JPH08329570A - 回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法 - Google Patents
回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法Info
- Publication number
- JPH08329570A JPH08329570A JP7130734A JP13073495A JPH08329570A JP H08329570 A JPH08329570 A JP H08329570A JP 7130734 A JP7130734 A JP 7130734A JP 13073495 A JP13073495 A JP 13073495A JP H08329570 A JPH08329570 A JP H08329570A
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- tape
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- guide step
- magnetic head
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/61—Guiding record carrier on drum, e.g. drum containing rotating heads
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープの巻装及び巻脱時に下ドラムの磁気テ
ープの案内段に磁気テープが円滑に治まるようにするた
めに、案内段の面取り部の一部を大きな面取り量の面取
り部を設ける。 【構成】 下ドラム7の案内段4には、小さい面取り量
の面取り部が形成されているが(図示せず)、案内段4
が微小に波打っていることによるこの案内段4の上部に
盛り上がっている部分に、面取り量が大きい所定傾斜角
の面取り部8を設ける。磁気テープ3の回転磁気ヘッド
装置への装脱時、磁気テープ3の下エッジ部が案内段4
からはずれて面取り部8に乗っても、磁気テープ3の曲
がりは小さく、損傷を受けることがない。また、面取り
部8では案内段4の幅が狭いが、小さい面取り量の面取
り部では案内段4の幅が広いので、磁気テープ3は常に
安定に案内段4に当接している。
ープの案内段に磁気テープが円滑に治まるようにするた
めに、案内段の面取り部の一部を大きな面取り量の面取
り部を設ける。 【構成】 下ドラム7の案内段4には、小さい面取り量
の面取り部が形成されているが(図示せず)、案内段4
が微小に波打っていることによるこの案内段4の上部に
盛り上がっている部分に、面取り量が大きい所定傾斜角
の面取り部8を設ける。磁気テープ3の回転磁気ヘッド
装置への装脱時、磁気テープ3の下エッジ部が案内段4
からはずれて面取り部8に乗っても、磁気テープ3の曲
がりは小さく、損傷を受けることがない。また、面取り
部8では案内段4の幅が狭いが、小さい面取り量の面取
り部では案内段4の幅が広いので、磁気テープ3は常に
安定に案内段4に当接している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用並びに家庭用V
TR(ビデオテープレコーダ)の回転磁気ヘッド装置に
おける下ドラムでのテープ案内のための案内部とその加
工方法に関する。
TR(ビデオテープレコーダ)の回転磁気ヘッド装置に
おける下ドラムでのテープ案内のための案内部とその加
工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VTRなどのカセット型磁気記録再生装
置では、図7に示すように、カセット1が装着される
と、このカセット1内の磁気テープ3をテープ引出し部
材6で所定位置まで引き出して回転磁気ヘッド装置2に
斜めに巻き付け、図示するテープ走行路を形成して磁気
テープ3を走行させるように設計されており、回転磁気
ヘッド装置2に設けられた図示しない回転磁気ヘッドに
よって走行する磁気テープ3を走査させることにより、
磁気テープ3上の斜めトラックに情報信号を記録するよ
うにしている。
置では、図7に示すように、カセット1が装着される
と、このカセット1内の磁気テープ3をテープ引出し部
材6で所定位置まで引き出して回転磁気ヘッド装置2に
斜めに巻き付け、図示するテープ走行路を形成して磁気
テープ3を走行させるように設計されており、回転磁気
ヘッド装置2に設けられた図示しない回転磁気ヘッドに
よって走行する磁気テープ3を走査させることにより、
磁気テープ3上の斜めトラックに情報信号を記録するよ
うにしている。
【0003】回転磁気ヘッド装置2は、図8に示すよう
に、同軸状に所定の間隔で対向して配置された円筒状の
上ドラム13と下ドラム7とからなり、上記のように磁
気テープ3上に斜めトラックを形成するために、磁気テ
ープ3を上ドラム13と下ドラム7の外周面に斜めに走
行させる。
に、同軸状に所定の間隔で対向して配置された円筒状の
上ドラム13と下ドラム7とからなり、上記のように磁
気テープ3上に斜めトラックを形成するために、磁気テ
ープ3を上ドラム13と下ドラム7の外周面に斜めに走
行させる。
【0004】この下ドラム7の外周面には、磁気テープ
3を一定のテープ走行路に沿って走行させるために、こ
のテープ走行路に沿って案内段4が設けられており、磁
気テープ3をこの案内段4に確実に沿って回転磁気ヘッ
ド装置2に当接させるようにするために、カセット1か
ら回転磁気ヘッド装置2へ磁気テープ3を引き出すため
のテープ引出し部材6のテープ引出し後の位置や傾斜方
向,傾斜角度は厳密に計算され、計算結果に基づいて取
付け及び調整がなされている。
3を一定のテープ走行路に沿って走行させるために、こ
のテープ走行路に沿って案内段4が設けられており、磁
気テープ3をこの案内段4に確実に沿って回転磁気ヘッ
ド装置2に当接させるようにするために、カセット1か
ら回転磁気ヘッド装置2へ磁気テープ3を引き出すため
のテープ引出し部材6のテープ引出し後の位置や傾斜方
向,傾斜角度は厳密に計算され、計算結果に基づいて取
付け及び調整がなされている。
【0005】特に、小型化及び長時間記録化のために、
厚さが薄い磁気テープ3を使用するVTRでは、磁気テ
