JPH083511A - 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents

撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法

Info

Publication number
JPH083511A
JPH083511A JP14176294A JP14176294A JPH083511A JP H083511 A JPH083511 A JP H083511A JP 14176294 A JP14176294 A JP 14176294A JP 14176294 A JP14176294 A JP 14176294A JP H083511 A JPH083511 A JP H083511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
acrylic
fluorine
acrylic resin
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14176294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP14176294A priority Critical patent/JPH083511A/ja
Publication of JPH083511A publication Critical patent/JPH083511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】PFAからなる重合体の持つ高撥水性を十分に
発揮させ、しかもその少量添加によりビヒクル樹脂成分
としてのアクリル系樹脂の良好な特性を損なわないアク
リル系撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法。 【構成】〔1〕フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂
(A)と該アクリル系樹脂に実質的に溶解しない一般式
(1) で表されるパーフルオロアルキル基含有重合性モノマー
単位を主成分とする含フッ素(メタ)アクリル系樹脂か
らなる平均粒径5μm以下のフッ素系樹脂微粒子(B)
を必須成分として含有することを特徴とするアクリル系
撥水性塗料用樹脂組成物。 〔2〕フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂(A)が
溶解された有機溶媒中で、一般式(1)で表されるパー
フルオロアルキル基含有重合性単量体を主成分として含
有するモノマー成分をその場重合すること特徴とする
〔1〕記載のアクリル系撥水性塗料用樹脂組成物の製造
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撥水性に優れた溶剤型
のアクリル系塗料用樹脂組成物およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】パーフルオロアルキル基を有する(メ
タ)アクリレート(以下、PFAということがある。ま
た、(メタ)アクリレートとは、アクリレートおよびメ
タクリレートをいう)から重合されるパーフルオロ基を
有するアクリル系樹脂は、従来より知られている高撥水
性樹脂であるポリテトラフルオロエチレン(以下PTF
Eという)等のオレフィン系フッ素樹脂に比較して、表
面エネルギ−が低く撥水性が高いことは周知のことであ
る(例えば、「ふっ素樹脂ハンドブック」日刊工業新聞
社刊)。
【0003】このようなパーフルオロアルキル基を有す
る(メタ)アクリレートから重合されるフッ素系樹脂の
特性を利用して特開昭48−4528号公報、あるいは
特開昭50−55630号公報には、塗料用途への応用
が開示されている。また、特開昭61−14267号公
報では、アクリル系樹脂と特定の重合度範囲にあるアク
リル系樹脂にパーフルオロアルキル基グラフト重合され
たパーフルオロアルキル基含有のアクリル系樹脂からな
るアクリル樹脂系の撥水撥油性塗料についての開示があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、PFAからなる
重合体において、その撥水性はパーフルオロアルキル基
の炭素数が大きくなるほど高くなることが知られている
が、その場合、同時に炭化水素系等の一般溶剤やあるい
はエポキシ樹脂やアクリル樹脂等のビヒクル成分に難溶
となってくる。したがって、従来の技術によれば、PF
Aを重合成分に含んで、種々の共重合成分と組合せる等
の技術によりPFAを重合成分としてなる重合体を溶剤
あるいは、アクリル樹脂等のビヒクル成分に相溶化させ
ることで塗料化して使われたきた。
【0005】しかしながら、上記技術によれば、溶剤等
への可溶化のため他の重合成分と組み合わせるため、P
FA重合体の本来の良好な撥水性を犠牲にすることとな
