpH1に調整した。次に透明な相が形成されるまで混合
物を十分撹拌した。エーテル相を分離し、水相を再度M
TBエーテル50mlで抽出した。抽出液を硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、ロータリーエバポレーターで蒸発させ
た。黄色の油状物27gが得られ、これは即座に固化し
た。融点147℃(水/メタノールから)。 MS:化学イオン化,(M+H)+=275 元素分析値 計算値:C 43.8% H 4.0% N 10.2%
S 11.7% 測定値:C 43.8% H 4.1% N 10.0%
S 11.3%
ル−L−システイン 窒素下4つ首フラスコ中、(−)−S−メチル−L−シ
ステイン16.2g(0.1モル)を水120mlおよびア
セトン120mlの混合物中に懸濁した。トリエチルアミ
ン30.4ml(22.2g,0.22モル)を撹拌しなが
ら急速に添加した。得られた黄色の溶液に、更に撹拌し
ながら2,4−ジフルオロニトロベンゼン15.9g
(0.1モル)を添加した。混合物を7.5時間還流下に
撹拌しながら加熱し(オレンジ色の溶液)、次にアセト
ンをロータリーエバポレーターで減圧下に除去し、水性
の残存物を分液漏斗に移し、メチルt−ブチルエーテル
(MTBエーテル)約50mlで2回抽出した。この抽出
液には主に2,4−ジフルオロニトロベンゼンが含まれ
ており、これを廃棄した。水相を4つ首フラスコに移
し、MTBエーテル150mlをこれに添加し、その後、
混合物を冷却(<25℃)しながら38%硫酸約25ml
でpH1に調整した。次に透明な相が形成されるまで混合
物を十分撹拌した。エーテル相を分離し、水相を再度M
TBエーテル50mlで抽出した。抽出液を硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、ロータリーエバポレーターで蒸発させ
た。黄色の油状物27gが得られ、これは即座に固化し
た。融点147℃(水/メタノールから)。 MS:化学イオン化,(M+H)+=275 元素分析値 計算値:C 43.8% H 4.0% N 10.2%
S 11.7% 測定値:C 43.8% H 4.1% N 10.0%
S 11.3%
【0018】実施例2 N−(5−メトキシ−2−ニトロフェニル)−S−メチ
ル−L−システイン 実施例1のN−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)
−S−メチル−L−システイン27g(0.1モル)を
4つ首フラスコ中無水メタノール150ml中に溶解し、
95%ナトリウムメトキシド14.4g(0.25ミリモ
ル)を十分撹拌しながらそして氷浴で冷却しながらこの
溶液にアルゴン下20分以内で少しずつ添加した。次に
混合物を撹拌しながら2時間還流下に加熱した。次いで
TLCモニターによれば反応が終了した。メタノールの
大部分をロータリーエバポレーター中減圧下に除去し
た。残存物に氷水200mlを添加し、この混合物を38
%硫酸約25mlでpH1に調整し、次に、MTBエーテル
150mlとともに十分撹拌した。エーテル相を分離し、
水相を再度MTBエーテル30mlで抽出し、減圧下ロー
タリーエバポレーターで処理した。赤茶色油状物21.
5gを得られ、これはゆっくり結晶化した。 MS:化学イオン化,(M+H)+=287 HPLC:S−エナンチオマー99.3% 元素分析値 計算値:C 46.2% H 4.9% N 9.8%
S 11.1% 測定値:C 47.3% H 5.6% N 9.1%
S 10.6%
ル−L−システイン 実施例1のN−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)
−S−メチル−L−システイン27g(0.1モル)を
4つ首フラスコ中無水メタノール150ml中に溶解し、
95%ナトリウムメトキシド14.4g(0.25ミリモ
ル)を十分撹拌しながらそして氷浴で冷却しながらこの
溶液にアルゴン下20分以内で少しずつ添加した。次に
混合物を撹拌しながら2時間還流下に加熱した。次いで
TLCモニターによれば反応が終了した。メタノールの
大部分をロータリーエバポレーター中減圧下に除去し
た。残存物に氷水200mlを添加し、この混合物を38
%硫酸約25mlでpH1に調整し、次に、MTBエーテル
150mlとともに十分撹拌した。エーテル相を分離し、
水相を再度MTBエーテル30mlで抽出し、減圧下ロー
タリーエバポレーターで処理した。赤茶色油状物21.