ープ3に過大な力が加わらないように、磁気テープ3を
保護することが重要である。民生用VTRにおいては、
小型化のために、回転磁気ヘッド装置2の上下ドラムを
小径となることが多く、使用される磁気テープ3も、そ
の厚さが約7μmと非常に薄いものであって、その曲げ
剛性は非常に小さい。
厚さが薄い磁気テープ3を使用するVTRでは、磁気テ
ープ3に過大な力が加わらないように、磁気テープ3を
保護することが重要である。民生用VTRにおいては、
小型化のために、回転磁気ヘッド装置2の上下ドラムを
小径となることが多く、使用される磁気テープ3も、そ
の厚さが約7μmと非常に薄いものであって、その曲げ
剛性は非常に小さい。
【0006】ところで、回転磁気ヘッド装置2へのテー
プ巻装時や巻脱時に、即ち、磁気テープ3の装脱時に、
図9に示すように、磁気テープ3のエッジが下ドラム7
の案内段4に続くドラム最外周面19に磁気テープ3が
接触したり、乗り上げたりする場合があり、これによっ
て磁気テープ3に傷みが生じ易かった。
プ巻装時や巻脱時に、即ち、磁気テープ3の装脱時に、
図9に示すように、磁気テープ3のエッジが下ドラム7
の案内段4に続くドラム最外周面19に磁気テープ3が
接触したり、乗り上げたりする場合があり、これによっ
て磁気テープ3に傷みが生じ易かった。
【0007】即ち、下ドラム7に設けられる案内段4
は、この下ドラム7の上面からこの案内段4までの距離
がこの案内段4に沿うとともに一定の割合で増加するよ
うに、螺旋状に形成されており、この案内段4が水平と
なるように、回転磁気ヘッド装置2がシャーシ5に傾け
て取り付けられている。従って、この案内段4は、カセ
ット1側からみると、図8に破線4’として示すよう
に、水平な直線として配置されていることになるはずで
あるが、実際には、実線4で示すように、非常にわずか
ではあるが、ほぼ正弦波状に波打ったものとなってい
る。
は、この下ドラム7の上面からこの案内段4までの距離
がこの案内段4に沿うとともに一定の割合で増加するよ
うに、螺旋状に形成されており、この案内段4が水平と
なるように、回転磁気ヘッド装置2がシャーシ5に傾け
て取り付けられている。従って、この案内段4は、カセ
ット1側からみると、図8に破線4’として示すよう
に、水平な直線として配置されていることになるはずで
あるが、実際には、実線4で示すように、非常にわずか
ではあるが、ほぼ正弦波状に波打ったものとなってい
る。
【0008】一方、カセット1は水平に装着されるた
め、カセット1側からみた案内段が図8の破線4’で示
されるように水平な直線状であれば、このカセット1の
装着高さを所定になるように設計することにより、テー
プ引出し部材6によってカセット1から磁気テープ3を
引き出し、そのまま水平な面上でテープ引出し部材6を
移動させるだけで、磁気テープ3の下縁が案内段4’に
精度良く一致するように、磁気テープ3を回転磁気ヘッ
ド装置2に巻き付けることができる。
め、カセット1側からみた案内段が図8の破線4’で示
されるように水平な直線状であれば、このカセット1の
装着高さを所定になるように設計することにより、テー
プ引出し部材6によってカセット1から磁気テープ3を
引き出し、そのまま水平な面上でテープ引出し部材6を
移動させるだけで、磁気テープ3の下縁が案内段4’に
精度良く一致するように、磁気テープ3を回転磁気ヘッ
ド装置2に巻き付けることができる。
【0009】しかし、実際には、案内段は図8に示す実
線4のように波打っているため、上記のように磁気テー
プ3をテーブ引出し部材6で引出して回転磁気ヘッド装
置2に巻き付けようとすると、磁気テープ6の下エッジ
部が案内段4の上方に盛り上がった部分に当接し、さら
にこの磁気テープを下ドラム7の案内段4上部の外周面
(テープ走行面)に押し付けようとすると、図9に示す
ように、磁気テープ3の下エッジ部が案内段4の最外周
面19に乗り上げた状態となる。
線4のように波打っているため、上記のように磁気テー
プ3をテーブ引出し部材6で引出して回転磁気ヘッド装
置2に巻き付けようとすると、磁気テープ6の下エッジ
部が案内段4の上方に盛り上がった部分に当接し、さら
にこの磁気テープを下ドラム7の案内段4上部の外周面
(テープ走行面)に押し付けようとすると、図9に示す
ように、磁気テープ3の下エッジ部が案内段4の最外周
面19に乗り上げた状態となる。
【0010】かかる乗り上げ状態にあっても、磁気テー
プ3が走行開始すると、遂には磁気テープ3の最外周面
19に乗り上げた下エッジ部も案内段4上に乗るように
なるが、それ迄の間磁気テープ3の下エッジ部は曲げら
れた状態で引っ張られることになるから、磁気テープ3
が損傷を受けることになる。かかる損傷は、磁気テープ
3が薄くなるほど大きい。
プ3が走行開始すると、遂には磁気テープ3の最外周面
19に乗り上げた下エッジ部も案内段4上に乗るように
なるが、それ迄の間磁気テープ3の下エッジ部は曲げら
れた状態で引っ張られることになるから、磁気テープ3
が損傷を受けることになる。かかる損傷は、磁気テープ
3が薄くなるほど大きい。
【0011】このような理由から、テープ装脱時でのテ
ープ保護は重要な課題である。
ープ保護は重要な課題である。
【0012】テープ保護の適性化技術として、従来から
用いられているものの1つは、例えば、特開昭63−2
09055号公報に記載されるように、テープ装脱時、
テープ引出し部材6を、1つの水平面上ばかりでなく、
高さも調整しながら、三次元的に移動させ、磁気テープ
3のねじれを防ぎつつ磁気テープ3の下エッジが図8に
示す案内段4上全体に確実に乗るようにして、磁気テー
プ3を回転磁気ヘッド装置2に巻き付けるようにした技
術が知られている。
用いられているものの1つは、例えば、特開昭63−2
09055号公報に記載されるように、テープ装脱時、
テープ引出し部材6を、1つの水平面上ばかりでなく、
高さも調整しながら、三次元的に移動させ、磁気テープ
3のねじれを防ぎつつ磁気テープ3の下エッジが図8に
示す案内段4上全体に確実に乗るようにして、磁気テー
プ3を回転磁気ヘッド装置2に巻き付けるようにした技
術が知られている。
【0013】しかし、かかる従来技術では、上記のよう
に、回転磁気ヘッド装置がシャーシに対して傾斜して取
り付けられていて、テープ引出し部材の移動経路が、回
転磁気ヘッド装置への磁気テープ巻装時あるいは磁気テ
