JPH08300918A - タイヤ用滑止具 - Google Patents
タイヤ用滑止具Info
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- JPH08300918A JPH08300918A JP10764595A JP10764595A JPH08300918A JP H08300918 A JPH08300918 A JP H08300918A JP 10764595 A JP10764595 A JP 10764595A JP 10764595 A JP10764595 A JP 10764595A JP H08300918 A JPH08300918 A JP H08300918A
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- 229920003048 styrene butadiene rubber Polymers 0.000 claims description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スパイクピンに抜けを防止できると共に、製
造の作業工程が少なくなり、タイヤ用滑止具を簡単に製
造し得るようにする。 【構成】 タイヤ6に卷装される滑止具本体1がゴム材
により主構成され、該滑止具本体1に、スパイクピン1
1が接地面側から突出するように埋設されたタイヤ用滑
止具において、滑止具本体1の少なくともスパイクピン
11の周囲の接地面側に、滑止具本体1のゴム材よりも
高硬度の硬質ゴム材により構成された硬質部12が設け
られている。
造の作業工程が少なくなり、タイヤ用滑止具を簡単に製
造し得るようにする。 【構成】 タイヤ6に卷装される滑止具本体1がゴム材
により主構成され、該滑止具本体1に、スパイクピン1
1が接地面側から突出するように埋設されたタイヤ用滑
止具において、滑止具本体1の少なくともスパイクピン
11の周囲の接地面側に、滑止具本体1のゴム材よりも
高硬度の硬質ゴム材により構成された硬質部12が設け
られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ用滑止具に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤ用滑止具には、ゴム材により主構
成されてタイヤに卷装される滑止具本体を備え、該滑止
具本体に、スパイクピンが接地面側から突出するように
埋設されたものがあるが、従来のこの種のタイヤ用滑止
具は、スパイクピンの抜け対策として、スパイクピンの
胴部回りに繊維材を設けていた(実公昭3−3560
2)。また、他の従来のタイヤ用滑止具として、スパイ
クピンの表面に接着剤を処理しておき、加硫中に、強固
に接着させるようにしたものもある。
成されてタイヤに卷装される滑止具本体を備え、該滑止
具本体に、スパイクピンが接地面側から突出するように
埋設されたものがあるが、従来のこの種のタイヤ用滑止
具は、スパイクピンの抜け対策として、スパイクピンの
胴部回りに繊維材を設けていた(実公昭3−3560
2)。また、他の従来のタイヤ用滑止具として、スパイ
クピンの表面に接着剤を処理しておき、加硫中に、強固
に接着させるようにしたものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の場合、
前記繊維材を用いるものにあっては、繊維材をスパイク
ピン胴部回りにスパイクピンの一個ずつに対して配置し
なければならず作業に非常に手間がかかった。また、金
型で加硫中にゴムの流れによって繊維材が外に流れて露
出することがある。このような場合には、タイヤ用滑止
具の外観上の体裁が悪くなり、またはみ出した繊維材の
除去に手間がかかるという問題が生じた。
前記繊維材を用いるものにあっては、繊維材をスパイク
ピン胴部回りにスパイクピンの一個ずつに対して配置し
なければならず作業に非常に手間がかかった。また、金
型で加硫中にゴムの流れによって繊維材が外に流れて露
出することがある。このような場合には、タイヤ用滑止
具の外観上の体裁が悪くなり、またはみ出した繊維材の
除去に手間がかかるという問題が生じた。
【0004】また、接着剤を用いるものにあっては、接
着剤処理の工程が別に必要であり、タイヤ用滑止具の製
造工程が多くなり、製造が非常に面倒になった。本発明
は上記問題点に鑑み、スパイクピンの抜けを防止できる
と共に、タイヤ用滑止具の製造の作業工程が少なくな
り、タイヤ用滑止具を簡単に製造し得るようにしたもの
