JPH08309067A - ミシンの釜装置 - Google Patents
ミシンの釜装置Info
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- JPH08309067A JPH08309067A JP11990895A JP11990895A JPH08309067A JP H08309067 A JPH08309067 A JP H08309067A JP 11990895 A JP11990895 A JP 11990895A JP 11990895 A JP11990895 A JP 11990895A JP H08309067 A JPH08309067 A JP H08309067A
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- Japan
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- hook
- stopper
- sewing machine
- inner hook
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縫製物の糸締りを良好にすると共に、騒音を
大幅に低減できるミシンの釜装置を提供することであ
る。 【構成】 外釜2の内側に相対回転可能に支持された中
釜1の外周縁部に釜止め用の凸部60を備え、前記外釜
2の近傍のミシン本体には、前記中釜1の凸部60に嵌
合して前記中釜1の回転を阻止する凹部72を備えたス
トッパ74を設ける。また、前記ストッパ74の近傍に
は、前記外釜2の回転に同期して前記ストッパ74を作
動するカム部材80を設ける。そのカム部材80は、常
には前記中釜1の回転を阻止しているが、上糸ループが
釜抜けする時期に前記ストッパ74を作動してその凹部
72を一時的に前記凸部60から離間させて上糸ループ
の釜抜けを許容する。
大幅に低減できるミシンの釜装置を提供することであ
る。 【構成】 外釜2の内側に相対回転可能に支持された中
釜1の外周縁部に釜止め用の凸部60を備え、前記外釜
2の近傍のミシン本体には、前記中釜1の凸部60に嵌
合して前記中釜1の回転を阻止する凹部72を備えたス
トッパ74を設ける。また、前記ストッパ74の近傍に
は、前記外釜2の回転に同期して前記ストッパ74を作
動するカム部材80を設ける。そのカム部材80は、常
には前記中釜1の回転を阻止しているが、上糸ループが
釜抜けする時期に前記ストッパ74を作動してその凹部
72を一時的に前記凸部60から離間させて上糸ループ
の釜抜けを許容する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの釜装置に関す
るものであって、特に、中釜の回転を規制する釜装置に
関するものである。
るものであって、特に、中釜の回転を規制する釜装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のミシンの釜装置として、
図5乃至図8に示されるものが見受けられる。図5は中
釜を装着した状態の外釜の斜視図、図6は釜装置の分解
斜視図、図7は針板の斜視図、図8は2本針ミシンに使
用される釜装置の構成を示す平面図である。
図5乃至図8に示されるものが見受けられる。図5は中
釜を装着した状態の外釜の斜視図、図6は釜装置の分解
斜視図、図7は針板の斜視図、図8は2本針ミシンに使
用される釜装置の構成を示す平面図である。
【0003】図5及び図6に示すように、釜装置は、中
釜1と外釜2とを備えている。そして、その中釜1に
は、中釜止め3、オープナ当り4、下糸繰出し口5、ボ
ビン支え6及びレース7が設けられている。前記中釜止
め3は、中釜1の回転を防止するために中釜上縁より外
側水平方向に設けられた突起であり、これは、図7に示
す針板8の溝9に遊嵌される。前記溝9は、針板8の裏
面に設けられた二つのストッパ9a、9bの空隙として
構成されており、その溝9の幅は中釜止め3の幅よりも
僅か大きく設定されている。従って、前記中釜1は僅か
な範囲内でのみ往復回動可能とされる。前記オープナ当
り4は、後述するオープナが対向する突起である。前記
下糸繰出し口5は、中釜1内に装着されたボビン10
(図8参照)の下糸を外側に取出すときに利用されるス
リットである。前記ボビン支え6は中釜1内にボビンを
装着するための支軸である。このボビン支え6の上端部
にはボビン押え14が設けられている。前記レース7
は、中釜1の外側円周上に設けられた切込み部分を有す
る突起である。
釜1と外釜2とを備えている。そして、その中釜1に
は、中釜止め3、オープナ当り4、下糸繰出し口5、ボ
ビン支え6及びレース7が設けられている。前記中釜止
め3は、中釜1の回転を防止するために中釜上縁より外
側水平方向に設けられた突起であり、これは、図7に示
す針板8の溝9に遊嵌される。前記溝9は、針板8の裏
面に設けられた二つのストッパ9a、9bの空隙として
構成されており、その溝9の幅は中釜止め3の幅よりも
僅か大きく設定されている。従って、前記中釜1は僅か
な範囲内でのみ往復回動可能とされる。前記オープナ当
り4は、後述するオープナが対向する突起である。前記
下糸繰出し口5は、中釜1内に装着されたボビン10
(図8参照)の下糸を外側に取出すときに利用されるス
リットである。前記ボビン支え6は中釜1内にボビンを
装着するための支軸である。このボビン支え6の上端部
にはボビン押え14が設けられている。前記レース7
は、中釜1の外側円周上に設けられた切込み部分を有す
る突起である。
【0004】前記外釜2には、剣先20、レース溝21
及び釜軸22が設けられている。前記剣先20は、上糸
を捕捉して中釜1の回りを周回させてループを形成さ
せ、下糸との間で縫い目を構成させるための爪である。
前記レース溝21は、中釜1に設けられた前記レース7
