JPH08324164A - リライタブル記録カード - Google Patents

リライタブル記録カード

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Publication number
JPH08324164A
JPH08324164A JP7156658A JP15665895A JPH08324164A JP H08324164 A JPH08324164 A JP H08324164A JP 7156658 A JP7156658 A JP 7156658A JP 15665895 A JP15665895 A JP 15665895A JP H08324164 A JPH08324164 A JP H08324164A
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JP
Japan
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card
reversible
layer
information display
irreversible
Prior art date
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Pending
Application number
JP7156658A
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English (en)
Inventor
Makoto Mori
真 森
Kazumi Suzuki
一己 鈴木
Akira Suzuki
明 鈴木
Masaki Yoshino
正樹 吉野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 福引カード利用者の関心を引くに必要な情報
を低コストで、且つ簡易に表示でき、カードの有価価値
や有価物のレベルをランクアップしていく過程でカード
を作り直す必要がなく、可逆性感熱記録部を有するカー
ドであって、何度も書き換えを行うことができる、例え
ば福引カード等の利用価値の高いカードを提供するこ
と。 【構成】 可逆的可視情報表示部と不可逆的可視情報表
示部とを有する記録材料において、該記録材料はカード
状に加工されており、前記可逆的可視情報表示部と前記
不可逆的可視情報表示部とが積層及び/又は隣接され、
前記可逆的可視情報表示部に予め形成される情報と前記
不可逆的可視情報表示部に形成される情報とが組合わさ
れて完成画像として表示されることを特徴とするリライ
タブル記録カード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単情報が複数組み合わ
されて画像として表示されるリライタブル記録カードに
関し、特に、商店街の福引にて有用なリライタブル記録
カードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、商店街の福引きにおいて、印
字タイプのカードは使われている。これは、その場1回
きりで結果がでてしまう。また、カード1枚で何度も印
字させるならば、細かく文字・記号などを書いていかざ
るを得ない。その結果、福引きをする客の楽しみは広が
らず、また、福引きをするために買い物をしにくるとい
う販売促進にも、充分に結果が上がってこない。これ
は、スタンプ等不可逆的かつ単純な情報を副情報として
表示するにすぎないためでもある。
【0003】一方、福引カードに限らず一般的に、現代
社会における有価価値カード類の発行済枚数は極めて多
く例えばテレホンカードや所謂オレンジカードのような
交通機関の切符販売カードの如きプリペイドカードだけ
でも10億枚以上、クレジットカードや銀行のキャッシ
ュカードやIDカード等のカード類を加えると20億枚
をはるかに越える枚数のカードが発行され使用されてい
ると言われているが、これらの大部分はデジタル情報を
記録するためのものであり、したがってクレジットカー
ドやその他のカードの利用時においても、表示機能がな
いために別にハードコピーを必要としている場合が非常
に多い。記録媒体に磁気記録層やICチップやバーコー
ド印刷、あるいは熱転写によるバーコードや光ディスク
メモリを利用した光カード等が主に使用され、利用者が
記録された情報を肉眼で見て興味を覚えるような可視像
情報はデジタル情報記録層とは別に印刷または写真法に
より設けられるのが普通であるが、この可視像が次々に
変わるカード類は極めて少なく、カードに表示機能を持
たせたいという要望は高い。このため、その一つの実現
手段として、ICカードなどに液晶表示デバイス及び薄
型の電池を内蔵させて表示機能を持たせ、且つ、電卓に
もなるといった多機能カードなども検討されているが、
電池の必要なことや、カードコストがかなり高くなるこ
とから、カードの手軽さに対する問題を有している。そ
のためか、例えば福引カードであって書き換え可能な可
視像を有するものを本発明者らは見聞したことがない。
【0004】福引カードではないが、例えば、特開昭6
2ー233186号公報、特開平4−33676号公
報、特開平4−164475公報及び特開平6−310
27号公報には、支払い金額データ及び獲得得点データ
が記録されたカードを使用して遊技を行うカード式のゲ
ーム機が記載されており、特開昭4−67879号公報
には再記録可能であって使い捨てにならないカードを遊
技機に使用することが記載されており、特開昭4−30
7084号公報及び特開昭5−237254号公報に
は、カード処理機が玉貸カードから有価価値の一部を引
き落し、引き落した有価価値に相当する打玉が遊技機に
供給される遊技場設備が記載されており、特開平5−1
77051号公報には、共通カード発行会社から発行さ
れて各遊技場に出荷され予め情報を書き込んでいても良
いしあるいは遊技場内の共通カード販売機で販売すると
き情報を書き込んでも良い共通カードに記録されている
有価価値を使用して遊技機で遊技し、その結果遊技者の
所有となった得点が持点カードに記録され、その持点カ
ードに記録されている得点に相当する有価価値が景品カ
ードに記録され、その景品カードに記録されている有価
価値を使用して景品交換を可能にすると共に、景品カー
ドに記録されている有価価値(残額)を使用して遊技者
が遊技場内の共通カード販売機により共通カードを購入
でき、その共通カードを使用して遊技を再度行うことが
できる遊技場施設が記載されているが、これらのカード
類における記録媒体は磁気記録層である。支持体の磁気
記録塗工面の反対側に可視像を設ける場合も、せいぜ
い、有価価値カードの残存価値を意味する星印等の小さ
い符号を設ける程度のものであった。例えば特開昭4−
242683号公報及び特開昭6−71039号公報に
は遊技場で使用する景品カード及びポイントカードにつ
いて裏面側に磁気記録用ストライブ状の塗布層を設け磁
気記録用ストライブ状の塗布層が形成された個所の表面
側には可視像表示部を形成することが記載されている
が、この可視像表示部には鉄粉が封入されておりこの鉄
粉がこぼれないように表面側を透明プレートで覆い、裏
面側の磁気記録用ストライブ状塗工層が磁化された部分
にのみ表面側に封入された鉄粉が付着してその鉄粉によ
り可視表示できるようにするものにすぎない。このよう
な鉄粉による可視像表示の難点は明らかである。また、
特開昭62−135394号公報には電圧制御のカー効
果を有する強誘電体透光性材料を用いた表示デバイスと
ICカードなどを組み合わせた情報記憶カードが提案さ
れているが、画像表示はカー効果による光の微小な偏光
角度を利用したものなので、コントラストが低く、しか