り、その性能において未だ満足なものは得られていな
い。
【0006】本発明者はPFAからなる重合体の持つ高
撥水性を十分に発揮させ、しかも少量の添加によりビヒ
クル樹脂成分の良好な特性を損なわないためには、ビヒ
クルの主成分であるフッ素原子を有しないアクリル系樹
脂とPFAからなる重合体が、実質的に相互に溶解せ
ず、それぞれ独立したドメインを有する2相分離した構
造が好ましいことをつきとめた。すなわち、本発明はア
クリル樹脂系塗料においてビヒクルの主成分であるフッ
素原子を有しないアクリル系樹脂と該樹脂に実質的に溶
解しないPFAを主成分として重合されてなる重合体が
2相構造をなした塗膜を形成することを可能にするアク
リル系撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は以下
に記す発明からなる。 〔1〕フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂(A)と
該アクリル系樹脂に実質的に溶解しない下記一般式
(1)
【化2】 (式中、Xは水素原子、塩素原子、フッ素原子またはメ
チル基を表す。Yは炭素数1〜4のアルキレン基または
−(CH2 n N(R)SO2 −を表す。ここでRは炭
素数1〜4のアルキル基または水素原子を表し、nは1
〜4の整数である。Rfは末端にパーフルオロアルキル
基を有する炭素数1〜15のフルオロアルキル基を表
す。)で表されるパーフルオロアルキル基含有重合性モ
ノマー単位を主成分とする含フッ素(メタ)アクリル系
樹脂からなる平均粒径5μm以下のフッ素系樹脂微粒子
(B)を必須成分として含有することを特徴とするアク
リル系撥水性塗料用樹脂組成物。
【0008】〔2〕フッ素原子を含有しないアクリル系
樹脂(A)が溶解された有機溶媒中で、分散安定剤の存
在下あるいは非存在下で、前記一般式(1)で表される
パーフルオロアルキル基含有重合性モノマーを主成分と
して含有するモノマー成分をその場重合すること特徴と
する前記項〔1〕記載のアクリル系撥水性塗料用樹脂組
成物の製造方法。
【0009】本発明のアクリル系撥水性塗料用樹脂組成
物は、塗膜形成時においてフッ素原子を含まないアクリ
ル系樹脂と、該アクリル系樹脂に実質的に溶解しない含
フッ素(メタ)アクリレート系樹脂が2相分離構造をな
し、塗膜内部において該含フッ素樹脂相が均一に分散し
た構造を提供する。該塗膜の前駆体をなす本発明のアク
リル系撥水性塗料用樹脂組成物において、フッ素樹脂微
粒子の平均粒径は5μm以下である。平均粒径が5μm
を越えると、塗膜のレベリング性の低下や塗膜内でのフ
ッ素樹脂微粒子の均一分散が困難となる。
【0010】なお、該塗料用樹脂組成物に分散安定剤を
添加することは、保存時のフッ素樹脂微粒子の分散安定
性や塗膜化工程においてフッ素系樹脂微粒子(B)から
なる微粒子の合一によるマクロ相分離の抑制や、塗料保
存時の該フッ素系樹脂微粒子の分散安定性を向上するこ
とからも好ましい。
【0011】本発明の塗料用組成物は、市販されている
通常のアクリル樹脂系塗料に粉砕等により粒径5μm以
下の微粒子状にされたPFAを主成分として重合される
パーフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレート系樹
脂を混合、分散させて得ることも可能である。しかしな
がら、粉砕等により粒径5μm以下の樹脂微粒子を得る
ことは工程的に繁雑で工業的には必ずしも好ましいもの
ではない。
【0012】また、フッ素系樹脂微粒子(B)を、有機
溶剤中で乳化重合、あるいは分散重合し樹脂微粒子を得
て、該樹脂微粒子分散液をフッ素原子を含有しないアク
リル系樹脂(A)に混合する方法も有用であるが、以下
に述べる方法がさらに工業的に有利な方法である。
【0013】すなわち、フッ素原子を含有しないアクリ
ル系樹脂(A)が溶解された有機溶液中で、前記一般式
(1)で表されるパーフルオロアルキル基含有重合性モ
ノマーを主成分として含有するモノマー成分をその場重
合することにより、該アクリル系樹脂(A)に、それに
実質的に溶解しないパーフルオロアルキル基含有(メ
タ)アクリル系樹脂を微粒子状に分散させるものであ
る。
【0014】その場重合に供するモノマーが、該アクリ
ル系樹脂(A)を含む溶液に不溶の場合は、乳化剤や分
散安定化剤を用いて、非水系で該含フッ素系樹脂微粒子
(B)を乳化重合や懸濁重合する方法がある。また、そ
の場重合に供するモノマーが、該アクリル系樹脂(A)
を含む溶液に相溶する場合は、該溶液に分散安定剤を添
加しておき、重合進行と同時に微粒子状に樹脂を重合さ
せるいわゆる非水系分散重合を行う方法がある。
【0015】本発明に用いられる各成分について説明す
る。ここでいうフッ素原子を含まないアクリル系樹脂
(A)とは、従来のアクリル塗料と呼称される塗料用樹
脂を指し、アクリレート基および/またはメタアクリレ
ート基を有する重合性モノマーから重合されてものであ
り、必要に応じて他の重合性モノマーと共重合されたも