が嵌合する溝である。前記釜軸22は、図示しないミシ
ンの下軸からの回転を外釜2に伝達すると同時に、後述
するオープナを駆動する機能を持ち、このために、釜軸
22の上部には偏心軸25が一体に形成されている。
及び釜軸22が設けられている。前記剣先20は、上糸
を捕捉して中釜1の回りを周回させてループを形成さ
せ、下糸との間で縫い目を構成させるための爪である。
前記レース溝21は、中釜1に設けられた前記レース7
が嵌合する溝である。前記釜軸22は、図示しないミシ
ンの下軸からの回転を外釜2に伝達すると同時に、後述
するオープナを駆動する機能を持ち、このために、釜軸
22の上部には偏心軸25が一体に形成されている。
【0005】一方、釜装置は、前記中釜1及び外釜2の
外に、オープナ機構が付加されている。そのオープナ機
構は、図6に示すように、オープナ30、オープナ支え
31及びオープナリンク32からなる。そのオープナリ
ンク32は、前記釜軸22の偏心軸25とオープナ支え
31とを連動可能に連結するリンクである。
外に、オープナ機構が付加されている。そのオープナ機
構は、図6に示すように、オープナ30、オープナ支え
31及びオープナリンク32からなる。そのオープナリ
ンク32は、前記釜軸22の偏心軸25とオープナ支え
31とを連動可能に連結するリンクである。
【0006】以上のように構成された釜装置は、図8に
示すように、ミシンベッドに装着される。前記オープナ
30は、前記中釜1のオープナ当り4に図のような位置
関係で配置される。
示すように、ミシンベッドに装着される。前記オープナ
30は、前記中釜1のオープナ当り4に図のような位置
関係で配置される。
【0007】次に、以上のように構成された釜装置の動
作について説明する。
作について説明する。
【0008】図8において、ミシンが駆動されると、外
釜2は時計回り(矢印A方向)に全回転し、オープナ3
0は、オープナ支え軸36を支点に矢印BC方向に揺動
運動する。オープナ30のこの揺動運動により、針に挿
通された上糸は中釜止め3と一方のストッパ9aとの間
の隙間を容易に通過することができ、中釜1の外周を回
りきることができる。
釜2は時計回り(矢印A方向)に全回転し、オープナ3
0は、オープナ支え軸36を支点に矢印BC方向に揺動
運動する。オープナ30のこの揺動運動により、針に挿
通された上糸は中釜止め3と一方のストッパ9aとの間
の隙間を容易に通過することができ、中釜1の外周を回
りきることができる。
【0009】上糸が中釜の外周を回る状況を図9乃至図
11により詳細に説明する。図9は釜装置により上糸が
繰出される状況を説明するための平面図、図10は同じ
く下糸が繰出される状況を説明するための平面図、図1
1は図9のE−E線における断面図である。
11により詳細に説明する。図9は釜装置により上糸が
繰出される状況を説明するための平面図、図10は同じ
く下糸が繰出される状況を説明するための平面図、図1
1は図9のE−E線における断面図である。
【0010】図9において、上糸50のループを捕捉し
た外釜2の剣先20が矢印A方向に回転することに伴っ
て、中釜1の外周を進む上糸50の輪は図示位置50a
から図示位置50bへと順次移動していく。図示位置5
0aは、上糸50が針板8のストッパ9aから離れ、溝
9に入り込もうとしている瞬間を示している。オープナ
30はこの時点で矢印C方向に最大変位する。このた
め、中釜1の中釜止め3とストッパ9aとの間に空隙が
作られ、その結果、図11に示すように針側の上糸50
は中釜止め3とストッパ9aとの間の空隙を通過し、実
線位置50cから破線位置50dに移行する。
た外釜2の剣先20が矢印A方向に回転することに伴っ
て、中釜1の外周を進む上糸50の輪は図示位置50a
から図示位置50bへと順次移動していく。図示位置5
0aは、上糸50が針板8のストッパ9aから離れ、溝
9に入り込もうとしている瞬間を示している。オープナ
30はこの時点で矢印C方向に最大変位する。このた
め、中釜1の中釜止め3とストッパ9aとの間に空隙が
作られ、その結果、図11に示すように針側の上糸50
は中釜止め3とストッパ9aとの間の空隙を通過し、実
線位置50cから破線位置50dに移行する。
【0011】次に、オープナの作用を説明する。図10
にボビン10から繰出される下糸51の経路を示す。下
糸繰出し口5の位置は、ボビン支え6の中心と中釜止め
3を結ぶ線分を基準として、外釜2の回転方向の反対方
向に180゜以内の範囲にある。このため、下糸51の
繰出し張力は中釜1を矢印A方向に回転させる向きに作
用する。
にボビン10から繰出される下糸51の経路を示す。下
糸繰出し口5の位置は、ボビン支え6の中心と中釜止め
3を結ぶ線分を基準として、外釜2の回転方向の反対方
向に180゜以内の範囲にある。このため、下糸51の
繰出し張力は中釜1を矢印A方向に回転させる向きに作
用する。
【0012】一方、中釜1は、外釜2との間の摩擦トル
クにより矢印A方向に回転力を受ける。従って、縫製時
の中釜止め3はこれらの和の押圧力でストッパ9aに押
圧されることになる。オープナ30は、この押圧力に抗
して中釜1を矢印Aと逆方向に回転させ、中釜止め3と
ストッパ9aの間に空隙を形成させ、上糸50の通過を
容易にするためのものである。
クにより矢印A方向に回転力を受ける。従って、縫製時
の中釜止め3はこれらの和の押圧力でストッパ9aに押
圧されることになる。オープナ30は、この押圧力に抗
して中釜1を矢印Aと逆方向に回転させ、中釜止め3と
ストッパ9aの間に空隙を形成させ、上糸50の通過を
容易にするためのものである。
【0013】その後、さらに回転が進み上糸50が図9
の図示位置50bに至ると、オープナ30は矢印B方向
に最大変位する。これに伴って、中釜止め3と針板8の
ストッパ9bとの間に空隙を生じ、上糸50の輪は容易
に通過する。そして、上糸50が中釜1を回り終えるこ
