JPH0839401A - 研磨装置 - Google Patents

研磨装置

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JPH0839401A
JPH0839401A JP17646994A JP17646994A JPH0839401A JP H0839401 A JPH0839401 A JP H0839401A JP 17646994 A JP17646994 A JP 17646994A JP 17646994 A JP17646994 A JP 17646994A JP H0839401 A JPH0839401 A JP H0839401A
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JP
Japan
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polishing
unit
movement range
movement
blade
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JP17646994A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Noda
敏裕 野田
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 往復移動範囲を容易に調整することができ、
しかもこの往復移動範囲を必要最小限に抑えて研磨動作
の無駄を省き、研磨作業の効率を高めることができる研
磨装置の提供を目的としている。 【構成】 フレーム4上のテーブル2には刃物10が固
定されており、この刃物10を荒砥石11Kや仕上砥石
12Kで研磨する。研磨を行なう場合、テーブル2は所
定の移動範囲において、矢印92、93方向への往復移
動を繰り返す。この移動範囲の幅の制御は、検出用バー
20が第1検出スイッチ8a、第2検出スイッチ8bに
接した位置を基準に行なわれ、この位置が検出された時
点からタイマ値Xを減算し、このタイマ値Xが「0」に
なった時にテーブル2を逆方向に移動させるようにす
る。第1検出スイッチ8aは荒砥石11Kに対する刃物
10の基準位置を検出し、第2検出スイッチ8bは仕上
砥石12Kに対する刃物10の基準位置を検出する。こ
のため、荒砥石11K、仕上砥石12Kに対し、必要最
小限の範囲でテーブル2を往復移動させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研磨装置の構造に関し、
特に砥石等の研磨部に対する研磨対象物の往復移動範囲
を容易かつ正確に調整することができ、しかもこの往復
移動範囲を必要最小限に抑えて研磨動作の無駄を省き、
研磨作業の効率を高めることができる研磨装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】研磨装置の概略を、図22に基づいて説
明する。フレーム69にはレール(図示せず)が設けら
れており、このレールに沿ってテーブル60は矢印9
2、93方向に摺動可能に取り付けられている。テーブ
ル60の移動は、テーブル移動モータ(図示せず)が正
逆回転を行ない制御する。なお、このテーブル60上
に、刃物が置かれて固定される。
【0003】テーブル60上部には、荒砥石11K、仕
上砥石12Kが位置している。これら荒砥石11K、仕
上砥石12Kは、各々砥石回転モータ11、12によっ
て回転し、テーブル60上の刃物を研磨する。また、砥
石回転モータ11および荒砥石11K、砥石回転モータ
12および仕上砥石12Kは、それぞれ砥石昇降モータ
(図示せず)によって矢印90、91方向に昇降するよ
うになっている。
【0004】刃物を研磨する場合、まず荒砥石11Kを
回転させ、続いて砥石回転モータ11および荒砥石11
Kを矢印90方向に下降させ、荒砥石11Kと刃物を接
触させる。この場合、テーブル60は、テーブル移動モ
ータの正逆回転によって矢印92、93方向の往復移動
を繰り返している。テーブル60が往復移動することに
より、刃物は全長にわたって研磨される。
【0005】荒砥石11Kによる研磨が終了すると、荒
砥石11Kを矢印91方向に上昇させ、続いて砥石回転
モータ12、仕上砥石12Kを矢印90方向に下降させ
る。そして、同様にテーブル60を往復移動させなが
ら、仕上砥石12Kによる研磨を行なう。以上のように
して、荒砥石11K、仕上砥石12Kにより刃物を研磨
する。
【0006】テーブル60の往復移動を制御するための
従来例として、特開昭62−228358号公報に開示
されている研磨装置がある。この研磨装置は図23に示
すように、テーブル60にラックギア100が固定され
ており、ラックギア100にはピニオンギア105が噛
合している。このピニオンギア105は、モータ106
の駆動によって正逆回転する。なお、モータ106は制
御回路107によって制御されている。
【0007】テーブル60には作動杆60Tが設けられ
ており、テーブル60の往復移動範囲の両端側にはリミ
ットスイッチ101、102が位置している。このリミ
ットスイッチ101、102は、フレーム69(図2
2)に固定されている。リミットスイッチ101、10
2は往復移動する作動杆60Tの軌道上に位置してお
り、作動杆60Tとの接触により往復移動範囲を検出す
る。
【0008】たとえば、テーブル60が図23に示す状
態から矢印92方向に移動した場合、作動杆60Tはリ
ミットスイッチ102と接する。そして、リミットスイ
ッチ102がONされ、このON信号はリード線108
を介して制御回路107に与えられる。制御回路107
はこれを受けてモータ106の回転方向を逆回転させ、
テーブル60を矢印93方向に移動させる。
【0009】そして、作動杆60Tがリミットスイッチ
101と接した時点で制御回路107は再びモータ10
6の回転方向を逆回転させテーブル60を矢印92方向
に移動させる。このように作動杆60Tによるリミット
スイッチ101、102の作動に基づいてテーブル60
は矢印92、93方向への往復移動を繰り返す。なお、
図23において、砥石回転モータ11、12、荒砥石1
1K、仕上砥石12K等は省略されている。
【0010】また、テーブルを往復移動させる他の研磨
装置の従来例として図24に掲げるものがある。この研
磨装置はテーブル60の背面に近接させてリミットスイ
ッチ64が設けられている。そして、このリミットスイ
ッチ64の切り換えによってテーブル60の往復移動が
制御される。リミットスイッチ64には検出器63が接
続されており、この検出器63は図に示すようにV字型
のレバー63a、63bを有している。他方、テーブル
60には検出用バー61、62が設けられている。
【0011】図24に示す状態からテーブル60が矢印
92方向へ移動すると、検出用バー61のキック部61
Fはやがて検出器63のレバー63aに接し、V字型の
レバー63a、63bを矢印92方向に押し倒す。この
レバー63a、63bの切り換えによってリミットスイ
ッチ64がON状態になり、切り換え回路65を介して
テーブル移動モータに信号が与えられてテーブル60は
逆方向、すなわち矢印93方向へ移動する。
【0012】同様に、検出用バー62のキック部62F
がレバー63bを押し倒すと、リミットスイッチ64は
OFF状態になり、再びテーブル60は矢印92方向に
移動する。このように、検出用バー61、62の各キッ
ク部61F、62Fが、検出器63のレバー63a、6
3bを押圧することによって、テーブル60の往復移動
が行なわれる。
【0013】検出用バー61、62は、位置調整が可能
になっている。この検出用バー61、62の位置調整に
よってテーブル60の往復移動の幅、すなわち移動範囲
を調整することができる。検出用バー61の拡大図を図
25に示す。検出用バー61には調整用長孔61Gが形
成されており、この調整用長孔61Gを通じて位置決め
ボルト61Nがテーブル60に対して締め込まれてい
る。なお、検出用バー62も同様の構造を備えている。
【0014】移動範囲を調整する場合は、この位置決め
ボルト61Nを緩める。位置決めボルト61Nを緩める
と、検出用バー61は調整用長孔61Gの範囲で矢印9
2、93方向に自在に摺動可能になる。そして、刃物の
大きさに応じて、検出用バー61を所望の箇所に位置さ
せた後、位置決めボルト61Nを締め込み、位置固定を
行なう。検出用バー62についても同様にして位置調整