のをいう。特に、焼き付け型塗料として用いる場合は、
カルボキシル基、エポキシ基、水酸基、あるいはアミノ
基等の容易に橋架け反応にあずかる官能基を有するモノ
マーを共重合させたものを用いることができる。
【0016】本発明においては、該フッ素原子を含有し
ないアクリル系樹脂(A)が、下記に示すような通常の
有機溶剤に可溶であることが好適であるが、市販の溶剤
型のアクリル塗料をそのまま使用することで目的を達す
ることもできる。
【0017】なお、本発明においては該フッ素原子を含
有しないアクリル系樹脂(A)は、有機溶剤に溶解され
た形で用いるが、該有機溶剤としては通常塗料において
用いられる不活性有機溶剤を使用することができる。こ
の不活性有機溶剤の代表的なものとしては、脂肪族炭化
水素系のペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ま
たはシクロヘキサン等や、芳香族炭化水素系のベンゼ
ン、トルエン、あるいはキシレン等がある。さらには、
石油エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ブタノー
ル、イソプロパノール等も好適に用いられる有機溶剤で
ある。
【0018】フッ素系樹脂微粒子(B)について説明す
る。フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂(A)に実
質的に溶解しない下記一般式(1)
【化3】 (式中、Xは水素原子、塩素原子、フッ素原子またはメ
チル基を表す。Yは炭素数1〜4のアルキレン基または
−(CH2 n N(R)SO2 −を表す。ここでRは炭
素数1〜4のアルキル基または水素原子を表し、nは1
〜4の整数である。Rfは末端にパーフルオロアルキル
基を有する炭素数1〜15のフルオロアルキル基を表
す。)で表されるパーフルオロアルキル基含有重合性モ
ノマーを主成分として含有するモノマー成分を重合する
ことにより含フッ素系樹脂微粒子(B)を得る。
【0019】パーフルオロアルキル基含有重合性モノマ
ーとしては、上記一般式(1)で表される重合される化
合物であれば特に限定はないが、重合された含フッ素樹
脂(B)の撥水性、あるいはエポキシ樹脂に実質的に溶
解しないということから、Rfに含まれるパーフルオロ
アルキル基の炭素数が6以上のものが特に好ましいもの
であり、その群より選ばれた一種類または二種類以上を
混合して用いることができる。上記一般式(1)で表さ
れるパーフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレート
を具体的に例示すると、次に示す化合物を挙げることが
できるがこの限りではない。
【0020】 CH2 =CHCOOCH2 (CF2 n CF3 CH2 =CHCOOCH2 CH2 (CF2 n CF3 CH2 =C(CH3 )COOCH2 (CF2 n CF3 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 (CF2 n
CF3 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(CH3 )SO
2 (CF2 n CF3 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(C3 7 )SO2
(CF2 n CF3 CH2 =CFCOOCH2 (CF2 n CF3 CH2 =CFCOOCH2 CH2 (CF2 n CF3 (式中、nは2〜14の整数を表す)
【0021】上記のパーフルオロアルキル基含有(メ
タ)アクレートの重合は常法のラジカル重合により行う
ことができる。この場合、溶液重合、分散重合、懸濁重
合または乳化重合のいずれの方法も用いることができ
る。アクリル系樹脂(A)が有機溶媒に溶解された樹脂
溶液中で該モノマーを重合開始剤とともに添加し、分散
安定剤の存在下で非水系の懸濁重合を行うことが工業的
に有利な方法であることは前述のとおりである。
【0022】重合開始剤としては、公知のものが使用で
き、該重合開始剤としては、熱分解あるいは紫外線の刺
激等によりラジカルを発生する各種化合物を用いること
ができる。例示すると以下に記すものが挙げられる。ク
メンヒドロペルオキシド、第三ブチルヒドロペルオキシ
ド、ジクミルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ
ド、過酸化ベンゾイル、過酸化アセチル、メチルエチル
ケトンペルオキシド、過酸化ラウロイル等の過酸化物、
N−N結合を有するアゾビスイソブチロニトリル(以
下、AIBNという)等のアゾ系化合物、過酸化水素−
Fe2+、過硫酸塩−NaHSO3 、過酸化ベンゾイル−
ジメチルアニリン等の単一開始剤や二元開始剤を用いる
ことができる。
【0023】重合される含フッ素系樹脂微粒子(B)の
分子量や分子量分布等は常法により重合条件等を適宜選
択することで制御される。
【0024】また、上記一般式(1)で表されるパーフ