も表示面を指などでこすって電荷が逃げたりすると、表
示が消えてしまうなど未だ完全なものではない。また現
実の最大の問題点はその高コストであり、商店街の福引
きにおいて普遍的に消費できるレベルまでには流通して
いない。
【0005】福引きカードではないが、例えば、特開昭
4−3287号公報には、裏面にカードの有価価値量の
ための情報と残存有価価値量が零になったときカード処
理機の加熱手段を作動させるための情報とを保持する磁
気記録層を有し表面に通常の画像が印刷された領域と感
熱発色インキが印刷された小領域とを有するプリペイド
カードを、カード処理機で処理してその残存有価価値量
が零になったときにのみ感熱発色インキが印刷された小
領域を発色させることが記載されているが、これは福引
カードでないばかりでなく、感熱発色インキの発色は不
可逆的な可視像を形成するに過ぎない。可逆的な情報を
保持する記録媒体としては、先に述べたように、磁気記
録層やICチップやバーコード印刷、あるいは熱転写に
よるバーコードや光ディスクメモリを利用した光カード
等が主に使用され、利用者が記録された情報を肉眼で見
て興味を覚えるような可視像情報はデジタル情報記録層
とは別に印刷または写真法により設けられるのが普通で
あってこの可視像が次々に変わり、加えて、書き換え可
能すなわち像消去及び/又は書き足し可能なカード類は
ほとんどない。これは、スタンプ等不可逆的かつ単純な
情報を副情報として表示するにすぎないためでもある。
長期間使用でき、可視像が次々に変わる福引きカードさ
えも本発明者らの知る限りほとんどない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の福引カード等のカード類における前記問題点を改善
し、利用者の関心を引くに必要な情報を低コストで、且
つ簡易に表示でき、しかも摩擦によっても容易に消えな
い高コントラストの表示画像が得られる情報記憶カード
を提供することにあり、また、カードの有価価値や有価
物のレベルをランクアップしていく過程でカードを作り
直す必要がなく、可逆性感熱記録部を有するカードであ
って、何度も書き換えを行うことができ、1枚のカード
を媒体として商店街と客が対話することができ、かつ、
販売促進結果のあるい例えば福引カード等を提供するこ
とにあり、さらに、カードにおける主情報として、デジ
タル情報でなく、カード利用者が興味を持つような相互
関係のある複数の可逆的可視像の組合せを幾通りも極く
簡単な処理操作により形成可能とし、カードの利用価値
を高めることにある。
【0007】
【発明を解決するための手段】このような本発明の目的
は、「可逆的可視情報表示部と不可逆的可視情報表示部
とを有する記録材料において、該記録材料はカード状に
加工されており、前記可逆的可視情報表示部と前記不可
逆的可視情報表示部とが積層及び/又は隣接され、前記
可逆的可視情報表示部に形成される可逆的情報と前記不
可逆的可視情報表示部に形成される不可逆的情報とが組
み合わされて完成画像として表示されることを特徴とす
るリライタブル記録カード」、「可逆的可視情報表示部
と不可逆的可視情報表示部とを有する記録材料におい
て、該記録材料はカード状に加工されており、前記可逆
的可視情報表示部と前記不可逆的可視情報表示部とが積
層及び/又は隣接され、磁気記憶部、ICチップ及び/
又は書き換え可能なバーコードが設けられ、前記可逆的
可視情報表示部に形成される可逆的情報と前記不可逆的
可視情報表示部に形成される一定の不可逆的情報とが組
み合わされて完成画像として表示されることを特徴とす
るリライタブル記録カード」、「可逆的可視情報表示部
と不可逆的可視情報表示部とを有する記録材料におい
て、該記録材料はカード状に加工されており、前記可逆
的可視情報表示部と前記不可逆的可視情報表示部とが積
層及び/又は隣接され、磁気記憶部、ICチップ及び/
又は書き換え可能なバーコードが設けられ、前記可逆的
可視情報表示部に複数回に亘って順次形成される可逆的
情報と前記不可逆的可視情報表示部に予め印刷又は印字
により形成される不可逆的情報とが組み合わされて完成
画像として表示されることを特徴とするリライタブル記
録カード」、「可逆的可視情報表示部と不可逆的可視情
報表示部とを有する記録材料において、該記録材料はカ
ード状に加工されており、前記可逆的可視情報表示部と
前記不可逆的可視情報表示部とが積層及び/又は隣接し
ており、磁気記憶部、ICチップ及び/又は書き換え可
能なバーコードが設けられ、前記可逆的可視情報表示部
に複数回に亘って順次形成される可逆的情報と前記不可
逆的可視情報表示部に予め印刷又は印字により形成され
る不可逆的情報とが組み合わされて有価価値及び/又は
有価物を表わす完成画像として表示されることを特徴と
するリライタブル記録カード」、「可逆的可視情報表示
部と不可逆的可視情報表示部とを有する記録材料におい
て、該記録材料はカード状に加工されており、前記可逆
的可視情報表示部と前記不可逆的可視情報表示部とが積
層及び/又は隣接しており、前記可逆的可視情報表示部
に複数回に亘って順次形成される可逆的情報と前記不可
逆的可視情報表示部に予め印刷又は印字により形成され
る不可逆的情報とが組み合わされて有価価値及び/又は
有価物を表わす完成画像として表示され、前記不可逆的
情報に組み合わされる前記不可逆的情報の違いにより有
価価値及び/又は有価物を表わす該完成画像が複数存在
することすることを特徴とするリライタブル記録カー
ド」及び「可逆的可視情報表示部と不可逆的可視情報表
示部とを有する記録材料において、該記録材料はカード
状に加工されており、前記可逆的可視情報表示部と前記
不可逆的可視情報表示部とが積層及び/又は隣接してお
り、磁気記憶部、ICチップ及び/又は書き換え可能な
バーコードが設けられ、前記可逆的可視情報表示部に複
数回に亘って順次形成される可逆的情報と前記不可逆的
可視情報表示部に予め印刷又は印字により形成される不
可逆的情報とが組み合わされて有価価値及び/又は有価
物を表わす完成画像として表示され、前記不可逆的情報
に組み合わされる前記不可逆的情報の違いにより有価価
値及び/又は有価物を表わす該完成画像が複数存在し、
福引に用いられることを特徴とするリライタブル記録カ
ード」により達成される。
【0008】本発明者等は、可逆的感熱記録材料所謂サ
ーモクロミック材料の特異な性質、画像の与える高級
感、画像形成処理の簡便さ、形成された画像の耐久性特
に引掻傷の発生し難さ等に着目し、可逆的感熱記録材料
の改良、用途開発等について長年研究してきたが、今
般、幾つかの技術的改善の結果、可逆的感熱記録材料の
前記のような長所を充分発揮するリライタブル記録カー
ドを完成した。以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】本発明のリライタブル記録カードは、
(1)使用する可逆的感熱記録材料の特性、及び(2)
カードに記録される情報、の2点によって特徴づけれら
れる。
【0010】本発明のリライタブル記録カードは、支持
体上に可逆的感熱層を有するものであるが、このような
可逆的感熱層は、図17(a)に示される温度−透明度
特性を有するものと、図17(b)に示される温度−透
明度特性を有するものとの2つの種類に分けることがで
きる。図17(a)に示されるものについて説明する
と、樹脂母材と、この樹脂母材中に分散された有機低分
子物質とを主成分とする記録層は例えばT0以下の常温
で白濁不透明状態にある。これをT1〜T2間の温度に加
熱すると、透明になり、この状態で再びT0以下の常温
に戻しても透明のままである。これは温度T1〜T2間か
ら温度T0以下に至るまでに有機低分子物質が半溶融状
