JPH08232245A - 水利施設のゲート制御システム - Google Patents

水利施設のゲート制御システム

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JPH08232245A
JPH08232245A JP3558695A JP3558695A JPH08232245A JP H08232245 A JPH08232245 A JP H08232245A JP 3558695 A JP3558695 A JP 3558695A JP 3558695 A JP3558695 A JP 3558695A JP H08232245 A JPH08232245 A JP H08232245A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各ゲート制御装置が独立動作可能なゲート制
御システムを提供する。 【構成】 情報処理装置110が、複数のゲート制御装
置120を介して、電源供給装置101から共通に電力
の供給を受ける複数のゲート102の開閉動作を所定の
優先順位に従って制御するゲート制御システムにおい
て、情報処理装置110は、ゲート情報格納手段111
に保持された各ゲート102に関するゲート情報に基づ
いて、目標開度算出手段112および開始時刻算出手段
113が、それぞれ目標開度と動作開始時刻を算出し、
第1の通信手段114を介して対応するゲート制御装置
120に送出する構成であり、複数のゲート制御装置1
20は、第1の通信手段123を介して受け取った動作
開始時刻に応じて、時刻監視手段122が動作制御手段
121によるゲート102の制御動作を起動する構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダムや河口堰などに設
けられたゲートの開閉を制御して、ダムの貯水量や河川
の流量を調節するゲート制御システムに関するものであ
る。上述したゲート制御システムにおいては、センタに
備えられた情報処理装置により、流域の各地に設置され
たゲートを集中して管理している場合が多い。
【0002】しかし、一般に、信頼性を向上するために
は、情報処理機能を一か所に集中させておくよりも、幾
つかの地点に分散させておくほうが望ましい。特に、公
共性の高いシステムでは、高い信頼性が必要であるた
め、ゲート制御システムにおいても、情報処理装置に集
中している機能の分散化を図り、信頼性を向上すること
が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】ここで、1つのゲート制御システムが管
轄する流域の各地には、様々な種類のゲートが混在して
設置されており、ゲートの種類ごとにゲート駆動装置が
設けられ、センタに備えられた情報処理装置からの指示
に応じて、個々のゲートの開閉動作を制御する構成とな
っている。
【0004】図4に、従来のゲート制御システムの構成
例を示す。図4に示すように、ゲート制御システムは、
センタに備えられた情報処理装置410からの指示に応
じて、例えば、2つのゲートシステム420a,420
bがそれぞれ動作する構成となっている。図4に示した
ゲートシステム420aにおいて、コンジットゲート4
21a,421bおよびクレストゲート422b,42
2bは、それぞれ異なる種類のゲートであり、ゲート制
御装置423,424は、それぞれクレストゲート42
1,コンジットゲート422に対応して設けられてい
る。
【0005】これらのゲート制御装置430a,430
bは、情報処理装置410からの指示として、コンジッ
トゲート421a,421bおよびクレストゲート42
2b,422bそれぞれの開放の度合いの目標値(以
下、目標開度)を受け取り、この目標開度に基づいて、
それぞれの配下のゲートの開閉動作を制御する構成とな
っいる。
【0006】また、図4において、電源供給装置423
は、上述したコンジットゲート421およびクレスト4
22に作動用の電源を供給する構成となっている。ここ
で、上述したコンジットゲート421およびクレストゲ
ート422は、両者共に開閉動作の際に非常に大きな電
源を必要としており、このため、各ゲートシステム42
0に設けられた電源供給装置423は、同時に複数のゲ
ートに作動用の電源を供給することはできない。また、
1つのゲートの動作が終了した後に、別のゲートに電力
の供給を開始する際には、電力を安定化するために、所
定の待ち時間t1が必要である。
【0007】このため、上述したコンジットゲート42
1a,421bおよびクレストゲート422a,422
bには、動作の際の優先順位が設定されており、2つの
ゲート制御装置430a,430bは、それぞれに備え
られた通信処理部431を介して互いに情報を交換する
構成となっている。また、ゲート制御装置430a,4
30bは、自装置の配下のゲートに関する状態情報を格
納する自装置情報格納部432を備えており、動作タイ
ミング制御部433は、上述した通信処理部431を介