ルオロアルキル基含有のラジカル重合性モノマーと他の
フッ素原子を有しないラジカル重合性モノマーを組み合
わせて共重合体とすることも有用な技術である。これら
の共重合可能な成分としては、アクリル系モノマーが好
適なものであり、以下のものが例示できる。メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アク
リレート等のアルキル(メタ)アクリレート、アルコキ
シ(メタ)アクリレート、シアノエチル(メタ)アクリ
レート、アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、グリシ
ジル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキルアクリ
レート等がある。
【0025】本発明において、必須成分である含フッ素
系樹脂微粒子(B)は、アクリル系樹脂(A)および該
アクリル系樹脂を溶解せしめた通常の有機溶媒に実質的
に溶解しないことが必要条件であり、かつ含フッ素系樹
脂微粒子(B)の少量添加により高性能を得るために
は、該含フッ素系樹脂微粒子(B)の組成は、フッ素原
子含有単量体からなる重合体成分の含有率が該含フッ素
系樹脂微粒子(B)の50重量%以上、さらに好ましく
は70重量%以上が用いられる。
【0026】本発明において、アクリル系樹脂(A)と
含フッ素系樹脂微粒子(B)の組成割合について特に限
定はないが、分散構造の安定性や組成物の経済性という
観点からは、アクリル系樹脂(A)100重量部に対し
て含フッ素系樹脂微粒子(B)が100重量部以下、さ
らに好ましくは30重量部以下である。
【0027】本発明に用いられる分散安定剤について説
明する。該分散安定剤としては、例えばパーフルオロア
ルキル基を疎水基として有するオリゴマー、あるいはポ
リマーが好ましいものであるが、上記含ふっ素モノマー
の均一分散、あるいは分散状態の安定性に寄与するもの
であればこの限りではない。具体的に本発明に好ましい
分散安定剤を市販品から例示すると以下のものなどがあ
る。
【0028】(1)メガファックF−177(商品名、
大日本インキ(株)製のパーフルオロアルキル基含有オ
リゴマー) (2)フロラードFC−430(商品名、住友3M
(株)製のフルオロアリファティックポリメリックエス
テル) (3)ユニダインDS−451(商品名、ダイキン工業
(株)製のパーフルオロアルキルオリゴマー)などがあ
る。
【0029】該分散安定剤の添加量としては、アクリル
系樹脂(A)溶液100重量部に対して0.01〜5.
0重量部、より好ましくは0.1〜2.0重量部の範囲
である。
【0030】本発明の塗料用樹脂組成物には、さらに必
要に応じて各種成分を添加して塗料化することも可能で
ある。
【0031】例えば、着色剤としては染料や顔料を使用
できる。例示すると、酸化チタン、亜鉛華、カ−ボン
黒、鉄黒、銅クロムブラック、銅鉄マンガン、弁柄、亜
鉛鉄ブラウン、カドミウムレッド、クロムバーミリオ
ン、黄鉛、カドミウムイエロー、ジンククロメート、コ
バルトグリーン、クロムグリーン、コバルトクロムグリ
ーン、酸化クロムグリーン、ピリジアン、コバルトグリ
ーン、紺青、群青、コバルトブルー、コバルトバイオレ
ット、マンガンバイオレット、マンガンバイオレット、
ホワイトカーボン、シリカ白、アルミナホワイト、石
膏、沈降性硫酸バリウム、沈降性炭酸バリウム等の無機
系顔料や、β−ナフトール、β−オキシナフトエ酸系、
ナフトールNAS系、ピラゾロン系、アセト酢酸エステ
ル系、フタロシアニン系、アントラキノン系、インジゴ
ー系、ベリレン系、ベリノン系、ジオキサジン系、キナ
クリドン系、イソインドリン系、金属錯塩系、フルオル
ピン系、キノフタロン系等の有機系顔料等がある。
【0032】さらに、使用目的によって、タルク、マイ
カ、炭酸カルシウム、アルミナ水和物、炭化ケイ素、金
属粉末等の粒状物や炭化ケイ素、硼酸アルミニウム等の
ウイスカー等を混用することもできる。さらに、各種成
分として溶剤類、粘度調製剤、分散剤、消泡剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、カップリング剤等の塗
料において慣用のものを用いることもできる。
【0033】
【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。
【0034】実施例1、2、3 冷却用コンデンサーを備えた300ccセパラブルフラ
スコに焼きつけ型のアクリル塗料用樹脂溶液であるヒタ
ロイド2411S(商品名、日立化成工業(株)製、固
形分50重量%、芳香族炭化水素系混合溶剤)100g
および分散安定剤としてフロラードFC430(商品
名、住友3M(株)製、フッ素系界面活性剤)を仕込み
100℃に昇温した。続いて、パーフルオロアルキル基
含有重合性単量体としてβ−(パーフルオロオクチル)
エチルアクリレート(共栄社化学工業(株)製、商品