態を経て多結晶から単結晶へと結晶が成長するためと考
えられる。更にT2以上の温度に加熱すると、最大透明
度と最大不透明度との中間の半透明状態になる。次にこ
の温度を下げていくと、再び透明状態をとることなく最
初の白濁不透明状態に戻る。
【0011】これは温度T2以上で有機低分子物質が溶
融後冷却されることにより多結晶が析出するためである
と考えられる。なお、この不透明状態のものをT0〜T1
間の温度に加熱した後、常温、即ちT0以下の温度に冷
却した場合には透明と不透明との間の状態をとることが
できる。また前記、常温で透明になったものも再びT2
以上の温度に加熱し、常温に戻せば、再び白濁不透明状
態に戻る。即ち常温で不透明及び透明の両形態及びその
中間状態をとることができる。従ってこのような可逆性
感熱記録層表面を例えばサーマルヘッドで選択的に加熱
し、透明地に白濁画像、または白濁地に透明画像を形成
することができる。またこのような画像形成及び消去は
何回も繰り返すことが可能である。また、この可逆性記
録層は圧力によっても画像形成を行うことができる。こ
の場合の画像形成原理は次のとおりである。最初、記録
層は例えば白濁不透明状態にあるとする。このような白
濁状態の記録層を加圧すると透明状態となり、更に加熱
すると最大透明度と最大不透明度との中間の半透明状態
となる。次に温度を下げると最初の白濁不透明状態に戻
る。このものに再び圧力を加えると、透明状態となる。
従って、例えばこのような記録層を有する可逆性記録材
料全体を加熱後、常温に冷却して白濁不透明化し、例え
ばドットインパクトプリントヘッドで画像状に圧力を加
えれば透明画像が形成される。この場合も画像形成及び
消去は何回も繰り返すことが可能である。
【0012】逆に、図17(b)のタイプの記録材料に
おいては、透明(無色)状態(D)若しくは白濁(発
色)状態(A)の記録材料は記録材料を例えばマトリッ
クス形成材料の溶融点温度まで加熱すると透明(無色)
状態になり、これを室温まで冷却すると透明(無色)状
態のまま固定される。透明(無色)状態(D)若しくは
白濁(発色)状態(A)の記録材料を例えば57℃〜6
8℃の温度に加熱すると白濁(発色)状態になりこれを
室温まで冷却すると白濁(発色)状態のまま固定され
る。図17(a)に示されるタイプのものとしては、よ
り低い第1の温度に加熱後冷却すると透明になり、より
高い第2の温度に加熱後冷却すると白濁する(特開平3
−169590号公報参照)もの、および、より低い第
一の特定温度で黒、赤、青等に発色し、より高い第二の
特定温度で消色するもの(特開平2−188293号公
報、特開平2−188294号公報参照)などがあり、
一方、図17(b)に示されるタイプのものとしては、
より高い第1の温度に加熱後冷却すると透明になり、よ
り低い第2の温度に加熱後冷却すると白濁する(特開平
3−169590号公報等参照)もの、および、より高
い第1の温度に加熱後冷却すると消色し、より低い第2
の温度に加熱後冷却すると黒、赤、青等に発色する(特
開平2−188293号公報、特開平2−188294
号公報、特開平5−124360号公報等参照)ものが
挙げられる。
【0013】本発明のリライタブル記録カードは、記録
部分として上記のような可逆的感熱層の他に、磁気記憶
層、ICチップ及び/又は書換可能なバーコードを設け
たものをその範囲に包含し、さらに、支持体上に光反射
層を設けたもの及び/又は記録層上に保護層を設けたも
のを包含する。また、可逆的感熱層の他に着色層を設け
その上に可逆的感熱層を有するものが、可逆的可視像を
目視し易くするために好ましい。この場合、着色層を可
視光に対する反射率の異なる2種以上の部位からなるも
のとすることができる。
【0014】本発明のリライタブル記録カードの不可逆
的可視情報表示部に形成される不可逆的情報は、可逆的
感熱記録層の支持体上に予め記録しておいてもよいし、
可逆的感熱記録層が複数積層して設けられる場合には両
感熱層の中間に設けられる中間層に予め施しておいても
よいし、或いは最上部感熱層上に保護層が設けられる場
合には該保護層に施してもよい。また、施される基質や
層が親油性の熱塑性樹脂である場合には親油性インクベ
ヒクルを使用して、親水性ベヒクルである場合には親水
性インクベヒクルを用いて、例えば印刷により形成する
ことができ、さらに、保護層が例えば熱硬化性樹脂であ
る場合には、可塑剤を含む浸透性インクベヒクルを用い
て形成することができる。また、不可逆的像を形成する
他の従来公知の印字方法により感熱層自体に、及び基質
や中間層や保護層に積層状態で形成することができる。
【0015】特に、本発明のリライタブル記録カード
が、書換可能なバーコードを設けたものである場合には
反射率の異なる2種以上の部位からなるものとすること
が好ましい。というのは、人間が目視する場合には、例
えば白濁状態の画像部と着色状態の非画像部とは光量差
に加えて色調差があり、かつ、目視する角度によっては
非画像部からの過度の反射光によるグレアがなくなるの
で可逆的可視像を目視し易くするが、一方、これを反射
濃度計やバーコード読取り装置のような装置で読み取る
場合には、通常、光を斜めから入射させ面に対し垂直方
向にセンサーを置き読み取ることになり、これは、とり
もなおさず、着色層により可視光の少なくとも一部が吸
収されコントラストが低くなった結果を計測するに過ぎ
ないためである。而して、本発明のリライタブル記録カ
ードにおける着色層は、可視光に対する反射率の異なる
2種以上の部位からなり、かつ、その少なくとも一方の
部位が可視光を吸収する層であり、他の少なくとも一部
が可視光を反射する層からなるものとして、目視でも画
像を認識しやすく、かつ、装置による測定でも高コント
ラストが得られるものすることができる。
【0016】可逆性(可逆的)感熱層においてバーコー
ドを読み取るのに必要な高いコントラストを得るには、
有機低分子物質の平均粒子径が0.1〜2.0μmの範
囲にあることが好ましく、より適切な白濁度になる。こ
れは、この可逆性感熱記録カードの記録、消去が有機低
分子物質の単結晶状態と多結晶状態という結晶状態の差
異により光散乱、光透過を利用するプロセスであるの
で、光散乱、透過を起こさせるための結晶成長やその効
果は自ずと樹脂母材中に分散された有機低分子物質の粒
子径に依存するためと推定されている。即ち、有機低分
子物質の結晶性の変化(単結晶⇔多結晶)は有機低分子
物質と樹脂母材との相互作用が考えられ、粒子の大きさ
により樹脂母材との相互作用の大きさに差が生じ、透明
状態と白濁状態の変化の度合いに差が発生するものと考
えられている。そして、分散された有機低分子物質の平
均粒子径が大きくなればなるほど多結晶状態になり難く
なり、光を散乱させる効果が小さくなって、白濁度が低
下してコントラストが低くなり、逆に、分散された有機
低分子物質の平均粒子径が小さくなればなるほど結晶の
成長において分散されたマトリックス中で多結晶状態を
形成しにくくなり、この場合も白濁度が低下してコント
ラストが低くなるためと考えられる。さらに、バーコー
ドを読み取る関係から、有機低分子物質の粒子の平均粒
子径がバーコードを読み取る際の光源の波長の1/8か
ら2倍までの範囲にあるとき、バーコードの読み取り時
のコントラストがさらに向上する。こうした現象が何故
生じるかはいまだに明らかにされていないが、大よそ次
のように推察されている。即ち、白濁度つまり光の散乱
度は有機低分子物質粒子中の結晶の大きさで決まると考
えられ、さらにこの結晶の大きさは有機低分子物質粒子
の大きさで決まってくると考えられる。これは、有低分
子物質粒子の大きさにより、樹脂母材とその樹脂母材中
に分散されている有機低分子物質との界面の面積が決ま
