JPH0834162A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH0834162A
JPH0834162A JP6172193A JP17219394A JPH0834162A JP H0834162 A JPH0834162 A JP H0834162A JP 6172193 A JP6172193 A JP 6172193A JP 17219394 A JP17219394 A JP 17219394A JP H0834162 A JPH0834162 A JP H0834162A
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JP
Japan
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methyl
haze value
parts
coating
acid
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JP6172193A
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English (en)
Inventor
Kiyomi Okada
きよみ 岡田
Ichiro Matsuoka
一郎 松岡
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New Oji Paper Co Ltd
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New Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】鮮明な投影像が得られる感熱記録体を提供する
ことにある。 【構成】支持体上に、ロイコ染料と呈色剤を含有する感
熱記録層を設けた感熱記録体において、支持体が、40
0〜500nmの光波長に最大吸収ピークを有し、ヘイ
ズ値(JIS K 7105に基づく)が5以下のフイ
ルムであり、且つ記録体のヘイズ値が20以下の感熱記
録体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はOHP用感熱記録体に関
し、特に鮮明な投影像が得られる感熱記録体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】無色または淡色のロイコ染料と呈色剤と
の呈色反応を利用し、熱によって発色物質を接触させて
記録像を得るようにした感熱記録体はよく知られてお
り、支持体としてフイルムや合成紙を使用した感熱記録
体等も提案されている。かかる感熱記録体は安価で装置
も簡単なため、ファクシミリや各種計算機等の記録媒体
としてのみならず幅広い分野において使用されている。
【0003】最近のニーズの多様化に伴い、OHP用、
レントゲン用、製版用にも利用できる未記録部の透明性
に優れた感熱記録体の要望が高まっている。特にOHP
用シートは、高い透明性を必要とする。それには、支持
体に透明性の高いものを用いるだけでなく、感熱記録層
においても高い透明性が要求される。感熱記録層の透明
性を高めるために、感熱記録層に使用する材料の粒子径
を1μm以下にするなどの手法が採るれているが、鮮明
な投影像が得られていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、鮮明
な投影像が得られる感熱記録体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、支持体上
に、ロイコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層を設けた
感熱記録体において、支持体が、400〜500nmの
光波長に最大吸収ピークを有し、ヘイズ値(JIS K
7105に基づく)が5以下のフイルムであり、且つ
感熱記録体のヘイズ値を20以下にすることにより、上
記の課題が解決されることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0006】
【作用】本発明は、400〜500nmの光波長に最大
吸収ピークを有する黄色もしくは赤色をしたヘイズ値
(JIS K 7105に基づく)が5以下の透明なフ
イルム上に、ロイコ染料と呈色剤を含有する感熱記録層
を設けた感熱記録体のヘイズ値が20以下であることを
特徴とし、最大吸収ピーク波長が500nmを越えると
未記録部の投影部の明度が著しく低下し鮮明な投影像が
得られない。また、最大吸収ピーク波長が400nm未
満になると未記録部の投影部が灰色となり、鮮明な投影
像が得られない。更にフイルムのヘイズ値が5或いは感
熱記録体のヘイズ値が20を越えると乱反射が強くなっ
て、OHP用として鮮明な投影像が得られない。
【0007】支持体としては、400〜500nmに最
大吸収ピークを有するヘイズ値が5以下の着色透明フイ
ルムを用いるが、例えばプロピレン樹脂、スチレン樹
脂、塩化ビニル樹脂、エステル樹脂、ポリアミド樹脂、
アクリル樹脂、ニトリル樹脂、ウレタン樹脂、セルロー
ス樹脂等を適宜選択して使用される。支持体の表裏面に
帯電防止層、アンカーコート層を設けることも可能であ
る。
【0008】かかる記録層に用いられる無色ないし淡色
のロイコ染料としては各種公知のものが使用できるが、
なかでも下記が挙げた黒色発色系のロイコ染料が鮮明な
投影像がえられるので好ましい。3−(N−エチル−p
−トルイジノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフル
オラン、3−(N−シクロペンチル−N−エチルアミ
ノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−(p−
トルイジノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジ(n−ブ
チル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオ
ラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6
−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−
シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジブチルア
ミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、
3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチルフェニル
アミノフルオラン、3−(N−メチル−N−テトラヒド
ロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリ
ルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン等の
