JPH08402B2 - 木質系成形体の製造方法 - Google Patents

木質系成形体の製造方法

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JPH08402B2
JPH08402B2 JP62032992A JP3299287A JPH08402B2 JP H08402 B2 JPH08402 B2 JP H08402B2 JP 62032992 A JP62032992 A JP 62032992A JP 3299287 A JP3299287 A JP 3299287A JP H08402 B2 JPH08402 B2 JP H08402B2
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wood
notch
molding
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molded body
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JP62032992A
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貞雄 池田
喜夫 田口
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、木質繊維に結合剤等を加えた木質系成形素
材を成形型に供給し、熱圧縮成形して木質系成形体を製
造する方法に関する。
(従来の技術) 従来、この種の木質系成形体を製造するには、一般
に、木材チップを解繊して得た木質繊維にフェノール樹
脂等の結合剤やはっ水あるいは離型剤を混合し、これを
軽く熱圧縮成形(ロールプレス)してマット化し、次い
でこのマットを適宜裁断して成形型に供給し、その後熱
圧縮成形し、最終外形抜きや穴抜きを行って仕上げる方
法によっていた。なお最近、上記マット化の工程を減る
ことなく、木質系成形素材を所定形状に集合させて成形
型に供給して熱圧縮成形する方法(特願昭60−230483
号)あるいは該素材を粉状まゝで成形型に直接供給して
熱圧縮成形する方法(特願昭60−259372号)も実用化さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記のようにして得られた木質系成形体
は、いわゆるハードボードとして、成形のまゝであるい
は表皮を貼って、建築用内装材、自動車の内装材、家
具、テレビやステレオのキャビネット等に広く用いられ
ているが、これらには、取付部材や機能部材等を取付け
るための多くの孔が必要であると共に、表皮を貼る場合
には位置決め用孔も必要となる。
しかしながら、上記従来の木質系成形体の製造方法に
よれば、これら孔は別途孔明け工程において穿設される
ようになっており、この場合、成形後の吸水によって寸
法変化を起こすため、養生する必要があり、寸法安定化
後孔明けする必要があった。したがって養生設備や孔明
けのための専用設備が必要となるばかりか、工数の増加
を招き、製造コストの増大は避けられないところとなっ
ていた。
また、上記孔明けは打抜加工により行うのが一般で、
これにより孔内にせん断面が露出して孔周りの強度低下
を招くと共に、返りバリが発生して意匠性を損なうとい
う問題もあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記従来の問題点を解決するため、木質系
成形素材を成形型に供給し、熱圧縮成形をするに際し、
孔形状に対応する輪郭で両面に切欠を成形し、この時、
成形体の面がプレス方向に垂直な面に対して傾斜する部
分では、プレス方向に対して1〜5゜の正角をなす面を
有するように切欠を成形し、熱圧縮成形後、前記両切欠
の底の肉薄部を突き破って孔を創成するように構成した
ことを要旨とする。
本発明において、上記木質系成形素材は、その性状を
問わないもので、成形用マット、素材を所定形状に集合
させた集合体または粉状まゝのものを用いることができ
る。
上記切欠は、切欠底に小さな力でせん断できる肉部が
残る程度に深く喰い込ませるようにし、また略V形状と
してできるだけ先端を鋭く仕上げるようにする。この切
欠を成形するには、予め成形型に突起を設けておけば良
いが、切欠の構成面がプレス方向に対して負角とならな
いように、突起形状を設定するようにする。
(作 用) 上記構成の木質系成形体の製造方法において、熱圧縮
成形に際して孔形状に対応する輪郭で切欠を成形するよ
うにしたので、成形後、切欠より内側の成形部分をわず
か押すだけで切欠底の肉薄部がせん断され、孔が創成さ
れるようになる。しかしてこの孔は、その内周面の大部
分が前記切欠の構成面の一つから成るので、孔周りの繊
維密度が増して、その部分の強度が高まるようになる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。なお、本実施例は自動車のドアトリムを対象にした
ものである。このドアトリムは、第6図に付号1で示す
ように、ひじ掛け部2aおよびポケット部2bを一体に有す
る三次元形状を呈しており、その各所に、プルハンドル
取付用孔3、ドアハンドル取付用孔4、ロックボタン取
付用孔5、ポケット取付用孔6、ウインドハンドル取付
用孔7、インナパネルに対する固定用孔8等の多くの孔
を必要とする。またこのドアトリムは表皮を貼って仕上
げられるもので、その表皮貼着に際して使用される位置
決め用孔9も必要とする。
以下、上記ドアトリム1を製造する方法について、第
1〜5図を参照して説明する。第1〜5図において、11
は上型、12は下型で、それぞれ熱板13,14を介して上型
プレート15、下型プレート16に支持されている。下型12
上には成形面を囲むように保持枠17が立設されており、
上型11はこの保持枠17の内周面に沿って摺動できるよう
に配置されている。
本実施例において、木質系成形素材として素材集合体
Wを用いることとする(第1図)。この素材集合体W
は、木材チップを解繊して得た木質繊維の結合剤、はっ
水剤、離型剤等を加え、こを浮遊降下、堆積させて所定
形状に集合させて得たもので、基本的には特願昭60−23
0483号に示された方法を踏襲することにより形成され
る。