5gを得られ、これはゆっくり結晶化した。 MS:化学イオン化,(M+H)+=287 HPLC:S−エナンチオマー99.3% 元素分析値 計算値:C 46.2% H 4.9% N 9.8%
S 11.1% 測定値:C 47.3% H 5.6% N 9.1%
S 10.6%
【0019】実施例3 S−6−メトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4
−ジヒドロキシキノキサリン−2(1H)−オン 実施例2の化合物20.7g(0.065モル)をメタノ
ール250ml中に溶解し、室温常圧下氷酢酸0.5mlお
よびラニニッケル約20gを用いて、アルゴン下、水素
添加した。TLCで出発物質が検出されなくなった時点
で水素化を終了させた。混合物を窒素パージしながら吸
引濾過し、次に濾過残渣をメタノール100mlで洗浄し
た。触媒を含む濾過残渣を窒素パージしながらジメチル
ホルムアミド(DMF)とともに45〜50℃で十分撹
拌し、次にこの混合物を再度精製層を通して吸引濾過し
た。生成物を含有するDMF溶液を抗酸化剤としてアス
コルビン酸2gが添加されており撹拌されている氷水1
Lに直接流し込んだ。この操作中、生成物は淡黄色の結
晶の形態となった。これを吸引濾過し、水約2L次いで
エタノール約500ml次いでペンタン300mlで洗浄
し、5酸化リン上で乾燥した。収量は10.8gであっ
た。濾液を濃縮することにより更に1.3gを得た。融
点186〜187℃、黄〜灰色の固体。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=2.08 (s, 3H, SCH3),
2.75 (dqAB, 2H, -CH2-S), 3.65 (s, 3H, MeO), 3.95
(m, 1H, CH), 6.05 (br, s, NH), 6.1-6.7 (m, 3H,芳香
族), 10.15 (s, 1H, アミド) MS:化学イオン化,(M+H)+=239 HPLC:97.5%純度、S−エナンチオマー98.2
% 比旋光度〔α〕D 22=−42°(c=1アセトン中) 元素分析値 計算値:C 55.5% H 5.9% N 11.8%
S 13.4% 測定値:C 55.2% H 5.8% N 11.7%
S 13.3%
−ジヒドロキシキノキサリン−2(1H)−オン 実施例2の化合物20.7g(0.065モル)をメタノ
ール250ml中に溶解し、室温常圧下氷酢酸0.5mlお
よびラニニッケル約20gを用いて、アルゴン下、水素
添加した。TLCで出発物質が検出されなくなった時点
で水素化を終了させた。混合物を窒素パージしながら吸
引濾過し、次に濾過残渣をメタノール100mlで洗浄し
た。触媒を含む濾過残渣を窒素パージしながらジメチル
ホルムアミド(DMF)とともに45〜50℃で十分撹
拌し、次にこの混合物を再度精製層を通して吸引濾過し
た。生成物を含有するDMF溶液を抗酸化剤としてアス
コルビン酸2gが添加されており撹拌されている氷水1
Lに直接流し込んだ。この操作中、生成物は淡黄色の結
晶の形態となった。これを吸引濾過し、水約2L次いで
エタノール約500ml次いでペンタン300mlで洗浄
し、5酸化リン上で乾燥した。収量は10.8gであっ
た。濾液を濃縮することにより更に1.3gを得た。融
点186〜187℃、黄〜灰色の固体。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=2.08 (s, 3H, SCH3),
2.75 (dqAB, 2H, -CH2-S), 3.65 (s, 3H, MeO), 3.95
(m, 1H, CH), 6.05 (br, s, NH), 6.1-6.7 (m, 3H,芳香
族), 10.15 (s, 1H, アミド) MS:化学イオン化,(M+H)+=239 HPLC:97.5%純度、S−エナンチオマー98.2
% 比旋光度〔α〕D 22=−42°(c=1アセトン中) 元素分析値 計算値:C 55.5% H 5.9% N 11.8%
S 13.4% 測定値:C 55.2% H 5.8% N 11.7%
S 13.3%
【0020】類似の方法で以下の化合物を得た。 実施例4 S−6−エトキシ−3−(メチルチオメチル)−3,4
−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン エタノール中リチウムエトキシドを用い、実施例2と類
似の方法で還元および閉環を行うことにより、実施例1
の化合物から得た。MS:化学イオン化,(M+H)+=
2531 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):エトキシ基δ=1.27 (t, 3
H), 3.87 (q, 2H)
−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン エタノール中リチウムエトキシドを用い、実施例2と類
似の方法で還元および閉環を行うことにより、実施例1
の化合物から得た。MS:化学イオン化,(M+H)+=
2531 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):エトキシ基δ=1.27 (t, 3
H), 3.87 (q, 2H)
【0021】実施例5 S−3−(メチルチオメチル)−6−プロポキシ−3,
4−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン プロパノール中ナトリウムプロポキシドを用い、実施例
1の化合物から得た。融点:樹脂状、MS:化学イオン
化,(M+H)+=2671 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):プロポキシ基δ=0.95 (t,
