JPH08231541A - イミダゾリン誘導体および除草剤 - Google Patents

イミダゾリン誘導体および除草剤

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JPH08231541A
JPH08231541A JP6689995A JP6689995A JPH08231541A JP H08231541 A JPH08231541 A JP H08231541A JP 6689995 A JP6689995 A JP 6689995A JP 6689995 A JP6689995 A JP 6689995A JP H08231541 A JPH08231541 A JP H08231541A
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alkyl
group
alkoxy
compound
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JP6689995A
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Inventor
Yasuyuki Miyazawa
靖之 宮澤
Yoshihiko Hara
良彦 原
Akiyoshi Ueda
昭嘉 植田
Masami Furuguchi
正巳 古口
Takashi Kawana
貴 川名
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】一般式〔a〕で表される化合物、および当該化
合物を有効成分として含有する除草剤。 〔式中、R1 ,R2 は、C1-6 アルキル基、又はR1
2 が一緒になって3〜6員の炭素環を表し、R3 は、
H、C1-6 アルキル基、COr1 又はSO2 2(式
中、r1 ,r2 は、C1-6 アルキル基等を表す。)。Z
は、C、CH又はNを表す。Qは1個以上のS,N,S
i,P原子を含んでも良い5〜8員環を表す。YはH、
1-6 アルキル基等を表す。Xは、C1-6 アルキル基、
2-6 アルケニル基、ハロゲン原子、C1-6 アルコキシ
基、フェノキシ基、C1-6 アルキルチオ基、フェニルチ
オ基等を表す。また、nは、0〜3の整数を表し、m
は、0〜4の整数を表す〕 【効果】作物との選択性の良い除草剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なイミダゾリン誘
導体および除草剤に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸作物の栽培にあたり、雑草防除の
ため多くの除草剤が使用されている。しかし、作物に薬
害を生じたり、環境に残留し、汚染したりすることか
ら、より低い薬量で効果が確実でしかも安全に使用でき
る薬剤の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は工業的
に有利に合成でき、より低い薬量で効果の確実な安全性
の高い、作物との選択性の良い除草剤を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式〔a〕
【0005】
【化3】
【0006】〔式中、R1 およびR2 は、C1-6 アルキ
ル基を、またはR1 およびR2 が一緒になって3〜6員
の炭素環を表す。R3 は、水素原子、C1-6 アルキル
基、トリC1-6 アルキルシリル基、COr1 (式中、r
1 は、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基または置
換されてもよいフェニル基を表す。)またはSO2 2
(式中、r2 は、C1-6 アルキル基または置換されても
よいフェニル基を表す。)。
【0007】Zは、C、CHまたはNを表す。Qは1ま
たは2個の炭素原子、硫黄原子、窒素原子、珪素原子ま
たは燐原子を含んでも良い5〜8員環を表す。Yは水素
原子、C1-6 アルキル、C3-7 シクロアルキル、C2-6
アルケニル、C3-6 アルキニル、C1-6 ハロアルキル、
置換されても良いベンジル、置換されても良いフェニ
ル、C1-6 アルコキシC1-6 アルキル、C1-6 アルキル
チオC1-6 アルキル、置換されても良いフェノキシC