とにより、下糸51と絡み合い縫い目が形成されること
になる。
の図示位置50bに至ると、オープナ30は矢印B方向
に最大変位する。これに伴って、中釜止め3と針板8の
ストッパ9bとの間に空隙を生じ、上糸50の輪は容易
に通過する。そして、上糸50が中釜1を回り終えるこ
とにより、下糸51と絡み合い縫い目が形成されること
になる。
【0014】また、実公昭60−21005号公報に記
載のミシンの釜装置は、一端をミシンフレームに固定さ
れた弾性ロッドによって中釜の回り止めを行い、上糸ル
ープがその糸張力によって弾性ロッドを曲げて通り抜け
ることができるように構成されている。
載のミシンの釜装置は、一端をミシンフレームに固定さ
れた弾性ロッドによって中釜の回り止めを行い、上糸ル
ープがその糸張力によって弾性ロッドを曲げて通り抜け
ることができるように構成されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
ミシンの釜装置では、上糸ループが中釜の回りを抜け易
くするためにオープナ機構を用いていた。この結果、ミ
シン駆動時に、オープナによって中釜が外釜の回転方向
と反対方向に回転し、中釜止めと針板のストッパとがそ
れぞれ衝突して大きな騒音が発生していた。この騒音は
衝突に起因する非常に耳障りな騒音であり、縫製作業者
を不快にさせるものであった。また、中釜止めと針板の
ストッパとの衝突は中釜止めに疲労を生じさせ、その中
釜止めを損傷させる問題もあった。
ミシンの釜装置では、上糸ループが中釜の回りを抜け易
くするためにオープナ機構を用いていた。この結果、ミ
シン駆動時に、オープナによって中釜が外釜の回転方向
と反対方向に回転し、中釜止めと針板のストッパとがそ
れぞれ衝突して大きな騒音が発生していた。この騒音は
衝突に起因する非常に耳障りな騒音であり、縫製作業者
を不快にさせるものであった。また、中釜止めと針板の
ストッパとの衝突は中釜止めに疲労を生じさせ、その中
釜止めを損傷させる問題もあった。
【0016】また、実公昭60−21005号公報に記
載のミシンの釜装置によれば、衝突に起因する非常に耳
障りな騒音を防止することはできるが、上糸ループがそ
の糸張力によって弾性ロッドを曲げて通り抜けていくた
め、大きな上糸の糸張力が必要となり、縫製物の糸締り
が悪くなるという問題があった。
載のミシンの釜装置によれば、衝突に起因する非常に耳
障りな騒音を防止することはできるが、上糸ループがそ
の糸張力によって弾性ロッドを曲げて通り抜けていくた
め、大きな上糸の糸張力が必要となり、縫製物の糸締り
が悪くなるという問題があった。
【0017】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、縫製物の糸締りを良好にすると
共に、騒音を大幅に低減させることができるミシンの釜
装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、縫製物の糸締りを良好にすると
共に、騒音を大幅に低減させることができるミシンの釜
装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1のミシンの釜装置は、一軸線の周
りに回転可能に支持された外釜と、その外釜の内側にそ
の外釜に対して相対的に回転可能に支持され、かつその
外周縁部に係合部を備えた中釜と、前記中釜の係合部に
当接することにより、前記中釜が外釜の回転に伴って同
方向に連れ回りすることを阻止するストッパとを備えた
ものを対象として、前記ストッパは、前記中釜の係合部
に当接したときその中釜の前記外釜と同方向の回転及び
その反対方向の回転を阻止するように構成する一方、縫
目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ループ
が前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記スト
ッパを前記係合部から離隔する方向に駆動する駆動手段
を備えている。
に、本発明の請求項1のミシンの釜装置は、一軸線の周
りに回転可能に支持された外釜と、その外釜の内側にそ
の外釜に対して相対的に回転可能に支持され、かつその
外周縁部に係合部を備えた中釜と、前記中釜の係合部に
当接することにより、前記中釜が外釜の回転に伴って同
方向に連れ回りすることを阻止するストッパとを備えた
ものを対象として、前記ストッパは、前記中釜の係合部
に当接したときその中釜の前記外釜と同方向の回転及び
その反対方向の回転を阻止するように構成する一方、縫
目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ループ
が前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記スト
ッパを前記係合部から離隔する方向に駆動する駆動手段
を備えている。
【0019】また、請求項2のミシンの釜装置は、前記
中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方を凹部も
しくは凸部によって構成すると共に、他方を前記一方に
嵌合するように凸部もしくは凹部によって構成してもよ
い。
中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方を凹部も
しくは凸部によって構成すると共に、他方を前記一方に
嵌合するように凸部もしくは凹部によって構成してもよ
い。
【0020】また、請求項3のミシンの釜装置は、前記
駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源から動力を
得て前記ストッパを前記係合部から離隔する方向に作動
するカム部材によって構成し、前記ストッパを常には前
記中釜の係合部に当接する方向に付勢するばね手段を備