名:ライトアクリレートFA−108)10gに重合開
始剤としてAIBNを0.1gを加え溶解させたものを
1時間かけて滴下した。その後、100℃において1時
間重合を行った。上記の操作は全て窒素雰囲気下で行っ
た。この操作において、滴下初期においては、系内は均
一透明であり重合の進行に伴い乳濁した。該樹脂組成物
を光学顕微鏡で観察した結果、粒径1μm以下のフッ素
樹脂微粒子が均一に分散した構造であることが分かっ
た。また、該樹脂組成物を1ヵ月間室温で放置した後も
粒子の沈降や凝集は起こらず、安定なものであった。
【0035】該樹脂組成物は、アクリル系樹脂(A)を
50重量部、フッ素系樹脂微粒子(B)を10重量部、
溶剤50重量部よりなる系である。この樹脂組成物をP
F−1と称する。該樹脂組成物PF−1を用いて、実施
例2および3ではPF−1をヒタロイド2411Sで希
釈し、該アクリル系樹脂の硬化剤であるメラミン系樹脂
のメラン289(商品名、日立化成工業(株)製、固形
分50重量%)と組合せて、約30μm厚みでボンデラ
イト処理された鋼板に焼き付け、焼き付け塗膜の撥水性
を水に対する接触角により評価した。なお、焼き付けは
150℃で20分で行った。組成および評価結果を表1
に示した。撥水性は塗膜表面および#1200研磨面を
評価した。
【0036】実施例4、5、6 冷却用コンデンサーを備えた300ccセパラブルフラ
スコに熱可塑性アクリル塗料用樹脂溶液であるヒタロイ
ド1208C(商品名、日立化成工業(株)製、固形分
40重量%、芳香族炭化水素系混合溶剤)100gおよ
び分散安定剤としてフロラードFC430(商品名、住
友3M(株)製、フッ素系界面活性剤)1gを仕込み1
00℃に昇温した。続いて、パ−フルオロアルキル基含
有重合性単量体としてβ−(パーフルオロオクチル)エ
チルアクリレート(共栄社化学工業(株)製、商品名:
ライトアクリレートFA−108)8gに重合開始剤と
してAIBNを0.1gを加え溶解させたものを1時間
かけて滴下した。その後、100℃において1時間重合
を行った。上記の操作は全て窒素雰囲気下にて行った。
【0037】この操作において、滴下初期は系内は均一
透明であったが、重合の進行に伴い乳濁した。該樹脂組
成物を光学顕微鏡で観察した結果、粒径1μm以下のフ
ッ素樹脂微粒子が均一に分散した構造であった。また、
該樹脂組成物を1ヵ月間室温で放置した後も粒子の沈降
や凝集は起こらず、安定なものであった。
【0038】該樹脂組成物は、アクリル系樹脂(A)を
40重量部、フッ素系樹脂(B)を8重量部、溶剤60
重量部よりなる系である。この樹脂組成物をPF−2と
称する。この樹脂組成物PF−2を用いて、実施例5お
よび6ではPF−2をヒタロイド1208Cで希釈し、
乾燥後被膜が30μm厚みになるようボンデライト処理
した鋼板に塗布し、室温で一昼夜乾燥後の塗膜の撥水性
を評価した。なお、撥水性は塗膜表面および#1200
研磨面を評価した。性能を表1に示した。
【0039】比較例1、2 上記の実施例および2で用いたふっ素を含まない溶剤型
アクリル塗料であるヒタロイド2411Sとメラン28
9からなる焼き付け塗膜、およびヒタロイド1208C
からの乾燥塗膜について撥水性を評価した。結果を表1
に示した。
【0040】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂
    (A)と該アクリル系樹脂に実質的に溶解しない下記一
    般式(1) 【化1】 (式中、Xは水素原子、塩素原子、フッ素原子またはメ
    チル基を表す。Yは炭素数1〜4のアルキレン基または
    −(CH2 n N(R)SO2 −を表す。ここでRは炭
    素数1〜4のアルキル基または水素原子を表し、nは1
    〜4の整数である。Rfは末端にパーフルオロアルキル
    基を有する炭素数1〜15のフルオロアルキル基を表
    す。)で表されるパーフルオロアルキル基含有重合性モ
    ノマー単位を主成分とする含フッ素(メタ)アクリル系
    樹脂からなる平均粒径5μm以下のフッ素系樹脂微粒子
    (B)を必須成分として含有することを特徴とするアク
    リル系撥水性塗料用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】フッ素原子を含有しないアクリル系樹脂
    (A)が溶解された有機溶媒中で、分散安定剤の存在下
    あるいは非存在下で、前記一般式(1)で表されるパー
    フルオロアルキル基含有重合性モノマーを主成分として
    含有するモノマー成分をその場重合することを特徴とす
    る請求項1記載のアクリル系撥水性塗料用樹脂組成物の
    製造方法。