を行なう。
【0015】このように検出用バー61、62の位置調
整を行なうことによって、テーブル60におけるキック
部61F、62Fの位置を変化させる。キック部61
F、62Fの位置調整により、検出器63のレバー63
a、63bの切り換え位置を制御して移動範囲を調整す
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨装置には次
のような問題があった。まず、図23に示す研磨装置で
は、テーブル60の往復移動の幅を調整することができ
ない。研磨対象となる刃物の大きさは様々であり、たと
えば比較的、小さな刃物を研磨する場合は、テーブル6
0の往復移動の幅も小さくて十分である。図23の研磨
装置ではこの往復移動の幅を調整できないため、テーブ
ル60は必要以上の範囲で往復移動を行ない、無駄な動
作によって作業効率が悪くなるという問題がある。
【0017】図24に示す研磨装置は、検出用バー6
1、62の位置調整を行なうことによってテーブル60
の往復移動の幅を制御することができる。このため、刃
物の大きさによって移動範囲を調整することができ、必
要以上の範囲の無駄な動作を行なうという問題はない。
【0018】しかし、この研磨装置では上記のように、
移動範囲を調整する場合、まず検出用バー61、62の
位置決めボルト61N、62Nを緩め、検出用バー6
1、62の位置調整を行なった後、位置決めボルト61
N、62Nを締め込む必要がある。このため、移動範囲
の調整に手間がかかり、作業効率が低下するという問題
がある。また、この検出用バー61、62の位置調整を
行なう場合、研磨作業を中止し、装置を一旦停止させな
ければならず、なおさら作業効率が低下する。
【0019】そこで本出願人は、上記の問題を解決する
ために、先に特願平6−125541号として図8に示
す研磨装置を提案した。この研磨装置のフレーム4には
矢印92、93方向に移動可能なテーブル2が取り付け
られている。テーブル2には刃物取り付け台6が設けら
れており、この刃物取り付け台6に研磨対象物である刃
物10が取り付けられ、固定される。
【0020】テーブル2はフレーム4上のレール(図示
せず)に沿って移動するようになっている。テーブル2
の底面には、ラックギア7が設けられており、ラックギ
ア7には送りモータ22の軸に固定されているピニオン
ギア24が噛合している。すなわち、テーブル2は、送
りモータ22の回転にしたがって矢印92、93方向に
移動する。なお、送りモータ22は、逆転信号が与えら
れると逆方向に回転するようになっている。
【0021】また、テーブル2の底面には検出用バー2
0が固定されており、テーブル2と一体的に移動してい
る。他方、フレーム4には検出スイッチ8が設けられて
おり、この検出用バー20を検出するようになってい
る。検出スイッチ8は、往復移動するテーブル2のほぼ
中心位置(基準位置)を検出する位置に設けられてい
る。
【0022】テーブル2上部には砥石台31、32が位
置しており、この砥石台31、32内には砥石回転モー
タ11、12が設けられている。そして、砥石回転モー
タ11、12にはそれぞれ荒砥石11K、仕上砥石12
Kが接続されており、砥石回転モータ11、12によっ
て回転して刃物10を研磨する。
【0023】また、砥石台31、32は昇降モータ3
3、34によって矢印90、91方向に昇降するように
なっている。昇降モータ33、34の回転軸部は昇降ネ
ジ33J、34Jとして形成されており、この昇降ネジ
33J、34Jが砥石台31、32に一体固定されたナ
ット31W、32Wに螺入している。昇降ネジ33J、
34Jとナット31W、32Wとの螺入により、昇降モ
ータ33、34の駆動にしたがって砥石台31、32は
昇降制御される。
【0024】以上のような研磨装置を用いて研磨作業を
行なう場合、まず、荒砥石11Kを矢印90方向に下降
させて刃物10に接触させる。そして、この状態でテー
ブル2を矢印92、93方向に往復移動させて研磨を行
なう。テーブル2の往復移動によって、刃物10は全長
にわたって研磨される。荒砥石11Kによる研磨終了
後、荒砥石11Kを矢印91方向に上昇させ、続いて仕
上砥石12Kを刃物10に接触させ、同様にテーブル2
を往復移動させて研磨を行なう。
【0025】刃物10の長さは様々であり、刃物10の
長さに応じてテーブル2の往復移動の移動範囲を制御す
る必要がある。この往復移動範囲の制御は、上述の検出
スイッチ8、検出用バー20を用いて次のようにして行
なわれる。検出スイッチ8が検出用バー20を検出した
時点、すなわち図8に示す状態にテーブル2が位置した
時点からのテーブル2の移動量をカウントする。そし
て、このテーブル2の移動量と所定の設定値とが等しく
なったときにテーブル2を逆転させる。
【0026】たとえば、図8に示す状態からテーブル2
が矢印93方向に移動しているとする。この場合、矢印
93方向への移動量が設定値に達した時点でテーブル2
は逆方向(矢印92方向)へ移動する。そして、テーブ
ル2は再び図8に示す状態に位置し、この時点から再
度、テーブル2の移動量のカウントを開始する。矢印9
2方向への移動量が設定値に達したとき、テーブル2は
再び矢印93方向へ逆転移動する。
【0027】このように、検出スイッチ8による検出位
置を中心として、その両方向への移動量を設定値で制限
し、テーブル2を往復移動させる。そして、この設定値
をたとえば調整ダイヤル等で調整し自在に変化させれ
ば、所望の往復移動範囲でテーブル2を往復移動させる
ことが可能になる。
【0028】すなわち、オペレータが刃物10の長さに
応じて調整ダイヤルを操作し、その電圧値を変化させ
る。そして、この電圧値を取り込み、予め設定されてい
る演算式に基づいて設定値(タイマ値)を求め、テーブ
ル2の移動量が設定値に達した時点で逆転移動させる。
また、たとえばテーブル2の送りモータの回転数にした
がってテーブル2の逆転制御を行なうこともできる。こ
の場合、調整ダイヤルの電圧値を取り込み、予め設定さ
れている演算式に基づいて設定値(設定回数)を求め、
送りモータの回転数を検出してこの検出回転数が設定回
数に達した時点でテーブル2を逆転移動させる。
【0029】ところが、この往復移動範囲の制御では次
のような不都合が生じる。刃物10は荒砥石11K、仕
上砥石12Kの少なくとも2種類の砥石によって研磨が
行なわれ、この荒砥石11K、仕上砥石12Kは図8に
示すように、テーブル2の移動方向に向けて異なる位置
に配置されている。このため、荒砥石11K、仕上砥石
12Kのいずれの砥石で研磨する場合でも、刃物10の
全長にわたって研磨できるようにテーブル2の移動範囲
を確保しておく必要がある。
【0030】すなわち、図9の(ア)に示すように、刃
物10の端部10bが荒砥石11Kの外側ラインL1を
越え、また刃物10の端部10aが仕上砥石12Kの外
側ラインL4を越える範囲でテーブル2を往復移動させ
る必要がある。この移動範囲で往復移動させている限
り、荒砥石11K、仕上砥石12Kのいずれの砥石で研
磨する場合でも、刃物10を全長にわたって確実に研磨
することができる。
【0031】しかし、荒砥石11Kで研磨を行なう場合
には、図9(イ)に示すように刃物10の端部10aが
荒砥石11Kの内側端部L2を越えれば刃物10の全長
を十分研磨できるはずであり、移動長さM1(図9
(ア))は荒砥石11Kの研磨には必要ない無駄な移動
である。また、仕上砥石12Kで研磨を行なう場合に
は、図9(ウ)に示すように刃物10の端部10bが仕
上砥石12Kの内側端部L3を越えれば刃物10の全長
を十分研磨できるはずであり、移動長さM2(図9
(ア))は仕上砥石12Kの研磨には必要ない無駄な移
動である。
【0032】このように、上記のテーブル2の移動範囲
の制御では、2種類の砥石間の移動長さだけ研磨動作に
無駄が生じ、研磨作業の効率を低下させるという不都合
がある。
【0033】そこで本発明は、往復移動範囲を容易に調
整することができ、しかもこの往復移動範囲を必要最小
限に抑えて研磨動作の無駄を省き、研磨作業の効率を高
めることができる研磨装置の提供を目的としている。
【0034】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る研磨装置
は、研磨対象物が取り付けられるテーブル、テーブルに
取り付けられた研磨対象物を研磨する2以上の研磨部で
あって、テーブルに取り付けられた研磨対象物の異なる
2以上の研磨位置に対して設けられており、それぞれ独