である。
着剤処理の工程が別に必要であり、タイヤ用滑止具の製
造工程が多くなり、製造が非常に面倒になった。本発明
は上記問題点に鑑み、スパイクピンの抜けを防止できる
と共に、タイヤ用滑止具の製造の作業工程が少なくな
り、タイヤ用滑止具を簡単に製造し得るようにしたもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第1の技術的手段は、タイヤ6に卷装
される滑止具本体1がゴム材により主構成され、該滑止
具本体1に、スパイクピン11が接地面側から突出する
ように埋設されたタイヤ用滑止具において、滑止具本体
1の少なくともスパイクピン11の周囲の接地面側に、
滑止具本体1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴム材により
構成された硬質部12が設けられている点にある。
るための本発明の第1の技術的手段は、タイヤ6に卷装
される滑止具本体1がゴム材により主構成され、該滑止
具本体1に、スパイクピン11が接地面側から突出する
ように埋設されたタイヤ用滑止具において、滑止具本体
1の少なくともスパイクピン11の周囲の接地面側に、
滑止具本体1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴム材により
構成された硬質部12が設けられている点にある。
【0006】本発明の第2の技術的手段は、前記硬質部
12は、低温になるほど滑止具本体1のゴム材よりも硬
度の上昇の程度が大きくなる硬質ゴム材により構成され
ている点にある。本発明の第3の技術的手段は、前記硬
質部12の硬質ゴム材は、スチレン成分の割合が25%
以上のスチレン、ブタジエン共重合体を配合してなる点
にある。
12は、低温になるほど滑止具本体1のゴム材よりも硬
度の上昇の程度が大きくなる硬質ゴム材により構成され
ている点にある。本発明の第3の技術的手段は、前記硬
質部12の硬質ゴム材は、スチレン成分の割合が25%
以上のスチレン、ブタジエン共重合体を配合してなる点
にある。
【0007】
【作用】硬質部12によってスパイクピン11が滑止具
本体1から抜けるのを効果的に防止できる。また、従来
のように繊維材の配置やはみ出した繊維材の除去が必要
になったり接着剤処理の工程が別に必要になったりする
こともなく、少ない作業工程でタイヤ用滑止具を簡単に
製造し得る。
本体1から抜けるのを効果的に防止できる。また、従来
のように繊維材の配置やはみ出した繊維材の除去が必要
になったり接着剤処理の工程が別に必要になったりする
こともなく、少ない作業工程でタイヤ用滑止具を簡単に
製造し得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
る。図1及び図2において、1はタイヤに卷装される滑
止具本体で、ゴム材により主構成され、多数の網目2を
有するネット状に形成されている。滑止具本体1の長手
方向両端部に長細い長方板状の接続部3を有している。
この接続部3の両端部に連結孔4が設けられ、これら連
結孔4に連結金具5が係脱自在に係合されることで、図
12に示すように接続部3同士が接続されるようになっ
ている。
る。図1及び図2において、1はタイヤに卷装される滑
止具本体で、ゴム材により主構成され、多数の網目2を
有するネット状に形成されている。滑止具本体1の長手
方向両端部に長細い長方板状の接続部3を有している。
この接続部3の両端部に連結孔4が設けられ、これら連
結孔4に連結金具5が係脱自在に係合されることで、図
12に示すように接続部3同士が接続されるようになっ
ている。
【0009】前記滑止具本体1に、スパイクピン11が
長手方向に列設されて、この各スパイクピン11は、滑
止具本体1にその接地面側から突出するように埋設され
ている。滑止具本体1の接地面側に、滑止具本体1のゴ
ム材よりも高硬度の硬質ゴム材により構成された硬質部
12が設けられている。また、硬質部12はスパイクピ
ン11を列設した全範囲に亘るように設けられている。
前記硬質部12は、低温になるほど滑止具本体1のゴム
材よりも硬度の上昇の程度が大きくなる硬質ゴム材によ
り構成されている。前記硬質部12の硬質ゴム材は、ス
チレン成分の割合が25%以上のスチレン・ブタジエン
共重合体を配合してなる。
長手方向に列設されて、この各スパイクピン11は、滑
止具本体1にその接地面側から突出するように埋設され
ている。滑止具本体1の接地面側に、滑止具本体1のゴ
ム材よりも高硬度の硬質ゴム材により構成された硬質部
12が設けられている。また、硬質部12はスパイクピ