JP14176294A 1994-06-23 1994-06-23 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法 Pending JPH083511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14176294A JPH083511A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14176294A JPH083511A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH083511A true JPH083511A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15299599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14176294A Pending JPH083511A (ja) 1994-06-23 1994-06-23 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH083511A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130091933A (ko) * 2012-02-09 2013-08-20 삼성디스플레이 주식회사 전기 습윤 표시 장치 및 그 제조 방법
KR20140020159A (ko) * 2012-08-08 2014-02-18 리쿠아비스타 비.브이. 전기 습윤 표시 장치 및 그 제조 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130091933A (ko) * 2012-02-09 2013-08-20 삼성디스플레이 주식회사 전기 습윤 표시 장치 및 그 제조 방법
KR20140020159A (ko) * 2012-08-08 2014-02-18 리쿠아비스타 비.브이. 전기 습윤 표시 장치 및 그 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6586097B1 (en) Cross-linked microparticles, method for the production and use thereof
CN102361893B (zh) (甲基)丙烯酸酯聚合物和其作为聚合物键接的uv引发剂或可uv固化树脂的添加剂的用途
JPH08208936A (ja) フッ素化アクリルラテックスおよびフッ素化メタクリルラテックスと、これらの混合物と、その製造方法と、疎水性塗料としての利用
JPH11124467A (ja) 複合微粒子、その製造方法および用途
EP4508103A1 (en) Waterborne core-shell emulsion for wood substrate
US4777199A (en) Coating composition
US11795249B2 (en) Vinyl chloride-based copolymer and preparation method thereof
JP2005281339A (ja) 樹脂粒子分散体、その製造方法、およびその用途
JP3806417B2 (ja) 水性コーティング組成物及び被膜の耐溶剤性を向上させる方法
NZ226335A (en) Non-aqueous polymer dispersions comprising two polymers, one of which is insoluble and has attached thereto or adsorbed thereon a soluble polymer; use in reducing the drying time of alkyd-containing coating
JPH083511A (ja) 撥水性塗料用樹脂組成物およびその製造方法
WO2022008456A1 (en) Polymer particles
JP2612635B2 (ja) 被覆用組成物
JP3440197B2 (ja) 偏平状異形微粒子の製造方法および該微粒子を含むエマルジョン
US3993716A (en) Acrylate compositions
KR100290596B1 (ko) 양이온성 에멀젼의 제조방법
CA1321435C (en) Non-aqueous polymeric dispersion compositions having improved metal adhesion
JP3245822B2 (ja) 分散性の優れた重合体微粒子の製造方法
JP2001089689A (ja) 印刷インキ用艶消し剤およびそれよりなる印刷インキ組成物、並びにその用途
JPH05179175A (ja) 艶消し電着塗料組成物
JP4541020B2 (ja) フルオロアルキル基含有ポリマー粒子
JP2000026560A (ja) 分散機能を有する両性樹脂の製造方法
JPS6129633B2 (ja)
JP3418445B2 (ja) 合成樹脂粒子の水性分散液
JPH05140255A (ja) 水性樹脂分散体の製造方法