フルオラン系染料等。かかる染料は、単独或いは二種以
上併用することもできる。
【0009】ロイコ染料と組合せて使用される酸性物質
も各種の化合物が公知であり、例えば下記が例示され
る。4−ヒドロキシジフェノキシド、α−ナフトール、
β−ナフトール、4−ヒドロキシアセトフェノン、4−
tert−ブチルフェノール、ハイドロキノン、4−tert−
オクチルカテコール、4,4′−イソプロピリデンジフ
ェノール(ビスフェノールA)、4,4′−シクロヘキ
シリデンジフェノール、2,2′−ジヒドロキシジフェ
ノール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール)、4,4′−イソプロピリデン
ビス(2−tert−ブチルフェノール)、4,4′−sec
−ブチリデンジフェノール、4−フェニルフェノール、
2,2′−メチレンビス(4−クロロフェノール)、
4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4′
−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4′−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4′−クロロジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4′−メトキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−
4′−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロ
キシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシフタル酸ジメチ
ル、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、ノボラック型
フェノール樹脂、フェノール重合体などのフェノール性
化合物、安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸、トリク
ロロ安息香酸、3−sec −ブチル−4−ヒドロキシ安息
香酸、3−シクロヘキシル−4−ヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジメチル−4−ヒドロキシ安息香酸、サリチル
酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−tert−ブチルサ
リチル酸、3−ベンジルサリチル酸、3−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸、3−クロロ−5−(α−メチル
ベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−tert−ブチルサリ
チル酸、3−フェニル−5−(α,α−ジメチルベンジ
ル)サリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリ
チル酸などの芳香族カルボン酸、およびこれらフェノー
ル性化合物、芳香族カルボン酸と例えば亜鉛、マグネシ
ウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、
スズ、ニッケル等の多価金属塩の有機酸性物質等。
【0010】本発明において、記録層中のロイコ染料と
呈色剤の使用比率は用いるロイコ染料と呈色剤の種類に
応じて適宜選択すべきもので、特に限定するものではな
いが、例えば黒発色性ロイコ染料と酸性物質を用いる場
合には、一般に黒発色性ロイコ染料1重量部に対して1
〜7重量部、好ましくは1〜4重量部程度の酸性物質が
使用される。これらの物質を含む塗布液の調製は、一般
に水を分散媒体とし、ボールミル、アトライター、サン
ドミル等の撹拌、粉砕機によりロイコ染料と呈色剤とを
一緒に又は別々に平均粒子径が0.8μm以下となるよ
うに粉砕処理され、塗液として調製される。
【0011】かかる塗液中には、通常バインダーとして
澱粉類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、アラビアガム、ポリビニルアルコール、ジイソブチ
レン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水マレ
イン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体塩、
スチレン・アクリル酸共重合体塩、天然ゴム系エマルジ
ョン、スチレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、ア
クリロリトリル・ブタジエン共重合体エマルジョン、メ
チルメタクリレート・ブタジエン共重合体エマルジョ
ン、ポリクロロプレンエマルジョン、酢酸ビニルエマル
ジョン、エチレン・酢酸ビニルエマルジョンなどの少な
くとも一種が記録層の全固形分に対して、10〜40重
量%、好ましくは15〜35重量%程度添加される。
【0012】また、塗液中には必要に応じて各種の助剤
を添加することができ、例えばジオクチルスルホコハク
酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム、脂肪
酸金属塩等の分散剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
カルシウム、ポリエチレンワックス、カルナバロウ、パ
ラフィンワックス、エステルワックス等のワックス類、
消泡剤、蛍光染料等が適宜添加される。
【0013】更に、目的に応じて増感剤を併用すること
もできる。増感剤の具体例としては、例えばテレフタル
酸ジベンジル、テレフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジ
オクチル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、1−
ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、2−ナフチルベ
ンジルエーテル、m−ターフェニル、シュウ酸ジベンジ
ル、シュウ酸−ジ−p−メチルベンジル、シュウ酸−ジ
−p−クロロベンジル、p−ベンジルビフェニル、トリ
ルビフェニルエーテル、ジ(p−メトキシフェノキシエ
チル)エーテル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)
エタン、1,2−ジ(4−メチルフェノキシ)エタン、
1,2−ジ(4−メトキシフェノキシ)エタン、1,2
−ジ(4−クロロフェノキシ)エタン、1,2−ジフェ
ノキシエタン、1−(4−メトキシフェノキシ)−2−
(2−メチルフェノキシ)エタン、p−メチルチオフェ
ニルベンジルエーテル、1,4−ジ(フェニルチオ)ブ
タン、p−アセトトルイジド、p−アセトフェネチジ