ープ巻脱時にテープ引出し部材が他の部材と干渉するの
をさけるように設計されているため、テープ引出し部材
の移動中の位置制御や姿勢制御が非常に難しいという問
題があった。
に、回転磁気ヘッド装置がシャーシに対して傾斜して取
り付けられていて、テープ引出し部材の移動経路が、回
転磁気ヘッド装置への磁気テープ巻装時あるいは磁気テ
ープ巻脱時にテープ引出し部材が他の部材と干渉するの
をさけるように設計されているため、テープ引出し部材
の移動中の位置制御や姿勢制御が非常に難しいという問
題があった。
【0014】これに対し、特開平6ー84244号公報
には、案内段4全体に沿って大きな面取り量の面取り部
(以下、大きな面取り部という)を設け、上記の問題を
解消しようとする技術が記載されている。
には、案内段4全体に沿って大きな面取り量の面取り部
(以下、大きな面取り部という)を設け、上記の問題を
解消しようとする技術が記載されている。
【0015】即ち、図9に示すように、案内段4には、
従来、案内段4全体に沿ってわずかな面取り量の面取り
部(以下、小さな面取り部という)22が形成されてい
るが、上記特開平6ー84244号公報に記載の技術で
は、この面取り部22全体の面取り量を大きくして一点
鎖線22’で示す大きな面取り部とし、磁気テープ3の
下エッジ部が案内段4からはずれて最外周部19に乗り
上げるようなことになっても、その乗上げ部分は磁気テ
ープ3の面に対して緩やかな傾斜面の大きな面取り部2
2’となるようにしている。このため、磁気テープ3の
乗上げ部分の曲がりが小さくなり、磁気テープ3の損傷
を防止することができる。
従来、案内段4全体に沿ってわずかな面取り量の面取り
部(以下、小さな面取り部という)22が形成されてい
るが、上記特開平6ー84244号公報に記載の技術で
は、この面取り部22全体の面取り量を大きくして一点
鎖線22’で示す大きな面取り部とし、磁気テープ3の
下エッジ部が案内段4からはずれて最外周部19に乗り
上げるようなことになっても、その乗上げ部分は磁気テ
ープ3の面に対して緩やかな傾斜面の大きな面取り部2
2’となるようにしている。このため、磁気テープ3の
乗上げ部分の曲がりが小さくなり、磁気テープ3の損傷
を防止することができる。
【0016】従って、テープ装脱時には、テープ引出し
部材6を1つの水平面上で移動させてもよくなり、その
位置,姿勢制御が緩和できるようになる。
部材6を1つの水平面上で移動させてもよくなり、その
位置,姿勢制御が緩和できるようになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6ー84244号公報に記載の技術では、大きな面取り
部22’を設けた分、案内段4が全体にわたって幅が狭
くなる。このため、磁気テープ3の案内段4上での安定
性が損なわれ、例えば、早送り再生から通常再生に変更
するときや正転再生から逆転再生に変更するときなど、
再生時に磁気テープの走行速度が変化するときには、そ
の変化時に磁気テープ3の張力が一瞬変化することによ
り、磁気テープ3の下エッジが案内段4からはずれ易く
なり、再生画面が乱れるという問題がある。
6ー84244号公報に記載の技術では、大きな面取り
部22’を設けた分、案内段4が全体にわたって幅が狭
くなる。このため、磁気テープ3の案内段4上での安定
性が損なわれ、例えば、早送り再生から通常再生に変更
するときや正転再生から逆転再生に変更するときなど、
再生時に磁気テープの走行速度が変化するときには、そ
の変化時に磁気テープ3の張力が一瞬変化することによ
り、磁気テープ3の下エッジが案内段4からはずれ易く
なり、再生画面が乱れるという問題がある。
【0018】本発明の目的は、かかる問題を解消し、テ
ープ装脱時でのテープ引出し部材の姿勢,位置を制御を
簡易化でき、かつ、磁気テープの保護を充分図ることが
できるようにした回転磁気ヘッド装置におけるドラムの
テープ案内部及びその加工方法を提供することにある。
ープ装脱時でのテープ引出し部材の姿勢,位置を制御を
簡易化でき、かつ、磁気テープの保護を充分図ることが
できるようにした回転磁気ヘッド装置におけるドラムの
テープ案内部及びその加工方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による回転磁気ヘッド装置におけるドラムの
テープ案内部は、下ドラムのテープの案内段に設けられ
ている面取り部の一部に、他の部分よりも面取り量が大
きい面取り部を設ける。
に、本発明による回転磁気ヘッド装置におけるドラムの
テープ案内部は、下ドラムのテープの案内段に設けられ
ている面取り部の一部に、他の部分よりも面取り量が大
きい面取り部を設ける。
【0020】に対して、回転磁気ヘッド装置へのテープ
装脱時に磁気テープが下ドラムのドラム外周面に接触あ
るいは乗り上げやすい部分だけに、大きな面取り部を設
けることにより達成される。
装脱時に磁気テープが下ドラムのドラム外周面に接触あ
るいは乗り上げやすい部分だけに、大きな面取り部を設
けることにより達成される。
【0021】
【作用】磁気テープがドラム外周面に乗り上げやすい部
分の案内段の面取り量を大きくすることにより、テープ
巻装時に案内段に滑らかに装着され、巻脱時には、案内
段から滑らかに装脱される。
分の案内段の面取り量を大きくすることにより、テープ
巻装時に案内段に滑らかに装着され、巻脱時には、案内
段から滑らかに装脱される。
【0022】従って、磁気テープに急激に過大な力が加
わらないため、磁気テープを保護できるし、ドラム外周
面に乗り上げることを避けて磁気テープを巻装、巻脱し
なくてもよくなるため、引出し部材の移動経路も簡略化
される。
わらないため、磁気テープを保護できるし、ドラム外周
面に乗り上げることを避けて磁気テープを巻装、巻脱し
なくてもよくなるため、引出し部材の移動経路も簡略化
される。
【0023】また、一部にだけ面取り量が大きい面取り
部は案内段の面取り部の一部に設けられるものであるか
ら、案内段には幅が広い部分も存在することになり、磁
気テープは安定な状態で案内段によって案内され、案内
段からはずれることはない。
部は案内段の面取り部の一部に設けられるものであるか
ら、案内段には幅が広い部分も存在することになり、磁
気テープは安定な状態で案内段によって案内され、案内
段からはずれることはない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。