えている。
駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源から動力を
得て前記ストッパを前記係合部から離隔する方向に作動
するカム部材によって構成し、前記ストッパを常には前
記中釜の係合部に当接する方向に付勢するばね手段を備
えている。
【0021】また、請求項4のミシンの釜装置は、前記
カム部材を、外釜と一体的に回転可能に構成している。
カム部材を、外釜と一体的に回転可能に構成している。
【0022】また、請求項5のミシンの釜装置は、前記
ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板によって
構成すると共に、常には前記係合部に係合可能な位置に
配置している。
ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板によって
構成すると共に、常には前記係合部に係合可能な位置に
配置している。
【0023】さらに、請求項6のミシンの釜装置は、前
記駆動手段をリンク機構によって構成している。
記駆動手段をリンク機構によって構成している。
【0024】
【作用】前記の構成を有する本発明の請求項1のミシン
の釜装置によれば、前記外釜が回転することにより、そ
の外釜の内側に支持された中釜が外釜の回転に伴って同
方向に連れ回りしようとするが、その中釜の係合部にス
トッパが係合しているので、その中釜の回転が前記外釜
の回転方向は勿論、その反対方向にも確実に阻止され
る。そして、縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回
する上糸ループが前記係合部の位置を通過する所定の時
期に、前記駆動手段がストッパを前記係合部から離隔す
る方向に駆動するので、その中釜の係合部と前記ストッ
パとの間に一時的に隙間が生じ、この隙間を上糸ループ
が抵抗なくすり抜けることができる。上糸ループがすり
抜けた後、前記ストッパは早急に原位置に復帰して中釜
の係合部に係合し、中釜の回転を阻止する。
の釜装置によれば、前記外釜が回転することにより、そ
の外釜の内側に支持された中釜が外釜の回転に伴って同
方向に連れ回りしようとするが、その中釜の係合部にス
トッパが係合しているので、その中釜の回転が前記外釜
の回転方向は勿論、その反対方向にも確実に阻止され
る。そして、縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回
する上糸ループが前記係合部の位置を通過する所定の時
期に、前記駆動手段がストッパを前記係合部から離隔す
る方向に駆動するので、その中釜の係合部と前記ストッ
パとの間に一時的に隙間が生じ、この隙間を上糸ループ
が抵抗なくすり抜けることができる。上糸ループがすり
抜けた後、前記ストッパは早急に原位置に復帰して中釜
の係合部に係合し、中釜の回転を阻止する。
【0025】なお、前記隙間が生じたとき、中釜は、外
釜との間の摩擦トルクによって回転力を受け、外釜の回
転方向に回転し始めるが、その立ち上がり速度は外釜の
回転速度に比べて非常に遅いので、前記ストッパは、中
釜の係合部を確実に捉えて中釜の回転を阻止する。この
ため、従来の中釜止め及び針板のストッパが不要とな
り、構成の簡略化を図ることができると共に、従来の如
き騒音の発生を大幅に低減することができる。
釜との間の摩擦トルクによって回転力を受け、外釜の回
転方向に回転し始めるが、その立ち上がり速度は外釜の
回転速度に比べて非常に遅いので、前記ストッパは、中
釜の係合部を確実に捉えて中釜の回転を阻止する。この
ため、従来の中釜止め及び針板のストッパが不要とな
り、構成の簡略化を図ることができると共に、従来の如
き騒音の発生を大幅に低減することができる。
【0026】また、請求項2のミシンの釜装置によれ
ば、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方
が凹部もしくは凸部によって構成されると共に、他方が
前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって構
成されているので、このような簡単な形状構成によっ
て、それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜の回転
を正逆いずれの方向にも確実に阻止することができる。
ば、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方
が凹部もしくは凸部によって構成されると共に、他方が
前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって構
成されているので、このような簡単な形状構成によっ
て、それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜の回転
を正逆いずれの方向にも確実に阻止することができる。
【0027】また、請求項3のミシンの釜装置によれ
ば、前記所定の時期に適宜の駆動源から動力を得るカム
部材によって前記ストッパを前記係合部から離隔する方
向に作動するようにし、前記ばね手段によって前記スト
ッパを常には前記係合部に当接する方向に付勢するよう
にしたので、カム形状の変更によりストッパの駆動、停
止のタイミング及び駆動速度を自由に設定でき、最適な
ストッパの動きを容易に実現できる。
ば、前記所定の時期に適宜の駆動源から動力を得るカム
部材によって前記ストッパを前記係合部から離隔する方
向に作動するようにし、前記ばね手段によって前記スト
ッパを常には前記係合部に当接する方向に付勢するよう
にしたので、カム形状の変更によりストッパの駆動、停
止のタイミング及び駆動速度を自由に設定でき、最適な
ストッパの動きを容易に実現できる。
【0028】また、請求項4のミシンの釜装置によれ