1-6 アルキル、フェニルチオC1-6アルキル、C1-6
ルキルスルフィニルC1-6 アルキル、C1-6 アルキルス
ルホニルC1-6 アルキル、フェニルスルホニルC1-6
ルキル、シアノC1-6 アルキル、ハロゲン、ニトロ、ア
ミノ、C1-6 アルキルアミノ、ジC1-6 アルキルアミ
ノ、アシルアミノ、C1-6 アルキルスルホニルアミノ、
ホルミル、シアノ、カルボキシル、ヒドロキシ、置換さ
れても良いC1-6 アルコキシカルボニル、置換されても
良いC1-6 アルキルチオカルボニル、C1-6 アシルC
1-6 アルコキシモイル、C1-6 アシルイミドイル、カル
バモイル、C1-6 アルコキシ、C2-6 アルケニルオキ
シ、C3-6 アルキニルオキシ、C1-6 アルコキシC1-6
アルコキシ、C1-6 アルキルチオC1-6 アルコキシ、C
1-6 アルキルスルホニルC1-6 アルコキシ、C1-6 アル
コキシカルボニルで置換されたC1-6 アルコキシ、C
1-6 アルキルスルホニルオキシ、チオール、C1-6 アル
キルチオ、C1-6 アルキルスルホニル、C2-6 アルケニ
ルチオ、C3-6 アルキニルチオ、アシルオキシ、カルバ
モイルオキシ、チオカルバモイルオキシ、置換されても
良いベンジルオキシ、置換されても良いフェノキシ、置
換されても良いフェニルチオ、置換されても良いフェニ
ルスルホニルオキシ、置換されても良いベンゾイルオキ
シ、置換されても良いフェニルスルホニル、置換されて
も良いヘテロ環オキシ、置換されても良いヘテロ環チ
オ、置換されても良いベンゾイル、オキソ、ケタールま
たはイミノ基を表す。
【0008】又、2つのYが結合して、飽和もしくは不
飽和の炭素環又は複素環を形成しても良い。Xは、(ハ
ロゲン原子、C1-6 アルコキシ、C1-6 アルキルチオ、
1-6 アルキルスルホニル、C1-6 アルコキシイミノ)
で置換されてもよいC1-6 アルキル基、フェニルで置換
されてもよいC2-6 アルケニル基、ハロゲン原子、C
1-6 アルコキシ基、フェノキシ基、C1-6 アルキルチオ
基、フェニルチオ基、シアノ、ニトロ、モノもしくはジ
1-6 アルキルで置換されてもよいアミノ基、COr3
(式中、r3 は、H,C1-6 アルキル基、C1-6 アルコ
キシ基または置換されてもよいフェニル基を表す。)ま
たは置換されてもよいフェニル基を表す。また、2つの
Xで5〜6員炭素環を形成してもよい。nは、0〜3の
整数を表す。mは、0〜4の整数を表す〕で表される化
合物および除草剤である。
【0009】本発明化合物は、次の方法によって製造す
ることができる。 (製造法−1)
【0010】
【化4】
【0011】一般式〔b〕(式中、Q,X,Y,Z,
m,nは前記と同じ意味を表す。)の化合物と一般式
〔c〕(式中R1 ,R2 は前記と同じ意味を表す。)の
化合物とを有機溶媒中で、例えば、DCC等の脱水縮合
剤等を用いて反応させて、一般式〔d〕(式中、Q,
X,Y,Z,m,n,R1 ,R2 は前記と同じ意味を表
す。)の化合物を合成することができる。又、化合物
〔d〕は、次のような方法でも合成することができる。
即ち、化合物〔b〕を文献既知(例えばM.Bodan
szky著“The Practice of Pep
tideSynthesis”1984年、Sprin
ger−Verlag,Berlin Heidelb
erg刊に記載の方法)の方法によって、一般式〔e〕
(式中、Q,X,Y,Z,m,nは前記と同じ意味を表
し、Lはハロゲン、イミダゾール、低級アルコキシ、ニ
トロ置換フェノキシ等の脱離基を表す。)の化合物に誘
導した後に、有機溶媒中、単独もしくは適当な塩基の共
存下で化合物〔c〕を反応させる方法である。上記
〔b〕と〔c〕から〔d〕、または〔e〕と〔c〕から
〔d〕を製造する反応で用いる有機溶媒としては、例え
ば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、クロロ
ホルム、ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素類、ジ
エチルエーテル、THF等のエーテル類、アセトン、M
EK等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、DM
F、DMSO等の非プロトン性極性溶媒、アセトニトリ