ン11を列設した全範囲に亘るように設けられている。
前記硬質部12は、低温になるほど滑止具本体1のゴム
材よりも硬度の上昇の程度が大きくなる硬質ゴム材によ
り構成されている。前記硬質部12の硬質ゴム材は、ス
チレン成分の割合が25%以上のスチレン・ブタジエン
共重合体を配合してなる。
【0010】そして、滑止具本体1のゴム材及び硬質部
12の硬質ゴム材は次の表に示すような低温硬度(JI
S A)に設定されている。
12の硬質ゴム材は次の表に示すような低温硬度(JI
S A)に設定されている。
【0011】
【表1】
【0012】また、上記滑止具本体1のゴム材、硬質部
12の硬質ゴム材(1)、硬質部12の硬質ゴム材
(1)に用いられるスチレン・ブタジエン共重合体は、
次のもので構成してなる。 滑止具本体 のゴム材 ;スチレン成分23.5% 硬質部 の硬質ゴム材(1);スチレン成分37.5% 硬質部 の硬質ゴム材(2);スチレン成分28.5% 次に、上記滑止具本体1の製造方法を説明する。
12の硬質ゴム材(1)、硬質部12の硬質ゴム材
(1)に用いられるスチレン・ブタジエン共重合体は、
次のもので構成してなる。 滑止具本体 のゴム材 ;スチレン成分23.5% 硬質部 の硬質ゴム材(1);スチレン成分37.5% 硬質部 の硬質ゴム材(2);スチレン成分28.5% 次に、上記滑止具本体1の製造方法を説明する。
【0013】図3に示すように、胴回りに予め硬質部1
2を構成する硬質ゴムのシート26を嵌め込んだスパイ
クピン11を、成形型27の位置決めピン28に嵌合さ
せて成形型27内に配置する。次に、芯材29を有する
滑止具本体1のゴム材30を成形型27内に張り巡ら
せ、その後圧力をかけて成形加硫するか、又は別金型に
移して加硫を行う。
2を構成する硬質ゴムのシート26を嵌め込んだスパイ
クピン11を、成形型27の位置決めピン28に嵌合さ
せて成形型27内に配置する。次に、芯材29を有する
滑止具本体1のゴム材30を成形型27内に張り巡ら
せ、その後圧力をかけて成形加硫するか、又は別金型に
移して加硫を行う。
【0014】または、図4に示すように、硬質部12を
構成する硬質ゴムのシート26を成形型34の位置決め
ピン35に差し込む。その硬質ゴムのシート26の上か
ら芯材29を有する滑止具本体1のゴム材30を張り巡
らせ、その後圧力をかけて成形加硫するか、別金型に移
して加硫を行う。次に、図5及び図6に示すように滑止
具本体1にスパイクピン11を打ち込むのである。
構成する硬質ゴムのシート26を成形型34の位置決め
ピン35に差し込む。その硬質ゴムのシート26の上か
ら芯材29を有する滑止具本体1のゴム材30を張り巡
らせ、その後圧力をかけて成形加硫するか、別金型に移
して加硫を行う。次に、図5及び図6に示すように滑止
具本体1にスパイクピン11を打ち込むのである。
【0015】図8は他の実施例を示し、滑止具本体1の
接地面側に設けた硬質部12は、各スパイクピン11に
対して夫々別体に構成され、各硬質部12は各スパイク
ピン11の回りにのみに配置されている。その他の点は
前記実施例と同様な構成である。図9及び図10はスパ
イクピンの抜け防止の他の実施例を示し、スパイクピン
11は、大径の頭部15と小径の胴部16と円筒状のカ
シメ部17とを有する。滑止具本体1にはスパイクピン
11を取り付けるための取付孔19が設けられている。
この取付孔19は、スパイクピン11の頭部15に対応
する大径孔部20と、胴部16に対応する小径孔部21
と、スパイクピン11のカシメ部17を収納する収納孔
部22とを有する。スパイクピン11をカシメ部17側
から取付孔19に挿入して、頭部15を大径孔部20に
嵌合すると共に、胴部16を小径孔部21に挿通してカ
シメ部17を収納孔部22側から突出させて、その突出
したカシメ部17にワッシャ23を外嵌してカシメ部1
7をかしめることにより、スパイクピン11を滑止具本
体1に固定し、ワッシャ23及びカシメ部17を収納孔
部22内に収めるようにしている。
接地面側に設けた硬質部12は、各スパイクピン11に
対して夫々別体に構成され、各硬質部12は各スパイク
ピン11の回りにのみに配置されている。その他の点は
前記実施例と同様な構成である。図9及び図10はスパ
イクピンの抜け防止の他の実施例を示し、スパイクピン
11は、大径の頭部15と小径の胴部16と円筒状のカ
シメ部17とを有する。滑止具本体1にはスパイクピン
11を取り付けるための取付孔19が設けられている。
この取付孔19は、スパイクピン11の頭部15に対応