ば、前記カム部材が外釜と一体的に回転可能に構成され
ているので、前記ストッパを作動するタイミングを常に
正確に一定させることができ、しかも、ストッパの作動
構成をより簡略化することかできる。
ば、前記カム部材が外釜と一体的に回転可能に構成され
ているので、前記ストッパを作動するタイミングを常に
正確に一定させることができ、しかも、ストッパの作動
構成をより簡略化することかできる。
【0029】また、請求項5のミシンの釜装置によれ
ば、前記ストッパが弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板に
よって構成されると共に、常には前記係合部に係合可能
な位置に配置しているので、そのストッパを常には前記
係合部に係合する位置に配置させる特別なばね手段が不
要であり、その構成をより簡略化することができる。
ば、前記ストッパが弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板に
よって構成されると共に、常には前記係合部に係合可能
な位置に配置しているので、そのストッパを常には前記
係合部に係合する位置に配置させる特別なばね手段が不
要であり、その構成をより簡略化することができる。
【0030】さらに、請求項6のミシンの釜装置によれ
ば、前記駆動手段をリンク機構によって構成しているの
で、前記ストッパを前記係合部に当接する方向に付勢す
るばね手段を不要とし、簡単な構成で同様の効果が得ら
れる。
ば、前記駆動手段をリンク機構によって構成しているの
で、前記ストッパを前記係合部に当接する方向に付勢す
るばね手段を不要とし、簡単な構成で同様の効果が得ら
れる。
【0031】
【実施例】以下に、本発明を具体化した実施例を図面を
参照して説明する。なお、従来の釜装置と同様の部分に
ついては、同一の名称及び符号を引用し、その説明を省
略する。
参照して説明する。なお、従来の釜装置と同様の部分に
ついては、同一の名称及び符号を引用し、その説明を省
略する。
【0032】図1は本発明の第1の実施例を示す釜装置
の平面図である。ミシン本体の針板8の下方に配置され
る釜装置は、水平全回転釜であって、中釜1と外釜2と
を備えている。その外釜2の外周部には、その回転によ
って上糸を捕捉する剣先20が形成されている。前記剣
先20によって捕捉された上糸は外釜2の回転に伴って
前記中釜の回りを周回することにより上糸ループを形成
する。一方、前記中釜1には、その中央のボビン支え6
にボビン10が挿通支持されている。そのボビン10は
ボビン押え14によって中釜1内に保持されている。前
記中釜1の外周部には、係合部としての凸部60が形成
されている。
の平面図である。ミシン本体の針板8の下方に配置され
る釜装置は、水平全回転釜であって、中釜1と外釜2と
を備えている。その外釜2の外周部には、その回転によ
って上糸を捕捉する剣先20が形成されている。前記剣
先20によって捕捉された上糸は外釜2の回転に伴って
前記中釜の回りを周回することにより上糸ループを形成
する。一方、前記中釜1には、その中央のボビン支え6
にボビン10が挿通支持されている。そのボビン10は
ボビン押え14によって中釜1内に保持されている。前
記中釜1の外周部には、係合部としての凸部60が形成
されている。
【0033】前記中釜1の回転を阻止するためのストッ
パ74がミシン本体に設けられている。前記ストッパ7
4の基端部はミシン本体に固定された垂直なピン78に
よって回転自在に取り付けられており、ミシン本体の固
定ピンとの間に張設されたばね手段としてのばね76に
よって常には解放端部が前記中釜1に向かう方向に回動
付勢されている。そのストッパ74の解放端部には、常
には前記中釜1の凸部60に係合して前記中釜1の回転
を阻止するためのワイヤ製の凹部72が固定されてい
る。
パ74がミシン本体に設けられている。前記ストッパ7
4の基端部はミシン本体に固定された垂直なピン78に
よって回転自在に取り付けられており、ミシン本体の固
定ピンとの間に張設されたばね手段としてのばね76に
よって常には解放端部が前記中釜1に向かう方向に回動
付勢されている。そのストッパ74の解放端部には、常
には前記中釜1の凸部60に係合して前記中釜1の回転
を阻止するためのワイヤ製の凹部72が固定されてい
る。
【0034】前記外釜2とストッパ74との間において
ミシン本体には、本発明の駆動手段としてのカム部材8
0が垂直な軸線の回りに回動可能に設置され、その周面
の一部に外側に突出したカム凸部80Aが形成され、他
の周面部分は真円部80Bとされる。そのカム部材80
の下側には前記カム部材80よりも径が大きい従動プー
リ81が固定されている。前記従動プーリ81は、前記
外釜2と一体化された駆動プーリ83とベルト82を介
して連結され、かつ前記駆動プーリ83と等しい外径に
設定されている。
ミシン本体には、本発明の駆動手段としてのカム部材8
0が垂直な軸線の回りに回動可能に設置され、その周面
の一部に外側に突出したカム凸部80Aが形成され、他
の周面部分は真円部80Bとされる。そのカム部材80
の下側には前記カム部材80よりも径が大きい従動プー
リ81が固定されている。前記従動プーリ81は、前記
外釜2と一体化された駆動プーリ83とベルト82を介
して連結され、かつ前記駆動プーリ83と等しい外径に
設定されている。
【0035】従って、前記外釜2が回転すると、前記ベ
ルト82を介してカム部材80が同期回転し、そのカム
部材80のカム凸部80Aが前記ストッパ74に対して
係合、解離することによりそのストッパ74が図1のF
G方向に揺動する。このとき、図1に示されるように、
カム部材80の真円部80Bがストッパ74に当接した
状態では、前記中釜1の係合部60と前記ストッパ74
の凹部72とは最も接近して緩く嵌合したような状態で
係合し、中釜1の回転を阻止している。一方、カム部材