ル等のニトリル類、酢酸等の有機酸類、及び水等が挙げ
られる。反応温度は0〜150℃が好ましい。
【0012】化合物〔d〕をベンゼン、トルエン等の溶
媒中、NaOH等の水酸化アルカリやNaH等の水素化
アルカリ等の塩基の共存下に50℃〜溶媒の沸点に加熱
する事により、一般式〔a−1〕(式中、Q,X,Y,
Z,m,n,R1 ,R2 は前記と同じ意味を表す。)の
化合物を合成することができる。化合物〔a−1〕を有
機溶媒中、R3 ′L′(R3 ′はR3 に示した基を表
す。但しHを除く。L′はハロゲン、アルキルスルホニ
ルオキシ、アリールスルホニルオキシを表す。)の化合
物と塩基の存在下反応させることにより、一般式〔a−
2〕(式中、Q,X,Y,Z,m,n,R1 ,R2 ,R
3 ′は前記と同じ意味を表す。)の化合物を合成するこ
とができる。ここで溶媒としては、一般的な有機溶媒が
使用できるが、DMFやDMSO、DME、THF等が
好ましく、塩基としてはアルカリ金属類の水酸化物、水
素化物、炭酸塩等や、トリエチルアミン等の有機塩基を
用いることができる。反応温度は0〜150℃である。
【0013】(製造法−2)
【0014】
【化5】
【0015】一般式〔a−3〕(式中、X′,Y′は、
各々、X,Yと同内容の意味を表す。Z,m,n,
1 ,R2 ,R3 ,Qは前記と同じ意味を表す。)の化
合物を文献公知の方法に従い、有機溶媒中、単独もしく
は適当な塩基や酸の共存下、−78℃〜溶媒の沸点まで
の温度で、適当な反応試剤(例えば、アルキル化剤、ア
シル化剤、ハロゲン等)と1〜24時間反応させて、
Y′m、あるいは環置換基X′nの誘導化を行い、一般
式〔a−4〕(式中、Z,m,n,R1 ,R2 ,R3
Qは前記と同じ意味を表し、X″,Y″はX,Yと同内
容の意味を表す。)の化合物を合成することができる。
この反応で用いる有機溶媒としては、例えば、メタノー
ル等のアルコール類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭
化水素類、クロロホルム、ジクロロメタン等のハロゲン
化炭化水素類、ジエチルエーテル、THF等のエーテル
類、アセトン、MEK等のケトン類、酢酸エチル等のエ
ステル類、DMF、DMSO等の非プロトン性極性溶
媒、アセトニトリル等のニトリル類、酢酸等の有機酸
類、及び水等が挙げられる。
【0016】又、この反応に用いる塩基としては、水酸
化ナトリウム等の水酸化アルカリ類、炭酸カリウム等の
炭酸塩類、ナトリウムエチラート等の金属アルコラート
類、水素化ナトリウムや水素化リチウムアルミニウム等
の金属水素化物、ブチルリチウム等のアルキル金属類、
ナトリウムアミド等の金属アミド類、トリエチルアミン
等の有機塩基類が挙げられる。酸としては、塩酸、硝酸
等の無機鉱酸類、酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸
等の有機酸類、塩化アルミニウム等のルイス酸類が挙げ
られる。
【0017】(製造法−3)一般式〔a〕の化合物は、
公知文献、例えば、I.J.Turchi,“The
Chemistry of Heterocyclic
Compounds”vol 45.John Wi
ley & Sons,Inc.,1986記載のオキ
サゾールの合成法に準じた方法で製造する事が出来る。
【0018】
【化6】
【0019】(A法)一般式〔f〕(式中、Z,Q,
X,Y,m,nは前記の意味を示す。)で示される化合
物と脱水縮合剤を、無溶媒又は適当な溶媒中、室温から
溶媒の沸点温度で1〜24時間反応させることにより製
造される。又、適当な塩基の存在下で反応を行うことも
できる。反応に用いられる脱水縮合剤としては、例え
ば、五塩化リン、オキシ塩化リン、ポリリン酸、五酸化
リン、トリフェニルホスフィン−四塩化炭素等が挙げら
れる。
【0020】反応に用いられる溶媒としては、例えば、
ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメ
タン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類等が挙げ
られる。又、用いられる塩基としては、トリエチルアミ
ン、DBU、ピリジン等の有機塩基類等が挙げられる。
【0021】(B法)一般式〔g〕(式中、Z,X,n
は前記の意味を示す。)で示される化合物と一般式