立して選択的に作動して研磨対象物を研磨する2以上の
研磨部、2以上の前記研磨位置の並び方向に向けて、テ
ーブルまたは研磨部の一方を他方に対して往復移動させ
る駆動部であって、制御部からの逆転信号を受けて、テ
ーブルまたは研磨部の移動方向を逆方向に切り換え、テ
ーブルまたは研磨部を所定の往復移動範囲で往復移動さ
せる駆動部、前記2以上の研磨部のうち、作動中の研磨
部を検出する作動研磨部検出部、作動研磨部検出部によ
って検出した研磨部に対して、研磨対象物の中心が対向
して位置したことを検出し、基準位置検出信号を出力す
る基準位置検出器、前記基準位置検出器からの基準位置
検出信号によって起動し、テーブルまたは研磨部の移動
量を計数する移動量計数部、研磨対象物の長さに応じた
所定の往復移動範囲が入力され、当該往復移動範囲に基
づいて移動範囲設定値を予め設定する移動範囲設定部、
を備えており、前記制御部は、移動範囲設定部に設定さ
れた移動範囲設定値と、移動量計数部の計数値とが一致
した時点で前記駆動部に向けて逆転信号を出力する、こ
とを特徴としている。
【0035】請求項2に係る研磨装置は、研磨対象物の
一端が基準端部位置に位置決めされて取り付けられるテ
ーブル、テーブルに取り付けられた研磨対象物を研磨す
る2以上の研磨部であって、テーブルに取り付けられた
研磨対象物の異なる2以上の研磨位置に対して設けられ
ており、それぞれ独立して選択的に作動して研磨対象物
を研磨する2以上の研磨部、2以上の前記研磨位置の並
び方向に向けて、テーブルまたは研磨部の一方を他方に
対して往復移動させる駆動部であって、制御部からの逆
転信号を受けて、テーブルまたは研磨部の移動方向を逆
方向に切り換え、テーブルまたは研磨部を所定の往復移
動範囲で往復移動させる駆動部、前記2以上の研磨部の
うち、作動中の研磨部を検出する作動研磨部検出部、作
動研磨部検出部によって検出した研磨部に対して、テー
ブルの基準端部位置に位置決めされた研磨対象物の一端
が対向して位置したことを検出し、基準端部位置検出信
号を出力する基準端部位置検出器、前記基準端部位置検
出器からの基準端部位置検出信号によって起動し、テー
ブルまたは研磨部の移動量を計数する移動量計数部、研
磨対象物の長さに応じた所定の往復移動範囲が入力さ
れ、当該往復移動範囲に基づいて移動範囲設定値を予め
設定する移動範囲設定部、を備えており、前記制御部
は、基準端部位置検出信号が出力された時点、および移
動範囲設定部に設定された移動範囲設定値と、移動量計
数部の計数値とが一致した時点で前記駆動部に向けて逆
転信号を出力する、ことを特徴としている。
【0036】
【作用】請求項1に係る研磨装置においては、制御部
は、移動範囲設定値と計数値とが一致した時点で前記駆
動部に向けて逆転信号を出力する。そして、この移動範
囲設定値は、移動範囲設定部を通じて入力された、研磨
対象物の長さに応じた所定の往復移動範囲に基づいて設
定される。
【0037】したがって、所望の往復移動範囲を移動範
囲設定部を通じて入力することによって、往復移動範囲
を自在に制御することができる。
【0038】また、請求項1に係る研磨装置において
は、作動研磨部検出部は、2以上の研磨部のうち作動中
の研磨部を検出し、基準位置検出器は、作動研磨部検出
部によって検出した研磨部に対して、研磨対象物の中心
が対向して位置したことを検出して基準位置検出信号を
出力する。そして、移動量計数部は、基準位置検出器か
らの基準位置検出信号によって起動し、テーブルまたは
研磨部の移動量を計数する。
【0039】したがって、作動している研磨部を基準と
して往復移動範囲を制御することができ、テーブルまた
は研磨部の往復移動範囲を必要最小限に抑えることが可
能である。
【0040】請求項2に係る研磨装置においては、研磨
対象物の一端が基準端部位置に位置決めされて取り付け
られ、この研磨対象物の一端を基準として逆転信号が出
力され、テーブルまたは研磨部は逆方向に移動する。
【0041】したがって、基準端部位置に対して研磨対
象物の一端を位置決めするだけでよい。
【0042】また、請求項2に係る研磨装置において
は、制御部は、基準端部位置検出信号が出力された時
点、および移動範囲設定部に設定された移動範囲設定値
と、移動量計数部の計数値とが一致した時点で駆動部に
向けて逆転信号を出力する。そして、この移動範囲設定
値は、移動範囲設定部を通じて入力された、研磨対象物
の長さに応じた所定の往復移動範囲に基づいて設定され
る。
【0043】したがって、所望の往復移動範囲を移動範
囲設定部を通じて入力することによって、往復移動範囲
を自在に制御することができる。
【0044】さらに、請求項2に係る研磨装置において
は、作動研磨部検出部は、2以上の研磨部のうち作動中
の研磨部を検出し、基準端部位置検出器は、作動研磨部
検出部によって検出した研磨部に対して、テーブルの基
準端部位置に位置決めされた研磨対象物の一端が対向し
て位置したことを検出して基準端部位置検出信号を出力
する。そして、移動量計数部は、基準端部位置検出器か
らの基準端部位置検出信号によって起動し、テーブルま
たは研磨部の移動量を計数する。
【0045】したがって、作動している研磨部を基準と
して往復移動範囲を制御することができ、テーブルまた
は研磨部の往復移動範囲を必要最小限に抑えることが可
能である。
【0046】
【実施例】本発明に係る研磨装置は、2以上の砥石のう
ち作動中の砥石を基準として基準位置信号を出力して往
復移動範囲を制御する。これによって、研磨動作の無駄
を省き、研磨作業の効率を高めようとするものである。
以下に本発明に係る研磨装置の種々の実施例を詳述す
る。
【0047】[第1の実施例]本発明に係る研磨装置の
第1の実施例の概略を図1に示す。本実施例では、フレ
ーム4に基準位置検出器である第1検出スイッチ8a、
第2検出スイッチ8bが固定されている。これら第1検
出スイッチ8a、第2検出スイッチ8bは、テーブル2
の底面に設けられている検出用バー20と当接し、それ
ぞれ基準位置検出信号を出力する。
【0048】第1検出スイッチ8aは、刃物10のほぼ
中心(すなわち、テーブル2の基準位置)と荒砥石11
Kのほぼ中心とが対向したときに検出用バー20と当接
する位置に設けられており、検出用バー20と当接した
時点で基準位置検出信号を出力する。また、第2検出ス
イッチ8bは、刃物10のほぼ中心(すなわち、テーブ
ル2の基準位置)と仕上砥石12Kのほぼ中心とが対向
したときに検出用バー20と当接する位置に設けられて
おり、検出用バー20と当接した時点で基準位置検出信
号を出力する。
【0049】また、フレーム4には初期位置検出スイッ
チ5も設けられており、検出用バー20と当接した時点
で初期位置検出信号を出力する。初期位置検出スイッチ
5は、往復移動するテーブル2の往復移動範囲外の刃物
10の交換位置を検出する位置に設けられている。な
お、第1検出スイッチ8a、第2検出スイッチ8b、初
期位置検出スイッチ5はリミットスイッチによって構成
されている。
【0050】図2は、図1の研磨装置の操作盤4Hを示
している。自動運転釦36をONするとLED40が点
灯し、テーブル2は初期位置(刃物10の交換位置)か
ら矢印93方向への移動を開始する。移動範囲設定部と
しての調整ダイヤル35は、テーブル2の往復移動の
幅、すなわち往復移動範囲を調整するためのものであ
る。荒砥石制御用の釦として、上昇釦31a、下降釦3
1b、回転釦31cが設けられている。また、仕上砥石
制御用の釦として、同様に上昇釦32a、下降釦32
b、回転釦32cが設けられている。サイクル停止釦3
7をONすると、テーブル2は矢印92方向へ移動し、
初期位置検出スイッチ5が初期位置検出信号を出力する
刃物10の交換位置で停止する。
【0051】刃物10を研磨する場合の具体的な手順は
次の通りである。まず、テーブル2の刃物取り付け台6
に刃物10を取り付け固定する。そして、操作盤4Hの
自動運転釦36をONし、テーブル2の矢印93方向へ
の移動を開始させる。以後、テーブル2は基準位置信号
に基づいて計数される計数値と、移動範囲設定部の設定
値との一致にしたがって出力される逆転信号によって、
所定の往復移動範囲において矢印92、93方向への往
復移動を繰り返す。
【0052】テーブル2の往復移動を開始した後、まず
荒砥石11Kによる研磨を行なう。この場合、操作盤4
Hの回転釦31cを押下し、荒砥石11Kを回転させ
る。続いて、下降釦31bを押下し、砥石台31を矢印
90方向に下降させる。そして、刃物10と荒砥石11
Kとが接した時点で下降釦31bの押下を解除して砥石