して得られる相手装置からの情報と自装置情報格納部4
32の内容とに基づいて、自装置とともに相手装置の動
作状態を把握し、上述した優先順位に従って自身の配下
のゲートを制御する構成となっている。
【0008】図5に、従来のゲート制御動作を表す流れ
図を示す。ここでは、コンジットゲート421に対応す
るゲート制御装置430aに注目して、その動作を説明
する。ステップ501において、センタの情報処理装置
410から各コンジットゲート421a,421bに対
応する目標開度を受け取ると、ゲート制御装置430a
の動作タイミング制御部433は、まず、自装置情報格
納部432に保持されたコンジットゲート421a
421b に対応する状態情報に基づいて、必要とされ
る動作量をそれぞれ算出するとともに、それぞれのコン
ジットゲート421a ,421b に与えられた優先
順位に従って動作対象を決定する(ステップ502,5
03)。
【0009】次に、相手側のゲート制御装置430bに
対して、その配下のクレストゲート422に関する状態
情報を要求して、通信処理部431を介して必要な情報
を受け取り(ステップ504)、この情報と自装置の状
態情報とから動作中のゲートがあるか否かを判定する
(ステップ505)。このステップ505の肯定判定の
場合はステップ504に戻り、否定判定の場合は、次
に、動作対象のゲートよりも高い優先順位が与えられた
ゲートが全て動作済となっているか否かに基づいて、動
作対象のゲートの動作を開始することが可能か否かを判
定する(ステップ506)。
【0010】例えば、ゲート制御装置430bにゲート
制御装置430aよりも高い優先順位が与えられ、更
に、それぞれの配下のゲートに優先順位を与えられてい
る場合は、上述したステップ504で受け取った情報に
基づいて、ゲート制御装置430bの配下の全てのクレ
ストゲート422が動作済みとなったか否かを判定すれ
ばよい。
【0011】上述したステップ505およびこのステッ
プ506の否定判定の場合はステップ504に戻り、一
方、ステップ506の肯定判定の場合は、ステップ50
7を繰り返すことにより、所定の待ち時間t1だけ待った
のちに、ステップ508に進めばよい。ステップ508
において、動作タイミング制御部433は、動作対象の
コンジットゲート421に動作量を指示して開閉動作を
起動するとともに、このコンジットゲート421の開度
の監視を開始し、一定時間ごとに開度が目標開度と等し
くなったか否かを判定し(ステップ509)、肯定判定
の場合に、開閉動作が終了したと判定する。
【0012】ステップ509の肯定判定の場合は、動作
タイミング制御部433は、配下の全てのゲートの動作
が終了したか否かを判定し(ステップ510)、否定判
定の場合は、ステップ503に戻り、新しい動作対象に
ついての処理を行う。このようにして、配下の全てのゲ
ートについての処理が終了したときに、上述したステッ
プ510の肯定判定に応じて、処理を終了すればよい。
【0013】この場合は、センタ側の情報処理装置41
0において、目標開度算出部411は、目標量入力部4
12を介して入力される管理者からの指示に応じて、ゲ
ート情報保持部413に保持されたゲートの状態情報を
参照し、各ゲートについての目標開度のみを算出して、
通信処理部414を介して各ゲートシステム420a,
420bに送出すればよい。
【0014】なお、情報処理装置410のゲート情報格
納部413の内容は、例えば、各ゲートの開閉動作が終
了したときに、対応するゲート制御装置430から終了
通知とともに該当するゲートの現在の状態の通知を受け
取り、この新しい情報によって更新していけばよい。こ
のように、従来のゲート制御システムにおいては、各ゲ
ート制御装置は、センタの情報処理装置から各ゲートの
目標開度のみを受け取り、その後は、自装置と同一のゲ
ートシステムに含まれる他のゲート制御装置との間で状
態情報の授受を行い、それぞれの優先順位を考慮しなが
ら、自身が動作可能なタイミングを判定して動作を開始
することにより、複数のゲートを重複しないタイミング
で動作させている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来方式においては、各ゲートの動作開始時間をそれぞれ
に対応するゲート制御装置に完全に任せてしまうことに
より、情報処理装置のタイミング制御処理を各ゲート制
御装置に分散し、情報処理装置の処理負担を大幅に軽減
している。
【0016】しかしながら、上述した従来方式では、1
つのゲートシステムが多種類のゲートを含んでいると、
それに対応して多数のゲート制御装置を設置して、これ
らのゲート制御装置の間で互いに情報を交換するため
に、複雑なネットワークを形成することが必要となり、
この情報交換処理のためにゲート制御装置に大きな処理
負担がかかってしまう。
【0017】また、各ゲート制御装置が互いに依存しな
がら動作しているため、例えば、ゲート制御装置430
bに障害が発生すると、上述したステップ504で相手