3H), 1.67 (q, 2H), 3.79 (t, 2H)
4−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン プロパノール中ナトリウムプロポキシドを用い、実施例
1の化合物から得た。融点:樹脂状、MS:化学イオン
化,(M+H)+=2671 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):プロポキシ基δ=0.95 (t,
3H), 1.67 (q, 2H), 3.79 (t, 2H)
【0022】実施例6 S−3−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒドロキノ
キサリン−2(1H)−オン 実施例1の2,4−ジフルオロニトロベンゼンの代わり
に2−フルオロニトロベンゼンを用いて得た。融点:1
09℃、MS:化学イオン化,(M+H)+=208
キサリン−2(1H)−オン 実施例1の2,4−ジフルオロニトロベンゼンの代わり
に2−フルオロニトロベンゼンを用いて得た。融点:1
09℃、MS:化学イオン化,(M+H)+=208
【0023】実施例7 S−6−フルオロ−3−(メチルチオメチル)−3,4
−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン 実施例3における還元および閉環反応において実施例1
の化合物を更に直接使用することにより調製した。融
点:149℃、MS:化学イオン化,(M+H)+=24
3
−ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン 実施例3における還元および閉環反応において実施例1
の化合物を更に直接使用することにより調製した。融
点:149℃、MS:化学イオン化,(M+H)+=24
3
【0024】実施例8 S−6−クロロ−3−(メチルチオメチル)−3,4−
ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン 実施例1の2,4−ジフルオロニトロベンゼンの代わり
に2,4−ジクロロニトロベンゼンを用い、還流温度で
水酸化ナトリウムおよびグリコールモノメチルエーテル
を用いることにより調製した。融点:149℃、MS:
化学イオン化,(M+H)+=243 別のアミノ酸を使用する場合は、例えば、使用するアミ
ノ酸の脱落(lacuna)置換基が式IIの置換基R2となる
ような式IIの相当する化合物は、実施例1〜8に記載し
た方法と同様の方法により得ることができる。
ジヒドロキノキサリン−2(1H)−オン 実施例1の2,4−ジフルオロニトロベンゼンの代わり
に2,4−ジクロロニトロベンゼンを用い、還流温度で
水酸化ナトリウムおよびグリコールモノメチルエーテル
を用いることにより調製した。融点:149℃、MS:
化学イオン化,(M+H)+=243 別のアミノ酸を使用する場合は、例えば、使用するアミ
ノ酸の脱落(lacuna)置換基が式IIの置換基R2となる
ような式IIの相当する化合物は、実施例1〜8に記載し
た方法と同様の方法により得ることができる。
【0025】
【表1】
【0026】実施例29 S−4−イソプロポキシカルボニル−6−メトキシ−3
−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒドロキノキサリ
ン−2(1H)−オン 実施例3の化合物11.9g(0.05モル)を窒素下塩
化メチレン300ml中に懸濁した。塩基として4−メチ
ルピリジン7.0g(0.075モル)を撹拌しながら急
速に添加した。次にトルエン中イソプロピルクロロホル
メートの1モル溶液60ml(0.06モル)を30分か
けて室温で滴下添加した。この操作の間、懸濁液はゆっ
くり溶液化した。TLCモニタリングの結果、反応は室
温で4〜6時間後には完了していた。溶液を2N硫酸で
酸性にし、有機相を分離し、水相を再度塩化メチレン5
0mlで抽出した。溶媒を減圧下に蒸発した後、得られた
半固体の生成物を撹拌しながらジイソプロピルエーテル
から再結晶させた。収量:15.0g、融点115℃。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=1.3(2d, J=7Hz, 6H,
2イソプロピル-CH3), 2.1(s, 3H, SCH3), 2.35+2.7(d
qAB, 2H, -CH2-S), 3.73(s, 3H, MeO), 4.87(q, 1H, C
H), 4.97(m, J=7Hz, 1H, イソプロピル-CH), 6.7-7.25
(m, 3H, 芳香族), 10.65(s, 1H, アミド) MS: 化学イオン化, (M+H)+=325 HPLC:98%純度、S−エナンチオマー99.9% 比旋光度〔α〕D 22=39°(c=1 メタノール中) 元素分析値 計算値:C 55.6% H 6.2% N 8.6% S
9.8% 測定値:C 55.5% H 5.8% N 8.4% S
9.7% 例えば実施例3〜28に記載の式IIの化合物を用いる場
合は、X=Oであるような式Iの以下の化合物は式III
の相当する化合物との反応により実施例29に記載の方
法と類似の方法により得ることができる。
−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒドロキノキサリ
ン−2(1H)−オン 実施例3の化合物11.9g(0.05モル)を窒素下塩
化メチレン300ml中に懸濁した。塩基として4−メチ
ルピリジン7.0g(0.075モル)を撹拌しながら急
速に添加した。次にトルエン中イソプロピルクロロホル
メートの1モル溶液60ml(0.06モル)を30分か
けて室温で滴下添加した。この操作の間、懸濁液はゆっ
くり溶液化した。TLCモニタリングの結果、反応は室
温で4〜6時間後には完了していた。溶液を2N硫酸で