る。
【0025】図1は本発明による回転磁気ヘッド装置に
おけるドラムのテープ案内部の一実施例を示す図であっ
て、4は案内段、7は下ドラム、8は大きな面取り部、
9a,9bは軸受、10はシャフト、11はディスク、
12はモータ、13は上ドラム、14は磁気ヘッド、1
5a,15bはロータリトランス、19はドラム外周
面、22は面取り部である。
おけるドラムのテープ案内部の一実施例を示す図であっ
て、4は案内段、7は下ドラム、8は大きな面取り部、
9a,9bは軸受、10はシャフト、11はディスク、
12はモータ、13は上ドラム、14は磁気ヘッド、1
5a,15bはロータリトランス、19はドラム外周
面、22は面取り部である。
【0026】同図において、下ドラム7に軸受9a、9
bを介してシャフト10が取り付けられている。このシ
ャフト10は上ドラム13の内下面に固定されたディス
ク11に圧入され、モータ12によって高速回転駆動さ
れる。上ドラム13と下ドラム7とは、このシャフト1
0に同軸状に互いに対向するように配置され、これらの
間に所定の間隔が明けられている。
bを介してシャフト10が取り付けられている。このシ
ャフト10は上ドラム13の内下面に固定されたディス
ク11に圧入され、モータ12によって高速回転駆動さ
れる。上ドラム13と下ドラム7とは、このシャフト1
0に同軸状に互いに対向するように配置され、これらの
間に所定の間隔が明けられている。
【0027】このディスク11に取り付けられた上ドラ
ム13に磁気ヘッド14が取り付けられており、磁気ヘ
ッド14は、上ドラム13と下ドラム7との間の間隙か
ら若干外部に突出しており、下ドラム7の案内段4に沿
って走行する磁気テープ3を斜めに走査し、磁気テープ
3に斜めトラックとして信号を記録したり、かかる斜め
トラックに記録されている信号を再生する。再生された
信号は、ディスク11に固定されているロータリトラン
ス15aと下ドラム7に固定されているロータリトラン
ス15bとを介して伝送され、図示しない信号処理回路
に供給される。記録時には、逆に、図示しない信号処理
回路から、ロータリトランス15a,15bを介して、
磁気ヘッド14に信号が供給される。
ム13に磁気ヘッド14が取り付けられており、磁気ヘ
ッド14は、上ドラム13と下ドラム7との間の間隙か
ら若干外部に突出しており、下ドラム7の案内段4に沿
って走行する磁気テープ3を斜めに走査し、磁気テープ
3に斜めトラックとして信号を記録したり、かかる斜め
トラックに記録されている信号を再生する。再生された
信号は、ディスク11に固定されているロータリトラン
ス15aと下ドラム7に固定されているロータリトラン
ス15bとを介して伝送され、図示しない信号処理回路
に供給される。記録時には、逆に、図示しない信号処理
回路から、ロータリトランス15a,15bを介して、
磁気ヘッド14に信号が供給される。
【0028】下ドラム7の外周面には、シャフト10に
対して所定の傾き角で案内段4が設けられており、これ
に面取り部22が設けられている。そして、この面取り
部22の一部に、特に、テープ装脱時にドラム外周面1
9に乗り上げやすい部分に大きな面取り部8を設けてい
る。この大きな面取り部8は、図8に示したような案内
段4が盛り上がった部分に設けられている。
対して所定の傾き角で案内段4が設けられており、これ
に面取り部22が設けられている。そして、この面取り
部22の一部に、特に、テープ装脱時にドラム外周面1
9に乗り上げやすい部分に大きな面取り部8を設けてい
る。この大きな面取り部8は、図8に示したような案内
段4が盛り上がった部分に設けられている。
【0029】図2は図1の分断線A−Aに沿う断面図で
あって、16はテープ乗り上げ部であり、図1に対応す
る部分には同一符号を付けている。
あって、16はテープ乗り上げ部であり、図1に対応す
る部分には同一符号を付けている。
【0030】同図において、案内段4には、所定の傾斜
角で大きな面取り部8が設けられている。テープ装脱時
にドラム外周面19へ磁気テープ3が乗り上げても、ド
ラム外周面19に対して垂直な案内段4の幅が狭く、ド
ラム外周面19に対して傾斜した大きな面取り部8に磁
気テープ3が乗り上げるため、磁気テープ3は急激な変
形をせず、発生応力を小さくできる。このため、テープ
引出し部材6の姿勢制御を複雑にする必要がない。
角で大きな面取り部8が設けられている。テープ装脱時
にドラム外周面19へ磁気テープ3が乗り上げても、ド
ラム外周面19に対して垂直な案内段4の幅が狭く、ド
ラム外周面19に対して傾斜した大きな面取り部8に磁
気テープ3が乗り上げるため、磁気テープ3は急激な変
形をせず、発生応力を小さくできる。このため、テープ
引出し部材6の姿勢制御を複雑にする必要がない。
【0031】また、大きな面取り部8の両端では面取り
量が連続的に小さくなっていって面取り量が小さい面取
り部22となっていく。
量が連続的に小さくなっていって面取り量が小さい面取
り部22となっていく。
【0032】このため、磁気テープ3の装脱時、磁気テ
ープ3がこの大きな面取り部8に乗り上げても、磁気テ
ープが損傷を受けることはないし、磁気テープ3の装脱
時、テープ引出し部材を、複雑な姿勢制御をせずに、移
動させるようにしても良いことになる。
ープ3がこの大きな面取り部8に乗り上げても、磁気テ
ープが損傷を受けることはないし、磁気テープ3の装脱
時、テープ引出し部材を、複雑な姿勢制御をせずに、移
動させるようにしても良いことになる。
【0033】さらに、大きな面取り部8は案内段4の一
部に設けるものであるから、この大きな面取り部8によ
って案内段4の幅が狭くなる部分はその案内段4の一部
であり、従って、磁気テープ3は、たとえ走行中にその
速度が変化してテープ張力が変化しても、安定に案内段
4によって案内され、案内段4からはずれることがな
い。
部に設けるものであるから、この大きな面取り部8によ
って案内段4の幅が狭くなる部分はその案内段4の一部
であり、従って、磁気テープ3は、たとえ走行中にその
速度が変化してテープ張力が変化しても、安定に案内段
4によって案内され、案内段4からはずれることがな
い。
【0034】このように、テープ装脱時に磁気テープ3
が下ドラム7の乗り上げ(オーバーラップ)部16に大
きな面取り部8を設けることにより、ドラム外周面19
