JPH08276155A - ペースト物塗布方法 - Google Patents

ペースト物塗布方法

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Publication number
JPH08276155A
JPH08276155A JP7187826A JP18782695A JPH08276155A JP H08276155 A JPH08276155 A JP H08276155A JP 7187826 A JP7187826 A JP 7187826A JP 18782695 A JP18782695 A JP 18782695A JP H08276155 A JPH08276155 A JP H08276155A
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JP
Japan
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paste
elastic body
grease
paste material
coated
Prior art date
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Pending
Application number
JP7187826A
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English (en)
Inventor
Shigeo Murata
重男 村田
Naoyuki Hashimoto
尚之 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Navitas Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Navitas Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の形状や部位のグリース塗布部に対し
て、いずれも同一の、しかもきわめて単純な動作でグリ
ースを塗布することができ、また、被塗布物がそれぞれ
形状や部位の異なる多数のグリース塗布部を有する場合
にも、これらの塗布部に対するグリースの塗布を一挙に
行うことができる方法を実現することを目的とする。 【構成】 複数個のグリース塗布パッド11…11を互
いに連動させると共に、グリース供給板4に設けた複数
個の凹部8…8にグリースを充填する。そして、この供
給板4に上記グリース塗布パッド11…11を押し付け
ることにより各凹部8にそれぞれ充填されたグリースを
各パッド11…11に付着させると共に、これらグリー
ス塗布パッド11…11を被塗布物に対接させることに
より、各グリース塗布パッド11…11に付着している
グリースを被塗布物のグリース塗布部へそれぞれ転着さ
せるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリース、クリームはん
だ、高粘度接着剤等のペースト物の塗布方法、特にペー
スト物塗布部の形状や部位等に応じた塗布を可能とする
ペースト物の塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば電気製品等の装置や機器の製造に
際しては、基板上に各種の部品を組み付けた後に、該基
板や各部品における他の部品との摺動部にグリースを塗
布する作業が行われることがあるが、その塗布部が、例
えば基板の上面や、該基板に組み付けられた部品の上面
もしくは側面、或は基板に設けられた各種形状の穴の内
側面、さらには基板に組み付けられた軸状部品の周面
等、種々の部位にわたる場合がある。また、様々な凹凸
を有する射出成形品に別の部材を組み付けるため、該成
形品に紫外線硬化型等の高粘度接着剤を塗布する場合に
も、その塗布部が成形品の種々の形状の部位にわたるこ
とがある。
【0003】このようなペースト物を塗布する場合、従
来においては、各ペースト物塗布部の部位毎にそれぞれ
に適した塗布具を用いて塗布するのが通例であり、例え
ば被塗布物の側面に塗布する場合には図32に示すよう
な塗布具101を用い、また、穴の内側面に塗布する場
合には、図33に示すような塗布具102を用い、さら
に軸の周面に塗布する場合には、図34に示すような塗
布具103を用いていてそれぞれ塗布していた。
【0004】また、ペースト物の塗布装置として、図3
5に示すようなディスペンサー104が用いられること
もある。これは、ポンプ等による加圧力によりペースト
物をノズル105から吐出させるようにしたもので、例
えばロボットによってノズル105を所定の軌跡に沿っ
て移動させれば、ペースト物をペースト物塗布部に線状
に連続して塗布することができる。また、複数のノズル
を備えれば、複数の塗布部に同時にペースト物を塗布す
ることが可能となり、例えばICチップを基板にはんだ
付けするために、クリームはんだをスポット的に多数個
塗布する場合に用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のペースト物塗布方法の場合、それぞれ次のような
難点があった。
【0006】つまり、図32〜図34に示すような塗布
具101〜103を用いる方法の場合、塗布部が種々の
部位にわたる場合に、その部位ごとにそれぞれに適した
塗布具を使い分けなければならないばかりでなく、これ
らの塗布具101〜103による塗布動作はそれぞれ異
なるので、ロボット等による自動化を図る場合に、その
動作の制御が複雑化することになる。
【0007】また、ディスペンサーを用いる場合には、
上記のように複数の塗布部に同時に塗布することが可能
となるが、この場合も、各塗布部の部位が異なっている
と、各部位ごとにディスペンサーを異なる軌跡で動作さ
せることはできないことから、結局は各部位ごとに個々
に塗布しなければならないのである。さらに、複数のノ
ズルを備えた場合、各ノズルから吐出されるペースト物
の量を平均化することが困難でもある。
【0008】そこで、本発明は、各種の形状や部位のペ
ースト物塗布部に対して、いずれも同一の、しかもきわ
めて単純な動作でグリースをはじめとするペースト物を
塗布することができ、また、被塗布物がそれぞれ形状や
部位の異なる多数のペースト物塗布部を有する場合に
も、これらの塗布部に対するペースト物の塗布を一挙に
行うことができる方法を実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】まず、本願の請求項1に
係る発明(以下、第1発明という)は、被塗布物のペー
スト物塗布部に柔軟な弾性体を用いてペースト物を塗布
する方法であって、ペースト物供給板に設けた凹部にペ
ースト物を充填し、この供給板に弾性体を押し付けて上