酸性にし、有機相を分離し、水相を再度塩化メチレン5
0mlで抽出した。溶媒を減圧下に蒸発した後、得られた
半固体の生成物を撹拌しながらジイソプロピルエーテル
から再結晶させた。収量:15.0g、融点115℃。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=1.3(2d, J=7Hz, 6H,
2イソプロピル-CH3), 2.1(s, 3H, SCH3), 2.35+2.7(d
qAB, 2H, -CH2-S), 3.73(s, 3H, MeO), 4.87(q, 1H, C
H), 4.97(m, J=7Hz, 1H, イソプロピル-CH), 6.7-7.25
(m, 3H, 芳香族), 10.65(s, 1H, アミド) MS: 化学イオン化, (M+H)+=325 HPLC:98%純度、S−エナンチオマー99.9% 比旋光度〔α〕D 22=39°(c=1 メタノール中) 元素分析値 計算値:C 55.6% H 6.2% N 8.6% S
9.8% 測定値:C 55.5% H 5.8% N 8.4% S
9.7% 例えば実施例3〜28に記載の式IIの化合物を用いる場
合は、X=Oであるような式Iの以下の化合物は式III
の相当する化合物との反応により実施例29に記載の方
法と類似の方法により得ることができる。
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】実施例85 S−4−イソプロポキシカルボニル−6−メトキシ−3
−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒドロキノキサリ
ン−2(1H)−オン 実施例29の化合物16.1g(0.05モル)を乾燥ジ
メトキシエタン200mlに溶解し、微粉末5硫化リン1
3g(0.06モル)をこの溶液にアルゴン下撹拌しな
がら添加し、次に混合物を室温で撹拌した。24時間
後、反応はまだ終了していなかったため、更に4gの5
硫化リンを添加した。24時間室温でインキュベートし
た後、混合物を30℃で更に3時間撹拌した。次に混合
物を精製層を通して吸引濾過することにより固体を分離
し、次にこれをジメトキシエタンで洗浄した。収集した
濾液を減圧下に蒸発させた。残存した暗色の油状物をM
TBエーテル250mlに溶解し、この溶液を炭酸水素ナ
トリウムの飽和溶液200mlとともに十分撹拌した。相
を分離させ、水相を再度MTBエーテル20mlで抽出し
た。有機抽出液を硫酸マグネシウム上または硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させロータリーエバポレーターで処理し
た。残存した黄茶色の油状物を熱ジイソプロピルエーテ
ル30mlに溶解した。撹拌しながら溶液を冷却すること
により析出した。析出した結晶を少量のジイソプロピル
エーテルおよびn−ペンタンで洗浄し、デシケーター中
で乾燥した。収量:91.4g、融点103℃。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=1.27(2d, J=7Hz, 6H,
2イソプロピル-CH3), 2.1(s, 3H, SCH3), 2.34+2.79
(dqAB, 2H, -CH2-S), 3.75(s, 3H, MeO), 4.97(m,J=7H
z, 1H, イソプロピル-CH), 5.25(q, 1H, CH), 6.75-7.3
(m, 3H, 芳香族),12.73(s, 1H, チオアミド) MS: 化学イオン化,(M+H)+=341 HPLC:99.6%純度、S−エナンチオマー99.4
% 比旋光度〔α〕D 22=18°(c=1 メタノール中) 元素分析値 計算値:C 52.9% H 5.9% N 8.4% S
18.8% 測定値:C 52.9% H 5.3% N 8.3% S
18.6% 例えば実施例30〜84に記載のX=Oの式Iの化合物
を使用する場合は、X=Sであるような式Iの以下の化
合物は、相当する硫化試薬との反応により実施例85に
記載の方法と類似の方法で得ることができる。
−(メチルチオメチル)−3,4−ジヒドロキノキサリ
ン−2(1H)−オン 実施例29の化合物16.1g(0.05モル)を乾燥ジ
メトキシエタン200mlに溶解し、微粉末5硫化リン1
3g(0.06モル)をこの溶液にアルゴン下撹拌しな
がら添加し、次に混合物を室温で撹拌した。24時間
後、反応はまだ終了していなかったため、更に4gの5
硫化リンを添加した。24時間室温でインキュベートし
た後、混合物を30℃で更に3時間撹拌した。次に混合
物を精製層を通して吸引濾過することにより固体を分離
し、次にこれをジメトキシエタンで洗浄した。収集した
濾液を減圧下に蒸発させた。残存した暗色の油状物をM
TBエーテル250mlに溶解し、この溶液を炭酸水素ナ
トリウムの飽和溶液200mlとともに十分撹拌した。相
を分離させ、水相を再度MTBエーテル20mlで抽出し
た。有機抽出液を硫酸マグネシウム上または硫酸ナトリ
ウム上で乾燥させロータリーエバポレーターで処理し
た。残存した黄茶色の油状物を熱ジイソプロピルエーテ
ル30mlに溶解した。撹拌しながら溶液を冷却すること
により析出した。析出した結晶を少量のジイソプロピル
エーテルおよびn−ペンタンで洗浄し、デシケーター中
で乾燥した。収量:91.4g、融点103℃。1 H-NMR (200MHz, d6-DMSO):δ=1.27(2d, J=7Hz, 6H,
2イソプロピル-CH3), 2.1(s, 3H, SCH3), 2.34+2.79
(dqAB, 2H, -CH2-S), 3.75(s, 3H, MeO), 4.97(m,J=7H
z, 1H, イソプロピル-CH), 5.25(q, 1H, CH), 6.75-7.3