り、この界面の面積から樹脂母材と有機低分子物質との
相互作用の強さが決まり、その相互作用の強さが粒子中
の結晶の大きさに影響を与えるためと推測されている。
また、ある波長の光を一番散乱しやすい結晶の大きさが
あり、これは個々の材料によって異なるが、光の波長よ
り小さい結晶がその波長の光を散乱しやすい。つまり、
有機低分子物質の平均粒子径がバーコードを読み取る光
の波長の1/8から2倍までの範囲にあるとき白濁状態
の有機低分子物質粒子中の多結晶の個々の結晶の大きさ
がその波長の光を最も散乱しやすい大きさになっている
ものと考えられている。前記の平均粒子径が読み取り光
源の波長の1/8未満となると、散乱効果が減少し、白
濁度が下がり、コントラストが減少し、逆に、2倍を越
えると樹脂母材と有機低分子物質の界面の表面積が減少
し、樹脂母材と有機低分子物質との相互作用が減少し、
有機低分子物質粒子中の結晶の制御がしにくくなると考
えられており、白濁度が下がり、コントラストが減少す
る。なお、有機低分子物質の粒径を制御する方法として
は貧溶媒の混入、記録層形成液塗工時の加熱乾燥の制
御、分散性を制御するための界面活性剤の添加等が考え
られるがこれらに限定されるものではない。
【0017】ところで、従来バーコードを読み取るため
の光源の波長は600nm以上と規定され(JIS B
9550)、通常600nmから1000nmの範囲の
波長の光源が用いられている。具体的にはLED(66
0nm及び940nmの波長のものが良く用いられ
る)、レーザー(He−Neレーザーで600nm、半
導体レーザーで680nm、780nm、及び960n
mが良く用いられる)が挙げられる。
【0018】本発明のリライタブル記録カードにおける
バーコード表示体によれば、上記したような660nm
以上の波長の光源を用いてバーコードを読み取ることは
勿論可能であるが、より短い波長の光源を用いることも
でき、むしろ短い波長の光源を用いた方がより高いコン
トラストが得られる。例えば、400〜600nmの光
を用いれば、600nm〜10000nmの光に比べ、
コントラストは最大で2倍近くになる。これは波長の短
い光の方が有機低分子物質に対する屈折率が大きくな
り、光の散乱が増え、そのため白濁度が向上するためで
あると考えられる。
【0019】なお、ここでいう「バーコード」とは、光
の強弱や波長の変化等の光学的変化を可視光の波長域で
あってもなくても情報として認識しうるものであって書
き換え可能なものであればどのようなものであってもよ
い。従って、二次元バーコード、OCR、カルラコード
に代表される他の光学的認識パターン表示体をも包含す
る。
【0020】本発明のリライタブル記録カードでは、着
色層と可逆的感熱層との間に低屈折率層を設けることに
より、白濁状態の感熱層を透過した光はその感熱層と低
屈折率との界面で反射する割合が増えるため、コントラ
ストを向上させることができるようになる。低屈折率の
材料としては、可逆性感熱層に用いられる樹脂より屈折
率のものならなんでもよいが、ASTM、D542測定
法で屈折率1.5以下のものが好ましく、更には1.4
以下のものが好ましい。例えばポリプロピレン(屈折率
1.49)、ポリ−メチルベンゼン−1(屈折率1.4
65)、メタクリル樹脂(屈折率1.49)、四フッ化
エチレン樹脂(屈折率1.35)、フッ化ビニリデン樹
脂(屈折率1.42)、ポリアセタール(屈折率1.4
8)、セルロースアセテート(屈折率1.33)、空気
(屈折率1.0)等が挙げられる。
【0021】また、本発明のリライタブル記録カードで
は、磁気記録層を設けることにより、磁気記録した情報
の一部を感熱層上に表示することができる等、このリラ
イタブルカードの利便性が向上する。磁気記録層は可逆
的感熱層の反対面の支持体が着色層と支持体層との間に
設けることができる。磁気記録層が着色層をかねること
も可能である。磁気記録層としては通常用いられる酸化
鉄、バリウムフェライト等と樹脂が用いられる。
【0022】磁気記録の他に、IC、光メモリ、光磁気
メモリ等の情報記憶部を設け、記憶された情報の一部を
必要に応じ可逆性感熱層に表示することも可能である。
ICチップを組み込んだ具体例は、後に詳細に説明され
る。
【0023】支持体としては通常プラスチックフィルム
で例えばPET、ポリ塩化ビニル、ポリアセテートやそ
れらの中に(特に白色)を分散したもの等が用いられ
る。透明支持体としては支持体と同じ材料のプラスチッ
クフィルムが用いられるが、光透過率は50%以上が好
ましく、さらに、70%以上特に80%以上が好まし
い。支持体の厚さは、0.1〜5mm程度が好ましく
0.15〜1mmが更に好ましい。透明支持体の厚さは
20μm〜500μm程度が好ましく30〜200μm
が更に好ましい。着色層の厚さは100Å〜5μmが更
に好ましい。
【0024】また、可逆的感熱層上には可逆的感熱層を
保護するために保護層を設けることができる。可逆的感
熱層上に積層する保護層(厚さ0.1〜5μm)の材料
としては、シリコーン系ゴム、シリコーン樹脂(特開昭
63−221087号公報に記載)、ポリシロキサング
ラフトポリマー(特開昭62−15250号に記載)や
紫外線硬化樹脂又は電子線硬化樹脂(特開昭63−31
0600号に記載)等が挙げられる。いずれの場合も、
塗布時に溶剤を用いるが、その溶剤は、可逆的感熱層の
樹脂ならびに有機低分子物質を溶解しにくいほうが望ま
しい。感熱層の樹脂及び有機低分子物質を溶解しにくい
溶剤としてはn−ヘキサン、メチルアルコール、エチル
アルコール、イソプロピルアルコール等が挙げられる。
特にアルコール系の溶剤がコスト面から望ましい。
【0025】更にまた、保護層形成液の溶剤やモノマー
成分等から可逆的感熱層を保護するために、保護層と可
逆的感熱層との間に中間層を設けることができる。(特
開平1−133781号公報に記載)中間層の材料とし
ては可逆的感熱層中の樹脂母材として挙げたものの他に
下記のような熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂が使用可能で
ある。即ち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、
ポリウレタン、飽和ポリエステル、不飽和ポリエステ
ル、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアミド等が挙げられる。中間層の厚さは0.1
〜2μmくらいが好ましい。
【0026】本発明のリライタブル記録カードの各層の
形成法は次のとおりである。まず着色層は着色剤及び樹
脂バインダーを主成分とする溶液または分散液を対象面
に塗布、乾燥するか、或いは単に着色シートを貼合わせ
ることにより形成される。ここで着色剤としては上層の
可逆性感熱記録層の透明及び白濁の変化を反射画像とし
て認識できればよく、赤、黄、青、紺、紫、黒、茶、
灰、橙、緑などの色や銀、金など光を反射するような色
を有する染料、顔料、金属粉等が使用される。また樹脂
バインダーとしては各種熱可塑性、熱硬化性または紫外
線硬化性樹脂が使用される。
【0027】可逆性感熱記録層は一般に(1)樹脂母
材、有機低分子物質の2成分を溶解した溶液、または樹
脂母材の溶液(溶液としては有機低分子物質を溶解しな
いものを用いる。)に有機低分子物質を微粒子状に分散
してなる分散液を対象面上に塗布、乾燥するか、あるい
は前記2成分を溶剤の存在又は不存在下に、必要あれば
加熱しながら、混練し、これをシート状に成形し、それ
自体を感熱記録シートとすることにより作られる。なお
いずれの場合も必要に応じて感熱記録層上にシリコン樹
脂、フッ素樹脂等の樹脂保護層を設けたり、あるいは各