する大径孔部20と、胴部16に対応する小径孔部21
と、スパイクピン11のカシメ部17を収納する収納孔
部22とを有する。スパイクピン11をカシメ部17側
から取付孔19に挿入して、頭部15を大径孔部20に
嵌合すると共に、胴部16を小径孔部21に挿通してカ
シメ部17を収納孔部22側から突出させて、その突出
したカシメ部17にワッシャ23を外嵌してカシメ部1
7をかしめることにより、スパイクピン11を滑止具本
体1に固定し、ワッシャ23及びカシメ部17を収納孔
部22内に収めるようにしている。
【0016】そして、図10に示すように、取付孔19
の大径孔部20の直径をA、大径孔部20の深さをB、
小径孔部21の直径をC、収納孔部22の直径をDと
し、スパイクピン11の頭部15の直径をイ、頭部15
の高さをロ、胴部16の直径をハ、ワッシャ23の直径
をニとすると、B≦ロ,A≦イに設定している。この場
合B=ロ,A=イでも、従来品(取付孔に大径孔部がな
いもの)より強く固定されるが、スパイクピン11の接
地面側への突出高さが滑止具本体1から僅かになり、カ
シメ部17をかしめる時にスパイクピン11の頭部15
が滑止具本体1の中に入り込み易く、凍結路での制動、
発進性が悪くなる。そのため、B<ロ好ましくはBをス
パイクピン11の頭部15の高さロの略1/3〜1/2
の深さに設定する。また、さらにスパイクピン11の頭
部15の固定を確実にするために、A<イ好ましくはA
をスパイクピン11の頭部15の直径イの略0.7〜
0.9の大きさに設定している。
の大径孔部20の直径をA、大径孔部20の深さをB、
小径孔部21の直径をC、収納孔部22の直径をDと
し、スパイクピン11の頭部15の直径をイ、頭部15
の高さをロ、胴部16の直径をハ、ワッシャ23の直径
をニとすると、B≦ロ,A≦イに設定している。この場
合B=ロ,A=イでも、従来品(取付孔に大径孔部がな
いもの)より強く固定されるが、スパイクピン11の接
地面側への突出高さが滑止具本体1から僅かになり、カ
シメ部17をかしめる時にスパイクピン11の頭部15
が滑止具本体1の中に入り込み易く、凍結路での制動、
発進性が悪くなる。そのため、B<ロ好ましくはBをス
パイクピン11の頭部15の高さロの略1/3〜1/2
の深さに設定する。また、さらにスパイクピン11の頭
部15の固定を確実にするために、A<イ好ましくはA
をスパイクピン11の頭部15の直径イの略0.7〜
0.9の大きさに設定している。
【0017】小径孔部21と胴部16との関係について
も、C<ハ好ましくはCをスパイクピン11の胴部16
の直径ハの略0.4〜0.6の大きさに設定している。
なお、収納孔部22とワッシャ23との関係について
は、D>ニに設定している。上記範囲は、滑止具本体1
の取付孔19側の寸法が、スパイクピン11側の寸法よ
り小さい方が、スパイクピン11をきつく固定できるた
めに好ましいが、あまりきついと、スパイクピン11の
挿入時に滑止具本体1の取付孔19の周囲、特に取付孔
19の挿入側が割れ易くなる。そのために滑止具本体1
及びスパイクピン11の矢印F,矢印ヘ部分に円錐状に
大きなアールを取っている。これによって取付孔19の
周囲に割れが生じるのを効果的に防止できるようになっ
ている。
も、C<ハ好ましくはCをスパイクピン11の胴部16
の直径ハの略0.4〜0.6の大きさに設定している。
なお、収納孔部22とワッシャ23との関係について
は、D>ニに設定している。上記範囲は、滑止具本体1
の取付孔19側の寸法が、スパイクピン11側の寸法よ
り小さい方が、スパイクピン11をきつく固定できるた
めに好ましいが、あまりきついと、スパイクピン11の
挿入時に滑止具本体1の取付孔19の周囲、特に取付孔
19の挿入側が割れ易くなる。そのために滑止具本体1
及びスパイクピン11の矢印F,矢印ヘ部分に円錐状に
大きなアールを取っている。これによって取付孔19の
周囲に割れが生じるのを効果的に防止できるようになっ
ている。
【0018】また、図9に示すように収納孔部22の深
さをE、カシメ部17が小径孔部21から収納孔部22
側に突出した高さをホとすると、E≧ホに設定してお
り、これによってカシメ部17がタイヤ6表面に引っ掛
かるのを防止している。そして、前記実施例と同様に、
滑止具本体1の少なくともスパイクピン11の周囲の接
地面側に、滑止具本体1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴ
ム材により構成された硬質部12が設けられると共に、
スパイクピン11をさらに抜けにくくするために、収納