(m, 3H, 芳香族),12.73(s, 1H, チオアミド) MS: 化学イオン化,(M+H)+=341 HPLC:99.6%純度、S−エナンチオマー99.4
% 比旋光度〔α〕D 22=18°(c=1 メタノール中) 元素分析値 計算値:C 52.9% H 5.9% N 8.4% S
18.8% 測定値:C 52.9% H 5.3% N 8.3% S
18.6% 例えば実施例30〜84に記載のX=Oの式Iの化合物
を使用する場合は、X=Sであるような式Iの以下の化
合物は、相当する硫化試薬との反応により実施例85に
記載の方法と類似の方法で得ることができる。
【0031】
【表5】
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】活性試験 培養細胞におけるHIVに対抗する製剤の試薬 方法の説明:培地:RMPI、pH6.8;完全培地に更
に20%ウシ胎児血清および40IU/ml組み換えイン
ターロイキン2を添加した。
に20%ウシ胎児血清および40IU/ml組み換えイン
ターロイキン2を添加した。
【0035】細胞:FicollR の勾配遠心分離により新し
いドナー血液より単離したリンパ球を2g/mlフィトヘ
マグルチニン(Wellcome)添加完全培地中5%二酸化炭
素雰囲気下37℃で36時間培養した。10%DMSO
添加後、細胞密度5×106で細胞を凍結し、液体窒素
中保存した。実験のために細胞を解凍し、RPMI培地
で洗浄し、完全培地中3〜4日間培養した。
いドナー血液より単離したリンパ球を2g/mlフィトヘ
マグルチニン(Wellcome)添加完全培地中5%二酸化炭
素雰囲気下37℃で36時間培養した。10%DMSO
添加後、細胞密度5×106で細胞を凍結し、液体窒素
中保存した。実験のために細胞を解凍し、RPMI培地
で洗浄し、完全培地中3〜4日間培養した。
【0036】試験混合物:被験製剤を16.7mg/mlの
濃度でDMSOに溶解し、その溶液を1mg/mlの濃度ま
で完全培地で希釈した。培地0.4mlをまず24穴のマ
ルチウエルプレートに入れた。溶解した製剤0.1mlを
プレートの上の列に添加した後、各々0.1mlを移すこ
とにより幾何連続希釈を行った。製剤を含有しない対照
群には0.5%DMSOを含有する完全培地0.4mlを入
れた。細胞数5×105個/mlとなった培養リンパ球に
HIV感染リンパ球培養物上澄み1/50容量を添加す
ることにより感染させた。この培養上澄みのウイルス価
は終点希釈により1〜5×106感染単位/mlであると
測定された。30分間37℃でインキュベートした後、
感染リンパ球を遠心分離し、当量の培地に再度回収し
た。この細胞懸濁液0.6mlを試験プレートのウエルの
各々に添加した。試験混合物は3日間37℃でインキュ
ベートした。
濃度でDMSOに溶解し、その溶液を1mg/mlの濃度ま
で完全培地で希釈した。培地0.4mlをまず24穴のマ
ルチウエルプレートに入れた。溶解した製剤0.1mlを
プレートの上の列に添加した後、各々0.1mlを移すこ
とにより幾何連続希釈を行った。製剤を含有しない対照
群には0.5%DMSOを含有する完全培地0.4mlを入
れた。細胞数5×105個/mlとなった培養リンパ球に
HIV感染リンパ球培養物上澄み1/50容量を添加す
ることにより感染させた。この培養上澄みのウイルス価
は終点希釈により1〜5×106感染単位/mlであると
測定された。30分間37℃でインキュベートした後、
感染リンパ球を遠心分離し、当量の培地に再度回収し
た。この細胞懸濁液0.6mlを試験プレートのウエルの
各々に添加した。試験混合物は3日間37℃でインキュ
ベートした。
【0037】評価:感染細胞培養物を顕微鏡観察し、培
養物中の活性ウイルス複製を示す巨大細胞が存在するか
どうかを調べた。巨大細胞が発生しなかった最低製剤濃
度を測定し、HIVに対する阻止濃度とした。対照群と
して培養プレートの上澄みにHIV抗原が存在するかど
うかを、製造者(Organon)の指示に従ってHIV抗原
試験を用いて調べた。
養物中の活性ウイルス複製を示す巨大細胞が存在するか
どうかを調べた。巨大細胞が発生しなかった最低製剤濃
度を測定し、HIVに対する阻止濃度とした。対照群と
して培養プレートの上澄みにHIV抗原が存在するかど
うかを、製造者(Organon)の指示に従ってHIV抗原
試験を用いて調べた。
【0038】
【表8】
【0039】物質のHIV逆転写酵素を阻害する能力に
関する試験 逆転写酵素(RT)の活性をシンチレーション近接試験
(SPA)により測定した。RT SPA用試薬キット
はAmersham/Buchler(Braunschweig)から入手した。
RT酵素(HIV由来E. coliクローニングによる)はH
T Biotecnology Ltd., Cambridge, UKから入手した。
関する試験 逆転写酵素(RT)の活性をシンチレーション近接試験
(SPA)により測定した。RT SPA用試薬キット
はAmersham/Buchler(Braunschweig)から入手した。
RT酵素(HIV由来E. coliクローニングによる)はH
T Biotecnology Ltd., Cambridge, UKから入手した。
【0040】試験混合物:試験は以下に記載する変更を
加えた製造元(Amersham)の方法説明書にしたがって実
施した。 − ウシ血清アルブミンを最終濃度0.5mg/mlとなるよ
うに試験緩衝液に添加した。 − 100μlの試験混合物容量を用い、Eppendorf試験
管中で試験を行った。 − 製造元のRT濃縮物(5000U/ml)を20mMト
リス塩酸緩衝液、pH7.2、30%グリセロールで15
U/mlの活性に希釈した。 − 試験混合物は60分間(37℃)インキュベートし
た。 − 反応が停止し、ビーズ懸濁液で「展開」した後、試
験混合物130μlを10mMトリス塩酸緩衝液pH7.