80のカム凸部80Aがストッパ74に当接した状態で
は、ストッパ74がばね76の作用に抗してF方向に揺
動して、その凹部72が凸部60に対して二点鎖線図示
位置に変位し、上糸ループのすり抜けを抵抗なく許容す
る。
ルト82を介してカム部材80が同期回転し、そのカム
部材80のカム凸部80Aが前記ストッパ74に対して
係合、解離することによりそのストッパ74が図1のF
G方向に揺動する。このとき、図1に示されるように、
カム部材80の真円部80Bがストッパ74に当接した
状態では、前記中釜1の係合部60と前記ストッパ74
の凹部72とは最も接近して緩く嵌合したような状態で
係合し、中釜1の回転を阻止している。一方、カム部材
80のカム凸部80Aがストッパ74に当接した状態で
は、ストッパ74がばね76の作用に抗してF方向に揺
動して、その凹部72が凸部60に対して二点鎖線図示
位置に変位し、上糸ループのすり抜けを抵抗なく許容す
る。
【0036】以上のように構成された本実施例の釜装置
によれば、前記外釜2が矢印A方向に回転することによ
り、その剣先20によって上糸が捕捉され、その上糸が
中釜1を周回することによって上糸ループが形成され、
その上糸ループが前記中釜1の凸部60とストッパ74
の凹部72との係合部分まで進むと、外釜2と同期回転
しているカム部材80のカム凸部80Aがストッパ74
を矢印F方向へ揺動させ、そのストッパ74の凹部72
と凸部60との間に大きな隙間が作られ、この隙間を上
糸ループが抵抗なく容易、かつ円滑にすり抜ける。
によれば、前記外釜2が矢印A方向に回転することによ
り、その剣先20によって上糸が捕捉され、その上糸が
中釜1を周回することによって上糸ループが形成され、
その上糸ループが前記中釜1の凸部60とストッパ74
の凹部72との係合部分まで進むと、外釜2と同期回転
しているカム部材80のカム凸部80Aがストッパ74
を矢印F方向へ揺動させ、そのストッパ74の凹部72
と凸部60との間に大きな隙間が作られ、この隙間を上
糸ループが抵抗なく容易、かつ円滑にすり抜ける。
【0037】そして、外釜2がさらに回転し、カム部材
80もそれに同期して回転すると、そのカム凸部80A
がストッパ74から外れて真円部80Bがストッパ74
に係合することになり、依って、そのストッパ74は図
示のG方向へ戻る。このとき、中釜1は外釜2との間の
摩擦トルクによって外釜2の回転方向に回転し始める
が、その回転の立ち上がり速度は外釜2の回転速度に比
べて非常に遅いので、前記ストッパ74の凹部72は、
中釜1の凸部60を容易に捉えることができる。ストッ
パ74が原位置へ復帰すると、ストッパ74の凹部72
が中釜1の凸部60に係合し、中釜1の回転が阻止され
る。
80もそれに同期して回転すると、そのカム凸部80A
がストッパ74から外れて真円部80Bがストッパ74
に係合することになり、依って、そのストッパ74は図
示のG方向へ戻る。このとき、中釜1は外釜2との間の
摩擦トルクによって外釜2の回転方向に回転し始める
が、その回転の立ち上がり速度は外釜2の回転速度に比
べて非常に遅いので、前記ストッパ74の凹部72は、
中釜1の凸部60を容易に捉えることができる。ストッ
パ74が原位置へ復帰すると、ストッパ74の凹部72
が中釜1の凸部60に係合し、中釜1の回転が阻止され
る。
【0038】以上説明した本実施例によれば、従来の如
き中釜止めと針板のストッパとの衝突によって発生して
いた耳障りな騒音が発生しなくなる。また、上糸の糸抜
けが良く、縫製物の糸締りが悪化することもない。
き中釜止めと針板のストッパとの衝突によって発生して
いた耳障りな騒音が発生しなくなる。また、上糸の糸抜
けが良く、縫製物の糸締りが悪化することもない。
【0039】次に、本発明を具体化した第2の実施例を
図2に基いて説明する。なお、前記第1の実施例と同一
の部分については同一の名称及び符号を引用し、その説
明は省略する。
図2に基いて説明する。なお、前記第1の実施例と同一
の部分については同一の名称及び符号を引用し、その説
明は省略する。
【0040】前記第1の実施例では外釜2とカム部材8
0とを各プーリ81,83及びベルト82を介して連動
させる構成としたが、本実施例では外釜2の軸に駆動手
段を構成するカム部材80を一体的に形成し、このカム
部材80の外周面に対して、ピン78を支点として揺動
するストッパ74をばね76の作用により圧接させたも
のである。この実施例の場合、前記カム部材80の外径
の小さな小径部分80Aがストッパ74に対応したとき
に、そのストッパ74の凹部72が中釜1の凸部60か
ら離隔し、逆に、カム部材80の外径の大きな大径部分
80Bがストッパ74に対応したときに、そのストッパ
74の凹部72が中釜1の凸部60に係合して中釜1の
回転を阻止するようにしている。
0とを各プーリ81,83及びベルト82を介して連動
させる構成としたが、本実施例では外釜2の軸に駆動手
段を構成するカム部材80を一体的に形成し、このカム
部材80の外周面に対して、ピン78を支点として揺動
するストッパ74をばね76の作用により圧接させたも
のである。この実施例の場合、前記カム部材80の外径
の小さな小径部分80Aがストッパ74に対応したとき
に、そのストッパ74の凹部72が中釜1の凸部60か
ら離隔し、逆に、カム部材80の外径の大きな大径部分
80Bがストッパ74に対応したときに、そのストッパ
74の凹部72が中釜1の凸部60に係合して中釜1の
回転を阻止するようにしている。
【0041】この第2の実施例によれば、前記第1の実
施例と同様の作用、効果を得ることができる。そして、
カム駆動機構を簡素化でき、より簡単な構成とすること
ができる。
施例と同様の作用、効果を得ることができる。そして、
カム駆動機構を簡素化でき、より簡単な構成とすること
ができる。
【0042】次に、本発明を具体化した第3の実施例を
