JPH0830079B2 - ペプチド誘導体,その製造法および用途 - Google Patents
ペプチド誘導体,その製造法および用途Info
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- JPH0830079B2 JPH0830079B2 JP61302660A JP30266086A JPH0830079B2 JP H0830079 B2 JPH0830079 B2 JP H0830079B2 JP 61302660 A JP61302660 A JP 61302660A JP 30266086 A JP30266086 A JP 30266086A JP H0830079 B2 JPH0830079 B2 JP H0830079B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K7/00—Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
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- A61P25/00—Drugs for disorders of the nervous system
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、向知能作用を有し、従って医薬として有用
なバソプレシンの断片ペプチド誘導体に関するものであ
る。
なバソプレシンの断片ペプチド誘導体に関するものであ
る。
従来の技術 バソプレシンに向知能作用のあることは古くから知ら
れているが[インターナショナル ジャーナル オブ
ニューロファルマコロジー(Int.J.Neuropharmacol.)
4,157-167(1965)],最近バソプレシンの断片とみな
しうるペプチド, などにもバソプレシンと同様に向知能作用があることが
報告された[サイエンス(Science)221,1310-1312(19
83);オランダ特許出願第82/03949号および第82/04881
号および第84/01187号明細書]。
れているが[インターナショナル ジャーナル オブ
ニューロファルマコロジー(Int.J.Neuropharmacol.)
4,157-167(1965)],最近バソプレシンの断片とみな
しうるペプチド, などにもバソプレシンと同様に向知能作用があることが
報告された[サイエンス(Science)221,1310-1312(19
83);オランダ特許出願第82/03949号および第82/04881
号および第84/01187号明細書]。
発明が解決しようとする問題点 本発明者らは、このバソプレシン断片ペプチドにまさ
る向知能作用を有する化合物を得るために種々検討を重
ねたところ、[D-Lys]−誘導体の特定の化合物に向知
能作用があることを見い出し、さらに研究した結果、本
発明を完成した。
る向知能作用を有する化合物を得るために種々検討を重
ねたところ、[D-Lys]−誘導体の特定の化合物に向知
能作用があることを見い出し、さらに研究した結果、本
発明を完成した。
問題点を解決するための手段 本発明は、一般式(I) 〔式中、R1は水素,アルキルまたは置換されていてもよ
いフェニルアルキルを示す。Aはアミノ酸またはN−ア
ルキルアミノ酸残基を、Bは水酸基,置換されていても
よいアミノまたはアミノ酸またはそのアミドを示す〕で
表わされるペプチド誘導体,その製造法および用途に関
する。
いフェニルアルキルを示す。Aはアミノ酸またはN−ア
ルキルアミノ酸残基を、Bは水酸基,置換されていても
よいアミノまたはアミノ酸またはそのアミドを示す〕で
表わされるペプチド誘導体,その製造法および用途に関
する。
本明細書においてアミノ酸およびペプチドは当該分野
で慣用されているか、あるいはIUPAC-IUBの命名委員会
で採用された略字で表示されるたとえば下記の略号が使
用される。また、光学配置を示さない場合、L型を意味
するものとする。
で慣用されているか、あるいはIUPAC-IUBの命名委員会
で採用された略字で表示されるたとえば下記の略号が使
用される。また、光学配置を示さない場合、L型を意味
するものとする。
Ala :アラニン Asp :アスパラギン酸 Asn :アスパラギン Cys :システイン Gly :グリシン Sar :ザルコシン Leu :ロイシン Ile :イソロイシン Phe :フェニルアラニン Pro :プロリン Lys :リジン pGlu :ピログルタミン酸 MeAla :N−メチルアラニン Azc :アゼチジン−2−カルボン酸 Pip :ピペコリン酸 また本文中で常用される化合物を下記の略号で表示す
る。
る。
DCC :N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド DCU :N,N′−ジシクロヘキシルウレア HONB :N−ハイドロキシ−5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボキシイミド ONB :HONBエステル HoBt :1−ハイドロキシベンゾトリアゾール HOSu :N−ハイドロキシスクシミド OSu :HOSuエステル Z :ベンジルオキシカルボニル Boc :t−ブトキシカルボニル MBzl :p−メトキシベンジル Bzl :ベンジル Ada :アダマンチル But :t−ブチル Et :エチル p-Tos-OH:パラトルエンスルホン酸 TFA :トリフルオロ酢酸 HF :弗化水素 MSA :メタンスルホン酸 TEA :トリエチルアミン DCHA :ジシクロヘキシルアミン MeOH :メタノール AcOH :酢酸 AcOEt :酢酸エチル DMF :N,N−ジメチルホルムアミド 前記一般式(I)においてR1は水素,アルキルまたは
置換されていてもよいフェニルアルキルを示すが、アル
キルの例として、メチル,エチル,n−プロピル,iso−プ
ロピル,n−ブチル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチ
ル,シクロペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシル,n−
ヘプチル,シクロヘプチル,n−オクチル,n−ノニル,n−
デシル,ステアリル,アダマンチルなど、直鎖もしくは
分枝状の炭素数が1〜18のものがあげられる。
ジカルボキシイミド ONB :HONBエステル HoBt :1−ハイドロキシベンゾトリアゾール HOSu :N−ハイドロキシスクシミド OSu :HOSuエステル Z :ベンジルオキシカルボニル Boc :t−ブトキシカルボニル MBzl :p−メトキシベンジル Bzl :ベンジル Ada :アダマンチル But :t−ブチル Et :エチル p-Tos-OH:パラトルエンスルホン酸 TFA :トリフルオロ酢酸 HF :弗化水素 MSA :メタンスルホン酸 TEA :トリエチルアミン DCHA :ジシクロヘキシルアミン MeOH :メタノール AcOH :酢酸 AcOEt :酢酸エチル DMF :N,N−ジメチルホルムアミド 前記一般式(I)においてR1は水素,アルキルまたは
置換されていてもよいフェニルアルキルを示すが、アル
キルの例として、メチル,エチル,n−プロピル,iso−プ
ロピル,n−ブチル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチ
ル,シクロペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシル,n−
ヘプチル,シクロヘプチル,n−オクチル,n−ノニル,n−
デシル,ステアリル,アダマンチルなど、直鎖もしくは
分枝状の炭素数が1〜18のものがあげられる。
置換されていてもよいフェニルアルキルとしては、た
とえばフェニルメチル,フェニルエチル,フェニルプロ
ピルなどがあげられる。置換基としては、ニトロ,ハロ
ゲン(例、フッ素,塩素,臭素,ヨウ素),低級アルコ
キシ基(例、メトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソプ
ロポキシなどの炭素数が1〜3のもの)があげられる。
この置換基はベンゼン環の任意の位置に任意の数置換し
ていてもよい。
とえばフェニルメチル,フェニルエチル,フェニルプロ
ピルなどがあげられる。置換基としては、ニトロ,ハロ
ゲン(例、フッ素,塩素,臭素,ヨウ素),低級アルコ
キシ基(例、メトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソプ
ロポキシなどの炭素数が1〜3のもの)があげられる。
この置換基はベンゼン環の任意の位置に任意の数置換し
ていてもよい。
前記一般式(I)においてAで示されるアミノ酸また
はN−アルキルアミノ酸残基のアミノ酸は、特に限定さ
れないが、好ましくは、 [式中、R2およびR3は同一または異なって水素,置換さ
れていてもよい低級アルキルまたは相互に結合してCH
2n(式中、nは2〜4の整数を示す)の環を形成し
たものを示す]で表わされるアミノ酸またはN−アルキ
ルアミノ酸残基を意味し、そのアミノ酸はD型またはL
型のいずれでもよい。
はN−アルキルアミノ酸残基のアミノ酸は、特に限定さ
れないが、好ましくは、 [式中、R2およびR3は同一または異なって水素,置換さ
れていてもよい低級アルキルまたは相互に結合してCH
2n(式中、nは2〜4の整数を示す)の環を形成し
たものを示す]で表わされるアミノ酸またはN−アルキ
ルアミノ酸残基を意味し、そのアミノ酸はD型またはL
型のいずれでもよい。
置換されていてもよい低級アルキル基としては、炭素
数が1〜6の直鎖もしくは分枝状のもの(例;メチル,
エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチル,sec−ブ
チル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチル,ネオペ
ンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシルなど)があげら
れ、また、置換基としては、‐NH2,-COOH,-CONH2および
‐OHなどがあげられる。置換基の数は通常、1〜2ケ程
度である。アミノ酸またはN−アルキルアミノ酸残基の
具体例としては、たとえばPro,Gly,Ala,Sar,MeAla,Azc,
Pipなどがあげられる。
数が1〜6の直鎖もしくは分枝状のもの(例;メチル,
エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチル,sec−ブ
チル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチル,ネオペ
ンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシルなど)があげら
れ、また、置換基としては、‐NH2,-COOH,-CONH2および
‐OHなどがあげられる。置換基の数は通常、1〜2ケ程
度である。アミノ酸またはN−アルキルアミノ酸残基の
具体例としては、たとえばPro,Gly,Ala,Sar,MeAla,Azc,
Pipなどがあげられる。
前記一般式(I)においてBが水酸基である場合はそ
の末端がD-Lys-OHすなわちD-Lysに由来する‐COOHであ
ることを意味する。
の末端がD-Lys-OHすなわちD-Lysに由来する‐COOHであ
ることを意味する。
Bが置換されていてもよいアミノとは、‐NHR4[式
中、R4は水素またはアルキルを示す]で表わされるもの
を意味し、このアルキルの具体例としては、たとえばメ
チル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチル,s
ec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチル,
ネオペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシル,n−ヘプチ
ル,シクロヘプチル,n−オクチル,n−ノニル,n−デシ
ル,アダマンチル等の直鎖もしくは分枝状で、炭素数が
1〜10のものがあげられる Bがアミノ酸またはそのアミドである場合はそのアミ
ノ酸は特に限定されないが、好ましくは、 [式中、R5は水素,アルキルまたはフェニルアルキル
を、R6は水素またはアルキルを示す〕で表わされるもの
を意味し、そのアミノ酸はD型またはL型のいずれでも
よい。
中、R4は水素またはアルキルを示す]で表わされるもの
を意味し、このアルキルの具体例としては、たとえばメ
チル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチル,s
ec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチル,
ネオペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシル,n−ヘプチ
ル,シクロヘプチル,n−オクチル,n−ノニル,n−デシ
ル,アダマンチル等の直鎖もしくは分枝状で、炭素数が
1〜10のものがあげられる Bがアミノ酸またはそのアミドである場合はそのアミ
ノ酸は特に限定されないが、好ましくは、 [式中、R5は水素,アルキルまたはフェニルアルキル
を、R6は水素またはアルキルを示す〕で表わされるもの
を意味し、そのアミノ酸はD型またはL型のいずれでも
よい。
R5およびR6がアルキルの場合、その例としてたとえば
メチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチ
ル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチ
ル,ネオペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシルなどの
直鎖もしくは分枝状のものがあげられる。
メチル,エチル,n−プロピル,iso−プロピル,n−ブチ
ル,sec−ブチル,t−ブチル,n−ペンチル,シクロペンチ
ル,ネオペンチル,n−ヘキシル,シクロヘキシルなどの
直鎖もしくは分枝状のものがあげられる。
R5で示されるフェニルアルキルとしては、前述のR1の
項で説明したような置換基を有していてもよいフェニル
アルキルがあげられる。
項で説明したような置換基を有していてもよいフェニル
アルキルがあげられる。