台31の下降を停止させる。テーブル2は所定の往復移
動範囲で往復移動しており、この状態で研磨が行われ
る。
【0053】荒砥石11Kによる研磨が終了すると、上
昇釦31aを押下して砥石台31を矢印91方向に上昇
させる。そして回転釦31cを再度押下して荒砥石11
Kの回転を停止させる。続いて仕上砥石12Kによる研
磨を行う。仕上砥石12Kの研磨が終了すると、上昇釦
32aを押下し砥石台32を上昇させて再度回転釦32
cを押下し、仕上砥石12Kの回転を停止させる。この
ように、荒砥石11K、仕上砥石12Kは、それぞれ独
立して選択的に作動する。
【0054】研磨を終えた後、サイクル停止釦37を押
下する。このサイクル停止釦37の入力にしたがって、
テーブル2は矢印92方向に移動して、初期位置検出ス
イッチ5からの初期位置検出信号によって停止する。本
実施例では、上記テーブル2が往復移動を繰り返す所定
の往復移動範囲の幅を、操作盤4H上の調整ダイヤル3
5を回転させることによって調整する。
【0055】図3に、本実施例における研磨装置のハー
ドウエア構成図を示す。バスライン50にはCPU5
1、ROM52、RAM53が接続されており、CPU
51はROM52に格納されているプログラムにしたが
って各部を制御する。図2で示した調整ダイヤル35、
自動運転釦36、サイクル停止釦37は、A/D変換器
54を介してバスライン50に接続されている。なお、
操作盤4Hに設けられているその他の各種の釦もA/D
変換器54に接続されているが、図3においては省略さ
れている。
【0056】CPU51には、入力ポート55を通じて
第1検出スイッチ8a、第2検出スイッチ8bおよび初
期位置検出スイッチ5が接続されている。第1検出スイ
ッチ8a、第2検出スイッチ8bが各々出力する基準位
置検出信号はCPU51に与えられる。この基準位置検
出信号によって、CPU51はテーブル2上の刃物10
のほぼ中心が、それぞれ荒砥石11Kまたは仕上砥石1
2Kに対向して位置したことを認識する。初期位置検出
スイッチ5が出力する初期位置検出信号もCPU51に
与えられ、CPU51はテーブル2が刃物10の交換位
置に達したことを認識する。
【0057】また、CPU51は出力ポート56を通じ
て昇降モータ33、34、砥石回転モータ11、12、
送りモータ22の回転を制御する。これらのモータの制
御は、操作盤4Hの各釦等によるCPU51からの回転
制御信号にしたがって行われる。さらにCPU51に
は、CPU51内の移動量計数部の計数値を進めるため
のクロック58が接続されており、このクロック58は
クロック信号を出力している。
【0058】さらにCPU51内には、荒砥石11Kと
仕上砥石12Kのうち、いずれが作動中であるかを検出
する作動研磨部検出部と、テーブル2の移動方向を検出
する移動方向検出部とが設けられている。
【0059】作動研磨部検出部は、たとえば荒砥石11
Kを回転させる砥石回転モータ11、または仕上砥石1
2Kを回転させる砥石回転モータ12に対して信号を出
力する出力ポート56の信号出力状態を認識していずれ
が作動中であるかを判別する。また、他の判別方法とし
ては、砥石回転モータ11、12の駆動を指示する回転
釦31c、32cの押下にしたがってフラグを立て、こ
のフラグに基づいて作動中の砥石を判別する方法や、砥
石回転モータ11、12にそれぞれ砥石回転検出器を設
け、この検出信号に基づいて作動中の砥石を判別する方
法等、公知の手段を用いることができる。
【0060】移動方向検出部は、送りモータ22に対す
る出力ポート56からの出力信号の状態を認識してテー
ブル2の移動方向を判別する。また、テーブル2の移動
方向にしたがって立てるフラグに基づいてテーブル2の
移動方向を判別することもできる。
【0061】図4、図5、図6に、本実施例における移
動範囲制御のフローチャートを示す。以下、このフロー
チャートにしたがって、CPU51が実行する具体的な
処理内容を説明する。CPU51は、まず自動運転釦3
6(図2)が押下されているか否かを判別し(ステップ
S2)、自動運転釦36が押下された時点でテーブル2
の矢印93方向への移動を開始しする(ステップS
4)。
【0062】次に、CPU51は、荒砥石11Kの回転
釦31c(図2)が押下されているか否かを判別する
(ステップS6)。今、仮に荒砥石11Kの回転釦31
cが押下されており、荒砥石11Kによる研磨が行なわ
れるとする。この場合、ステップS10に進み、ここで
第1検出スイッチ8aから基準位置検出信号が与えられ
たか否かを判別する。テーブル2が図1に示す状態から
矢印93方向に移動し、刃物10のほぼ中心が荒砥石1
1Kのほぼ中心に位置して、第1検出スイッチ8aから
基準位置検出信号が出力されたとする。
【0063】CPU51は入力ポート55を介してこの
基準位置検出信号を認識し、調整ダイヤル35が示す電
圧値を取り込む(図5、ステップS12)。図2の操作
盤4Hに示される調整ダイヤル35は、オペレータによ
って刃物10の長さに応じて操作されて、その電圧値が
変化する。そして、この電圧値から、移動時間量を示す
タイマ値Xを求める(ステップS14)。タイマ値X
は、予め設定されている演算式にしたがって求められ
る。
【0064】このタイマ値Xを求める演算式の一例を下
記の「数1」に示す。なお、調整ダイヤル35による電
圧値の可変範囲は0V〜5Vであり、移動幅の調整範囲
は200mm〜500mmとする。そして、テーブル2
は秒速100mmで移動する。
【0065】検出用バー20、第1検出スイッチ8a
は、図1に示すようにテーブル2が移動範囲のほぼ中央
に位置したことを検出する。このため、たとえば移動範
囲を200mmに設定する場合は基準位置の検出から1
00mm移動した時点、すなわち1秒経過後にテーブル
2を逆転させればよい。調整ダイヤル35によって可変
される0V〜5Vは、0〜255のデジタル値aとして
CPU51に出力されるとする。また、後述のタイマ割
込(図5参照)は100msecの間隔で実行されると
する。
【0066】
【数1】
【0067】以上のような演算式に基づいてタイマ値X
を得た後、タイマ割込処理を開始する(ステップS1
6)。すなわち、検出用バー20が第1検出スイッチ8
aに接し、基準位置検出信号が出力された時点でタイマ
割込処理がスタートする。タイマ割込では、クロック5
8から出力されるクロック信号にしたがい、タイマ値X
から「1」を減算し、新たなタイマ値Xとして記憶する
(ステップS50)。
【0068】そして、CPU51はタイマ値Xが「0」
になったか否かを判別し(ステップS18)、「0」に
なった時点でステップS20(図6)を介してタイマ割
込を停止する(ステップS22)。また、CPU51は
出力ポート56を介して送りモータ22に指令を与えて
テーブル2の移動を停止し(ステップS24)、続いて
逆転信号を出力して送りモータ22を逆回転させる(ス
テップS26)。すなわち、基準位置検出信号を受けた
時点からのクロック信号の変化量(計数値)と、タイマ
値X(移動範囲設定値)とが等しくなった時点で逆転信
号を出力する。
【0069】たとえば、テーブル2が矢印93方向に移
動しており(図1参照)、CPU51が逆転信号を出力
した時点でテーブル2は逆方向(矢印92方向)へ向け
ての移動を始めることになる。そして、ステップS6を
経て再度、第1検出スイッチ8aから基準位置信号が与
えられたか否かを判別する(ステップS10)。テーブ
ル2が矢印92方向に移動し、再び検出用バー20が検
出スイッチ8aに接した時点で基準位置信号を受け、ス
テップS12(図5)に進み上記の処理を繰り返す。
【0070】以上のように、テーブル2が矢印92、9
3方向への往復移動を行なう移動範囲の幅は、タイマ値
Xに応じて規制されることになる。そして、このタイマ
値Xは、調整ダイヤル35が示す電圧値に基づいて決定
される。すなわち、調整ダイヤル35を回転させタイマ
値Xを変化させることによって、テーブル2が往復移動
を行なう往復移動範囲を容易に制御することが可能にな
る。
【0071】また、第1検出スイッチ8aは、刃物10
のほぼ中心と荒砥石11Kのほぼ中心とが対向した時点
で基準位置検出信号を出力し、この中心位置を基準とし
て往復移動の移動範囲が制御される。このため、図9の
(イ)に示すように、刃物10の端部10bが荒砥石1
1Kの外端部L1を越えた位置と、刃物10の端部10
aが荒砥石11Kの内端部L2を越えた位置との間で、
刃物10を往復移動させることができる。すなわち、移