〔h〕(式中、Q,Y,mは前記の意味を示す。)で示
されるα−アジドケトンを、文献公知の方法に従い、ト
リフェニルホスフィン等の存在下、適当な溶媒中、室温
から溶媒の沸点温度で、1〜24時間反応させることに
より製造される。反応に用いられる溶媒として、例え
ば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類が挙げら
れる。
【0022】(C法)一般式〔g〕(式中、Z,X,n
は前記の意味を示す。)で示される化合物と一般式
〔i〕(式中、Q,Y,mは前記の意味を示す。)で示
されるオキシム誘導体を、文献公知の方法に従い、酸の
存在下、適当な溶媒中、室温から溶媒の沸点温度で、1
〜24時間反応させる事により製造される。反応に用い
られる溶媒として、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハ
ロゲン化炭化水素類、酢酸等の有機酸類、無水酢酸等の
酸無水物等が挙げられる。又、化合物〔V〕を過剰に用
い、無溶媒の条件で製造することも出来る。また、この
反応に用いられる酸としては、塩酸、硫酸等の無機酸、
パラトルエンスルホン酸等の有機酸が挙げられる。
【0023】(D法)一般式〔j〕(式中、Z,X,n
は前記の意味を示す。)で示される化合物と一般式
〔k〕(式中、Q,Y,mは前記の意味を示す。)で示
されるα−ハロケトン誘導体を、文献公知の方法に従
い、適当な塩基の存在下、又は非存在下、適当な溶媒中
又は無溶媒下、室温から溶媒の沸点温度で、1〜24時
間反応させる事により製造される。反応に用いられる溶
媒として、例えば、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化
水素類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素類等が挙げられる。また、用いられる塩基とし
ては、水素化アルカリ金属、アルカリ金属の炭酸塩、ト
リエチルアミン、DBU、ピリジン等の有機塩基類が挙
げられる。
【0024】(E法)一般式〔j〕(式中、Z,X,n
は前記の意味を示す。)で示される化合物と一般式
〔p〕(式中、Q,Y,mは前記の意味を示す。)で示
されるα−ヒドロキシケトン誘導体を、文献公知の方法
に従い、酸の存在下、適当な溶媒中、室温から溶媒の沸
点温度で、1〜24時間反応させる事により製造され
る。反応に用いられる溶媒として、例えば、ベンゼン、
トルエン等の芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロ
ロホルム等のハロゲン化炭化水素類、酢酸等の有機酸
類、無水酢酸等の酸無水物等が挙げられる。また、酸と
しては、塩酸、硫酸等の無機酸が挙げられる。
【0025】一般式〔a〕で表される化合物の塩として
は、環境容認性の塩、例えば、塩酸塩、臭化水素塩等の
無機酸塩類、酢酸塩、蓚酸塩、蟻酸塩等の有機酸塩類
等、及びアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウ
ム塩等が挙げられる。これらの塩は慣用の方法で製造し
得る。本発明化合物の構造は、IR,NMR,MS等か
ら決定した。
【0026】
【実施例−化合物】次に実施例を挙げ、本発明化合物を
更に詳細に説明する。 〔実施例1〕2−(5−エチル−3−(テトラヒドロベ
ンゾオキサゾール−2−イル)ピリジン−2−イル)−
5−イソプロピル−5−メチルイミダゾリン−4−オン
(化合物No.25)の合成
【0027】
【化7】
【0028】2−(5−エチル−3−(2−ヒドロキシ
シクロヘキシルカルバモイル)ピリジン−2−イル)−
5−イソプロピル−5−メチルイミダゾリン−4−オン
(1.4g)の塩化メチレン溶液(20ml)に、攪拌
下、室温でDess−Martin試薬(Period
inane)(4.6g)を加え、同温度で4時間攪拌
した。反応液を濾過し、濾液を希塩酸で抽出した。水溶
液をpH8に調整し、塩化メチレンで抽出した。有機層
を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒
を留去した。得られた残留物(0.76g)を塩化メチ
レン(20ml)に溶解し、四塩化炭素(2ml)及び
トリフェニルホスフィン(1.05g)を加え、6時間