図3に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一の部
分については同一の名称及び符号を引用し、その説明は
省略する。
図3に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一の部
分については同一の名称及び符号を引用し、その説明は
省略する。
【0043】前記第1及び第2の各実施例ではストッパ
74をばね76によってカム部材80に付勢したが、本
実施例ではストッパ74を弾性的に撓み得るワイヤ或い
は薄板によって構成したものである。このワイヤ或いは
薄板の基端部は保持部材88によってミシン本体に固定
され、また、その開放端部には凹部72が形成されてい
る。
74をばね76によってカム部材80に付勢したが、本
実施例ではストッパ74を弾性的に撓み得るワイヤ或い
は薄板によって構成したものである。このワイヤ或いは
薄板の基端部は保持部材88によってミシン本体に固定
され、また、その開放端部には凹部72が形成されてい
る。
【0044】この第3の実施例のものも、前記各実施例
のものと同様の作用、効果を得ることができる。そし
て、カム駆動機構を簡素化でき、より簡単な構成とする
ことができる。
のものと同様の作用、効果を得ることができる。そし
て、カム駆動機構を簡素化でき、より簡単な構成とする
ことができる。
【0045】次に、本発明を具体化した第4の実施例を
図4に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一の部
分については同一の名称及び符号を引用し、その説明は
省略する。
図4に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一の部
分については同一の名称及び符号を引用し、その説明は
省略する。
【0046】前記第1乃至第3の各実施例ではストッパ
74をカム部材80によって駆動したが、本実施例では
外釜2の軸に本発明の駆動手段を構成する偏心輪90を
一体に形成し、一端を前記偏心輪90に回転自在に嵌合
連結したリンク92の他端部を前記ストッパ74に連結
軸94を介して連動可能に連結したものである。この構
成によれば、外釜2の回転に伴う偏心輪90の回転によ
って前記ストッパ74を確動的に駆動することができ
る。
74をカム部材80によって駆動したが、本実施例では
外釜2の軸に本発明の駆動手段を構成する偏心輪90を
一体に形成し、一端を前記偏心輪90に回転自在に嵌合
連結したリンク92の他端部を前記ストッパ74に連結
軸94を介して連動可能に連結したものである。この構
成によれば、外釜2の回転に伴う偏心輪90の回転によ
って前記ストッパ74を確動的に駆動することができ
る。
【0047】この第4の実施例のものも、前記各実施例
のものと同様の作用、効果を得ることができる。そし
て、この構成ではばね手段を不要とするので、より簡単
な構成とすることができる。
のものと同様の作用、効果を得ることができる。そし
て、この構成ではばね手段を不要とするので、より簡単
な構成とすることができる。
【0048】なお、前記各実施例においては、ストッパ
74の凹部72を中釜1の凸部60から離隔させて上糸
ループのすり抜けを許容するときに、中釜1に何等かの
外力が付加されれば、中釜1はその凸部60がストッパ
74の凹部72と係合することができない位置まで回転
してしまう虞があるので、前記凸部60と凹部72とが
確実に係合できる範囲内で、前記中釜1の自由回転を規
制する規制手段を設けることが望ましい。
74の凹部72を中釜1の凸部60から離隔させて上糸
ループのすり抜けを許容するときに、中釜1に何等かの
外力が付加されれば、中釜1はその凸部60がストッパ
74の凹部72と係合することができない位置まで回転
してしまう虞があるので、前記凸部60と凹部72とが
確実に係合できる範囲内で、前記中釜1の自由回転を規
制する規制手段を設けることが望ましい。
【0049】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0050】前記各実施例によれば、カム部材80や偏
心輪90の駆動源として、外釜2から動力を得るように
したが、そのカム部材80や偏心輪90の駆動タイミン
グを考慮して、下軸等の既存の運動部材や、単独の駆動
モータ等を用いてもよい。
心輪90の駆動源として、外釜2から動力を得るように
したが、そのカム部材80や偏心輪90の駆動タイミン
グを考慮して、下軸等の既存の運動部材や、単独の駆動
モータ等を用いてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のミシンの釜装置によれば、縫製物の糸締りを良好
にすることができると共に、騒音を大幅に低減すること
ができる。
発明のミシンの釜装置によれば、縫製物の糸締りを良好
にすることができると共に、騒音を大幅に低減すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施例のミシンの釜装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】本発明の第2の実施例のミシンの釜装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の第3の実施例のミシンの釜装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の第4の実施例のミシンの釜装置を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】従来のミシンの中釜を装着した状態での外釜の
斜視図である。
斜視図である。
【図6】従来のミシンの釜装置の分解斜視図である。
【図7】従来のミシンの針板の斜視図である。