への乗り上げによるテープ傷みを軽減することができ
る。
が下ドラム7の乗り上げ(オーバーラップ)部16に大
きな面取り部8を設けることにより、ドラム外周面19
への乗り上げによるテープ傷みを軽減することができ
る。
【0035】次に、案内段4での大きな面取り部8の本
発明による加工方法の実施例について説明する。
発明による加工方法の実施例について説明する。
【0036】下ドラムの面加工としては、前加工と走行
面加工,案内段加工の仕上げ加工とがあり、図3(a)
は仕上げ加工前の下ドラムの素材17を示す斜視図であ
り、図3(b)は仕上げ加工後の下ドラム7を示す斜視
図を示している。
面加工,案内段加工の仕上げ加工とがあり、図3(a)
は仕上げ加工前の下ドラムの素材17を示す斜視図であ
り、図3(b)は仕上げ加工後の下ドラム7を示す斜視
図を示している。
【0037】かかる加工においては、1回のチャッキン
グで必要な全ての面を0.1mm程度切削する。一度の
チャッキングで必要な全ての面を加工するため、各面の
直角度及び同心度が確保される。
グで必要な全ての面を0.1mm程度切削する。一度の
チャッキングで必要な全ての面を加工するため、各面の
直角度及び同心度が確保される。
【0038】なお、テープ走行位置を規制する案内段4
とテープ走行面18以外の加工方法は、一般に行われて
いる旋盤によるものであるので、ここでは、その説明を
割愛する。
とテープ走行面18以外の加工方法は、一般に行われて
いる旋盤によるものであるので、ここでは、その説明を
割愛する。
【0039】磁気テープ3は回転磁気ヘッド装置2に螺
旋状に巻かれるため、テープ走行経路を規制する案内段
4とテープ走行面18との加工は、螺旋状に加工する必
要がある。
旋状に巻かれるため、テープ走行経路を規制する案内段
4とテープ走行面18との加工は、螺旋状に加工する必
要がある。
【0040】そこで、案内段4とテープ走行面18との
加工は、仕上げ加工時、下ドラム7の素材17が取り付
けられた旋盤の回転に同期して、刃物の位置を螺旋状に
移動させることにより、下ドラム7の素材17の外周面
19に案内段4とテープ走行面18とを形成する。
加工は、仕上げ加工時、下ドラム7の素材17が取り付
けられた旋盤の回転に同期して、刃物の位置を螺旋状に
移動させることにより、下ドラム7の素材17の外周面
19に案内段4とテープ走行面18とを形成する。
【0041】次に、案内段4に設けられた面取り部22
の一部に大きな面取り部8を形成する本発明の加工方法
の第1の実施例を、図4により説明する。
の一部に大きな面取り部8を形成する本発明の加工方法
の第1の実施例を、図4により説明する。
【0042】図4(a)は面取り部22,8を形成する
前のテープ走行面18の加工方法を示すものである。
前のテープ走行面18の加工方法を示すものである。
【0043】同図において、下ドラム7の素材17をそ
の中心軸を中心に回転させながら、刃先角θを大きくし
た走行面加工バイト20を切込み量Lで矢印A方向(素
材17の中心軸に平行な方向)に送り、この素材17の
外周面を加工することにより、テープ走行面18を形成
する。素材17の1回転当りの走行面加工バイト20の
送り量Gと走行面加工バイト20の刃先の形状により、
テープ走行面18の面粗さが決まる。所定の送り長さm
まで走行面加工バイト20を送ることにより、テープ走
行面18が形成される。この場合、勿論、素材17の回
転位相に同期して走行面加工バイト20の送り長さmを
連続的に一定の割合で変化させる。
の中心軸を中心に回転させながら、刃先角θを大きくし
た走行面加工バイト20を切込み量Lで矢印A方向(素
材17の中心軸に平行な方向)に送り、この素材17の
外周面を加工することにより、テープ走行面18を形成
する。素材17の1回転当りの走行面加工バイト20の
送り量Gと走行面加工バイト20の刃先の形状により、
テープ走行面18の面粗さが決まる。所定の送り長さm
まで走行面加工バイト20を送ることにより、テープ走
行面18が形成される。この場合、勿論、素材17の回
転位相に同期して走行面加工バイト20の送り長さmを
連続的に一定の割合で変化させる。
【0044】m’は小さな面取り部22を形成するとし
たときの走行面加工バイト20の送り長さであり、素材
17の回転位相に同期して走行面加工バイト20の送り
長さm’を連続的に一定の割合で変化させるのである
が、大きな面取り部8を形成する部分では、走行面加工
バイト20の送り長さをmに変化させる。ここで、m’
<mである。
たときの走行面加工バイト20の送り長さであり、素材
17の回転位相に同期して走行面加工バイト20の送り
長さm’を連続的に一定の割合で変化させるのである
が、大きな面取り部8を形成する部分では、走行面加工
バイト20の送り長さをmに変化させる。ここで、m’
<mである。
【0045】図5は大きな面取り部8を形成する場合の
走行面加工バイト20の送り長さmと小さな面取り部2
2を形成する場合の走行面加工バイト20の送り長さ
m’との素材17の回転角ψに対する変化を示すもので
ある。従って、P’は走行面加工バイト20の送り長さ
をmとしたときの走行面加工バイト20による前加工部
18’の下端軌跡であり、P”は走行面加工バイト20
の送り長さをm’としたときの走行面加工バイト20に
よる前加工部18’の下端軌跡である。ここで、P’,
P”は図4(a)での走行面加工バイト20の刃先の軌
跡である。
走行面加工バイト20の送り長さmと小さな面取り部2
2を形成する場合の走行面加工バイト20の送り長さ
m’との素材17の回転角ψに対する変化を示すもので
ある。従って、P’は走行面加工バイト20の送り長さ
をmとしたときの走行面加工バイト20による前加工部
18’の下端軌跡であり、P”は走行面加工バイト20
の送り長さをm’としたときの走行面加工バイト20に
よる前加工部18’の下端軌跡である。ここで、P’,
P”は図4(a)での走行面加工バイト20の刃先の軌
跡である。
【0046】同図において、小さな面取り部22を形成
する部分では、軌跡P”まで加工するように、走行面加
工バイト20の送り長さm’が規制され、大きな面取り
部8を形成する部分では、軌跡P’まで加工するよう
に、走行面加工バイト20の送り長さmが規制される。
する部分では、軌跡P”まで加工するように、走行面加
工バイト20の送り長さm’が規制され、大きな面取り