加熱還流した。反応後、減圧下で溶媒を留去した。得ら
れた残留物を酢酸エチルに溶解し、希塩酸で抽出した。
水溶液をpH8に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機
層を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶
媒を留去した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶出溶媒ヘキサン:アセトン=3:
1)で精製し目的物0.15gを得た。
【0029】上記実施例を含め本発明の化合物の代表例
を以下の第1表に示す。
【0030】
【表1001】
【0031】
【表1002】
【0032】
【表1003】
【0033】本発明化合物(式〔1〕で表される化合
物)は畑作条件で、土壌処理、茎葉処理のいずれの方法
でも高い除草活性を示し、エノコログサ、イチビ、イヌ
ビユ等の各種の畑雑草に有効で、トウモロコシ、ムギ、
大豆、ワタ等の作物に選択性を示す化合物も含まれてい
る。また、本発明化合物は、作物、鑑賞用植物、果樹等
の有用植物に対し、生育余生作用を示す化合物も含まれ
ている。
【0034】また本発明化合物は、水田雑草のノビエ、
タマガヤツリ、オモダカ、ホタルイ等の雑草に対し、優
れた殺草効力を有し、イネに選択性を示す化合物も含ま
れている。更に本発明化合物は果樹園、芝生、線路端、
空き地等の雑草の防除にも適用することができる。本発
明化合物の中間体化合物の中には除草活性を有するもの
も含まれる。
【0035】〔除草剤〕本発明除草剤は、本発明化合物
の1種又は2種以上を有効成分として含有する。本発明
化合物を実際に施用する際には他成分を加えず純粋な形
で使用できるし、また農薬として使用する目的で一般の
農薬のとり得る形態、即ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳
剤、水溶剤、懸濁剤、フロアブル等の形態で使用するこ
ともできる。添加剤および担体としては固型剤を目的と
する場合は、大豆粉、小麦粉等の植物性粉末、珪藻土、
燐灰石、石こう、タルク、ベントナイト、パイロフィラ
イト、クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ、尿
素、芒硝等の有機及び無機化合物が使用される。液体の
剤型を目的とする場合は、ケロシン、キシレンおよびソ
ルベントナフサ等の石油留分、シクロヘキサン、シクロ
ヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、アルコール、アセトン、メチルイソブチルケト
ン、鉱物油、植物油、水等を溶剤として使用する。これ
らの製剤において均一かつ安定な形態をとるために、必
要ならば界面活性剤を添加することもできる。
【0036】本発明除草剤における有効成分濃度は前述
した製剤の形により種々の濃度に変化するものである
が、例えば、水和剤に於いては、5〜90%、好ましく
は10〜85%:乳剤に於いては、3〜70%、好まし
くは5〜30%:粒剤に於いては、0.01〜30%、
好ましくは、0.05%〜10%の濃度が用いられる。
【0037】このようにして得られた水和剤、乳剤は水
で所定の濃度に希釈して懸濁液或いは乳濁液として、粒
剤はそのまま雑草の発芽前又は発芽後に散布処理もしく
は混和処理される。実際に本発明除草剤を適用するに当
たっては10アール当たり有効成分0.1g以上の適当
量が施用される。
【0038】又、本発明除草剤は公知の殺菌剤、殺虫
剤、殺ダニ剤、除草剤、植物成長調整剤等と混合して使
用することも出来る。特に、除草剤と混合使用すること
により、使用薬量を減少させることが可能である。又、
省力化をもたらすのみならず、混合薬剤の相乗作用によ
り一層高い効果も期待できる。その場合、複数の公知除
草剤との組合せも可能である。
【0039】本発明除草剤と混合使用するにふさわしい
薬剤としては、ベンチオカーブ、モリネート、ジメピペ
レート等のカーバメイト系除草剤、チオカーバメイト系
除草剤、ブタクロール、プレチラクロール、メフェナセ
ット等の酸アミド系除草剤、クロメトキシニル、ビフェ
ノックス等のジフェニルエーテル系除草剤、アトラジ
ン、ジアナジン等のトリアジン系除草剤、クロルスルフ
ロン、スルホメチュロン−メチル等のスルホニルウレア
