JPH0824863B2 - 自動溶射装置 - Google Patents

自動溶射装置

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JPH0824863B2
JPH0824863B2 JP4171636A JP17163692A JPH0824863B2 JP H0824863 B2 JPH0824863 B2 JP H0824863B2 JP 4171636 A JP4171636 A JP 4171636A JP 17163692 A JP17163692 A JP 17163692A JP H0824863 B2 JPH0824863 B2 JP H0824863B2
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三郎 川原
良三 隅田
勝征 高橋
康夫 田中
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NAKAYAMA SEIKOSHO KK
TOOMEN KK
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NAKAYAMA SEIKOSHO KK
TOOMEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、橋梁等のような
大型の鉄鋼構造物の上壁面又は側壁面を錆や腐蝕から防
ぐためのコーティングを能率的に行うことができる自動
溶射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装装置として、例えば特開昭6
1−42359号公報に開示されるものが有る。 この装
置は、図9、図10に示すように箱型の被塗装物である
コンテナKを跨ぐ逆U字状の門型フレームaからなり、
該門型フレームaの下端部に車輪b,bが設けられてい
る。そして、コンテナKに沿って平行に敷設される断面
I型のレールc,c上に車輪b,bを載せ移動できるよ
うになっている。また、前記門型フレームaは一対の脚
部d,dとそれらを連結する連結部eとを有し、両脚部
d,dと連結部eにはそれぞれ両端部にスプロケットホ
イルf,fを軸着すると共に、両スプロケットホイル
f,f間にモータgにより回動するチエンhを懸架して
いる。更に、両脚部d,d及び連結部eに沿って自在に
移動するノズルiを備 えた移動体jが設けられており、
該各移動体jは長孔kに前記各チエンhに固定したピン
lが嵌入される。 そこで、レールc,cに沿って門型フ
レームaを移動させると共に、モータgを駆動させピン
lと係合する移動体jを両脚部d,d及び連結部eに沿
ってそれぞれ上下または左右に移動させて塗装作業を行
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記レ
ールc,cは断面がI型なので、該レールc,c上に載
る車輪b,bが不安定となり、門型フレームaが塗装時
に左右にブレて塗装面にムラが生ずるおそれが有った。
また、各移動体jはピンlとの係合によって移動するの
で、遊びが多く円滑な動きがしずらいことから、前記塗
装面の仕上がりに悪影響を及ぼすといった課題が有っ
た。 更に、前記各移動体jはモータgにより駆動される
のみであるから、移動体jの速度を途中で変化させるこ
とはできず、このため、例えば進行方向に向ってノズル
iの噴射口からの距離が異なる凹凸面にあってはやはり
塗装面にムラが生じ、均一な塗装面が得られないといっ
た課題が有った。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
されたもので、装置本体の横ずれを防止すると共に各溶
射ガンを備えた取付治具を円滑かつ速度調節自在に配置
することにより、コーティングの仕上がりを良好にした
自動溶射装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の自動溶射装置は、鉄塔,橋梁など各種形状
被溶射物の上壁面,側壁面に対し一定の間隔を保って
平行に配置される各フレームを連接して装置本体を構成
し、該装置本体前記被溶射物に沿って並行に敷設され
る断面コ字型の一対のレール内に車輪が嵌入して走行可
能に設けられ、各フレームは断面コ字型からなる前後一
対のレールフレームからなり、両レールフレーム間にロ
ーラが各レールフレーム内に嵌入してしかも変速機付の
駆動モー タにより自在に移動する取付治具を配置し、該
取付治具には前記被溶射物の各壁面に噴射口が対向する
溶射ガンを装着した構成よりなる。
【0006】
【作用】装置本体を被溶射物に沿って移動させ、同時に
変速機付の駆動モータにより各取付治具を上下・左右に
移動させつつ被溶射物の上壁並びに左右側壁面に溶射す
る。この際、装置本体は左右の両車輪が各コ字型のレー