部8を形成する部分では、軌跡P’まで加工するよう
に、走行面加工バイト20の送り長さmが規制される。
【0047】そこで、案内段4を加工形成する場合、小
さな面取り分22と大きな面取り分8とを形成するもの
であるから、加工面18’の下端軌跡が、軌跡P”から
軌跡P’に、また、その逆に軌跡P’から軌跡P”に移
るようなものとしなければならないが、かかる軌跡
P’,P”間の移りは、不連続ではなく、連続的に滑ら
かになるようにする。
さな面取り分22と大きな面取り分8とを形成するもの
であるから、加工面18’の下端軌跡が、軌跡P”から
軌跡P’に、また、その逆に軌跡P’から軌跡P”に移
るようなものとしなければならないが、かかる軌跡
P’,P”間の移りは、不連続ではなく、連続的に滑ら
かになるようにする。
【0048】このため、小さな面取り部22を形成する
部分では、走行面加工バイト20の送り長さがm’とな
るように走行面加工バイト20を送るが、大きな面取り
部8を形成する部分になると、走行面加工バイト20の
送り速度を連続的に滑らかに速めて送り長さがmとなる
ようにし、また、再び小さな面取り部22を形成する部
分に戻ると、走行面加工バイト20の送り速度を連続的
に滑らかに遅めて送り長さがm’となるようにする。こ
れにより、走行面加工バイト20の刃先の最終的な軌跡
はPとなる。
部分では、走行面加工バイト20の送り長さがm’とな
るように走行面加工バイト20を送るが、大きな面取り
部8を形成する部分になると、走行面加工バイト20の
送り速度を連続的に滑らかに速めて送り長さがmとなる
ようにし、また、再び小さな面取り部22を形成する部
分に戻ると、走行面加工バイト20の送り速度を連続的
に滑らかに遅めて送り長さがm’となるようにする。こ
れにより、走行面加工バイト20の刃先の最終的な軌跡
はPとなる。
【0049】その後、走行面加工バイト20を取り除
き、図4(b)に示すように、上記走行面加工バイト2
0の移動方向Aに対して先行する側の刃先側辺21aが
テープ走行面18に垂直で、かつ刃先角がθ/2の案内
段加工バイト21を、その刃先が下ドラム7の上面から
上記の送り長さm,m’よりも若干大きい所定長さnの
位置にあるようにして、下ドラム7の外周から回転軸に
向けて矢印B方向に送り、これにより、下ドラム7のテ
ープ走行面18の下端を加工してテープ走行面18に垂
直な案内段4を形成する。
き、図4(b)に示すように、上記走行面加工バイト2
0の移動方向Aに対して先行する側の刃先側辺21aが
テープ走行面18に垂直で、かつ刃先角がθ/2の案内
段加工バイト21を、その刃先が下ドラム7の上面から
上記の送り長さm,m’よりも若干大きい所定長さnの
位置にあるようにして、下ドラム7の外周から回転軸に
向けて矢印B方向に送り、これにより、下ドラム7のテ
ープ走行面18の下端を加工してテープ走行面18に垂
直な案内段4を形成する。
【0050】このように、上記長さnは下ドラム7の上
面から案内段4までの距離であり、下ドラム7の回転位
相に同期して連続的かつ一定の割合で変化されて、下ド
ラムの外周面に螺旋状に案内段4が形成されることにな
る。
面から案内段4までの距離であり、下ドラム7の回転位
相に同期して連続的かつ一定の割合で変化されて、下ド
ラムの外周面に螺旋状に案内段4が形成されることにな
る。
【0051】このようにして案内段4を形成すると、走
行面加工バイト20の送り長さm’の部分では、小さな
面取り部22が形成されて案内段4の幅は広く、走行面
加工バイト20の送り長さmの部分では、大きな面取り
部8が形成されて案内段4の幅が狭く、これら面取り部
22,8が同時に得られることになる。
行面加工バイト20の送り長さm’の部分では、小さな
面取り部22が形成されて案内段4の幅は広く、走行面
加工バイト20の送り長さmの部分では、大きな面取り
部8が形成されて案内段4の幅が狭く、これら面取り部
22,8が同時に得られることになる。
【0052】勿論、これら面取り部22,8の傾斜角
は、走行面加工バイト20の刃先角度θなどの形状で決
まる。
は、走行面加工バイト20の刃先角度θなどの形状で決
まる。
【0053】図6は本発明による加工方法の第2の実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【0054】図4に示した実施例では、走行面加工にお
いて、走行面加工バイト20の送り長さを、小さな面取
り部22を形成する部分でm’としていたのを、大きな
面取り部8を形成する部分では、走行面加工バイト20
をさらに送り込んでmとするようにした。
いて、走行面加工バイト20の送り長さを、小さな面取
り部22を形成する部分でm’としていたのを、大きな
面取り部8を形成する部分では、走行面加工バイト20
をさらに送り込んでmとするようにした。
【0055】これに対し、この第2の実施例では、下ド
ラム7の素材17の外周面のテープ走行面18,案内段
4を形成する部分全体にわたって走行面加工バイト20
の送り長さがm’となるように、走行面加工バイト20
を矢印A方向に送り、このようにしてテープ走行面18
が形成されると、大きな面取り部8が形成される部分
で、図6に示すように、走行面加工バイト20を素材1
7の回転軸方向(矢印B方向)に所定の長さLだけ送り
込む。
ラム7の素材17の外周面のテープ走行面18,案内段
4を形成する部分全体にわたって走行面加工バイト20
の送り長さがm’となるように、走行面加工バイト20
を矢印A方向に送り、このようにしてテープ走行面18
が形成されると、大きな面取り部8が形成される部分
で、図6に示すように、走行面加工バイト20を素材1
7の回転軸方向(矢印B方向)に所定の長さLだけ送り
込む。
【0056】これにより、大きな面取り部8が形成され
る部分では、小さな面取り部22を形成する部分よりも
下方に削り取られることになる。これは、図4(a)で
説明した走行面加工での走行面加工バイト20の送り長
さをmとしたときと同様であり、図4(b)で説明した
案内段加工を行なうことにより、案内段4の形成ととも
に、小さな面取り部22と大きな面取り部4とが同時に
得られることになる。
る部分では、小さな面取り部22を形成する部分よりも
下方に削り取られることになる。これは、図4(a)で
説明した走行面加工での走行面加工バイト20の送り長