装置からの状態情報を受け取ることができないために、
ゲート制御装置430aも動作できなくなってしまう可
能性がある。本発明は、複数のゲート制御装置がそれぞ
れ独立に動作可能なゲート制御システムを提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のゲート
制御システムの原理ブロック図である。請求項1の発明
は、水利施設の管理センタに備えられた情報処理装置1
10が、複数のゲート制御装置120を介して、1つの
電源供給装置101から共通に電力の供給を受けて動作
する複数のゲート102の開閉動作を所定の優先順位に
従って制御することで水量を制御する構成の水利施設の
ゲート制御システムにおいて、情報処理装置110は、
複数のゲート102のそれぞれの能力,優先順位および
状態に関するゲート情報を保持するゲート情報格納手段
111と、制御すべき水量についての目標量の入力に応
じて、ゲート情報に含まれる各ゲート102の能力に関
する情報に基づいて、複数のゲート102のそれぞれの
開放の度合いの目標値を示す目標開度を算出する目標開
度算出手段112と、各ゲート102に対応する目標開
度とゲート情報に含まれる各ゲート102の動作優先順
位および状態に関する情報とに基づいて、各ゲート10
2の動作開始時刻を算出する開始時刻算出手段113
と、各ゲート102に対応する目標開度と動作開始時刻
とを対応するゲート制御装置120に送出する第1の通
信手段114とを備えた構成であり、複数のゲート制御
装置120は、対応する少なくとも1つのゲート102
のそれぞれについて入力される目標開度に基づいて、該
当するゲート102の開閉動作を制御する動作制御手段
121と、対応する少なくとも1つのゲート102のそ
れぞれについて入力される動作開始時刻と現在の時刻と
が一致したときに、動作制御手段121に該当するゲー
ト102の開閉動作を開始する旨を指示する時刻監視手
段122と、第1の通信手段114から対応する少なく
とも1つのゲートに関する指示を受け取って、動作制御
手段121と時刻監視手段122とにそれぞれに送出す
る第2の通信手段123とを備えた構成であることを特
徴とする。
【0019】
【作用】本発明は、情報処理装置110に備えられたゲ
ート情報格納手段111に各ゲート102の優先順位に
関する情報が能力や状態に関する情報とともに格納され
ており、これらの情報に基づいて、目標開度算出手段1
12および開始時刻算出手段113が動作することによ
り、各ゲート102の目標開度とともに優先順位を考慮
した動作開始時刻が算出され、第1の通信手段114を
介して、該当するゲート制御装置120に送出すること
ができる。
【0020】したがって、各ゲート制御装置120にお
いて、第2の通信手段123を介して受け取った目標開
度および動作開始時刻に基づいて、動作制御手段121
と時刻監視手段122とがそれぞれ動作することによ
り、対応する複数のゲート102をそれぞれに設定され
た優先順位にしたがって動作させることができる。この
場合に、開始時刻算出手段113が、各ゲート102の
動作に要する時間や電源供給装置101が電力の供給対
象を切り替える作業に伴う待ち時間を考慮して動作開始
時刻を算出すれば、複数のゲート102を重複すること
なく動作させることができ、電源供給装置101の保護
を図ることができる。
【0021】また、この場合は、各ゲート制御装置12
0は、他のゲート制御装置120の状態に関する情報を
必要としないから、各ゲート制御装置120の処理負担
を大幅に軽減することができ、また、それぞれ情報処理
装置110からの指示に応じて独立に動作することがで
きる。これにより、1つのゲート制御装置120に障害
が発生し、該当するゲート制御装置120によって制御
されているゲート102の開閉ができなくなった場合に
おいても、他のゲート制御装置120に対応するゲート
102を全く問題なく動作させることができ、ゲート制
御システム全体としての信頼性を向上することができ
る。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、本発明のゲート制御システ
ムの実施例構成図である。図2において、例えばダムの
管理センタの情報処理装置210は、図4に示した情報
処理装置410に、開始時刻算出部211と開始時刻テ
ーブル212と送信データ作成部213とを付加して構
成されている。
【0023】この情報処理装置210において、開始時
刻算出部211は、目標開度算出部411で得られた各
ゲートの目標開度とゲート情報保持部412に保持され
た各ゲートの情報とに基づいて、各ゲートが動作を開始
すべき時刻を算出して開始時刻テーブル212に格納す
る構成となっている。また、送信データ作成部213
は、目標開度算出手段112に相当する目標開度算出部
412で得られた各ゲートの目標開度と開始時刻テーブ
ル212に格納された各ゲートの動作開始時刻とを組み
合わせて、通信処理部413を介して、2つのゲートシ