Bがアミノ酸またはそのアミドである具体例として
は、たとえばGly,Ala,Leu,Ile,PheGly-NHR6,Ala-NHR6,L
eu-NHR6[式中、R6は前記と同意義]などがあげられ
る。
は、たとえばGly,Ala,Leu,Ile,PheGly-NHR6,Ala-NHR6,L
eu-NHR6[式中、R6は前記と同意義]などがあげられ
る。
本発明の目的物(I)は、公知のペプチド合成手段で
製造しうるが、たとえば下記一般式 [式中、R1およびAは前記一般式(I)と同意義を、
B′は保護された水酸基または置換されていてもよいア
ミノまたは保護されたアミノ酸またはそのアミドを、Y1
およびY2はそれぞれ保護基を示す]で表わされる化合物
を製造し、この化合物を保護基脱離反応に付して得られ
るシステイン含有ペプチドとシステインまたはシスチン
モノスルホキシドを反応させる方法が好ましい。
製造しうるが、たとえば下記一般式 [式中、R1およびAは前記一般式(I)と同意義を、
B′は保護された水酸基または置換されていてもよいア
ミノまたは保護されたアミノ酸またはそのアミドを、Y1
およびY2はそれぞれ保護基を示す]で表わされる化合物
を製造し、この化合物を保護基脱離反応に付して得られ
るシステイン含有ペプチドとシステインまたはシスチン
モノスルホキシドを反応させる方法が好ましい。
上記一般式(II)において、Y1で表わされる保護基と
しては、たとえばパラメトキシベンジル,ベンジル,t−
ブチル,アダマンチル,トリチル,アセトアミドメチ
ル,カルボメトキシスルフェニル,3−ニトロ−2−ピリ
ジンスルフェニル等があげられる。
しては、たとえばパラメトキシベンジル,ベンジル,t−
ブチル,アダマンチル,トリチル,アセトアミドメチ
ル,カルボメトキシスルフェニル,3−ニトロ−2−ピリ
ジンスルフェニル等があげられる。
また、Y2で表わされる保護基としては、ベンジルオキ
シカルボニル,t−ブトキシカルボニル,t−アミルオキシ
カルボニル,イソボルニルオキシカルボニル,クロルま
たはニトロ置換ベンジルオキシカルボニル,パラメトキ
シベンジルオキシカルボニル,トリチル,ジフェニルホ
スフイノチオイル,2,3,6−トリメチルベンゼンスルホニ
ル等があげられる。
シカルボニル,t−ブトキシカルボニル,t−アミルオキシ
カルボニル,イソボルニルオキシカルボニル,クロルま
たはニトロ置換ベンジルオキシカルボニル,パラメトキ
シベンジルオキシカルボニル,トリチル,ジフェニルホ
スフイノチオイル,2,3,6−トリメチルベンゼンスルホニ
ル等があげられる。
また、B′に含まれるカルボキシル基の保護基として
は、ベンジル,t−ブチル等があげられる。
は、ベンジル,t−ブチル等があげられる。
一般式(II)の化学構造を有するペプチド誘導体を合
成するには(II)のポリペプチドを構成しうる部分アミ
ノ酸またはそのペプチドとその残部を構成しうる化合物
をペプチド合成手段により縮合させることにより行な
う。該ペプチド合成手段は、任意の公知の方法に従えば
よく、たとえばM.BodanskyおよびM.A.Ondetti著,ペプ
チド・シンセシス(Peptide Synthesis),インターサ
イエンス,ニューヨーク,1966年;F.M.FinnおよびK.Horm
ann著ザ・プロティンズ(The Proteins),第2巻,H.Ne
nrath,R.L.Hill編集,アカデミック プレス インク.,
ニューヨーク,1976年;泉屋信夫他著“ペプチド合成の
基礎と実験”丸善(株)1985年などに記載された方法、
たとえばアジド法,クロライド法,酸無水物法,混酸無
水物法,DCC法,活性エステル法,ウッドワード試薬Kを
用いる方法,カルボジイミダゾール法,酸化還元法,DCC
/HONB法などがあげられる。場合によっては、NCA法(N
−カルボキシアンハイドライド;保護基を使用せずにア
ミノ酸に対応する分子内環状カルボニル化合物を使用す
る方法)を適用してもよい。
成するには(II)のポリペプチドを構成しうる部分アミ
ノ酸またはそのペプチドとその残部を構成しうる化合物
をペプチド合成手段により縮合させることにより行な
う。該ペプチド合成手段は、任意の公知の方法に従えば
よく、たとえばM.BodanskyおよびM.A.Ondetti著,ペプ
チド・シンセシス(Peptide Synthesis),インターサ
イエンス,ニューヨーク,1966年;F.M.FinnおよびK.Horm
ann著ザ・プロティンズ(The Proteins),第2巻,H.Ne
nrath,R.L.Hill編集,アカデミック プレス インク.,
ニューヨーク,1976年;泉屋信夫他著“ペプチド合成の
基礎と実験”丸善(株)1985年などに記載された方法、
たとえばアジド法,クロライド法,酸無水物法,混酸無
水物法,DCC法,活性エステル法,ウッドワード試薬Kを
用いる方法,カルボジイミダゾール法,酸化還元法,DCC
/HONB法などがあげられる。場合によっては、NCA法(N
−カルボキシアンハイドライド;保護基を使用せずにア
ミノ酸に対応する分子内環状カルボニル化合物を使用す
る方法)を適用してもよい。
縮合反応を行なう前に、それ自体公知の手段により原
料の反応に関与しないカルボキシル基,アミノ基を保護
したり、また反応に関与するカルボキシル基,アミノ基
を活性化させてもよい。
料の反応に関与しないカルボキシル基,アミノ基を保護
したり、また反応に関与するカルボキシル基,アミノ基
を活性化させてもよい。
原料の保護基としては、上記した保護基があげられ
る。原料のカルボキシル基は、たとえば金属塩(例、ナ
トリウム,カリウム塩等),t−アルキルアミン塩(例、
トリエチルアミン,N−メチルモルホリン等)あるいはエ
ステル(例、メチル,エチル,ベンジル,p−ニトロベン
ジル,t−ブチル,t−アミル等のエステル)の形で保護す
ることもできる。原料のアミノ基の保護基としては、た
とえばベンジルオキシカルボニル基,t−ブトキシカルボ
ニル基,イソボルニルオキシカルボニル基,9−フルオレ
ニルメチルオキシカルボニル基等が例示される。
る。原料のカルボキシル基は、たとえば金属塩(例、ナ
トリウム,カリウム塩等),t−アルキルアミン塩(例、
トリエチルアミン,N−メチルモルホリン等)あるいはエ
ステル(例、メチル,エチル,ベンジル,p−ニトロベン
ジル,t−ブチル,t−アミル等のエステル)の形で保護す
ることもできる。原料のアミノ基の保護基としては、た
とえばベンジルオキシカルボニル基,t−ブトキシカルボ
ニル基,イソボルニルオキシカルボニル基,9−フルオレ
ニルメチルオキシカルボニル基等が例示される。
原料のカルボキシル基の活性化されたものとしては、
たとえば対応する酸無水物,アジド,活性エステル[ア
ルコール(例、ペンタクロロフェノール,2,4,5−トリク
ロロフェノール,2,4−ジニトロフェノール,シアノメチ
ルアルコール,p−ニトロフェノール,N−ハイドロキシ−
5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド,N−ハイ
ドロキシスクシミド,N−ハイドロキシフタルイミド,N−
ハイドロキシベンズトリアゾール)とのエステル]など
があげられる。原料のアミノ基の活性化されたものとし
て、たとえば対応するリン酸アミドがあげられる。
たとえば対応する酸無水物,アジド,活性エステル[ア
ルコール(例、ペンタクロロフェノール,2,4,5−トリク
ロロフェノール,2,4−ジニトロフェノール,シアノメチ
ルアルコール,p−ニトロフェノール,N−ハイドロキシ−
5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド,N−ハイ
ドロキシスクシミド,N−ハイドロキシフタルイミド,N−
ハイドロキシベンズトリアゾール)とのエステル]など
があげられる。原料のアミノ基の活性化されたものとし
て、たとえば対応するリン酸アミドがあげられる。
原料を仮りにP1,P2とすると、P1,P2のカルボキシルお
よびアミノ基の上記の如き状態で組み合わせてP1‐P2を
製造する場合の例を下表に示す。
よびアミノ基の上記の如き状態で組み合わせてP1‐P2を
製造する場合の例を下表に示す。
縮合反応は溶媒の存在下に行うことができる。溶媒と
しては、ペプチド縮合反応に使用しうることが知られて
いるものから適宜選択されうる。たとえば無水または含
水のジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキサイド,
ピリジン,クロロホルム,ジオキサン,ジクロルメタ
ン,テトラハイドロフラン,アセトニトリルあるいはこ
れらの適宜の混合物などがあげられる。
しては、ペプチド縮合反応に使用しうることが知られて
いるものから適宜選択されうる。たとえば無水または含
水のジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキサイド,
ピリジン,クロロホルム,ジオキサン,ジクロルメタ
ン,テトラハイドロフラン,アセトニトリルあるいはこ
れらの適宜の混合物などがあげられる。
反応温度は、ペプチド結合形成反応に使用されうるこ
とが知られている範囲から適宜選択され、通常約−20℃
〜約30℃の範囲から適宜選択される。また本発明の化合
物の前駆物質(保護ペプチド)は固相合成法によっても
容易に製造することができる。
とが知られている範囲から適宜選択され、通常約−20℃
〜約30℃の範囲から適宜選択される。また本発明の化合
物の前駆物質(保護ペプチド)は固相合成法によっても
容易に製造することができる。
このようにして得られた一般式(II)で表わされる保
護された化合物を保護基脱離反応に付す。該反応は、使
用する保護基の種類によって異なるが、いずれにしても
ペプチド結合に影響を与えず一工程で全保護基が除かれ
ることが工業的に有利であり、従って、あらかじめ、保
護基の採用は、その点を考慮して行われるが、システイ
ン含有ペプチドにおいては、2段階で、すなわち、ま
ず、チオール保護基以外の保護基を除去したのち、つい
でチオール保護基を除去する方が、その精製のしやすさ
から有利な場合もある。そのような場合に用いられるチ
オール保護基としては、アセトアミドメチル基,3−ニト
ロ−2−ピリジンスルフェニル基などがあげられる。
護された化合物を保護基脱離反応に付す。該反応は、使
用する保護基の種類によって異なるが、いずれにしても
ペプチド結合に影響を与えず一工程で全保護基が除かれ
ることが工業的に有利であり、従って、あらかじめ、保
護基の採用は、その点を考慮して行われるが、システイ
ン含有ペプチドにおいては、2段階で、すなわち、ま
ず、チオール保護基以外の保護基を除去したのち、つい
でチオール保護基を除去する方が、その精製のしやすさ
から有利な場合もある。そのような場合に用いられるチ
オール保護基としては、アセトアミドメチル基,3−ニト
ロ−2−ピリジンスルフェニル基などがあげられる。
保護基の脱離方法としては、たとえば、無水弗化水
素,メタンスルホン酸,トリフルオロメタンスルホン
酸,トリフルオロ酢酸,あるいは、これらの混合液等に
よる酸処理があげられるが、この他に液体アンモニア中
ナトリウムによる還元等もあげられる。上記酸処理によ
る脱保護基反応は、一般に−20℃〜40℃の適温で行われ
るが、酸処理においては、アニソール,フェノール,チ
オアニソール,ジメチルスルフィドの如きカチオン補足
剤の添加が有効である。また、酸処理に安定なチオール
保護基、たとえばアセトアミドメチル,3−ニトロ−2−
ピリジンスルフェニル等の保護基は、前者は、沃素,酢
酸水銀で、後者は、メルカプトエタノール等で除去する
ことができる。
素,メタンスルホン酸,トリフルオロメタンスルホン
酸,トリフルオロ酢酸,あるいは、これらの混合液等に
よる酸処理があげられるが、この他に液体アンモニア中
ナトリウムによる還元等もあげられる。上記酸処理によ
る脱保護基反応は、一般に−20℃〜40℃の適温で行われ
るが、酸処理においては、アニソール,フェノール,チ
オアニソール,ジメチルスルフィドの如きカチオン補足
剤の添加が有効である。また、酸処理に安定なチオール
保護基、たとえばアセトアミドメチル,3−ニトロ−2−
ピリジンスルフェニル等の保護基は、前者は、沃素,酢
酸水銀で、後者は、メルカプトエタノール等で除去する
ことができる。
このようにして保護ペプチド(II)の保護基を除去し
て得られたチオールペプチドに、システインを導入する
方法としては、まず、当該チオールペプチドとシステイ
ンを水などの溶媒中空気、沃素,ジヨードエタン,フエ
リシアン化カリウム等の酸化剤で酸化する方法があげら
れる。しかしこれらの従来法では、目的物(I)以外に
シスチンやペプチドの二量体などが副生し、収率よく目
的物を得ることが困難な場合もある。本発明者らは、シ
ステインを導入する他の方法として種々検討を加えた結
果、シスチンモノスルホキシド[ジャーナル オブ ケ
ミカル ソシエティ(J.Chem.Soc.)(C),1971年,232
6頁に記載]を用いることにより、収率よく目的物
(I)を得ることを見い出した。この反応は、一般に、
水溶液中、0〜40℃の適温で、当該チオールペプチドに
対し、約1/2当量のシスチンモノスルホキシドを用い、
両者を併せてかきまぜることにより数分以内に完結し、
副生成物を生ずることなく、目的物(I)を与える。
て得られたチオールペプチドに、システインを導入する
方法としては、まず、当該チオールペプチドとシステイ
ンを水などの溶媒中空気、沃素,ジヨードエタン,フエ
リシアン化カリウム等の酸化剤で酸化する方法があげら
れる。しかしこれらの従来法では、目的物(I)以外に
シスチンやペプチドの二量体などが副生し、収率よく目
的物を得ることが困難な場合もある。本発明者らは、シ
ステインを導入する他の方法として種々検討を加えた結
果、シスチンモノスルホキシド[ジャーナル オブ ケ
ミカル ソシエティ(J.Chem.Soc.)(C),1971年,232
6頁に記載]を用いることにより、収率よく目的物
(I)を得ることを見い出した。この反応は、一般に、
水溶液中、0〜40℃の適温で、当該チオールペプチドに
対し、約1/2当量のシスチンモノスルホキシドを用い、
両者を併せてかきまぜることにより数分以内に完結し、
副生成物を生ずることなく、目的物(I)を与える。
この様にして製造されたペプチド誘導体(I)は反応
終了後、ペプチドの分離手段、たとえば、抽出,分配,
再沈澱,再結晶,カラムクロマトグラフィーなどによっ
て採取される。
終了後、ペプチドの分離手段、たとえば、抽出,分配,
再沈澱,再結晶,カラムクロマトグラフィーなどによっ
て採取される。
