JPH09253368A - ミシンの釜装置 - Google Patents
ミシンの釜装置Info
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- JPH09253368A JPH09253368A JP7220896A JP7220896A JPH09253368A JP H09253368 A JPH09253368 A JP H09253368A JP 7220896 A JP7220896 A JP 7220896A JP 7220896 A JP7220896 A JP 7220896A JP H09253368 A JPH09253368 A JP H09253368A
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- 101100298222 Caenorhabditis elegans pot-1 gene Proteins 0.000 abstract description 6
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縫製物の糸締りを良好にすると共に、騒音を
大幅に低減できるミシンの釜装置を提供することであ
る。 【解決手段】 外釜2の内側に相対回転可能に支持され
た中釜1の外周縁部に釜止め用の凸部60を備え、外釜
2の近傍のミシン本体には、中釜1の凸部60に嵌合し
て中釜1の回転を阻止する凹部72を備えたストッパ7
4を設け、そのストッパ74の回転中心となるピン78
は、前記中釜1の凸部60を挟んで、その中釜1の回転
中心の反対側に配置されている。このため、前記ストッ
パ74が中釜1の凸部60に作用する方向は、前記中釜
1の凸部60の回動方向と略等しくなる。
大幅に低減できるミシンの釜装置を提供することであ
る。 【解決手段】 外釜2の内側に相対回転可能に支持され
た中釜1の外周縁部に釜止め用の凸部60を備え、外釜
2の近傍のミシン本体には、中釜1の凸部60に嵌合し
て中釜1の回転を阻止する凹部72を備えたストッパ7
4を設け、そのストッパ74の回転中心となるピン78
は、前記中釜1の凸部60を挟んで、その中釜1の回転
中心の反対側に配置されている。このため、前記ストッ
パ74が中釜1の凸部60に作用する方向は、前記中釜
1の凸部60の回動方向と略等しくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンの釜装置に
関するものであって、特に、中釜の回転を規制する釜装
置に関するものである。
関するものであって、特に、中釜の回転を規制する釜装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のミシンの釜装置として、
図6乃至図9に示されるものが見受けられる。図6は中
釜を装着した状態の外釜の斜視図、図7は釜装置の分解
斜視図、図8は針板の斜視図、図9は2本針ミシンに使
用される釜装置の構成を示す平面図である。
図6乃至図9に示されるものが見受けられる。図6は中
釜を装着した状態の外釜の斜視図、図7は釜装置の分解
斜視図、図8は針板の斜視図、図9は2本針ミシンに使
用される釜装置の構成を示す平面図である。
【0003】図6及び図7に示すように、釜装置は、中
釜1と外釜2とを備えている。そして、その中釜1に
は、中釜止め3、オープナ当り4、下糸繰出し口5、ボ
ビン支え6及びレース7が設けられている。前記中釜止
め3は、中釜1の回転を防止するために中釜上縁より外
側水平方向に設けられた突起であり、これは、図8に示
す針板8の溝9に遊嵌される。前記溝9は、針板8の裏
面に設けられた二つのストッパ9a、9bの空隙として
構成されており、その溝9の幅は中釜止め3の幅よりも
僅か大きく設定されている。従って、前記中釜1は僅か
な範囲内でのみ往復回動可能とされる。前記オープナ当
り4は、後述するオープナが対向する突起である。前記
下糸繰出し口5は、中釜1内に装着されたボビン10
(図9参照)の下糸を外側に取出すときに利用されるス
リットである。前記ボビン支え6は中釜1内にボビンを
装着するための支軸である。このボビン支え6の上端部
にはボビン押え14が設けられている。前記レース7
は、中釜1の外側円周上に設けられた切込み部分を有す
る突起である。
釜1と外釜2とを備えている。そして、その中釜1に
は、中釜止め3、オープナ当り4、下糸繰出し口5、ボ
ビン支え6及びレース7が設けられている。前記中釜止
め3は、中釜1の回転を防止するために中釜上縁より外
側水平方向に設けられた突起であり、これは、図8に示
す針板8の溝9に遊嵌される。前記溝9は、針板8の裏
面に設けられた二つのストッパ9a、9bの空隙として
構成されており、その溝9の幅は中釜止め3の幅よりも
僅か大きく設定されている。従って、前記中釜1は僅か
な範囲内でのみ往復回動可能とされる。前記オープナ当
り4は、後述するオープナが対向する突起である。前記
下糸繰出し口5は、中釜1内に装着されたボビン10
(図9参照)の下糸を外側に取出すときに利用されるス
リットである。前記ボビン支え6は中釜1内にボビンを
装着するための支軸である。このボビン支え6の上端部
にはボビン押え14が設けられている。前記レース7
は、中釜1の外側円周上に設けられた切込み部分を有す
る突起である。
【0004】前記外釜2には、剣先20、レース溝21
及び釜軸22が設けられている。前記剣先20は、上糸
を捕捉して中釜1の回りを周回させてループを形成さ
せ、下糸との間で縫い目を構成させるための爪である。
前記レース溝21は、中釜1に設けられた前記レース7
が嵌合する溝である。前記釜軸22は、図示しないミシ
ンの下軸からの回転を外釜2に伝達すると同時に、後述
するオープナを駆動する機能を持ち、このために、釜軸
22の上部には偏心軸25が一体に形成されている。
及び釜軸22が設けられている。前記剣先20は、上糸
を捕捉して中釜1の回りを周回させてループを形成さ
せ、下糸との間で縫い目を構成させるための爪である。
前記レース溝21は、中釜1に設けられた前記レース7
が嵌合する溝である。前記釜軸22は、図示しないミシ
ンの下軸からの回転を外釜2に伝達すると同時に、後述
するオープナを駆動する機能を持ち、このために、釜軸
22の上部には偏心軸25が一体に形成されている。
【0005】一方、釜装置は、前記中釜1及び外釜2の
外に、オープナ機構が付加されている。そのオープナ機
構は、図7に示すように、オープナ30、オープナ支え
31及びオープナリンク32からなる。そのオープナリ
ンク32は、前記釜軸22の偏心軸25とオープナ支え
31とを連動可能に連結するリンクである。
外に、オープナ機構が付加されている。そのオープナ機
構は、図7に示すように、オープナ30、オープナ支え
31及びオープナリンク32からなる。そのオープナリ
ンク32は、前記釜軸22の偏心軸25とオープナ支え
31とを連動可能に連結するリンクである。
【0006】以上のように構成された釜装置は、図9に
示すように、ミシンベッドに装着される。前記オープナ
30は、前記中釜1のオープナ当り4に図のような位置
関係で配置される。
示すように、ミシンベッドに装着される。前記オープナ
30は、前記中釜1のオープナ当り4に図のような位置
関係で配置される。
【0007】次に、以上のように構成された釜装置の動
作について説明する。
作について説明する。
【0008】図9において、ミシンが駆動されると、外
釜2は時計回り(矢印A方向)に全回転し、オープナ3
0は、オープナ支え軸36を支点に矢印BC方向に揺動
運動する。オープナ30のこの揺動運動により、針に挿
通された上糸は中釜止め3と一方のストッパ9aとの間
の隙間を容易に通過することができ、中釜1の外周を回
りきることができる。
釜2は時計回り(矢印A方向)に全回転し、オープナ3
0は、オープナ支え軸36を支点に矢印BC方向に揺動
運動する。オープナ30のこの揺動運動により、針に挿
通された上糸は中釜止め3と一方のストッパ9aとの間