孔部22側の小径孔部21の周囲にも硬質部12と同様
の硬質部25を設けもよい。
さをE、カシメ部17が小径孔部21から収納孔部22
側に突出した高さをホとすると、E≧ホに設定してお
り、これによってカシメ部17がタイヤ6表面に引っ掛
かるのを防止している。そして、前記実施例と同様に、
滑止具本体1の少なくともスパイクピン11の周囲の接
地面側に、滑止具本体1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴ
ム材により構成された硬質部12が設けられると共に、
スパイクピン11をさらに抜けにくくするために、収納
孔部22側の小径孔部21の周囲にも硬質部12と同様
の硬質部25を設けもよい。
【0019】図7は他の実施例を示し、滑止具本体1の
少なくともスパイクピン11の周囲の接地面側に、硬質
ゴム材により構成した硬質部12が設けられている点は
前記実施例同様の構成であるが、滑止具本体1の長手方
向両端側の網目2aを、接続部3側にはみ出すように大
きく形成されており、これにより滑止具本体1の長手方
向両端部を軽量化している点が異なる。
少なくともスパイクピン11の周囲の接地面側に、硬質
ゴム材により構成した硬質部12が設けられている点は
前記実施例同様の構成であるが、滑止具本体1の長手方
向両端側の網目2aを、接続部3側にはみ出すように大
きく形成されており、これにより滑止具本体1の長手方
向両端部を軽量化している点が異なる。
【0020】即ち、図11に示すように従来の滑止具本
体1は、長手方向両端側の網目2aは、接続部3側には
み出さない範囲で形成されており、接続部3が幅広であ
っため、滑止具本体1の長手方向両端部が質量的に重く
なり、この滑止具本体1を図12に示す如くタイヤ6に
装着して走行した場合、この両端部分が遠心力によっ
て、タイヤ6から浮き上がり易くなり、この浮き上がり
の度合いが大きいと、車の走行速度をあげたときや加速
したときに、車のタイヤハウス(フェンダー)に滑止具
本体1が接触して、滑止具本体1を切断したり、又は片
寄りを起こして滑止具本体1がタイヤ6から外れたりす
ることがあった。このような滑止具本体1の浮き上がり
は、特に滑止具本体1の長手方向両端部で大きかった。
そこで、滑止具本体1の長手方向両端側の網目2aを接
続部3側にはみ出すように大きく形成して両端部を軽量
化し、これにより滑止具本体1の浮き上がりを抑えるよ
うにしたものである。そして、滑止具本体1の長手方向
両端部は互いに接続するため、強度的に強いこと、また
走行中の磨耗も起こし易いことのため、幅広が望ましい
が、重いと浮き上がりが大きくなるため幅狭が望ましい
ことと相反している。従って、その両者を補うようにす
るため、接続部3は走行することによって図11に斜線
で示す矢印H部分の磨耗が激げしいが、それ以外の部分
の磨耗は非常に少ないことに着目して、接続部3の内端
側を抉り取ったような形(パターン)にすることによ
り、滑止具本体1の長手方向両端部を軽くし、浮き上が
りを防止した。また、磨耗の激しい部分は、そのまま残
しておいて、耐久性も低下させないで済むようにした。
さらに、接続部3に前述したスパイクピン11aを取り
付けることにによって滑止具本体1の長手方向両端部の
磨耗を抑えるようにしている。
体1は、長手方向両端側の網目2aは、接続部3側には
み出さない範囲で形成されており、接続部3が幅広であ
っため、滑止具本体1の長手方向両端部が質量的に重く
なり、この滑止具本体1を図12に示す如くタイヤ6に
装着して走行した場合、この両端部分が遠心力によっ
て、タイヤ6から浮き上がり易くなり、この浮き上がり
の度合いが大きいと、車の走行速度をあげたときや加速
したときに、車のタイヤハウス(フェンダー)に滑止具
本体1が接触して、滑止具本体1を切断したり、又は片
寄りを起こして滑止具本体1がタイヤ6から外れたりす
ることがあった。このような滑止具本体1の浮き上がり
は、特に滑止具本体1の長手方向両端部で大きかった。
そこで、滑止具本体1の長手方向両端側の網目2aを接
続部3側にはみ出すように大きく形成して両端部を軽量
化し、これにより滑止具本体1の浮き上がりを抑えるよ
うにしたものである。そして、滑止具本体1の長手方向
両端部は互いに接続するため、強度的に強いこと、また
走行中の磨耗も起こし易いことのため、幅広が望ましい
が、重いと浮き上がりが大きくなるため幅狭が望ましい
ことと相反している。従って、その両者を補うようにす
るため、接続部3は走行することによって図11に斜線
で示す矢印H部分の磨耗が激げしいが、それ以外の部分