記凹部に充填されたペースト物を該弾性体に付着させる
と共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物に対接させる
ことにより、該弾性体に付着しているペースト物を被塗
布物のペースト物塗布部へ転着させることを特徴とす
る。
【0010】そして、請求項2に係る発明(以下、第2
発明という)は、上記第1発明において、ペースト物供
給板の凹部は、比較的小さく、かつ隣接して多数設けら
れていることを特徴とする。
【0011】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、被塗布物の複数箇所のペースト物塗布部
に複数個の柔軟な弾性体を用いてペースト物を塗布する
方法であって、上記複数個の弾性体を互いに連動させる
と共に、ペースト物供給板に被塗布物のペースト物塗布
部に対応させて設けた複数個の凹部にペースト物を充填
し、この供給板に上記複数個の弾性体を押し付けて上記
凹部にそれぞれ充填されたペースト物を各弾性体に付着
させると共に、次いでこれらの弾性体を上記被塗布物に
対接させることにより、各弾性体に付着しているペース
ト物を被塗布物のペースト物塗布部へそれぞれ転着させ
ることを特徴とする。
【0012】さらに、請求項4に係る発明(以下、第4
発明という)は、上記第2発明のペースト物塗布方法に
おけるペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けられ
た切欠部の内側面とされていると共に、ペースト物供給
板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給板の凹
部に弾性体の一側部が臨むように該弾性体を供給板に押
し付けて、該弾性体の一側部にペースト物を付着させる
と共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物における切欠
部の近傍に押し付けて、ペースト物が付着した該弾性体
の側部を切欠部内に膨出させることにより、該側部に付
着したペースト物を切欠部の内側面に転着させることを
特徴とする。
【0013】また、請求項5に係る発明(以下、第5発
明という)は、上記第3発明のペースト物塗布方法にお
けるペースト物塗布部が、被塗布物に設けられた突出部
の側面とされていると共に、ペースト物供給板に設けた
凹部にペースト物を充填し、この供給板の凹部に弾性体
の一側部が臨むように該弾性体を供給板に押し付けて、
該弾性体の一側部にペースト物を付着させると共に、次
いでこの弾性体を上記被塗布物における突出部の近傍に
押し付けて、ペースト物が付着した該弾性体の側部を突
出部の側面に向けて膨出させることにより、該側部に付
着したペースト物を突出部の側面に転着させることを特
徴とする。
【0014】さらに、請求項6に係る発明(以下、第6
発明という)は、上記第3発明のペースト物塗布方法に
おけるペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けられ
た矩形の孔の相対向する一対の内側面とされていると共
に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト物を充填
し、この供給板の凹部に矩形断面を有する弾性体の一対
の平行2面のみが突入するように該弾性体を供給板に押
し付けて、該弾性体の上記2面にペースト物を付着させ
ると共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物における孔
内に突入させて、ペースト物が付着した該弾性体の2面
を孔の一対の内側面にそれぞれ対接させることにより、
該2面に付着したペースト物を孔の一対の内側面に転着
させることを特徴とする。
【0015】そして、請求項7に係る発明(以下、第7
発明という)は、上記第6発明における弾性体として、
ペースト物が付着する一対の平行2面が被塗布物の孔内
への突入方向に延びる多数の溝によって凹凸面とされた
ものを用いることを特徴とする。
【0016】また、請求項8に係る発明(以下、第8発
明という)は、上記第3発明に係るペースト物塗布方法
におけるペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けら
れた異形の孔の内周面とされていると共に、ペースト物
供給板に設けた上記孔の形状に対応した異形の凹部にペ
ースト物を充填し、この供給板に弾性体を押し付けて上
記凹部に充填されたペースト物を該凹部の形状で弾性体
に付着させると共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物
における孔を覆うように押し付けて、ペースト物が付着
した部分を該孔内に膨出させることにより、該弾性体に
付着したペースト物を孔の内周面に転着させることを特
徴とする。
【0017】また、請求項9に係る発明(以下、第9発
明という)は、上記第3発明のペースト物塗布方法にお
けるペースト物塗布部が、被塗布物に突設された軸部の
周面とされていると共に、ペースト物供給板に設けた凹
部にペースト物を充填し、この供給板の凹部に先端部か
ら孔を穿設した弾性体を押し付けて該凹部に充填された
ペースト物を弾性体の孔内に導入させると共に、次いで
この弾性体をその孔内に上記被塗布物の軸部が挿入され
るように移動させて、該軸部を弾性体で包み込むことに
より、該弾性体の孔内に導入されたペースト物を軸部の
周面に転着させることを特徴とする。
【0018】さらに、請求項10に係る発明(以下、第
10発明という)は、上記第9発明における弾性体とし
て、ペースト物が導入される孔の内面が被塗布物の軸部
の挿入方向に延びる多数の溝によって凹凸面とされたも
のを用いることを特徴とする。
【0019】そして、請求項11に係る発明(以下、第
11発明という)は、上記第1発明から第10発明のい
ずれかにおいて、ペースト物はグリースであることを特
徴とし、請求項12に係る発明(以下、第12発明とい
う)は、同じく上記第1発明から第10発明のいずれか
において、ペースト物はクリームはんだであることを特
徴とし、また、請求項13に係る発明(以下、第13発
明という)は、同じく上記第1発明から第10発明のい
ずれかにおいて、ペースト物は高粘度接着剤であること
を特徴とする。
【0020】
【作用】上記の構成によれば次のような作用が得られ
る。
【0021】まず、第1発明によれば、ペースト物供給
板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給板に柔
軟な弾性体を押し付けて上記凹部に充填されたペースト
物を該弾性体に付着させると共に、この弾性体を被塗布
物に対接させて、該弾性体に付着しているペースト物を
被塗布物のペースト物塗布部へ転着させるだけであるの