の隙間を容易に通過することができ、中釜1の外周を回
りきることができる。
【0009】上糸が中釜の外周を回る状況を図10乃至
図12により詳細に説明する。図10は釜装置により上
糸が繰出される状況を説明するための平面図、図11は
同じく下糸が繰出される状況を説明するための平面図、
図12は図10のE−E線における断面図である。
図12により詳細に説明する。図10は釜装置により上
糸が繰出される状況を説明するための平面図、図11は
同じく下糸が繰出される状況を説明するための平面図、
図12は図10のE−E線における断面図である。
【0010】図10において、上糸50のループを捕捉
した外釜2の剣先20が矢印A方向に回転することに伴
って、中釜1の外周を進む上糸50の輪は図示位置50
aから図示位置50bへと順次移動していく。図示位置
50aは、上糸50が針板8のストッパ9aから離れ、
溝9に入り込もうとしている瞬間を示している。オープ
ナ30はこの時点で矢印C方向に最大変位する。このた
め、中釜1の中釜止め3とストッパ9aとの間に空隙が
作られ、その結果、図12に示すように針側の上糸50
は中釜止め3とストッパ9aとの間の空隙を通過し、実
線位置50cから破線位置50dに移行する。
した外釜2の剣先20が矢印A方向に回転することに伴
って、中釜1の外周を進む上糸50の輪は図示位置50
aから図示位置50bへと順次移動していく。図示位置
50aは、上糸50が針板8のストッパ9aから離れ、
溝9に入り込もうとしている瞬間を示している。オープ
ナ30はこの時点で矢印C方向に最大変位する。このた
め、中釜1の中釜止め3とストッパ9aとの間に空隙が
作られ、その結果、図12に示すように針側の上糸50
は中釜止め3とストッパ9aとの間の空隙を通過し、実
線位置50cから破線位置50dに移行する。
【0011】次に、オープナの作用を説明する。図11
にボビン10から繰出される下糸51の経路を示す。下
糸繰出し口5の位置は、ボビン支え6の中心と中釜止め
3を結ぶ線分を基準として、外釜2の回転方向の反対方
向に180゜以内の範囲にある。このため、下糸51の
繰出し張力は中釜1を矢印A方向に回転させる向きに作
用する。
にボビン10から繰出される下糸51の経路を示す。下
糸繰出し口5の位置は、ボビン支え6の中心と中釜止め
3を結ぶ線分を基準として、外釜2の回転方向の反対方
向に180゜以内の範囲にある。このため、下糸51の
繰出し張力は中釜1を矢印A方向に回転させる向きに作
用する。
【0012】一方、中釜1は、外釜2との間の摩擦トル
クにより矢印A方向に回転力を受ける。従って、縫製時
の中釜止め3はこれらの和の押圧力でストッパ9aに押
圧されることになる。オープナ30は、この押圧力に抗
して中釜1を矢印Aと逆方向に回転させ、中釜止め3と
ストッパ9aの間に空隙を形成させ、上糸50の通過を
容易にするためのものである。
クにより矢印A方向に回転力を受ける。従って、縫製時
の中釜止め3はこれらの和の押圧力でストッパ9aに押
圧されることになる。オープナ30は、この押圧力に抗
して中釜1を矢印Aと逆方向に回転させ、中釜止め3と
ストッパ9aの間に空隙を形成させ、上糸50の通過を
容易にするためのものである。
【0013】その後、さらに回転が進み上糸50が図1
0の図示位置50bに至ると、オープナ30は矢印B方
向に最大変位する。これに伴って、中釜止め3と針板8
のストッパ9bとの間に空隙を生じ、上糸50の輪は容
易に通過する。そして、上糸50が中釜1を回り終える
ことにより、下糸51と絡み合い縫い目が形成されるこ
とになる。
0の図示位置50bに至ると、オープナ30は矢印B方
向に最大変位する。これに伴って、中釜止め3と針板8
のストッパ9bとの間に空隙を生じ、上糸50の輪は容
易に通過する。そして、上糸50が中釜1を回り終える
ことにより、下糸51と絡み合い縫い目が形成されるこ
とになる。
【0014】前記のような従来のミシンの釜装置では、
ミシン駆動時にオープナによって中釜が外釜の回転方向
と反対方向に回転し、中釜止めと針板のストッパとがそ
れぞれ衝突して大きな騒音が発生していた。この騒音は
衝突に起因する非常に耳障りな騒音であり、縫製作業者
を不快にさせるものであった。また、中釜止めと針板の
ストッパとの衝突は中釜止めに疲労を生じさせ、その中
釜止めを損傷させる問題もあった。
ミシン駆動時にオープナによって中釜が外釜の回転方向
と反対方向に回転し、中釜止めと針板のストッパとがそ
れぞれ衝突して大きな騒音が発生していた。この騒音は
衝突に起因する非常に耳障りな騒音であり、縫製作業者
を不快にさせるものであった。また、中釜止めと針板の
ストッパとの衝突は中釜止めに疲労を生じさせ、その中
釜止めを損傷させる問題もあった。
【0015】このような事情に対処するために、本出願
人は、特願平7−119908号に示されるように、中
釜の外周縁部に中釜の回転を両方向に規制するストッパ
との係合部を備え、そのストッパを係合部から離隔する
方向に駆動することにより、縫製時の上糸ループの糸抜
けをよくするミシンの釜装置を提案している。この既提
案の釜装置によれば、前述のような中釜の釜止め部と針
板のストッパとの衝突に起因する衝撃音がなくなるの
で、大幅な騒音低減が可能である。
人は、特願平7−119908号に示されるように、中
釜の外周縁部に中釜の回転を両方向に規制するストッパ
との係合部を備え、そのストッパを係合部から離隔する
方向に駆動することにより、縫製時の上糸ループの糸抜
けをよくするミシンの釜装置を提案している。この既提
案の釜装置によれば、前述のような中釜の釜止め部と針
板のストッパとの衝突に起因する衝撃音がなくなるの
で、大幅な騒音低減が可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
願平7−119908号に示される釜装置によれば、図
13に示すように、ストッパ74の係合部72が中釜1
の回転方向に対して略直角方向(図中FG方向)に動く
ため、中釜1の半径方向に力が作用する。ストッパ74
はピン78を回転中心として回転駆動されるので、中釜
1の凸部60には、接触点OにおいてベクトルOHの力
が作用する。ところが、中釜1を外釜2の回転方向と逆
に回転させるように作用する力は中釜1の接線方向のベ
クトルOMの力であり、ベクトルOHからベクトルOM
を引いた残りのベクトルONは中釜1の回転に不必要な
力である。中釜1は外釜2内に拘束されているが、回転
自由に支持するために、ある程度のクリアランスは有し
ているので、図13のように大きな力ONが作用する
と、中釜1が外釜2内で不規則に振動する、いわゆる中
釜の踊りが発生する。これは、縫製時の上糸ループの糸
抜けを悪くし、また、耳障りな不規則音が発生するとい
う問題点もあった。
願平7−119908号に示される釜装置によれば、図
13に示すように、ストッパ74の係合部72が中釜1
の回転方向に対して略直角方向(図中FG方向)に動く
ため、中釜1の半径方向に力が作用する。ストッパ74
はピン78を回転中心として回転駆動されるので、中釜
1の凸部60には、接触点OにおいてベクトルOHの力
が作用する。ところが、中釜1を外釜2の回転方向と逆
に回転させるように作用する力は中釜1の接線方向のベ
クトルOMの力であり、ベクトルOHからベクトルOM
を引いた残りのベクトルONは中釜1の回転に不必要な
力である。中釜1は外釜2内に拘束されているが、回転
自由に支持するために、ある程度のクリアランスは有し
ているので、図13のように大きな力ONが作用する
と、中釜1が外釜2内で不規則に振動する、いわゆる中
釜の踊りが発生する。これは、縫製時の上糸ループの糸
抜けを悪くし、また、耳障りな不規則音が発生するとい
う問題点もあった。
【0017】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、縫製物の糸締りを良好にすると
共に、騒音を大幅に低減させることができるミシンの釜