動長さM1(図9、(ア))の移動量を削減することが
でき、研磨作業の効率を高めることができる。
【0072】テーブル2の往復移動を繰り返し、荒砥石
11Kによる研磨を終了した後、続いて仕上砥石12K
による研磨を行う。仕上砥石12Kによる研磨を行う場
合は、仕上砥石12Kの回転釦32c(図2)が押下さ
れる。このため、ステップS6からステップS34に進
み、第2検出スイッチ8bからの基準位置検出信号が与
えられたか否かを判別する。第2検出スイッチ8bから
の基準位置検出信号が与えられた後は、上記と同様のス
テップS12以降の処理を実行する。
【0073】第2検出スイッチ8bは、刃物10のほぼ
中心と仕上砥石12Kのほぼ中心とが対向した時点で基
準位置検出信号を出力し、この中心位置を基準として往
復移動の往復移動範囲が制御される。このため、図9の
(ウ)に示すように、刃物10の端部10bが仕上砥石
12Kの内端部L3を越えた位置と、刃物10の端部1
0aが仕上砥石12Kの外端部L4を越えた位置との間
で、刃物10を往復移動させることができる。すなわ
ち、移動長さM2(図9、(ア))の移動量を削減する
ことができ、研磨作業の効率を高めることができる。
【0074】荒砥石11K、仕上砥石12Kによる研磨
作業を停止する場合、オペレータはサイクル停止釦37
(図2)を押下する。サイクル停止釦37が押下される
とCPU51はこれを認識し、図6のステップS20か
らステップS28に進んで、まずテーブル2が初期位置
に向って移動しているか否かを移動方向検出部によって
判別する。テーブル2が矢印92方向に移動している場
合は初期位置に向って移動していると判別し、テーブル
2が矢印93方向に移動している場合はステップS22
に進んで再度ステップS20までの処理を繰り返す。そ
して、テーブル2の移動方向を逆転させ矢印92方向に
移動させる。
【0075】テーブル2が初期位置に向って矢印92方
向に移動していると判別した場合、初期位置検出信号が
与えられた時点でテーブル2の移動を停止する(ステッ
プS30、S32)。上記のように初期位置信号は、初
期位置検出スイッチ5がテーブル2の端部位置を検出し
た場合に出力されるものである。テーブル2が端部に位
置した状態が図7である。図7の状態で初期位置検出ス
イッチ5から初期位置信号が出力され、CPU51は入
力ポート55を介してこの初期位置信号を取り込みテー
ブル2の移動を停止する。
【0076】サイクル停止釦37を押下した場合、テー
ブル2は図7に示すように往復移動範囲の端部より外の
位置で停止するため、刃物10の取り外し、取り付けの
交換作業に際して荒砥石11K、仕上砥石12Kが障害
にならず、作業性が良くさらに安全性も確保できる。
【0077】[第2の実施例]次に図10に、本発明の
第2の実施例に係る研磨装置のハードウエア構成図を示
す。この実施例においては、バスライン50にタイマ回
路57が接続されており、このタイマ回路57にクロッ
ク58からのクロック信号が与えられている。CPU5
1は調整ダイヤル35の電圧値に基づいてタイマ値Xを
求め、このタイマ値Xをタイマ回路57に与える。
【0078】タイマ回路57の詳細を図11に掲げる。
CPU51からのタイマ値Xは、タイマ値記憶回路71
に取り込まれ記憶される。この時点でカウンタ73はリ
セットされ、クロック58からのクロック信号にしたが
ってカウントを開始する。そして、比較回路72はタイ
マ値記憶回路71に記憶されているタイマ値Xと、カウ
ンタ73の値を比較し、両者が一致した場合にCPU5
1に向けて一致信号を出力する。
【0079】CPU51はこの一致信号に基づいて逆転
信号を出力し、テーブル2を逆方向へ移動させる。本実
施例によれば、CPU51は図5に示すタイマ割込処理
を行なう必要がなくなり、処理内容が簡素化される。な
お、その他の機構、動作は第1の実施例と同様である。
【0080】[第3の実施例]次に本発明に係る研磨装
置の第3の実施例を示す。本実施例は上記第1の実施例
における調整ダイヤル35の代わりに、移動範囲設定部
として図12に示す設定釦110、111、112が操
作盤4Hに設けられている。CPU51は入力ポート5
5を通じて設定釦110、111、112の選択、押下
を認識し、これにしたがって各々移動範囲を200m
m、300mm、400mmに設定する。
【0081】ROM52(図3)中には、予め各移動範
囲200mm、300mm、400mmに対応したタイ
マ値Xが設定、記憶されており、選択された移動範囲に
応じてテーブル2の往復移動を制御する。なお、その他
の機構、動作は第1の実施例と同様である。
【0082】[第4の実施例]本発明に係る研磨装置の
第4の実施例を説明する。本実施例は上記第1の実施例
における調整ダイヤル35の代わりに、移動範囲設定部
として図13に示す増加釦115、減少釦116が操作
盤4Hに設けられている。
【0083】増加釦115、減少釦116の押下を入力
ポート55を通じてCPU51は認識し、予めROM5
2(図3)中に記憶されている移動範囲を読み出して増
減する。そして、この移動範囲をLED駆動回路118
を介して表示部117にLED表示する。この表示部1
17も操作盤4Hに設けられている。
【0084】増加釦115、減少釦116の操作によっ
て入力された移動範囲にしたがって、CPU51はタイ
マ値Xを演算し、テーブル2の往復移動を制御する。ま
た、演算を実行する代わりに、予めROM52に記憶さ
れている換算テーブルに基づいて、入力された移動範囲
に対応するタイマ値Xを読み出し、これにしたがってテ
ーブル2の往復移動を制御することもできる。なお、そ
の他の機構、動作は第1の実施例と同様である。
【0085】[第5の実施例]次に本発明に係る研磨装
置の第5の実施例を説明する。上記第1の実施例では、
移動時間量を示すタイマ値Xに基づいてテーブル2が往
復移動を行なう往復移動範囲を制御した。これに対し、
本実施例では送りモータ22の駆動数である回転数Yに
基づいて移動範囲の制御を行なう。
【0086】オペレータは所望の移動範囲を上記第1の
実施例で示した調整ダイヤル35、第3の実施例で示し
た設定釦110、111、112、または第4の実施例
で示した増加釦115、減少釦116を通じて入力し、
この入力に応じて回転数Yが算出される。他方、送りモ
ータ22の回転数を検出回転数として検出し、テーブル
2が基準位置に達した時点からの検出パスルス数と回転
数Yとが等しくなった時点でCPU51は送りモータ2
2に向けて逆転信号を出力する。こうして回転数Yにし
たがって移動範囲の制御を行なう。
【0087】以下に図15、図16、図17に本実施例
における処理のフローチャートを掲げる。基本的な処理
内容は第1の実施例と同様であるが、図16のステップ
S15では調整ダイヤル35が示す電圧値を回転数Yに
置き換える。この回転数Yを求める演算式の一例を下記
の「数2」に示す。なお、調整ダイヤル35による電圧
値の可変範囲は0V〜5Vであり、移動幅の調整範囲は
200mm〜500mmとする。そして、テーブル2が
100mm移動する場合の回転数は100パルスである
とする。
【0088】検出用バー20、基準位置検出スイッチ8
は、テーブル2が移動範囲のほぼ中央に位置したことを
検出する。このため、たとえば移動範囲を200mmに
設定する場合は基準位置の検出から100mm移動した
時点、すなわち送りモータ22が100パルス分回転し
た後にテーブル2を逆転させればよい。調整ダイヤル3
5によって可変される0V〜5Vは、0〜255のデジ
タル値aとしてCPU51に出力されるとする。
【0089】
【数2】
【0090】このようにして回転数Yを求めた後、検出
回転数Y’のカウントを開始する(ステップS17)。
送りモータ22の検出回転数Y’は、たとえば図14の
ような機構によって検出する。図14Aは送りモータ2
2の側面図、図14Bは送りモータ22の背面図であ
る。
【0091】送りモータ22の背面側のモータ軸22J
には、検出孔22Kが形成されたスリット板22Mが固
定されている。そして、このスリット板22Mに近接し
て回転検出器23を設ける。この回転検出器23は発光
素子、受光素子を備えており、スリット板22Mを挟ん
で発光素子、受光素子が位置するよう設けられている。
すなわち、回転するスリット板22Mの遮光回数によっ
て送りモータ22の回転数を検知することができる。
【0092】回転検出器23からの検出信号は入力ポー
ト55を介してCPU51に取り込まれる。なお、発光