の磨耗は非常に少ないことに着目して、接続部3の内端
側を抉り取ったような形(パターン)にすることによ
り、滑止具本体1の長手方向両端部を軽くし、浮き上が
りを防止した。また、磨耗の激しい部分は、そのまま残
しておいて、耐久性も低下させないで済むようにした。
さらに、接続部3に前述したスパイクピン11aを取り
付けることにによって滑止具本体1の長手方向両端部の
磨耗を抑えるようにしている。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、滑止具本体1の少なく
ともスパイクピン11の周囲の接地面側に、滑止具本体
1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴム材により構成された
硬質部12が設けられているので、硬質部12によって
スパイクピン11の抜けを効果的に防止できると共に、
作業工程の少なくなり、タイヤ用滑止具を簡単に製造し
得る。
ともスパイクピン11の周囲の接地面側に、滑止具本体
1のゴム材よりも高硬度の硬質ゴム材により構成された
硬質部12が設けられているので、硬質部12によって
スパイクピン11の抜けを効果的に防止できると共に、
作業工程の少なくなり、タイヤ用滑止具を簡単に製造し
得る。
【図1】本発明の一実施例を示す図2のA−A線断面図
である。
である。
【図2】滑止具本体の平面図である。
【図3】滑止具本体の製造工程を示す断面図である。
【図4】滑止具本体の製造工程を示す断面図である。
【図5】滑止具本体の製造工程を示す断面図である。
【図6】滑止具本体の製造工程を示す断面図である。
【図7】他の実施例を示す滑止具本体の平面図である。
【図8】他の実施例を示す断面図である。
【図9】他の実施例を示す断面図である。
【図10】同分解断面図である。
【図11】従来の滑止具本体を示す平面図である。
【図12】滑止具本体の装着状態を示す斜視図である。
1 滑止具本体 6 タイヤ 11 スパイクピン 12 硬質部
Claims (3)
- 【請求項1】 タイヤ(6)に卷装される滑止具本体
(1)がゴム材により主構成され、該滑止具本体(1)
に、スパイクピン(11)が接地面側から突出するよう
に埋設されたタイヤ用滑止具において、 滑止具本体(1)の少なくともスパイクピン(11)の
周囲の接地面側に、滑止具本体(1)のゴム材よりも高
硬度の硬質ゴム材により構成された硬質部(12)が設
けられていることを特徴とするタイヤ用滑止具。 - 【請求項2】 前記硬質部(12)は、低温になるほど
滑止具本体(1)のゴム材よりも硬度の上昇の程度が大
きくなる硬質ゴム材により構成されていることを特徴と
する請求項1に記載のタイヤ用滑止具。 - 【請求項3】 前記硬質部(12)の硬質ゴム材は、ス
チレン成分の割合が25%以上のスチレン・ブタジエン
共重合体を配合してなることを特徴とする請求項1又は
2に記載のタイヤ用滑止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764595A JPH08300918A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | タイヤ用滑止具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10764595A JPH08300918A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | タイヤ用滑止具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08300918A true JPH08300918A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14464449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10764595A Pending JPH08300918A (ja) | 1995-05-01 | 1995-05-01 | タイヤ用滑止具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08300918A (ja) |
-
1995
- 1995-05-01 JP JP10764595A patent/JPH08300918A/ja active Pending
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