装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、縫製物の糸締りを良好にすると
共に、騒音を大幅に低減させることができるミシンの釜
装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のミシンの釜装置は、一軸
線の周りに回転可能に支持された外釜と、その外釜の内
側にその外釜に対して相対的に回転可能に支持され、か
つその外周縁部に係合部を備えた中釜と、前記中釜の係
合部に当接することにより、前記中釜が外釜の回転に伴
って同方向に連れ回りすることを阻止するストッパと、
縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ルー
プが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記ス
トッパを前記中釜の係合部から一時的に解放すべく移動
する駆動手段とを備えたものを対象として、特に、前記
ストッパの移動方向を、前記中釜の係合部の回動方向と
略等しい方向に設定したものである。
に、本発明の請求項1に記載のミシンの釜装置は、一軸
線の周りに回転可能に支持された外釜と、その外釜の内
側にその外釜に対して相対的に回転可能に支持され、か
つその外周縁部に係合部を備えた中釜と、前記中釜の係
合部に当接することにより、前記中釜が外釜の回転に伴
って同方向に連れ回りすることを阻止するストッパと、
縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ルー
プが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記ス
トッパを前記中釜の係合部から一時的に解放すべく移動
する駆動手段とを備えたものを対象として、特に、前記
ストッパの移動方向を、前記中釜の係合部の回動方向と
略等しい方向に設定したものである。
【0019】この発明によれば、前記外釜が回転する
ことにより、その外釜の内側に支持された中釜が外釜の
回転に伴って同方向に連れ回りしようとするが、その中
釜の係合部にストッパが係合しているので、その中釜の
回転が前記外釜の回転方向は勿論、その反対方向にも確
実に阻止される。そして、縫目の形成に際して前記中
釜の回りを周回する上糸ループが前記係合部の位置を通
過する所定の時期に、前記駆動手段がストッパを前記係
合部から離隔する方向に駆動するので、その中釜の係合
部と前記ストッパとの間に一時的に隙間が生じ、この隙
間を上糸ループが抵抗なくすり抜けることができる。
上糸ループがすり抜けた後、前記ストッパは早急に原位
置に復帰して中釜の係合部に係合し、中釜の回転を阻止
する。そして、前記ストッパが中釜の係合部に作用する
力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向となり、その
ストッパの力が中釜の半径方向にほとんど作用すること
がなく、中釜の踊りが発生するようなことはない。しか
も、前記係合に伴う騒音の発生を大幅に低減すること
ができる。
ことにより、その外釜の内側に支持された中釜が外釜の
回転に伴って同方向に連れ回りしようとするが、その中
釜の係合部にストッパが係合しているので、その中釜の
回転が前記外釜の回転方向は勿論、その反対方向にも確
実に阻止される。そして、縫目の形成に際して前記中
釜の回りを周回する上糸ループが前記係合部の位置を通
過する所定の時期に、前記駆動手段がストッパを前記係
合部から離隔する方向に駆動するので、その中釜の係合
部と前記ストッパとの間に一時的に隙間が生じ、この隙
間を上糸ループが抵抗なくすり抜けることができる。
上糸ループがすり抜けた後、前記ストッパは早急に原位
置に復帰して中釜の係合部に係合し、中釜の回転を阻止
する。そして、前記ストッパが中釜の係合部に作用する
力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向となり、その
ストッパの力が中釜の半径方向にほとんど作用すること
がなく、中釜の踊りが発生するようなことはない。しか
も、前記係合に伴う騒音の発生を大幅に低減すること
ができる。
【0020】また、請求項2に記載のミシンの釜装置
は、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方
を凹部もしくは凸部によって構成すると共に、他方を前
記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって構成
したものである。従って、このような簡単な形状構成
によって、それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜
の回転を正逆いずれの方向にも確実に阻止することがで
きる。
は、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか一方
を凹部もしくは凸部によって構成すると共に、他方を前
記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって構成
したものである。従って、このような簡単な形状構成
によって、それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜
の回転を正逆いずれの方向にも確実に阻止することがで
きる。
【0021】また、請求項3に記載のミシンの釜装置
は、前記ストッパが、その基端部を中心として回動可能
に装置され、そのストッパの基端部を、前記中釜の係合
部を挟んで、その中釜の回転中心の反対側に配置したも
のである。従って、前記ストッパが中釜の係合部に作用
する力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向となるの
で、そのストッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作
用することがなく、中釜の踊りが発生するようなことは
ない。
は、前記ストッパが、その基端部を中心として回動可能
に装置され、そのストッパの基端部を、前記中釜の係合
部を挟んで、その中釜の回転中心の反対側に配置したも
のである。従って、前記ストッパが中釜の係合部に作用
する力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向となるの
で、そのストッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作
用することがなく、中釜の踊りが発生するようなことは
ない。
【0022】また、請求項4に記載のミシンの釜装置
は、前記ストッパの基端部を、前記中釜の係合部を中心
としてその係合部と中釜の回転中心とを通る直線から正
回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以内の範囲
に配置したものである。従って、前記ストッパが中釜の
係合部に作用する力の作用方向は中釜の回転方向と略同
方向となるので、そのストッパの力が中釜の半径方向に
はほとんど作用することがなく、中釜の踊りが発生する
ようなことはない。
は、前記ストッパの基端部を、前記中釜の係合部を中心
としてその係合部と中釜の回転中心とを通る直線から正
回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以内の範囲
に配置したものである。従って、前記ストッパが中釜の
係合部に作用する力の作用方向は中釜の回転方向と略同
方向となるので、そのストッパの力が中釜の半径方向に
はほとんど作用することがなく、中釜の踊りが発生する
ようなことはない。
【0023】また、請求項5に記載のミシンの釜装置
は、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源か
ら動力を得て前記ストッパを移動するリンク機構によっ
て構成したものである。従って、前記ストッパを確動さ
せることができるので、常に正確な作動タイミングのも