ド、N−アセトアセチル−p−トルイジン、ジ(β−ビ
フェニルエトキシ)ベンゼン、p−ジ(ビニルオキシエ
トキシ)ベンゼン、1−イソプロピルフェニル−2−フ
ェニルエタン等が例示される。これらの増感剤の使用量
は特に限定されないが、一般に呈色剤1重量部に対して
4重量部以下の範囲で調節するのが望ましい。
【0014】また、効果を損なわない限り目的に応じて
記録像の保存性を更に高めるために、保存性改良剤を併
用することもできる。かかる保存性改良剤の具体例とし
ては、例えば2,2′−メチレンビス(4−メチル−6
−tert−ブチルフェノール)、2,2′−エチレンビス
(4−メチル−6−tert−ブチルフェノール)2,2′
−メチレンビス(4−エチル−6−tert−ブチルフェノ
ール)、2,2′−メチレンビス(6−tert−ブチルフ
ェノール)、4,4′−チオビス(3−メチル−6−te
rt−ブチルフェノール)、4,4′−チオビス(2−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、4,4′−チオ
ビス(5−メチル−6−tert−ブチルフェノール)、
4,4′−ブチリデンビス(6−tert−ブチル−m−ク
レゾール)、1−〔α−メチル−α−(4′−ヒドロキ
シフェニル)エチル〕−4−〔α′,α′−ビス(4″
−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼン、1,1,3
−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘ
キシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メ
チル−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブ
タン、4,4′−チオビス(3−メチルフェノール)、
4,4′−ジヒドロキシ−3,3′,5,5′−テトラ
ブロモジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−
3,3′,5,5′−テトラメチルジフェニルスルホ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジクロロフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパ
ン等のヒンダードフェノール化合物、N,N′−ジ−2
−ナフチル−p−フェニレンジアミン、2,2′−メチ
レンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェニル)リン酸
ソーダ等が挙げられる。
【0015】本発明は感熱記録層上に、記録適正および
保存性などを改良するために水性樹脂を主成分とする保
護層を設けることも可能で、かかる水性樹脂の具体例と
しては、例えば酸化澱粉、酵素変性澱粉、カチオン変性
澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉等の澱粉類、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、メトキシセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、完全(又は不完全)鹸
化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルア
ルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール,珪
素変成ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール
類、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン、アク
リル酸アミド・アクリル酸エステル共重合体、アクリル
酸アミド・アクリル酸エステル・メタクリル酸共重合
体、スチレン・無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イ
ソブチレン・無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、アル
ギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子、
ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸エステ
ル、ポリブチルメタクリレート、スチレン・ブタジエン
共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、スチレン・ブタジエン・アクリ
ル系共重合体等のラテックスが挙げられる。これらの内
でも、記録像の保存性に優れた効果を発揮する完全(又
は不完全)鹸化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性
ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルア
ルコール,珪素変成ポリビニルアルコール等のポリビニ
ルアルコール類が特に好ましい。
【0016】更に、保護層中にはエポキシ基、カルボキ
ル基、アミノ基、メタクリル基、ポリエーテル基等で変
性されたシリコンオイルをエマルジョンの形態で保護層
の固形量に対し5〜30重量%、好ましくは10〜20
重量%添加することにより、特に透明性および記録時の
走行性が向上する。30重量%を越えると保護層の表面
強度が低下して記録時にサーマルヘッドに粕が付着して
記録障害をおこす。
【0017】保護層用の塗液は、水を分散媒体とし、水
溶性樹脂を混合・攪拌して調製される。かかる塗液中に
は、必要に応じて分散剤、消泡剤、蛍光染料、硬化剤、
紫外線吸収剤等の助剤、ステアリン酸亜鉛、ステアリン
酸カルシウム、カルナバロウ,パラフィンワックス、エ
ステルワックス等の滑剤、カオリン、微粒子シリカ、コ
ロイダルシリカ等の無機顔料を併用することも可能であ
る。特に、保護層中にコロイダルシリカとシリコンオイ
ルを併用すると透明性を低下させずに、記録時の走行性
が著しく改良される。
【0018】記録層および保護層の形成方法については
特に限定するものではなく、例えばエヤーナイフコーテ
ィング、バリバーブレードコーティング、ピュアーブレ
ードコーティング、ロッドブレードコーティング、ショ
ートドウェルコーティング、カーテンコーティング、ダ
イコーティング等の適当な塗布方法により記録層用の塗
液を支持体上に塗布・乾燥する等の方法により形成され
る。なお、支持体としては、透明なプラスチィクフイル
ムを適宜選択して使用される。感熱記録層用塗液の塗布
量は乾燥重量で1〜10g/m2 、好ましくは2〜6g
/m2 の範囲で調節される。また、保護層用塗液の塗布
量は乾燥重量で0.5〜7g/m2 、好ましくは1〜3
g/m2 の範囲で調節される。