本発明のペプチド誘導体(I)は酸付加塩、とりわけ
薬理学的に許容される酸付加塩としても得ることがで
き、たとえば、無機酸(例、塩酸,硫酸,リン酸)ある
いは有機酸(例、酢酸,プロピオン酸,クエン酸,酒石
酸,リンゴ酸,蓚酸,メタンスルホン酸)などの塩があ
げられる。
薬理学的に許容される酸付加塩としても得ることがで
き、たとえば、無機酸(例、塩酸,硫酸,リン酸)ある
いは有機酸(例、酢酸,プロピオン酸,クエン酸,酒石
酸,リンゴ酸,蓚酸,メタンスルホン酸)などの塩があ
げられる。
本発明のペプチド誘導体(I)およびその塩は、マウ
スにおける受動的回避試験において強い向知能作用を示
し、しかもその作用はバソプレシンのような公知ニュー
ロペプチドよりも強力である。
スにおける受動的回避試験において強い向知能作用を示
し、しかもその作用はバソプレシンのような公知ニュー
ロペプチドよりも強力である。
本発明のペプチド誘導体(I)およびその塩の有用な
対象疾病名としては、たとえば老年痴呆(アルツハイマ
ー型痴呆),脳血管性痴呆,アルツハイマー病,ピック
病,ハンチントン舞踏病,クロイツフェルト・ヤコブ
病,パーキンソン病,小脳脊髄変性症に基づく痴呆症な
どがあげられ、これらの疾病の予防または治療に用いる
ことができる。
対象疾病名としては、たとえば老年痴呆(アルツハイマ
ー型痴呆),脳血管性痴呆,アルツハイマー病,ピック
病,ハンチントン舞踏病,クロイツフェルト・ヤコブ
病,パーキンソン病,小脳脊髄変性症に基づく痴呆症な
どがあげられ、これらの疾病の予防または治療に用いる
ことができる。
本発明のペプチド誘導体(I)およびその塩の毒性
は、きわめて低く、薬効有効量をはるかに上まわる100m
g/kgでも死亡例はない。
は、きわめて低く、薬効有効量をはるかに上まわる100m
g/kgでも死亡例はない。
本発明のペプチド誘導体は、遊離体としてあるいはそ
の酸付加塩として投与され得る。その投与量は、誘導体
(I)の遊離体,酸付加塩ともに、遊離体の量として、
一般に体重1kg当り1ng〜1mgの範囲の適量である。本発
明の誘導体は主として非経口的に投与(例、静脈あるい
は皮下注射,脳室内あるいは脊髄内投与,経鼻投与,直
腸投与)されるが、場合によっては経口投与されること
もある。
の酸付加塩として投与され得る。その投与量は、誘導体
(I)の遊離体,酸付加塩ともに、遊離体の量として、
一般に体重1kg当り1ng〜1mgの範囲の適量である。本発
明の誘導体は主として非経口的に投与(例、静脈あるい
は皮下注射,脳室内あるいは脊髄内投与,経鼻投与,直
腸投与)されるが、場合によっては経口投与されること
もある。
剤型としては、たとえば注射剤,坐剤,散剤,丸剤,
錠剤などがあげられる。本発明の誘導体は物質として安
定であるため生理食塩水の溶液として保存できるが、マ
ンニトール,ソルビトールを添加して凍結乾燥アンプル
とし、使用時に溶解することもできる。
錠剤などがあげられる。本発明の誘導体は物質として安
定であるため生理食塩水の溶液として保存できるが、マ
ンニトール,ソルビトールを添加して凍結乾燥アンプル
とし、使用時に溶解することもできる。
以下に本発明のペプチド誘導体(I)の有効性を示す
薬理学的試験例をあげる。
薬理学的試験例をあげる。
薬理学的試験例 記憶過程に対する作用はC57BL/6マウスを用いた一試
行受動的回避実験により検討した。学習の手続は基本的
にはBurbachら[サイエンス(Science),221,1310-131
2(1983年)]の方法に準じて行った。実験に用いた装
置はグリッド床のある暗室とそれに連結された明室とか
ら成っており、マウスを明室におくと、自由に暗室に移
動することができるようにされている。この装置を用
い、マウスが暗室に入ると1回の電気ショック(0.4mA,
3秒間)を掛け、ついで電気ショックを与えた直後に、
タンパク質合成阻害剤であるサイクロヘキシミド(cycl
oheximide)20mg/kgを皮下(S.C.)投与し、24時間後
に、電気ショックの記憶保持テストを行った。受動回避
行動の保持は、明室におかれたマウスが暗室に入室する
までの時間−潜時−によって測定した。本発明のペプチ
ド誘導体はテスト5分前に25μlの注射筒に装置した皮
下針を用いて、5μlの生理食塩水に溶解した10pgおよ
び10ngを脳室内に注入した。生理食塩水のみを投与した
対照群のマウスは一般に20秒以下の潜時を示し、逆向性
健忘が発現した。
行受動的回避実験により検討した。学習の手続は基本的
にはBurbachら[サイエンス(Science),221,1310-131
2(1983年)]の方法に準じて行った。実験に用いた装
置はグリッド床のある暗室とそれに連結された明室とか
ら成っており、マウスを明室におくと、自由に暗室に移
動することができるようにされている。この装置を用
い、マウスが暗室に入ると1回の電気ショック(0.4mA,
3秒間)を掛け、ついで電気ショックを与えた直後に、
タンパク質合成阻害剤であるサイクロヘキシミド(cycl
oheximide)20mg/kgを皮下(S.C.)投与し、24時間後
に、電気ショックの記憶保持テストを行った。受動回避
行動の保持は、明室におかれたマウスが暗室に入室する
までの時間−潜時−によって測定した。本発明のペプチ
ド誘導体はテスト5分前に25μlの注射筒に装置した皮
下針を用いて、5μlの生理食塩水に溶解した10pgおよ
び10ngを脳室内に注入した。生理食塩水のみを投与した
対照群のマウスは一般に20秒以下の潜時を示し、逆向性
健忘が発現した。
本発明のペプチド誘導体投与群の潜時の中央値は、対
照群のそれに対するパーセントで表示し、統計学的分析
法は潜時についてはマン・ウイットニー(Mann-Whitne
y)のUテストを、50秒以上の潜時を示したマウスのパ
ーセントについてはカイ2乗テスト(chi-square tes
t)で行った。各群のテストに使用したマウスの数は9
ないし22匹である。
照群のそれに対するパーセントで表示し、統計学的分析
法は潜時についてはマン・ウイットニー(Mann-Whitne
y)のUテストを、50秒以上の潜時を示したマウスのパ
ーセントについてはカイ2乗テスト(chi-square tes
t)で行った。各群のテストに使用したマウスの数は9
ないし22匹である。
アルギニンバソプレシンの脳内活性代謝物である [de Wiedら,ファルマコロジー,バイオケミストリー
エンド ビヘイビヤー(Pharmacol.Biochem.Beha
v.,)21,394-400(1984年)]は、10pgの用量で潜時を
対照群の191%まで有意に延長した[U(15,16)=60,p
<0.05]。実施例1および実施例15の化合物は逆向健忘
を有意に改善し、潜時をそれぞれ238%(χ2=6.18,p
<0.05)および200%[U(9,19)=20,p<0.05)]ま
で有意に延長した。実施例6および実施例8の化合物は
逆向健忘を有意に改善し、その潜時は、それぞれ238%
[U(10,10)=26]および179%[U(10,10)=27]
であった(p<0.1)。
エンド ビヘイビヤー(Pharmacol.Biochem.Beha
v.,)21,394-400(1984年)]は、10pgの用量で潜時を
対照群の191%まで有意に延長した[U(15,16)=60,p
<0.05]。実施例1および実施例15の化合物は逆向健忘
を有意に改善し、潜時をそれぞれ238%(χ2=6.18,p
<0.05)および200%[U(9,19)=20,p<0.05)]ま
で有意に延長した。実施例6および実施例8の化合物は
逆向健忘を有意に改善し、その潜時は、それぞれ238%
[U(10,10)=26]および179%[U(10,10)=27]
であった(p<0.1)。
以上のマウスによる実験成績より、本発明のペプチド
誘導体はサイクロヘキシミドにより誘発される記憶障害
を改善する中枢作用剤として有効であることが明らかで
ある。
誘導体はサイクロヘキシミドにより誘発される記憶障害
を改善する中枢作用剤として有効であることが明らかで
ある。
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明す
る。最終物の精製に用いたセファデックスG-25,LH-20
は、ファーマシア社(スエーデン)の製品である。製造
した化合物は純度はメルク社(ドイツ)キーゼルゲル60
F-254を用い薄層クロマトで調べた。展開溶媒を次に示
す。
る。最終物の精製に用いたセファデックスG-25,LH-20
は、ファーマシア社(スエーデン)の製品である。製造
した化合物は純度はメルク社(ドイツ)キーゼルゲル60
F-254を用い薄層クロマトで調べた。展開溶媒を次に示
す。
Rf1:クロロホルム−メタノール−酢酸(9:1:0.5) Rf2:クロロホルム−メタノール(19:1) Rf3:クロロホルム−メタノール−酢酸−水(32:8:1:
1) Rf4:酢酸エチル−n−ブタノール−酢酸−水(1:1:
1:1) Rf5:クロロホルム−アセトン−メタノール(10:3:
2) 参考例 シスチンモノスルホキシドの製造 シスチンモノスルホキシドはジャーナル オブ ケミ
カル ソシエティ(J.Chem.Soc.)(C),1971,2326記
載の方法に従って製造した。
1) Rf4:酢酸エチル−n−ブタノール−酢酸−水(1:1:
1:1) Rf5:クロロホルム−アセトン−メタノール(10:3:
2) 参考例 シスチンモノスルホキシドの製造 シスチンモノスルホキシドはジャーナル オブ ケミ
カル ソシエティ(J.Chem.Soc.)(C),1971,2326記
載の方法に従って製造した。
シスチン4.81gに2N硫酸44mlを加えてとかして氷冷
し、これにCH3COOOH(無水酢酸25mlに30%過酸化水素水
5.5mlを40℃で加え、12時間反応させた溶液)を滴下
し、その後、4℃以下で15時間かきまぜたのち、ピリジ
ンでpH4とし、エタノール240mlを加えて析出する結晶を
ろ取した。これを、0.5NAcOH1にとかし、不溶物を除
いたのち、アセトン1.5lを加え、析出した結晶をろ取
し、メタノール,ついでエーテルて洗浄した。
し、これにCH3COOOH(無水酢酸25mlに30%過酸化水素水
5.5mlを40℃で加え、12時間反応させた溶液)を滴下
し、その後、4℃以下で15時間かきまぜたのち、ピリジ
ンでpH4とし、エタノール240mlを加えて析出する結晶を
ろ取した。これを、0.5NAcOH1にとかし、不溶物を除
いたのち、アセトン1.5lを加え、析出した結晶をろ取
し、メタノール,ついでエーテルて洗浄した。
収量 2.68g(52.2%) m.p. 191-193℃(分解) [α]▲23 D▼+46.1°(c=1.0,1NH2SO4) 元素分析 C6H12N2O5S2として 計算値:C,28.12; H,4.72; N,10.93; S,25.02 実験値:C,27.82; H,4.47; N,10.81; S,25.16 実施例1 (I)Boc-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA3.37gをAcOEt50mlに懸濁
し、水20ml,1N−硫酸9mlを加えてふり混ぜたのち水洗
し、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤をろ別し、ろ液
に、臭化ベンジル0.83ml,TEA1.0mlを加え、15時間加熱
還流した。これを水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮し、石油ベンジンを加えて結晶としてろ取した。
し、水20ml,1N−硫酸9mlを加えてふり混ぜたのち水洗
し、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤をろ別し、ろ液
に、臭化ベンジル0.83ml,TEA1.0mlを加え、15時間加熱
還流した。これを水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮し、石油ベンジンを加えて結晶としてろ取した。
収量 2.6g m.p. 54-56℃ Rf10.87 [α]▲24 D▼+21.3°(c=1.1,MeOH) 元素分析 C26H34N2O6として 計算値:C,66.36; H,7.28; N,5.95 実験値:C,66.59; H,7.27; N,5.95 (II)Boc-Cys(MBzl)‐Pro-OH・DCHAの製造 Boc-Cys(MBzl)‐OH14.0g,HONB8.1gをアセトニトリ
ル150mlにとかして氷冷し、DCC9.3gを加え15時間かきま
ぜたのちDCUをろ別した。一方、Pro5.18g,炭酸水素ナト
リウム3.44gを水50mlにとかし、これに、アセトニトリ
ル50ml,DMF30mlを加えてはげしくかきまぜながら、先に
調製したBoc-Cys(MBz1)‐ONBのアセトニトリル溶液を
加え、8時間かきまぜた。これを濃縮し、10%クエン酸
水を加えて酸性にし、AcOEt300mlで抽出し、水洗後、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、残留物をエー
テル200mlにとかし、DCHA8.2mlを加えて析出した結晶を
ろ取し、メタノール−エーテルより再結晶した。
ル150mlにとかして氷冷し、DCC9.3gを加え15時間かきま
ぜたのちDCUをろ別した。一方、Pro5.18g,炭酸水素ナト
リウム3.44gを水50mlにとかし、これに、アセトニトリ
ル50ml,DMF30mlを加えてはげしくかきまぜながら、先に
調製したBoc-Cys(MBz1)‐ONBのアセトニトリル溶液を
加え、8時間かきまぜた。これを濃縮し、10%クエン酸
水を加えて酸性にし、AcOEt300mlで抽出し、水洗後、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、残留物をエー
テル200mlにとかし、DCHA8.2mlを加えて析出した結晶を
ろ取し、メタノール−エーテルより再結晶した。
収量 18.6g(73.2%) m.p. 162-163℃ Rf10.69 [α]▲24 D▼−39.6°(c=0.9,MeOH) 元素分析 C33H53N3O6Sとして 計算値:C,63.94; H,8.62; N,6.78; S,5.17 実験値:C,64.09; H,8.59; N,6.83; S,5.09 (III)Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-OH・DCHAの製造 Boc-Cys(MBzl)‐Pro-OH・DCHA18.0gをAcOEt250mlに