とにストッパを作動することができ、しかも、その
ストッパの作動構成を簡略化することかできる。
は、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源か
ら動力を得て前記ストッパを移動するリンク機構によっ
て構成したものである。従って、前記ストッパを確動さ
せることができるので、常に正確な作動タイミングのも
とにストッパを作動することができ、しかも、その
ストッパの作動構成を簡略化することかできる。
【0024】また、請求項6に記載のミシンの釜装置
は、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源か
ら動力を得て前記ストッパを駆動するカム或いは偏心輪
によって構成したものである。従って、前記ストッパを
確実に作動することができると共に、そのストッパの
作動構成を簡略化することかできる。しかも、カム形状
を最適化することによってストッパと中釜の係合部衝突
速度を遅くすることができるので、充分な低騒音化を図
ることができる。
は、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動源か
ら動力を得て前記ストッパを駆動するカム或いは偏心輪
によって構成したものである。従って、前記ストッパを
確実に作動することができると共に、そのストッパの
作動構成を簡略化することかできる。しかも、カム形状
を最適化することによってストッパと中釜の係合部衝突
速度を遅くすることができるので、充分な低騒音化を図
ることができる。
【0025】また、請求項7に記載のミシンの釜装置
は、前記カム或いは偏心輪を、前記外釜と一体的に回転
可能に構成したものである。従って、常に正確な作動タ
イミングのもとにストッパを作動することができる。
は、前記カム或いは偏心輪を、前記外釜と一体的に回転
可能に構成したものである。従って、常に正確な作動タ
イミングのもとにストッパを作動することができる。
【0026】また、請求項8に記載のミシンの釜装置
は、前記ストッパを常には前記中釜の係合部に当接する
方向に付勢するばね手段を備えたものである。従って、
常に前記ストッパと中釜の係合部との係合を確実に保っ
て、その中釜の盲動を確実に阻止しつつ、前記ストッパ
の機能を正確に果たすことができる。
は、前記ストッパを常には前記中釜の係合部に当接する
方向に付勢するばね手段を備えたものである。従って、
常に前記ストッパと中釜の係合部との係合を確実に保っ
て、その中釜の盲動を確実に阻止しつつ、前記ストッパ
の機能を正確に果たすことができる。
【0027】さらに、請求項9に記載のミシンの釜装置
は、前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板
によって構成すると共に、常には前記係合部に係合可能
な位置に配置したものである。従って、そのストッパ
を常には前記係合部に係合する位置に配置させる特別な
ばね手段が不要であり、その構成をより簡略化すること
ができる。
は、前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或は薄板
によって構成すると共に、常には前記係合部に係合可能
な位置に配置したものである。従って、そのストッパ
を常には前記係合部に係合する位置に配置させる特別な
ばね手段が不要であり、その構成をより簡略化すること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した実施
の形態を図面を参照して説明する。なお、従来の釜装置
と同様の部分については、同一の名称及び符号を引用
し、その説明を省略する。
の形態を図面を参照して説明する。なお、従来の釜装置
と同様の部分については、同一の名称及び符号を引用
し、その説明を省略する。
【0029】図1は本発明の第1の実施の形態を示す釜
装置の平面図である。ミシン本体の針板8の下方に配置
される釜装置は、水平全回転釜であって、中釜1と外釜
2とを備えている。その外釜2の外周部には、その回転
によって上糸を捕捉する剣先20が形成されている。前
記剣先20によって捕捉された上糸は外釜2の回転に伴
って前記中釜の回りを周回することにより上糸ループを
形成する。一方、前記中釜1には、その中央のボビン支
え6にボビン10が挿通支持されている。そのボビン1
0はボビン押え14によって中釜1内に保持されてい
る。前記中釜1の外周部には、係合部としての凸部60
が形成されている。
装置の平面図である。ミシン本体の針板8の下方に配置
される釜装置は、水平全回転釜であって、中釜1と外釜
2とを備えている。その外釜2の外周部には、その回転
によって上糸を捕捉する剣先20が形成されている。前
記剣先20によって捕捉された上糸は外釜2の回転に伴
って前記中釜の回りを周回することにより上糸ループを
形成する。一方、前記中釜1には、その中央のボビン支
え6にボビン10が挿通支持されている。そのボビン1
0はボビン押え14によって中釜1内に保持されてい
る。前記中釜1の外周部には、係合部としての凸部60
が形成されている。
【0030】また、前記中釜1の回転を阻止するための
ストッパ74がミシン本体に設けられている。前記スト
ッパ74の基端部はミシン本体に固定された垂直なピン
78によって回転自在に取り付けられており、他端には
リンク92がリンクピン94で回転自在に取付けられて
いる。前記ストッパ74には、前記中釜1の係合部とし
ての凸部60に係合して前記中釜1の回転を阻止するた
めの凹部72が形成されている。また、前記外釜2の軸
には本発明の駆動手段を構成する偏心輪90が一体に形
成され、前記リンク92の他端が前記偏心輪90に回転
自在に嵌合連結されている。そして、ストッパ74の回
転中心である前記ピン78は、前記中釜1の凸部60を
挟んで、その中釜1の回転中心の反対側に配置されてい
る。そして、さらに詳細には、前記中釜1の凸部60を
中心としてその凸部60と中釜1の回転中心とを通る直
線から正回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以
内の範囲に配置されている。
ストッパ74がミシン本体に設けられている。前記スト
ッパ74の基端部はミシン本体に固定された垂直なピン
78によって回転自在に取り付けられており、他端には
リンク92がリンクピン94で回転自在に取付けられて
いる。前記ストッパ74には、前記中釜1の係合部とし
ての凸部60に係合して前記中釜1の回転を阻止するた
めの凹部72が形成されている。また、前記外釜2の軸
には本発明の駆動手段を構成する偏心輪90が一体に形
成され、前記リンク92の他端が前記偏心輪90に回転
自在に嵌合連結されている。そして、ストッパ74の回
転中心である前記ピン78は、前記中釜1の凸部60を
挟んで、その中釜1の回転中心の反対側に配置されてい
る。そして、さらに詳細には、前記中釜1の凸部60を
中心としてその凸部60と中釜1の回転中心とを通る直
線から正回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以
内の範囲に配置されている。
【0031】従って、前記外釜2が回転すると、偏心輪
90の回転によってリンク92の一端に取付けられたリ
ンクピン94がピン78を回転中心として揺動駆動さ
れ、同時にストッパ74もピン78を回転中心として揺
動駆動される。すると、ストッパ74に取付けられた凹
部72が図1のFG方向に揺動する。
90の回転によってリンク92の一端に取付けられたリ
ンクピン94がピン78を回転中心として揺動駆動さ
れ、同時にストッパ74もピン78を回転中心として揺
動駆動される。すると、ストッパ74に取付けられた凹
部72が図1のFG方向に揺動する。
【0032】このとき、図1に示されるように、偏心輪
90がリンクピン94側に偏心している状態では、前記
ストッパ74の凹部72は最もG方向に引かれており、
前記中釜1の凸部60とストッパ74の凹部72とは最