素子、受光素子の代わりに、リミットスイッチを設けス
リット板22Mの突起との接触をカウントしてもよい。
また、磁石と磁気センサによって検出回転数Y’をカウ
ントすることもできる。
【0093】ステップS17で検出回転数Y’のカウン
トを開始した後、回転数Yと検出回転数Y’とが等しく
なったか否かを判別し(ステップS19)、検出回転数
Y’が回転数Yに達した時点でテーブル2の移動を停止
し(図17、ステップS24)、CPU51は逆転信号
を出力してテーブル2を逆方向に移動させる(ステップ
S26)。
【0094】以上のようにして回転数Yに基づいてテー
ブル2の往復移動の幅を制御する。図15、図16、図
17のフローチャートにおけるその他の処理は上記第1
の実施例と同様である。なお検出回転数Y’は、出力ポ
ート56(図3)からの送りモータ22への出力信号数
をCPU51が計数することによって求めることもでき
る。
【0095】[第6の実施例]本発明に係る研磨装置の
第6の実施例を説明する。図18に示すように、テーブ
ル2の刃物取り付け台6には、基準端部位置を示す基準
端部マーク6Mが形成されている。そして、この基準端
部マーク6Mに刃物10の一端が位置決めされて取り付
けられる。
【0096】このように、刃物10を刃物取り付け台6
に取り付ける場合、刃物10の一端を基準端部マーク6
Mに位置決めするだけでよく、刃物10の取り付け作業
が容易である。すなわち、たとえば刃物10の中央を刃
物取り付け台6の中央に位置決めして取り付けようとす
ると、専用の取り付け用ゲージを用いたり、または刃物
10の全長を計りその中央部を求めなければならず、取
り付け作業に手間がかかる。
【0097】図18に示すように、第1検出スイッチ8
aは、前述の基準端部マーク6Mが荒砥石11Kに対向
する位置をほぼ通過した位置に達したことを検出する箇
所に設けられている。そして検出用バー20に第1検出
スイッチ8aが当接した時点で、第1検出スイッチ8a
は基準端部位置検出信号を出力する。また、第2検出ス
イッチ8bは、基準端部マーク6Mが仕上砥石12Kに
対向する位置をほぼ通過した位置に達したことを検出す
る箇所に設けられている。そして検出用バー20に第2
検出スイッチ8bが当接した時点で、第2検出スイッチ
8bは基準端部位置検出信号を出力する。
【0098】後述するように、この基準端部位置検出信
号が出力された時点でテーブル2は矢印92方向へ移動
するようになっている。すなわち、矢印93方向へ移動
しているテーブル2は、刃物10の端部が荒砥石11K
または仕上砥石12Kの位置をやや過ぎた箇所で逆転
し、矢印92方向へ移動することになる。荒砥石11K
または仕上砥石12Kの位置を過ぎて逆転するため、刃
物10を端部に至るまで十分に研磨することができる。
【0099】また、第1検出スイッチ8a、第2検出ス
イッチ8bは基準端部マーク6Mに位置決めされて取り
付けられている刃物10の端部の位置を検出して逆転信
号を出力するため、たとえばテーブル2、刃物10の中
央部を検出して逆転信号を出力するような構成に比べて
スイッチ機構の劣化を防止できる。
【0100】すなわち、テーブル2、刃物10の中央部
を基準に両方向への移動量を計測して逆転信号を出力し
ようとすると、テーブル2の1往復移動の間にスイッチ
が2回ONされることになり、スイッチ機構の劣化が激
しくなる。これに対して本実施例では、テーブル2、刃
物10の端部の位置を検出するため、1往復について1
回のON動作でよく、スイッチ機構の劣化防止を実現で
きる。
【0101】図19、図20、図21に、本実施例にお
ける移動範囲制御のフローチャートを示す。以下、この
フローチャートにしたがって、CPU51が実行する具
体的な処理内容を説明する。CPU51は、まず自動運
転釦36(図2)が押下されているか否かを判別し(ス
テップS62)、自動運転釦36が押下された時点でテ
ーブル2の矢印93方向への移動を開始しする(ステッ
プS64)。
【0102】次に、CPU51は、荒砥石11Kの回転
釦31c(図2)が押下されているか否かを判別する
(ステップS66)。今、仮に荒砥石11Kの回転釦3
1cが押下されており、荒砥石11Kによる研磨が行な
われるとする。この場合、ステップS70に進み、ここ
で第1検出スイッチ8aから基準位置検出信号が与えら
れたか否かを判別する。テーブル2が図1に示す状態か
ら矢印93方向に移動し、刃物10のほぼ中心が荒砥石
11Kのほぼ中心に位置して、第1検出スイッチ8aか
ら基準位置検出信号が出力されたとする。
【0103】この場合、CPU51は入力ポート55を
介してこれを認識し、テーブル2の第1方向(矢印9
3)への移動を停止させる(図20、ステップS7
2)。そして、送りモータ22に逆転信号を与え、テー
ブル2を第2方向(矢印92方向)へ移動させる(ステ
ップS74)。
【0104】テーブル2を第2方向(矢印92方向)へ
移動させるとともに、CPU51は調整ダイヤル35が
示す電圧値を取り込む(ステップS76)。そして、こ
の電圧値から、移動時間量を示すタイマ値Xを求める
(ステップS78)。タイマ値Xは、予め設定されてい
る演算式にしたがって求められる。なお、調整ダイヤル
35は、刃物10の長さに応じてオペレータが調整す
る。
【0105】このタイマ値Xを求める演算式の一例を下
記の「数3」に示す。なお、調整ダイヤル35による電
圧値の可変範囲は0V〜5Vであり、移動幅の調整範囲
は200mm〜500mmとする。そして、テーブル2
は秒速100mmで移動しているとする。なお、調整ダ
イヤル35によって可変される0V〜5Vは、0〜25
5のデジタル値aとしてCPU51に出力されるとす
る。また、後述のタイマ割込(図5参照)は100ms
ecの間隔で実行されるとする。
【0106】
【数3】
【0107】以上のような演算式に基づいてタイマ値X
を得た後、タイマ割込処理を開始する(ステップS8
0)。すなわち、検出用バー20が第1検出スイッチ8
aに接し、基準端部位置検出信号が出力された時点でタ
イマ割込処理がスタートする。タイマ割込では、クロッ
ク58から出力されるクロック信号にしたがい、タイマ
値Xから「1」を減算し、新たなタイマ値Xとして記憶
する(ステップS55)。
【0108】そして、CPU51はタイマ値Xが「0」
になったか否かを判別し(ステップS82)、「0」に
なった時点でステップS84を経てタイマ割込を停止す
る(図21、ステップS86)。また、CPU51は出
力ポート56を介して送りモータ22に指令を与えてテ
ーブル2の第2方向(矢印92)への移動を停止し(ス
テップS88)、続いて逆転信号を出力して送りモータ
22を逆回転させ、テーブル2を第1方向(矢印93)
へ移動させる(ステップS90)。すなわち、基準端部
位置検出信号を受けた時点からのクロック信号の変化量
と、タイマ値Xとが等しくなった時点で逆転信号を出力
する。
【0109】この後、図19のステップS66に戻り、
以後の処理を繰り返してテーブル2を往復移動させる。
以上のように、テーブル2が矢印92、93方向への往
復移動を行なう往復移動範囲の幅は、タイマ値Xに応じ
て規制されることになる。そして、このタイマ値Xは、
調整ダイヤル35が示す電圧値に基づいて決定される。
すなわち、調整ダイヤル35を回転させタイマ値Xを変
化させることによって、テーブル2が往復移動を行なう
往復移動範囲を容易に制御することが可能になる。
【0110】また、第1検出スイッチ8aは、刃物10
の端部と荒砥石11Kとが対向した時点で基準位置検出
信号を出力し、この刃物10の端部位置を基準として往
復移動の移動範囲が制御される。このため、図9の
(イ)に示すように、刃物10の端部10bが荒砥石1
1Kの外端部L1を越えた位置と、刃物10の端部10
aが荒砥石11Kの内端部L2を越えた位置との間で、
刃物10を往復移動させることができる。すなわち、移
動長さM1(図9、(ア))の移動量を削減することが
でき、研磨作業の効率を高めることができる。
【0111】テーブル2の往復移動を繰り返し、荒砥石
11Kによる研磨を終了した後、続いて仕上砥石12K
による研磨を行う。仕上砥石12Kによる研磨を行う場
合は、仕上砥石12Kの回転釦32c(図2)が押下さ
れる。このため、ステップS66からステップS69に
進み、第2検出スイッチ8bからの基準端部位置検出信
号が与えられたか否かを判別する。第2検出スイッチ8
bからの基準端部位置検出信号が与えられた後は、上記
と同様のステップS72以降の処理を実行する。