で、各種の形状や部位のペースト物塗布部に対して、い
ずれも同一の、しかもきわめて単純な動作でペースト物
を塗布することができることになる。
【0022】特に、第2発明によれば、上記凹部が比較
的小さく、かつ隣接して多数設けられているので、これ
らの凹部に充填されたペースト物が弾性体に多数個隣接
して付着することになり、ペースト物を被塗布物にスポ
ット的に塗布することができる。
【0023】また、第3〜第10発明によれば、複数個
の柔軟な弾性体を互いに連動させると共に、被塗布物に
おける複数箇所のペースト物塗布部に対応させてペース
ト物供給板に設けた複数個の凹部にペースト物を充填
し、この供給板に上記複数個の弾性体を押し付けて上記
凹部にそれぞれ充填されたペースト物を各弾性体に付着
させると共に、これらの弾性体を上記被塗布物に対接さ
せて、各弾性体に付着しているペースト物を被塗布物の
ペースト物塗布部へそれぞれ転着させるようになってい
るので、被塗布物がそれぞれ形状や部位の異なる多数の
ペースト物塗布部を有する場合にも、これらの塗布部に
対するペースト物の塗布を一挙に行うことができるばか
りでなく、被塗布物に対して弾性体を押し付けるという
きわめて単純なワンパターンな動作でペースト物を塗布
できることから、自動化が極めて容易に行えることにな
る。
【0024】そして、特に第4発明によれば、板状の被
塗布物に設けられた切欠部の内側面がペースト物塗布部
とされている場合に、ペースト物供給板に設けた凹部に
ペースト物を充填し、この供給板の凹部に弾性体の一側
部が臨むように該弾性体を供給板に押し付けて、該弾性
体の一側部にペースト物を付着させると共に、この弾性
体を上記被塗布物における切欠部の近傍に押し付けて、
ペースト物が付着した該弾性体の側部を切欠部内に膨出
させるようにすれば、該弾性体の側部に付着したペース
ト物が上記切欠部の内側面に転着することから、板状の
被塗布物に設けられた切欠部の内側面に弾性体によりペ
ースト物が確実に塗布されることになる。
【0025】また、第5発明によれば、被塗布物に設け
られた突出部の側面がペースト物塗布部とされている場
合に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト物を充
填し、この供給板の凹部に弾性体の一側部が臨むように
該弾性体を供給板に押し付けて、該弾性体の一側部にペ
ースト物を付着させると共に、この弾性体を上記被塗布
物における突出部の近傍に押し付けて、ペースト物が付
着した該弾性体の側部を突出部の側面に向けて膨出させ
るようにすれば、該弾性体の側部に付着したペースト物
が上記突出部の側面に転着することから、被塗布物に設
けられた突出部の側面に弾性体によりペースト物が確実
に塗布されることになる。
【0026】さらに、第6、第7発明によれば、板状の
被塗布物に設けられた矩形の孔の相対向する一対の内側
面がペースト物塗布部とされている場合に、ペースト物
供給板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給板
の凹部に矩形断面を有する弾性体の一対の平行2面のみ
が突入するように該弾性体を供給板に押し付けて、該弾
性体の上記2面にペースト物を付着させると共に、この
弾性体を上記被塗布物における孔内に突入させて、ペー
スト物が付着した該弾性体の2面を孔の一対の内側面に
それぞれ対接させるようにすれば、該弾性体の2面に付
着したペースト物が孔の一対の内側面に転着することか
ら、板状の被塗布物に設けられた矩形の孔の相対向する
一対の内側面に弾性体によりペースト物が確実に塗布さ
れることになる。
【0027】そして、特に第7発明によれば、上記弾性
体におけるペースト物が付着する一対の平行2面が、被
塗布物の孔内への突入方向に延びる多数の溝によって凹
凸面とされていることから、該平行2面にペースト物が
確実に付着することになって、上記矩形の孔の相対向す
る一対の内側面にペースト物がより一層確実に塗布され
ることになる。
【0028】また、第8発明によれば、板状の被塗布物
に設けられた異形の孔の内周面がペースト物塗布部とさ
れている場合に、ペースト物供給板に設けた上記孔の形
状に対応した異形の凹部にペースト物を充填し、この供
給板に弾性体を押し付けて上記凹部に充填されたペース
ト物を該凹部の形状で弾性体に付着させると共に、この
弾性体を上記被塗布物における孔を覆うように押し付け
て、ペースト物が付着した部分を該孔内に膨出させるよ
うにすれば、該弾性体に付着したペースト物が孔の内周
面に転着することから、板状の被塗布物に設けられた異
形の孔の内周面に弾性体によりペースト物が確実に塗布
されることになる。
【0029】また、第9、第10発明によれば、被塗布
物に突設された軸部の周面がペースト物塗布部とされて
いる場合に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト
物を充填し、この供給板の凹部に先端部から孔を穿設し
た弾性体を押し付けて該凹部に充填されたペースト物を
弾性体の孔内に導入させると共に、この弾性体をその孔
内に上記被塗布物の軸部が挿入されるように移動させ
て、該軸部を弾性体で包み込むようにすれば、該弾性体
の孔内に導入されたペースト物が軸部の周面に転着する
ことから、被塗布物に突設された軸部の周面に弾性体に
よりペースト物が確実に塗布されることになる。
【0030】特に第10発明によれば、上記弾性体にお
けるペースト物が導入される孔の内面が、被塗布物の軸
部の挿入方向に延びる多数の溝によって凹凸面とされて
いることから、該孔の内面にペースト物が確実に付着す
ることになって、被塗布物に突設された軸部の周面にペ
ースト物がより一層確実に塗布されることになる。
【0031】そして、第11〜第13発明によれば、以
上のペースト物として、それぞれグリース、クリームは
んだ、高粘度接着剤を用いるので、これらの材料が以上
のように塗布されることになる。
【0032】
【実施例】まず、図1を参照して本発明が適用されるグ
リース塗布装置1の構成を説明する。このグリース塗布
装置1には、水平方向に配置された架台2の上面にグリ
ース皿3が設置されていると共に、このグリース皿3の
前方(図面上の左側)に被塗布物X1が設置される設置
台Y1が据え付けられている。上記グリース皿3の後方
にはグリースGを貯留するグリース溜3aが形成されて
いると共に、このグリース溜3aの前方にグリース供給
板4が収納配置されている。
【0033】一方、上記架台2の上方に配置されたフレ
ーム5内には、水平方向のガイドロッド6に沿って前後
方向に移動可能とされたスライダ7が配置されていると
共に、上記グリース供給板4に設けられた複数の凹部8
…8にグリースGを充填するグリースプレート9と、上
記凹部8…8から溢れた余分なグリースGを掻き取るド
クターブレード10と、例えばシリコーンゴム等の柔軟