種の図案や文字等を印刷することができる。溶剤として
はテトラヒドロフラン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭素、エタノー
ル、トルエン、ベンゼン等が挙げられる。なお分散液を
使用した場合は勿論であるが、溶液や混練物を使用した
場合も得られる感熱記録層中では有機低分子物質は微粒
子として析出し、分散状態で存在する。
【0028】感熱記録層に使用される樹脂母材は有機低
分子物質を均一に分散保持した層を形成すると共に、最
大透明時の透明度に影響を与える材料である。このため
母材は透明性がよく、機械的に安定で、且つ成膜性のよ
い樹脂が好ましい。このような樹脂としてはポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビニル−アクリ
レート共重合体等の塩化ビニル系共重合体;ポリ塩化ビ
ニリデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル共重合体等の塩化ビニリ
デン系共重合体;ポリエステル;ポリアミド;ポリアク
リレートまたはポリメタクリレートあるいはアクリレー
ト−メタクリレート共重合体、シリコン樹脂等が挙げら
れる。これらは単独であるいは2種以上混合して使用さ
れる。
【0029】一方、有機低分子物質としては感熱記録層
中で温度により多結晶から単結晶に変化するものであれ
ばよく、一般に融点30〜200℃、好ましくは50〜
150℃程度のものが使用される。このような有機低分
子物質としてはアルカノール;アルカンジオール;ハロ
ゲンアルカノールまたはハロゲンアルカンジオール;ア
ルキルアミン;アルカン;アルケン;アルキン;ハロゲ
ンアルカン;ハロゲンアルケン;ハロゲンアルキン;シ
クロアルカン;シクロアルケン;シクロアルキン;飽和
または不飽和モノまたはジカルボン酸またはこれらのエ
ステル、アミド、またはアンモニウム塩;飽和または不
飽和ハロゲン脂肪酸またはこれらのエステル、アミド、
またはアンモニウム塩;アリルカルボン酸またはそれら
のエステル、アミドまたはアンモニウム塩;ハロゲンア
リルカルボン酸またはそれらのエステル、アミドまたは
アンモニウム塩;チオアルコール;チオカルボン酸また
はそれらのエステル、アミド、またはアンモニウム塩;
チオアルコールのカルボン酸エステル等が挙げられる。
これらは単独でまたは2種以上混合して使用される。こ
れらの化合物の炭素数は10〜60、好ましくは10〜
38、特に10〜30が好ましい。エステル中のアルコ
ール基部分は飽和していても飽和していなくてもよく、
またハロゲン置換されていてもよい。いずれにしても有
機低分子物質は分子中に酸素、窒素、硫黄及びハロゲン
の少なくとも1種、例えば−OH−、COOH、−CO
NH、−COOR、−NH、−NH2、−S−、−S−
S−、−O−、ハロゲン等を含む化合物であることが好
ましい。
【0030】さらに具体的には、これらの化合物にはラ
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラキン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル、ラウリン酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドデシル等の高級脂肪酸のエ
ステル;
【0031】
【化1】
【0032】
【化2】
【0033】
【化3】
【0034】
【化4】
【0035】
【化5】
【0036】
【化6】
【0037】
【化7】
【0038】
【化8】
【0039】
【化9】
【0040】
【化10】
【0041】
【化11】
【0042】
【化12】
【0043】
【化13】
【0044】
【化14】 等のエーテル又はチオエーテル等である。中でも本発明
では高級脂肪酸、特にパルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、リグノセリン酸、等の炭素数16以上の高級脂
肪酸が好ましく、炭素数16〜24の高級脂肪酸が更に
好ましい。
【0045】なお、感熱記録層中の有機低分子化合物と
樹脂母材との割合は、重量比で2:1〜1:16程度が
好ましく、1:1〜1:5が更に好ましい。母材の比率
がこれ以下になると有機低分子物質を母材中に保持した
膜を形成することが困難となり、またこれ以上になると
有機低分子物質の量が少ないため不透明化が困難にな
る。
【0046】感熱記録層には以上の成分の他に、透明画
像の形成を容易にするために界面活性剤、高融点溶剤等
の添加物を添加することができる。これら添加物の具体
例は次のとおりである。
【0047】高融点溶剤の例;リン酸トリブチル、リン
酸トリ−2−エチルヘキシル、リン酸トリフェニル、リ
ン酸トリクレジル、オレイン酸ブチル、フタル酸ジメチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ
ヘプチル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2
−エチルヘキシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジ
オクチルデシル、フタル酸ジイソデシル、フタル酸ブチ
ルベンジル、アジピン酸ジブチル、アジピン酸ジ−n−
ヘキシル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、アジピ
ン酸アルキル610、アゼライン酸ジ−2−エチルヘキ
シル、セバシン酸ジブチル、セバシン酸ジ−2−エチル
ヘキシル、ジエチレングリコールジベンゾエート、トリ
エチレングリコールジ−2−エチルブチラート、アセチ
ルリシノール酸メチル、アセチルリシノール酸ブチル、
ブチルフタリルブチルグリコレート、アセチルクエン酸
トリブチル。
【0048】界面活性剤、その他の添加物の例;多価ア
ルコール高級脂肪酸エステル;多価アルコール高級アル
キルエーテル;多価アルコール高級脂肪酸エステル、高
級アルコール、高級アルキルフェノール、高級脂肪酸高
級アルキルアミン、高級脂肪酸アミド、油脂又はポリプ
ロピレングリコールの低級オレフィンオキサイド付加
物;アセチレングリコール;高級アルキルベンゼンスル
ホン酸のNa、Ca、Ba又はMg塩;高級脂肪酸、芳
香族カルボン酸、高級脂肪族スルホン酸、芳香族スルホ
ン酸、硫酸モノエステル又はリン酸モノ−またはジ−エ
ステルのCa、Ba又はMg塩;低度硫酸化油、ポリ長
鎖アルキルアクリレート;アクリル系オリゴマー;ポリ
長鎖アルキルメタクリレート;長鎖アルキルメタクリレ
ート−アミン含有モノマー共重合体;スチレン−無水マ
レイン酸共重合体;オレフィン−無水マレイン酸共重合
体。
【0049】次に磁気層は磁性材料を対象面に真空蒸
着、スパッタリング等の方法で堆積させるか、あるいは
樹脂バインダーと共に塗布、乾燥することにより形成さ
れる。ここで磁性材料としては、鉄、コバルト、ニッケ
ル等、及びそれらの合金または化合物が挙げられる。ま
た樹脂バインダーとしては着色層の場合と同様、各種熱
可塑性、熱硬化性または紫外線硬化性樹脂が挙げられ
る。なお磁気層上には必要に応じて隠蔽層を設けたり、
あるいは各種の図案や文字等を印刷することができる。
【0050】支持体としてはポリエステルフィルム例え
ばポリエチレンテレフタレート(PET)のような透明
または白色プラスチックフィルム、紙等、またはそれら
の着色物が使用される。
【0051】本発明のリライタブル記録カードは、可逆
的可視情報表示部に順次形成される各情報と前記不可逆
的可視情報表示部に形成される情報とが複数組合わされ