ステム220a,220bに送出する構成となってい
る。
【0024】ここで、ゲート情報保持部412はゲート
情報格納手段111に相当するものであり、図4に示し
たゲートシステム420a,420bに相当するゲート
システム220a,220bのそれぞれに対応して、設
置されているゲートの種類,数量,優先順位および各ゲ
ートの現在の開度を保持するとともに、ゲートの種類に
対応して、動作速度や動作を終了したのちに必要とされ
る待ち時間をゲート情報として保持する構成とすればよ
い。
【0025】また、開始時刻算出部211は、ゲートの
目標開度をゲートシステム220a,220bごとに分
類し、まず、最も優先順位の高いゲートの動作開始時刻
T1を設定して開始時刻テーブル212に格納し、その後
は、i−1番目の優先順位を持つゲートが目標開度まで
動作するために要する時間τ(i-1) と所定の待ち時間t1
とを加算し、この加算結果に開始時刻テーブル212か
ら得られるi−1番目のゲートの動作開始時刻Ti-1を加
算して、i番目の優先順位を持つゲートの動作開始時刻
Tiを求め、開始時刻テーブル212に格納すればよい。
【0026】このように、開始時刻算出部211が開始
時刻テーブル212を参照しながら動作することによ
り、開始時刻算出手段113の機能を実現し、各ゲート
に設定された優先順位およびその動作に要する時間を考
慮して、各ゲートに適切な動作開始時刻を算出すること
ができる。また、図2において、ゲートシステム220
aは、図4に示したゲートシステム420aと同様に、
コンジットゲート421a,421bとクレストゲート
422a,422bとの動作をそれぞれゲート制御装置
230a,230bが制御する構成となっている。
【0027】このゲート制御装置230a,230b
は、図4に示したゲート制御装置430a,430bと
同様に、通信処理部231を介して受け取った指示に応
じて、動作タイミング制御部232が、自装置情報保持
部233に保持された配下のゲートに関する情報に基づ
いて、それぞれコンジットゲート421a,421bと
クレストゲート422a,422bの動作を制御する構
成となっている。
【0028】また、コンジットゲート421a,421
bとクレストゲート422a,422bの状態に関する
情報は、対応するゲート制御装置230a,230bの
自装置情報保持部233に保持され、通信処理部221
を介して情報処理装置210に送出され、ゲート情報格
納部413の内容の更新に供されている。以下、図3に
示す流れ図を参照しながら、コンジットゲート421
a,421bの動作を制御するゲート制御装置230a
の動作を説明する。
【0029】ゲート制御装置230bの動作タイミング
制御部222は、まず、通信処理部231を介して情報
処理装置210からコンジットゲート421a,421
bのそれぞれに対応する目標開度と動作開始時刻とを受
け取り(ステップ301)、上述したステップ502と
同様にして、各ゲートの動作量を算出し、また、ステッ
プ503と同様にして動作対象のコンジットゲート42
1を決定する(ステップ302,303)。
【0030】次に、動作タイミング制御部232は、ス
テップ304を繰り返して、動作対象のコンジットゲー
ト421に対応する動作開始時刻まで待つことにより、
時刻監視手段122の機能を果たし、ステップ304の
肯定判定となったときにステップ305に進み、動作対
象のコンジットゲート421に対して、動作量を指定し
て動作を指示すればよい。
【0031】これに応じて、該当するコンジットゲート
421が動作を開始したのちは、動作タイミング制御部
232は、動作制御手段121として動作し、このコン
ジットゲート421の現在の開度が目標開度に達したか
否かを逐次判定し(ステップ306)、このステップ3
06の肯定判定の場合に、該当するコンジットゲート4
21の動作が終了したと判断してステップ307に進
み、全てのゲートの動作が終了したか否かを判定する。
【0032】このステップ307の否定判定の場合は、
ステップ303に戻って新しい動作対象のゲートについ
ての処理を開始し、一方、ステップ307の肯定判定の
場合は処理を終了すればよい。この場合は、ダムの管理
センタに備えられた情報処理装置210の開始時刻算出
部211により、各ゲートシステムにおける動作優先順
位を考慮して、各ゲートの動作開始時刻が与えられてい
るから、例えば、ゲート制御装置230aの動作タイミ
ング制御部232が、通信処理部231を介してゲート
制御装置230bの配下のゲートの動作状態を確認する
必要はない。
【0033】すなわち、自装置が制御するゲートの動作
を確認するだけでよいから、ゲート制御装置230の処
理負担を大幅に軽減するとともに、電源供給装置101
を共有する他のゲート制御装置に障害が発生しても、独
立して動作が可能である。例えば、ゲート駆動装置23
0bに障害が発生した場合には、このゲート制御装置2
30bの配下のクレストゲート422への電源を切断す