な弾性体からなる複数個のグリース塗布パッド11…1
1が備えられたグリース塗布ユニット12とが上記スラ
イダ7に昇降自在に吊り下げられている。ここで、上記
グリース塗布ユニット12における各グリース塗布パッ
ド11…11は、上記被塗布物X1に備えられた複数箇
所のグリース塗布部に対応した所定形状に形成されてい
ると共に、これらのグリース塗布パッド11…11がベ
ース部材13の下面における所定位置に取り付けられて
いる。そして、このベース部材13が上記スライダ7か
ら垂下された昇降シリンダ14のピストンロッド14a
の下端に取り付けられている。
【0034】また、上記グリース皿3の上方には、上記
スライダ7から2個の昇降シリンダ15,16が隣接し
て垂下されていると共に、これらの昇降シリンダ15,
16の各ピストンロッド15a,16aの下端に上記グ
リースプレート9及びドクターブレード10がそれぞれ
取り付けられている。
【0035】このようなグリース塗布装置1の基本構成
において、上記スライダ7は移動シリンダ(図示せず)
により前後動されるようになっている。このスライダ7
の前後動によりグリース塗布ユニット12ないしグリー
ス塗布パッド11…11がグリース供給板4の上方位置
と被塗布物X1の上方位置との間で往復動し、またグリ
ースプレート9及びドクターブレード10がグリース皿
3の上方を前後方向に往復動する。
【0036】その場合に、上記グリースプレート9は、
前進時にはグリース皿3の後部におけるグリース溜3a
及びグリース供給板4の上面に摺接しながら移動すると
共に、後退時には僅かに浮いた状態で移動するように動
作する。これにより、グリース溜3aに貯留されたグリ
ースGがグリース供給板4に設けられた凹部8…8に充
填されることになる。また、上記ドクターブレード10
は、前進時には僅かに浮いた状態でグリース皿3の上方
を通過すると共に、後退時にグリース供給板4の上面に
摺接するように動作する。これにより、グリース供給板
4の凹部8…8から溢れた余分なグリースGが掻き落と
されることになる。
【0037】一方、上記グリース塗布ユニット12は上
記昇降シリンダ14によってグリース供給板4の上方位
置(後退位置)と被塗布物X1の上方位置(前進位置)
とで上下動されるようになっている。これにより、後退
位置においては、複数個のグリース塗布パッド11…1
1がグリース供給板4の凹部8…8にそれぞれ突入する
と共に、前進位置においては、上記各グリース塗布パッ
ド11…11が被塗布物X1に当接することになる。そ
の場合に、所定のグリース塗布パッド11が、昇降シリ
ンダ14のピストンロッド14aに固定されたベース部
材13にスプリングSを介して上下移動自在に取り付け
られることにより、余分なストロークが吸収されるよう
になっている。
【0038】ここで、上記被塗布物X1の構造を、図2
〜図5を参照して説明する。すなわち、図2に示すよう
に、概略方形状とされた基板20の一側には、ほぼ長方
形状の切欠部21が設けられていると共に、この切欠部
21の周辺には、図3に示すように、扁平な上面部22
aを有する合成樹脂製の第1ブロック22と、図4に示
すように、左右の側壁部23a,23bを残して直方体
状に除去されて底面部23cが形成された第2ブロック
23とが一体的に固定されている。そして、上記基板2
0の一側における図面上の手前側には、図5に示すよう
に、基板20の上下面を貫通するU字孔24が形成され
ている。
【0039】一方、上記基板20の他側には、図面上の
奥側において横長の矩形孔25が貫通形成されていると
共に、この矩形孔25に隣接した中間部分には、図4に
示すように、円柱状の軸部材26が一体的に固定されて
いる。また、上記基板20の他側における図面上の手前
側には、扁平な上面部27aを有する合成樹脂製の第3
ブロック27が一体的に固定されている。
【0040】この実施例においては、上記被塗布物X1
における第1ブロック22の上面部22a、第2ブロッ
ク23の底面部23c、基板20の切欠部21の内側面
21a、同じく矩形孔25の短辺側の相対向する内側面
25a,25b、同じくU字孔24の内周面24a、第
3ブロック27の右側側面27b及び軸部材26の周面
26aがグリース塗布部とされている。
【0041】そして、上記グリース供給板4には、図6
に示すように、複数個の凹部8…8(8a〜8g)が上
記各グリース塗布部に対応して設けられており、これら
の凹部8a〜8gに上記グリースプレート9及びドクタ
ーブレード10の協同作業により充填されたグリースG
が、上記グリース塗布ユニット12の後退位置での下降
時に各グリース塗布パッド11…11に付着されると共
に、該グリース塗布ユニット12の前進位置での下降時
に各グリース塗布パッド11…11に付着したグリース
Gが被塗布物X1の所定箇所に塗布されることになる。
【0042】次に、被塗布物X1における上記各グリー
ス塗布部へのグリース塗布方法をケース分けして説明す
る。
【0043】まず、基板20に突出状に組み付けられた
第1ブロック22の上面部22aに対しては、具体的に
は次のようにしてグリースGが塗布されることになる。
【0044】すなわち、グリース供給板4の上方に位置
する後退位置でのグリース塗布ユニット12の下降動作
により、図7の2点鎖線で示すように、グリース塗布パ
ッド11aの中央部がグリース供給板4の凹部8aに突
入する。これにより、実線で示すようにグリース塗布パ
ッド11aが上昇したときには、該グリース塗布パッド
11aの中央部に2点鎖線で示すようにグリースGが付
着していることになる。
【0045】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させると、グ
リースGが付着したグリース塗布パッド11aが、図8
の実線で示すように上記第1ブロック22の上面部22
aの上方に位置することになる。この状態で、グリース
塗布パッド11aを下降させて被塗布物X1に押し付け
ると、図の鎖線で示すように、該塗布パッド11aに付
着したグリースGが第1ブロック22の上面部22aに
転着されることになる。
【0046】なお、第2ブロック23の底面部23cに
対しても同様な工程でグリースGが塗布されることにな
る。
【0047】また、被塗布物X1における基板20の切
欠部21の内側面21aに対しては、次のようにしてグ
リースGが塗布されることになる。
【0048】すなわち、グリース供給板4の上方に位置
する後退位置でグリース塗布ユニット12を下降させ
て、グリース塗布パッド11bをグリース供給板4の凹
部8cの側方に押し付けると、図9の2点鎖線で示すよ
うに、グリース塗布パッド11が変形して、その一部が
凹部8cに充填されたグリースGに浸漬する。これによ
り、実線で示すようにグリース塗布パッド11bが上昇
したときには、該グリース塗布パッド11bの一方の側