て1画像として表示される点にも特徴がある。これら情
報の内、1部の情報は、可逆的な可視像であり、カード
保有者がカードを利用する度毎に次々に増えていき、か
つ、相互に関係のある可視情報であるため、可逆的感熱
記録材料特有な耐久性や高級感と相俟って、有価価値、
有価物カードとしての保持率、利用率を高める。加え
て、必要に応じ書き換え、消去することができるため、
有価価値、有価物カードとしての利便性をより増大させ
る。
【0052】斯くして、このリライタブル記録カード
は、大きく見易い画像や文字を表現することが可能であ
り、また絵が出現したり消えたりするので、児童等にも
興味を与えだけでなく、可逆性感熱記録層に順次カード
保有者自身の操作、選択の結果施される複数の可視画像
記録処理により、その原画像から発展した新たな画像が
加算的に表示され、最終的な画像の違いにより有価価
値、有価物カードとしての優劣の差が生じる。このリラ
イタブル記録カードの保有者は、途中で画像を変更し他
の有価価値、有価物(例えば景品ポイント、賞品自体)
の獲得を望むなら、定期間内に限ってそのような変更を
可能とすることもできる。そのような場合は、最終画像
が形成された時点で賞品が当初目標としていたものから
違ってくる。従来の福引きカードのように、福引きが1
回きりで終わってしまうか、あるいは何度もやろうとす
るならば、細かい文字・記号を書かざるを得なくなって
しまうということがなく、その結果、福引きをする客の
楽しみは広がり、また、福引きをするために買い物にく
るため販売促進にも充分成果が上がる。可逆性感熱記録
部を有するこのリライタブル記録カードは、何度も書き
換えることができので、1枚のカードを媒体として商店
街と客が対話することができる。そして、このカード
は、前記複数の情報の階層的相互関係が、有価価値及び
/又は有価物を表わす場合に有利でもある。書換えは、
例えば店に備えられたルーレット装置やバーチャルルー
レット装置により、出た目の数、種類で自動的に定まる
有価価値、有価物(例えば獲得ポイント、獲得景品)に
基いて専用プリンタとしてのリーダライタで簡単に行う
ことができる。無論、ルーレット装置やバーチャルルー
レット装置と専用プリンタとしてのリーダライタとを一
体化することができる。
【0053】以下、図面を参照しつつ実施例により本発
明をさらに詳細に説明する。しかしながらこれら実施例
は、本発明を説明するためのものであって、本発明を制
限するためのものではない。
【0054】
【実施例】
実施例1 支持体(11)上の一部に図4に示されるような模様に
黒色UVインキを印刷し、さらに、アルミ反射層(1
2)、可逆性感熱記録層(13)、保護層(14)を設
けてなる図1に示されるフィルムを、図2のようにカー
ド状に加工する。即ち、約188μm厚の白色PETフ
ィルム(東レ社製:ルミラーX−20)上にアルミニウ
ムを蒸着した(光沢度700%)。
【0055】さらにその上に ベヘン酸(日本油脂社製:NAA−22S) 6部 エイコサン2酸(岡村製油社製:SL−20) 4部 フタル酸ジイソデシル 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル〜リン酸エステル共重合体 25部 (電気化学工業社製:♯1000p) THF 150部 トルエン 15部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
15μm厚の感熱層を設ける。
【0056】さらにその上に ポリアミド樹脂(東レ社製:CM8000) 10部 メタノール 90部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
1μm厚の中間層を設ける。さらにその上に ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75%酢酸 10部 ブチル溶液(大日本インク化学社製:ユニディックC7−157) トルエン 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾後80w
/cmのランプで硬化させ約5μm厚のオーバーコート
層を設けて可逆性感熱記録材料を作成した。この可逆性
感熱記録材料を80℃に加熱し感熱層を透明とし、この
シートを図2のようにカード状に加工したものを使用す
る。この例の場合、便宜上書き換え記録部をカード上部
に持ってきているが、この位置はどこであっても差し支
えない。
【0057】また、図1のフィルム構成のものをカード
として示したが、これに代えて、図3に示されるよう
に、透明PETフィルムベース上に、可逆性感熱記録層
(13)、保護層(14)設けてなるフィルムと支持体
(11)とを空気層(16)を介在させた接着層(1
7)で張り合わせたものをカード状に加工して用いるこ
とも可能である。
【0058】この例では最初に、福引きに参加したいと
思った客がカード発行申請をし、カードを受け取る。先
に述べたように、そのカードの書き換え可能表示部には
あらかじめ不可逆画像が図4のように印刷されている。
無論、このような不可逆画像はカードが福引き所や商店
連合会に渡されて後に印字されてもよい。次に、実際に
福引き所でカードに印字させていくのだが、商店街側で
は例えば図5〜図9に示されるように、特賞、1等、2
等、3等、残念賞の5通り、景品とカード上に印字され
る可視情報(絵)を用意しておく。この絵は、一度にカ
ード上に形成されるのではなく、何分割かされて徐々に
形成されていく。また、この例では、ある一定期間内に
絵を完成させないと商品の受取はできないこととする。
例えば、図10に示されるような画像が1回目の印字で
現われたとする。この場合カード保持者から見ても優れ
た景品が、もらえるかどうか判断できないのでこのまま
福引きを継続する。2回目の福引きで図11に示される
ような画像が形成されると、カード保持者は、かえるの
絵が最終的に出てきて、あまり良さそうな景品が期待で
きそうにないと判断すれば、途中で変更し、最初からや
り直すことも可能である。やり直す場合、図4に示され
るような初期状態に戻る。特に、その程度の景品でも構
わないと判断できれば、そのまま続行してもよく、この
場合にはカードを初期状態に戻さない。一方、図4に示
されるような初期状態に戻したカードを再度福引き所で
印字し福引を最初から始めたと仮定する。すると今度は
図12に示されるような画像が形成される。このように
何度か印字させ画像を形成すると、図6のように1等の
ハワイ旅行が当たるのである。
【0059】実施例2 実施例1の場合と同様に、支持体(11)上に、アルミ
反射層(12)、可逆性感熱記録層(13)、保護層
(14)を設け、支持体(11)の裏面に磁気記録層を
設けてなるフィルムを、図2のようにカード状に加工す
る。即ち、約188μm厚の白色PETフィルム(東レ
社製:ルミラーX−20)で印刷し、黒色の着色画像を
設けた。白色PETの残りの部位にアルミニウムを蒸着
する(光沢度700%)。
【0060】さらにその上に ベヘン酸(日本油脂社製:NAA−22S) 6部 エイコサン2酸(岡村製油社製:SL−20) 4部 フタル酸ジイソデシル 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル〜リン酸エステル共重合体 25部 (電気化学工業社製:♯1000p) THF 150部 トルエン 15部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
15μm厚の感熱層を設ける。