る構成としておけば、ゲート駆動装置230aの配下の
コンジットゲート421の動作開始時刻には、ゲート駆
動装置230bのクレストゲート422への電源を確実
に切断しておくことができる。したがって、ゲート駆動
装置230aの配下のコンジットゲート421を何の支
障もなく開閉することができる。
【0034】このようにして、各ゲート制御装置を独立
動作可能としたことにより、1つのゲート制御装置に障
害が発生した場合にも、他のゲート制御装置を介してそ
の配下のゲートを確実に動作させることができるから、
ゲート制御システム全体としての信頼性を向上すること
ができる。これにより、緊急に放水が必要となった場合
などに、ゲートシステム220内に障害があるゲート制
御装置があるか否かにかかわらず、個々のゲート制御装
置が正常であれば確実に動作することが期待でき、緊急
事態にも柔軟に対応することが可能なゲート制御システ
ムを提供することができる。
【0035】また、各ゲートシステム220において、
ゲート制御装置230相互を接続する通信回線が不要で
あるから、ゲート制御システムの拡張が容易である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ゲート制
御装置相互間の情報交換が不要となるので、各ゲート制
御装置の処理負担を大幅に軽減することができ、また、
各ゲート制御装置が独立に動作可能であるので、1つの
ゲート制御装置に障害が発生した場合においても、他の
ゲート制御装置に対応するゲートを全く問題なく動作さ
せることができ、ゲート管理システム全体としての信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明のゲート制御システムの実施例構成図で
ある。
【図3】ゲート制御動作を表す流れ図である。
【図4】従来のゲート制御システムの構成例を示す図で
ある。
【図5】従来のゲート制御動作を表す流れ図である。
【符号の説明】
101,423 電源供給装置 102 ゲート 110,210,410 情報処理装置 111 ゲート情報格納手段 112 目標開度算出手段 113 開始時刻算出手段 114 第1の通信手段 120,230,430 ゲート制御装置 121 動作制御手段 122 時刻監視手段 123 第2の通信手段 211 開始時刻算出部 212 開始時刻テーブル 213 送信データ作成部 220 ゲートシステム 231 通信処理部 232 動作タイミング制御部 233 自装置情報保持部 411 目標量入力部 412 目標開度算出部 413 ゲート情報格納部 414 通信処理部 421 コンジットゲート 422 クレストゲート 431 通信処理部 432 自装置情報保持部 433 動作タイミング制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水利施設の管理センタに備えられた情報
    処理装置が、複数のゲート制御装置を介して、1つの電
    源供給装置から共通に電力の供給を受けて動作する複数
    のゲートの開閉動作を所定の優先順位に従って制御する
    ことで水量を制御する構成の水利施設のゲート制御シス
    テムにおいて、 前記情報処理装置は、 前記複数のゲートのそれぞれの能力,前記優先順位およ
    び状態に関するゲート情報を保持するゲート情報格納手
    段と、 制御すべき水量についての目標量の入力に応じて、前記
    ゲート情報に含まれる各ゲートの能力に関する情報に基
    づいて、前記複数のゲートのそれぞれの開放の度合いの
    目標値を示す目標開度を算出する目標開度算出手段と、 前記各ゲートに対応する目標開度と前記ゲート情報に含
    まれる前記各ゲートの動作優先順位および状態に関する
    情報とに基づいて、前記各ゲートの動作開始時刻を算出
    する開始時刻算出手段と、 前記各ゲートに対応する目標開度と動作開始時刻とを対
    応するゲート制御装置に送出する第1の通信手段とを備
    えた構成であり、 複数のゲート制御装置は、 対応する少なくとも1つのゲートのそれぞれについて入
    力される目標開度に基づいて、該当するゲートの開閉動
    作を制御する動作制御手段と、 対応する少なくとも1つのゲートのそれぞれについて入
    力される動作開始時刻と現在の時刻とが一致したとき
    に、前記動作制御手段に該当するゲートの開閉動作を開
    始する旨を指示する時刻監視手段と、 前記第1の通信手段から前記対応する少なくとも1つの
    ゲートに関する指示を受け取って、前記動作制御手段と
    前記時刻監視手段とにそれぞれに送出する第2の通信手
    段とを備えた構成であることを特徴とする水利施設のゲ
    ート制御システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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