【0019】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た、特に断らない限り例中の部および%はそれぞれ重量
部及び重量%を示す。
【0020】〔実施例1〕 A液調製 3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン10部、1,2−ジ(3−メチルフ
ェノキシ)エタン20部、メチルセルロースの5%水溶
液30部、および水60部からなる組成物をサンドミル
で平均粒子径が0.3μmになるまで粉砕した。
【0021】 B液調製 4−ヒドロキシ−4′−イソプロポキシジフェニルスル
フォン20部、メチルセルロースの5%水溶液20部、
および水40部からなる組成物をサンドミルで平均粒子
径が0.3μmになるまで粉砕した。
【0022】 記録層用塗液の調製 A液120部、B液80部、固形濃度30%のコロイダ
ルシリカ(平均粒子径20nm)70部、固形濃度50
%のスチレン−ブタジエン系ラテックス58部、ジオク
チルスルホコハク酸ソーダの10%水溶液1部、および
水71部からなる組成物を混合攪拌して記録層用塗液を
得た。
【0023】 保護層用塗液の調製 アセトアセチル基変性ポリビニルアルコールの10%水
溶液100部、ジオクチルスルホコハク酸ソーダの10
%水溶液1部、固形濃度30%のコロイダルシリカ(平
均粒子径10nm)40部を混合攪拌して保護層用塗液
を得た。
【0024】 記録層および保護層の形成 420nmに最大吸収ピークを持ち、ヘイズ値1.7の
黄色のPETフイルム〔厚み100μm〕上に、上記の
記録層用塗液および保護層用塗液を乾燥後の塗布量がそ
れぞれ3g/m2 、2g/m2 となるように順次塗布乾
燥し、スーパーカレンダー処理を施して、感熱記録体を
得た。
【0025】〔実施例2〕実施例1のA液、B液の調製
において、分散液の平均粒子径をいずれも0.5μmに
なるまで粉砕した以外は、実施例1と同様にして感熱記
録体を得た。
【0026】〔実施例3〕実施例1の記録層および保護
層の形成において、420nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.7の黄色のPETフイルム〔厚み10
0μm〕の代わりに、460nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.0の黄色のPETフイルム〔厚み18
8μm〕を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記
録体を得た。
【0027】〔実施例4〕記録層用塗液の調製におい
て、3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−フ
ェニルアミノフルオラン20部、4−ヒドロキシ−4′
−イソプロポキシジフェニルスルフォン30部、固形濃
度40%のメチルメタアクリレート樹脂50部、テトラ
ヒドロフラン/トルエン=5/5溶液50部からなる組
成物を混合撹拌して得られた塗液を、420nmに最大
吸収ピークを持ち、ヘイズ値1.7のPETフイルム
〔厚み100μm〕上に、記録層用塗液を乾燥後の塗布
量が3g/m2 となるように塗布乾燥して感熱記録体を
得た。
【0028】〔比較例1〕実施例1の記録層および保護
層の形成において、420nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.7の黄色のPETフイルム〔厚み10
0μm〕の代わりに、550nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.5の赤色のPETフイルム〔厚み10
0μm〕を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記
録体を得た。
【0029】〔比較例2〕実施例2の記録層および保護
層の形成において、420nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.7の黄色のPETフイルム〔厚み10
0μm〕の代わりに、無着色のヘイズ値1.5のPET
フイルム〔厚み100μm〕を用いた以外は、実施例2
と同様にして感熱記録体を得た。
【0030】〔比較例3〕実施例1の記録層および保護
層の調製において、420nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値1.7の黄色のPETフイルム〔厚み10
0μm〕の代わりに、480nmに最大吸収ピークを持
ち、ヘイズ値12の橙色のPETフイルム〔厚み100
μm〕を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録
体を得た。
【0031】かくして得られた感熱記録体について以下
の評価試験を行い、その結果を〔表1〕に記載した。 (1). OHP適性 感熱プリンター〔商品名:三菱SCTP−65、三菱電
機社製〕で記録を行い、得られた記録像をOHP投影機
に投影させ、記録像の鮮明さを目視判定した。 ○:印字がはっきりと読め、未印字部とのコントラスト
が鮮明である。 △:印字は読めるが、未印字部とのコントラストがやや
不鮮明である。 × 印字が読みにくく、未印字部とのコントラストが不
鮮明である。
【0032】(2).感熱記録体の透明性 未記録部の透明度をヘイズメーター〔商品名:TC−H
IV 、東京電色社製〕を用いて測定した。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】〔表1〕の結果から明らかなように、本
発明によって、印字部が鮮明に見えるOHP用シートを
得た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、ロイコ染料と呈色剤を含有す
    る感熱記録層を設けた感熱記録体において、支持体が、
    400〜500nmの光波長に最大吸収ピークを有し、
    ヘイズ値(JIS K 7105に基づく)が5以下の
    フイルムであり、且つ感熱記録体のヘイズ値が20以下
    であることを特徴とする感熱記録体。
  2. 【請求項2】ロイコ染料が黒色発色系ロイコ染料である
    請求項1記載の感熱記録体。
JP6172193A 1994-07-25 1994-07-25 感熱記録体 Pending JPH0834162A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218024A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 大阪シーリング印刷株式会社 感熱記録体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014218024A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 大阪シーリング印刷株式会社 感熱記録体

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