懸濁し、水100ml,1N硫酸35mlを加えて振りまぜたのち、
硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮後、TFA−水(1
9:1)80mlを加え、ふりまぜて溶解させた。これを濃縮
しエーテルを加えて沈澱としてろ取し、乾燥した。一方
Boc-Asn-OH6.73g,HONB5.34gをDMF50mlにとかして氷冷
し、DCC6.60gを加えて、氷冷下8時間かきまぜたのち、
DCUをろ別した。先に調製したアミン成分を、DMF50mlに
とかして氷冷し、TEA8.4mlを加え、ついで、Boc-Asn-ON
BのDMF溶液を加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、
10%クエン酸で酸性とし、AcOEtで抽出し、水洗後、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、メタノール50
mlにとかし、DCHA5mlを加えて濃縮した。残留物に、AcO
Etを加えて結晶として冷却後ろ取しAcOEtで洗浄した。
懸濁し、水100ml,1N硫酸35mlを加えて振りまぜたのち、
硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮後、TFA−水(1
9:1)80mlを加え、ふりまぜて溶解させた。これを濃縮
しエーテルを加えて沈澱としてろ取し、乾燥した。一方
Boc-Asn-OH6.73g,HONB5.34gをDMF50mlにとかして氷冷
し、DCC6.60gを加えて、氷冷下8時間かきまぜたのち、
DCUをろ別した。先に調製したアミン成分を、DMF50mlに
とかして氷冷し、TEA8.4mlを加え、ついで、Boc-Asn-ON
BのDMF溶液を加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、
10%クエン酸で酸性とし、AcOEtで抽出し、水洗後、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、メタノール50
mlにとかし、DCHA5mlを加えて濃縮した。残留物に、AcO
Etを加えて結晶として冷却後ろ取しAcOEtで洗浄した。
収量 14.8g(69.5%) m.p. 142-143℃ Rf10.49 [α]▲24 D▼−58.3°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C37H59N5O8Sとして 計算値:C,60.55; H,8.10; N,9.54; S,4.37 実験値:C,60.90; H,8.22; N,9.31; S,4.20 (IV)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-OHの製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-OH・DCHA6.5gを、AcOEt20
0mlに懸濁し、水50ml,1N硫酸11mlを加えて、振りまぜた
のち水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮
し、TFA−水(19:1)40mlを加えて振りまぜて溶解させ
たのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱としてろ取し、乾
燥した。これをDMF50mlにとかし氷冷し、TEA2.9mlを加
え、ついでpGlu-ONB2.6gを加えて15時間かきまぜた。こ
れを濃縮し、AcOH3mlを加えてよくかきまぜたのち、エ
ーテルを加えてかきまぜて、傾斜法で、エーテルを除
き、AcOEtを加えて沈澱としてろ取しMeOH-QcOEtより再
沈澱した。
0mlに懸濁し、水50ml,1N硫酸11mlを加えて、振りまぜた
のち水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮
し、TFA−水(19:1)40mlを加えて振りまぜて溶解させ
たのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱としてろ取し、乾
燥した。これをDMF50mlにとかし氷冷し、TEA2.9mlを加
え、ついでpGlu-ONB2.6gを加えて15時間かきまぜた。こ
れを濃縮し、AcOH3mlを加えてよくかきまぜたのち、エ
ーテルを加えてかきまぜて、傾斜法で、エーテルを除
き、AcOEtを加えて沈澱としてろ取しMeOH-QcOEtより再
沈澱した。
収量 4.65g(93.0%) m.p. 126-129℃ Rf10.15 [α]▲24 D▼−94.7°(c=1.2,MeOH) 元素分析 C25H33N5O8S・H2Oとして 計算値:C,51.62; H,6.07; N,12.04; S,5.51 実験値:C,51.91; H,6.00; N,12.03; S,5.45 (V)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐OBzl0.62gにTFA10mlを加えて振り
まぜて溶解させたのち濃縮し、NaHCO3水を加えてAcOEt
で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、
DMF5mlにとかしpGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-OH0.56g,HO
Bt0.15gを加えて氷冷し、DCC0.15gを加えて15時間かき
まぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮し、残留物にAcOEtを
加えてゲルとしてろ取し、MeOH-AcOEtで再沈澱した。
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐OBzl0.62gにTFA10mlを加えて振り
まぜて溶解させたのち濃縮し、NaHCO3水を加えてAcOEt
で抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、
DMF5mlにとかしpGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-OH0.56g,HO
Bt0.15gを加えて氷冷し、DCC0.15gを加えて15時間かき
まぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮し、残留物にAcOEtを
加えてゲルとしてろ取し、MeOH-AcOEtで再沈澱した。
収量 0.74g(80.8%) m.p. 150-152℃ Rf10.46 [α]▲24 D▼−32.1°(c=1.3,DMF) 元素分析 C46H57N7O11Sとして 計算値:C,60.31; H,6.27; N,10.70; S,3.50 実験値:C,60.15; H,6.38; N,10.57; S,3.72 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐OBzl0.60g
を、アニソール0.5mlの存在下、HF5mlに溶解し、0℃,1
時間かきまぜたのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱とし
て、傾斜法で、エーテルを除去した。残留物を水にとか
し、アンバーライトIRA-400(酢酸型)のカラム(1×1
0cm)を通し凍結乾燥した。これを、1N-AcOH2mlにとか
し、セファデックスLH-20のカラム(2.2×123cm)に付
し、1N酢酸で溶出し、200-235mlの分画を集めて凍結乾
燥した。収量310mg(83%),この120mgを、水2mlにと
かし、シスチンモノスルホキシド30mgを加え、室温で30
分間かきまぜたのち、セファデックスLH-20のカラム
(2.2×123cm)に付し、1N酢酸で溶出し、173-194mlの
分画を集めて凍結乾燥した。
を、アニソール0.5mlの存在下、HF5mlに溶解し、0℃,1
時間かきまぜたのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱とし
て、傾斜法で、エーテルを除去した。残留物を水にとか
し、アンバーライトIRA-400(酢酸型)のカラム(1×1
0cm)を通し凍結乾燥した。これを、1N-AcOH2mlにとか
し、セファデックスLH-20のカラム(2.2×123cm)に付
し、1N酢酸で溶出し、200-235mlの分画を集めて凍結乾
燥した。収量310mg(83%),この120mgを、水2mlにと
かし、シスチンモノスルホキシド30mgを加え、室温で30
分間かきまぜたのち、セファデックスLH-20のカラム
(2.2×123cm)に付し、1N酢酸で溶出し、173-194mlの
分画を集めて凍結乾燥した。
収量 107mg(63%)Rf40.07 [α]▲23 D▼−151.7°(c=0.4,1N-AcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.03;Glu1.05;Pro0.95;Half Cys1.67。
実施例2 (I)Boc-D-Lys(Z)‐NH2の製造 Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA2.0gをAcOEt50mlに懸濁
し、水20ml,1N酢酸5mlを加えてふり混ぜたのち水洗し、
硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮したのちアセト
ニトリル20mlにとかして氷冷し、HONB0.71g,DCC0.81gを
加え、8時間かきまぜたのち、C-NH3水0.5mlを加えて、
15時間かきまぜた。不溶物をろ別し、ろ液を濃縮し、残
留物を、AcOEtにとかして、NaHCO3水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥した。これを濃縮し、残留物にエーテル
を加えて結晶としてろ取した。
し、水20ml,1N酢酸5mlを加えてふり混ぜたのち水洗し、
硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮したのちアセト
ニトリル20mlにとかして氷冷し、HONB0.71g,DCC0.81gを
加え、8時間かきまぜたのち、C-NH3水0.5mlを加えて、
15時間かきまぜた。不溶物をろ別し、ろ液を濃縮し、残
留物を、AcOEtにとかして、NaHCO3水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥した。これを濃縮し、残留物にエーテル
を加えて結晶としてろ取した。
収量 1.3g(96.2%) m.p. 139-140℃ Rf10.70 [α]▲24 D▼−1.3°(c=0.9,MeOH) 元素分析 C19H29N3O5として 計算値:C,60.14; H,7.70; N,11.07 実験値:C,60.63; H,7.95; N,11.22 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH2の
製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH20.81gにTFA8mlを加えて振りま
ぜ溶解させたのち濃縮しエーテルを加えて沈澱としてろ
取した。これをDMF10mlにとかして氷冷し、TEA0.4ml,pG
lu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-ONB(pGlu-Asn-Cys(MBzl)
‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gより調製)を加えて1
5時間かきまぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮し、残留物
に水を加えて沈澱としてろ取した。これをアセトニトリ
ルに懸濁し、加熱後冷却して析出したゲルをろ取した。
製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH20.81gにTFA8mlを加えて振りま
ぜ溶解させたのち濃縮しエーテルを加えて沈澱としてろ
取した。これをDMF10mlにとかして氷冷し、TEA0.4ml,pG
lu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-ONB(pGlu-Asn-Cys(MBzl)
‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gより調製)を加えて1
5時間かきまぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮し、残留物
に水を加えて沈澱としてろ取した。これをアセトニトリ
ルに懸濁し、加熱後冷却して析出したゲルをろ取した。
収量 1.14g(66.2%) m.p. 155-158℃ Rf10.19 [α]▲24 D▼−26.6°(c=0.9,DMF) 元素分析 C39H52N8O10Sとして 計算値:C,56.78; H,6.35; N,13.58; S,3.89 実験値:C,56.59; H,6.67; N,13.29; S,3.70 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH20.80g
に、MSA(5ml),アニソール(1.3ml)を加え、室温で
1時間振りまぜたのち、エーテルを加えて沈澱としてエ
ーテルを傾斜法にて除去した。残留物を水10mlにとか
し、アンバーライトIRA-400(酢酸型)のカラム(3×5
cm)を通し、溶出液にシスチンモノスルホキシド124mg
を加えて、室温で30分間振りまぜまたのち凍結乾燥し
た。これを1N-AcOH2mlにとかし、セファデックスG-25の
カラム(2.6×126cm)に付し、1N酢酸で溶出し、380-46
5mlの分画を集めて凍結乾燥した。
に、MSA(5ml),アニソール(1.3ml)を加え、室温で
1時間振りまぜたのち、エーテルを加えて沈澱としてエ
ーテルを傾斜法にて除去した。残留物を水10mlにとか
し、アンバーライトIRA-400(酢酸型)のカラム(3×5
cm)を通し、溶出液にシスチンモノスルホキシド124mg