部に2点鎖線で示すようにグリースGが付着しているこ
とになる。
【0049】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させると、グ
リースGが付着したグリース塗布パッド11bが、図1
0の実線で示すように上記切欠部21の内側面21aの
上方に位置することになる。この状態で、グリース塗布
パッド11bを下降させて被塗布物X1に押し付ける
と、該グリース塗布パッド11bにおけるグリースGが
付着した方の側部が、図10、図11の2点鎖線で示す
ように切欠部21の内側面に沿って湾曲状に膨出するこ
とになり、これによって該側部に付着したグリースGが
切欠部21の内側面21aに転着することになる。
【0050】そして、第3ブロック27の右側側面27
bに対しては、次のようにしてグリースGが塗布される
ことになる。
【0051】すなわち、グリース供給板4の上方に位置
する後退位置でグリース塗布ユニット12を下降させ
て、グリース塗布パッド11cの一側部がグリース供給
板4の凹部8gに臨むように押し付けると、図12の2
点鎖線で示すように、グリース塗布パッド11cが変形
して、その一部が上記凹部8gに充填されたグリースG
に浸漬する。これにより、実線で示すようにグリース塗
布パッド11cが上昇したときには、該グリース塗布パ
ッド11cの一側部に2点鎖線で示すようにグリースG
が付着していることになる。
【0052】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させると、グ
リースGが付着したグリース塗布パッド11cが、図1
3の実線で示すように第3ブロック27の上方に位置す
ることになる。この状態で、グリース塗布パッド11c
を下降させて被塗布物X1に押し付けると、該パッド1
1cの側部が2点鎖線で示すように側方へ膨出し、これ
によって該側部に付着したグリースGが第3ブロック2
7の右側側面27bに転着することになる。
【0053】さらに、上記基板20に設けた矩形孔25
の短辺側に対しては、次のようにしてグリースGが塗布
されることになる。
【0054】すなわち、図14に示すように、グリース
供給板4の上方に位置する後退位置でグリース塗布ユニ
ット12の下降させると、それに伴ってグリース塗布パ
ッド11dが下方に位置するグリース供給板4に押し付
けられることになる。その場合に、グリース塗布パッド
11dは、図15に示すように、矩形断面とされている
と共に、短辺側の側面には上下方向に延びる複数の条溝
31…31が形成されている。また、該グリース塗布パ
ッド11dが突入する凹部8dの形状は矩形状とされ
て、長辺側はグリース塗布パッド11dよりも長くされ
ている。また、短辺側はグリース塗布パッド11dより
も長くされている。これにより、グリース塗布パッド1
1dがグリース供給板4に押し付けられたときには、図
16に示すように、短辺側の面がグリース供給板4の凹
部に突入することになる。これにより、グリース塗布パ
ッド11dが上昇したときには、図14、図15の2点
鎖線で示すように、該グリース塗布パッド11dにおけ
る互いに平行する短辺側の2面に設けた条溝31…31
にグリースGが付着していることになる。
【0055】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させると、グ
リースGが付着したグリース塗布パッド11dが、図1
7の2点鎖線で示すように基板20に設けた矩形孔25
の上方に位置することになる。この状態で、グリース塗
布パッド11dを下降させると、実線で示すように矩形
孔25に突入して、短辺側の2面が矩形孔25の内側面
25a,25bにそれぞれ対接することになって、上記
条溝31…31に付着したグリースGがそれぞれ矩形孔
25の内側面25a,25bに転着することになる。
【0056】また、上記基板20に設けたU字孔24の
内周面24aに対しては、次のようにしてグリースGが
塗布されることになる。
【0057】すなわち、図18に示すように、グリース
供給板4の上方に位置する後退位置でグリース塗布ユニ
ット12を下降させると、グリース塗布パッド11eが
下方に位置するグリース供給板4に押し付けることにな
る。その場合に、グリース供給板4に設けられた凹部8
eは、図19に示すように、被塗布物X1におけるU字
孔24に対応したU字溝とされていると共に、グリース
塗布パッド11eは、断面馬蹄形形状とされている。し
たがって、グリース供給板4に押し付けられたグリース
塗布パッド11eは、図18の鎖線で示すように、周辺
部が変形して上記凹部8eに充填されたグリースGに浸
漬することになる。したがって、グリース塗布パッド1
1eが上昇したときには、図19の2点鎖線で示すよう
に、該グリース塗布パッド11eの周辺部に、上記凹部
8eの形状に対応してグリースGが付着していることに
なる。
【0058】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させると、グ
リースGが付着したグリース塗布パッド11eが、図2
0の実線で示すように、基板20に設けたU字孔24の
上方に位置することになる。この状態で、グリース塗布
パッド11を下降させて上記U字孔24を覆うように被
塗布物X1に押し付けると、図の2点鎖線で示すように
グリース塗布パッド11eが変形して、グリースGが付
着した部分が上記U字孔24に入り込んで、グリース塗
布パッド11eに付着したグリースGが該U字孔24の
内周面24aに転着することになる。
【0059】さらに、被塗布物X1における軸部材26
の周面26bに対しては、次のようにしてグリースGが
塗布されることになる。
【0060】すなわち、図21に示すように、グリース
供給板4の上方に位置する後退位置でグリース塗布ユニ
ット12の下降させると、それに伴ってグリース塗布パ
ッド11fが下方に位置するグリース供給板4に押し付
けられることになる。その場合に、グリース塗布パッド
11fには、軸部材26に対応してグリース付着孔32
が穿設されていると共に、図22に示すように上記グリ
ース付着孔32に上下方向に延びる複数の条溝33…3
3が形成されている。したがって、図21の2点鎖線で
示すように、グリース供給板4にグリース塗布パッド1
1fを押し付けたときには、該パッド11fの下端がグ
リース供給板4に設けられた凹部8gに突入することに
より、該凹部8gに充填されたグリースGが上記グリー
ス付着孔32に導入されることになる。
【0061】次いで、グリース塗布ユニット12を被塗
布物X1の上方に位置する前進位置へ移動させた後、グ
リース塗布パッド11fを、図23の実線で示すよう
に、上記グリース付着孔32内に上記軸部材26が収容
されるように下降させると、該グリース付着孔32に設
けた条溝33…33に付着したグリースGが軸部材の周