さをmとしたときと同様であり、図4(b)で説明した
案内段加工を行なうことにより、案内段4の形成ととも
に、小さな面取り部22と大きな面取り部4とが同時に
得られることになる。
【0057】以上、本発明によるテープ案内部の加工方
法の実施例について説明したが、本発明はこれらのみに
限定されるものではない。例えば、上記各実施例では、
テープ走行面加工バイト20を面取り部の加工にも兼用
したが、必ずしもこれに限るものではなく、面取り部を
加工する専用のバイトを使用するようにしてもよい。
法の実施例について説明したが、本発明はこれらのみに
限定されるものではない。例えば、上記各実施例では、
テープ走行面加工バイト20を面取り部の加工にも兼用
したが、必ずしもこれに限るものではなく、面取り部を
加工する専用のバイトを使用するようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による回転
磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部によれ
ば、ドラムへのテープ巻装及び巻脱時、磁気テープのエ
ッジ部が案内段からはずれても、それによる磁気テープ
の損傷を防止することができ、この結果、テープ引き出
し部材の位置,姿勢制御を大幅に簡略化できるし、ま
た、かかる磁気テープのエッジ部の損傷を防止する面取
り量が大きい面取り部を案内段の一部に設けるものであ
るから、案内段はこの大きな面取り部が形成される部分
の幅が狭くなるだけであり、磁気テープは常に案内段で
位置規制されて安定に走行する。
磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部によれ
ば、ドラムへのテープ巻装及び巻脱時、磁気テープのエ
ッジ部が案内段からはずれても、それによる磁気テープ
の損傷を防止することができ、この結果、テープ引き出
し部材の位置,姿勢制御を大幅に簡略化できるし、ま
た、かかる磁気テープのエッジ部の損傷を防止する面取
り量が大きい面取り部を案内段の一部に設けるものであ
るから、案内段はこの大きな面取り部が形成される部分
の幅が狭くなるだけであり、磁気テープは常に案内段で
位置規制されて安定に走行する。
【0059】また、本発明による回転磁気ヘッド装置に
おけるドラムのテープ案内部の加工方法によれば、ドラ
ムの走行面加工の過程の中で大きい面取り部と小さな面
取り部の加工が可能となり、加工工程の簡略化が図れ
る。
おけるドラムのテープ案内部の加工方法によれば、ドラ
ムの走行面加工の過程の中で大きい面取り部と小さな面
取り部の加工が可能となり、加工工程の簡略化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の第1の実施例を示す図である。
ムのテープ案内部の第1の実施例を示す図である。
【図2】図1における分断線A−Aに沿う断面図であ
る。
る。
【図3】仕上げ加工前の下ドラムの素材と仕上げ加工後
の下ドラムとを示す斜視図である。
の下ドラムとを示す斜視図である。
【図4】本発明による回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の加工方法の第1の実施例を示す図で
ある。
ムのテープ案内部の加工方法の第1の実施例を示す図で
ある。
【図5】第4図におけるテープ走行面加工において、テ
ープ走行面加工バイトの加工領域を示す図である。
ープ走行面加工バイトの加工領域を示す図である。
【図6】本発明による回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の加工方法の第2の実施例を示す図で
ある。
ムのテープ案内部の加工方法の第2の実施例を示す図で
ある。
【図7】磁気記録再生装置でのテープ走行系を示す平面
図である。
図である。
【図8】下ドラムでのテープ案内段形状を模式的に示し
た図である。
た図である。
【図9】従来の回転磁気ヘッド装置の案内段での磁気テ
ープの乗り上げ状態を示す図である。
ープの乗り上げ状態を示す図である。
1 カセット 2 回転磁気ヘッド装置 3 磁気テープ 4 案内段 6 テープ引き出し部材 7 下ドラム 8 大きな面取り部 16 乗り上げ部 18 テープ走行面 19 ドラム外周面 20 走行面加工バイト 21 案内段加工バイト 22 小さな面取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 淳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 益岡 信夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 上遠野 昇 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 伊部 誠 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 平山 国明 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 渡辺 清和 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事業 部内
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに同軸状に所定間隔を置いて対向す
るように、円筒状の上ドラムと下ドラムとが配置されて
なり、該下ドラムに磁気テープの幅方向の走行位置を規
制する案内段が設けられた回転磁気ヘッド装置におい
て、 該下ドラムに設けた案内段の面取り部の一部に、他の部
分よりも面取り量が大きい面取り部を設けたことを特徴
とする回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内
部。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記案内段の前記面取り量の大きい面取り部は、その両
端で面取り量が連続的に変化して他の面取り量の小さい
面取り部に連なることを特徴とする回転磁気ヘッド装置
におけるドラムのテープ案内部。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の回転磁気ヘッ
ド装置におけるドラムのテープ案内部の加工方法であっ