を加えて、室温で30分間振りまぜまたのち凍結乾燥し
た。これを1N-AcOH2mlにとかし、セファデックスG-25の
カラム(2.6×126cm)に付し、1N酢酸で溶出し、380-46
5mlの分画を集めて凍結乾燥した。
収量 440mg(60%)Rf40.07 [α]▲23 D▼−143.4°(c=0.4,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.02;Glu1.10;Pro1.03;Half Cys1.71。
実施例3 (I)Boc-D-Lys(Z)‐NH-Etの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA4.22gをAcOEt200mlに懸濁
し、水50ml,1N硫酸10mlを加えて振りまぜたのち、硫酸
ナトリウムで乾燥した。これを濃縮して、アセトニトリ
ル40mlにとかし、HOBt・NH2‐Et1.49gを加えて氷冷し、
DCC1.56gを加えて、15時間かきまぜた。DCUをろ別し、
ろ液を濃縮し、これをAcOEtに溶かしたのち、0.5NHCl,N
aHCO3水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを
濃縮し、石油エーテルより沈澱としてろ取した。
し、水50ml,1N硫酸10mlを加えて振りまぜたのち、硫酸
ナトリウムで乾燥した。これを濃縮して、アセトニトリ
ル40mlにとかし、HOBt・NH2‐Et1.49gを加えて氷冷し、
DCC1.56gを加えて、15時間かきまぜた。DCUをろ別し、
ろ液を濃縮し、これをAcOEtに溶かしたのち、0.5NHCl,N
aHCO3水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを
濃縮し、石油エーテルより沈澱としてろ取した。
収量 2.70g(88.2%) m.p. 102-104℃ Rf20.45 [α]▲24 D▼+6.2°(c=1.4,MeOH) 元素分析 C21H33N3O5として 計算値:C,61.90; H,8.16; N,10.31 実験値:C,62.24; H,8.31; N,10.30 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH-Et
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐NHEt1.23g,pGlu-Asn-Cys(MBzl)
‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gより実施例2−(I
I)と同様にして目的物を得た。アセトニトリル−AcOEt
より再沈澱した。
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐NHEt1.23g,pGlu-Asn-Cys(MBzl)
‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gより実施例2−(I
I)と同様にして目的物を得た。アセトニトリル−AcOEt
より再沈澱した。
収量 1.45g(56.7%) m.p. 175-180℃ Rf30.42 [α]▲24 D▼−36.8°(c=0.7,MeOH) 元素分析 C41H56N8O10S・H2Oとして 計算値:C,56.53; H,6.71; N,12.87; S,3.68 実験値:C,56.58; H,6.83; N,12.16; S,2.98 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NHEt0.80g
を実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理し
たのちシスチンモノスルホキシド117mgと反応させ、セ
ファデックスG-25で精製して目的物を得た。
を実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理し
たのちシスチンモノスルホキシド117mgと反応させ、セ
ファデックスG-25で精製して目的物を得た。
収量 400mg(56.0%)Rf40.14 アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.98;Glu1.05;Pro1.03;Half Cys1.69;EtNH2
0.95。
0.95。
実施例4 (I)Boc-D-Lys(Z)‐NH-Butの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA0.70g,HOBt・NH2‐But0.3
1g,DCC0.31gを用い、実施例3−(I)と同様にして油
状の目的物を得た。
1g,DCC0.31gを用い、実施例3−(I)と同様にして油
状の目的物を得た。
収量 0.54g(定量的)Rf10.74 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NHBut
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH-But0.50g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH0.56g,HOBt0.15g,DCC0.23gを用いて、実施
例1−(V)と同様にして目的物を得た。
の製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH-But0.50g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH0.56g,HOBt0.15g,DCC0.23gを用いて、実施
例1−(V)と同様にして目的物を得た。
収量 0.65g(73.2%) m.p. 147-149℃ Rf10.37 [α]▲24 D▼−25.2°(c=0.4,DMF) 元素分析 C43H60N8O10S・H2Oとして 計算値:C,57.44; H,6.95; N,12.46; S,3.57 実験値:C,57.68; H,7.12; N,12.08; S,3.23 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH-But0.6
0gを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理
したのち、シスチンモノスルホキシド88mgと反応させ、
セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
0gを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理
したのち、シスチンモノスルホキシド88mgと反応させ、
セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
収量 290mg(53%)Rf40.17 [α]▲23 D▼−142.4°(c=0.4,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.99;Glu1.07;Pro1.05;Half Cys1.73。
実施例5 (I)Boc-D-Lys(Z)‐NH-Adaの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA0.70g,アダマンチルアミ
ン・塩酸塩0.34g,HOBt0.20g,DCC0.31g,TEA0.25mlを用
い、実施例3−(I)と同様にして、油状の目的物を得
た。
ン・塩酸塩0.34g,HOBt0.20g,DCC0.31g,TEA0.25mlを用
い、実施例3−(I)と同様にして、油状の目的物を得
た。
収量 0.65g(定量的)Rf10.79 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH−A
daの製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH-Ada0.65g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH0.56g,HOBt0.15g,DCC0.23gを用いて、実施
例1−(IV)と同様にして目的物を得た。
daの製造 Boc-D-Lys(Z)‐NH-Ada0.65g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH0.56g,HOBt0.15g,DCC0.23gを用いて、実施
例1−(IV)と同様にして目的物を得た。
収量 0.73g(75.6%) m.p. 134-136℃ Rf10.45 [α]▲24 D▼−21.0°(c=0.6,DMF) 元素分析 C49H66N8O10S・H2Oとして 計算値:C,60.22; H,7.02; N,11.47; S,3.28 実験値:C,60.54; H,7.12; N,11.18; S,3.02 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐NH-Ada0.7
0gを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理
したのち、シスチンモノスルホキシド(94mg)と反応さ
せ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得
た。
0gを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理
したのち、シスチンモノスルホキシド(94mg)と反応さ
せ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得
た。
収量 300mg(47%)Rf40.37 [α]▲23 D▼−111.5°(c=0.4,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.98;Glu1.08;Pro1.03;Half Cys1.63。
実施例6 (I)Boc-Cys(MBzl)‐D-Pro-OHの製造 D-Pro5.76gをDMF90ml,水10mlに懸濁し、TEA7mlを加え
てはげしくかきまぜながら、Boc-Cys(MBzl)‐OSu21.9
gを加え、15時間かきまぜた。これを濃縮し、残留物をA
cOEt300mlにとかし、0.5NHClで洗浄したのち水洗し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、シリカゲルカ
ラム(シリカゲル250g)に付し、クロロホルム,次いで
5%MeOH/クロロホルムで溶出し、目的物の分画を集
め、濃縮して油状物を得た。
てはげしくかきまぜながら、Boc-Cys(MBzl)‐OSu21.9
gを加え、15時間かきまぜた。これを濃縮し、残留物をA
cOEt300mlにとかし、0.5NHClで洗浄したのち水洗し、硫
酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、シリカゲルカ
ラム(シリカゲル250g)に付し、クロロホルム,次いで
5%MeOH/クロロホルムで溶出し、目的物の分画を集
め、濃縮して油状物を得た。
収量 17.2g(78.3%)Rf10.71 (II)Boc-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzlの製
造 H-D-Lys(Z)‐OBzl・p-Tos-OH2.73gをDMF20mlにと
かし氷冷し、TEA0.71mlを加えたのちBoc-Cys(MBzl)‐
D-Pro-OH2.20g,HONB0.99g,DCC1.04gを加え、15時間かき
まぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮したのち残留物をAcO
Et200mlにとかし、0.5NHCl,NaHCO3水で洗浄し、水洗
後、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、シリカ
ゲルカラム(シリカゲル80g)に付し、1.5%MeOH/クロ
ロホルムで溶出し、目的物の分画を集めて濃縮して油状
物を得た。
造 H-D-Lys(Z)‐OBzl・p-Tos-OH2.73gをDMF20mlにと
かし氷冷し、TEA0.71mlを加えたのちBoc-Cys(MBzl)‐
D-Pro-OH2.20g,HONB0.99g,DCC1.04gを加え、15時間かき
まぜた。DCUをろ別し、ろ液を濃縮したのち残留物をAcO
Et200mlにとかし、0.5NHCl,NaHCO3水で洗浄し、水洗
後、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮し、シリカ
ゲルカラム(シリカゲル80g)に付し、1.5%MeOH/クロ
ロホルムで溶出し、目的物の分画を集めて濃縮して油状
物を得た。
収量 3.22g(81.1%)Rf20.56 (III)Boc-Asn-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBz
lの製造 Boc-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzl3.07g
に、TFA−水(19:1)30mlを加え、室温で30分間振りま
ぜたのち、濃縮し、エーテルを加えて沈澱としてろ取
し、乾燥した。これをDMF30mlにとかし氷冷し、TEA0.65
mlを加え、次いでBoc-Asn-ONB(Boc-Asn-OH1.0g,HONB0.
84g,DCC0.89gより調製)を加えて、15時間かきまぜた。
これを濃縮し、残留物をAcOEt200mlにとかし、0.5NHCl,
NaHCO3水で洗浄したのち水洗し硫酸ナトリウムで乾燥し
た。これを濃縮し、シリカゲルカラム(シリカゲル80
g)に付し、2%MeOH/クロロホルムで溶出し、目的物の
分画を集めて濃縮し、油状の目的物を得た。
lの製造 Boc-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzl3.07g
に、TFA−水(19:1)30mlを加え、室温で30分間振りま
ぜたのち、濃縮し、エーテルを加えて沈澱としてろ取
し、乾燥した。これをDMF30mlにとかし氷冷し、TEA0.65
mlを加え、次いでBoc-Asn-ONB(Boc-Asn-OH1.0g,HONB0.