【図8】従来の2本針ミシンの釜装置の構成を示す平面
図である。
図である。
【図9】従来の釜装置により上糸が繰出される状況を説
明するための平面図である。
明するための平面図である。
【図10】同じく従来の釜装置により下糸が繰出される
状況を説明するための平面図である。
状況を説明するための平面図である。
【図11】図9のE−E線における断面図である。
1 中釜 2 外釜 60 凸部 72 凹部 74 ストッパ 76 ばね 78 ピン 80 カム部材 82 ベルト 90 偏心輪 92 リンク
Claims (6)
- 【請求項1】 一軸線の周りに回転可能に支持された外
釜と、その外釜の内側にその外釜に対して相対的に回転
可能に支持され、かつその外周縁部に係合部を備えた中
釜と、前記中釜の係合部に当接することにより、前記中
釜が外釜の回転に伴って同方向に連れ回りすることを阻
止するストッパとを備えたミシンの釜装置において、 前記ストッパは、前記中釜の係合部に当接したときその
中釜の前記外釜と同方向の回転及びその反対方向の回転
を阻止するように構成する一方、 縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ルー
プが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記ス
トッパを前記係合部から離隔する方向に駆動する駆動手
段を備えたことを特徴とするミシンの釜装置。 - 【請求項2】 前記中釜の係合部と前記ストッパとのい
ずれか一方を凹部もしくは凸部によって構成すると共
に、他方を前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部
によって構成したことを特徴とする請求項1に記載のミ
シンの釜装置。 - 【請求項3】 前記駆動手段は、前記所定の時期に適宜
の駆動源から動力を得て前記ストッパを前記係合部から
離隔する方向に作動するカム部材によって構成し、 前記ストッパを常には前記中釜の係合部に当接する方向
に付勢するばね手段を備えたことを特徴とする請求項1
に記載のミシンの釜装置。 - 【請求項4】 前記カム部材を、外釜と一体的に回転可
能に構成したことを特徴とする請求項3に記載のミシン
の釜装置。 - 【請求項5】 前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイ
ヤ或は薄板によって構成すると共に、常には前記係合部
に係合可能な位置に配置したことを特徴とする請求項1
に記載のミシンの釜装置。 - 【請求項6】 前記駆動手段をリンク機構によって構成
したことを特徴とする請求項1に記載のミシンの釜装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11990895A JPH08309067A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | ミシンの釜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11990895A JPH08309067A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | ミシンの釜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08309067A true JPH08309067A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14773185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11990895A Pending JPH08309067A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | ミシンの釜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08309067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105796C (zh) * | 1997-10-13 | 2003-04-16 | 重机株式会社 | 缝纫机的开放装置 |
| KR100722641B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2007-05-28 | 쥬키 가부시키가이샤 | 수평 가마의 오프너 장치 |
| KR100756105B1 (ko) * | 2000-04-28 | 2007-09-05 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀의 수평북 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP11990895A patent/JPH08309067A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105796C (zh) * | 1997-10-13 | 2003-04-16 | 重机株式会社 | 缝纫机的开放装置 |
| KR100756105B1 (ko) * | 2000-04-28 | 2007-09-05 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀의 수평북 |
| KR100722641B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2007-05-28 | 쥬키 가부시키가이샤 | 수평 가마의 오프너 장치 |
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