も接近して緩く嵌合したような状態で係合し、中釜1の
回転を阻止している。一方、外釜2が回転し、偏心輪9
0がリンクピン94の反対側に偏心している状態では、
ストッパ74がF方向に揺動して、その凹部72が凸部
60に対して同図の二点鎖線図示位置に変位する。この
とき、中釜1は外釜2との間の摩擦トルクによって外釜
2の回転方向に回転し始めるが、その回転の立ち上がり
速度は外釜2の回転速度に比べて非常に遅いので、中釜
1の凸部60とストッパ74の凹部72との間には隙間
が形成され、上糸ループのすり抜けを抵抗なく許容す
る。
90がリンクピン94側に偏心している状態では、前記
ストッパ74の凹部72は最もG方向に引かれており、
前記中釜1の凸部60とストッパ74の凹部72とは最
も接近して緩く嵌合したような状態で係合し、中釜1の
回転を阻止している。一方、外釜2が回転し、偏心輪9
0がリンクピン94の反対側に偏心している状態では、
ストッパ74がF方向に揺動して、その凹部72が凸部
60に対して同図の二点鎖線図示位置に変位する。この
とき、中釜1は外釜2との間の摩擦トルクによって外釜
2の回転方向に回転し始めるが、その回転の立ち上がり
速度は外釜2の回転速度に比べて非常に遅いので、中釜
1の凸部60とストッパ74の凹部72との間には隙間
が形成され、上糸ループのすり抜けを抵抗なく許容す
る。
【0033】以上のように構成された本実施例の釜装置
によれば、前記外釜2が矢印A方向に回転することによ
り、その剣先20によって上糸が捕捉され、その上糸が
中釜1を周回することによって上糸ループが形成され、
その上糸ループが前記中釜1の凸部60とストッパ74
の凹部72との係合部分まで進むと、外釜2と同期回転
している偏心輪90がストッパ74の凹部72を矢印F
方向へ揺動させ、そのストッパ74の凹部72と中釜1
の凸部60との間に作られた隙間を上糸ループが抵抗な
く容易、かつ円滑にすり抜ける。
によれば、前記外釜2が矢印A方向に回転することによ
り、その剣先20によって上糸が捕捉され、その上糸が
中釜1を周回することによって上糸ループが形成され、
その上糸ループが前記中釜1の凸部60とストッパ74
の凹部72との係合部分まで進むと、外釜2と同期回転
している偏心輪90がストッパ74の凹部72を矢印F
方向へ揺動させ、そのストッパ74の凹部72と中釜1
の凸部60との間に作られた隙間を上糸ループが抵抗な
く容易、かつ円滑にすり抜ける。
【0034】そして、外釜2がさらに回転すると、スト
ッパ74の凹部72が矢印G方向へ戻る。前記ストッパ
74の凹部72は、外釜2との間の摩擦トルクによって
外釜2の回転方向に回転し始めた中釜1の凸部60を捉
え、外釜2の回転方向とは逆方向に回転させる。このと
き、中釜1の凸部60には、接触点Oにおいてベクトル
OHの力が作用する。中釜1を外釜2の回転方向と逆に
回転させるように作用する力は、中釜1の接線方向のベ
クトルOMの力であり、ベクトルOHからベクトルOM
を引いた残りのベクトルONは、図13に示す従来例で
は非常に大きな力であったが、本実施の形態では図1に
示すように小さく、中釜1の不規則振動は発生しない。
ストッパ74が原位置へ復帰すると、ストッパ74の凹
部72が中釜1の凸部60に係合し、中釜1の回転が阻
止される。
ッパ74の凹部72が矢印G方向へ戻る。前記ストッパ
74の凹部72は、外釜2との間の摩擦トルクによって
外釜2の回転方向に回転し始めた中釜1の凸部60を捉
え、外釜2の回転方向とは逆方向に回転させる。このと
き、中釜1の凸部60には、接触点Oにおいてベクトル
OHの力が作用する。中釜1を外釜2の回転方向と逆に
回転させるように作用する力は、中釜1の接線方向のベ
クトルOMの力であり、ベクトルOHからベクトルOM
を引いた残りのベクトルONは、図13に示す従来例で
は非常に大きな力であったが、本実施の形態では図1に
示すように小さく、中釜1の不規則振動は発生しない。
ストッパ74が原位置へ復帰すると、ストッパ74の凹
部72が中釜1の凸部60に係合し、中釜1の回転が阻
止される。
【0035】以上説明した本実施例によれば、従来の如
き中釜止めと針板のストッパとの衝突によって発生して
いた耳障りな騒音が発生しなくなる。図5は、本発明の
釜装置を組付けたミシンの騒音と従来の釜装置を組付け
たミシンの騒音とを比較した図である。上段の従来の釜
装置を組付けたミシンの騒音では、上軸1回転中に2
回、中釜止めと針板のストッパとの衝突に起因する衝撃
音が見られる。下段の本発明の釜装置を組付けたミシン
の騒音では、それが全く見られず、衝突音が発生してい
ないことがわかる。
き中釜止めと針板のストッパとの衝突によって発生して
いた耳障りな騒音が発生しなくなる。図5は、本発明の
釜装置を組付けたミシンの騒音と従来の釜装置を組付け
たミシンの騒音とを比較した図である。上段の従来の釜
装置を組付けたミシンの騒音では、上軸1回転中に2
回、中釜止めと針板のストッパとの衝突に起因する衝撃
音が見られる。下段の本発明の釜装置を組付けたミシン
の騒音では、それが全く見られず、衝突音が発生してい
ないことがわかる。
【0036】また、中釜1が外釜2内で不規則に振動す
る、所謂中釜の踊りも発生しないので、上糸ループの糸
抜けの悪化もなく、縫製物の糸締りが良好になる。
る、所謂中釜の踊りも発生しないので、上糸ループの糸
抜けの悪化もなく、縫製物の糸締りが良好になる。
【0037】次に、本発明を具体化した第2の実施の形
態を図2に基いて説明する。なお、前記第1の実施の形
態と同一の部分については同一の名称及び符号を引用
し、その説明は省略する。
態を図2に基いて説明する。なお、前記第1の実施の形
態と同一の部分については同一の名称及び符号を引用
し、その説明は省略する。
【0038】前記第1の実施の形態では、リンク92を
使ってストッパ74の動作を外釜2と同期させる構成と
したが、本実施形態では、外釜2とカム80とを各プー
リ81,83及びベルト82を介して連動させる構成と
した。
使ってストッパ74の動作を外釜2と同期させる構成と
したが、本実施形態では、外釜2とカム80とを各プー
リ81,83及びベルト82を介して連動させる構成と
した。
【0039】前記外釜2とストッパ74との間において
ミシン本体には、本発明の駆動手段としてのカム80が
垂直な軸線の回りに回動可能に設置され、その周面の一
部に外側に突出したカム凸部80Aが形成され、他の周
面部分は真円部80Bとされる。そのカム80の下側に
は前記カム80よりも径が大きい従動プーリ81が固定
されている。前記従動プーリ81は、前記外釜2と一体
化された駆動プーリ83とベルト82を介して連結さ
れ、かつ前記駆動プーリ83と等しい外径に設定されて
いる。
ミシン本体には、本発明の駆動手段としてのカム80が
垂直な軸線の回りに回動可能に設置され、その周面の一
部に外側に突出したカム凸部80Aが形成され、他の周
面部分は真円部80Bとされる。そのカム80の下側に
は前記カム80よりも径が大きい従動プーリ81が固定
されている。前記従動プーリ81は、前記外釜2と一体
化された駆動プーリ83とベルト82を介して連結さ
れ、かつ前記駆動プーリ83と等しい外径に設定されて
いる。
【0040】従って、前記外釜2が回転すると、前記ベ
ルト82を介してカム80が同期回転し、そのカム80
のカム凸部80Aが前記ストッパ74に対して係合、解
離することによりそのストッパ74が図2のFG方向に
揺動する。このとき、図2に示すように、カム80のカ
ム凸部80Aがストッパ74に当接した状態では、前記
中釜1の係合部60と前記ストッパ74の凹部72とは
最も接近して緩く嵌合したような状態で係合し、中釜1
の回転を阻止している。一方、カム80の真円部80B
がストッパ74に当接した状態では、ストッパ74がば
ね76の作用によってG方向に揺動して、その凹部72
が凸部60に対して二点鎖線図示位置に変位し、上糸ル
ープのすり抜けを抵抗なく許容する。
ルト82を介してカム80が同期回転し、そのカム80
のカム凸部80Aが前記ストッパ74に対して係合、解