84g,DCC0.89gより調製)を加えて、15時間かきまぜた。
これを濃縮し、残留物をAcOEt200mlにとかし、0.5NHCl,
NaHCO3水で洗浄したのち水洗し硫酸ナトリウムで乾燥し
た。これを濃縮し、シリカゲルカラム(シリカゲル80
g)に付し、2%MeOH/クロロホルムで溶出し、目的物の
分画を集めて濃縮し、油状の目的物を得た。
収量 2.45g(69.7%)Rf20.34 (IV)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBz
lの製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzl2.31
gに、TFA−水(19:1)20mlを加え、実施例6−(III)
と同様にBoc基を除去したのち得られたアミン成分を、D
MF20mlにとかして氷冷し、TEA0.40mlを加え、次いでpGl
u-ONB(pGlu-OH0.33g,HONB0.50g,DCC0.53gより調製)を
加えて15時間かきまぜた。これを実施例6−(III)と
同様に処理し、シリカゲルカラム(シリカゲル70g)に
付し、5%MeOH次いで10%MeOH/クロロホルムで溶出
し、目的物の分画を集めて濃縮し、エーテルを加えて沈
澱としてろ取した。
lの製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzl2.31
gに、TFA−水(19:1)20mlを加え、実施例6−(III)
と同様にBoc基を除去したのち得られたアミン成分を、D
MF20mlにとかして氷冷し、TEA0.40mlを加え、次いでpGl
u-ONB(pGlu-OH0.33g,HONB0.50g,DCC0.53gより調製)を
加えて15時間かきまぜた。これを実施例6−(III)と
同様に処理し、シリカゲルカラム(シリカゲル70g)に
付し、5%MeOH次いで10%MeOH/クロロホルムで溶出
し、目的物の分画を集めて濃縮し、エーテルを加えて沈
澱としてろ取した。
収量 1.51g(64.6%) m.p. 69-73℃ Rf10.39 [α]▲23 D▼+1.2°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C46H57N7O11S・3/2H2Oとして 計算値:C,58.58; H,6.41; N,10.40; S,3.40 実験値:C,58.65; H,6.35; N,10.44; S,3.54 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐D-Pro-D-Lys(Z)‐OBzl1.34g
を実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理し
たのちシスチンモノスルホキシド183mgと反応させ、セ
ファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
を実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール処理し
たのちシスチンモノスルホキシド183mgと反応させ、セ
ファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
収量 0.61g(59.7%)Rf40.12 [α]▲23 D▼−88.1°(c=0.7,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.95;Glu1.08;Pro1.05;Half Cys1.70。
実施例7 (I)Boc-Gly-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OBzl3.0gを実施例1−(V)と同
様にTFA処理したのち得られたアミン成分と、Boc-Gly-O
NB(Boc-Gly-OH1.12g,HONB1.27g,DCC1.44gより調製)を
アセトニトリル30ml中、15時間かきまぜた。(CH3)2NH(C
H2)3NH20.5mlを加えて未反応のBoc-Gly-ONBを分解した
のち濃縮し、残留物をAcOEt100mlにとかし、NaHCO3水,1
0%クエン酸水で洗浄し、水洗後、硫酸ナトリウムで乾
燥した。これを濃縮し、油状物を得た。
様にTFA処理したのち得られたアミン成分と、Boc-Gly-O
NB(Boc-Gly-OH1.12g,HONB1.27g,DCC1.44gより調製)を
アセトニトリル30ml中、15時間かきまぜた。(CH3)2NH(C
H2)3NH20.5mlを加えて未反応のBoc-Gly-ONBを分解した
のち濃縮し、残留物をAcOEt100mlにとかし、NaHCO3水,1
0%クエン酸水で洗浄し、水洗後、硫酸ナトリウムで乾
燥した。これを濃縮し、油状物を得た。
収量 3.2g(95.1%)Rf10.77 (II)Boc-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-Gly-D-Lys(Z)‐OBzl3.1gに、TFA20mlを加え振
りまぜてとかしたのち濃縮し、2NHCl/ジオキサン3.5ml
を加え、エーテル,石油ベンジンを加えて油状物を沈澱
させ、傾斜法で溶媒を除去した。これをアセトニトリル
30mlにとかし、TEAで中和したのち、Boc-Cys(MBzl)‐
ONB[Boc-Cys(MBzl)‐OH2.05g,HONB1.20g,DCC1.40gよ
り調製]を加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、Ac
OEt100mlにとかし、NaHCO3水,10%クエン酸水で洗浄
後、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮
し、残留物にエーテルを加えて結晶として、ろ取した。
りまぜてとかしたのち濃縮し、2NHCl/ジオキサン3.5ml
を加え、エーテル,石油ベンジンを加えて油状物を沈澱
させ、傾斜法で溶媒を除去した。これをアセトニトリル
30mlにとかし、TEAで中和したのち、Boc-Cys(MBzl)‐
ONB[Boc-Cys(MBzl)‐OH2.05g,HONB1.20g,DCC1.40gよ
り調製]を加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、Ac
OEt100mlにとかし、NaHCO3水,10%クエン酸水で洗浄
後、水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濃縮
し、残留物にエーテルを加えて結晶として、ろ取した。
収量 3.65g(81.0%) m.p. 106-107℃ Rf10.71 [α]▲24 D▼+6.9°(c=1.1,MeOH) 元素分析 C39H50N4O9Sとして 計算値:C,62.38; H,6.71; N,7.46; S,4.27 実験値:C,62.55; H,6.79; N,7.54; S,4.42 (III)Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl3.50gにTFA
20mlを加え振りまぜてとかしたのち濃縮しエーテルを加
えて沈澱としてろ取した。これをDMF10mlにとかして氷
冷し、TEA1mlを加え、さらにBoc-Asn-ONB(Boc-Asn-OH
1.63g,HONB1.39g,DCC1.59gより調製)を加えて15時間か
きまぜた。これを濃縮し、残留物をAcOEtにとかし、NaH
CO3水,クエン酸水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥し
た。これを濃縮し、残留物にエーテルを加えて沈澱とし
てろ取した。
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl3.50gにTFA
20mlを加え振りまぜてとかしたのち濃縮しエーテルを加
えて沈澱としてろ取した。これをDMF10mlにとかして氷
冷し、TEA1mlを加え、さらにBoc-Asn-ONB(Boc-Asn-OH
1.63g,HONB1.39g,DCC1.59gより調製)を加えて15時間か
きまぜた。これを濃縮し、残留物をAcOEtにとかし、NaH
CO3水,クエン酸水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥し
た。これを濃縮し、残留物にエーテルを加えて沈澱とし
てろ取した。
収量 4.0g(99.2%) m.p. 124-125℃ Rf10.63 [α]▲24 D▼−13.6°(c=0.9,MeOH) 元素分析 C43H56N6O11として 計算値:C,59.71; H,6.53; N,9.72; S,3.71 実験値:C,59.86; H,6.65; N,9.76; S,3.45 (IV)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g
を実施例7−(III)と同様にTFA処理したのち、得られ
たアミン成分をDMF5mlにとかして氷冷し、TEA0.2ml,pGl
u-ONB0.26gを加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、
アセトニトリル,AcOEtを加えて沈澱としてろ取した。
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g
を実施例7−(III)と同様にTFA処理したのち、得られ
たアミン成分をDMF5mlにとかして氷冷し、TEA0.2ml,pGl
u-ONB0.26gを加えて15時間かきまぜた。これを濃縮し、
アセトニトリル,AcOEtを加えて沈澱としてろ取した。
収量 0.58g(81.7%) m.p. 170-174℃ Rf10.30 [α]▲24 D▼−15.1°(c=1.1,DMF) 元素分析 C43H53N7O11S・H2Oとして 計算値:C,57.77; H,6.20; N,10.97; S,3.59 実験値:C,58.05; H,6.10; N,11.02; S,3.47 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Gly-D-Lys(Z)‐OBzl0.40g
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
収量 155mg(52%)Rf40.09 [α]▲23 D▼−122.8°(c=0.6,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.07;Glu1.10;Gly1.07;Half Cys1.66。
実施例8 (I)Boc-Ala-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OBzl3.00g,Boc-Ala-OH1.21g,HONB
1.27g,DCC1.44gを用い、実施例7−(I)と同様にして
目的物を得、エーテルより結晶としてろ取した。
1.27g,DCC1.44gを用い、実施例7−(I)と同様にして
目的物を得、エーテルより結晶としてろ取した。
収量 2.90g(83.9%) m.p. 105-107℃ Rf10.68 [α]▲24 D▼−1.2°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C29H39N3O7として 計算値:C,64.31; H,7.26; N,7.76 実験値:C,64.54; H,7.31; N,7.83 (II)Boc-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-Ala-D-Lys(Z)‐OBzl2.70g,Boc-Cys(MBzl)‐
OH1.71g,HONB1.00g,DCC1.13gを用い実施例7−(II)と
同様にして目的物を得、エーテルを加えて沈澱としてろ
取した。
OH1.71g,HONB1.00g,DCC1.13gを用い実施例7−(II)と
同様にして目的物を得、エーテルを加えて沈澱としてろ
取した。
収量 3.60g(94.1%) m.p. 114-115℃ Rf10.72 [α]▲24 D▼+5.9°(c=1.2,MeOH) 元素分析 C40H52N4O9Sとして 計算値:C,62.81; H,6.85; N,7.32; S,4.19 実験値:C,62.97; H,6.89; N,7.40; S,4.06 (III)Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl3.40g,Boc-
Asn-OH1.55g,HONB1.32g,DCC1.51gを用い、実施例7−
(III)と同様にして目的物を得た。
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl3.40g,Boc-
Asn-OH1.55g,HONB1.32g,DCC1.51gを用い、実施例7−
(III)と同様にして目的物を得た。
収量 3.90g(定量的) m.p. 142-143℃ Rf10.61 [α]▲24 D▼−9.6°(c=1.2,MeOH) 元素分析 C44H58N6O11Sとして 計算値:C,60.12; H,6.65; N,9.56; S,3.65 実験値:C,60.26; H,6.87; N,9.69; S,3.49 (IV)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g,
pGlu-ONB0.26gを用い、実施例7−(IV)と同様にして
目的物を得、AcOEt−エーテルより沈澱としてろ取し
た。
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g,
pGlu-ONB0.26gを用い、実施例7−(IV)と同様にして
目的物を得、AcOEt−エーテルより沈澱としてろ取し
た。
収量 0.61g(85.7%) m.p. 197-200℃ Rf10.35 [α]▲24 D▼−9.6°(c=1.0,DMF) 元素分析 C44H55N11O7S・1/2H2Oとして 計算値:C,58.78; H,6.28; N,10.91; S,3.57 実験値:C,58.73; H,6.18; N,11.02; S,3.89 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Ala-D-Lys(Z)‐OBzl0.40g
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
収量 247mg(82.6%)Rf40.10 [α]▲23 D▼−122.6°(c=0.4,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.09;Glu1.11;Ala1.04;Half Cys1.81。
実施例9 (I)Boc-Sar-D-Lys(Z)‐OBzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐OBzl3.00g,Boc-Sar-OH1.25g,HONB
1.27g,DCC1.44gを用い、実施例7−(I)と同様にし
て、油状の目的物を得た。
1.27g,DCC1.44gを用い、実施例7−(I)と同様にし
て、油状の目的物を得た。
収量 3.5g(定量的)Rf10.72 (II)Boc-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzlの製造
Boc-Sar-D-Lys(Z)‐OBzl3.3g,Boc-Cys(MBzl)‐O
H2.05g,HONB1.20g,DCC1.40gを用い、実施例7−(II)
と同様にして、目的物を得、エーテルより沈澱としてろ
取した。
Boc-Sar-D-Lys(Z)‐OBzl3.3g,Boc-Cys(MBzl)‐O
H2.05g,HONB1.20g,DCC1.40gを用い、実施例7−(II)
と同様にして、目的物を得、エーテルより沈澱としてろ
取した。
収量 4.10g(89.3%) m.p. 93-94℃ Rf10.74 [α]▲24 D▼+6.5°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C40H52N4O9Sとして 計算値:C,62.81; H,6.85; N,7.32; S,4.19 実験値:C,63.04; H,6.84; N,7.39; S,4.07 (III)Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl3.90g,Boc-
Asn-OH1.78g,HONB1.51g,DCC1.74gを用い、実施例7−
(III)と同様にして目的物を得、エーテルより沈澱と
してろ取した。
の製造 Boc-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl3.90g,Boc-
Asn-OH1.78g,HONB1.51g,DCC1.74gを用い、実施例7−
(III)と同様にして目的物を得、エーテルより沈澱と
してろ取した。
収量 4.30g(95.9%) m.p. 104-106℃ Rf10.61 [α]▲24 D▼−11.0°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C44H58N6O11Sとして 計算値:C,60.12; H,6.65; N,9.56; S,3.65 実験値:C,60.34; H,6.84; N,9.64; S,3.51 (IV)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g,
pGlu-ONB0.26gを用い、実施例7−(IV)と同様にして
目的物を得た。
の製造 Boc-Asn-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl0.70g,
pGlu-ONB0.26gを用い、実施例7−(IV)と同様にして
目的物を得た。
収量 0.58g(81.5%) m.p. 167-172℃ Rf10.34 [α]▲24 D▼−10.5°(c=1.0,DMF) 元素分析 C44H57N7O11S・1/2H2Oとして 計算値:C,58.78; H,6.28; N,10.91; S,3.57 実験値:C,58.84; H,6.26; N,10.97; S,3.25 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Sar-D-Lys(Z)‐OBzl0.40g
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
を実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処理した
のちシスチンモノスルホキシド60mgと反応させ、セファ
デックスG-25のカラムで精製して目的物を得た。
収量 216mg(72.2%)Rf40.08 [α]▲23 D▼−111.6°(c=0.5,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.01;Glu1.09;Sar1.00;Half Cys1.65。
実施例10 (I)Boc-D-Lys(Z)‐Gly-OBzlの製造 H-Gly-OBzl・p-Tos-OH1.44gをアセトニトリル15mlに
とかして氷冷しTEA0.6mlを加えた。これに、Boc-D-Lys
(Z)‐ONB(Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA2.00g,HONB0.
17g,DCC0.81gより調製)を加え、15時間かきまぜた。こ
れを濃縮し、残留物を、AcOEtにとかし、NaHCO3水,10%
クエン酸水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。これを
濃縮し、残留物にエーテル,石油ベンジンを加えて結晶
としてろ取した。
とかして氷冷しTEA0.6mlを加えた。これに、Boc-D-Lys
(Z)‐ONB(Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA2.00g,HONB0.