【0061】さらにその上に ポリアミド樹脂(東レ社製:CM8000) 10部 メタノール 90部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
1μm厚の中間層を設ける。さらにその上に ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75%酢酸 10部 ブチル溶液(大日本インク化学社製:ユニディックC7−157) トルエン 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾後80w
/cmのランプで硬化させ約5μm厚のオーバーコート
層を設けて可逆性感熱記録シートを作成した。この可逆
性感熱記録シートを80℃に加熱し可逆性感熱層を透明
とする。
【0062】さらに、この可逆性感熱記録シートの裏面
に磁気塗工層を設けた。磁気塗工層は以下の組成よりな
る磁気分散液を、容積が5lのポットミルにて、12時
間分散を行い、 γ−Fe23 100部 ポリカルボン酸ソーダ 6部 水 150部 得られた分散液を下記処方より調合する。 磁気分散液 100部 水 5部 ポリカルボン酸ソーダ 10部 塩化ビニリデンエマルジョン 20部
【0063】得られた磁気塗料を、ポリアミド樹脂(東
レ社製:CM8000)のメタノール溶液下塗層を予め
設けた可逆性感熱記録シートの裏面に、布乾燥重量を4
0g/m2となるように、塗布を行い、更に1500G
の外部磁界の下で配向をして、130℃の恒温槽にて、
乾燥し、このシートを図2の場合と同様にカード状に加
工したものを使用する。その上からサーマルヘッドで加
熱し、黒色の着色層上には画像を試みに形成した。この
画像を目視でみたところ数字はどの角度からも見やすか
った。
【0064】図13に示されるようなこの磁気記録層に
は、カード番号、カード発行データ、会員認証データ、
景品引替記録を設けて、カードの不正使用防止や顧客利
用上のセキュリティを高めるための諸データを記録する
ことができた。この例の場合も、便宜上書き換え記録部
をカード上部に持ってきているが、この位置はどこであ
っても差し支えない。
【0065】無論、この例のカードにおいても、実施例
1の場合と同様に使うことができ、また、他の図柄、他
の確率で、他の有価価値又は有価物を現わす他の福引モ
ードに使うことができる。
【0066】実施例3 実施例1の場合と同様に、支持体(11)上に、アルミ
反射層(12)、可逆性感熱記録層(13)、保護層
(14)を設けてなるフィルムをカード状に加工し、I
Cチップを納める窪み部(24)を形成するとともに、
書き換え記録部を、本発明のリライタブル記録カードが
ICチップを有する場合の1具体例の概念図として示さ
れる図14(a)のようにラベル加工する。この例にお
いても実施例1の場合と同様に、支持体(11)上に、
アルミ反射層(12)、可逆性感熱記録層(13)、保
護層(14)を設けてなるフィルムが、書き換え記録部
として使用された。
【0067】すなわち、この例においては、可逆的感熱
記録カードに書き換え記録部(24)がラベル加工され
るとともに、可逆的感熱記録カードの裏面側には所定箇
所にICチップ埋め込み用窪み部(23)が形成されて
おり、この窪み部(24)に、図14(b)に示される
ようなウェハ(241)が組込まれて固定される。ウェ
ハ(241)は、ウェハ基板(242)上に集積回路
(243)が設けられると共に、この集積回路(24
3)に電気的に接続されている複数の接触端子(24
4)がウェハ基板(242)に設けられる。この接触端
子(244)はウェハ基板(242)の裏面側に露出し
ており、前記の専用プリンタ(カードリーダライタ)が
この接触端子(244)に電気的に接触して所定の情報
を読み出したり書き換えたりできるように構成されてい
る。このリライタブル記録カードの機能例を、図15を
参照しつつ説明する。
【0068】図15(a)は、集積回路(243)を示
す概略の構成ブロック図であり、(b)はRAMの記憶
データの1例を示す構成ブロック図である。集積回路
(233)は、例えばLSIで構成されており、その中
には制御動作を所定の手順で実行することのできるCP
U(245)と、CPU(245)の動作プログラムデ
ータを格納するROM(246)と、必要なデータの書
き込み及び読み出しができるRAM(247)を含む。
さらに集積回路(243)は、入力信号を受けてCPU
(245)に入力データを与えるとともにCPU(24
5)からの出力信号を受けて外部に出力する入出力イン
ターフェース(248)と、図示していないが、パワー
オンリセット回路、クロック発生回路、パルス分周回路
(割込パルス発生回路)、アドレスデコーダ回路とを含
む。CPU(245)は、パルス分周回路から定期的に
与えられる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動
作を実行することが可能となる。また、アドレスデコー
ド回路はCPU(245)からのアドレスデータをデコ
ードし、ROM(246)、RAM(247)、入出力
インターフェース(248)にそれぞれ信号を与える。
入出力インターフェース(248)には、複数(図中で
は8個)の接触端子(244)が接続されており、前記
の専用プリンタ(カードリーダライタ)からの所定デー
タがこの接触端子(244)から入出力インターフェー
ス(248)を介してCPU(245)に入力される。
CPU(235)は、入力信号に応答して、かつROM
(246)内に格納されたプログラムデータに従って、
各動作を行い、かつ、所定のデータ、信号を入出力イン
ターフェース(248)を介してカードリーダライタに
出力する。この例においては、乱数発生のための簡単な
プログラムを、このROM(246)内に予め格納して
おく。これによって、前記複数の情報の異なる組合せに
より複数存在する有価価値又は有価物に相当する各信号
をランダムに発生させることができる。
【0069】図15(b)に示されるように、RAM
(247)は複数の記憶領域(249a)〜(249
f)を含む。例えば領域(249a)にはカード番号が
記憶され、(249b)には例えばカード所有者の氏
名、住所、電話番号等のIDデータが記憶され、領域
(249c)には例えば獲得した有価価値又は有価物に
相当する情報例えば獲得済みの等級が記憶され、領域
(239d)には例えば獲得済みのより上位の有価価値
又は有価物に相当する情報例えば獲得済みのより上位等
級が記憶され、領域(249e)(249f)及び(2
49g)には例えばそれぞれ日付管理コードとそれに対
応した獲得済みの有価価値又は有価物に相当する情報例
えば獲得済みの等級と、獲得済みのより上位の有価価値
又は有価物に相当する情報例えば獲得済みのより上位等
級とが、区別して記憶される。この可逆的感熱記録カー
ドの例は、バーチャルルーレット装置として、出た目の
数、種類で自動的に定まる有価価値、有価物(例えば獲
得ポイント、獲得景品)に基いて専用プリンタとしての
リーダライタで書き換えを簡単に行いたい場合、特に、
バーチャルルーレット装置と専用プリンタとしてのリー
ダライタとを一体化したい場合に、好ましく使用するこ
とができる。
【0070】実施例4 この例においては、図3に示されるような層構造の記録
媒体を初めに作成した。つまり、透明PETフィルム
(15)上に可逆性感熱記録層(13)を設け、この可
逆性感熱記録層(13)上に保護層(14)を実施例1
の場合と同様に作成し、次にこの記録媒体と図4に示さ
れるような存模様印刷を予め施した支持体(11)とし
ての厚手の透明PETフィルムとを貼り合わせた感熱記
録媒体を、以下のようにカード状に加工する。即ち、約
50μm厚の白色PETフィルム(東レ社製:ルミラー