離することによりそのストッパ74が図2のFG方向に
揺動する。このとき、図2に示すように、カム80のカ
ム凸部80Aがストッパ74に当接した状態では、前記
中釜1の係合部60と前記ストッパ74の凹部72とは
最も接近して緩く嵌合したような状態で係合し、中釜1
の回転を阻止している。一方、カム80の真円部80B
がストッパ74に当接した状態では、ストッパ74がば
ね76の作用によってG方向に揺動して、その凹部72
が凸部60に対して二点鎖線図示位置に変位し、上糸ル
ープのすり抜けを抵抗なく許容する。
【0041】また、針板8には中釜止め3に対する外釜
2の回転方向のストッパ9aが設けられており、前記ス
トッパ74の凹部72が中釜1の凸部60を開放したと
きに、何らかの原因で中釜1が必要以上に回ってしまわ
ないように規制している。
2の回転方向のストッパ9aが設けられており、前記ス
トッパ74の凹部72が中釜1の凸部60を開放したと
きに、何らかの原因で中釜1が必要以上に回ってしまわ
ないように規制している。
【0042】この第2の実施形態によれば、前記第1の
実施形態と同様の作用、効果を得ることができることは
勿論、カムの形状をうまく設定することにより、ストッ
パ74の凹部72の動作を、F方向に速くG方向にゆっ
くり動かすことができる。これによって、ストッパ74
の凹部72と中釜1の凸部60の衝突速度を遅くするこ
とができるので、前記第1の実施形態よりさらに騒音低
減を図ることが可能である。
実施形態と同様の作用、効果を得ることができることは
勿論、カムの形状をうまく設定することにより、ストッ
パ74の凹部72の動作を、F方向に速くG方向にゆっ
くり動かすことができる。これによって、ストッパ74
の凹部72と中釜1の凸部60の衝突速度を遅くするこ
とができるので、前記第1の実施形態よりさらに騒音低
減を図ることが可能である。
【0043】次に、本発明を具体化した第3の実施の形
態を図3に基いて説明する。なお、前記各実施形態と同
一の部分については同一の名称及び符号を引用し、その
説明は省略する。
態を図3に基いて説明する。なお、前記各実施形態と同
一の部分については同一の名称及び符号を引用し、その
説明は省略する。
【0044】本実施の形態は、外釜2の軸に駆動手段を
構成する偏心輪85を一体的に形成し、この偏心輪85
の外周面に対して、ピン78を支点として揺動するスト
ッパ74をばね76の作用により圧接させたものであ
る。この実施形態の場合、前記偏心輪85がストッパ7
4側に偏心している状態では、そのストッパ74の凹部
72が中釜1の凸部60から離隔し、逆に、図3に示さ
れるように、偏心輪85がストッパ74の反対側に偏心
している状態では、そのストッパ74の凹部72が中釜
1の凸部60に係合して中釜1の回転を阻止するように
している。また、この状態のときには、偏心輪85がス
トッパ74に摺動しないように、ストッパ100によっ
てストッパ74の戻りを規制している。これによって摩
耗を減らしたり、ストッパ74の駆動タイミングを最適
に設定できる。
構成する偏心輪85を一体的に形成し、この偏心輪85
の外周面に対して、ピン78を支点として揺動するスト
ッパ74をばね76の作用により圧接させたものであ
る。この実施形態の場合、前記偏心輪85がストッパ7
4側に偏心している状態では、そのストッパ74の凹部
72が中釜1の凸部60から離隔し、逆に、図3に示さ
れるように、偏心輪85がストッパ74の反対側に偏心
している状態では、そのストッパ74の凹部72が中釜
1の凸部60に係合して中釜1の回転を阻止するように
している。また、この状態のときには、偏心輪85がス
トッパ74に摺動しないように、ストッパ100によっ
てストッパ74の戻りを規制している。これによって摩
耗を減らしたり、ストッパ74の駆動タイミングを最適
に設定できる。
【0045】この第3の実施の形態によれば、前記第2
の実施の形態と同様の作用、効果を、カムより安価な偏
心輪を用いて得ることができる。そして、駆動機構を簡
素化でき、より簡単な構成とすることができる。
の実施の形態と同様の作用、効果を、カムより安価な偏
心輪を用いて得ることができる。そして、駆動機構を簡
素化でき、より簡単な構成とすることができる。
【0046】次に、本発明を具体化した第4の実施の形
態を図4に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一
の部分については同一の名称及び符号を引用し、その説
明は省略する。
態を図4に基いて説明する。なお、前記各実施例と同一
の部分については同一の名称及び符号を引用し、その説
明は省略する。
【0047】本実施の形態は、第2の実施形態におい
て、ストッパ74を弾性的に撓み得るワイヤ或いは薄板
によって構成したものである。このワイヤ或いは薄板の
基端部は保持部材88によってミシン本体に固定され、
また、その開放端部には凹部72が形成されている。
て、ストッパ74を弾性的に撓み得るワイヤ或いは薄板
によって構成したものである。このワイヤ或いは薄板の
基端部は保持部材88によってミシン本体に固定され、
また、その開放端部には凹部72が形成されている。
【0048】この第4の実施の形態のものも、前記各実
施例のものと同様の作用、効果を得ることができる。そ
して、この構成ではばね手段を不要とするので、より簡
単な構成とすることができる。
施例のものと同様の作用、効果を得ることができる。そ
して、この構成ではばね手段を不要とするので、より簡
単な構成とすることができる。
【0049】なお、従来の中釜1の釜止め部と針板8の
ストッパ部はなくしてしまっても構わないが、第2の実
施形態のように、中釜1の釜止め部3と外釜2の回転方
向のストッパ9aのみを設けておいてもよい。また、従
来のミシンとの互換性を保つために、針板8のストッパ
9a、9bの両方共残しておいても構わない。その場
合、中釜1の動作範囲を確保するために、中釜1の釜止
め部3の幅は従来より狭くすることが望ましい。
ストッパ部はなくしてしまっても構わないが、第2の実
施形態のように、中釜1の釜止め部3と外釜2の回転方
向のストッパ9aのみを設けておいてもよい。また、従
来のミシンとの互換性を保つために、針板8のストッパ
9a、9bの両方共残しておいても構わない。その場
合、中釜1の動作範囲を確保するために、中釜1の釜止
め部3の幅は従来より狭くすることが望ましい。
【0050】本発明は、以上詳述した実施例に限定され
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
るものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種
々の変更を加えることができる。
【0051】前記各実施例によれば、カム80や偏心輪
90の駆動源として、外釜2から動力を得るようにした
が、そのカム80や偏心輪90の駆動タイミングを考慮
して、下軸等の既存の運動部材や、単独の駆動モータ等
を用いてもよい。
90の駆動源として、外釜2から動力を得るようにした
が、そのカム80や偏心輪90の駆動タイミングを考慮
して、下軸等の既存の運動部材や、単独の駆動モータ等
を用いてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のミシンの釜装置によれば、前
記外釜が回転することにより、その外釜の内側に支持さ
れた中釜が外釜の回転に伴って同方向に連れ回りしよう
とするが、その中釜の係合部にストッパが係合している
ので、その中釜の回転が前記外釜の回転方向は勿論、そ
の反対方向にも確実に阻止することができ、そして、
縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ルー
プが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記駆
動手段がストッパを前記係合部から離隔する方向に駆動
するので、その中釜の係合部と前記ストッパとの間に一