4、0.15M NaCl 4.5mlに移し、トリチウム活
性をβカウンターで測定した。
加えた製造元(Amersham)の方法説明書にしたがって実
施した。 − ウシ血清アルブミンを最終濃度0.5mg/mlとなるよ
うに試験緩衝液に添加した。 − 100μlの試験混合物容量を用い、Eppendorf試験
管中で試験を行った。 − 製造元のRT濃縮物(5000U/ml)を20mMト
リス塩酸緩衝液、pH7.2、30%グリセロールで15
U/mlの活性に希釈した。 − 試験混合物は60分間(37℃)インキュベートし
た。 − 反応が停止し、ビーズ懸濁液で「展開」した後、試
験混合物130μlを10mMトリス塩酸緩衝液pH7.
4、0.15M NaCl 4.5mlに移し、トリチウム活
性をβカウンターで測定した。
【0041】物質の試験:阻害活性の予備試験を実施す
るために、被験物質をDMSOに溶解し(原液、c=1
mg/ml)、DMSO中10-1、10-2、10-3などに希
釈して試験した。IC50値を求めるために、阻害剤の原
液を更に50mMトリス塩酸緩衝液pH8で希釈し、適当な
濃度で試験した。酵素の50%阻害に対応する濃度をR
T活性vs log Cinhのプロットから確認した。結果を表
5に示す。
るために、被験物質をDMSOに溶解し(原液、c=1
mg/ml)、DMSO中10-1、10-2、10-3などに希
釈して試験した。IC50値を求めるために、阻害剤の原
液を更に50mMトリス塩酸緩衝液pH8で希釈し、適当な
濃度で試験した。酵素の50%阻害に対応する濃度をR
T活性vs log Cinhのプロットから確認した。結果を表
5に示す。
【0042】
【表9】
フロントページの続き (72)発明者 ラインハルト・キルシユ ドイツ連邦共和国デー−38100ブラウンシ ユヴアイク.アム・シユタイントールヴア ル17 (72)発明者 イエルク−ペーター・クライム ドイツ連邦共和国デー−65779ケルクハイ ム.ハテルスハイマーシユトラーセ27 (72)発明者 クリストフ・マイヒスナー ドイツ連邦共和国デー−65835リーダーバ ハ.ヘーヒスターシユトラーセ21ゲー (72)発明者 ギユンター・リース ドイツ連邦共和国デー−65795ハテルスハ イム.イム・ヘールヒエン44 (72)発明者 イルヴイン・ヴインクラー ドイツ連邦共和国デー−65835リーダーバ ハ.インデンアイヒエン40
Claims (9)
- 【請求項1】 下記式IまたはIa 【化1】 〔式中、nは0、1または2であり、 R1はフッ素、塩素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−ア
ルコキシであり、 R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−
アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アル
キルチオであり、 R3はC1〜C6−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C6−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、 Xは酸素、硫黄またはセレンである〕の化合物および生
理学的に許容しうる塩、および、それらのプロドラッ
グ。 - 【請求項2】 nは0または1であり、 R1はフッ素、塩素、ヒドロキシルまたはC1〜C3−ア
ルコキシであり、 R2は場合によりヒドロキシルで置換されたC1〜C4−
アルキル、C1〜C4−アルコキシまたはC1〜C4−アル
キルチオであり、 R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C4−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、 Xは酸素または硫黄である請求項1に記載の式Iまたは
Iaの化合物。 - 【請求項3】 nは0または1であり、 R1はフッ素、塩素、メトキシ、エトキシまたはプロポ
キシであり、 R2はメチルチオメチル、エチルまたはプロピル、また
は、ヒドロキシルで置換されたC1〜C2−アルキルまた
はC1〜C4−アルコキシであり、 R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C4−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、 Xは酸素または硫黄である請求項1または2に記載の式
IまたはIaの化合物。 - 【請求項4】 nは0または1であり、 R1は塩素、メトキシまたはエトキシであり、 R2はメチルチオメチル、エチルまたはプロピル、また
は、ヒドロキシルで置換されたC1〜C2−アルキルまた
はC1〜C4−アルコキシであり、 R3はC1〜C4−アルキルオキシカルボニルまたはC2〜
C4−アルケニルオキシカルボニルであり、そして、 Xは酸素または硫黄である請求項1〜3に記載の式Iま
たはIaの化合物。 - 【請求項5】 下記段階: A) Xが酸素であり基R1、R2およびR3が請求項1
〜4で定義したものである式Iの化合物を調製するため
に、下記式II: 【化2】 〔式中請求項1〜4の定義をR1およびR2に適用する〕
の化合物を、下記式III: R3−Z (III) 〔式中R3は請求項1〜4に記載の意味を有し、そして
Zは脱離基例えば、塩素である〕の化合物と反応させる
こと、または、下記段階: B) Xが酸素であり、請求項1〜4の定義をR1、R2
およびR3に適用する式Iの化合物を硫化試薬と反応さ
せることにより、Xが硫黄であり、R1、R2およびR3
が請求項1〜4で定義したものである式Iの化合物を調
製すること、を包含する、請求項1記載の式IまたはI
aの化合物の調製方法。 - 【請求項6】 薬剤としての請求項1〜4のいずれか一
項に記載の式IまたはIaの化合物の使用。 - 【請求項7】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の式
IまたはIaの少なくとも1つの化合物の有効量を含有
する薬剤。 - 【請求項8】 式IまたはIaの化合物の有効量を慣用
的な薬学的補助剤とともに投与に適する形態とすること
を包含する請求項7記載の薬剤の調製方法。 - 【請求項9】 ウイルス性疾患を治療するための薬剤を
調製するための請求項1〜4のいずれか一項に記載の式
IまたはIaの化合物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4437406:2 | 1994-10-19 | ||
| DE4437406A DE4437406A1 (de) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | Chinoxaline, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225544A true JPH08225544A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=6531202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7271019A Pending JPH08225544A (ja) | 1994-10-19 | 1995-10-19 | キノキサリン、その調製方法およびその使用 |
Country Status (27)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5723461A (ja) |
| EP (1) | EP0708093B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08225544A (ja) |