上記成形型により、予め型開きした状態で、上型11と
下型12とを熱板13,14にてそれぞれ加熱しておく。そし
て先ず保持枠17で囲まれた下型12上に素材集合体Wを投
入し(第1図)、続いて図示を略すプレス上ラムを矢印
Pのように下降させる。すると、上型11と下型12との間
で素材集合体Wが圧縮され、次第に繊維のからみを増し
て高密度となり、遂にはひじ掛け部2aおよびポケット部
2bを一体に有する硬質のドアトリム1が得られるように
なる(第2図)。
しかして本実施例においては、上記熱圧縮成形に際
し、前記各種孔3〜9の形状に対応する輪郭で両面(表
裏面)に切欠20,20′を成形するようにする。
第3〜5図において、Aはプルハンドル取付用孔3に
対応する部分、Bはドアハンドル取付用孔4に対応する
部分およびCは位置決め用孔9に対応する部分をそれぞ
れ表しており、各部分A,B,C周りに前記切欠20、20′が
形成されている。こゝで、これら切欠のうち、一面側の
切欠20は大きく喰い込むように大型に形成され、他面側
の切欠20′はわずか喰い込むように小型に形成されてい
る。
上記切欠20は、略V形状をなし、極薄(0.1〜0.2mm程
度)の肉薄部21を残す程度に喰込み深さが設定されてい
る。この切欠20は、またプレス方向Pに垂直な面に対し
て大きく傾斜する部分Aでは、プレス方向Pに対して負
角にならないようにその構成面の一つ20aがプレス方向
Pに対してわずか正角θ(1〜5゜)をなし、かつ他の
一つ20bがドアトリム1の面に対して垂直をなすよう
に、その角度αが定められている(第4図)。なお、位
置決め用孔9に対応する部分Cの周りの残肉部の厚さa2
は、他の部分A,Bの周りの残肉部の厚さa1より薄肉とな
るように設定されている(第5図)。
ところで、上記切欠20を成形するには、予め上型11と
下型12のそれぞれ突起22を設けておけば良いが、上記切
欠形状を満足させ、かつ製品側に対する悪影響を避ける
には、該突起22を上型11と下型12とで振分けて設け、成
形方向を周方向で変える必要がある。すなわち、切欠20
の上方部位は主として下型12に設けた突起で、その下方
部位は主として上型12に設けた突起で成形するようにす
る。なお、小型の切欠20′を成形するための突起につい
ても上記同様に上型11と下型12とで振り分ける。
このようにして、熱圧縮成形完了と同時に、ドアトリ
ム1には各種孔形状の輪郭に対応する切欠20、20′が成
形されるようになり、その後孔に対応する部分A,B,C…
を手で押すだけで、肉薄部21がせん断され、必要な各種
孔3〜9(第6図)が創成されるようになる。なお、ド
アハンドル取付用孔4に対応する部分Bに関しては、そ
の中の部分Cを先行して打抜いて位置決め用孔9を創成
し、この孔9を利して表皮貼着後、部分Bを打抜いてド
アハンドル用孔4を創成するようにする。
こゝで、切欠の形状は上記実施例に限定されるもので
なく、例えば第7図(a)〜(c)に示すようにに、一
部に逃げを有する切欠20a(a)、周方向で一形状とな
る切欠20b(b)、両側から同一深さだけ喰い込ませた
切欠20c(c)とすることができる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明にかゝる木質系
成形体の製造方法は、熱圧縮成形に際し、孔形状に対応
する輪郭で両面に切欠を設けるようにしたので、特別の
養生設備や孔明け設備によらずに孔を創成することが可
能になって、生産能率が著しく向上する効果が得られ
た。また切欠の成形により孔周りの繊維密度が増大し
て、孔周りの強度が一般部より高まり、品質的信頼性が
向上する効果が得られた。さらに成形と同時に位置決め
用孔と創成することも可能になり、品質保証が容易とな
る効果も得られた。
また、両面に成形した切欠の底を抜くので、バリが孔
内に留まり、特別のバリ取り工程が不要になる。しか
も、切欠の面がプレス方向に負角とならないので、離型
が円滑となって型内への材料残りや成形体の形状くずれ
が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明にかゝる本質系成形体の
製造方法を実行する成形型の構造および使用態様を示す
断面図、第3図は第2図のIII矢視部分の拡大断面図、
第4図と第5図は切欠形状を示す断面図、第6図は本法
の実施対象であるドアトリムを示す正面図、第7図
(a)〜(c)は切欠の変形例を示す断面図である。 11……上型 12……下型 20,20′,20a,20b,20c……切欠 21……肉薄部 W……木質系成形素材(素材集合体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−204531(JP,A) 特開 昭54−81364(JP,A) 特開 昭59−71800(JP,A) 特開 昭58−122834(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木質繊維に結合剤等を加えた木質系成形素
    材を成形型に供給し、熱圧縮成形して木質系成形体を製
    造する方法において、前記熱圧縮成形に際し、孔形状に
    対応する輪郭で両面に切欠を成形し、この時、成形体の
    面がプレス方向に垂直な面に対して傾斜する部分では、
    プレス方向に対して1〜5゜の正角をなす面を有するよ
    うに切欠を成形し、熱圧縮成形後、前記両切欠の底の肉
    薄部を突き破って孔を創成することを特徴とする木質系
    成形体の製造方法。
JP62032992A 1987-02-16 1987-02-16 木質系成形体の製造方法 Expired - Lifetime JPH08402B2 (ja)

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JPS63199606A JPS63199606A (ja) 1988-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59204531A (ja) * 1983-05-09 1984-11-19 Daiken Trade & Ind Co Ltd 立体成形品の製造方法

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