時的に隙間が生じ、この隙間を上糸ループが抵抗なく
すり抜けることができる。上糸ループがすり抜けた
後、前記ストッパは早急に原位置に復帰して中釜の係合
部に係合し、中釜の回転を阻止することができる。そし
て、特に、前記ストッパが中釜の係合部に作用する力の
作用方向は中釜の回転方向と略同方向となり、そのスト
ッパの力が中釜の半径方向にほとんど作用することがな
く、中釜の踊りが発生するようなことはない。しかも、
前記係合に伴う騒音の発生を大幅に低減することがで
きる。
発明の請求項1に記載のミシンの釜装置によれば、前
記外釜が回転することにより、その外釜の内側に支持さ
れた中釜が外釜の回転に伴って同方向に連れ回りしよう
とするが、その中釜の係合部にストッパが係合している
ので、その中釜の回転が前記外釜の回転方向は勿論、そ
の反対方向にも確実に阻止することができ、そして、
縫目の形成に際して前記中釜の回りを周回する上糸ルー
プが前記係合部の位置を通過する所定の時期に、前記駆
動手段がストッパを前記係合部から離隔する方向に駆動
するので、その中釜の係合部と前記ストッパとの間に一
時的に隙間が生じ、この隙間を上糸ループが抵抗なく
すり抜けることができる。上糸ループがすり抜けた
後、前記ストッパは早急に原位置に復帰して中釜の係合
部に係合し、中釜の回転を阻止することができる。そし
て、特に、前記ストッパが中釜の係合部に作用する力の
作用方向は中釜の回転方向と略同方向となり、そのスト
ッパの力が中釜の半径方向にほとんど作用することがな
く、中釜の踊りが発生するようなことはない。しかも、
前記係合に伴う騒音の発生を大幅に低減することがで
きる。
【0053】また、請求項2に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか
一方を凹部もしくは凸部によって構成すると共に、他方
を前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって
構成したので、このような簡単な形状構成によって、
それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜の回転を正
逆いずれの方向にも確実に阻止することができる。
よれば、前記中釜の係合部と前記ストッパとのいずれか
一方を凹部もしくは凸部によって構成すると共に、他方
を前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部によって
構成したので、このような簡単な形状構成によって、
それ等両者の嵌合状態を確実に維持して中釜の回転を正
逆いずれの方向にも確実に阻止することができる。
【0054】また、請求項3に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記ストッパが、その基端部を中心として回動
可能に装置され、そのストッパの基端部を、前記中釜の
係合部を挟んで、その中釜の回転中心の反対側に配置し
たので、前記ストッパが中釜の係合部に作用する力の作
用方向は中釜の回転方向と略同方向となるので、そのス
トッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作用すること
がなく、中釜の踊りが発生するようなことはない。
よれば、前記ストッパが、その基端部を中心として回動
可能に装置され、そのストッパの基端部を、前記中釜の
係合部を挟んで、その中釜の回転中心の反対側に配置し
たので、前記ストッパが中釜の係合部に作用する力の作
用方向は中釜の回転方向と略同方向となるので、そのス
トッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作用すること
がなく、中釜の踊りが発生するようなことはない。
【0055】また、請求項4に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記ストッパの基端部を、前記中釜の係合部を
中心としてその係合部と中釜の回転中心とを通る直線か
ら正回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以内の
範囲に配置したので、前記ストッパが中釜の係合部に作
用する力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向とな
り、そのストッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作
用することがなく、中釜の踊りが発生するようなことは
ない。
よれば、前記ストッパの基端部を、前記中釜の係合部を
中心としてその係合部と中釜の回転中心とを通る直線か
ら正回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜以内の
範囲に配置したので、前記ストッパが中釜の係合部に作
用する力の作用方向は中釜の回転方向と略同方向とな
り、そのストッパの力が中釜の半径方向にはほとんど作
用することがなく、中釜の踊りが発生するようなことは
ない。
【0056】また、請求項5に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動
源から動力を得て前記ストッパを移動するリンク機構に
よって構成したので、前記ストッパを確動させることが
でき、常に正確な作動タイミングのもとにストッパを作
動することができ、しかも、そのストッパの作動構
成を簡略化することかできる。
よれば、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動
源から動力を得て前記ストッパを移動するリンク機構に
よって構成したので、前記ストッパを確動させることが
でき、常に正確な作動タイミングのもとにストッパを作
動することができ、しかも、そのストッパの作動構
成を簡略化することかできる。
【0057】また、請求項6に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動
源から動力を得て前記ストッパを駆動するカム或いは偏
心輪によって構成したので、前記ストッパを確実に作動
することができると共に、そのストッパの作動構成を
簡略化することかできる。しかも、カム形状を最適化す
ることによってストッパと中釜の係合部衝突速度を遅く
することができるので、充分な低騒音化を図ることがで
きる。
よれば、前記駆動手段を、前記所定の時期に適宜の駆動
源から動力を得て前記ストッパを駆動するカム或いは偏
心輪によって構成したので、前記ストッパを確実に作動
することができると共に、そのストッパの作動構成を
簡略化することかできる。しかも、カム形状を最適化す
ることによってストッパと中釜の係合部衝突速度を遅く
することができるので、充分な低騒音化を図ることがで
きる。
【0058】また、請求項7に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記カム或いは偏心輪を、前記外釜と一体的に
回転可能に構成したので、常に正確な作動タイミングの
もとにストッパを作動することができる。
よれば、前記カム或いは偏心輪を、前記外釜と一体的に
回転可能に構成したので、常に正確な作動タイミングの
もとにストッパを作動することができる。
【0059】また、請求項8に記載のミシンの釜装置に
よれば、前記ストッパを常には前記中釜の係合部に当接
する方向に付勢するばね手段を備えたので、常に前記ス
トッパと中釜の係合部との係合を確実に保って、その中
釜の盲動を確実に阻止しつつ、前記ストッパの機能を正
確に果たすことができる。
よれば、前記ストッパを常には前記中釜の係合部に当接
する方向に付勢するばね手段を備えたので、常に前記ス
トッパと中釜の係合部との係合を確実に保って、その中
釜の盲動を確実に阻止しつつ、前記ストッパの機能を正
確に果たすことができる。
【0060】さらに、請求項9に記載のミシンの釜装置
によれば、前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或