17g,DCC0.81gより調製)を加え、15時間かきまぜた。こ
れを濃縮し、残留物を、AcOEtにとかし、NaHCO3水,10%
クエン酸水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。これを
濃縮し、残留物にエーテル,石油ベンジンを加えて結晶
としてろ取した。
収量 1.90g(定量的) m.p. 62-63℃ Rf10.75 [α]▲24 D▼+13.2°(c=1.0,MeOH) 元素分析 C28H37N3O7として 計算値:C,63.74; H,7.07; N,7.96 実験値:C,63.88; H,7.13; N,8.12 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-O
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-OBzl1.03g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-OBzl1.03g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
収量 1.14g(66.2%) m.p. 168-171℃ Rf10.40 [α]▲24 D▼−9.7°(c=0.9,DMF) 元素分析 C48H60N8O12Sとして 計算値:C,59.25; H,6.21; N,11.51; S,3.30 実験値:C,59.52; H,6.34; N,11.32; S,3.13 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-OBzl
0.80gを実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処
理したのちシスチンモノスルホキシド116mgと反応さ
せ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得
た。
0.80gを実施例2−(III)と同様にMSA−アニソール処
理したのちシスチンモノスルホキシド116mgと反応さ
せ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を得
た。
収量 475mg(77%)Rf40.08 [α]▲23 D▼−136.9°(c=0.5,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.01;Glu1.10;Pro1.03;Ala0.95;Half Cys1.
62。
62。
実施例11 (I)Boc-D-Lys(Z)‐Leu-OBzlの製造 H-Leu-OBzl・p-Tos-OH1.68g,Boc-D-Lys(Z)‐OH・D
CHA2.0g,HONB0.71g,DCC0.81gを用い、実施例10−(I)
と同様にして目的物を得た。
CHA2.0g,HONB0.71g,DCC0.81gを用い、実施例10−(I)
と同様にして目的物を得た。
収量 2.0g(96.2%) m.p. 66-69℃ Rf10.80 [α]▲24 D▼+2.0°(c=1.1,MeOH) 元素分析 C32H45N3O7として 計算値:C,65.84; H,7.77; N,7.20 実験値:C,65.81; H,7.74; N,7.33 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Leu-O
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Leu-OBzl1.14g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Leu-OBzl1.14g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
収量 1.24g(68.1%) m.p. 165-168℃ Rf10.46 [α]▲24 D▼−24.4°(c=1.1,DMF) 元素分析 C52H68N8O12Sとして 計算値:C,60.68; H,6.66; N,10.89; S,3.12 実験値:C,60.82; H,6.80; N,10.74; S,2.96 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Leu-OBzl
0.80gを用い実施例2−(III)と同様にMSA−アニソー
ル処理したのちシスチンモノスルホキシド100mgと反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
0.80gを用い実施例2−(III)と同様にMSA−アニソー
ル処理したのちシスチンモノスルホキシド100mgと反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
収量 300mg(48%)Rf40.19 [α]▲23 D▼−131.3°(c=0.7,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.93;Glu1.04;Pro1.03;Leu0.96;Half Cys1.
75。
75。
実施例12 (I)Boc-D-Lys(Z)‐Phe-OBzlの製造 H-Phe-OBzl・p-Tos-OH1.83g,Boc-D-Lys(Z)‐OH・D
CHA2.0g,HONB0.71g,DCC0.81gを用い、実施例10−(I)
と同様にして目的物を得た。
CHA2.0g,HONB0.71g,DCC0.81gを用い、実施例10−(I)
と同様にして目的物を得た。
収量 2.15g(97.8%) m.p. 137-138℃ Rf10.83 [α]▲24 D▼−2.9°(c=0.8,MeOH) 元素分析 C35H43N3O7として 計算値:C,68.05; H,7.02; N,6.80 実験値:C,60.09; H,7.13; N,6.91 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Phe-O
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Phe-OBzl1.20g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
Bzlの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Phe-OBzl1.20g,pGlu-Asn-Cys(MBz
l)‐Pro-OH1.0g,HONB0.36g,DCC0.41gを用い、実施例2
−(II)と同様にして目的物を得た。
収量 1.08g(56.6%) m.p. 168-173℃ Rf10.50 [α]▲24 D▼−20.0°(c=0.9,DMF) 元素分析 C55H66N8O12Sとして 計算値:C,62.13; H,6.26; N,10.54; S,3.02 実験値:C,62.58; H,6.63; N,10.51; S,2.48 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Phe-OBzl
0.80gを用い、実施例2−(III)と同様にMSA−アニソ
ール処理したのちシスチンモノスルホキシド96mgと反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
0.80gを用い、実施例2−(III)と同様にMSA−アニソ
ール処理したのちシスチンモノスルホキシド96mgと反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
収量 345mg(55%)Rf40.19 [α]▲23 D▼−123.9°(c=0.4,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.98;Glu1.05;Pro1.01;Phe0.95;Half Cys1.
63。
63。
実施例13 (I)Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-CH3の製造 H-Gly-NHCH3(Z-Gly-NH-CH31.50gより接触還元して調
製),Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA3.77g,HONB1.32g,DCC
1.39gを用い、実施例10−(I)と同様にして油状の目
的物を得た。
製),Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA3.77g,HONB1.32g,DCC
1.39gを用い、実施例10−(I)と同様にして油状の目
的物を得た。
収量 2.20g(71.8%)Rf20.25 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-N
HCH3の製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-CH31.37g,pGlu-Asn-Cys(M
Bzl)‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gを用い、実施
例2−(II)と同様にして目的物を得、メタノール−ア
セトニトリルより再沈澱した。
HCH3の製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-CH31.37g,pGlu-Asn-Cys(M
Bzl)‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gを用い、実施
例2−(II)と同様にして目的物を得、メタノール−ア
セトニトリルより再沈澱した。
収量 1.67g(62.2%) m.p. 169-172℃ Rf30.27 [α]▲24 D▼−48.5°(c=0.9,MeOH) 元素分析 C42H57N9O11S・2H2Oとして 計算値:C,54.12; H,6.60; N,13.53; S,3.44 実験値:C,54.33; H,6.34; N,13.53; S,3.38 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-NH-CH
31.53gを実施例2−(III)と同様にMSA−アニソールで
処理したのちシスチンモノスルホキシド175mgと反応さ
せ、セファデックスG-25で精製して目的物を得た。
31.53gを実施例2−(III)と同様にMSA−アニソールで
処理したのちシスチンモノスルホキシド175mgと反応さ
せ、セファデックスG-25で精製して目的物を得た。
収量 801mg(57%)Rf40.14 [α]▲24 D▼−130.0°(c=0.7,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.02;Glu1.09;Pro1.03;Gly0.96;Half Cys1.
71;CH3NH20.93。
71;CH3NH20.93。
実施例14 (I)Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-Butの製造 H-Gly-NH-But(Z-Gly-NH-But1.75gより接触還元して
調製),Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA3.71g,HONB1.30g,DC
C1.37gを用い、実施例10−(I)と同様にして油状の目
的物を得た。
調製),Boc-D-Lys(Z)‐OH・DCHA3.71g,HONB1.30g,DC
C1.37gを用い、実施例10−(I)と同様にして油状の目
的物を得た。
収量 2.75g(84.5%)Rf20.29 (II)pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-N
H-Butの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-But1.48g,pGlu-Asn-Cys(M
Bzl)‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gを用い、実施
例2−(II)と同様にして目的物を得、メタノール−ア
セトニトリル−AcOEtより再沈澱した。
H-Butの製造 Boc-D-Lys(Z)‐Gly-NH-But1.48g,pGlu-Asn-Cys(M
Bzl)‐Pro-OH1.69g,HONB1.07g,DCC0.93gを用い、実施
例2−(II)と同様にして目的物を得、メタノール−ア
セトニトリル−AcOEtより再沈澱した。
収量 1.08g(38.4%) m.p. 115-120℃ Rf30.38 [α]▲24 D▼−44.3°(c=0.5,MeOH) 元素分析 C45H63N9O11S・3H2Oとして 計算値:C,54.48; H,7.01; N,12.71; S,3.23 実験値:C,54.23; H,6.39; N,12.58; S,3.15 pGlu-Asn-Cys(MBzl)‐Pro-D-Lys(Z)‐Gly-NH-Bu
t0.99gを用い実施例2−(III)と同様にMSA−アニソー
ル処理したのちシスチンモノスルホキシド115mgと反応
させ、セファデックスG-25で精製して目的物を得た。
t0.99gを用い実施例2−(III)と同様にMSA−アニソー
ル処理したのちシスチンモノスルホキシド115mgと反応
させ、セファデックスG-25で精製して目的物を得た。
収量 525mg(58%)Rf40.20 [α]▲23 D▼−123.3°(c=0.6,1NAcOH) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.98;Glu1.05;Pro1.00;Gly0.97;Half Cys1.