| KR (1) | KR960014108A (ja) |
| CN (1) | CN1094930C (ja) |
| AT (1) | ATE198747T1 (ja) |
| AU (1) | AU708293B2 (ja) |
| BR (1) | BR9504456A (ja) |
| CA (1) | CA2160859A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ271295A3 (ja) |
| DE (2) | DE4437406A1 (ja) |
| DK (1) | DK0708093T3 (ja) |
| ES (1) | ES2154311T3 (ja) |
| FI (1) | FI954946A7 (ja) |
| GR (1) | GR3035673T3 (ja) |
| HR (1) | HRP950524B1 (ja) |
| HU (1) | HUT73485A (ja) |
| IL (1) | IL115641A0 (ja) |
| MY (1) | MY132057A (ja) |
| NO (1) | NO306615B1 (ja) |
| NZ (1) | NZ280258A (ja) |
| PL (1) | PL184860B1 (ja) |
| PT (1) | PT708093E (ja) |
| SI (1) | SI9500329A (ja) |
| SK (1) | SK128495A3 (ja) |
| TW (1) | TW328954B (ja) |
| ZA (1) | ZA958783B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024525430A (ja) * | 2021-07-02 | 2024-07-12 | アルデイラ セラピューティクス, インコーポレイテッド | アルデヒドを捕捉する複素環式化合物およびその使用 |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6369057B1 (en) * | 1991-04-15 | 2002-04-09 | Aventis Pharma Deutschland Gmbh | Quinoxalines, processes for their preparation and their use |
| US6015800A (en) * | 1997-09-03 | 2000-01-18 | Warner-Lambert Company | Substituted quinoxaline-2-ones as glutamate receptor antagonists |
| WO1999025327A2 (en) * | 1997-11-14 | 1999-05-27 | Warner-Lambert Company | Small molecule intervention in hiv-1 replication |
| GB9901795D0 (en) * | 1999-01-28 | 1999-03-17 | Glaxo Group Ltd | Chemical compounds |
| GB9911887D0 (en) * | 1999-05-21 | 1999-07-21 | Glaxo Group Ltd | Methods and medicaments for post exposure prophylaxis of an hiv infection |
| WO2002087500A2 (en) * | 2001-04-27 | 2002-11-07 | Newbiotics, Inc. | Viral enzyme activated prototoxophores and use of same to treat viral infections |
| WO2005018531A2 (en) * | 2003-08-26 | 2005-03-03 | 'chemical Diversity Research Institute', Ltd. | Pharmaceutical compositions, azo-heterocyclic compounds and method for the production and use thereof |
| US7351709B2 (en) * | 2004-06-09 | 2008-04-01 | Wyeth | Estrogen receptor ligands |
| MX371331B (es) | 2012-04-24 | 2020-01-27 | Vertex Pharma | Inhibidores de la proteina cinasa dependiente de acido desoxirribonucleico(adn-pk). |
| ME03336B (me) | 2013-03-12 | 2019-10-20 | Vertex Pharma | Inhibitori dnk-pk |
| JP6408569B2 (ja) | 2013-10-17 | 2018-10-17 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッドVertex Pharmaceuticals Incorporated | Dna−pk阻害剤としての(s)−n−メチル−8−(1−((2’−メチル−[4,5’−ビピリミジン]−6−イル)アミノ)プロパン−2−イル)キノリン−4−カルボキサミドおよびその重水素化誘導体の共結晶 |
| EP3518931A4 (en) | 2016-09-27 | 2020-05-13 | Vertex Pharmaceuticals Incorporated | METHOD FOR TREATING CANCER WITH A COMBINATION OF DNA-DAMAGING SUBSTANCES AND DNA-PK INHIBITORS |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE205837T1 (de) * | 1991-04-15 | 2001-10-15 | Aventis Pharma Gmbh | Chinoxaline, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung |
| DE4342024A1 (de) * | 1993-12-09 | 1995-06-14 | Hoechst Ag | Kombinationspräparate, enthaltend ein Chinoxalin und ein Nukleosid |
-
1994
- 1994-10-19 DE DE4437406A patent/DE4437406A1/de not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-10-12 EP EP95116094A patent/EP0708093B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-12 AT AT95116094T patent/ATE198747T1/de not_active IP Right Cessation
- 1995-10-12 DK DK95116094T patent/DK0708093T3/da active
- 1995-10-12 DE DE59508969T patent/DE59508969D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-12 ES ES95116094T patent/ES2154311T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-10-12 PT PT95116094T patent/PT708093E/pt unknown