【0112】第2検出スイッチ8bは、刃物10の端部
と仕上砥石12Kとが対向した時点で基準端部位置検出
信号を出力し、この端部位置を基準として往復移動の移
動範囲が制御される。このため、図9の(ウ)に示すよ
うに、刃物10の端部10bが仕上砥石12Kの内端部
L3を越えた位置と、刃物10の端部10aが仕上砥石
12Kの外端部L4を越えた位置との間で、刃物10を
往復移動させることができる。すなわち、移動長さM2
(図9、(ア))の移動量を削減することができ、研磨
作業の効率を高めることができる。
【0113】荒砥石11K、仕上砥石12Kによる研磨
作業を停止する場合、オペレータはサイクル停止釦37
(図2)を押下する。サイクル停止釦37が押下される
とCPU51はこれを認識し、図21のステップS84
からステップS94に進んで、まずテーブル2が初期位
置に向って移動しているか否かを移動方向検出部によっ
て判別する。テーブル2が矢印92方向に移動している
場合は初期位置に向って移動していると判別し、テーブ
ル2が矢印93方向に移動している場合はステップS8
6に進んで再度ステップS84までの処理を繰り返す。
そして、テーブル2の移動方向を逆転させ矢印92方向
に移動させる。
【0114】テーブル2が初期位置に向って矢印92方
向に移動していると判別した場合、初期位置検出信号が
与えられた時点でテーブル2の移動を停止する(ステッ
プS96、S98)。初期位置信号は、初期位置検出ス
イッチ5がテーブル2の端部位置を検出した場合に出力
されるものである。CPU51は入力ポート55を介し
てこの初期位置信号を取り込みテーブル2の第2方向
(矢印92)への移動を停止する。
【0115】サイクル停止釦37を押下した場合、テー
ブル2は端部位置で停止するため、刃物10の取り外
し、取り付けの交換作業に際して荒砥石11K、仕上砥
石12Kが障害にならず、作業性が良くさらに安全性も
確保できる。
【0116】[第7の実施例]次に本発明に係る研磨装
置の第7の実施例を説明する。上記の各実施例では、荒
砥石11K、仕上砥石12Kに対応する第1検出スイッ
チ8a、第2検出スイッチ8bを設けてそれぞれの基準
位置を検出している。これに対して本実施例では、単一
の検出スイッチを設け、フレーム4上で検出スイッチを
移動させることによって荒砥石11K、仕上砥石12K
についての各基準位置を検出する。
【0117】すなわち、荒砥石11Kが作動している場
合は検出スイッチを図1に示す8aの箇所に位置させて
検出を行なう。次に、仕上砥石12Kを作動させる場
合、検出スイッチを移動間隔D1の長さだけ移動させ、
8aから8bに位置させる。この状態で仕上砥石12K
に対する刃物10の中心を検出して基準端部位置信号を
出力する。本実施例の研磨装置では検出スイッチを複数
設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
【0118】[第8の実施例]本発明に係る研磨装置の
第8の実施例として、単一の検出スイッチ、およびソレ
ノイド等によって出没自在に設けた複数の検出用バーを
用いた例を掲げる。本実施例においては、フレーム4に
単一の検出スイッチを固定して設け、他方、テーブル2
側には荒砥石11K、仕上砥石12Kのそれぞれの基準
位置または基準端部位置を検出できる箇所に2つの検出
用バーを出没自在に設けておく。
【0119】そして、荒砥石11Kが作動している場合
は、この荒砥石11Kに対応する検出用バーをテーブル
2から突出させ、もう一方の検出用バーはテーブル2内
に収納しておく。突出した検出用バーに検出スイッチが
当接した時点で基準位置信号または基準端部位置信号を
出力する。
【0120】また、仕上砥石12Kが作動している場合
は、この仕上砥石12Kに対応する検出用バーをテーブ
ル2から突出させ、もう一方の検出用バーはテーブル2
内に収納しておく。そして、同様に突出した検出用バー
に検出スイッチが当接した時点で基準位置信号または基
準端部位置信号を出力する。
【0121】以上のように本実施例では、出没自在の複
数の検出用バーを設けたため、単一の検出スイッチを設
けるだけでよい。
【0122】[その他の実施例]上記の各実施例では、
送りモータ22によってテーブル2を往復移動させ刃物
10を研磨している。しかし、刃物10が取り付けられ
たテーブル側を固定しておき、荒砥石11K、仕上砥石
12Kの研磨部を送りモータ22によって往復移動させ
研磨作業を行なこともできる。
【0123】また上記各実施例においては、検出用バー
20がテーブル2の中央付近に設けられ、第1検出スイ
ッチ8a、第2検出スイッチ8bによって移動範囲のほ
ぼ中央位置が検出されている。他の実施例として、たと
えば図1の検出用バー20を取り付け位置20Eに、第
1検出スイッチ8a、第2検出スイッチ8bをそれぞれ
取り付け位置a1、b1に設け、荒砥石11K、仕上砥
石12Kに対する刃物10の往復移動範囲のほぼ中央位
置を検出してもよい。往復移動範囲のほぼ中央を検出す
ることにより、往復移動範囲の調整長さを約1/2にす
ることができる。
【0124】また上記の実施例では、基準位置検出器ま
たは基準端部位置検出器として検出用バー20およびリ
ミットスイッチである第1検出スイッチ8a、第2検出
スイッチ8bを用いている。しかし、この他にたとえば
磁石と磁気センサ(ホール素子)、反射マークと光セン
サ(発光素子および受光素子)等を用いて基準位置を検
出することもできる。また、初期位置検出スイッチにつ
いても同様に、磁石と磁気センサ、反射マークと光セン
サ等を用いて初期位置を検出することもできる。
【0125】さらに、上記の各実施例では、研磨部とし
て荒砥石11K、仕上砥石12Kが設けられており、基
準位置検出器として第1検出スイッチ8a、第2検出ス
イッチ8bが設けられている。しかし、3以上の研磨部
を備えた研磨装置に本発明を適用することもできる。こ
の場合は、これら3以上の研磨部に対応する数の検出ス
イッチを設けて基準位置を検出する。また、第7の実施
例で説明した構成を採用し、1または2の検出スイッチ
を移動させることによって、3以上の研磨部に対する基
準位置を検出してもよい。
【0126】また、上記各実施例において用いられる移
動方向検出部として、図14に示すスリット板22に対
して、回転方向の異なる位置に複数の検出器を配置して
この検出信号の出力の順に基づいて回転方向、すなわち
テーブル2の移動方向を判別してもよい。この場合の検
出器としては、光センサ、磁気センサ、リミットスイッ
チ等を用いる。
【0127】さらに上記実施例では、タイマ値Xをタイ
マ割込処理によって減算し、タイマ値が「0」になった
時点で逆転信号を出力しているが、クロック58からの
クロック信号をカウンタに加算し、このカウンタ値がタ
イマ値Xと等しくなった時点で逆転信号を出力するとと
もに、カウンタをリセットするようにしてもよい。
【0128】なお、本発明は上記実施例に示すものに限
らず、テーブルの移動範囲を容易に調整することがで
き、さらに研磨動作の無駄を省いて研磨作業の効率を高
めることができるものであれば他の構成を採用してもよ
い。さらに上記各実施例の組み合わせを採用しても良
い。
【0129】
【発明の効果】請求項1に係る研磨装置においては、制
御部は、移動範囲設定値と計数値とが一致した時点で前
記駆動部に向けて逆転信号を出力する。そして、この移
動範囲設定値は、移動範囲設定部を通じて入力された、
研磨対象物の長さに応じた所定の往復移動範囲に基づい
て設定される。
【0130】すなわち、所望の往復移動範囲を移動範囲
設定部を通じて入力することによって、往復移動範囲を
自在に制御することができる。したがって、容易かつ正
確に移動範囲の調整を行なうことができる。
【0131】また、請求項1に係る研磨装置において
は、作動研磨部検出部は、2以上の研磨部のうち作動中
の研磨部を検出し、基準位置検出器は、作動研磨部検出
部によって検出した研磨部に対して、研磨対象物の中心
が対向して位置したことを検出して基準位置検出信号を
出力する。そして、移動量計数部は、基準位置検出器か
らの基準位置検出信号によって起動し、テーブルまたは
研磨部の移動量を計数する。
【0132】すなわち、作動している研磨部を基準とし
て往復移動範囲を制御することができ、テーブルまたは
研磨部の往復移動範囲を必要最小限に抑えることが可能
である。したがって、研磨動作の無駄を省き、研磨作業
の効率を高めることができる。
【0133】請求項2に係る研磨装置においては、研磨
対象物の一端が基準端部位置に位置決めされて取り付け