T−60)(光沢度700%)上に ベヘン酸(日本油脂社製:NAA−22S) 6部 エイコサン2酸(岡村製油社製:SL−20) 4部 フタル酸ジイソデシル 3部 塩化ビニル〜酢酸ビニル〜リン酸エステル共重合体 25部 (電気化学工業社製:♯1000p) THF 150部 トルエン 15部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
15μm厚の感熱層を設けた。
【0071】さらにその上に ポリアミド樹脂(東レ社製:CM8000) 10部 メタノール 90部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾燥して約
1μm厚の中間層を設けた。さらにその上に ウレタンアクリレート系紫外線硬化性樹脂の75%酢酸 10部 ブチル溶液(大日本インク化学社製:ユニディックC7−157) トルエン 10部 よりなる溶液をワイヤーバーで塗布し、加熱乾後80w
/cmのランプで硬化させ約5μm厚のオーバーコート
層を設け、これと、約188μm厚の白色PETフィル
ム(東レ社製;ルミラーT−20)を図3に示されるよ
うに、低屈折率層としての空気層(16)を設けて接着
層(17)を介し接着して可逆性感熱記録材料を作成し
た。この可逆性感熱記録材料を80℃に加熱し感熱層を
透明とした。その上からサーマルヘッドで加熱し、黒色
の色層上には画像として数字を形成し、A1蒸着層の上
の感熱記録層(13)にはバーコードを形成した。この
画像を目視でみたところ数字はどの角度からも見やす
く、バーコードはバーコードスキャナーで10回スキャ
ンして10回とも読み取ることができた。
【0072】
【発明の効果】叙上の如く本発明によれば、特に商店街
の福引きカードで、自分の意志により1回きりで抽選を
終わらせることもなく、また、大きく見易い画像や文字
を表現することが可能であるので、上記したとおり、福
引きをする客の楽しみがさらに広がり、福引きをするた
めに買い物をしにくるという販売促進にも充分な効果が
期待できるのである。また絵が出たり消えたりするの
で、児童等にも興味を与え、その結果、販売層の拡大に
もつながる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリライタブルカードの層構成の1例を
示した断面図である。
【図2】本発明のリライタブルカードの平面構成の1例
を示した説明図である。
【図3】本発明のリライタブルカードの層構成の他の例
を示した断面図である。
【図4】本発明のリライタブルカードにおける当初の可
視画像の1例を示した説明図である。
【図5】本発明のリライタブルカードにおける完成画像
の1例を示した説明図である。
【図6】本発明のリライタブルカードにおける完成画像
の他の1例を示した説明図である。
【図7】本発明のリライタブルカードにおける完成画像
のさらに他の1例を示した説明図である。
【図8】本発明のリライタブルカードにおける完成画像
のさらに他の1例を示した説明図である。
【図9】本発明のリライタブルカードにおける完成画像
のさらに他の1例を示した説明図である。
【図10】本発明のリライタブルカードにおける、可逆
的可視情報表示部の情報の1部と不可逆的可視情報表示
部の情報とが組合わされた、完成途上の画像の1例を示
した説明図である。
【図11】本発明のリライタブルカードにおける完成途
上の画像が完成された場合の1例を示した説明図であ
る。
【図12】本発明のリライタブルカードにおける、可逆
的可視情報表示部の他の情報の1部と不可逆的可視情報
表示部の情報とが組合わされた、完成途上の画像の他の
1例を示した説明図である。
【図13】本発明における、磁気記憶部を設けたリライ
タブルカードの1例を示した説明図である。
【図14】本発明における、ICチップを設けたリライ
タブルカードの1例を示した説明図である。
【図15】本発明のICチップを設けたリライタブルカ
ードにおける、ICチップの1機能例を示した説明図で
ある。
【図16】本発明における、書き換え可能なバーコード
を設けたリライタブルカードの1例を示した説明図であ
る。
【図17】本発明において使用する可逆的感熱記録材料
の特性を示した説明図である。
【符号の説明】
11 支持体 12 アルミニウム反射層 13 可逆性感熱記録層 14 保護層 15 透明PETフイルム 16 空気層 17 接着層 22 書き換え記録部 23 不可逆画像 24 ICチップ用窪み部 25 書き換え記録部のラベル加工 26 バーコード 241 ウエハ 242 ウエハ基板 243 集積回路 244 接触端子 245 CPU 246 ROM 247 RAM 248 入出力用インターフェース 249 RAM記憶領域の情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 正樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆的可視情報表示部と不可逆的可視情
    報表示部とを有する記録材料において、該記録材料はカ
    ード状に加工されており、前記可逆的可視情報表示部と
    前記不可逆的可視情報表示部とが積層及び/又は隣接さ
    れ、前記可逆的可視情報表示部に形成される可逆的情報
    と前記不可逆的可視情報表示部に形成される不可逆的情
    報とが組合わされて完成画像として表示されることを特
    徴とするリライタブル記録カード。
  2. 【請求項2】 磁気記憶部、ICチップ及び/又は書き
    換え可能なバーコードが設けられ、福引に用いられるこ
    とを特徴とする請求項1記載のリライタブル記録カー
    ド。
  3. 【請求項3】 前記不可逆的可視情報表示部に形成され
    る不可逆的情報が、予め印字又は印刷されたものであ
    り、前記可逆的可視情報表示部に形成される可逆的情報
    が2回以上の像形成操作により順次形成されるものであ
    り、これら不可逆的可視情報表示部に形成されている不
    可逆的情報及び可逆的可視情報表示部に形成される複数
    の可逆的情報の前記組み合わせ結果が、有価価値及び/
    又は有価物を表わし、前記不可逆的情報に組み合わされ
    る前記可逆的情報の違いにより複数存在することを特徴
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のリラ
    イタブル記録カード。
JP7156658A 1995-06-01 1995-06-01 リライタブル記録カード Pending JPH08324164A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002293066A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Signal Co Ltd:The リサイクルカード及びカード処理装置
WO2002084583A1 (en) * 2001-04-11 2002-10-24 Hasbro International, Inc. Data store and data store operating apparatus

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JP2002293066A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Nippon Signal Co Ltd:The リサイクルカード及びカード処理装置
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