面26bに転着することになる。
【0062】なお、以上説明した実施例は、グリースに
代えて高粘度接着剤の塗布の場合も同様に適用される。
【0063】次に、ペースト物としてクリームはんだを
塗布する場合を説明する。図24に示すように、この実
施例で用いられるはんだ塗布装置41は、基本的に前述
のグリース塗布装置1と同様の構成で、架台42の上面
に、はんだ供給板43が収納されたはんだ皿44と、被
塗布物X2が設置された設置台Y2とが据え付けられて
いると共に、複数個のはんだ塗布パッド45…45を有
し、上記はんだ供給板43と回路基板X2との間で往復
動、かつそれぞれの位置で上下動するはんだ塗布ユニッ
ト46が備えられている。
【0064】被塗布物X2は、図25に示すように、I
Cチップ47の足を挿通して取り付けるための多数個の
貫通孔48…48と、各貫通孔48…48を通過する回
路49…49とが形成された基板であり、この実施例に
おいては、チップ47の足と回路49…49とを一対一
に接続するため、貫通孔48…48の各開口部を塗布部
とし、ここにクリームはんだをスポット的に塗布しよう
とするものである。
【0065】そして、上記はんだ供給板43には、図2
6に示すように、多数個の凹部50…50が上記貫通孔
48…48に対応して設けられており、これら各凹部5
0…50にクリームはんだが充填される。
【0066】したがって、図27に示すように、塗布ユ
ニット46を下降させ、このはんだ供給板43に塗布パ
ッド45を押し付けると、凹部50…50に充填された
クリームはんだHがパッド45表面にそれぞれ付着し、
これを図28に示すように、回路基板X2に押し付ける
ことにより、パッド45表面の各クリームはんだH…H
が貫通孔48…48の開口部に転着してスポット塗布さ
れることになる。
【0067】なお、チップ47は、図29に示すよう
に、塗布面の裏側から取り付けられ、その足47aが塗
布されたクリームはんだHと接触する。そして、これを
加熱してはんだHを固めることにより、チップ47と回
路49…49とが接続される。
【0068】また、上記のように一つのパッドに対して
はんだHを多数個スポット付着させるもののほか、図3
0に示すように、供給板43の凹部50…50にそれぞ
れ対応配置させた複数個の小型のパッド45a…45a
を用い、はんだHを独立して付着、転着させるようにし
てもよい。その場合に、図31に示すように、はんだH
が充填される供給板43の凹部として、上記小型のパッ
ド45a…45aが全て突入できる一つの凹部50aと
することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ペースト
物供給板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給
板に柔軟な弾性体を押し付けて上記凹部に充填されたペ
ースト物を該弾性体に付着させると共に、この弾性体を
被塗布物に対接させて、該弾性体に付着しているペース
ト物を被塗布物のペースト物塗布部へ転着させるだけで
あるので、各種の形状や部位のペースト物塗布部に対し
て、いずれも同一の、しかもきわめて単純な動作でペー
スト物を塗布することができることになる。
【0070】特に、第2発明によれば、上記凹部が比較
的小さく、かつ隣接して多数設けられているので、これ
らの凹部に充填されたペースト物が弾性体に多数個隣接
して付着することになり、ペースト物を被塗布物にスポ
ット的に塗布することができる。
【0071】また、第3〜第10発明によれば、複数個
の柔軟な弾性体を互いに連動させると共に、被塗布物に
おける複数箇所のペースト物塗布部に対応させてペース
ト物供給板に設けた複数個の凹部にペースト物を充填
し、この供給板に上記複数個の弾性体を押し付けて上記
凹部にそれぞれ充填されたペースト物を各弾性体に付着
させると共に、これらの弾性体を上記被塗布物に対接さ
せて、各弾性体に付着しているペースト物を被塗布物の
ペースト物塗布部へそれぞれ転着させるようになってい
るので、被塗布物がそれぞれ形状や部位の異なる多数の
ペースト物塗布部を有する場合にも、これらの塗布部に
対するペースト物の塗布を一挙に行うことができるばか
りでなく、被塗布物に対して弾性体を押し付けるという
きわめて単純なワンパターンな動作でペースト物を塗布
できることから、自動化が極めて容易に行えることにな
る。
【0072】そして、特に第4発明によれば、板状の被
塗布物に設けられた切欠部の内側面がペースト物塗布部
とされている場合に、ペースト物供給板に設けた凹部に
ペースト物を充填し、この供給板の凹部に弾性体の一側
部が臨むように該弾性体を供給板に押し付けて、該弾性
体の一側部にペースト物を付着させると共に、この弾性
体を上記被塗布物における切欠部の近傍に押し付けて、
ペースト物が付着した該弾性体の側部を切欠部内に膨出
させるようにすれば、該弾性体の側部に付着したペース
ト物が上記切欠部の内側面に転着することから、板状の
被塗布物に設けられた切欠部の内側面に弾性体によりペ
ースト物が確実に塗布されることになる。
【0073】また、第5発明によれば、被塗布物に設け
られた突出部の側面がペースト物塗布部とされている場
合に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト物を充
填し、この供給板の凹部に弾性体の一側部が臨むように
該弾性体を供給板に押し付けて、該弾性体の一側部にペ
ースト物を付着させると共に、この弾性体を上記被塗布
物における突出部の近傍に押し付けて、ペースト物が付
着した該弾性体の側部を突出部の側面に向けて膨出させ
るようにすれば、該弾性体の側部に付着したペースト物
が上記突出部の側面に転着することから、被塗布物に設
けられた突出部の側面に弾性体によりペースト物が確実
に塗布されることになる。
【0074】さらに、第6、第7発明によれば、板状の
被塗布物に設けられた矩形の孔の相対向する一対の内側
面がペースト物塗布部とされている場合に、ペースト物
供給板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給板
の凹部に矩形断面を有する弾性体の一対の平行2面のみ
が突入するように該弾性体を供給板に押し付けて、該弾
性体の上記2面にペースト物を付着させると共に、この
弾性体を上記被塗布物における孔内に突入させて、ペー
スト物が付着した該弾性体の2面を孔の一対の内側面に
それぞれ対接させるようにすれば、該弾性体の2面に付
着したペースト物が孔の一対の内側面に転着することか
ら、板状の被塗布物に設けられた矩形の孔の相対向する
一対の内側面に弾性体によりペースト物が確実に塗布さ
れることになる。
【0075】そして、特に第7発明によれば、上記弾性
体におけるペースト物が付着する一対の平行2面が、被
塗布物の孔内への突入方向に延びる多数の溝によって凹