系除草剤、MCP、MCPB等のフェノキシアルカンカ
ルボン酸系除草剤、ジクロホップ−メチル等のフェノキ
シフェノキシプロピオン酸系除草剤、フルアジホップブ
チル等のピリジルオキシフェノキシプロピオン酸系除草
剤、トリフルラリン、ペンジメタリン等のジニトロアニ
リン系除草剤、リニュロン、ジウロン等のウレア系除草
剤、ベンゾイルプロップエチル、フランプロップエチル
等のベンゾイルアミノプロピオン酸系除草剤、イマザキ
ン等のイミダゾリノン系除草剤、その他として、ピペロ
ホス、ダイムロン、ベンタゾン、ダイフェンゾコート、
ナプロアニリド、エトベンザニド、トリアゾフェナミ
ド、キンクロラック、更に、セトキシジム、クレソジム
等のシクロヘキサンジオン系の除草剤等が挙げられる。
又、これらの組み合わせた物に植物油及び油濃縮物を添
加することも出来る。
【0040】
【実施例】
〔除草剤〕次に、本発明除草剤に関する製剤例を若干示
すが、有効成分化合物、添加物及び添加割合は、本実施
例にのみ限定されることなく、広い範囲で変更可能であ
る。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0041】実施例2 水和剤 本発明化合物 20部 ホワイトカーボン 20部 ケイソウ土 52部 アルキル硫酸ソーダ 8部 以上を均一に混合、微細に粉砕して、有効成分20%の
水和剤を得た。
【0042】実施例3 乳剤 本発明化合物 20部 キシレン 55部 ジメチルホルムアミド 15部 ポリオキシエチレンフェニルエーテル 10部 以上を混合、溶解して有効成分20%の乳剤を得た。
【0043】実施例4 粒剤 本発明化合物 5部 タルク 40部 クレー 38部 ベントナイト 10部 アルキル硫酸ソーダ 7部 以上を均一に混合して微細に粉砕後、直径0.5〜1.
0mmの粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得た。
【0044】
【発明の効果】次に本発明除草剤の効果に関する試験例
を示す。除草効果は下記の調査基準に従って調査し、殺
草指数で表した。
【0045】 また、1,3,5,7,9の数値は、各々0と2、2と
4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
【0046】
【数1】
【0047】試験例1 茎葉散布処理 200cm2 のポットに土壌を充填し、表層にメヒシ
バ、アキノエノコログサ、イヌビユ、イチビの各種子を
播き、軽く覆土後温室内で生育させた。各雑草が5〜1
0cmの草丈に生育した時点で各供試化合物の乳剤を水
で希釈して調整した1000ppmの薬液を100リッ
トル/10aの割合(10a当たり100g相当)で小
型噴霧器にて植物の茎葉部に散布した。3週間後に雑草
の除草効果を調査し、その結果を第2表に示した。
【0048】
【表2】
【0049】試験例2 畑土壌処理 表面積が250cm2 のプラスチックポットに畑土壌を
充填し、これに雑草として、ノビエ、アキノエノコログ
サ、イチビ、イヌビユの種子を播種し、その上に0.5
cmの覆土をした。翌日実施例 に示した水和剤の希釈
液を、その有効成分が10a当り、25gとなるように
覆土上に均一に散布し、処理後3週間後に除草効果を調
査し、その結果を第3表に示した。
【0050】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C07D 413/10 233:70 263:56) (C07D 413/10 235:02 263:56) (C07D 413/14 213:16 233:70 263:52) (C07D 413/14 215:04 233:70 263:52) (72)発明者 古口 正巳 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 川名 貴 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔a〕 【化1】 〔式中、R1 およびR2 は、C1-6 アルキル基を、また
    はR1 およびR2 が一緒になって3〜6員の炭素環を表
    す。R3 は、水素原子、C1-6 アルキル基、トリC1-6
    アルキルシリル基、COr1(式中、r1 は、C1-6
    ルキル基、C1-6 アルコキシ基または置換されてもよい