て、 ドラム素材を回転させながら、該ドラム素材の回転に同
期して所定刃先角の刃物を該ドラム素材の回転軸に平行
な方向に送り、該刃物で該ドラム素材の外周面を切削加
工してテープ走行面を形成し、前記面取り量の大きい面
取り部を形成する部分では、それ以外の部分よりも該刃
物の送り量を大きくしたことを特徴とする回転磁気ヘッ
ド装置におけるドラムのテープ案内部の加工方法。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記刃物による切削加工で形成された前記テープ走行面
の端の段部に沿って、前記ドラム素材の回転に同期し
て、前記案内段の形状を有する刃物を前記ドラム素材の
回転軸方向に送り込み、該段部を前記案内段の形状を有
する刃物で切削加工することにより、前記案内段を形成
することを特徴とする回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の加工方法。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の回転磁気ヘッ
ド装置におけるドラムのテープ案内部の加工方法であっ
て、 ドラム素材を回転させながら、該ドラム素材の回転に同
期して所定刃先角の刃物を該ドラム素材の回転軸に平行
な方向に送り、該刃物で該ドラム素材の外周面を切削加
工してテープ走行面を形成し、しかる後、前記面取り量
の大きい面取り部を形成する部分では、該刃物を該ドラ
ム素材の回転軸方向に送り込んで大きく切り込むように
したことを特徴とする回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の加工方法。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記刃物による切削加工で形成された前記テープ走行面
の端の段部に沿って、前記ドラム素材の回転に同期し
て、前記案内段の形状を有する刃物を前記ドラム素材の
回転軸方向に送り込み、該段部を前記案内段の形状を有
する刃物で切削加工することにより、前記案内段を形成
することを特徴とする回転磁気ヘッド装置におけるドラ
ムのテープ案内部の加工方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130734A JPH08329570A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法 |
| KR1019960017589A KR960042539A (ko) | 1995-05-29 | 1996-05-23 | 기록재생장치에 있어서의 회전헤드 드럼의 테이프 안내부 구성 및 그 가공방법 |
| US08/652,271 US5734537A (en) | 1995-05-29 | 1996-05-23 | Tape guide structure of rotary head drum in recording/reproduction apparatus and method of machining the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7130734A JPH08329570A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329570A true JPH08329570A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15041357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7130734A Pending JPH08329570A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 回転磁気ヘッド装置におけるドラムのテープ案内部及びその加工方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5734537A (ja) |
| JP (1) | JPH08329570A (ja) |
| KR (1) | KR960042539A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112298059A (zh) | 2020-10-26 | 2021-02-02 | 武汉华星光电技术有限公司 | 车载显示屏调节装置及车辆 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2615035B2 (ja) * | 1987-02-25 | 1997-05-28 | 株式会社日立製作所 | 磁気テープ装架装置及び装架方法 |
| JPH04205844A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ヘッドドラム装置 |
| JPH0684244A (ja) * | 1992-08-31 | 1994-03-25 | Victor Co Of Japan Ltd | 回転ヘッド装置 |
| JPH06162627A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Sharp Corp | 磁気記録再生装置の回転ドラム装置 |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP7130734A patent/JPH08329570A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-23 KR KR1019960017589A patent/KR960042539A/ko not_active Ceased
- 1996-05-23 US US08/652,271 patent/US5734537A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5734537A (en) | 1998-03-31 |
| KR960042539A (ko) | 1996-12-21 |
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