凸面とされていることから、該平行2面にペースト物が
確実に付着することになって、上記矩形の孔の相対向す
る一対の内側面にペースト物がより一層確実に塗布され
ることになる。
【0076】また、第8発明によれば、板状の被塗布物
に設けられた異形の孔の内周面がペースト物塗布部とさ
れている場合に、ペースト物供給板に設けた上記孔の形
状に対応した異形の凹部にペースト物を充填し、この供
給板に弾性体を押し付けて上記凹部に充填されたペース
ト物を該凹部の形状で弾性体に付着させると共に、この
弾性体を上記被塗布物における孔を覆うように押し付け
て、ペースト物が付着した部分を該孔内に膨出させるよ
うにすれば、該弾性体に付着したペースト物が孔の内周
面に転着することから、板状の被塗布物に設けられた異
形の孔の内周面に弾性体によりペースト物が確実に塗布
されることになる。
【0077】また、第9、第10発明によれば、被塗布
物に突設された軸部の周面がペースト物塗布部とされて
いる場合に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト
物を充填し、この供給板の凹部に先端部から孔を穿設し
た弾性体を押し付けて該凹部に充填されたペースト物を
弾性体の孔内に導入させると共に、この弾性体をその孔
内に上記被塗布物の軸部が挿入されるように移動させ
て、該軸部を弾性体で包み込むようにすれば、該弾性体
の孔内に導入されたペースト物が軸部の周面に転着する
ことから、被塗布物に突設された軸部の周面に弾性体に
よりペースト物が確実に塗布されることになる。
【0078】そして、特に第10発明によれば、上記弾
性体におけるペースト物が導入される孔の内面が、被塗
布物の軸部の挿入方向に延びる多数の溝によって凹凸面
とされていることから、該孔の内面にペースト物が確実
に付着することになって、被塗布物に突設された軸部の
周面にペースト物がより一層確実に塗布されることにな
る。
【0079】そして、第11〜第13発明によれば、以
上のペースト物として、それぞれグリース、クリームは
んだ、高粘度接着剤を用いるので、これらの材料が以上
のように塗布されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が実施されるグリース塗布装置の側面
図である。
【図2】 被塗布物の平面図である。
【図3】 図2をA−A線で切断した断面図である。
【図4】 同じく図2をB−B線で切断した断面図であ
る。
【図5】 同じく図2をC−C線で切断した断面図であ
る。
【図6】 グリース供給板の平面図である。
【図7】 第1ブロックの上面部へグリースを塗布する
場合におけるグリース塗布パッドへのグリース付着工程
を示す模式図である。
【図8】 同じくグリース塗布パッドから第1ブロック
の上面部へグリースを塗布する工程を示す模式図であ
る。
【図9】 基板の切欠部の内側面へグリースを塗布する
場合におけるグリース塗布パッドへのグリース付着工程
を示す模式図である。
【図10】 同じくグリース塗布パッドから切欠部の内
側面へグリースを塗布する工程を示す模式図である。
【図11】 切欠部の要部拡大断面図である。
【図12】 第3ブロックの右側側面へグリースを塗布
する場合におけるグリース塗布パッドへのグリース付着
工程を示す模式図である。
【図13】 同じくグリース塗布パッドから第3ブロッ
クの右側側面へグリースを塗布する工程を示す模式図で
ある。
【図14】 基板に設けた矩形孔の短辺側の内側面にグ
リースを塗布する場合におけるグリース塗布パッドへグ
リースを付着する前の状態を示す模式図である。
【図15】 図14をD−D線で切断した断面図であ
る。
【図16】 グリース塗布パッドをグリース供給板の凹
部に突入させた状態を示す模式図である。
【図17】 同じくグリース塗布パッドから矩形孔の内
側面へグリースを塗布する工程を示す模式図である。
【図18】 基板に設けたU字孔の内周面へグリースを
塗布する場合におけるグリース塗布パッドへのグリース
付着工程を示す模式図である。
【図19】 図18をE−E線で切断した断面図であ
る。
【図20】 グリース塗布パッドから基板に設けたU字
孔の内周面へグリースを塗布する工程を示す模式図であ
る。
【図21】 基板に組み付けた軸部材の周面へグリース
を塗布する場合におけるグリース塗布パッドへのグリー
ス付着工程を示す模式図である。
【図22】 図21をF−F線で切断した断面図であ
る。
【図23】 グリース塗布パッドから軸部材の周面へグ
リースを塗布する工程を示す模式図である。
【図24】 本発明が実施されるクリームはんだ塗布装
置の要部を示す側面図である。
【図25】 はんだがスポット塗布される被塗布物の平
面図である。
【図26】 はんだ供給板の平面図である。
【図27】 はんだ塗布パッドへのはんだ付着工程を示
す模式図である。
【図28】 同じくはんだ塗布パッドから被塗布物の開
口部へはんだを塗布する工程を示す模式図である。
【図29】 はんだスポット塗布後の説明図である。
【図30】 はんだスポット塗布の別の態様の説明図で
ある。
【図31】 はんだスポット塗布の別の態様の説明図で
ある。
【図32】 従来例を示す模式図である。
【図33】 従来例を示す模式図である。
【図34】 従来例を示す模式図である。
【図35】 ディスペンサーの一部を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
4,43 ペースト物供給板 8,50 凹部 11,45 ペースト物塗布パッド 20 切欠部 20a 内側面 24 U字孔 24a 内周面 25 矩形孔 25a,25b 内側面 26 軸部材 26a 周面 27 第3ブロック 27b 右側側面 31 条溝 33 条溝 48 貫通孔 X1,X2 被塗布物

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布物のペースト物塗布部に柔軟な弾
    性体を用いてペースト物を塗布する方法であって、ペー
    スト物供給板に設けた凹部にペースト物を充填し、この
    供給板に弾性体を押し付けて上記凹部に充填されたペー
    スト物を該弾性体に付着させると共に、次いでこの弾性
    体を上記被塗布物に対接させることにより、該弾性体に
    付着しているペースト物を被塗布物のペースト物塗布部
    へ転着させることを特徴とするペースト物塗布方法。
  2. 【請求項2】 ペースト物供給板の凹部は、比較的小さ
    く、かつ隣接して多数設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載のペースト物塗布方法。
  3. 【請求項3】 被塗布物の複数箇所のペースト物塗布部
    に複数個の柔軟な弾性体を用いてペースト物を塗布する
    方法であって、上記複数個の弾性体を互いに連動させる