ル内に嵌入されているので、左右のブレがなく、しかも
各取付治具もそれぞれローラがコ字型のレールフレーム
内に嵌入しているので、ブレるようなこともなく円滑に
移動される。これにより、均一にコーティングされた仕
上面を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明に係る自動溶射装置の一実施例
を図面と共に説明する。図1及び図2において、Aは床
面上に設置される被溶射物、すなわち断面形状を成す
橋梁であり、その両側で床面上に前記被溶射物Aに沿っ
て断面コ字状の一対のレール1,1を並行に敷設する。
2はレール1,1上を被溶射物Aに沿って走行する装置
本体であり、左右に直立する一対の縦軸フレーム3,3
を配置すると共に両縦軸フレーム3,3上端間に横軸フ
レーム4を差し渡し、これらを連接して門型状に構成さ
れる。また、横軸フレーム4と両縦軸フレーム3,3は
それぞれ被溶射物Aの上壁面及び側壁面から一定の間隔
を保って平行に配置される。
【0008】前記一対の縦軸フレーム3,3の下端には
左右一対の車輪5,5を軸支し、前記各レール1,1内
に嵌入して転動するようにしている。更に、一方の縦軸
フレーム3には駆動モータ6を取着し、該駆動モータ6
の軸にスプロケット7を固着すると共に車輪5の軸にも
スプロケット8を固着し、両スプロケット7,8間にチ
ェン9を懸架して駆動モータ6の稼動により装置本体2
を一対のレール1,1に沿って走行し得るようにしてい
る。尚、前記駆動モータ6は溶射の関係上装置本体2を
ピッチ送りするように稼動する。
【0009】前記横軸フレーム4は断面コ字型の前後一
対のレールフレーム4a,4aから成り、その間に取付
治具10を配置している。該取付治具10は前後一対の
取付板11,11の外側にそれぞれ前記レールフレーム
4a,4a内に嵌入し該レールフレーム4a,4aに沿
って転動するローラ12,12を取着すると共に下部に
は前記レールフレーム4a,4aの下面に当接して回転
する補助ローラ13,13を取着している。
【0010】そして前記取付板11,11間に差し渡さ
れる基枠14の一側に噴射口15aを直下に向けた一対
の溶射ガン15,15を固着する。前記横軸フレーム4
の両側端部にはそれぞれ軸受16,16により支持する
回転軸17,17を配置し、各回転軸17,17の両側
にはスプロケット18,18を固着する。該各スプロケ
ット18,18にはチェン19,19を巻装し、その両
端を前記取付治具10に支着する。また、前記片方の回
転軸17の一端には駆動スプロケット20を固着する。
更に、該駆動スプロケット20に近接して前記横軸フレ
ーム4上面に変速機付の駆動モータ21を配置し、該駆
動モータ軸22の先端に固着したスプロケット23と前
記駆動スプロケツト20間にチェン24を懸架する。そ
して、駆動モータ21を駆動させることにより各チェン
19,19,24を作動して取付治具10を横軸フレー
ム4に沿って左右に移動し得るようにしている。
【0011】前記左右の縦軸フレーム3,3も同様に断
面コ字型の前後一対のレールフレーム3a,3aから成
り、その間に取付治具10を配置している。該取付治具
10は前後一対の取付板11,11の外側にそれぞれ前
記レールフレーム3a,3a内に嵌入し該レールフレー
ム3a,3aに沿って転動するローラ12,12を取着
すると共に、一側には前記レールフレーム3a,3aの
周側面に当接して回転する補助ローラ13,13を装着
している。
【0012】そして、前記取付板11,11間に差し渡
される基枠14の一側に噴射口15aを内側に水平に向
けた一対の溶射ガン15,15を固着する。前記各縦軸
フレーム3,3の上下端部にもそれぞれ軸受16,16
により支持する回転軸17,17を配置し、各回転軸1
7,17の両側にはスプロケット18,18を固着す
る。該各スプロケット18,18にはチェン19,19
を巻装し、その両端を前記取付治具10に支着する。ま
た前記上部の回転軸17の一端には駆動スプロケット2
0を固着する。更に、該駆動スプロケット20に近接し
て前記縦軸フレーム3の一側面に変速機付の駆動モータ
21を配置し、該駆動モータ軸21の先端に設けたスプ
ロケット23と前記駆動スプロケット20間にチェン2
4を懸架する。そして、駆動モータ21を駆動させるこ
とにより各チェン19,19,24を作動して取付治具
10を各縦フレーム3,3に沿って上下に移動し得るよ
うにしている。
【0013】前記した装置本体2の移動並びに各溶射ガ
ン15,15の移動はシーケンスプログラムで制御さ
れ、すべて自動的に行うようにしている。例えば、装置
本体2のピッチ送りは10〜100mm/秒,そして各
溶射ガン15,15の移動は夫々最高40m/分の速度
で行なわせる。
【0014】本発明に係る自動溶射装置は上記構成より
なり、次に作用について説明する。駆動モータ6を作動