    フェニル基を表す。)またはSO2 2 (式中、r
    2 は、C1-6 アルキル基または置換されてもよいフェニ
    ル基を表す。)。Zは、C、CHまたはNを表す。Qは
    1または2個の炭素原子、硫黄原子、窒素原子、珪素原
    子または燐原子を含んでも良い5〜8員環を表す。Yは
    水素原子、C1-6 アルキル、C3-7 シクロアルキル、C
    2-6 アルケニル、C3-6 アルキニル、C1-6 ハロアルキ
    ル、置換されても良いベンジル、置換されても良いフェ
    ニル、C1-6 アルコキシC1-6 アルキル、C1-6 アルキ
    ルチオC1-6 アルキル、置換されても良いフェノキシC
    1-6 アルキル、フェニルチオC1-6アルキル、C1-6
    ルキルスルフィニルC1-6 アルキル、C1-6 アルキルス
    ルホニルC1-6 アルキル、フェニルスルホニルC1-6
    ルキル、シアノC1-6 アルキル、ハロゲン、ニトロ、ア
    ミノ、C1-6 アルキルアミノ、ジC1-6 アルキルアミ
    ノ、アシルアミノ、C1-6 アルキルスルホニルアミノ、
    ホルミル、シアノ、カルボキシル、ヒドロキシ、置換さ
    れても良いC1-6 アルコキシカルボニル、置換されても
    良いC1-6 アルキルチオカルボニル、C1-6 アシルC
    1-6 アルコキシモイル、C1-6 アシルイミドイル、カル
    バモイル、C1-6 アルコキシ、C2-6 アルケニルオキ
    シ、C3-6 アルキニルオキシ、C1-6 アルコキシC1-6
    アルコキシ、C1-6 アルキルチオC1-6 アルコキシ、C
    1-6 アルキルスルホニルC1-6 アルコキシ、C1-6 アル
    コキシカルボニルで置換されたC1-6 アルコキシ、C
    1-6 アルキルスルホニルオキシ、チオール、C1-6 アル
    キルチオ、C1-6 アルキルスルホニル、C2-6 アルケニ
    ルチオ、C3-6 アルキニルチオ、アシルオキシ、カルバ
    モイルオキシ、チオカルバモイルオキシ、置換されても
    良いベンジルオキシ、置換されても良いフェノキシ、置
    換されても良いフェニルチオ、置換されても良いフェニ
    ルスルホニルオキシ、置換されても良いベンゾイルオキ
    シ、置換されても良いフェニルスルホニル、置換されて
    も良いヘテロ環オキシ、置換されても良いヘテロ環チ
    オ、置換されても良いベンゾイル、オキソ、ケタールま
    たはイミノ基を表す。又、2つのYが結合して、飽和も
    しくは不飽和の炭素環又は複素環を形成しても良い。X
    は、(ハロゲン原子、C1-6 アルコキシ、C1-6 アルキ
    ルチオ、C1-6 アルキルスルホニル、C1-6 アルコキシ
    イミノ)で置換されてもよいC1-6 アルキル基、フェニ
    ルで置換されてもよいC2-6 アルケニル基、ハロゲン原
    子、C1-6 アルコキシ基、フェノキシ基、C1-6 アルキ
    ルチオ基、フェニルチオ基、シアノ、ニトロ、モノもし
    くはジC1-6 アルキルで置換されてもよいアミノ基、C
    Or3(式中、r3 は、H,C1-6 アルキル基、C1-6
    アルコキシ基または置換されてもよいフェニル基を表
    す。)または置換されてもよいフェニル基を表す。ま
    た、2つのXで5〜6員炭素環を形成してもよい。n
    は、0〜3の整数を表す。mは、0〜4の整数を表す〕
    で表される化合物。
  2. 【請求項2】 一般式〔a〕 【化2】 〔式中、R1 、R2 、R3 、Z、Q、Y、X、nおよび
    mは前記と同じ意味を表す。〕で表される化合物の1種
    または2種以上を有効成分として含有することを特徴と
    する除草剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10017520B2 (en) 2014-12-10 2018-07-10 Massachusetts Institute Of Technology Myc modulators and uses thereof
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