    と共に、ペースト物供給板に被塗布物のペースト物塗布
    部に対応させて設けた複数個の凹部にペースト物を充填
    し、この供給板に上記複数個の弾性体を押し付けて上記
    凹部にそれぞれ充填されたペースト物を各弾性体に付着
    させると共に、次いでこれらの弾性体を上記被塗布物に
    対接させることにより、各弾性体に付着しているペース
    ト物を被塗布物のペースト物塗布部へそれぞれ転着させ
    ることを特徴とするペースト物塗布方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、ペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けら
    れた切欠部の内側面とされていると共に、ペースト物供
    給板に設けた凹部にペースト物を充填し、この供給板の
    凹部に弾性体の一側部が臨むように該弾性体を供給板に
    押し付けて、該弾性体の一側部にペースト物を付着させ
    ると共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物における切
    欠部の近傍に押し付けて、ペースト物が付着した該弾性
    体の側部を切欠部内に膨出させることにより、該側部に
    付着したペースト物を切欠部の内側面に転着させること
    を特徴とするペースト物塗布方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、ペースト物塗布部が、被塗布物に設けられた突
    出部の側面とされていると共に、ペースト物供給板に設
    けた凹部にペースト物を充填し、この供給板の凹部に弾
    性体の一側部が臨むように該弾性体を供給板に押し付け
    て、該弾性体の一側部にペースト物を付着させると共
    に、次いでこの弾性体を上記被塗布物における突出部の
    近傍に押し付けて、ペースト物が付着した該弾性体の側
    部を突出部の側面に向けて膨出させることにより、該側
    部に付着したペースト物を突出部の側面に転着させるこ
    とを特徴とするペースト物塗布方法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、ペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けら
    れた矩形の孔の相対向する一対の内側面とされていると
    共に、ペースト物供給板に設けた凹部にペースト物を充
    填し、この供給板の凹部に矩形断面を有する弾性体の一
    対の平行2面のみが突入するように該弾性体を供給板に
    押し付けて、該弾性体の上記2面にペースト物を付着さ
    せると共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物における
    孔内に突入させて、ペースト物が付着した該弾性体の2
    面を孔の一対の内側面にそれぞれ対接させることによ
    り、該2面に付着したペースト物を孔の一対の内側面に
    転着させることを特徴とするペースト物塗布方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、弾性体として、ペースト物が付着する一対の平
    行2面が被塗布物の孔内への突入方向に延びる多数の溝
    によって凹凸面とされたものを用いることを特徴とする
    ペースト物塗布方法。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、ペースト物塗布部が、板状の被塗布物に設けら
    れた異形の孔の内周面とされていると共に、ペースト物
    供給板に設けた上記孔の形状に対応した異形の凹部にペ
    ースト物を充填し、この供給板に弾性体を押し付けて上
    記凹部に充填されたペースト物を該凹部の形状で弾性体
    に付着させると共に、次いでこの弾性体を上記被塗布物
    における孔を覆うように押し付けて、ペースト物が付着
    した部分を該孔内に膨出させることにより、該弾性体に
    付着したペースト物を孔の内周面に転着させることを特
    徴とするペースト物塗布方法。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載のペースト物塗布方法に
    おいて、ペースト物塗布部が、被塗布物に突設された軸
    部の周面とされていると共に、ペースト物供給板に設け
    た凹部にペースト物を充填し、この供給板の凹部に先端
    部から孔を穿設した弾性体を押し付けて該凹部に充填さ
    れたペースト物を弾性体の孔内に導入させると共に、次
    いでこの弾性体をその孔内に上記被塗布物の軸部が挿入
    されるように移動させて、該軸部を弾性体で包み込むこ
    とにより、該弾性体の孔内に導入されたペースト物を軸
    部の周面に転着させることを特徴とするペースト物塗布
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のペースト物塗布方法
    において、弾性体として、ペースト物が導入される孔の
    内面が被塗布物の軸部の挿入方向に延びる多数の溝によ
    って凹凸面とされたものを用いることを特徴とするペー
    スト物塗布方法。
  11. 【請求項11】 ペースト物はグリースであることを特
    徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載のペ
    ースト物塗布方法。
  12. 【請求項12】 ペースト物はクリームはんだであるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記
    載のペースト物塗布方法。
  13. 【請求項13】 ペースト物は高粘度接着剤であること
    を特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載
    のペースト物塗布方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248411A (ja) * 2001-02-22 2002-09-03 Chuo Motor Wheel Co Ltd 自動車用ホイールのマーキング塗料の供給方法
JP2016536110A (ja) * 2013-10-07 2016-11-24 プラックセアー エス.ティ.テクノロジー、 インコーポレイテッド 基板表面上に特定のパターンを有する材料を適用するための改良された、そして新規な方法

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