して装置本体2を1ピッチづつレール1,1に沿って送
る。この間に横軸フレーム4に沿って取付治具10を往
復動させると共に両縦軸フレーム3,3に沿っては取付
治具10,10を往復動させ、それぞれ溶射ガン15,
15により被溶射物Aの上壁並びに左右側壁に溶射す
る。このように同時に且つ連続してコーティングするこ
とにより能率的に作業を行う。この際、装置本体2は左
右両車輪5,5が各コ字型のレール1,1内に嵌入さ
れ、しかも各取付治具15もそれぞれローラ12がコ字
型のレールフレーム3a,4a内に嵌入しているので、
いずれもブレるようなこともなく円滑な溶射作業が行な
える。また、例えば被溶射物Aの各壁面の内、一壁面の
み他と異って凹凸が有る場合でも、駆動モータ21に変
速機が付いているので、凹凸面の部分のみに対応させて
取付治具10の速度を遅くまたは速く変化させることが
でき、これにより常に均一なコーティング面に仕上げる
ことができる。
【0015】図8に示した装置本体2´は他の実施例を
示すもので、被溶射物A´の上壁が一側方に傾斜してい
るもので、この場合は該傾斜面に沿って横軸フレーム4
´を傾斜させて装置本体2´を構成する。この装置本体
2´によっても同様に能率良くコーティング作業を行う
ことができ、他の形状の被溶射物についてもその外形形
状に合わせて横軸フレーム又は縦軸フレームを構成すれ
ば良い。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明の自動溶射装置
は、車輪が断面コ字型のレール内に嵌入して装置本体が
移動することから、該装置本体の横ブレが無く、また縦
軸フレーム及び横軸フレームが断面コ字型のレールフレ
ームからなり、取付治具はそのローラが該レールフレー
ム内に嵌入して移動することから、溶射ガンがブレるこ
とがなく、いずれもそれら動作が円滑になし得る。よっ
て、被溶射物へのコーティング動作が安定化する。
【0017】 また、各取付治具は変速機付の駆動モータ
により稼動するので、被溶射物の各壁面の内いずれかに
凹凸が有るとしても、この面のみ溶射ガンのスピードを
速めたり遅らせたりすることができ、いずれの面も過不
足なく常に均一なコーティングが能率的に行なえるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動溶射装置の概略を示す正面図。
【図2】同概略を示す側面図。
【図3】一部を切欠いて示す横軸フレームと縦軸フレー
ムの一部の拡大正面図。
【図4】図3のX−X線断面図。
【図5】横軸フレームの拡大平面図。
【図6】図3のY−Y線断面図。
【図7】図3のZ−Z線断面図。
【図8】他の実施例の自動溶射装置の概略を示す正面
図。
【図9】 従来の塗装装置の使用状態を示す斜視図。
【図10】 同側面図。
【符号の説明】
A 被溶射物1,1 レール 2 装置本体 3,3 縦軸フレーム3a,3a レールフレーム 4 横軸フレーム4a,4a レールフレーム 5 車輪 10 取付治具 12,12 ローラ 15,15 溶射ガン15a 噴射口 21 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 康夫 大阪府堺市竹城台4−4−4 (56)参考文献 特開 昭61−42359(JP,A) 特開 昭63−100966(JP,A) 実開 昭60−155974(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄塔,橋梁など各種形状の被溶射物の上
    壁面,側壁面に対し一定の間隔を保って平行に配置され
    る各フレームを連接して装置本体を構成し、該装置本体
    前記被溶射物に沿って並行に敷設される断面コ字型の
    一対のレール内に車輪が嵌入して走行可能に設けられ、
    各フレームは断面コ字型からなる前後一対のレールフレ
    ームからなり、両レールフレーム間にローラが各レール
    フレーム内に嵌入してしかも変速機付の駆動モータによ
    り自在に移動する取付治具を配置し、該取付治具には前
    記被溶射物の各壁面に噴射口が対向する溶射ガンを装着
    したことを特徴とする自動溶射装置。
JP4171636A 1992-06-04 1992-06-04 自動溶射装置 Expired - Fee Related JPH0824863B2 (ja)

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JPS6142359A (ja) * 1985-01-12 1986-02-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd 塗装装置

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