られ、この研磨対象物の一端を基準として逆転信号が出
力され、テーブルまたは研磨部は逆方向に移動する。
【0134】すなわち、基準端部位置に対して研磨対象
物の一端を位置決めするだけでよい。したがって、研磨
対象物の取り付け作業を容易に行なうことができ、研磨
対象物の端部で確実にテーブルまたは研磨部を逆方向へ
移動させることができる。
【0135】また、請求項2に係る研磨装置において
は、制御部は、基準端部位置検出信号が出力された時
点、および移動範囲設定部に設定された移動範囲設定値
と、移動量計数部の計数値とが一致した時点で駆動部に
向けて逆転信号を出力する。そして、この移動範囲設定
値は、移動範囲設定部を通じて入力された、研磨対象物
の長さに応じた所定の往復移動範囲に基づいて設定され
る。
【0136】すなわち、所望の往復移動範囲を移動範囲
設定部を通じて入力することによって、往復移動範囲を
自在に制御することができる。したがって、容易かつ正
確に移動範囲の調整を行なうことができる。
【0137】さらに、請求項2に係る研磨装置において
は、作動研磨部検出部は、2以上の研磨部のうち作動中
の研磨部を検出し、基準端部位置検出器は、作動研磨部
検出部によって検出した研磨部に対して、テーブルの基
準端部位置に位置決めされた研磨対象物の一端が対向し
て位置したことを検出して基準端部位置検出信号を出力
する。そして、移動量計数部は、基準端部位置検出器か
らの基準端部位置検出信号によって起動し、テーブルま
たは研磨部の移動量を計数する。
【0138】すなわち、作動している研磨部を基準とし
て往復移動範囲を制御することができ、テーブルまたは
研磨部の往復移動範囲を必要最小限に抑えることが可能
である。したがって、研磨動作の無駄を省き、研磨作業
の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研磨装置の第1の実施例を示す全
体構成図である。
【図2】図1に示す研磨装置の操作盤を示す図である。
【図3】図1に示す研磨装置のハードウエア構成図であ
る。
【図4】図1に示す研磨装置における移動範囲調整のプ
ログラムを示すフローチャートである。
【図5】図1に示す研磨装置における移動範囲調整のプ
ログラムを示すフローチャートである。
【図6】図1に示す研磨装置における移動範囲調整のプ
ログラムを示すフローチャートである。
【図7】図1に示す研磨装置においてテーブルが初期位
置に位置した状態を示す図である。
【図8】研磨装置を示す全体構成図である。
【図9】研磨装置の荒砥石、仕上砥石と、往復移動する
刃物の位置関係を示す図である。
【図10】本発明に係る研磨装置の第2の実施例におけ
るハードウエア構成図である。
【図11】図10に示すタイマ回路の詳細を示す図であ
る。
【図12】本発明に係る研磨装置の第3の実施例におけ
る設定釦を示す図である。
【図13】本発明に係る研磨装置の第4の実施例におけ
る増加釦、減少釦、表示部を示す図である。
【図14】本発明に係る研磨装置の第5の実施例におけ
る送りモータの検出回転数の検出機構を示す図である。
【図15】第5の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図16】第5の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図17】第5の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図18】本発明に係る研磨装置の第6の実施例を示す
全体構成図である。
【図19】第6の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図20】第6の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図21】第6の実施例における移動範囲調整のプログ
ラムを示すフローチャートである。
【図22】従来の研磨装置を示す全体構成図である。
【図23】従来の研磨装置におけるテーブルの往復移動
の制御機構を示す図である。
【図24】従来の他の研磨装置を示す全体構成図であ
る。
【図25】図24に示す従来の研磨装置の検出用バーの
詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
2・・・・・テーブル 5・・・・・初期位置検出スイッチ 6M・・・・・基準端部マーク 8a・・・・・第1検出スイッチ 8b・・・・・第2検出スイッチ 10・・・・・刃物 11K・・・・・荒砥石 12K・・・・・仕上砥石 20・・・・・検出用バー 22・・・・・送りモータ 23・・・・・回転検出器 35・・・・・調整ダイヤル 36・・・・・自動運転釦 37・・・・・サイクル停止釦 51・・・・・CPU 58・・・・・クロック 110、111、112・・・・・設定釦 115・・・・・増加釦 116・・・・・減少釦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨対象物が取り付けられるテーブル、 テーブルに取り付けられた研磨対象物を研磨する2以上
    の研磨部であって、テーブルに取り付けられた研磨対象
    物の異なる2以上の研磨位置に対して設けられており、
    それぞれ独立して選択的に作動して研磨対象物を研磨す
    る2以上の研磨部、 2以上の前記研磨位置の並び方向に向けて、テーブルま
    たは研磨部の一方を他方に対して往復移動させる駆動部
    であって、制御部からの逆転信号を受けて、テーブルま
    たは研磨部の移動方向を逆方向に切り換え、テーブルま
    たは研磨部を所定の往復移動範囲で往復移動させる駆動
    部、 前記2以上の研磨部のうち、作動中の研磨部を検出する
    作動研磨部検出部、 作動研磨部検出部によって検出した研磨部に対して、研
    磨対象物の中心が対向して位置したことを検出し、基準
    位置検出信号を出力する基準位置検出器、 前記基準位置検出器からの基準位置検出信号によって起
    動し、テーブルまたは研磨部の移動量を計数する移動量
    計数部、 研磨対象物の長さに応じた所定の往復移動範囲が入力さ
    れ、当該往復移動範囲に基づいて移動範囲設定値を予め
    設定する移動範囲設定部、 を備えており、 前記制御部は、 移動範囲設定部に設定された移動範囲設定値と、移動量
    計数部の計数値とが一致した時点で前記駆動部に向けて
    逆転信号を出力する、 ことを特徴とする研磨装置。
  2. 【請求項2】研磨対象物の一端が基準端部位置に位置決
    めされて取り付けられるテーブル、 テーブルに取り付けられた研磨対象物を研磨する2以上
    の研磨部であって、テーブルに取り付けられた研磨対象
    物の異なる2以上の研磨位置に対して設けられており、
    それぞれ独立して選択的に作動して研磨対象物を研磨す
    る2以上の研磨部、 2以上の前記研磨位置の並び方向に向けて、テーブルま
    たは研磨部の一方を他方に対して往復移動させる駆動部
    であって、制御部からの逆転信号を受けて、テーブルま
    たは研磨部の移動方向を逆方向に切り換え、テーブルま
    たは研磨部を所定の往復移動範囲で往復移動させる駆動
    部、 前記2以上の研磨部のうち、作動中の研磨部を検出する
    作動研磨部検出部、 作動研磨部検出部によって検出した研磨部に対して、テ
    ーブルの基準端部位置に位置決めされた研磨対象物の一
    端が対向して位置したことを検出し、基準端部位置検出
    信号を出力する基準端部位置検出器、 前記基準端部位置検出器からの基準端部位置検出信号に
    よって起動し、テーブルまたは研磨部の移動量を計数す
    る移動量計数部、 研磨対象物の長さに応じた所定の往復移動範囲が入力さ
    れ、当該往復移動範囲に基づいて移動範囲設定値を予め
    設定する移動範囲設定部、 を備えており、 前記制御部は、 基準端部位置検出信号が出力された時点、および移動範
    囲設定部に設定された移動範囲設定値と、移動量計数部
    の計数値とが一致した時点で前記駆動部に向けて逆転信
    号を出力する、 ことを特徴とする研磨装置。
JP17646994A 1994-07-28 1994-07-28 研磨装置 Pending JPH0839401A (ja)

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