は薄板によって構成すると共に、常には前記係合部に係
合可能な位置に配置したので、そのストッパを常には
前記係合部に係合する位置に配置させるための特別な
ばね手段が不要であり、その構成をより簡略化すること
ができる。
によれば、前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイヤ或
は薄板によって構成すると共に、常には前記係合部に係
合可能な位置に配置したので、そのストッパを常には
前記係合部に係合する位置に配置させるための特別な
ばね手段が不要であり、その構成をより簡略化すること
ができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態のミシンの釜装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のミシンの釜装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のミシンの釜装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のミシンの釜装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図5】本発明の釜装置を組付けたミシンの騒音と従来
の釜装置を組付けたミシンの騒音とを比較した図であ
る。
の釜装置を組付けたミシンの騒音とを比較した図であ
る。
【図6】従来のミシンの中釜を装着した状態での外釜の
斜視図である。
斜視図である。
【図7】従来のミシンの釜装置の分解斜視図である。
【図8】従来のミシンの針板の斜視図である。
【図9】従来の2本針ミシンの釜装置の構成を示す平面
図である。
図である。
【図10】従来の釜装置により上糸が繰出される状況を
説明するための平面図である。
説明するための平面図である。
【図11】同じく従来の釜装置により下糸が繰出される
状況を説明するための平面図である。
状況を説明するための平面図である。
【図12】図9のE−E線における断面図である。
【図13】従来のミシンの釜装置の他の形態を説明する
ための平面図である。
ための平面図である。
1 中釜 2 外釜 60 凸部 72 凹部 74 ストッパ 76 ばね 78 ピン 80 カム 82 ベルト 85 偏心輪 90 偏心輪 92 リンク
Claims (9)
- 【請求項1】 一軸線の周りに回転可能に支持された外
釜と、その外釜の内側にその外釜に対して相対的に回転
可能に支持され、かつその外周縁部に係合部を備えた中
釜と、前記中釜の係合部に当接することにより、前記中
釜が外釜の回転に伴って同方向に連れ回りすることを阻
止するストッパと、縫目の形成に際して前記中釜の回り
を周回する上糸ループが前記係合部の位置を通過する所
定の時期に、前記ストッパを前記中釜の係合部から一時
的に解放すべく移動する駆動手段とを備えたミシンの釜
装置において、 前記ストッパの移動方向を、前記中釜の係合部の回動方
向と略等しい方向に設定したことを特徴とするミシンの
釜装置。 - 【請求項2】 前記中釜の係合部と前記ストッパとのい
ずれか一方を凹部もしくは凸部によって構成すると共
に、他方を前記一方に嵌合するように凸部もしくは凹部
によって構成したことを特徴とする請求項1に記載のミ
シンの釜装置。 - 【請求項3】 前記ストッパは、その基端部を中心とし
て回動可能に装置し、 そのストッパの基端部を、前記中釜の係合部を挟んで、
その中釜の回転中心の反対側に配置したことを特徴とす
る請求項1もしくは2に記載のミシンの釜装置。 - 【請求項4】 前記ストッパの基端部を、前記中釜の係
合部を中心としてその係合部と中釜の回転中心とを通る
直線から正回転方向及び逆回転方向にそれぞれ約30゜
以内の範囲に配置したことを特徴とする請求項3に記載
のミシンの釜装置。 - 【請求項5】 前記駆動手段は、前記所定の時期に適宜
の駆動源から動力を得て前記ストッパを移動するリンク
機構によって構成したことを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかに記載のミシンの釜装置。 - 【請求項6】 前記駆動手段は、前記所定の時期に適宜
の駆動源から動力を得て前記ストッパを駆動するカム或
いは偏心輪によって構成したことを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載のミシンの釜装置。 - 【請求項7】 前記カム或いは偏心輪を、前記外釜と一
体的に回転可能に構成したことを特徴とする請求項6に
記載のミシンの釜装置。 - 【請求項8】 前記ストッパを常には前記中釜の係合部
に当接する方向に付勢するばね手段を備えたことを特徴
とする請求項1乃至7のいずれかに記載のミシンの釜装
置。 - 【請求項9】 前記ストッパを、弾性的に撓み得るワイ
ヤ或は薄板によって構成すると共に、常には前記係合部
に係合可能な位置に配置したことを特徴とする請求項1
乃至4にいずれかに記載のミシンの釜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220896A JPH09253368A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ミシンの釜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7220896A JPH09253368A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ミシンの釜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09253368A true JPH09253368A (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13482600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7220896A Pending JPH09253368A (ja) | 1996-03-27 | 1996-03-27 | ミシンの釜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09253368A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105796C (zh) * | 1997-10-13 | 2003-04-16 | 重机株式会社 | 缝纫机的开放装置 |
| KR100722641B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2007-05-28 | 쥬키 가부시키가이샤 | 수평 가마의 오프너 장치 |
-
1996
- 1996-03-27 JP JP7220896A patent/JPH09253368A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1105796C (zh) * | 1997-10-13 | 2003-04-16 | 重机株式会社 | 缝纫机的开放装置 |
| KR100722641B1 (ko) * | 2000-12-20 | 2007-05-28 | 쥬키 가부시키가이샤 | 수평 가마의 오프너 장치 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050121 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050927 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051128 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060425 |