70。
70。
実施例15 Boc-Asp-OBzl3.23gとベンジルアミン1.38mlをアセト
ニトリル10mlに溶かし氷冷。これにDCC2.27gを加え室温
で5時間攪拌した。生成する沈澱物をろ別し、ろ液を濃
縮し、残留物をAcOEt10mlにとかし、10%クエン酸水溶
液、飽和NaHCO3水溶液で洗浄したのち水洗し、硫酸ナト
リウムで乾燥した。これを濃縮すると油状物が得られ
た。これをメタノール10mlに溶かし、パラジウム黒を触
媒とし、接触還元した。反応後触媒をろ別し、ろ液を留
去すると粗結晶が析出した。これをEtOAC/Et2Oより再結
晶した。
ニトリル10mlに溶かし氷冷。これにDCC2.27gを加え室温
で5時間攪拌した。生成する沈澱物をろ別し、ろ液を濃
縮し、残留物をAcOEt10mlにとかし、10%クエン酸水溶
液、飽和NaHCO3水溶液で洗浄したのち水洗し、硫酸ナト
リウムで乾燥した。これを濃縮すると油状物が得られ
た。これをメタノール10mlに溶かし、パラジウム黒を触
媒とし、接触還元した。反応後触媒をろ別し、ろ液を留
去すると粗結晶が析出した。これをEtOAC/Et2Oより再結
晶した。
収量 2.43g(72.2%) m.p. 118-120℃ Rf10.80 [α]▲23 D▼+2.9°(c=0.3,MeOH) 元素分析 C17H24N2O5として 計算値:C,60.70; H,7.19; N,8.33 実験値:C,60.60; H,7.18; N,8.42 をDMF5mlに溶かし氷冷した。これにHONB179mgとDCC165m
gを加え室温で4時間攪拌した。一方Boc-Cys(MBzl)‐
Pro-OH438mgにTFA−水(19:1)を2ml加え、室温で30分
間振りまぜたのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱としろ
取し乾燥した。これを上記溶液に加え氷冷し、TEA0.28m
l加えた後室温で15時間攪拌した。反応後沈澱物をろ別
し、ろ液を濃縮した。残留物をAcOEt10mlに溶かし、10
%クエン酸水溶液、水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
した。これを濃縮すると油状物が得られた。
gを加え室温で4時間攪拌した。一方Boc-Cys(MBzl)‐
Pro-OH438mgにTFA−水(19:1)を2ml加え、室温で30分
間振りまぜたのち濃縮し、エーテルを加えて沈澱としろ
取し乾燥した。これを上記溶液に加え氷冷し、TEA0.28m
l加えた後室温で15時間攪拌した。反応後沈澱物をろ別
し、ろ液を濃縮した。残留物をAcOEt10mlに溶かし、10
%クエン酸水溶液、水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
した。これを濃縮すると油状物が得られた。
収量 487mg(92.7%)Rf10.79 にTFA−水(19:1)を2ml加え、室温で30分間振りまぜた
のち濃縮し、エーテルを加えて沈澱物をろ取し乾燥し
た。これをDMF5mlにとかし、pGlu-ONB203mg,TEA0.20ml
加え室温で15時間攪拌した。溶液を濃縮しAcOEt10mlに
溶かし、10%クエン酸、水で洗浄した後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を留去すると、油状物が得られた。
のち濃縮し、エーテルを加えて沈澱物をろ取し乾燥し
た。これをDMF5mlにとかし、pGlu-ONB203mg,TEA0.20ml
加え室温で15時間攪拌した。溶液を濃縮しAcOEt10mlに
溶かし、10%クエン酸、水で洗浄した後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥後、溶媒を留去すると、油状物が得られた。
収量 455mg(97.3%)Rf10.31 とH-D-Lys(Z)‐OBut219mgをDMF10mlに溶かし氷冷し
た。これにHOBt88mg,DCC134mgを加え、室温で15時間攪
拌した。沈澱物をろ別し、ろ液を濃縮した後、CH3CNを
加え、不溶物を再度ろ別する。ろ液を再び濃縮し残留物
をEt2Oで沈澱物とし、これをろ取し乾燥した。
た。これにHOBt88mg,DCC134mgを加え、室温で15時間攪
拌した。沈澱物をろ別し、ろ液を濃縮した後、CH3CNを
加え、不溶物を再度ろ別する。ろ液を再び濃縮し残留物
をEt2Oで沈澱物とし、これをろ取し乾燥した。
収量 0.41g(64.0%) m.p. 120-123℃ Rf50.40 [α]▲23 D▼−30.3°(c=0.4,DMF) 元素分析 C51H67N7O11Sとして 計算値:C,62.11; H,6.85; N,9.94; S,3.25 実験値:C,62.31; H,6.77; N,9.38; S,3.32 0.36gを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール
処理したのちシスチンモノスルホキシド(46mg)と反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
処理したのちシスチンモノスルホキシド(46mg)と反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
収量 183mg(75.3%)Rf40.33 [α]▲23 D▼−131.1°(c=0.4,H2O) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp0.97;Glu1.04;Pro0.98;Half Cys 1.67。
実施例16 Boc-Asp-OBzl3.23gとステアリルアミン2.70gをアセト
ニトリル10mlに溶かし氷冷。これにDCC2.27gを加え室温
で5時間攪拌した。生成する沈澱物をろ別し、ろ液を濃
縮し、残留物をそのままテトラヒドロフラン30mlに溶か
し、パラジウム黒を触媒とし、接触還元する。反応後触
媒をろ別し、ろ液を留去すると固体が析出する。これを
メタノールより再結晶する。
ニトリル10mlに溶かし氷冷。これにDCC2.27gを加え室温
で5時間攪拌した。生成する沈澱物をろ別し、ろ液を濃
縮し、残留物をそのままテトラヒドロフラン30mlに溶か
し、パラジウム黒を触媒とし、接触還元する。反応後触
媒をろ別し、ろ液を留去すると固体が析出する。これを
メタノールより再結晶する。
収量 1.40g(28.9%)Rf10.76 m.p. 100-103℃ [α]▲23 D▼+1.1°(c=0.3,MeOH) 元素分析 C27H52N2O5として 計算値:C,66.90; H,10.81; N,5.78 実験値:C,66.84; H,10.93; N,5.61 をテトラヒドロフラン30mlに溶かし氷冷する。これにHO
NB0.36gとDCC0.42gを加え室温で4時間攪拌した。一方B
oc-Cys(MBzl)‐Pro-OH0.88gにTFA−水(19:1)を3ml
加え室温で30分間振りまぜた後濃縮し、エーテルを加え
て沈澱とし、これをろ取し乾燥した。これを上記溶液に
加え氷冷し、TEA0.56ml加えた後室温で15時間攪拌し
た。以後実施例15−(II)と同様に行い目的物を得た。
NB0.36gとDCC0.42gを加え室温で4時間攪拌した。一方B
oc-Cys(MBzl)‐Pro-OH0.88gにTFA−水(19:1)を3ml
加え室温で30分間振りまぜた後濃縮し、エーテルを加え
て沈澱とし、これをろ取し乾燥した。これを上記溶液に
加え氷冷し、TEA0.56ml加えた後室温で15時間攪拌し
た。以後実施例15−(II)と同様に行い目的物を得た。
収量 1.35g(82.9%)Rf10.76 にTFA−水(19:1)を10ml加え、室温で30分間振りまぜ
たのち濃縮し、エーテル−石油エーテルを加え、傾斜法
で溶媒を除去した。残留物を減圧下で一夜放置する。こ
れをDMF10mlに溶かし、pGlu-ONB0.44g,TEA0.42ml加え室
温で15時間攪拌した。溶液を濃縮し、これにアセトニト
リル10ml加え、沈澱した固体をろ取した。
たのち濃縮し、エーテル−石油エーテルを加え、傾斜法
で溶媒を除去した。残留物を減圧下で一夜放置する。こ
れをDMF10mlに溶かし、pGlu-ONB0.44g,TEA0.42ml加え室
温で15時間攪拌した。溶液を濃縮し、これにアセトニト
リル10ml加え、沈澱した固体をろ取した。
収量 0.53g(64.9%)Rf10.28 とH-D-Lys(Z)OBut0.20gをDMF10mlに溶かし氷冷し
た。これにHOBt81mg,DCC124mgを加え、室温で15時間攪
拌した。以下実施例15−(IV)と同様に行い、目的物を
得た。
た。これにHOBt81mg,DCC124mgを加え、室温で15時間攪
拌した。以下実施例15−(IV)と同様に行い、目的物を
得た。
収量 0.36g(52.9%)Rf50.37 m.p. 95-105℃ [α]▲23 D▼−21.1°(c=0.3,DMF) 元素分析 C61H95N7O11Sとして 計算値:C,64.58; H,8.44; N,8.64; S,2.83 実験値:C,64.39; H,8.57; N,8.92; S,2.71 275mgを実施例2−(III)と同様に、MSA−アニソール
処理した後、シスチンモノスルホキシド(31mg)と反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
処理した後、シスチンモノスルホキシド(31mg)と反応
させ、セファデックスG-25のカラムで精製して目的物を
得た。
収量 180mg(76.7%)Rf40.52 [α]▲23 D▼−80.5°(c=0.4,H2O) アミノ酸分析値: Lys1.00;Asp1.02;Glu0.96;Pro0.96;Half Cys1.59。
発明の効果 本発明のペプチド誘導体(I)およびその塩は、マウ
スにおける受動的回避試験において強い向知能作用を示
し、しかもその作用はバソプレシンのような公知ニュー
ロペプチドよりも強力である。また、その毒性もきわめ
て低い。
スにおける受動的回避試験において強い向知能作用を示
し、しかもその作用はバソプレシンのような公知ニュー
ロペプチドよりも強力である。また、その毒性もきわめ
て低い。
本発明のペプチド誘導体(I)およびその塩の有用な
対象疾病名としては、たとえば老年痴呆(アルツハイマ
ー型痴呆),脳血管性痴呆,アルツハイマー病,ピック
病,ハンチントン舞踏病,クロイツフェルト・ヤコブ
病,パーキンソン病,小脳脊髄変性症に基づく痴呆症な
どがあげられ、これらの疾病の予防または治療に用いる
ことができる。
対象疾病名としては、たとえば老年痴呆(アルツハイマ
ー型痴呆),脳血管性痴呆,アルツハイマー病,ピック
病,ハンチントン舞踏病,クロイツフェルト・ヤコブ
病,パーキンソン病,小脳脊髄変性症に基づく痴呆症な
どがあげられ、これらの疾病の予防または治療に用いる
ことができる。
Claims (11)
- 【請求項1】一般式 〔式中、R1は水素、アルキルまたは置換されていてもよ
いフェニルアルキルを、Aはアミノ酸またはN−アルキ
ルアミノ酸残基を、Bは水酸基、置換されていてもよい
アミノまたはアミノ酸またはそのアミドを示す〕で表さ
れるペプチド誘導体または薬理学的に許容され得る塩。 - 【請求項2】R1が水素である特許請求の範囲第1項記載
のペプチド誘導体。 - 【請求項3】Aが 〔式中、R2およびR3は同一または異なって水素、置換さ
れていてもよい低級アルキルまたは相互に結合してCH
2n(式中、nは2〜4の整数を示す)の環を形成し
たものを示す〕で表されるアミノ酸またはN−アルキル
アミノ酸残基である特許請求の範囲第1項記載のペプチ
ド誘導体。 - 【請求項4】Bが水酸基である特許請求の範囲第1項記
載のペプチド誘導体。 - 【請求項5】Bが‐NHR4〔式中、R4は水素またはアルキ
ルを示す〕で表される置換されていてもよいアミノであ
る特許請求の範囲第1項記載のペプチド誘導体。 - 【請求項6】Bが 〔式中、R5は水素、アルキルまたはフェニルアルキル
を、R6は水素またはアルキルを示す〕で表されるアミノ
酸またはそのアミドである特許請求の範囲第1項記載の
ペプチド誘導体。 - 【請求項7】R1が水素であり、Aがプロリンであり、B
が水酸基である特許請求の範囲第1項記載のペプチド誘
導体。 - 【請求項8】R1が水素であり、AがD−プロリンであ
り、Bが水酸基である特許請求の範囲第1項記載のペプ
チド誘導体。 - 【請求項9】R1が水素であり、Aがアラニンであり、B
が水酸基である特許請求の範囲第1項記載のペプチド誘
導体。 - 【請求項10】活性成分として一般式 〔式中、R1は水素、アルキルまたは置換されていてもよ
いフェニルアルキルを、Aはアミノ酸またはN−アルキ
ルアミノ酸残基を、Bは水酸基、置換されていてもよい
アミノまたはアミノ酸またはそのアミドを示す〕で表さ
れるペプチド誘導体または薬理学的に許容され得る塩の
有効量および薬理学的に許容され得る担体もしくは希釈
剤を含有してなる逆向性健忘改善剤。 - 【請求項11】一般式 〔式中、R1は水素、アルキルまたは置換されていてもよ
いフェニルアルキルを、Aはアミノ酸またはN−アルキ
ルアミノ酸残基を、B′は保護された水酸基または置換
されていてもよいアミノまたは保護されたアミノ酸また
はそのアミドを、Y1およびY2はそれぞれ保護基を示す〕
で表される化合物を保護基脱離反応に付してシステイン
含有ペプチドとシステインまたはシスチンモノスルホキ
シドを反応させることを特徴とする一般式 〔式中、R1およびAは前記と同意義を、Bは水酸基、置
換されていてもよいアミノまたはアミノ酸またはそのア
ミドを示す〕で表されるペプチド誘導体または薬理学的
に許容され得る塩の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60-291474 | 1985-12-24 | ||
| JP29147485 | 1985-12-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62234095A JPS62234095A (ja) | 1987-10-14 |
| JPH0830079B2 true JPH0830079B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=17769339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61302660A Expired - Lifetime JPH0830079B2 (ja) | 1985-12-24 | 1986-12-18 | ペプチド誘導体,その製造法および用途 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4748154A (ja) |
| EP (1) | EP0227410A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0830079B2 (ja) |
| CA (1) | CA1292841C (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2654673B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1997-09-17 | 富士レビオ株式会社 | ペプチド及び抗痴呆剤 |
| JPH0253734A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Nippon Chemiphar Co Ltd | 抗痴呆剤 |
| GB8821785D0 (en) * | 1988-09-16 | 1988-10-19 | Nycomed As | Peptide compounds |
| IT1229514B (it) * | 1989-01-30 | 1991-09-03 | Farmhispania S A A Montme | Glicoconiugati anfifilici sintetici per impiego neurologico. |
| DE10299048I2 (de) * | 1989-04-14 | 2006-07-13 | Merz Pharma Gmbh & Co Kgaa | Verwendung von Adamantan-Derivaten zur Pr{vention und Behandlung der cerebralen Isch{mie |
| ATE113606T1 (de) * | 1989-04-15 | 1994-11-15 | Nippon Chemiphar Co | Peptide und diese peptide enthaltende wirkstoffe gegen dementia. |
| JP2640778B2 (ja) * | 1989-04-15 | 1997-08-13 | 日本ケミファ株式会社 | ペプチドおよびこれを含有する抗痴呆剤 |
| US6589937B1 (en) | 1996-04-15 | 2003-07-08 | Kabushiki Kaisha Yakult Honsha | Peptides and nootropic agent |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IE56021B1 (en) * | 1982-10-13 | 1991-03-27 | Akzo Nv | Peptides |
| ZA837454B (en) * | 1982-10-13 | 1984-06-27 | Akzo Nv | Peptides |
| IE58407B1 (en) * | 1984-04-13 | 1993-09-22 | Akzo Nv | Peptides |
-
1986
- 1986-12-08 US US06/939,103 patent/US4748154A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-12-15 CA CA000525277A patent/CA1292841C/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-12-16 EP EP86309800A patent/EP0227410A3/en not_active Ceased
- 1986-12-18 JP JP61302660A patent/JPH0830079B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4748154A (en) | 1988-05-31 |
| EP0227410A2 (en) | 1987-07-01 |
| EP0227410A3 (en) | 1989-02-08 |
| CA1292841C (en) | 1991-12-03 |
| JPS62234095A (ja) | 1987-10-14 |
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