- 1995-10-15 IL IL11564195A patent/IL115641A0/xx unknown
- 1995-10-16 TW TW084110841A patent/TW328954B/zh active
- 1995-10-17 AU AU34316/95A patent/AU708293B2/en not_active Ceased
- 1995-10-17 US US08/544,290 patent/US5723461A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-17 MY MYPI95003112A patent/MY132057A/en unknown
- 1995-10-17 FI FI954946A patent/FI954946A7/fi unknown
- 1995-10-17 CZ CZ952712A patent/CZ271295A3/cs unknown
- 1995-10-17 NZ NZ280258A patent/NZ280258A/en unknown
- 1995-10-17 SK SK1284-95A patent/SK128495A3/sk unknown
- 1995-10-18 CN CN95120372A patent/CN1094930C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-18 NO NO954139A patent/NO306615B1/no not_active IP Right Cessation
- 1995-10-18 HU HU9503005A patent/HUT73485A/hu unknown
- 1995-10-18 CA CA002160859A patent/CA2160859A1/en not_active Abandoned
- 1995-10-18 ZA ZA958783A patent/ZA958783B/xx unknown
- 1995-10-18 KR KR1019950035876A patent/KR960014108A/ko not_active Abandoned
- 1995-10-18 PL PL95311016A patent/PL184860B1/pl unknown
- 1995-10-18 HR HR950524A patent/HRP950524B1/xx not_active IP Right Cessation
- 1995-10-19 JP JP7271019A patent/JPH08225544A/ja active Pending
- 1995-10-19 BR BR9504456A patent/BR9504456A/pt not_active IP Right Cessation
- 1995-10-19 SI SI9500329A patent/SI9500329A/sl unknown
-
2001
- 2001-03-30 GR GR20010400523T patent/GR3035673T3/el not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024525430A (ja) * | 2021-07-02 | 2024-07-12 | アルデイラ セラピューティクス, インコーポレイテッド | アルデヒドを捕捉する複素環式化合物およびその使用 |
Also Published As
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5424311A (en) | Azaquinoxalines and their use | |
| US6083953A (en) | 2- (2-amino-1,6-dihydro-6-oxo-purin-9-yl) methoxy-1,3- propanediol derivative | |
| KR100245138B1 (ko) | 퀴녹살린,이의 제조방법 및 이를 함유하는 약제학적 조성물 | |
| US20050171101A1 (en) | Phenanthridinones as parp inhibitors | |
| AU697107B2 (en) | 2-(2-amino-1,6-dihydro-6-oxopurin-9-yl)methoxy-1,3- propanediol derivative | |
| JPH08225544A (ja) | キノキサリン、その調製方法およびその使用 | |
| KR900008674B1 (ko) | N-(피페리디닐-알킬)-카복스아미드의 제조방법 | |
| JP4231107B2 (ja) | 抗ウイルス作用を有する置換キノリン誘導体 | |
| US20080214528A1 (en) | Anti-infective agents | |
| JP3605123B2 (ja) | 4−イミノキノリン、その製法およびそれを含有する抗ウイルス剤 | |
| JPH0336835B2 (ja) | ||
| WO1999054306A1 (en) | Isoquinolinesulfonamide derivatives and drugs containing the same as the active ingredient | |
| JPH0129190B2 (ja) | ||
| KR910003007B1 (ko) | 아미드 화합물의 제조방법 | |
| JPH10310576A (ja) | イソキノリンスルフォンアミド誘導体及びこれを有効成分とする医薬 | |
| JP2550631B2 (ja) | ピリダジノン誘導体 | |
| EP0412529A1 (en) | Imidazole derivatives, process for the preparation of the same and antiulcer agents containing the same | |
| JP3272808B2 (ja) | 新規四環系化合物 | |
| JPH05271204A (ja) | 新規なトリアジン誘導体 | |
| HU212266B (en) | Process for producing novel 1,3,4-benzotriazepin-5(4h)-one derivatives and pharmaceutical preparations containing them | |
| CN113173918A (zh) | N-吲哚-1,6-二氢嘧啶-4-羧酰胺衍生物及其制备方法和应用 | |
| HK1011988B (en) | Quinoxalines, process for their preparation, and their use | |
| HK1165216A (en) | Process for the preparation of alogliptin | |
| HK1012339B (en) | 2-(2-amino-1, 6-dihydro-6-oxo-purin-9-yl)methoxy-1, 3-propanediol derivatives |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060808 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20061108 |
|
| A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20061113 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070417 |